JPH08140Y2 - 六角レンチ用ホルダー - Google Patents
六角レンチ用ホルダーInfo
- Publication number
- JPH08140Y2 JPH08140Y2 JP1993016436U JP1643693U JPH08140Y2 JP H08140 Y2 JPH08140 Y2 JP H08140Y2 JP 1993016436 U JP1993016436 U JP 1993016436U JP 1643693 U JP1643693 U JP 1643693U JP H08140 Y2 JPH08140 Y2 JP H08140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrench
- hexagonal
- holder
- hexagon wrench
- hexagon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B15/00—Screwdrivers
- B25B15/001—Screwdrivers characterised by material or shape of the tool bit
- B25B15/004—Screwdrivers characterised by material or shape of the tool bit characterised by cross-section
- B25B15/008—Allen-type keys
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/56—Spanner sets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、径サイズの異なる複数
本の六角レンチを収納する六角レンチ用ホルダーに関す
る。
本の六角レンチを収納する六角レンチ用ホルダーに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、六角レンチは大小異なる径サ
イズの六角レンチが複数本セットとなっており、このよ
うに、径サイズの異なる複数本の六角レンチを個々に保
管した場合には、紛失などの恐れがある。このため、基
台の中心に水平方向に回動する平板状の収納板を取り付
け、この収納板に、各六角レンチの径サイズに合わせた
挿通孔を所定間隔を置いて形成し、この挿通孔に六角レ
ンチを挿通することによって、六角レンチ先端の作用部
を収納板に引っ掛けて複数本の六角レンチを一括して収
納するようにした六角レンチの整理具が実開平３−８２
１７６号公報に提案されている。
イズの六角レンチが複数本セットとなっており、このよ
うに、径サイズの異なる複数本の六角レンチを個々に保
管した場合には、紛失などの恐れがある。このため、基
台の中心に水平方向に回動する平板状の収納板を取り付
け、この収納板に、各六角レンチの径サイズに合わせた
挿通孔を所定間隔を置いて形成し、この挿通孔に六角レ
ンチを挿通することによって、六角レンチ先端の作用部
を収納板に引っ掛けて複数本の六角レンチを一括して収
納するようにした六角レンチの整理具が実開平３−８２
１７６号公報に提案されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の整理具にお
いては、複数本の六角レンチを収納板に掛止めすること
で、種々サイズの異なる六角レンチを集中的に管理、保
管することができるものの、基台と、この基台に回動可
能に取り付ける収納板とを備えることから、全体として
大型なものとなり、広い保管スペースが必要となるばか
りでなく、携帯にも不便である。また、通常、この種の
六角レンチは径サイズが小さくなるほど、長さも短くな
り、特に、サイズの小さな六角レンチにおいては、六角
レンチを握る柄の部分が短く、しかも径が細くなるた
め、六角レンチを回す際に、回しずらいといった不具合
いもある。
いては、複数本の六角レンチを収納板に掛止めすること
で、種々サイズの異なる六角レンチを集中的に管理、保
管することができるものの、基台と、この基台に回動可
能に取り付ける収納板とを備えることから、全体として
大型なものとなり、広い保管スペースが必要となるばか
りでなく、携帯にも不便である。また、通常、この種の
六角レンチは径サイズが小さくなるほど、長さも短くな
り、特に、サイズの小さな六角レンチにおいては、六角
レンチを握る柄の部分が短く、しかも径が細くなるた
め、六角レンチを回す際に、回しずらいといった不具合
いもある。
【０００４】そこで、特開昭６０−３９０７４号公報に
は、径サイズの異なる複数本の直線状六角レンチを挿通
する緩挿孔を握り胴の軸線方向に形成し、その緩挿孔と
連通して六角レンチの外形サイズに対応した六角孔を有
するキャップを握り胴の両側面に固着するとともに、そ
の一方のキャップの周面に緩挿孔内の六角レンチに突き
当てて六角レンチを回り止めする複数の保持ピンを埋設
し、かつ、その保持ピンの脱落を防止するＯリングを保
持ピンの周囲に装着した集合ネジ類締結用工具類保持器
が提案され、また、実開昭５８−３６０７１号公報に
は、ハンドルの先端側に径サイズの異なる複数本のＬ字
状六角レンチを放射状に差し込んで保持するレンチ嵌着
筒を設けた六角レンチセットが提案されている。
は、径サイズの異なる複数本の直線状六角レンチを挿通
する緩挿孔を握り胴の軸線方向に形成し、その緩挿孔と
連通して六角レンチの外形サイズに対応した六角孔を有
するキャップを握り胴の両側面に固着するとともに、そ
の一方のキャップの周面に緩挿孔内の六角レンチに突き
当てて六角レンチを回り止めする複数の保持ピンを埋設
し、かつ、その保持ピンの脱落を防止するＯリングを保
持ピンの周囲に装着した集合ネジ類締結用工具類保持器
が提案され、また、実開昭５８−３６０７１号公報に
は、ハンドルの先端側に径サイズの異なる複数本のＬ字
状六角レンチを放射状に差し込んで保持するレンチ嵌着
筒を設けた六角レンチセットが提案されている。
【０００５】そして、これら工具類保持器や六角レンチ
セットは、複数本の六角レンチを握り胴またはハンドル
で保持して収納できまた、使用時に、握り胴またはハン
ドルに六角レンチを差し入れることによって、回しやす
い構造を有している。しかし、特開昭６０−３９０７４
号公報で提案される工具類保持器は、握り胴に直線的な
六角レンチを保持するものであるから、握り胴に六角レ
ンチが同軸的に組付けられ、握り胴の中心に装着した六
角レンチを使用する際には、握り胴と六角レンチの軸芯
が一致するから支障はないものの、それ以外の握り胴の
中心からずれた六角レンチを使用する場合、ボルトを回
す際、握り胴が偏心してしまい極めて回しずらい。さら
に、握り胴と六角レンチを同軸状に組み付けてボルトを
回すものであるから、握り胴に対して六角レンチを確実
に回り止めして組み付けなければならず、このため、特
開昭６０−３９０７４号公報の工具類保持器は、握り胴
の両側面に各六角レンチサイズに対応した六角孔を有す
るキャップを固着するとと もに、その一方のキャップの
周面に各六角レンチに突き当ててる複数の保持ピンを埋
設し、さらに、保持ピンの外周に保持ピンの離脱防止用
のＯリングを外装しており、組付部品点数も多く、構造
も複雑である。この点に関し、実開昭５８−３６０７１
号公報の六角レンチセットは、ハンドルにＬ型の六角レ
ンチを保持するものであるから、ハンドルの軸線方向に
対してボルトを回す六角レンチが直交し、ボルトを極め
て簡単に回すことができ、また、ホルダー本体に対する
六角レンチの回り止め機構も不要であるから、構造を簡
略化できる。しかしながら、実開昭５８−３６０７１号
公報の六角レンチセットは、六角レンチの基部がハンド
ルの先端側に形成するレンチ嵌着筒に回り止め状態で保
持され、しかも、その六角レンチがハンドルの先端に放
射状に組付けられており、六角レンチがハンドルを中心
として放射状に広がってしまい、携帯に不便なものであ
る。すなわち、携帯時の利便性を考慮するならば、放射
状に広がるように六角レンチを組付けるより、ハンドル
から突出する六角レンチを同一方向に揃えたほうがコン
パクトに治まるが、実開昭５８−３６０７１号公報の六
角レンチセットは、レンチ嵌着筒によって六角レンチが
放射状に広がるようにしか組付けることができず、ま
た、仮にハンドルからＬ型の六角レンチを同一方向に揃
えるように組付けることができたとして、このように六
角レンチを同一方向に揃えるように突出させた場合、ハ
ンドルの外部に突出した六角レンチが相互に重なり合い
易くなり、最も内側に六角レンチを取り出す際、その外
側の六角レンチを順次ハンドルから引き抜といった煩雑
な面があり、六角レンチの着脱が困難となる。
セットは、複数本の六角レンチを握り胴またはハンドル
で保持して収納できまた、使用時に、握り胴またはハン
ドルに六角レンチを差し入れることによって、回しやす
い構造を有している。しかし、特開昭６０−３９０７４
号公報で提案される工具類保持器は、握り胴に直線的な
六角レンチを保持するものであるから、握り胴に六角レ
ンチが同軸的に組付けられ、握り胴の中心に装着した六
角レンチを使用する際には、握り胴と六角レンチの軸芯
が一致するから支障はないものの、それ以外の握り胴の
中心からずれた六角レンチを使用する場合、ボルトを回
す際、握り胴が偏心してしまい極めて回しずらい。さら
に、握り胴と六角レンチを同軸状に組み付けてボルトを
回すものであるから、握り胴に対して六角レンチを確実
に回り止めして組み付けなければならず、このため、特
開昭６０−３９０７４号公報の工具類保持器は、握り胴
の両側面に各六角レンチサイズに対応した六角孔を有す
るキャップを固着するとと もに、その一方のキャップの
周面に各六角レンチに突き当ててる複数の保持ピンを埋
設し、さらに、保持ピンの外周に保持ピンの離脱防止用
のＯリングを外装しており、組付部品点数も多く、構造
も複雑である。この点に関し、実開昭５８−３６０７１
号公報の六角レンチセットは、ハンドルにＬ型の六角レ
ンチを保持するものであるから、ハンドルの軸線方向に
対してボルトを回す六角レンチが直交し、ボルトを極め
て簡単に回すことができ、また、ホルダー本体に対する
六角レンチの回り止め機構も不要であるから、構造を簡
略化できる。しかしながら、実開昭５８−３６０７１号
公報の六角レンチセットは、六角レンチの基部がハンド
ルの先端側に形成するレンチ嵌着筒に回り止め状態で保
持され、しかも、その六角レンチがハンドルの先端に放
射状に組付けられており、六角レンチがハンドルを中心
として放射状に広がってしまい、携帯に不便なものであ
る。すなわち、携帯時の利便性を考慮するならば、放射
状に広がるように六角レンチを組付けるより、ハンドル
から突出する六角レンチを同一方向に揃えたほうがコン
パクトに治まるが、実開昭５８−３６０７１号公報の六
角レンチセットは、レンチ嵌着筒によって六角レンチが
放射状に広がるようにしか組付けることができず、ま
た、仮にハンドルからＬ型の六角レンチを同一方向に揃
えるように組付けることができたとして、このように六
角レンチを同一方向に揃えるように突出させた場合、ハ
ンドルの外部に突出した六角レンチが相互に重なり合い
易くなり、最も内側に六角レンチを取り出す際、その外
側の六角レンチを順次ハンドルから引き抜といった煩雑
な面があり、六角レンチの着脱が困難となる。
【０００６】本考案は、このような問題点を解決して、
ホルダー本体から突出する六角レンチの屈曲部分を同一
方向に揃えるようにして六角レンチをホルダー本体にコ
ンパクトに収納するとともに、ホルダー本体から突出す
る六角レンチ相互の干渉を極力抑えてホルダー本体から
必要な六角レンチを簡単に取り出すことができる六角レ
ンチ用ホルダーを提供することを目的とする。
ホルダー本体から突出する六角レンチの屈曲部分を同一
方向に揃えるようにして六角レンチをホルダー本体にコ
ンパクトに収納するとともに、ホルダー本体から突出す
る六角レンチ相互の干渉を極力抑えてホルダー本体から
必要な六角レンチを簡単に取り出すことができる六角レ
ンチ用ホルダーを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するために、径サイズの異なる複数本のＬ字状六角レ
ンチを収納する六角レンチ用ホルダーにおいて、外周面
に握部を有するホルダー本体を設け、このホルダー本体
の両端面に螺旋状に傾斜する螺旋状傾斜面を形成し、こ
の螺旋状傾斜面に臨ませて前記六角レンチの径サイズに
対応する複数の装着孔を前記ホルダー本体の長手方向に
貫通させて概ね同心円状に形成し、その装着孔に前記六
角レンチを挿通してホルダー本体に六角レンチを一体的
に組み付けたものである。
成するために、径サイズの異なる複数本のＬ字状六角レ
ンチを収納する六角レンチ用ホルダーにおいて、外周面
に握部を有するホルダー本体を設け、このホルダー本体
の両端面に螺旋状に傾斜する螺旋状傾斜面を形成し、こ
の螺旋状傾斜面に臨ませて前記六角レンチの径サイズに
対応する複数の装着孔を前記ホルダー本体の長手方向に
貫通させて概ね同心円状に形成し、その装着孔に前記六
角レンチを挿通してホルダー本体に六角レンチを一体的
に組み付けたものである。
【０００８】
【作用】本考案の六角レンチ用ホルダーでは、ホルダー
本体に形成する装着孔に六角レンチに挿通して複数本の
六角レンチをホルダー本体にコンパクトに収納でき、ま
た、装着孔に六角レンチに挿通することで、ホルダー本
体と六角レンチとが一体化し、六角レンチを使用する
際、ホルダー本体を六角レンチのグリップとして機能さ
せることができ、握り易いホルダー本体によって、六角
レンチを容易に回すことができる。さらに、Ｌ字状の六
角レンチをホルダー本体の装着孔に挿通した時、ホルダ
ー本体から外部に突出した六角レンチのＬ字状に屈曲し
た部分が螺旋状傾斜面に沿って段差状に配置されて六角
レンチがコンパクトに治まるとともに、螺旋状傾斜面か
ら突出する各六角レンチ同志の干渉を極力抑えて、ホル
ダー本体から六角レンチを引き抜く際、特に取り出し難
い最も内側の六角レンチを六角レンチだけを簡単に取り
出すことができる。
本体に形成する装着孔に六角レンチに挿通して複数本の
六角レンチをホルダー本体にコンパクトに収納でき、ま
た、装着孔に六角レンチに挿通することで、ホルダー本
体と六角レンチとが一体化し、六角レンチを使用する
際、ホルダー本体を六角レンチのグリップとして機能さ
せることができ、握り易いホルダー本体によって、六角
レンチを容易に回すことができる。さらに、Ｌ字状の六
角レンチをホルダー本体の装着孔に挿通した時、ホルダ
ー本体から外部に突出した六角レンチのＬ字状に屈曲し
た部分が螺旋状傾斜面に沿って段差状に配置されて六角
レンチがコンパクトに治まるとともに、螺旋状傾斜面か
ら突出する各六角レンチ同志の干渉を極力抑えて、ホル
ダー本体から六角レンチを引き抜く際、特に取り出し難
い最も内側の六角レンチを六角レンチだけを簡単に取り
出すことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。
説明する。
【００１０】図１ないし図５は、本考案の一実施例を示
しており、同図において、１は六角レンチ２を収納する
合成樹脂製のホルダー本体であり、このホルダー本体１
は、両側にそれぞれが対称となる螺旋状傾斜面３を有し
てほぼ円柱状に形成され、かつ、その外周面に波形状の
凹凸部４をホルダー本体１の長手方向に沿って形成して
握部５を形成している。
しており、同図において、１は六角レンチ２を収納する
合成樹脂製のホルダー本体であり、このホルダー本体１
は、両側にそれぞれが対称となる螺旋状傾斜面３を有し
てほぼ円柱状に形成され、かつ、その外周面に波形状の
凹凸部４をホルダー本体１の長手方向に沿って形成して
握部５を形成している。
【００１１】また、ホルダー本体１に組み付けられる六
角レンチ２は、断面形状が六角形に形成された長い柄部
２Ａと短い作用部２ＢとをＬ字状に折曲する従来から周
知のものであり、径サイズの異なる複数本の六角レンチ
２が１組のセットとなっている。そして、このように、
複数本の六角レンチ２を一体的に組み付けて収納するホ
ルダー本体１には、六角レンチ２の数に対応して前記各
六角レンチ２の柄部２Ａを挿通する装着孔６が所定間隔
を置いてほぼ同一円弧上に形成され、これら各装着孔６
は、図３に示すように、六角レンチ２のサイズに対応し
てその柄部２Ａの角部と接する径に形成されている。な
お、図中、７は印刷などによってホルダー本体１の外面
に形成する六角レンチ２のサイズを表した表示部、８は
ホルダー本体１を吊下げるリング９の取付孔である。
角レンチ２は、断面形状が六角形に形成された長い柄部
２Ａと短い作用部２ＢとをＬ字状に折曲する従来から周
知のものであり、径サイズの異なる複数本の六角レンチ
２が１組のセットとなっている。そして、このように、
複数本の六角レンチ２を一体的に組み付けて収納するホ
ルダー本体１には、六角レンチ２の数に対応して前記各
六角レンチ２の柄部２Ａを挿通する装着孔６が所定間隔
を置いてほぼ同一円弧上に形成され、これら各装着孔６
は、図３に示すように、六角レンチ２のサイズに対応し
てその柄部２Ａの角部と接する径に形成されている。な
お、図中、７は印刷などによってホルダー本体１の外面
に形成する六角レンチ２のサイズを表した表示部、８は
ホルダー本体１を吊下げるリング９の取付孔である。
【００１２】そして、六角レンチ２の柄部２Ａを、その
サイズに対応した装着孔６に挿通することによって、六
角レンチ２の作用部２Ｂがホルダー本体１の両側部に形
成する螺旋状傾斜面３から突出した状態でホルダー本体
１にサイズの異なる複数本の六角レンチ２を一体的に組
み付けて収納することができる。また、この場合、ホル
ダー本体１の両側部に螺旋状傾斜面３を形成することに
よって、図２および図３に示すように、ホルダー本体１
から外部に突出する各六角レンチ２の作用部２Ｂを同一
方向に揃えたとしても、作用部２Ｂが螺旋状傾斜面３に
沿って段差状に配置され、ホルダー本体１に六角レンチ
２が無駄なく治まるとともに、装着孔６をほぼ同一円弧
上に形成することで前記螺旋状傾斜面３から突出する前
記作用部２Ｂは前後に若干重なるだけで、作用部２Ｂ同
志の干渉を極力抑えることができ、このため、ホルダー
本体１から六角レンチ２を引き抜く際、例えば、最も内
側の六角レンチ２を引き抜く場合、その外側に位置する
六角レンチ２の作用部２Ｂが干渉して邪魔になった場合
には、外側の六角レンチ２を左右何れかに動かして作用
部２Ｂの位置を少し変えるだけで、内側の六角レンチ２
を容易に取り出すことができる。したがって、ホルダー
本体１の内側に装着された六角レンチ２を取り出す際、
邪魔になる外側に六角レンチ２を全て引き抜いた後、内
側に六角レンチ２を取り出すといった煩わしさもなく、
内側の六角レンチ２だけを簡単に取り出すことができ
る。
サイズに対応した装着孔６に挿通することによって、六
角レンチ２の作用部２Ｂがホルダー本体１の両側部に形
成する螺旋状傾斜面３から突出した状態でホルダー本体
１にサイズの異なる複数本の六角レンチ２を一体的に組
み付けて収納することができる。また、この場合、ホル
ダー本体１の両側部に螺旋状傾斜面３を形成することに
よって、図２および図３に示すように、ホルダー本体１
から外部に突出する各六角レンチ２の作用部２Ｂを同一
方向に揃えたとしても、作用部２Ｂが螺旋状傾斜面３に
沿って段差状に配置され、ホルダー本体１に六角レンチ
２が無駄なく治まるとともに、装着孔６をほぼ同一円弧
上に形成することで前記螺旋状傾斜面３から突出する前
記作用部２Ｂは前後に若干重なるだけで、作用部２Ｂ同
志の干渉を極力抑えることができ、このため、ホルダー
本体１から六角レンチ２を引き抜く際、例えば、最も内
側の六角レンチ２を引き抜く場合、その外側に位置する
六角レンチ２の作用部２Ｂが干渉して邪魔になった場合
には、外側の六角レンチ２を左右何れかに動かして作用
部２Ｂの位置を少し変えるだけで、内側の六角レンチ２
を容易に取り出すことができる。したがって、ホルダー
本体１の内側に装着された六角レンチ２を取り出す際、
邪魔になる外側に六角レンチ２を全て引き抜いた後、内
側に六角レンチ２を取り出すといった煩わしさもなく、
内側の六角レンチ２だけを簡単に取り出すことができ
る。
【００１３】さらに、図４及び図５に示すように、ホル
ダー本体１に六角レンチ２を挿通し状態においては、ホ
ルダー本体１と六角レンチ２とが一体化し、ホルダー本
体１を六角レンチ２のグリップとして兼用することがで
き、六角レンチ２を使用する場合、握部５を有する太い
ホルダー本体１によって、握り易くなるため、六角レン
チ２でナットあるいはボルトＴを回す際に、回し締めが
容易となる。特に、図５に示すように、六角レンチ２の
柄部２Ａ側を使用する場合、短くて握りずらい作用部２
Ｂをホルダー本体１の装着孔６に挿通することによっ
て、六角レンチ２を容易に回すことができ、サイズが小
さく、かつ、柄部２Ａ側を使用する場合には有効であ
る。
ダー本体１に六角レンチ２を挿通し状態においては、ホ
ルダー本体１と六角レンチ２とが一体化し、ホルダー本
体１を六角レンチ２のグリップとして兼用することがで
き、六角レンチ２を使用する場合、握部５を有する太い
ホルダー本体１によって、握り易くなるため、六角レン
チ２でナットあるいはボルトＴを回す際に、回し締めが
容易となる。特に、図５に示すように、六角レンチ２の
柄部２Ａ側を使用する場合、短くて握りずらい作用部２
Ｂをホルダー本体１の装着孔６に挿通することによっ
て、六角レンチ２を容易に回すことができ、サイズが小
さく、かつ、柄部２Ａ側を使用する場合には有効であ
る。
【００１４】以上のように、本考案においては、ホルダ
ー本体１に設けた装着孔６にサイズの異なる複数の六角
レンチ２を挿通して、ホルダー本体１に六角レンチ２を
一体的に組み付けることで、紛失などを防いで複数の六
角レンチ２をコンパクトに収納でき、携帯に便利である
とともに、ホルダー本体１の両側部に螺旋状傾斜面３を
形成し、かつ、六角レンチ２の装着孔６を所定間隔を置
いてほぼ同一円弧上に形成することで、ホルダー本体１
から外部に突出する六角レンチ２の作用部２Ｂ２Ｂ同志
の干渉を極力抑えることができ、ホルダー本体１から六
角レンチ２を引き抜く際、任意の六角レンチ２だけを簡
単に取り出すことができるため、取扱も容易である。さ
らに、ホルダー本体１を六角レンチ２のグリップとして
兼用することによって、サイズの小さな六角レンチ２を
使用する場合には、六角レンチ２が回し易くなり、作業
性にも優れるものである。
ー本体１に設けた装着孔６にサイズの異なる複数の六角
レンチ２を挿通して、ホルダー本体１に六角レンチ２を
一体的に組み付けることで、紛失などを防いで複数の六
角レンチ２をコンパクトに収納でき、携帯に便利である
とともに、ホルダー本体１の両側部に螺旋状傾斜面３を
形成し、かつ、六角レンチ２の装着孔６を所定間隔を置
いてほぼ同一円弧上に形成することで、ホルダー本体１
から外部に突出する六角レンチ２の作用部２Ｂ２Ｂ同志
の干渉を極力抑えることができ、ホルダー本体１から六
角レンチ２を引き抜く際、任意の六角レンチ２だけを簡
単に取り出すことができるため、取扱も容易である。さ
らに、ホルダー本体１を六角レンチ２のグリップとして
兼用することによって、サイズの小さな六角レンチ２を
使用する場合には、六角レンチ２が回し易くなり、作業
性にも優れるものである。
【００１５】なお、本考案は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
ホルダー本体の形状あるいは材質などは適宜設定すれば
よく、また、ホルダー本体に組込まれる六角レンチの本
数なども適宜設定すればよいものである。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
ホルダー本体の形状あるいは材質などは適宜設定すれば
よく、また、ホルダー本体に組込まれる六角レンチの本
数なども適宜設定すればよいものである。
【００１６】
【考案の効果】本考案によれば、径サイズの異なる複数
本のＬ字状六角レンチを収納する六角レンチ用ホルダー
において、外周面に握部を有するホルダー本体を設け、
このホルダー本体の両端面に螺旋状に傾斜する螺旋状傾
斜面を形成し、この螺旋状傾斜面に臨ませて前記六角レ
ンチの径サイズに対応する複数の装着孔を前記ホルダー
本体の長手方向に貫通させて概ね同心円状に形成し、そ
の装着孔に前記六角レンチを挿通してホルダー本体に六
角レンチを一体的に組み付けることによって、Ｌ型の六
角レンチをホルダー本体のコンパクトに治まるととも
に、ホルダー本体から突出する六角レンチの干渉を極力
抑えてホルダー本体から必要な六角レンチを簡単に取り
出すことができる六角レンチ用ホルダーを提供すること
ができる。
本のＬ字状六角レンチを収納する六角レンチ用ホルダー
において、外周面に握部を有するホルダー本体を設け、
このホルダー本体の両端面に螺旋状に傾斜する螺旋状傾
斜面を形成し、この螺旋状傾斜面に臨ませて前記六角レ
ンチの径サイズに対応する複数の装着孔を前記ホルダー
本体の長手方向に貫通させて概ね同心円状に形成し、そ
の装着孔に前記六角レンチを挿通してホルダー本体に六
角レンチを一体的に組み付けることによって、Ｌ型の六
角レンチをホルダー本体のコンパクトに治まるととも
に、ホルダー本体から突出する六角レンチの干渉を極力
抑えてホルダー本体から必要な六角レンチを簡単に取り
出すことができる六角レンチ用ホルダーを提供すること
ができる。
【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図２】同、ホルダー本体の一部を切り欠いた正面図で
ある。
ある。
【図３】同、図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】同、六角レンチの作用部を使用した状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図５】同、六角レンチの柄部を使用した状態を示す正
面図である。
面図である。
１ ホルダー本体 ２ 六角レンチ３ 螺旋状傾斜面 ５ 握部 ６ 装着孔
Claims (1)
- 【請求項１】 径サイズの異なる複数本のＬ字状六角レ
ンチを収納する六角レンチ用ホルダーにおいて、外周面
に握部を有するホルダー本体を設け、このホルダー本体
の両端面に螺旋状に傾斜する螺旋状傾斜面を形成し、こ
の螺旋状傾斜面に臨ませて前記六角レンチの径サイズに
対応する複数の装着孔を前記ホルダー本体の長手方向に
貫通させて概ね同心円状に形成し、その装着孔に前記六
角レンチを挿通してホルダー本体に六角レンチを一体的
に組み付けて成ることを特徴とする六角レンチ用ホルダ
ー。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993016436U JPH08140Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 六角レンチ用ホルダー |
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