JP3099766U - ホイール等盗難防止用キャップの回動具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ホイール等の盗難を防止するためにホイール等取付用ナットに被せられる盗難防止用キャップを締め付けたり取り外したりする為の回動具であって、キャップがホイールのボルト孔の奥の方に収まっている場合であっても、キャップに回動具を嵌め合わせることができ、しかも、嵌め合わせた後に外れやすいという問題も解消したものを提供する。
【解決手段】 キャップ2に設けられた特殊形状凹所24に嵌め合わせ可能な特殊形状凸部31が形成された柱状本体を有しており、本体に、キャップ吸着用磁石34が設けられている。本体には、さらに、径方向に貫通する棒状体挿通孔35が設けられている。本体の基端面には、六角柱状突出部32が形成されている。
【選択図】  図1

Description

 この考案は、ホイール等の盗難を防止するためにホイール等取付用ナットに被せられる盗難防止用キャップを締め付けたり取り外したりする為の回動具に関する。
 一般に、自動車のホイールは、ハブボルトに螺合したナットまたはハブの雄ネジ部に螺合したボルトによってハブに取り付けられているが、これら締結具の係合部は露出しているため、このままの形態では第三者が容易に上記締結具を緩めてホイールを盗むことができる。そこで、従来より、ホイール取り付け用締結具を特定の者しか回動できないようにするため、たとえば、上記締結具の多角係合部をキャップで覆い、キャップに設けられた特殊形状凹所に嵌め合わせ可能な特殊形状凸部を有する回動具を使用することによってのみ、盗難防止用キャップを締め付けたり取り外したりすることができるようになされている(特許文献1)。
実公平7−16095号公報
 上記従来の回動具では、特殊形状凹所と特殊形状凸部とが合致した場合にのみ、盗難防止用キャップを締め付けたり取り外したりすることができることから、その嵌め合わせ作業が手間であり、特に、ホイールの厚みが厚くて、キャップがホイールのボルト孔の奥の方に収まっている場合、嵌め合わせることが難しかった。また、キャップの先端がホイールから大きく突出してはいけないことから、キャップの長さは所定長さ以下とする必要があり、このため、特殊形状凹所と特殊形状凸部との嵌め合わせ量を大きくすることができず、嵌め合わせた後に外れやすいという問題もあった。
 この考案の目的は、キャップがホイールのボルト孔の奥の方に収まっている場合であっても、キャップに回動具を嵌め合わせることができ、しかも、嵌め合わせた後に外れやすいという問題も解消したホイール等盗難防止用キャップの回動具を提供することにある。
 この考案によるホイール等盗難防止用キャップの回動具は、ホイール等の盗難を防止するためにホイール等取付用ナットに被せられる盗難防止用キャップを締め付けたり取り外したりする為の回動具であって、キャップに設けられた特殊形状凹所に嵌め合わせ可能な特殊形状凸部が形成された柱状本体を有しており、本体に、キャップ吸着用磁石が設けられていることを特徴とするものである。
 特殊形状凸部は、本体先端面に設けられており、磁石は、円柱状で、凸部を貫通して本体内にのびる円柱状の有底孔に嵌め入れられていることが好ましい。このようにすると、凸部と磁石とが干渉することなく、本体の所要箇所にコンパクトに収められる。
 また、本体に、径方向に貫通する棒状体挿通孔が設けられていることが好ましい。この場合に、棒状体挿通孔に回動具を回動させる棒状体が挿通されており、棒状体の両端部に、棒状体の挿通孔からの脱落を防止する扁平部が形成されていることがある。このようにすると、棒状体挿通孔に挿通された棒状体を回動することにより、スパナやレンチを用いずに、容易に回動具を回動させることができる。
 さらにまた、柱状本体の基端面に、角柱状突出部が形成されていることが好ましい。この場合に、突出部は六角柱状とされることが好ましく、四角柱状とされてもよい。この突出部は、上記棒状体挿通孔が設けられていない回動具には必ず設けられ、棒状体挿通孔を有している回動具にも設けられることが好ましい。このようにすると、スパナやレンチを用いることにより、容易に回動具を回動させることができる。
 この考案のホイール等盗難防止用キャップの回動具によると、盗難防止用キャップを締め付けたり取り外したりするに際し、本体に設けられたキャップ吸着用磁石がキャップを吸着するので、キャップがホイールのボルト孔の奥の方に収まっている場合であっても、キャップに回動具を嵌め合わせることができ、しかも、嵌め合わせた後に外れやすいという問題も解消される。
 この考案の実施の形態を、以下図面を参照して説明する。以下の説明において、基端側とは、回動具使用状態における作業者側をいい、先端側とは、回動具使用状態におけるキャップに近い側をいうものとする。
 図1に示す第1実施形態において、(1)は、例えば、車両の車輪取付け部に設けられているホイル取付けボルトにねじ合わされるホイール等盗難防止用ナットで、(2)は、このナット(2)に嵌め被せられるホイール等盗難防止用キャップで、(3)は、この考案によるホイール等盗難防止用キャップの回動具である。
 ホイール等盗難防止用ナット(1)は、ホイル取付けボルト(図示略)に向かって先細りとされた円錐台部(11)と、円錐台部(11)の大径側に連なる多角形部(12)と、多角形部(12)に連なる円筒おねじ部(13)とからなり、円錐台部(11)および多角形部(12)の両方の全体にわたって、その内周には、ホイル取付けボルトにねじ合わされるめねじ(図示略)が形成されている。多角形部(12)は、七角形とされており、通常のレンチやモンキースパナでの回動は不可能とされ、専用の七角形状のレンチでのみ回動可能とされている。したがって、通常のホイル取付けナットに代えてこのホイール等盗難防止用ナット(1)を使用してホイルを取り付けることにより、ホイルの盗難が防止される。
 ホイール等盗難防止用キャップ(2)は、磁性体製で、円筒部(21)および円筒部の基端側に設けられた頂壁(22)を有し、円筒部(21)の基端に近い部分の内周に、めねじ部(23)が形成されている。円筒部(21)の先端側開口に近い部分は、ホイール等盗難防止用ナット(1)の多角形部(12)にゆるく嵌め被せられるようになされており、めねじ部(23)は、ホイール等盗難防止用ナット(1)の円筒おねじ部(13)にねじ合わせ可能とされている。したがって、ホイール等盗難防止用キャップ(2)のめねじ部(23)をホイール等盗難防止用ナット(1)のおねじ部(13)にねじ合わせることにより、ホイール等盗難防止用ナット(1)の多角形部(12)が覆い隠され、ホイール等盗難防止用ナット(1)とホイール等盗難防止用キャップ(2)とは、全体として、円筒形の一体物となる。したがって、レンチやモンキースパナでの回動は全く不可能となる。
 ホイール等盗難防止用キャップ(2)の頂面には、特殊形状の凹所(24)が形成されている。この凹所(24)は、断面が対角線が直交する四辺形とされており、その角部が、若干丸く形成されている。また、凹所(24)底面の中央部には、その先端面が頂面と面一の円柱状凸部(25)が形成されている。
 ホイール等盗難防止用キャップの回動具(3)は、短円柱状本体を有しており、その先端面には、キャップ(2)の頂面に設けられた特殊形状凹所(24)に嵌め合わせ可能な特殊形状凸部(31)が形成され、その基端面には、正六角柱状の突出部(32)が形成されている。
 回動具(3)の特殊形状凸部(31)は、ホイール等盗難防止用キャップ(2)の特殊形状凹所(24)に対応するように形成されており、断面が対角線が直交する四辺形とされており、その角部が、若干丸く形成されている。また、凸部(31)の中央部には、円柱状有底孔(33)が形成されている。この有底孔(33)は、回動具(3)の基準面(凸部(31)を除いた先端側の面)と面一のレベルを越えてさらに深く形成されており、この基準面よりも深いところに位置する孔の部分に、円柱状のキャップ吸着用磁石(34)が嵌め入れられて固定されている。
 回動具(3)の円柱状本体には、これを径方向に貫通する円柱状の棒状体挿通孔(35)が形成されている。したがって、回動具(3)は、正六角柱状の突出部(32)にスパナまたはレンチを掛けるか、回動具(3)を回動するための棒を棒状体挿通孔(35)に挿通するかのいずれかにより、これを通常の方法により回動させることができる。
 この回動具(3)の使用に際しては、ホイール等盗難防止用ナット(1)を専用工具で締め付けた後、ホイール等盗難防止用キャップ(2)を手で同ナット(1)に締め付け、キャップ(2)の特殊形状凹所(24)と回動具(3)の特殊形状凸部(31)とを嵌め合わせ、この回動具(3)によりキャップ(2)をきつく締め付けるが、この際、回動具(3)の円柱状本体に設けられた磁石(34)の磁力により、回動具(3)がキャップ(2)に吸着する。これにより、回動具(3)がキャップ(2)から外れることが防止され、その後の回動作業を容易に行うことができる。
 図2は、この考案によるホイール等盗難防止用キャップの回動具の第2実施形態を示している。同図において、ホイール等盗難防止用ナット(1)およびホイール等盗難防止用キャップ(2)は、第1実施形態と同じであり、同じ符号を付してその説明を省略する。
 ホイール等盗難防止用キャップの回動具(4)は、第1実施形態のものの数倍の長さを有する長円柱状本体を有しており、その先端面には、キャップ(2)の頂面に設けられた特殊形状凹所(24)に嵌め合わせ可能な特殊形状凸部(41)が形成され、その基端面には、正六角柱状の突出部(42)が形成されている。
 回動具(4)の特殊形状凸部(41)は、ホイール等盗難防止用キャップ(2)の特殊形状凹所(24)に対応するように形成されており、断面が対角線が直交する四辺形とされており、その角部が、若干丸く形成されている。また、凸部(41)の中央部には、円柱状有底孔(43)が形成されている。この有底孔(43)は、回動具(4)の基準面(凸部(41)を除いた先端側の面)と面一のレベルを越えてさらに深く形成されており、この基準面よりも深いところに位置する孔の部分に、円柱状のキャップ吸着用磁石(44)が嵌め入れられて固定されている。
 回動具(4)の円柱状本体には、これを径方向に貫通する円柱状の棒状体挿通孔が形成されて、この孔に棒状体(45)が挿通されている。したがって、回動具(4)は、正六角柱状の突出部(42)にスパナまたはレンチを掛けるか、棒状体(45)を回動するかのいずれかにより、これを通常の方法により回動させることができる。棒状体(45)の両端部には、棒状体(45)の挿通孔からの脱落を防止する扁平部(45a)が形成されている
 この回動具(4)の使用に際しては、ホイール等盗難防止用ナット(1)を専用工具で締め付けた後、ホイール等盗難防止用キャップ(2)を手で同ナット(1)に締め付け、キャップ(2)の特殊形状凹所(24)と回動具(4)の特殊形状凸部(41)とを嵌め合わせ、この回動具(4)によりキャップ(2)をきつく締め付けるが、この際、回動具(4)の円柱状本体に設けられた磁石(44)の磁力により、回動具(4)がキャップ(2)に吸着する。これにより、回動具(4)がキャップ(2)から外れることが防止され、その後の回動作業を容易に行うことができる。
この考案によるホイール等盗難防止用キャップの回動具の第1実施形態を示す斜視図である。 この考案によるホイール等盗難防止用キャップの回動具の第2実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
(1)    ホイール等盗難防止用ナット
(2)    ホイール等盗難防止用キャップ
(3)(4)  ホイール等盗難防止用キャップの回動具
(24)   特殊形状凹所
(31)(41) 特殊形状凸部
(32)(42) 六角柱状突出部
(34)(44) キャップ吸着用磁石
(35)   棒状体挿通孔
(45)   棒状体

Claims (5)

  1. ホイール等の盗難を防止するためにホイール等取付用ナットに被せられる盗難防止用キャップを締め付けたり取り外したりする為の回動具であって、キャップに設けられた特殊形状凹所に嵌め合わせ可能な特殊形状凸部が形成された柱状本体を有しており、本体に、キャップ吸着用磁石が設けられていることを特徴とするホイール等盗難防止用キャップの回動具。
  2. 特殊形状凸部は、本体先端面に設けられており、磁石は、円柱状で、凸部を貫通して本体内にのびる円柱状の有底孔に嵌め入れられている請求項1のホイール等盗難防止用キャップの回動具。
  3. 本体に、径方向に貫通する棒状体挿通孔が設けられている請求項1または2のホイール等盗難防止用キャップの回動具。
  4. 棒状体挿通孔に回動具を回動させる棒状体が挿通されており、棒状体の両端部に、棒状体の挿通孔からの脱落を防止する扁平部が形成されている請求項3のホイール等盗難防止用キャップの回動具。
  5. 柱状本体の基端面に、角柱状突出部が形成されている請求項1から4までのいずれか1項のホイール等盗難防止用キャップの回動具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200072076A (ko) * 2018-12-12 2020-06-22 주식회사 한화 자력에 의한 풀림 방지 구조를 가지는 볼트 구조체 및 이를 이용한 볼트 체결 장치
CN114017431A (zh) * 2021-11-23 2022-02-08 广东电网有限责任公司 一种防盗配套组件

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