JPH08139434A - 成形基板の製造方法 - Google Patents

成形基板の製造方法

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JPH08139434A
JPH08139434A JP29376194A JP29376194A JPH08139434A JP H08139434 A JPH08139434 A JP H08139434A JP 29376194 A JP29376194 A JP 29376194A JP 29376194 A JP29376194 A JP 29376194A JP H08139434 A JPH08139434 A JP H08139434A
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和光 大森
Akihiko Watanabe
昭比古 渡辺
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Meiki Seisakusho KK
Nitto Boseki Co Ltd
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Meiki Seisakusho KK
Nitto Boseki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写シートを用いて行われる成形基板の成形
において、転写シートの正確な位置決めとしわの発生を
効果的に防止する。 【構成】 位置決めピンを結ぶ延長線(E)上で各ピン
からピン間隔(D)の半分の距離の点における該延長線
(E)に対して垂直な2本の線(P1,P2)と、前記
延長線(E)の両側に該延長線(E)に対して前記ピン
間隔(D)の半分の距離を隔てた平行な2本の線(Q
1,Q2)によって囲まれたピン規定範囲(Z)と、前
記転写シートの転写面(S)との重なり合う部分である
ゲート設定範囲(X)内に、溶融樹脂材料のゲートを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は成形基板の製造方法に
関し、特には回路パターンを有する転写シートを金型キ
ャビティに配して基板成形品の射出成形と同時に前記回
路パターンを成形品表面に一体に転写する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】成形基板を成形するに際し、回路パター
ンを設けた転写シートを成形型の金型キャビティに配置
して、該キャビティに溶融樹脂材料を射出して基板成形
品の成形と同時にその表面に前記転写シートの回路パタ
ーンを一体に転写成形することが提案されている。この
ような転写シートを用いて行う成形基板の製造にあって
は、平板形状の基板のみならず、曲面や凹凸形状または
箱型などの立体的形状を有する基板にも効果的に実施す
ることができる利点がある。
【0003】しかしながら、この種の転写シートによる
成形において、成形時に転写シートにしわが発生するこ
とがまれにある。このようなしわの発生は、基板の成形
品形状が複雑な立体形状の場合に多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、このよ
うな問題点を解消するために、転写シートを位置決めピ
ンと真空吸引孔によってキャビティに配置するととも
に、転写シートの少なくとも一部をキャビティのパーテ
ィング面に挟まれない自由端とし、さらに、キャビティ
に配置された転写シートに対し、溶融樹脂材料を射出す
るゲート位置を一定の関係とすることにより、正確な転
写シートの位置決めと同時にしわの発生を効果的に防止
できることを見出したのである。
【0005】すなわち、この発明は、転写シートを用い
て行われる成形基板の成形において、転写シートの正確
な位置決めとしわの発生を効果的に防止することができ
る方法を提供することをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上の目的のために、この
発明は、回路パターンを設けた転写シートが、少なくと
もその転写面の一部がパーティング面に挟まれない自由
端となるように、位置決めピンと真空吸引孔によって金
型キャビティに配置され、前記キャビティにゲートより
溶融樹脂材料が射出され、基板成形品の成形と同時にそ
の表面に前記転写シートの回路パターンが一体に転写さ
れた成形基板を製造する方法であって、(a)前記位置
決めピンが2本、ピン間隔(D)で設けられていると
き、該位置決めピンを結ぶ延長線(E)上で各ピンから
ピン間隔(D)の半分の距離の点における該延長線
(E)に対して垂直な2本の線(P1,P2)と、前記
延長線(E)の両側に該延長線(E)に対して前記ピン
間隔(D)の半分の距離を隔てた平行な2本の線(Q
1,Q2)によって囲まれたピン規定範囲(Z)か、ま
たは、(b)前記位置決めピンが3本以上設けられてい
るときは、最も遠いピン間隔(D)を有する2個の位置
決めピンか、または、最も遠いピン間隔(D)を有する
2個の位置決めピンが複数組ある場合にはその各々の組
の位置決めピンについて、該位置決めピンを結ぶ延長線
(E)上で各ピンからピン間隔(D)の半分の距離の点
における該延長線(E)に対して垂直な2本の線(P
1,P2)と、前記延長線(E)の両側に該延長線
(E)に対して前記ピン間隔(D)の半分の距離を隔て
た平行な2本の線(Q1,Q2)によって囲まれたピン
規定範囲(Z)と、前記転写シートの転写面(S)との
重なり合う部分であるゲート設定範囲(X)内に、前記
溶融樹脂材料のゲートを設けたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例を示す基板成形用金
型の要部の断面図、図2はその可動型の正面図、図3は
転写シートの転写面の説明図、図4は位置決めピンが2
本のときの該ピンによって定められるピン規定範囲を示
す模式図、図5は同じく位置決めピンが3本以上のとき
のピン規定範囲を示す模式図、図6は最も遠いピン間隔
を有する位置決めピンが複数組あるときのピン規定範囲
を示す模式図、図7は転写シートの中央部分にゲート設
定範囲が定められた例を示す模式図、図8は転写シート
の一端部分にゲート設定範囲が定められた例を示す模式
図、図9は転写シートの内側にゲート設定範囲が定めら
れた例を示す模式図、図10は転写シートを自動的に金
型キャビティ面に配置する装置の一例を示す断面図であ
る。
【0008】図1および図2にこの発明の方法を実施す
る基板成形用金型の一例を示す。図中の符号20は基板
成形用金型、21は固定型、22は可動型で、型締めに
より金型キャビティ23が形成される。
【0009】固定型21において、前記金型キャビティ
23に面する所定の位置にはゲート26が設けられてい
る。このゲート26はスプル25を介して型外の射出装
置(図示せず)に接続される。一方、可動型22のパー
ティング面29Bには、位置決めピン30,31,3
2,33および図示しない真空装置に接続された真空吸
引部45の真空吸引孔40,41,42,43が設けら
れており、転写シート10の転写面Sが金型キャビティ
23の所定の位置に配置される。
【0010】なお、ここで、転写シート10の転写面S
とは、図3からよく理解されるように、転写シート10
を金型キャビティに配置した際に成形品表面に回路パタ
ーンが転写される面をいう。すなわち、図1に示した段
付きのキャビティ23の場合、図3のように、上部立ち
上がり面11a、段部水平面11b、および自由端19
に到る下部立ち上がり面11cが転写面Sである。
【0011】この転写シート10の転写面には所定の回
路パターン15が設けられており、前記回路パターン1
5がキャビティ23内側となるように配される。転写シ
ート10は、前記位置決めピン30,31,32,33
が転写シート10に設けられた位置決め孔16に係合
し、真空吸引孔40,41,42,43によって、金型
キャビティ面に吸着固定されることによって位置決めさ
れる。
【0012】そして、前記転写シート10は、成形時に
は、前記固定型21と可動型22との型閉めによりその
周縁12が金型パーティング面29(29A,29B)
によって挟持され保持される。そのとき、前記転写シー
ト10の転写面Sの少なくとも一部は、前記パーティン
グ面29に挟まれない(つまり、キャビティ23内に留
保される)自由端19とされる。この自由端19は、成
形の際に前記転写シート10に発生するしわを逃がすた
めのもので、本実施例では、図2のように略T字状の転
写シート10の下半分の両側端および下端が自由端19
となっている。この自由端は、転写シートの転写面の一
部にパーティング面に挟まれない切れ目を設けることに
より形成することもできる。
【0013】なお、図1から理解されるように、本実施
例において、前記転写シート10を挟む金型のパーティ
ング面29(29A,29B)には、前記転写シート1
0の厚みより1ないし100ミクロンほど大きいクリア
ランス27が形成されている。また、前記真空吸引孔4
0,41,42,43は、前記クリアランス27が形成
されているパーティング面29に設けられている。
【0014】転写シート10が前記のように金型キャビ
ティ23に配置された後、ゲート26から溶融樹脂が該
キャビティ23内に射出され、基板成形品の成形と同時
に当該成形品の表面に転写シート10の回路パターン1
5が一体に転写される。この発明においては、ゲート2
6の位置は、以下に述べるような、位置決めピンの本数
および立設位置によって定められる範囲(ピン規定範囲
Z)と前記転写シート10の転写面Sとの重なり合う範
囲(ゲート設定範囲X)内に設けられる。
【0015】すなわち、まず図4に示したように、金型
に2本の位置決めピン51,52が間隔Dで設けられて
いる場合には、前記位置決めピン51,52を結ぶ延長
線E上の両側において各ピンからそれぞれ間隔Dの半分
の距離(D/2)だけ隔たった点に、前記延長線Eに対
して垂直な2本の線P1,P2を求める。そして、前記
延長線Eを挟む両側に、当該延長線Eに対してD/2だ
け隔たった平行な2本の線Q1,Q2を求め、前記平行
線P1,P2と平行線Q1,Q2とによって囲まれたピ
ン規定範囲Zを設定する。そして、後述するように、溶
融樹脂材料のゲートは、このピン規定範囲Zと前記転写
シート10の転写面Sと重なり合うゲート設定範囲X内
に設けられる。
【0016】また、図5のように、位置決めピンが3本
以上設けられている場合のピン規定範囲Zは次のように
定められる。すなわち、前記位置決めピン53,54,
55,56の内で最も遠いピン間隔Dを有する2本の位
置決めピン55,56を結ぶ延長線Eを想定する。そし
て、前記延長線E上で前記ピン55,56からそれぞれ
D/2だけ遠ざかった点から、前記延長線Eに垂直な2
本の線P1,P2を求め、前記延長線Eを挟む両側に当
該延長線Eに対してD/2だけ隔てて2本の平行線Q
1,Q2が設けられる。ピン規定範囲Zは、この線Q
1,Q2と前記P1,P2とによって囲まれる範囲とさ
れ、金型においてこのピン規定範囲Zと転写シート10
の転写面Sとが重なった部分がゲート設定範囲Xとされ
る。
【0017】また、最も遠いピン間隔Dを有する2本の
位置決めピンが複数組ある場合には、図6に示されるよ
うに、その各々の組の位置決めピン57,60および5
8,59について、前記図4および図5について説明し
たと同様に、それぞれ延長線Eおよび平行線P1,P
2,Q1,Q2を求める。そして、前記それぞれの平行
線P1,P2,Q1,Q2によって囲まれる最も大きな
範囲をピン規定範囲Zと定め、転写シートの転写面と重
なった部分がゲート設定範囲Xとされる。なお、この例
のように、最も遠いピン間隔Dを有する2本の位置決め
ピンがクロスして現れる場合のピン規定範囲Zは、図6
のようにクロス(X字)状になる。
【0018】このように位置決めピンによって定められ
るピン規定範囲Zと転写シートの転写面Sと重なった部
分(ゲート設定範囲X)にゲートを設けることにより、
ゲートの位置が位置決めピンに対して適度に近くなるの
で、ゲートからキャビティ内に射出される溶融樹脂は、
転写シートがピンによって固定されている部分から転写
シート10の自由端19に向かって自然に流れる。それ
によって、位置決めピン周辺に転写面を正確に位置決め
するとと同時に、転写シートに発生することのあるしわ
を、その自由端に向かって効果的に逃がすことができ、
成形品に転写シートのしわを残すことがない。
【0019】次に、位置決めピンによって規定されるピ
ン規定範囲Zと転写シートの転写面Sとの重合部分であ
るゲート設定範囲Xは、回路パターンの位置や成形品の
形状によって、前記転写面Sの適宜の位置に定められ
る。すなわち、図7はゲート設定範囲Xが転写面Sの中
央部分に設けられた例である。図の矢印で示されるよう
に、ゲートGから注入された溶融樹脂は転写シートの上
下に向かって流れる。また、図8は転写シートの一端部
分にゲート設定範囲Xが定められた例である。さらに図
9に示されるように、転写シートの転写面Sの内側にゲ
ート設定範囲Xが定められる場合もある。
【0020】なお、図1および図2の例で述べたよう
に、転写シート10が挟まれるパーティング面29に該
転写シート10の厚みより1ないし100ミクロンほど
大きいクリアランスを形成し、かつ該クリアランスを形
成したパーティング面に転写シートを吸着固定する真空
吸引孔を設けることによって、転写シートに発生するこ
とのあるしわを、転写シートの転写面以外の部分に向か
って効果的に逃がすことができ、転写面に対応する成形
品に転写シートのしわを残すことがない。このようなパ
ーティング面におけるクリアランスの形成は、位置決め
ピンが成形品キャビティ23の外部に設けられて場合に
は特に有利である。
【0021】なお、図10は、前記転写シート10を1
枚ずつ自動的に金型キャビティ面29に配置するのに好
適な装置の一例を示したものである。図中の符号で図1
および図2と同一の符号は同一の部材を示す。図示され
るように、固定型21と可動型22との間に、転写シー
トセット装置70が設けられる。この転写シートセット
装置70は、前記固定型21または可動型22の間に、
図の矢印のように、キャビティの転写シートセット面に
対して前進後退可能に設けられる。前記転写シートセッ
ト装置70において、転写シート10が配置される側の
金型キャビティ面と対する面には、図示しない真空装置
と連結して前記転写シート10を吸引保持する真空吸引
孔71,72が設けられている。
【0022】この装置70によれば、型外の転写シート
マガジンから所定の転写シート10を真空吸引により該
装置70表面に吸着し、金型20の型開き時に、前記固
定型21と可動型22との間に前進させる。そして、該
転写シートセット面である可動型22の金型キャビティ
面の正面へ移動させる。続いて、転写シートの位置決め
孔を可動型22に設けられた位置決めピン30,31に
合うように装置を調整するとともに、前記装置70を可
動型22方向へ前進させ、シートの位置決め孔に位置決
めピン30,31を挿入する。符号73,74は位置決
めピン30に対応して装置70に設けられた位置決め孔
で、前記装置70を可動型22方向に前進させた際に、
位置決めピン30を挿入して装置表面を可動型22に密
接させることができる。
【0023】しかる後、真空装置を前記装置70側から
可動型22側へ切り換えることにより、真空吸引孔7
1,72の作動が停止し、可動型22の真空吸引孔3
0,31が作動する。それによって、装置70表面に吸
着されていた転写シート10が金型キャビティ面23に
自動的に移動して保持固定される。可動型22のキャビ
ティ面に転写シート10が配置されたところで、前記装
置70が金型20から後退する。
【0024】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
製造方法によれば、位置決めピンによって転写シートが
金型キャビティ面の正しい位置に配置される。しかも、
金型のゲート位置が前記位置決めピンに一定の関係をも
って適度に近づけられているので、前記ゲートから射出
される溶融樹脂が自由端方向に向かって効果的に流れる
ので、しわなどを成形品に発生させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す基板成形用金型の要
部の断面図である。
【図2】その可動型の正面図である。
【図3】転写シートの転写面の説明図である。
【図4】位置決めピンが2本のときの該ピンによって定
められるピン規定範囲を示す模式図である。
【図5】同じく位置決めピンが3本以上のときのピン規
定範囲を示す模式図である。
【図6】最も遠いピン間隔を有する位置決めピンが複数
組あるときのピン規定範囲を示す模式図である。
【図7】転写シートの中央部分にゲート設定範囲が定め
られた例を示す模式図である。
【図8】転写シートの一端部分にゲート設定範囲が定め
られた例を示す模式図である。
【図9】転写シートの内側にゲート設定範囲が定められ
た例を示す模式図である。
【図10】転写シートを自動的に金型キャビティ面に配
置する装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 転写シート 15 回路パターン 20 金型 21 固定型 22 可動型 26 ゲート 30,31,32,33 位置決めピン D ピン間隔 E 位置決めピンの延長線 P1,P2 延長線Eに対する垂線 Q1,Q2 延長線Eに対する平行線 S シートの転写面 X ゲート設定範囲 Z ピン規定範囲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンを設けた転写シートが、少
    なくともその転写面の一部がパーティング面に挟まれな
    い自由端となるように、位置決めピンと真空吸引孔によ
    って金型キャビティに配置され、前記キャビティにゲー
    トより溶融樹脂材料が射出され、基板成形品の成形と同
    時にその表面に前記転写シートの回路パターンが一体に
    転写された成形基板を製造する方法であって、 (a)前記位置決めピンが2本、ピン間隔(D)で設け
    られているとき、該位置決めピンを結ぶ延長線(E)上
    で各ピンからピン間隔(D)の半分の距離の点における
    該延長線(E)に対して垂直な2本の線(P1,P2)
    と、前記延長線(E)の両側に該延長線(E)に対して
    前記ピン間隔(D)の半分の距離を隔てた平行な2本の
    線(Q1,Q2)によって囲まれたピン規定範囲(Z)
    か、または、 (b)前記位置決めピンが3本以上設けられているとき
    は、最も遠いピン間隔(D)を有する2個の位置決めピ
    ンか、または、最も遠いピン間隔(D)を有する2個の
    位置決めピンが複数組ある場合にはその各々の組の位置
    決めピンについて、該位置決めピンを結ぶ延長線(E)
    上で各ピンからピン間隔(D)の半分の距離の点におけ
    る該延長線(E)に対して垂直な2本の線(P1,P
    2)と、前記延長線(E)の両側に該延長線(E)に対
    して前記ピン間隔(D)の半分の距離を隔てた平行な2
    本の線(Q1,Q2)によって囲まれたピン規定範囲
    (Z)と、 前記転写シートの転写面(S)との重なり合う部分であ
    るゲート設定範囲(X)内に、前記溶融樹脂材料のゲー
    トを設けたことを特徴とする成形基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、転写シートが挟まれ
    るパーティング面に該転写シートの厚みより1ないし1
    00ミクロン大きいクリアランスが形成されているとと
    もに、前記クリアランスを形成したパーティング面に転
    写シートを吸着固定する真空吸引孔が設けられている成
    形基板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113134938A (zh) * 2020-01-20 2021-07-20 松下知识产权经营株式会社 嵌入成形用片、成形品以及成形品的制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113134938A (zh) * 2020-01-20 2021-07-20 松下知识产权经营株式会社 嵌入成形用片、成形品以及成形品的制造方法

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