JPS5920986Y2 - モ−ルデイング成形用金型 - Google Patents

モ−ルデイング成形用金型

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Publication number
JPS5920986Y2
JPS5920986Y2 JP15212980U JP15212980U JPS5920986Y2 JP S5920986 Y2 JPS5920986 Y2 JP S5920986Y2 JP 15212980 U JP15212980 U JP 15212980U JP 15212980 U JP15212980 U JP 15212980U JP S5920986 Y2 JPS5920986 Y2 JP S5920986Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
mold
cavity
cavities
core part
Prior art date
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Expired
Application number
JP15212980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5776021U (ja
Inventor
達也 田村
正彦 磯
Original Assignee
橋本フオ−ミング工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 橋本フオ−ミング工業株式会社 filed Critical 橋本フオ−ミング工業株式会社
Priority to JP15212980U priority Critical patent/JPS5920986Y2/ja
Publication of JPS5776021U publication Critical patent/JPS5776021U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5920986Y2 publication Critical patent/JPS5920986Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車等の装飾、保護などのために用いられ
るモールディングを射出成形するための金型に関するも
のである。
自動車用バンパーモールディング、サイドプロテクタモ
ールディングなどの装飾、保護などのために用いられる
モールテ゛イングを射出成形すると、肉厚部分にひけ等
の変形が生じ、正規の寸法が出せないことがあった。
第1図はモールディングを示す斜視図、第2図は従来の
金型により射出成形した場合のモールディングを示す第
1図のAA断面図である。
モールディング1は底面が平滑で、外表面に向けて肉薄
部11および肉厚部12を有し、従来の金型により1回
の射出成形で成形を行うと、第2図に示すように、肉厚
部12にひけ13が生ずる。
このようなひけ13が生ずると、モールディング1の取
付が困難となったり、あるいは装飾面にも変形が及んで
外観を害するなどの欠点があった。
この考案は以上のような従来のものの欠点を除去し、変
形の発生を少なくすることのできるモールディング成形
用金型を提供することを目的としている。
この考案は底面が平滑でかつ外表面に向けて肉薄部およ
び肉厚部を有するモールテ゛イングの射出成形用の金型
において、鉛直方向に開閉できるように隣接して設けら
れたモールディングのコア部を形成するキャビティおよ
びモールディングのスキン部を形成する別のキャビティ
と、これらのキャビティの対応する位置に設けられた位
置決め手段と、前記キャビティを同種の樹脂供給源に連
絡するようにモールディングの裏面側部に向けて形成さ
れた樹脂通路とを有するモールディング成形用金型であ
る。
この考案では、大きさの異なるキャビティにより、順次
薄肉の成形を行うことにより変形を防止できるように、
1個の金型に複数個のキャビティが設けられている。
第3図はこの考案の金型によって成形されたモールテ゛
イングの一例を示す第1図のA−A断面図であり、モー
ルディング1はコア部14を形成したのち、スキン部1
5が同一の樹脂により外側に成形されている。
第4図はこのようなモールテ゛イング1を成形するため
の本考案の一実施例による金型の開いた状態を示す斜視
図、第5図は射出後の状態を示すBBB断面図第6図は
射出前の状態を示すC−C断面図であり、2は雌型、3
は雄型で、鉛直方向に開閉できるように配置されている
Nはノズルである。
雌型2にはコア部14形戊用のキャビティ21、および
スキン部15形成用のキャビティ22が隣接して設けら
れて、それぞれスプルー23に連絡するとともに、台座
20によりインジェクションマシン(図示省略)に取付
けられるようになっている。
キャビティ21.22はほぼ相似形で、キャビティ22
の方が若干大きくなっている。
雄型3にはキャビティ21および22に対向する部分の
対応位置に複数のピン31が同間隔で設けられていると
ともに、スプルー32からランナー33、34がそれぞ
れゲー) 35.36を介してキャビティ21および2
2に連絡するようにモールディング1の底面側部に向け
て設けられている。
また雄型3は台座30によりインジェクションマシンに
取付けられるようになっている。
以上のように構成された金型によりモールテ゛イング1
を成形するには、まず雌型2および雄型3をインジェク
ションマシンに取付けて型締めし、ノズルNを前進させ
て樹脂を射出すると、樹脂はスプルー32からランナー
33およびゲート35を経てキャビティ21に至り、コ
ア部14が形成される。
次いで型開きして、成形されたコア部14をキャビティ
22に移してピン31により位置決めし、再びノズルN
から樹脂を射出すると、キャビティ22ではコア部14
の周りにスキン部15が形成される。
上記キャビティ21.22における成形は同時に行われ
る。
以上の成形において、コア部14およびスキン部15は
同じ樹脂によって形成されるため、モールディング1は
一体的に成形される。
そしてキャビティ21および22によりコア部14およ
びスキン部15をそれぞれ薄肉状態で形成するので、第
2図のようなひけ13等の変形の発生を防止することが
できる。
なお、コア部14をモールディング1の肉厚部12にの
み形成するようにキャビティ21を設けてもよいが、図
示のようにキャビティ21および22を大きさの異なる
相似形とすると、変形防止効果が大きく、さらに均一な
モールテ゛イングの成形を行うことができる。
またコア部を形成するキャビティ21として大きさの異
なる数個のものを設け、順次重さなものから成形を行う
と、さらに均一な成形を行うことができる。
さらにこれら複数のキャビティ21.22を小さいもの
から順次隣接させて並べておくと、型開きのたびに順次
隣りのキャビティに移すだけでよいから、作業能率が極
めて良くなる。
またピン31の代りに、線状の突出物などの他の位置決
め用手段を採用することもできる。
以上の通りこの考案によれば、大きさの異なるキャビテ
ィにより順次薄肉の成形を行うことができるから、成形
時にひけ等の変形の発生を防止し、均一なモールテ゛イ
ングの成形を行うことができる。
またこれらのキャビティは同一の金型に設けられている
ため、成形作業も能率的であり、中間仕掛りが発生せず
、原料投入から製品まで一貫して作業を行うことができ
る。
そして金型構造が簡単なため、安価で故障が少なく、ま
た作業者が両方を見ながら成形を行えるので、不良の発
生が少なく、管理が容易である。
さらに金型は鉛直方向に開閉するので、モールディング
は平面上で成形されることになり、金型から脱落するこ
とがないとともに、樹脂通路がモールテ゛イングの底面
側部に向けて形成されているため、モールテ゛イングの
外観を損うことがないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はモールテ゛イングを示す斜視図、第2図は従来
の金型により射出成形した場合のモールディングを示す
第1図のA−A断面図、第3図はこの考案の金型によっ
て成形されたモールディングの一例を示す第1図のA−
A断面図、第4図はこの考案の一実施例による金型の開
いた状態を示す斜視図、第5図は射出後の状態を示すB
−B断面図、第6図は射出前の状態を示すC−C断面図
である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1はモ
ールディング、14はコア部、15はスキン部、2は雌
型、21.22はキャビティ、3は雄型、31はピン、
32はスプルー、33.34はランナー、ズルである。 Nはノ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)底面が平滑でかつ外表面に向けて肉薄部および肉
    厚部を有するモールディングの射出成形用の金型におい
    て、鉛直方向に開閉できるように隣接して設けられたモ
    ールディングのコア部を形成するキャビティおよびモー
    ルディングのスキン部を形成する別のキャビティと、こ
    れらのキャビティの対応する位置に設けられた位置決め
    手段と、前記キャビティを同種の樹脂供給源に連絡する
    ようにモールディングの裏面側部に向けて形成された樹
    脂通路とを有するモールディング成形用金型。
  2. (2)コア部を形成するキャビティおよびスキン部を形
    成するキャビティはそれぞれ1個設けられている実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のモールテ゛イング成形用
    金型。
  3. (3)コア部を形成するキャビティは複数個設けられ、
    それぞれ大きさが異なっている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のモールディング成形用金型。
  4. (4)各キャビティは相似形である実用新案登録請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のモールテ゛
    イング成形用金型。
JP15212980U 1980-10-27 1980-10-27 モ−ルデイング成形用金型 Expired JPS5920986Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5776021U JPS5776021U (ja) 1982-05-11
JPS5920986Y2 true JPS5920986Y2 (ja) 1984-06-19

Family

ID=29511434

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JP15212980U Expired JPS5920986Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 モ−ルデイング成形用金型

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