JP2003312202A - ホイール盗難防止器具及び該器具を取り外すためのレンチ - Google Patents
ホイール盗難防止器具及び該器具を取り外すためのレンチInfo
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
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- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B7/00—Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
- B60B7/16—Anti-theft devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/48—Spanners; Wrenches for special purposes
- B25B13/485—Spanners; Wrenches for special purposes for theft-proof screws, bolts or nuts
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/14—Cap nuts; Nut caps or bolt caps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B41/00—Measures against loss of bolts, nuts, or pins; Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
- F16B41/005—Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホイール取付用のボルトやナットの長さや形
状が異なる場合においても、幅広く対応することができ
るホイール盗難防止器具を提供する。 【解決手段】 自動車2の車軸にホイール3を取り付け
るためのボルト4のヘッド部4aに嵌合する嵌合部10
と、特殊配置のキー機構18,20を上面に有するキー
部12とを備えた。嵌合部10には、ボルト4のヘッド
部4aに食い込ませる止めねじ16を挿入する貫通孔1
4を形成した。
状が異なる場合においても、幅広く対応することができ
るホイール盗難防止器具を提供する。 【解決手段】 自動車2の車軸にホイール3を取り付け
るためのボルト4のヘッド部4aに嵌合する嵌合部10
と、特殊配置のキー機構18,20を上面に有するキー
部12とを備えた。嵌合部10には、ボルト4のヘッド
部4aに食い込ませる止めねじ16を挿入する貫通孔1
4を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホイール盗難防止
器具及び該器具を取り外すためのレンチに係り、特に自
動車の車軸に取り付けられたホイールの盗難を防止する
ホイール盗難防止器具及び該器具を取り外すためのレン
チに関するものである。
器具及び該器具を取り外すためのレンチに係り、特に自
動車の車軸に取り付けられたホイールの盗難を防止する
ホイール盗難防止器具及び該器具を取り外すためのレン
チに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のホイールはボルトやナットを使
って車軸に取り付けられている。近年、このボルトやナ
ットを取り外してホイールが盗まれる事件が多発してい
る。このようなホイールの盗難を防止するために、ボル
トやナットのヘッド部に特殊形状のキー溝を形成し、専
用のソケット以外では緩めることができないようにした
盗難防止ボルトや盗難防止ナットが知られている。
って車軸に取り付けられている。近年、このボルトやナ
ットを取り外してホイールが盗まれる事件が多発してい
る。このようなホイールの盗難を防止するために、ボル
トやナットのヘッド部に特殊形状のキー溝を形成し、専
用のソケット以外では緩めることができないようにした
盗難防止ボルトや盗難防止ナットが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホイー
ル取付用のボルト(又はナット)は、自動車の種類によ
って長さや形状等が異なっているため、多種類の盗難防
止ボルトを用意しなければならず、また、自動車の所有
者も多種類の盗難防止ボルトから自己の自動車のホイー
ルに適合した盗難防止ボルトを適切に選択しなければな
らない。更に、このような従来の盗難防止ボルトは、ボ
ルトとキー溝とを一体に形成して製造されており、製造
コストも高くなってしまうという問題があった。
ル取付用のボルト(又はナット)は、自動車の種類によ
って長さや形状等が異なっているため、多種類の盗難防
止ボルトを用意しなければならず、また、自動車の所有
者も多種類の盗難防止ボルトから自己の自動車のホイー
ルに適合した盗難防止ボルトを適切に選択しなければな
らない。更に、このような従来の盗難防止ボルトは、ボ
ルトとキー溝とを一体に形成して製造されており、製造
コストも高くなってしまうという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、ホイール取付用のボルトやナッ
トの長さや形状が異なる場合においても、幅広く対応す
ることができる安価なホイール盗難防止器具を提供する
ことを目的とする。
鑑みてなされたもので、ホイール取付用のボルトやナッ
トの長さや形状が異なる場合においても、幅広く対応す
ることができる安価なホイール盗難防止器具を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような従来技術にお
ける問題点を解決するために、本発明の第1の態様は、
自動車の車軸にホイールを取り付けるための取付部材の
ヘッド部に嵌合する嵌合部と、特殊配置のキー機構を上
面に有するキー部とを備えたことを特徴とするホイール
盗難防止器具である。
ける問題点を解決するために、本発明の第1の態様は、
自動車の車軸にホイールを取り付けるための取付部材の
ヘッド部に嵌合する嵌合部と、特殊配置のキー機構を上
面に有するキー部とを備えたことを特徴とするホイール
盗難防止器具である。
【0006】このような構成により、ホイール盗難防止
器具を取付部材に取り付けることによって、取付部材が
ホイール盗難防止器具に覆われ、特殊配置のキー機構が
外部に露出することとなる。したがって、汎用的な工具
を用いてホイール盗難防止器具及び取付部材を緩めるこ
とができなくなり、ホイールの盗難を防止することが可
能となる。また、本発明に係るホイール盗難防止器具
は、自動車の種類によって取付部材の長さや形状が異な
る場合においても、嵌合部の寸法さえ合えば、既存の取
付部材に取り付けることができる。したがって、それほ
ど多種類のホイール盗難防止器具を用意する必要がな
く、また、自己の自動車のホイールに適合したホイール
盗難防止器具の選択も容易になる。また、本発明に係る
ホイール盗難防止器具は、ホイールを取り付けるための
取付部材とは別に形成されるものであるため、従来の盗
難防止器具に比べて安価に製造でき、盗難防止のための
コストを低減することができる。
器具を取付部材に取り付けることによって、取付部材が
ホイール盗難防止器具に覆われ、特殊配置のキー機構が
外部に露出することとなる。したがって、汎用的な工具
を用いてホイール盗難防止器具及び取付部材を緩めるこ
とができなくなり、ホイールの盗難を防止することが可
能となる。また、本発明に係るホイール盗難防止器具
は、自動車の種類によって取付部材の長さや形状が異な
る場合においても、嵌合部の寸法さえ合えば、既存の取
付部材に取り付けることができる。したがって、それほ
ど多種類のホイール盗難防止器具を用意する必要がな
く、また、自己の自動車のホイールに適合したホイール
盗難防止器具の選択も容易になる。また、本発明に係る
ホイール盗難防止器具は、ホイールを取り付けるための
取付部材とは別に形成されるものであるため、従来の盗
難防止器具に比べて安価に製造でき、盗難防止のための
コストを低減することができる。
【0007】本発明の好ましい一態様は、上記取付部材
はボルト又はナットであることを特徴としている。
はボルト又はナットであることを特徴としている。
【0008】本発明の好ましい一態様は、上記嵌合部に
は、上記取付部材のヘッド部に食い込ませる補助部材を
挿入する貫通孔を形成したことを特徴としている。この
ような構成により、取付部材のヘッド部を強固に嵌合部
に固着することができる。
は、上記取付部材のヘッド部に食い込ませる補助部材を
挿入する貫通孔を形成したことを特徴としている。この
ような構成により、取付部材のヘッド部を強固に嵌合部
に固着することができる。
【0009】本発明の第2の態様は、上記ホイール盗難
防止器具のキー機構に係合する係合部を備えたことを特
徴とするレンチである。このようなレンチを用いれば、
上記ホイール盗難防止器具を取り外すことが可能とな
る。
防止器具のキー機構に係合する係合部を備えたことを特
徴とするレンチである。このようなレンチを用いれば、
上記ホイール盗難防止器具を取り外すことが可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るホイール盗難
防止器具(以下、ホイールロックという)の実施形態に
ついて図1乃至図11を参照して詳細に説明する。な
お、図1乃至図11において、同一又は相当する構成要
素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
防止器具(以下、ホイールロックという)の実施形態に
ついて図1乃至図11を参照して詳細に説明する。な
お、図1乃至図11において、同一又は相当する構成要
素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態におけるホイ
ールロック1の取付状態を説明するための斜視図であ
る。図1に示すように、自動車2の車軸(図示せず)に
取り付けられるホイール3には複数のボルト穴3aが形
成されている。このボルト穴3aにホイール取付用のボ
ルト(取付部材)4を挿入し、このボルト4を車軸に締
結することによって、ホイール3が車軸に取り付けられ
る。このホイール取付用のボルト4の頂部4aには、本
発明に係るホイールロック1が取り付けられる。
ールロック1の取付状態を説明するための斜視図であ
る。図1に示すように、自動車2の車軸(図示せず)に
取り付けられるホイール3には複数のボルト穴3aが形
成されている。このボルト穴3aにホイール取付用のボ
ルト(取付部材)4を挿入し、このボルト4を車軸に締
結することによって、ホイール3が車軸に取り付けられ
る。このホイール取付用のボルト4の頂部4aには、本
発明に係るホイールロック1が取り付けられる。
【0012】図2は図1に示すホイールロック1をホイ
ール取付用のボルト4とともに示す斜視図、図3は図2
に示すホイールロック1の平面図、図4は図3のA−A
線断面図、図5は図3の側面図、図6は図3の底面図で
ある。図2乃至図6に示すように、ホイールロック1
は、下方に開口する収容空間Sを内部に有する円筒状の
嵌合部10と、嵌合部10の上方に位置するキー部12
とを備えている。
ール取付用のボルト4とともに示す斜視図、図3は図2
に示すホイールロック1の平面図、図4は図3のA−A
線断面図、図5は図3の側面図、図6は図3の底面図で
ある。図2乃至図6に示すように、ホイールロック1
は、下方に開口する収容空間Sを内部に有する円筒状の
嵌合部10と、嵌合部10の上方に位置するキー部12
とを備えている。
【0013】図4及び図6に示すように、嵌合部10の
内部の収容空間Sは、ボルト4の頂部に設けられた六角
柱状のヘッド部4aに対応した形状となっており、収容
空間Sの内部でボルト4のヘッド部4aと嵌合部10と
が嵌合するようになっている。この収容空間Sにはボル
ト4のヘッド部4aを圧入し、ボルト4とホイールロッ
ク1とを固着する。圧入だけでなく、接着材、磁気、あ
るいはろう付けなど他の固着手段を用いてボルト4とホ
イールロック1とを固着してもよい。
内部の収容空間Sは、ボルト4の頂部に設けられた六角
柱状のヘッド部4aに対応した形状となっており、収容
空間Sの内部でボルト4のヘッド部4aと嵌合部10と
が嵌合するようになっている。この収容空間Sにはボル
ト4のヘッド部4aを圧入し、ボルト4とホイールロッ
ク1とを固着する。圧入だけでなく、接着材、磁気、あ
るいはろう付けなど他の固着手段を用いてボルト4とホ
イールロック1とを固着してもよい。
【0014】図4及び図5に示すように、嵌合部10に
は、嵌合部10の周壁を貫通する貫通孔14が形成され
ている。この貫通孔14には例えば円筒状の止めねじ
(補助部材)16が挿入され、この止めねじ16を収容
空間Sの内部のボルト4のヘッド部4aに食い込ませる
ことによって、ボルト4のヘッド部4aを強固に固着す
ることができる。また、この止めねじ16をボルト4の
ヘッド部4aに食い込ませた後、貫通孔14に接着材を
流し込んで接着すれば、ボルト4のヘッド部4aを更に
強固に固着することができる。
は、嵌合部10の周壁を貫通する貫通孔14が形成され
ている。この貫通孔14には例えば円筒状の止めねじ
(補助部材)16が挿入され、この止めねじ16を収容
空間Sの内部のボルト4のヘッド部4aに食い込ませる
ことによって、ボルト4のヘッド部4aを強固に固着す
ることができる。また、この止めねじ16をボルト4の
ヘッド部4aに食い込ませた後、貫通孔14に接着材を
流し込んで接着すれば、ボルト4のヘッド部4aを更に
強固に固着することができる。
【0015】ホイールロック1のキー部12の上面には
複数の円形溝18が形成されている。これらの円形溝1
8には、図4に示すように、ピン20が圧入される。本
実施形態では、図3に示すように、同一円周上の所定箇
所に4つの円形溝18が形成されており、これらの円形
溝18とピン20により特殊配置のキー機構が構成され
ている。ホイールロック1をボルト4に取り付けること
によって、ボルト4がホイールロック1に覆われ、上述
した特殊配置のキー機構が外部に露出することとなる。
したがって、汎用的な工具を用いてホイールロック1及
びボルト4を緩めることができなくなり、ホイール3の
盗難を防止することが可能となる。
複数の円形溝18が形成されている。これらの円形溝1
8には、図4に示すように、ピン20が圧入される。本
実施形態では、図3に示すように、同一円周上の所定箇
所に4つの円形溝18が形成されており、これらの円形
溝18とピン20により特殊配置のキー機構が構成され
ている。ホイールロック1をボルト4に取り付けること
によって、ボルト4がホイールロック1に覆われ、上述
した特殊配置のキー機構が外部に露出することとなる。
したがって、汎用的な工具を用いてホイールロック1及
びボルト4を緩めることができなくなり、ホイール3の
盗難を防止することが可能となる。
【0016】また、このようなホイールロック1は、自
動車の種類によってボルト4の長さや形状が異なる場合
においても、嵌合部10の寸法さえ合えば、既存のボル
ト4に取り付けることができる。したがって、それほど
多種類のホイールロックを用意する必要がなく、また、
自己の自動車のホイールに適合したホイールロックの選
択も容易になる。また、ホイールロック1は、ボルト4
とは別に形成されるものであるため、従来の盗難防止器
具に比べて安価に製造でき、盗難防止のためのコストを
低減することができる。
動車の種類によってボルト4の長さや形状が異なる場合
においても、嵌合部10の寸法さえ合えば、既存のボル
ト4に取り付けることができる。したがって、それほど
多種類のホイールロックを用意する必要がなく、また、
自己の自動車のホイールに適合したホイールロックの選
択も容易になる。また、ホイールロック1は、ボルト4
とは別に形成されるものであるため、従来の盗難防止器
具に比べて安価に製造でき、盗難防止のためのコストを
低減することができる。
【0017】ここで、上述したホイールロック1は、キ
ー部12のキー機構18,20に係合する係合部を備え
た専用のレンチにより緩めることができる。図7は上記
ホイールロック1を取り外すためのレンチを示す平面
図、図8は図7のB−B線断面図、図9は図7の側面
図、図10は図7の底面図である。図7乃至図10に示
すように、上記ホイールロック1を取り外すためのレン
チ5は、六角柱状のレンチ部50と、ホイールロック1
のキー部12のピン20に係合する係合部52とを備え
ている。
ー部12のキー機構18,20に係合する係合部を備え
た専用のレンチにより緩めることができる。図7は上記
ホイールロック1を取り外すためのレンチを示す平面
図、図8は図7のB−B線断面図、図9は図7の側面
図、図10は図7の底面図である。図7乃至図10に示
すように、上記ホイールロック1を取り外すためのレン
チ5は、六角柱状のレンチ部50と、ホイールロック1
のキー部12のピン20に係合する係合部52とを備え
ている。
【0018】係合部52には、ホイールロック1のキー
部12の突部12a(図2乃至図5参照)が嵌入される
凹部54と、ホイールロック1のキー部12のピン20
が嵌入される凹部56とが形成されている。この凹部5
6は、上述したキー部12の円形溝18及びピン20に
対応する位置に配置されており、レンチ5をホイールロ
ック1に取り付けたときに、ホイールロック1のピン2
0が凹部56に正しく係合するようになっている。した
がって、汎用的なレンチを用いてレンチ部50を回転さ
せることにより、ホイールロック1及びボルト4を緩め
ることができる。
部12の突部12a(図2乃至図5参照)が嵌入される
凹部54と、ホイールロック1のキー部12のピン20
が嵌入される凹部56とが形成されている。この凹部5
6は、上述したキー部12の円形溝18及びピン20に
対応する位置に配置されており、レンチ5をホイールロ
ック1に取り付けたときに、ホイールロック1のピン2
0が凹部56に正しく係合するようになっている。した
がって、汎用的なレンチを用いてレンチ部50を回転さ
せることにより、ホイールロック1及びボルト4を緩め
ることができる。
【0019】上述の実施形態では、ホイールロック1を
ホイール取付用のボルト4に取り付けた例について説明
したが、図11に示すように、ホイールロック1をホイ
ール取付用のナット6に取り付けることもできる。図1
1においては、ホイール取付用のナット6のヘッド部6
aがホイールロック1の嵌合部10の収容空間Sに収容
され、ナット6とホイールロック1とが固着される。
ホイール取付用のボルト4に取り付けた例について説明
したが、図11に示すように、ホイールロック1をホイ
ール取付用のナット6に取り付けることもできる。図1
1においては、ホイール取付用のナット6のヘッド部6
aがホイールロック1の嵌合部10の収容空間Sに収容
され、ナット6とホイールロック1とが固着される。
【0020】上述の実施形態では、ホイールロック1の
キー機構が円形溝18とピン20とにより構成される例
を説明したが、これに限られるものではない。例えば、
ホイールロック1のキー機構として上述した円形溝18
のみを設け、レンチ5の係合部52の凹部56にピン2
0を圧入してもよい。
キー機構が円形溝18とピン20とにより構成される例
を説明したが、これに限られるものではない。例えば、
ホイールロック1のキー機構として上述した円形溝18
のみを設け、レンチ5の係合部52の凹部56にピン2
0を圧入してもよい。
【0021】これまで本発明の一実施形態について説明
したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技
術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施され
てよいことは言うまでもない。
したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技
術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施され
てよいことは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、ホイ
ール盗難防止器具を取付部材に取り付けることによっ
て、取付部材がホイール盗難防止器具に覆われ、特殊配
置のキー機構が外部に露出することとなる。したがっ
て、汎用的な工具を用いてホイール盗難防止器具及び取
付部材を緩めることができなくなり、ホイールの盗難を
防止することが可能となる。また、本発明に係るホイー
ル盗難防止器具は、自動車の種類によって取付部材の長
さや形状が異なる場合においても、嵌合部の寸法さえ合
えば、既存の取付部材に取り付けることができる。した
がって、それほど多種類のホイール盗難防止器具を用意
する必要がなく、また、自己の自動車のホイールに適合
したホイール盗難防止器具の選択も容易になる。また、
本発明に係るホイール盗難防止器具は、ホイールを取り
付けるための取付部材とは別に形成されるものであるた
め、従来の盗難防止器具に比べて安価に製造でき、盗難
防止のためのコストを低減することができる。
ール盗難防止器具を取付部材に取り付けることによっ
て、取付部材がホイール盗難防止器具に覆われ、特殊配
置のキー機構が外部に露出することとなる。したがっ
て、汎用的な工具を用いてホイール盗難防止器具及び取
付部材を緩めることができなくなり、ホイールの盗難を
防止することが可能となる。また、本発明に係るホイー
ル盗難防止器具は、自動車の種類によって取付部材の長
さや形状が異なる場合においても、嵌合部の寸法さえ合
えば、既存の取付部材に取り付けることができる。した
がって、それほど多種類のホイール盗難防止器具を用意
する必要がなく、また、自己の自動車のホイールに適合
したホイール盗難防止器具の選択も容易になる。また、
本発明に係るホイール盗難防止器具は、ホイールを取り
付けるための取付部材とは別に形成されるものであるた
め、従来の盗難防止器具に比べて安価に製造でき、盗難
防止のためのコストを低減することができる。
【図1】本発明の一実施形態におけるホイール盗難防止
器具の取付状態を説明するための斜視図である。
器具の取付状態を説明するための斜視図である。
【図2】図1に示すホイール盗難防止器具をホイール取
付用のボルトとともに示す斜視図である。
付用のボルトとともに示す斜視図である。
【図3】図2に示すホイール盗難防止器具の平面図であ
る。
る。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】図3の底面図である。
【図7】図2に示すホイール盗難防止器具を取り外すた
めのレンチを示す平面図である。
めのレンチを示す平面図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】図7の側面図である。
【図10】図7の底面図である。
【図11】本発明の他の実施形態におけるホイール盗難
防止器具をホイール取付用のナットとともに示す斜視図
である。
防止器具をホイール取付用のナットとともに示す斜視図
である。
S 収容空間
1 ホイールロック(ホイール盗難防止器具)
2 自動車
3 ホイール
4 ボルト(取付部材)
4a ヘッド部
5 レンチ
6 ナット(取付部材)
6a ヘッド部
10 嵌合部
12 キー部
14 貫通孔
16 止めねじ(補助部材)
18 円形溝
20 ピン
50 レンチ部
52 係合部
54,56 凹部
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車の車軸にホイールを取り付けるた
めの取付部材のヘッド部に嵌合する嵌合部と、 特殊配置のキー機構を上面に有するキー部とを備えたこ
とを特徴とするホイール盗難防止器具。 - 【請求項2】 前記取付部材はボルト又はナットである
ことを特徴とする請求項1に記載のホイール盗難防止器
具。 - 【請求項3】 前記嵌合部には、前記取付部材のヘッド
部に食い込ませる補助部材を挿入する貫通孔を形成した
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のホイール盗難
防止器具。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
ホイール盗難防止器具のキー機構に係合する係合部を備
えたことを特徴とするレンチ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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