JPH08140349A - 可搬型電源装置及びその筐体の製造方法 - Google Patents

可搬型電源装置及びその筐体の製造方法

Info

Publication number
JPH08140349A
JPH08140349A JP6300363A JP30036394A JPH08140349A JP H08140349 A JPH08140349 A JP H08140349A JP 6300363 A JP6300363 A JP 6300363A JP 30036394 A JP30036394 A JP 30036394A JP H08140349 A JPH08140349 A JP H08140349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
middle chassis
power supply
heat
portable power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6300363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2750823B2 (ja
Inventor
Masao Katooka
正男 加藤岡
Toru Arai
亨 荒井
Shigeru Okamoto
茂 岡本
Kenzo Danjo
謙三 檀上
Seiji Tanaka
成治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6300363A priority Critical patent/JP2750823B2/ja
Priority to TW084111323A priority patent/TW283274B/zh
Priority to AU34521/95A priority patent/AU674633B2/en
Priority to US08/554,529 priority patent/US5831240A/en
Priority to CN95118762A priority patent/CN1060009C/zh
Priority to KR1019950041808A priority patent/KR100229685B1/ko
Publication of JPH08140349A publication Critical patent/JPH08140349A/ja
Priority to AU65701/96A priority patent/AU690472B2/en
Priority to AU42878/97A priority patent/AU695178B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2750823B2 publication Critical patent/JP2750823B2/ja
Priority to AU70113/98A priority patent/AU700107B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が丈夫で小型であり、回路及び部品の保
守、点検が比較的容易であって制御回路(非発熱部品)
が誤動作し難いようにすること。 【構成】 互いに間隔を隔てて略平行して配置されてい
るフロントパネル2及びリヤーパネル3と、フロントパ
ネル2とリヤーパネル3の間にこれら両方のパネル2、
3と略直交するように配置してあり、互いに対向する位
置に形成されている前端面1h及び後端面1iを有し前
端面1hがフロントパネル2の略中央部と結合すると共
に後端面1iがリヤーパネル3の略中央部と結合してフ
ロントパネル2とリヤーパネル3とを互いに連結する中
シャーシ1と、中シャーシ1の下面に設けた発熱部品6
1と、中シャーシ1の上面に設けた非発熱部品62と、
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばアーク溶接
機、プラズマアーク切断機、充電器、貴金属メッキ用の
可搬型電源装置、及びその筐体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記可搬型電源装置は、商用電源
を整流した後、高周波でスイッチングし、更に高周波ト
ランスを介して再び整流した後に出力するようになって
いる。回路は、スイッチング回路や高周波トランスを含
む主回路(発熱部品)と、出力電流又は出力電圧を検出
してその検出値に基づいて一次側のスイッチングトラン
スをオンオフ制御する制御回路(非発熱部品)と、で構
成されている。このような電源装置では、大型のトラン
スや大型のチョーク等を必要としないために装置全体、
特に主回路を小型化できる利点がある。
【0003】しかし、上記電源装置では、使用する部品
の数が多くなり、しかも回路が複雑となるので、組み立
て後の回路のチェックや使用中の保守、点検が困難であ
り、発熱部品と非発熱部品を混在させると、発熱部品か
ら受ける熱によって制御回路(非発熱部品)が誤動作す
ることがある。
【0004】そこで、出願人は、特公平2−41876
号公報に開示されている小型電源装置を発明した。この
電源装置は、図14に示すように、正面板51と裏面板
52とを複数の桟54を介して結合し、これらの桟54
に、主回路(図示せず)と制御回路(図示せず)が実装
されたプリント基板55を設けた構成である。この構成
によって、プリント基板55の表面と裏面が露出させる
ことができ、その結果、各回路のチェックや保守、点検
を容易に行うことができる。
【0005】また、出願人は、特公平3−46556号
公報に開示されている小型電子機器も発明している。こ
の小型電子機器は、図14に示すように、発熱部品(主
回路)が実装される領域56と非発熱部品(制御回路)
が実装される領域57の境界部に放熱フィン58を設け
た構成である。この構成によって、発熱部品の発生する
熱が制御回路に伝わることをこの放熱フィン58によっ
て防止することができ、その結果、加熱による制御回路
の誤動作を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14に示す
上記装置又は機器では、各回路のチェックや保守、点検
を容易に行うことができる利点はあるが、プリント基板
55の表面と裏面の両面を露出させた構成、即ち、桟4
の上面にプリント基板55を設けてあり、その下面には
別のプリント基板を設けていない構成であるので、装置
全体を十分に小型化するには或る一定の限界がある。そ
して、ある程度以上小型化すると、各部品の配置が複雑
化し、そのために配線に手間が掛かるという問題があ
る。また、各部品のビスによる締め付け固定にも手間が
掛かるという問題がある。
【0007】そして、図14に示す上記装置又は機器で
は、プリント基板55に重量の重い放熱フィン58を設
けているために、プリント基板55が破損することがあ
るという問題がある。特に、図14に示す装置等が可搬
型のものである場合は、プリント基板55に衝撃を受け
ることがあり、破損の起こる可能性が大きい。
【0008】本発明は、構造が丈夫で小型であり、保
守、点検が比較的容易で制御回路が誤動作し難い可搬型
電源装置、及びその筐体の製造コストを低減することが
できる筐体の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の可搬型電源
装置は、互いに間隔を隔てて略平行して配置されている
第1の側板及び第2の側板と、これら第1の側板と第2
の側板との間にこれら両方の側板と略直交するように配
置してあり、互いに対向する位置に形成されている第1
の端部及び第2の端部を有し第1の端部が第1の側板の
略中央部と結合すると共に第2の端部が第2の側板の略
中央部と結合して第1の側板と第2の側板とを互いに連
結する中シャーシと、該中シャーシの表面と裏面のうち
一方の面に設けた発熱部品と、上記中シャーシの他方の
面に設けた非発熱部品と、を具備することを特徴とする
ものである。
【0010】第2の発明の可搬型電源装置は、互いに間
隔を隔てて略平行して配置されている第1の側板及び第
2の側板と、これら第1の側板と第2の側板との間にこ
れら両方の側板と略直交するように配置してあり、互い
に対向する位置に形成されている第1の端部及び第2の
端部を有し第1の端部が第1の側板の略中央部と結合す
ると共に第2の端部が第2の側板の略中央部と結合して
第1の側板と第2の側板とを互いに連結し、かつ、開口
部を有する中シャーシと、該中シャーシの開口部を閉塞
すると共に上記中シャーシによって仕切られて形成され
た2つの領域のうち一方の領域に熱を放出するように設
けた放熱フィンと、該放熱フィンから熱が放出される上
記一方の領域に面する上記放熱フィンの表面に設けた発
熱部品と、上記2つの領域のうち他方の領域に面する中
シャーシの表面に設けた非発熱部品と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0011】第3の発明の可搬型電源装置は、第1又は
第2の発明の可搬型電源装置において、上記中シャーシ
の第1の端部と第1の側板との連結部、及び上記中シャ
ーシの第2の端部と第2の側板との連結部のうち少なく
とも一方の連結部が、上記中シャーシと上記側板のうち
のいずれか一方に設けた係合縁と、上記中シャーシと上
記側板のうちの他方に設けてあり上記係合縁と係合した
状態で上記中シャーシと上記側板とを互いに連結すると
共に、上記係合縁から外れる方向に移動可能な係合凸部
と、からなる構成としたことを特徴とするものである。
【0012】第4の発明の可搬型電源装置は、第1、第
2又は第3の発明の可搬型電源装置において、互いに間
隔を隔てて略平行し各々が第1と第2の側板と隣り合っ
て配置されていると共に、上記中シャーシを間に挟み込
み、上記中シャーシと略直交するように設けた第3の側
板及び第4の側板と、該第3の側板及び第4の側板の夫
々の内側面に設けてあり、第1、第2、第3及び第4の
側板と略平行する方向への上記中シャーシの移動を係止
するように上記中シャーシの対応する端部を間に挟み込
む突条と、を具備することを特徴とするものである。
【0013】第5の発明の可搬型電源装置は、第4の発
明の可搬型電源装置において、第3の側板と第4の側板
とを互いに結合し、この第3の側板と第4の側板の上部
に手提げ用の把手を設けると共に、上記上部に肩掛け用
のバンドの両端部を引っ掛ける為の一対の引っ掛け部を
設けたことを特徴とするものである。
【0014】第6の発明の可搬型電源装置は、第1、第
2、第3、第4又は第5の発明の可搬型電源装置におい
て、上記発熱部品が設けられている上記中シャーシの一
方の面に設けた凹部と、該凹部と着脱自在に嵌合する冷
却ファンと、上記複数の側板のうち少なくとも1つの側
板に設けてあり、上記冷却ファンの上記凹部から外れる
方向への移動を係止する支持凸部と、を具備することを
特徴とするものである。
【0015】第7の発明の可搬型電源装置の筐体の製造
方法は、フロントパネルとしての第1の側板、リヤーパ
ネルとしての第2の側板、一方のサイドカバーとしての
第3の側板及び他方のサイドカバーであり第3の側板と
同一形状の第4の側板によって形成されている可搬型電
源装置の筐体の製造方法において、出力部品取付部を成
形する為の第1の嵌め込み金型を嵌め込んだ第1の本体
金型を使用して第1の側板を成形する段階と、第1の嵌
め込み金型に代えて入力部品取付部を成形する為の第2
の嵌め込み金型を嵌め込んだ第1の本体金型を使用して
第2の側板を成形する段階と、第2の本体金型を使用し
て第3の側板を成形する段階と、第2の本体金型を使用
して第4の側板を成形する段階と、を有することを特徴
とするものである。
【0016】
【作用】第1の発明の可搬型電源装置によると、互いに
連結されている第1の側板、第2の側板及び中シャーシ
を、これら3つの部品に対して直角をなす面で切断した
ときの断面形状は、略H字状となる。つまり、第1の側
板、第2の側板及び中シャーシは、H字構造を成すの
で、あらゆる方向から受ける圧縮、引っ張り、曲げ等の
力に対して変形し難く、構造が丈夫である。
【0017】そして、発熱部品と非発熱部品とを中シャ
ーシによって仕切ってあるので、発熱部品の発生する熱
が非発熱部品に伝わり難くすることができる。
【0018】また、発熱部品を中シャーシの裏面(又は
表面)に設けてあり、非発熱部品を中シャーシの表面
(又は裏面)に設けた構成であるので、まず、発熱部品
を中シャーシの裏面(又は表面)に露出させることがで
きると共に、非発熱部品を中シャーシの表面(又は裏
面)に露出させることができる。そして、図14に示す
装置のように、発熱部品及び非発熱部品を桟3、4の上
面に設けた構成と比較して、中シャーシを小さくするこ
とができる。
【0019】第2の発明の可搬型電源装置によると、発
熱部品と非発熱部品とを放熱フィンによって仕切ってあ
るので、発熱部品の発生する熱が非発熱部品に伝わり難
くすることができる。そして、発熱部品が発生する熱を
放熱フィンによって吸収することができ、しかもこの吸
収した熱が、非発熱部品の設けられている領域に伝わら
ないようにすることができる。これ以外は、第1の発明
の可搬型電源装置と同等に作用するので、その説明を省
略する。
【0020】第3の発明の可搬型電源装置によると、中
シャーシの第1の端部と第1の側板との連結部、及び中
シャーシの第2の端部と第2の側板との連結部のうち少
なくとも一方の連結部が、係合縁と係合凸部とからなっ
ており、この係合縁と係合凸部とを係合させることによ
り一方の側板と中シャーシとを連結することができる。
そして、係合凸部を係合部縁から外すことにより一方の
側板と中シャーシとを切り離すことができる。
【0021】第4の発明の可搬型電源装置によると、第
3及び第4の各側板に設けた突条によって中シャーシの
両側の各端部を挟み込み、これによって、第1、第2、
第3及び第4の側板と平行する方向、即ち、中シャーシ
の形成する平面に対して略垂直方向への中シャーシの移
動を係止することができる。そして、突条が設けられて
いる第3又は第4の側板を中シャーシから引き離すこと
により突条と中シャーシとを切り離すことができる。
【0022】第5の発明の可搬型電源装置によると、発
熱部品及び非発熱部品が設けられている中シャーシが第
3及び第4の各側板に設けた突条によって確実に支持さ
れており、そして、この第3及び第4の側板の上部に把
手を設けた構成である。従って、この把手を握りこの可
搬型電源装置を持ち上げたときに、第1の側板又は第2
の側板と中シャーシとの連結部に或る一定以上の重量が
掛かることがない。また、第3及び第4の側板の上部に
肩掛け用のバンドの引っ掛け部を設けた構成であるの
で、このバンドを肩に掛けてこの可搬型電源装置を吊り
下げたときも、上記連結部に或る一定以上の重量が掛か
ることがない。
【0023】第6の発明の可搬型電源装置によると、発
熱部品が設けられている領域内に冷却ファンを設けてあ
るので、発熱部品が発生する熱を外部に放出することが
できる。そして、冷却ファンを凹部と支持凸部により係
止することができる。
【0024】第7の発明の可搬型電源装置の筐体の製造
方法によると、フロントパネルとしての第1の側板及び
リヤーパネルとしての第2の側板を同一の第1の本体金
型を使用して成形することができるし、一方のサイドカ
バーとしての第3の側板及び他方のサイドカバーとして
の第4の側板を同一の第2の本体金型を使用して成形す
ることができる。なお、第1の側板の出力部品取付部と
第2の側板の入力部品取付部の形状が相違しているの
で、第1の側板を成形するときは、第1の本体金型に第
1の嵌め込み金型を嵌め込んで成形する。そして、第2
の側板を成形するときは、第1の本体金型に第2の嵌め
込み金型を嵌め込んで成形する。
【0025】
【実施例】本発明に係る可搬型電源装置をプラズマアー
ク切断機用の可搬型電源装置に適用した一実施例を各図
を参照して説明する。図1は、この可搬型電源装置の取
付け状態を示す分解斜視図である。図8乃至図11は、
可搬型電源装置の右側面図、正面図、背面図及び平面図
である。図1に示す1は、中シャーシ、2はフロントパ
ネル(第1の側板)、3はリヤーパネル(第2の側
板)、4は左サイドカバー(第3の側板)、5は右サイ
ドカバー(第4の側板)である。
【0026】中シャーシ1は、図1に示すように、前後
方向に長い矩形の枠状に形成してあり、中央に後述する
冷却用ヒートシンク12よりも少し小さい開口部1aを
有し、この開口部1aの後方(リヤーパネル3側)に
は、後述する冷却ファン14の上部が嵌合する凹部1g
を備えている。また、中シャーシ1の前端面1hの左右
の各端部(第1の端部)、及び後端面1iの左右の各端
部(第2の端部)に、夫々が互いに平行して前方又は後
方に伸延する伸延部1j(図5参照)を突設してあり、
これら各伸延部1jの先端部外側面には、係合凸部1k
を突設してある(図1には4つの伸延部1jのうちの3
つが現れている。)。そして、この伸延部1jが内側に
屈曲し易いように、図5に示すように、前端面及び後端
面に溝1mを設けてある。
【0027】図5(a)は、フロントパネル2を正面と
して見たときに、中シャーシ1の右側に位置する係合凸
部1kが、フロントパネル2に設けた挿通孔2dの係合
縁2eに係合している状態を示す断面図であり、図5
(c)は、係合凸部1kが挿通孔2dに係合した状態を
示す側面図である。図5(a)、(c)に示すように、
係合凸部1kが挿通孔2dに係合した状態で、係合凸部
1kの前端縁、後端縁、上側縁、及び下側縁が、挿通孔
2dの対応する各内側縁と当接するように係合凸部1k
及び挿通孔2dを形成してある。なお、挿通孔2dの前
端縁、後端縁、上側縁、及び下側縁が係合縁2eであ
る。そして、伸延部1jの外側面1nも挿通孔2dの側
縁と当接している。また、詳細に図には示さないが、残
りの3組の係合凸部1k及び挿通孔2dも図5(a)、
(c)に示すものと同等に形成してあり、詳細な説明を
省略する。
【0028】この構成によって、中シャーシ1の前端面
に設けた1対の係合凸部1kがフロントパネル2に設け
た一対の挿通孔2dに係合すると、中シャーシ1とフロ
ントパネル2とが互いに位置関係が固定されて結合す
る。同様に、中シャーシ1の後端面に設けた1対の係合
凸部1kがリヤーパネル3に設けた一対の挿通孔2dに
係合すると、中シャーシ1とリヤーパネル3とが互いに
位置関係が固定されて結合する。中シャーシ1からフロ
ントパネル2又はリヤーパネル3を取り外すときは、例
えば図5(a)に示す係合凸部1kを内側に指で押し込
んで、係合凸部1kを挿通孔2dから外せばよい(図5
(a)、(c)参照)。この際、伸延部1j(中シャー
シ1)は、合成樹脂製であるので指の押圧力によって内
側に弾性変形するから係合凸部1kを挿通孔2dから簡
単に外すことができる。
【0029】フロントパネル2には、図1に示すよう
に、下部にこの電源装置の2つの出力端子2f、2f、
ガス流出口としての1つの出力部2cを取り付けるため
の合計3つの開口部2gを設けてある。これに対して、
リヤーパネル3には、図1に示すように、下部にガス流
入口等の入力部3cを取り付けるための1つの開口部3
dを設けてある。つまり、フロントパネル2には、3つ
の開口部2gを設けてあるのに対してリヤーパネル3に
は1つの開口部3dを設けてある点で形状が相違してお
り、これ以外の形状は同一である。即ち、フロントパネ
ル2及びリヤーパネル3は、双方共に縦に長い矩形の板
状体であり、例えば各上部に後述する操作用プリント基
板21を取り付けるための開口部2a、冷却風の複数の
通路2b、挿通孔2dを設けてあり、これら開口部2
a、通路2b、挿通孔2dの位置、形状が同一である。
【0030】左サイドカバー4は、図1に示すように、
縦断面形状が略コ字状をしている。右サイドカバー5
(図1には示していない。図8乃至図11参照。)は、
左サイドカバー4と左右対象、かつ、同一の形状をして
いる。従って、この左と右の2つのサイドカバー4、5
を図9に示すようにビスによって互いに結合すると、断
面形状が四角形の筒の形になる。これら左及び右の各サ
イドカバー4、5の内側面には、図1に示すように、互
いに間隔を隔てて筒方向に対して平行する1対の突条4
aを設けてあり、図4に示すように、この左側の1対の
突条4aの間に中シャーシ1の左側面の上縁1pと下縁
1qとを挟み込むと共に、右側の1対の突条4aと4a
の間に中シャーシ1の右側面の上縁1pと下縁1qとを
挟み込み、これによって中シャーシ1が上方向又は下方
向に移動しないように強固に支持している。更に、図1
に示すように、左及び右の各サイドカバー4、5の互い
に平行する突条4aと突条4aの間には、凹部4cを2
つずつ設けてあり、各凹部4cは、中シャーシ1の左側
面又は右側面に設けた位置決め用凸部1rと嵌合して中
シャーシ1の各サイドカバー4、5に対する位置決めを
行うことができる。
【0031】更に、図1に示すように、左及び右サイド
カバー4、5の後部の各内側面には、支持凸部4dを突
設してあり(図1は右サイドカバー5を省略してあり、
左サイドカバー4に設けた支持凸部4dのみを示
す。)、この支持凸部4dは、図6に示すように、中シ
ャーシ1に設けた凹部1gに嵌合する冷却ファン14の
下面と当接し、冷却ファン14が凹部1gから外れない
ように支持している。
【0032】また、図1に示すように、左及び右サイド
カバー4、5の上部には、両方のサイドカバー4、5が
結合した状態で形成される把手4fを設けてある。この
把手4fを手で持ってこの可搬型電源装置を持ち運ぶこ
とができる。そして、この把手4fの基端部には、切欠
4gを設けてあり、肩掛け用のバンド6の両端部に形成
した環状部6aを引っ掛ける為の一対の引っ掛け部4h
を設けてある。このバンド6を肩に掛けてこの可搬型電
源装置を持ち運ぶこともできる。そして、左及び右サイ
ドカバー4、5の各上部及び各下部には、これら両者を
互いに結合するためのビスの挿通孔4iを合計4つ穿設
してある。
【0033】そして、左及び右サイドカバー4、5は、
互いに結合した状態で断面形状が四角形の筒状部を形成
するが、この筒状部の前側及び後側の各開口部の内側に
は、突縁部4j、4kを設けてある。これら突縁部4
j、4kは、各開口部に嵌合して各開口部を閉塞するフ
ロントパネル2又はリヤーパネル3の外周縁と係合し、
フロントパネル2又はリヤーパネル3が外側に外れない
ように強固に係止する機能を有している。
【0034】次に、図1に示す中シャーシ1の下面に設
けてある発熱部品61、及び中シャーシ1の上面に設け
てある非発熱部品62について説明する。即ち、図1に
示すフロントパネル2、リヤーパネル3、左及び右サイ
ドカバー4、5によって形成される空間において、中シ
ャーシ1によって仕切られて形成される図1に示す下側
の領域63には、発熱部品61を設けてあり、上側の領
域64には、非発熱部品62を設けてある。
【0035】発熱部品61は、図1に示すように、電力
用半導体モジュール11、高周波トランス13、高周波
ユニット31及び高周波発生用カップリングコイル65
からなっている。電力用半導体モジュール11は、整流
ダイオード、パワートランジスタ等の電力用スイッチン
グ素子、フライホイールダイオード等の電力用半導体素
子、及びスイッチング素子のドライブ回路等が内部配線
されている。この電力用半導体モジュール11は、冷却
用ヒートシンク(放熱フィン)12の上面に取り付けて
あり、この冷却用ヒートシンク12は、中シャーシ1に
開口部1aを閉塞するようにしてこの中シャーシ1の下
面にビスにより締め付けて固定してある。高周波トラン
ス13は、上部に取付部13aを有し、中シャーシ1の
下面にビスにより締め付けて固定してある。高周波ユニ
ット31は、冷却用ヒートシンク12の下面に取り付け
てあり、カップリングコイル65は、高周波トランス1
3と接続している。これら発熱部品61及び冷却用ヒー
トシンク12の熱は、冷却ファン14によって冷却され
る。即ち、冷却ファン14の駆動によって、外部の冷た
い空気がフロントパネル2の通路2bから流入し、発熱
部品61の発生する熱を奪ってリヤーパネル3の通路2
bからこの可搬型電源装置の外部に流出する。
【0036】非発熱部品62は、図1に示すように、制
御部品が搭載されている制御用プリント基板15と、こ
の制御用プリント基板15を取り付けてあり、平滑用コ
ンデンサ等の主回路部品が搭載されている主プリント基
板16と、からなっている。この主プリント基板16
は、中シャーシ1の上面に設けてあるボス1cにビスに
よって締結してある。
【0037】図1に示す21は、操作用プリント基板で
ある。この操作用プリン基板は、可撓性電線66を介し
て制御用プリント基板15と接続しており、スイッチ2
1a、表示灯及び出力調整器が搭載されている。そし
て、この操作用プリント基板21は、操作用カバー22
と共にフロントパネル2の開口部2aを覆うようにして
ビスによって締結してある。図1に示す23は、電源入
力固定絶縁板である。この電源入力固定絶縁板23は、
電源用ケーブル67、電源スイッチ68等の電源入力部
品を搭載してあり、リヤーパネル3の開口部3aを覆う
ようにしてビスによって締結してある。図1に示す24
は、例えばプラズマアークに使用する動作ガスの流路を
開閉するためのガス用電磁バルブ(ガス流入口等の入力
部3cと接続する)である。このガス用電磁バルブ24
の一方の開口部は、動作ガスの供給源と接続しており、
他方の開口部は、継手、管(図示せず)を介してフロン
トパネル2に設けたガス流出口としての出力部2cと接
続している。
【0038】上記のように構成された可搬型電源装置に
よると、図2(フロントパネル2、リヤーパネル3及び
中シャーシ1の右側面図)に示すように、フロントパネ
ル2、リヤーパネル3及び中シャーシ1は、H字構造を
成すので、この電源装置が受けるあらゆる方向からの圧
縮、引っ張り、曲げ等の力に対して変形し難く、構造が
丈夫である。つまり、可搬型の電源装置は、運搬中に衝
撃を受ける機会が多いが、このような衝撃による発熱部
品61及び非発熱部品62の損傷を防止することができ
る。
【0039】そして、発熱部品61と非発熱部品62と
を中シャーシ1によって仕切ってあるので、発熱部品6
1(例えば高周波ユニット31)の発生する熱が非発熱
部品62に伝わり難くすることができ、これによって、
非発熱部品62(例えば主プリント基板16)の熱によ
る誤動作を防止することができる。また、発熱部品61
の発生する熱を放熱するための冷却用ヒートシンク12
を、中シャーシ1に設けることができるので、冷却用ヒ
ートシンク12の重量によって主プリント基板16等が
破損することがない。
【0040】また、図1に示すように、発熱部品61を
中シャーシ1の下面に露出させることができると共に、
非発熱部品62を中シャーシ1の上面に露出させること
ができる構成であるので、左及び右サイドカバー4、5
の一方又は両方を取り外すことにより、全ての回路、部
品のチェック、保守、点検を容易に行うことができる。
更に、中シャーシ1の上面及び下面の両面を利用して発
熱部品61及び非発熱部品62を設けた構成であるの
で、図14に示す装置のように、発熱部品及び非発熱部
品を桟3、4の上面に設けた構成と比較して、中シャー
シ1を小さくすることができ、これによって、装置全体
を小型にすることができる。そして、このように、中シ
ャーシ1の両面を利用して発熱部品61等を設けている
ので、各部品の間隔を広く取ることができ、これによっ
て、部品の組み立てや、ビスによる締め付け固定を簡単
に行うことができる。
【0041】そして、発熱部品61を設けた下側領域6
3と非発熱部品62を設けた上側領域64とを冷却用ヒ
ートシンク12と中シャーシ1により仕切った構成であ
るので、発熱部品61の発生した熱が非発熱部品62を
設けた領域64に伝わらないようにすることができる。
そして、発熱部品61が発生する熱を冷却用ヒートシン
ク12によって吸収し、この吸収した熱を発熱部品61
が設けられている下側領域63に放出する構成であるの
で、非発熱部品62の熱による誤動作を防止することが
できる。なお、発熱部品61である電力用半導体モジュ
ール11は、非発熱部品62を設けた上側領域64に設
けてあるが、電力用半導体モジュール11を冷却用ヒー
トシンク12に接触させて設けてあるので電力用半導体
モジュール11の発生した熱を冷却用ヒートシンク12
によって下側領域63に放熱することができる。従っ
て、電力用半導体モジュール11の発生した熱は、上側
領域64に殆ど放出されない。
【0042】また、フロントパネル2及びリヤーパネル
3に設けた挿通孔2dと中シャーシ1の係合凸部1kと
を係合させることにより、フロントパネル2、中シャー
シ1及びリヤーパネル3を連結することができ、係合凸
部1kを挿通孔2dから外すことにより中シャーシ1か
ら一方のパネル又は両方のパネルを取り外すことができ
る構成である。即ち、工具等を使用せずにパネル2、3
と中シャーシ1の組み立てや分解を極めて簡単に行うこ
とができる。
【0043】更に、左及び右サイドカバー4、5に設け
た突条4aと4aの間に中シャーシ1の対応する各側面
の上縁1pと下縁1qを挟み込んで支持する構成である
から、工具等を使用せずに右及び左サイドカバー4と中
シャーシ1の組み立てや分解を極めて簡単に行うことが
できる。そして、この突条4aによって中シャーシ1を
確実に左及び右サイドカバー4、5に固定することがで
きる。
【0044】そして、発熱部品61及び非発熱部品62
が設けられている中シャーシ1が左及び右サイドカバー
4、5に設けた突条4a、4a、・・・によって強固に
支持されており、そして、この左及び右サイドカバー
4、5の上部に把手4fを設けた構成である。従って、
この把手4fを握りこの可搬型電源装置を持ち上げたと
きに、フロントパネル2又はリヤーパネル3と中シャー
シ1との連結部としての伸延部1jに或る一定以上の重
量が掛かることがないので、伸延部1jの破損を防止す
ることができる。また、肩掛け用のバンド6を肩に掛け
てこの可搬型電源装置を吊り下げたときも、上記伸延部
1jに或る一定以上の重量が掛かることがない。
【0045】また、冷却ファン14によって発熱部品6
1の発生する熱を外部に放出することができるので、発
熱部品61、ひいては非発熱部品62の過熱を防止する
ことができる。そして、冷却ファン14を凹部1gと支
持凸部4dにより確実に固定させておくことができる。
また、凹部1gと支持凸部4dに冷却ファン14を係合
させることにより固定しているので、工具等を使用せず
に冷却ファン14を中シャーシ1に極めて簡単に固定し
て取り付けることができるし、取り外すこともできる。
【0046】次に、図12を参照してフロントパネル2
及びリヤーパネル3の製造方法を説明すると共に、図1
3を参照して左及び右サイドカバー4、5の製造方法を
説明する。これらフロントパネル2、リヤーパネル3、
左及び右サイドカバー4、5は、射出成形型を使用する
樹脂成形機よって製造する。まず、フロントパネル2及
びリヤーパネル3の製造方法を説明する。図12(a)
は、フロントパネル2を成形する方法を示す断面図であ
る。同図に示す69は、上側の第1の本体金型、70
は、下側の第1の本体金型、71は、第1の嵌め込み金
型である。
【0047】第1の嵌め込み金型71は、フロントパネ
ル2の下部に設けてある3つの開口部2gのうちの両側
の2つの開口部2gを成形するためのものである。中央
の1つの開口部2gは、図12(a)に示す下側の第1
の本体金型70の中央部に着脱自在に取り付けた第3の
嵌め込み金型73によって成形する。上記2つの第1の
嵌め込み金型71は、図には示さないが下側の第1の本
体金型70と着脱自在に結合している。
【0048】上側の第1の本体金型69は、例えば可動
盤に取り付けてあり、下側の第1の本体金型70は、固
定盤に取り付けてある。熱可塑性の合成樹脂の溶融物で
ある成形材料は、上側の第1の本体金型69と下側の第
1の本体金型70と2つの第1の嵌め込み金型71と第
3の嵌め込み金型73によって形成されているキャビテ
ィーに注入口(図示せず)から注入する。冷却後、可動
盤と共に上側の第1の本体金型69を同図の上方に移動
させ、しかる後、成形されたフロントパネル2を取り出
す。このようにして成形されたフロントパネル2には、
図1に示す3つの開口部2gが形成されている。
【0049】図12(b)は、リヤーパネル3を成形す
る方法を示す断面図である。同図に示す72は、第2の
嵌め込み金型である。これら2つの第2の嵌め込み金型
72は、上記2つの第1の嵌め込み金型71に代えて下
側の第1の本体金型70に着脱自在に結合させてある。
下側の第1の本体金型70、上側の第1の本体金型69
は、図12(a)と同一のものであり、共用している。
第2の嵌め込み金型72は、図12(b)に示すよう
に、第1の嵌め込み金型71を取り付けるための凹部7
4を閉塞するためのものである。
【0050】熱可塑性の合成樹脂の溶融物である成形材
料は、上側の第1の本体金型69と下側の第1の本体金
型70と2つの第2の嵌め込み金型72と第3の嵌め込
み金型73によって形成されているキャビティーに注入
口(図示せず)から注入する。冷却後、上側の第1の本
体金型69を同図の上方に移動させ、しかる後、成形さ
れたリヤーパネル3を取り出す。このようにして成形さ
れたリヤーパネル3には、図1に示す1つの開口部3d
が形成されている。
【0051】次に、図13を参照して左及び右サイドカ
バー4、5の製造方法を説明する。これら2つの左及び
右サイドカバー4、5は、同一の形状であるので、図1
3に示す共通の上側の第2の本体金型75と下側の第2
の本体金型76を使用して成形する。同図13は、上側
の第2の本体金型75と下側の第2の本体金型76の断
面図である。なお、上側の第2の本体金型75は、例え
ば可動盤に取り付けてあり、下側の第2の本体金型76
は、固定盤に取り付けてある。
【0052】熱可塑性の合成樹脂の溶融物である成形材
料は、上側の第2の本体金型75と下側の第2の本体金
型76によって形成されているキャビティーに注入口
(図示せず)から注入する。冷却後、上側の第2の本体
金型75を同図の上方に移動させ、しかる後、成形され
た左又は右サイドカバー4、5を取り出す。
【0053】図12(a)、(b)に示す製造方法にる
と、同一の上側及び下側の第1の本体金型69、70に
形状の異なる第1又は第2の嵌め込み金型71又は72
を取り付けることによって、開口部2g、3dの個数の
異なるフロントパネル2とリヤーパネル3を成形するこ
とができるので、これら各開口部を成形する為の第1、
第2及び第3の嵌め込み金型71、72、73と1組の
上側及び下側の第1の本体金型69、70を用意するだ
けでフロントパネル2とリヤーパネル3を成形すること
ができる。なお、第3の嵌め込み金型73は、下側の第
1の本体金型70と一体に形成してもよい。その場合
は、第1及び第2の嵌め込み金型71、72と1組の上
側及び下側の第1の本体金型69、70を用意するだけ
でよい。即ち、形状の相違するフロントパネル2とリヤ
ーパネル3を成形する際に、上側及び下側の第1の本体
金型69、70を共用することができるので、この点で
金型の費用を軽減することができる。そして、例えば、
フロントパネル2を成形した後に、リヤーパネル3を成
形する際に、上側及び下側の第1の本体金型69、70
を交換する必要がなく、重量の軽い2つの第1の嵌め込
み金型71を交換するだけでよく、金型交換の為の作業
時間も短くて済む。
【0054】図13に示す製造方法によると、左及び右
サイドカバー4、5を同一の上側及び下側の第2の本体
金型75、76を使用して成形することができるので、
左及び右サイドカバー4、5を成形する為の金型の費用
を極めて低減することができる。従って、例えば、左サ
イドカバー4を成形した後に、右サイドカバー5を成形
する際に、上側及び下側の第2の本体金型75、76を
交換する必要がなく、金型交換の為の作業時間も短くて
済む。
【0055】ただし、上記実施例では、図1に示すよう
に、把手4fの基端部に切欠4gを設けて肩掛け用のバ
ンド6の両端部に形成した環状部6aを引っ掛ける為の
一対の引っ掛け部4hを設けたが、図7に示すように、
把手4fから上方に突出する引っ掛け部4mを設けた構
成としてもよい。
【0056】そして、上記実施例の可搬型電源装置は、
プラズマアーク切断機用に適用したが、アーク溶接機、
充電器、又は貴金属めっき用に適用することができる。
また、プラズマアーク切断機及びアーク溶接機の両方に
使用することができる可搬型電源装置に本発明を適用す
ることができる。
【0057】また、上記実施例では、フロントパネル2
に3つの開口部2gを設け、リヤーパネル3に1つの開
口部3dを設けたが、各パネル2、3に必要に応じた個
数の開口部を設けた構成とすることができる。例えば、
作動ガスの通路としての開口部2g、3dをフロントパ
ネル2及びリヤーパネル3に設けない構成とする場合
は、図12(a)、(b)に示す第3の嵌め込み金型7
3に代えて第2の嵌め込み金型72を下側の第1の本体
金型70に取り付けて各パネル2、3を成形すればよ
い。勿論、第1乃至第3の嵌め込み金型71乃至73の
形状、取り付け位置を変更することによって、各パネル
2、3を所望の形状に成形することができる。
【0058】更に、上記実施例では、図5に示すよう
に、中シャーシ1に係合凸部1kを有する伸延部1jを
設け、フロントパネル2及びリヤーパネル3に係合縁2
eを有する挿通孔2dを設けたが、中シャーシ1に係合
縁2eを有する挿通孔2dを設け、フロントパネル2及
びリヤーパネル3に係合凸部1kを有する伸延部1jを
設けた構成とすることができる。
【0059】そして、上記実施例では、図1に示すよう
に、高周波ユニット31を冷却用ヒートシンク12の下
面に取り付けたが、図1に示すように、左及び右サイド
カバー4、5の各内側面に筒状の保持用受け具77を設
け、この両側の保持用受け具77、77によって高周波
ユニット31を固定して取り付ける構成とすることがで
きる。
【0060】また、上記実施例では、図1に示すよう
に、フロントパネル2の上部に操作用プリント基板21
を設け、下部にこの電源装置の出力端子2f等を取り付
ける為の3つの開口部2gを設けたが、フロントパネル
2の右側部(又は左側部)に操作用プリント基板21を
設け、左側部(又は右側部)にこの電源装置の出力端子
2f等を取り付ける為の3つの開口部2gを設けた構成
とすることができる。
【0061】更に、上記実施例では、図2に示すよう
に、中シャーシ1の下面側に発熱部品61を設け、上面
側に非発熱部品62を設けたが、図3に示すように、中
シャーシ1の上面側に発熱部品61及びそれに関連する
冷却ファン14等の部品を設け、下面側に非発熱部品6
2を設けた構成とすることができる。
【0062】そして、上記実施例では、図1に示すよう
に、この電源装置が起立した状態で、中シャーシ1を水
平方向に平行させて設けたが、鉛直方向に平行させて設
けた構成とすることができる。
【0063】また、上記実施例では、中シャーシ1の前
端面及び後端面に係合凸部1kを設けて、フロント及び
リヤーパネル2、3に対して工具なしに着脱できる構成
としたが、中シャーシ1のいずれか一方の面に係合凸部
1kを設けて着脱自在とし、他方の面とその面と対応す
るパネルとをビス等により締結した構成とすることがで
きる。
【0064】更に、上記実施例では、冷却ファン14の
支持凸部4dを左及び右サイドカバー4、5の両方に設
けたが、いずれか一方のサイドカバーに設けた構成とす
ることができる。
【0065】また、上記実施例では、中シャーシ1に開
口部1aを設けたが、開口部1aを設けていない構成、
即ち、中シャーシ1によって上側領域64と下側領域6
3とを仕切る構成とすることができる。
【0066】
【発明の効果】第1の発明の可搬型電源装置によると、
第1の側板、第2の側板及び中シャーシは、H字構造を
成すので、あらゆる方向から受ける圧縮、引っ張り、曲
げ等の力に対して変形し難く、構造が丈夫であるという
効果がある。つまり、可搬型の電源装置は、運搬中に衝
撃を受ける機会が多いが、このような衝撃による発熱部
品及び非発熱部品の損傷を防止することができる。
【0067】そして、発熱部品と非発熱部品とを中シャ
ーシによって仕切ってあるので、発熱部品の発生する熱
が非発熱部品に伝わり難くすることができ、これによっ
て、非発熱部品(制御回路)の熱による誤動作を防止す
ることができるという効果がある。また、発熱部品の発
生する熱を放熱するための放熱フィンを、中シャーシに
設けることができるので、図14に示す装置のように、
放熱フィンの重量によってプリント基板55が破損する
ことがない。
【0068】また、発熱部品を中シャーシの裏面(又は
表面)に露出させることができると共に、非発熱部品を
中シャーシの表面(又は裏面)に露出させることができ
る構成であるので、全ての回路、部品のチェック、保
守、点検を容易に行うことができるという効果がある。
更に、中シャーシの表面及び裏面の両面を利用して発熱
部品及び非発熱部品を設けた構成であるので、図14に
示す装置のように、発熱部品及び非発熱部品を桟3、4
の上面のみに設けた構成と比較して、中シャーシを小さ
くすることができ、これによって、装置全体を小型にす
ることができるという効果がある。そして、このよう
に、中シャーシの両面を利用して発熱部品等を設けてい
るので、部品の間隔を広く取ることができ、これによっ
て、部品の組み立てや、ビスによる締め付け固定の作業
を簡単に行うことができるという効果がある。
【0069】第2の発明の可搬型電源装置によると、発
熱部品を設けた領域と非発熱部品を設けた領域とを放熱
フィンと中シャーシにより仕切った構成であるので、発
熱部品の発生した熱が非発熱部品を設けた領域に伝わら
ないようにすることができるという効果がある。そし
て、発熱部品が発生する熱を放熱フィンによって吸収
し、この吸収した熱を発熱部品が設けられている領域に
放出する構成であるので、非発熱部品(制御回路)の熱
による誤動作を防止することができるという効果があ
る。これ以外は、第1の発明の可搬型電源装置と同等の
効果を有しており、その説明を省略する。
【0070】第3の発明の可搬型電源装置によると、係
合縁と係合凸部とを係合させることにより一方の側板と
中シャーシとを連結することができ、係合凸部を係合部
縁から外すことにより一方の側板と中シャーシとを切り
離すことができる構成である。これによって、工具等を
使用せずに一方の側板と中シャーシの組み立てや分解を
極めて簡単に行うことができるという効果がある。
【0071】第4の発明の可搬型電源装置によると、第
3及び第4の各側板に設けた突条と突条の間に中シャー
シの対応する各端部を挟み込んで支持する構成であるか
ら、工具等を使用せずに第3及び第4の各側板と中シャ
ーシの組み立てや分解を極めて簡単に行うことができる
という効果がある。そして、この突条によって中シャー
シを確実に第3及び第4の側板に固定することができる
という効果がある。
【0072】第5の発明の可搬型電源装置によると、可
搬型電源装置を把手を握って持ち上げたときやバンドを
肩に掛けて吊り下げたときも、第1の側板又は第2の側
板と中シャーシとの連結部に或る一定以上の重量が掛か
ることがないので、連結部の破損を防止することができ
るという効果がある。つまり、中シャーシをしっかりと
第3及び第4の側板に固定することができるし、連結部
の破損を防止することができるという効果がある。
【0073】第6の発明の可搬型電源装置によると、冷
却ファンによって発熱部品の発生する熱を外部に放出す
ることができるので、発熱部品、ひいては非発熱部品の
過熱を防止することができるという効果ある。そして、
冷却ファンを凹部と支持凸部により確実に固定させてお
くことができる。また、凹部と支持凸部に冷却ファンを
係合させることにより固定しているので、工具等を使用
せずに冷却ファンを中シャーシに極めて簡単に固定して
取り付けることができるし、取り外すこともできるとい
う効果がある。
【0074】第7の発明の可搬型電源装置の筐体の製造
方法によると、一方のサイドカバーとしての第3の側板
及び他方のサイドカバーとしての第4の側板を同一の第
2の本体金型を使用して成形することができるので、第
3及び第4の側板を成形する為の金型の費用を極めて低
減することができるという効果がある。従って、例え
ば、第3の側板を成形した後に、第4の側板を成形する
際に、金型を交換する必要がなく、金型交換の為の作業
時間も短くて済むという効果もある。
【0075】同一の第1の本体金型に、形状の異なる第
1又は第2の嵌め込み金型を嵌め込むことによって、入
力部品取付部と出力部品取付部の形状の異なるフロント
パネルとしての第1の側板とリヤーパネルとしての第2
の側板を成形することができるので、これら各取付部を
成形する為の第1及び第2の嵌め込み金型と第1の本体
金型を用意するだけで第1及び第2の側板を成形するこ
とができる。即ち、形状の相違する第1及び第2の側板
を成形する際に、第1の本体金型を共用することができ
るので、この点で金型の費用を軽減することができると
いう効果がある。そして、例えば、第1の側板を成形し
た後に、第2の側板を成形する際に、第1の本体金型を
交換する必要がなく、重量の軽い嵌め込み金型を交換す
るだけでよく、金型交換の為の作業時間も短くて済むと
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る可搬型電源装置の取
付け状態を示す分解斜視図である。
【図2】同実施例のフロントパネル、中シャーシ及びリ
ヤーパネルが形成するH構造を示す側面図である。
【図3】同実施例の発熱部品を上側領域に設け、非発熱
部品を下側領域に設けたフロントパネル、中シャーシ及
びリヤーパネルのH構造の他の例を示す側面図である。
【図4】同実施例のフロントパネル、中シャーシ及びリ
ヤーパネルの正面図である。
【図5】(a)は同実施例の係合凸部と挿通孔の係合縁
との係合状態を示す断面図、(b)は同実施例の係合凸
部と挿通孔の係合縁との非係合状態を示す断面図、
(c)は同実施例の係合凸部と挿通孔の係合縁との係合
状態を示す側面図、(d)は同実施例の係合凸部と挿通
孔の係合縁との非係合状態を示す側面図である。
【図6】同実施例の冷却ファンの取付け状態を示す縦断
面図である。
【図7】同実施例の引っ掛け部の他の例を示す斜視図で
ある。
【図8】同実施例に係る可搬型電源装置の右側面図であ
る。
【図9】同実施例に係る可搬型電源装置の正面図であ
る。
【図10】同実施例に係る可搬型電源装置の背面図であ
る。
【図11】同実施例に係る可搬型電源装置の平面図であ
る。
【図12】(a)は同実施例のフロントパネルを成形す
る為の第1の嵌め込み金型、上側及び下側の第1の本体
金型を示す断面図、(b)は同実施例のリヤーパネルを
成形する為の第2の嵌め込み金型、上側及び下側の第1
の本体金型を示す断面図である。
【図13】同実施例の左又は右サイドカバーを成形する
為の上側及び下側の第2の本体金型を示す断面図であ
る。
【図14】従来の電源装置の取付け状態を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 中シャーシ 1a 開口部 1k 係合凸部 2 フロントパネル(第1の側板) 2e 係合縁 3 リヤーパネル(第2の側板) 4 左サイドカバー(第3の側板) 4a 突条 4d 支持凸部 4f 把手 4h 引っ掛け部 5 右サイドカバー(第4の側板) 12 冷却用ヒートシンク(放熱フィン) 14 冷却ファン 61 発熱部品 62 非発熱部品 63 下側領域 64 上側領域 69 上側の第1の本体金型 70 下側の第1の本体金型 71 第1の嵌め込み金型 72 第2の嵌め込み金型 75 上側の第2の本体金型 76 下側の第2の本体金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 檀上 謙三 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 田中 成治 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式会社三社電機製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔を隔てて略平行して配置され
    ている第1の側板及び第2の側板と、これら第1の側板
    と第2の側板との間にこれら両方の側板と略直交するよ
    うに配置してあり、互いに対向する位置に形成されてい
    る第1の端部及び第2の端部を有し第1の端部が第1の
    側板の略中央部と結合すると共に第2の端部が第2の側
    板の略中央部と結合して第1の側板と第2の側板とを互
    いに連結する中シャーシと、該中シャーシの表面と裏面
    のうち一方の面に設けた発熱部品と、上記中シャーシの
    他方の面に設けた非発熱部品と、を具備することを特徴
    とする可搬型電源装置。
  2. 【請求項2】 互いに間隔を隔てて略平行して配置され
    ている第1の側板及び第2の側板と、これら第1の側板
    と第2の側板との間にこれら両方の側板と略直交するよ
    うに配置してあり、互いに対向する位置に形成されてい
    る第1の端部及び第2の端部を有し第1の端部が第1の
    側板の略中央部と結合すると共に第2の端部が第2の側
    板の略中央部と結合して第1の側板と第2の側板とを互
    いに連結し、かつ、開口部を有する中シャーシと、該中
    シャーシの開口部を閉塞すると共に上記中シャーシによ
    って仕切られて形成された2つの領域のうち一方の領域
    に熱を放出するように設けた放熱フィンと、該放熱フィ
    ンから熱が放出される上記一方の領域に面する上記放熱
    フィンの表面に設けた発熱部品と、上記2つの領域のう
    ち他方の領域に面する中シャーシの表面に設けた非発熱
    部品と、を具備することを特徴とする可搬型電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の可搬型電源装置
    において、上記中シャーシの第1の端部と第1の側板と
    の連結部、及び上記中シャーシの第2の端部と第2の側
    板との連結部のうち少なくとも一方の連結部が、上記中
    シャーシと上記側板のうちのいずれか一方に設けた係合
    縁と、上記中シャーシと上記側板のうちの他方に設けて
    あり上記係合縁と係合した状態で上記中シャーシと上記
    側板とを互いに連結すると共に、上記係合縁から外れる
    方向に移動可能な係合凸部と、からなる構成としたこと
    を特徴とする可搬型電源装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の可搬型電源
    装置において、互いに間隔を隔てて略平行し各々が第1
    と第2の側板と隣り合って配置されていると共に、上記
    中シャーシを間に挟み込み、上記中シャーシと略直交す
    るように設けた第3の側板及び第4の側板と、該第3の
    側板及び第4の側板の夫々の内側面に設けてあり、第
    1、第2、第3及び第4の側板と略平行する方向への上
    記中シャーシの移動を係止するように上記中シャーシの
    対応する端部を間に挟み込む突条と、を具備することを
    特徴とする可搬型電源装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の可搬型電源装置におい
    て、第3の側板と第4の側板とを互いに結合し、この第
    3の側板と第4の側板の上部に手提げ用の把手を設ける
    と共に、上記上部に肩掛け用のバンドの両端部を引っ掛
    ける為の一対の引っ掛け部を設けたことを特徴とする可
    搬型電源装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5に記載の可
    搬型電源装置において、上記発熱部品が設けられている
    上記中シャーシの一方の面に設けた凹部と、該凹部と着
    脱自在に嵌合する冷却ファンと、上記複数の側板のうち
    少なくとも1つの側板に設けてあり、上記冷却ファンの
    上記凹部から外れる方向への移動を係止する支持凸部
    と、を具備することを特徴とする可搬型電源装置。
  7. 【請求項7】 フロントパネルとしての第1の側板、リ
    ヤーパネルとしての第2の側板、一方のサイドカバーと
    しての第3の側板及び他方のサイドカバーであり第3の
    側板と同一形状の第4の側板によって形成されている可
    搬型電源装置の筐体の製造方法において、出力部品取付
    部を成形する為の第1の嵌め込み金型を嵌め込んだ第1
    の本体金型を使用して第1の側板を成形する段階と、第
    1の嵌め込み金型に代えて入力部品取付部を成形する為
    の第2の嵌め込み金型を嵌め込んだ第1の本体金型を使
    用して第2の側板を成形する段階と、第2の本体金型を
    使用して第3の側板を成形する段階と、第2の本体金型
    を使用して第4の側板を成形する段階と、を有すること
    を特徴とする可搬型電源装置の筐体の製造方法。
JP6300363A 1994-11-08 1994-11-08 可搬型電源装置及びその筐体の製造方法 Expired - Fee Related JP2750823B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6300363A JP2750823B2 (ja) 1994-11-08 1994-11-08 可搬型電源装置及びその筐体の製造方法
TW084111323A TW283274B (ja) 1994-11-08 1995-10-27
AU34521/95A AU674633B2 (en) 1994-11-08 1995-10-30 Power supply apparatus
CN95118762A CN1060009C (zh) 1994-11-08 1995-11-07 电源设备
US08/554,529 US5831240A (en) 1994-11-08 1995-11-07 Power supply apparatus
KR1019950041808A KR100229685B1 (ko) 1994-11-08 1995-11-17 운반형 전원장치 및 그 본체의 제조방법
AU65701/96A AU690472B2 (en) 1994-11-08 1996-09-17 Power supply apparatus
AU42878/97A AU695178B2 (en) 1994-11-08 1997-10-28 Power supply apparatus
AU70113/98A AU700107B2 (en) 1994-11-08 1998-06-12 Power supply apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6300363A JP2750823B2 (ja) 1994-11-08 1994-11-08 可搬型電源装置及びその筐体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08140349A true JPH08140349A (ja) 1996-05-31
JP2750823B2 JP2750823B2 (ja) 1998-05-13

Family

ID=17883883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6300363A Expired - Fee Related JP2750823B2 (ja) 1994-11-08 1994-11-08 可搬型電源装置及びその筐体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2750823B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5757638A (en) * 1996-12-31 1998-05-26 Sansha Electric Manufacturing Company, Limited Power supply apparatus
US5943220A (en) * 1996-09-24 1999-08-24 Sansha Electric Manufacturing Company, Limited Waterproofed power supply apparatus
KR100675241B1 (ko) * 1999-09-06 2007-01-26 가부시키가이샤 소니 컴퓨터 엔터테인먼트 전자부품을 하우징 하는데 쓰는 전자장치의 캐비닛 및이를 갖는 전자장치
JP2007133600A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Toshiba Lighting & Technology Corp 電源ユニット及び電源装置
JP2008047365A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Hamamatsu Photonics Kk 光源装置
JP2008072033A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd インダクタンス部品とこれを用いたモジュールデバイス及び電子機器
JP2013046468A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Denso Corp バスバーモジュール及び電力変換装置
WO2014038402A1 (ja) * 2012-09-07 2014-03-13 株式会社 東芝 空気調和機のインバータ装置
JP2014090523A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Mitsubishi Electric Corp スイッチング電源装置
JP2017531913A (ja) * 2014-09-16 2017-10-26 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 放熱装置及びこの放熱装置を用いるuav

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5943220A (en) * 1996-09-24 1999-08-24 Sansha Electric Manufacturing Company, Limited Waterproofed power supply apparatus
US5757638A (en) * 1996-12-31 1998-05-26 Sansha Electric Manufacturing Company, Limited Power supply apparatus
KR100675241B1 (ko) * 1999-09-06 2007-01-26 가부시키가이샤 소니 컴퓨터 엔터테인먼트 전자부품을 하우징 하는데 쓰는 전자장치의 캐비닛 및이를 갖는 전자장치
JP2007133600A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Toshiba Lighting & Technology Corp 電源ユニット及び電源装置
JP4684967B2 (ja) * 2006-08-11 2011-05-18 浜松ホトニクス株式会社 光源装置
JP2008047365A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Hamamatsu Photonics Kk 光源装置
JP2008072033A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd インダクタンス部品とこれを用いたモジュールデバイス及び電子機器
JP2013046468A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Denso Corp バスバーモジュール及び電力変換装置
WO2014038402A1 (ja) * 2012-09-07 2014-03-13 株式会社 東芝 空気調和機のインバータ装置
JP2014090523A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Mitsubishi Electric Corp スイッチング電源装置
JP2017531913A (ja) * 2014-09-16 2017-10-26 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 放熱装置及びこの放熱装置を用いるuav
US10178812B2 (en) 2014-09-16 2019-01-08 SZ DJI Technology Co., Ltd. Heat dissipation device and UAV using the same
US10681849B2 (en) 2014-09-16 2020-06-09 SZ DJI Technology Co., Ltd. Heat dissipation device and UAV using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2750823B2 (ja) 1998-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5831240A (en) Power supply apparatus
JPH08140349A (ja) 可搬型電源装置及びその筐体の製造方法
US20070103870A1 (en) Locking device for heat sink
EP3160029B1 (en) Inverter
JP4202895B2 (ja) 脱熱器組立体、脱熱器の組み付け方法、及び脱熱器
CN110876247B (zh) 电子设备和电子设备的制造方法
US6525941B1 (en) Heat dissipating device with a pressing member that is rotatable to urge a fan module toward a circuit board
US6316718B1 (en) Electric power supply device having detachable fan device
US8245766B2 (en) Fastener and heat dissipation device using the same
JP6303952B2 (ja) 基板実装構造及び電源装置
CN111712914B (zh) 控制装置的制造方法以及控制装置
JPH08236970A (ja) 可搬型電源装置
JP2907753B2 (ja) 電源装置
AU700107B2 (en) Power supply apparatus
JP2006156647A (ja) 放熱部品付きの配線基板及び該配線基板を有する電気品箱を備えた空気調和機の室外機
JP4845914B2 (ja) 電子機器の冷却構造
JP2003035439A (ja) 発熱素子取付装置
US20060054369A1 (en) Support frame device with locating function
KR200237260Y1 (ko) 통신장비용 판형 열교환기 냉각장치의 냉각팬 착탈장치
KR200179726Y1 (ko) 발열회로소자용 방열장치
JP3675993B2 (ja) 放熱板を有する電気機器
JPH0349814Y2 (ja)
JPH03250697A (ja) 電源冷却モジュール
JP2021158900A (ja) 電力変換装置
TWI250371B (en) Heat dissipation module

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees