JPH08138062A - データ処理装置およびグラフデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置およびグラフデータ処理方法

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JPH08138062A
JPH08138062A JP27370694A JP27370694A JPH08138062A JP H08138062 A JPH08138062 A JP H08138062A JP 27370694 A JP27370694 A JP 27370694A JP 27370694 A JP27370694 A JP 27370694A JP H08138062 A JPH08138062 A JP H08138062A
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JP
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graph
data
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JP27370694A
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English (en)
Inventor
Nakakatsu Kurotsu
中克 黒津
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ量を増やさずに複数のデータからなる
グラフをバランスよく配置して描画させる処理を簡単な
操作で効率よく行える。 【構成】 CPU2が参照しているグラフ属性データ中
のデータ表示位置情報が設定される画面指示に基づいて
任意変更されると、変更されたグラフ表示位置情報に従
い記憶媒体に保管登録されたグラフ属性データを所望の
グラフ属性データに更新する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表計算やデータベース
等のデータに基づいてグラフを描画するデータ処理装置
およびグラフデータ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ処理装置における
グラフ表示処理機能においては、個々のデータ毎にその
表示位置を指定することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来例
では、複数のデータを比較のために1枚のシート上で左
右あるいは上下に対称にレイアウトしようとした場合に
は、データ毎に別々のグラフを作成し各々レイアウトす
る必要があり、レイアウト作業に熟練が必要であると共
に非常に効率が悪いものであった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第6の発明
の目的は、個々のデータ毎にそのグラフの表示位置情報
を指定し、前記表示位置情報に従ってグラフの描画を制
御することにより、複数のデータからなるグラフを上下
2段または左右2列にバランス良く配置した対称グラフ
を簡単な操作で効率よく作成表示または変更表示するこ
とができるデータ処理装置およびグラフデータ処理方法
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、設定されたグラフ属性データに従いながら所定のデ
ータに対するグラフを表示手段の画面上に描画するグラ
フ描画手段と、このグラフ描画手段が画面上に描画した
グラフのグラフ属性データを記憶媒体に保管登録する保
管手段と、前記グラフ描画手段が参照しているグラフ属
性データ中のデータ表示位置情報を設定される画面指示
に基づいて任意変更するグラフ表示位置情報変更手段
と、このグラフ表示位置情報変更手段によって変更され
たグラフ表示位置情報に従い前記記憶媒体に保管登録さ
れたグラフ属性データを所望のグラフ属性データに更新
するグラフ属性データ更新手段とを有するものである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、指定されたデ
ータ毎のグラフ表示位置情報に応じて、表示領域の数を
自動的に変更するデータ表示領域数自動変更手段を設け
たものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、グラフ描画手
段は、グラフ属性データ更新手段により更新されたグラ
フ属性データに基づいて所定のデータに対するグラフを
表示手段の画面上に更新描画するように構成したもので
ある。
【0008】本発明に係る第4の発明は、グラフ描画手
段は、上下または左右で対称表示するグラフの主軸また
は補助軸を決定するためのグラフ属性データに従いなが
ら所定のデータに対するグラフを表示手段の画面上に描
画するように構成したものである。
【0009】本発明に係る第5の発明は、設定されたグ
ラフ属性データに従いながら所定のデータに対するグラ
フを表示手段の画面上に描画するグラフ描画工程と、こ
のグラフ描画手段が画面上に描画したグラフのグラフ属
性データを記憶媒体に保管登録する保管工程と、前記グ
ラフ描画工程が参照しているグラフ属性データ中のデー
タ表示位置情報を設定される画面指示に基づいて任意変
更するグラフ表示位置情報変更工程と、このグラフ表示
位置情報変更工程によって変更されたグラフ表示位置情
報に従い記憶媒体に保管登録されたグラフ属性データを
所望のグラフ属性データに更新するグラフ属性データ更
新工程とを有するものである。
【0010】本発明に係る第6の発明は、指定されたデ
ータ毎のグラフ表示位置情報に応じて、表示領域の数を
自動的に変更するデータ表示領域数自動変更工程を有す
るものである。
【0011】
【作用】第1の発明において、グラフ描画手段が参照し
ているグラフ属性データ中のデータ表示位置情報を設定
される画面指示に基づいてグラフ表示位置情報変更手段
が任意変更すると、グラフ属性データ更新手段がグラフ
表示位置情報変更手段によって変更されたグラフ表示位
置情報に従い前記記憶媒体に保管登録されたグラフ属性
データを所望のグラフ属性データに更新し、既に作成さ
れたグラフ属性データから表示形態が異なるグラフ属性
データを自在に作成することを可能とする。
【0012】第2の発明において、指定されたデータ毎
のグラフ表示位置情報に応じて、データ表示領域数自動
変更手段が表示領域の数を自動的に変更して、各データ
に対するグラフ表示位置を最適化することを可能とす
る。
【0013】第3の発明において、グラフ描画手段は、
グラフ属性データ更新手段により更新されたグラフ属性
データに基づいて所定のデータに対するグラフを表示手
段の画面上に更新描画して、既に作成されたグラフ属性
データから表示形態が異なるグラフ属性データに基づく
グラフを自在に更新表示することを可能とする。
【0014】第4の発明において、グラフ描画手段は、
上下または左右で対称表示するグラフの主軸または補助
軸を決定するためのグラフ属性データに従いながら所定
のデータに対するグラフを表示手段の画面上に描画し
て、複数のデータからなるグラフの表示形態を変更した
上下または左右対象のグラフをバランスよく描画表示す
ることを可能とする。
【0015】第5の発明において、設定されたグラフ属
性データに従いながら所定のデータに対するグラフを表
示手段の画面上に描画し、画面上に描画したグラフのグ
ラフ属性データを記憶媒体に保管登録しておき、前記グ
ラフ描画工程が参照しているグラフ属性データ中のデー
タ表示位置情報を設定される画面指示に基づいて任意変
更したら、該変更されたグラフ表示位置情報に従い記憶
媒体に保管登録されたグラフ属性データを所望のグラフ
属性データに更新して、既に作成されたグラフ属性デー
タから表示形態が異なるグラフ属性データを自在に作成
する処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0016】第6の発明において、指定されたデータ毎
のグラフ表示位置情報に応じて、表示領域の数を自動的
に変更して、各データに対するグラフ表示位置を最適化
する処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すデータ処理装
置の構成を説明するブロック図であり、例えば表計算グ
ラフ処理を実行可能なシステムの場合に対応する。
【0018】図において、1はシステムバスであり、こ
れから説明する各構成ブロックはこのシステムバス1に
接続されている。2はCPUで、プログラムメモリ(P
MEM)3に記憶された種々の文書処理プログラム(以
下、フローチャートで説明する制御手順を含む)に従っ
てシステムバス1に接続されるデバイスとのアクセスを
統括的に制御する。
【0019】なお、プログラムメモリ3には起動時にハ
ードディスク15から読み出されるシステムプログラム
と機能処理実行に伴ってハードディスク15から読み出
される機能処理プログラムが常駐する。また、プログラ
ムメモリ3には、キーボード9から入力されたテキスト
データもコード化されて格納される。
【0020】4はイメージメモリ(IMEM)で、イメ
ージスキャナ5等から読み込まれた画像情報のビットイ
メージが記憶されている。6は画像入出力制御部で、イ
メージスキャナ5からの画像入力と、イメージメモリ4
にビットマップメージに展開された印刷イメージのプリ
ンタ7への出力を制御する。8は入力制御部で、キーボ
ード9,ポインティングデバイス10(PD)等の入力
装置が接続されている。
【0021】なお、操作者は、このキーボード9を操作
することにより、システムの動作指令等を行う。また、
ポインティングデバイス10はCRT表示装置(CR
T)13上で画像情報を選択、加工指示するためのもの
で、本実施例ではマウスを採用している。
【0022】これにより、CRT13上のマウスカーソ
ルをX,Y方向に対して任意に移動して、メニューの選
択および文字データ,図形データ,画像データ等の選択
/編集を行う。
【0023】11はビデオイメージメモリ(VRAM)
で、このVRAM11に展開された表示データを表示出
力制御部12に読み出してCRT13の画面上に表示す
る。なお、表示するデータが文字データであれば、その
位置,属性情報に対応したフォントパターンがVRAM
11上にイメージとして展開されており、また、ソフト
制御によりVRAM11の表示エリアに直接カーソルが
発生表示が可能である。14は外部記憶装置制御部で、
データファイル用のディスクとなるハードディスク1
5,フロッピディスク16とのアクセスを制御してい
る。なお、上記CRT13は文字画像等をカラー表示す
ることができる。
【0024】このように構成されたデータ処理装置にお
いて、グラフ描画手段(CPU2がPMEM3に記憶さ
れたグラフ処理プログラムに基づいて実行される機能手
段)が設定されたグラフ属性データに従いながら所定の
データに対するグラフを画面上に描画した時点で、保管
手段(CPU2)が描画したグラフの表示位置情報を記
憶媒体(PMEM3)に保管登録しておき、グラフ描画
手段が参照しているグラフ表示位置情報を任意のグラフ
表示位置情報に置換することにより、画面表示されてい
るグラフのグラフ属性を所望のグラフ属性に変更しなが
らグラフを描画することを可能とする。
【0025】図2は、図1に示したデータ処理装置にお
けるグラフデータファイルのデータ構造の一例を示す図
である。
【0026】この図に示されるように、本実施例におけ
るデータ処理装置では1つの表計算データと1つのグラ
フデータとを1つのデータファイルとして管理してい
る。
【0027】図3は、図1に示したCRT13に表示さ
れる編集画面の一例を示す図であり、図2に示したグラ
フデータファイルのデータに基づく表示に対応する。
【0028】この図に示されるように、編集中のグラフ
ウィンドウ25の上部にコマンドを指示するためのメニ
ュー26を有し、下部に簡単なメッセージを表示するた
めの状態表示領域27を備える。
【0029】図4は、図3に示したグラフに対応する表
データをCRT13に表示した状態の図である。
【0030】図において、データは4行5列であり、第
1列のデータが図3に表示されたグラフの項目の名称
(aaa,bbb,ccc,ddd)、第1行のデータ
が凡例名(A,B,C)として使用されている。図4に
示す表データから、図3に示されたように要素数3個,
項目数4個のグラフが作成される。この表ウィンドウを
選択し、任意のセルにカーソルを移動することでデータ
値の修正を行うことが可能であり、この変更を図3に示
されたグラフに反映することが可能である。
【0031】以下、本実施例と第1〜第4の発明の各手
段との対応及びその作用について図1〜図3等を参照し
て説明する。
【0032】第1の発明は、設定されたグラフ属性デー
タに従いながら所定のデータに対するグラフを表示手段
の画面上に描画するグラフ描画手段(CPU2がPME
M3に記憶されたグラフ処理プログラムに基づいて実行
する手段として構成される)と、このグラフ描画手段が
画面上に描画したグラフのグラフ属性データを記憶媒体
(例えばPMEM3の空き領域)に保管登録する保管手
段(CPU2の機能による)と、前記グラフ描画手段が
参照しているグラフ属性データ中のデータ表示位置情報
を設定される画面指示に基づいて任意変更するグラフ表
示位置情報変更手段(CPU2の機能による)と、この
グラフ表示位置情報変更手段によって変更されたグラフ
表示位置情報に従い前記記憶媒体に保管登録されたグラ
フ属性データを所望のグラフ属性データに更新するグラ
フ属性データ更新手段(CPU2の機能による)とを設
け、CPU2が参照しているグラフ属性データ中のデー
タ表示位置情報が設定される画面指示に基づいて任意変
更されると、変更されたグラフ表示位置情報に従い前記
記憶媒体に保管登録されたグラフ属性データを所望のグ
ラフ属性データに更新し、既に作成されたグラフ属性デ
ータから表示形態が異なるグラフ属性データを自在に作
成することを可能とする。
【0033】第2の発明は、指定されたデータ毎のグラ
フ表示位置情報に応じて、表示領域の数を自動的に変更
するデータ表示領域数自動変更手段(CPU2の機能に
よる)を設け、CPU2が指定されたデータ毎のグラフ
表示位置情報に応じて、データ表示領域数自動変更手段
が表示領域の数を自動的に変更して、各データに対する
グラフ表示位置を最適化することを可能とする。
【0034】第3の発明は、グラフ描画手段(CPU2
の機能による)は、グラフ属性データ更新手段により更
新されたグラフ属性データに基づいて所定のデータに対
するグラフを表示手段(CRT13)の画面上に更新描
画して、既に作成されたグラフ属性データから表示形態
が異なるグラフ属性データに基づくグラフを自在に更新
表示することを可能とする。
【0035】第4の発明は、グラフ描画手段(CPU2
の機能による)は、上下または左右で対称表示するグラ
フの主軸または補助軸を決定するためのグラフ属性デー
タ(図7参照)に従いながら所定のデータに対するグラ
フを表示手段(CRT13)の画面上に描画して、複数
のデータからなるグラフの表示形態を変更した上下また
は左右対象のグラフをバランスよく描画表示することを
可能とする。
【0036】以下、図5〜図9を参照しながら本発明に
係るデータ処理装置におけるグラフデータ処理方法につ
いて説明する。
【0037】図5は本発明に係るデータ処理装置のグラ
フデータ処理方法の一実施例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0038】まず、グラフ処理が開始されると、ステッ
プ(1)のグラフ初期化処理を実行し、ステップ(2)
でコマンド入力待機状態となる。次いで、ステップ
(3)において、入力されたコマンドが「終了」コマン
ドかどうかをCPU2が判定し、YESならばステップ
(4)において、グラフ終了処理を実行しグラフ処理を
終了する。
【0039】一方、ステップ(2)の判定でNOの場合
は、ステップ(5)において、「表示領域指定」コマン
ドが指定されているかをCPU2が判定し、YESなら
ばステップ(6)に進み、後述する表示領域指定処理ル
ーチンを実行し、ステップ(2)に戻る。
【0040】一方、ステップ(5)の判定においてNO
の場合は、ステップ(7)において、その他のコマンド
が指定されているかをCPU2が判定し、YESならば
ステップ(8)において、その他のコマンド処理を実行
し、ステップ(2)に戻る。
【0041】一方、ステップ(7)の判定においてNO
の場合にはステップ(2)における入力は有効な入力で
はなかったとCPU2が判断し、ステップ(2)に戻
る。
【0042】このように、CPU2によって実行される
グラフ処理プログラムが設定されたグラフ属性データに
従いながら所定のデータに対するグラフをCRT13の
画面上に描画し、前記グラフ処理プログラム起動中に、
画面上に描画した各グラフのグラフ属性を記憶媒体(P
MEM3)に保管登録し、グラフ描画手段が参照してい
るグラフ表示位置情報を任意のグラフ表示位置情報に置
換することにより、画面表示されているグラフのグラフ
属性を所望のグラフ属性に変更しながらグラフを描画さ
せることを可能とする。
【0043】図6は、図5に示した表示領域指定処理ル
ーチンの詳細手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(10)〜(20)は各ステップを示す。また、
本実施例においては表示領域位置情報として凡例が参照
する軸の情報を用いている。本実施例におけるデータ処
理装置は凡例の数およびそれぞれの凡例が参照している
軸の数(グラフに表示される軸の数)により自動的に表
示領域の数を計算することにより、適切なレイアウトを
得る。
【0044】まず、ステップ(10)において、現在の
設定状態を示すダイアログが表示される。これは図7で
示されるように、現在の設定値がダイアログの初期情報
として用いられる。
【0045】図7の左側のブラケットで囲まれた部分が
データの名称を表示する領域であり、図においては、現
在表示中のグラフにおいてA,B,Cの3つのデータが
あることを意味しており、この領域はデータ数の増減に
応じて自動的に変化し、図7の右側のスクロールバーS
Bをマウス10で操作することによりウィンドウ外側の
データを表示させることが可能である。
【0046】また、図7において、属性情報としての
「主軸」,「補助軸」のラベルの下にあるセルが、デー
タ表示位置情報となる現在の設定値を表示する領域であ
り、各データに応じて参照する軸がそれぞれ黒に反転さ
れて表示される。「主軸」,「補助軸」のセルは同じ行
においてそれぞれ排反であり、常に主軸または補助軸の
どちらか1つが反転表示される。
【0047】なお、グラフの表示方向が縦の場合には、
主軸はグラフ上側に表示される、補助軸はグラフ下側に
表示される(図8参照)。グラフの表示方向が横の場合
には、主軸が右、補助軸が左に表示される。
【0048】続いて、ステップ(11)においてコマン
ド入力待機状態となる。次いで、ステップ(12)にお
いて、入力されたコマンドが「実行」コマンドかどうか
をCPU2が判定し、YESならばステップ(13)に
おいて、後述するグラフ属性更新処理ルーチンを実行
し、ステップ(14)において、グラフの再表示を行
い、図3に示されたグラフが図8に示されるグラフに属
性変更されて表示される。
【0049】続いて、ステップ(16)において、ダイ
アログの消去を行い表示領域指定処理を終了し、図5の
ステップ(2)へと戻りコマンドの入力待ちとなる。
【0050】一方、ステップ(12)の判定でNOの場
合は、ステップ(15)において、「取消」コマンドが
指定されているかをCPU2が判定し、YESならばス
テップ(16)において、ダイアログの消去を行い表示
領域指定処理を終了し、図5のステップ(2)へと戻り
コマンドの入力待ちとなる。
【0051】一方、ステップ(15)の判定においてN
Oの場合には、ステップ(17)において、セルが指定
されたかをCPU2が判定し、YESならばステップ
(18)において、主軸のセルが選択されたかをCPU
2が判定し、YESならばステップ(19)において選
択されたセルを黒表示に変更し、同じ行の補助軸のセル
を白表示に変更し、ステップ(11)に戻り、次のコマ
ンドの入力待機状態となる。
【0052】一方、ステップ(18)における判定がN
Oの場合には、補助軸のセルが選択されたとCPU2が
判定し、ステップ(20)において、補助軸のセルを黒
表示に変更すると共に、同じ行の主軸のセルを白表示に
変更し、同様にステップ(11)に戻り、コマンドの入
力待機状態に戻る。
【0053】一方、ステップ(17)の判定がNOの場
合には、ステップ(11)における入力は有効な入力で
はなかったとCPU2が判断し、ステップ(11)に戻
る。
【0054】以上のような手順において、CPU2によ
って実行されるグラフ処理プログラムがダイアログを使
用しユーザに対話的な操作を提供することにより、グラ
フ表示領域を簡単な操作で任意に変更することを可能に
する。
【0055】以下、本実施例と第5,第6の発明の各工
程との対応及びその作用について図5〜図7を参照して
説明する。
【0056】第5の発明は、設定されたグラフ属性デー
タに従いながら所定のデータに対するグラフを表示手段
の画面上に描画するグラフ描画工程(図5のステップ
(1)〜(4))と、このグラフ描画手段が画面上に描
画したグラフのグラフ属性データを記憶媒体に保管登録
する保管工程(図5のステップ(1)〜(4))と、前
記グラフ描画工程が参照しているグラフ属性データ中の
データ表示位置情報を設定される画面指示(図7に示す
画面への指示)に基づいて任意変更するグラフ表示位置
情報変更工程(図5のステップ(5),(6))と、こ
のグラフ表示位置情報変更工程によって変更されたグラ
フ表示位置情報に従い記憶媒体に保管登録されたグラフ
属性データを所望のグラフ属性データに更新するグラフ
属性データ更新工程(図6のステップ(13))とをC
PU2がグラフ処理プログラムに基づいて実行して、既
に作成されたグラフ属性データから表示形態が異なるグ
ラフ属性データを自在に作成する処理をプログラマブル
に実行可能とする。
【0057】第6の発明は、指定されたデータ毎のグラ
フ表示位置情報に応じて、表示領域の数を自動的に変更
するデータ表示領域数自動変更工程(図6のステップ
(13)であって、後述する図9に示す(30)〜(4
5)))をCPU2がグラフ処理プログラムに基づいて
実行して、各データに対するグラフ表示位置を最適化す
る処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0058】図9は、図6に示したグラフ属性更新処理
ルーチンの詳細手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(30)〜(45)は各ステップを示す。本
処理においてはダイアログの選択状態をダイアログから
読み取ることで、各データに対応する表示位置情報を決
定し、グラフの表示領域の位置,大きさ,軸のスケール
等の関連情報を更新する。
【0059】まず、ステップ(30)の初期化処理にお
いて、主軸を参照しているデータ(凡例)の数、補助軸
を参照しているデータの数、グラフ中の表示領域数を
「0」に、凡例の番号を「1」に初期化する。凡例の番
号はステップ(31)〜(36)におけるループの中で
ダイアログ(図7参照)からデータを読み取り、各凡例
毎の表示位置情報を更新する際のインデクスとして用い
られている。
【0060】次に、ステップ(31)において凡例番号
と凡例数を比較する。本実施例においては凡例数は3で
あり、ステップ(32)〜(36)のループ処理は3回
実行される。
【0061】ステップ(31)において(凡例番号≦凡
例数)の時にはステップ(32)において、凡例番号で
示される行の主軸のセルが「黒表示」になっているかを
CPU2が判定し、YESの場合にはステップ(33)
において、凡例番号に対応するデータの表示位置情報で
ある参照軸情報を主軸に更新し、次いでステップ(3
4)で、主軸参照データ数を1増加させる。
【0062】一方、ステップ(32)における判定がN
Oの場合にはステップ(35)において、凡例番号に対
応するデータの参照軸情報を補助軸に更新し、次いでス
テップ(36)で、補助軸参照データ数を「1」増加さ
せる。
【0063】なお、ステップ(32)における処理がY
ES/NOの場合の処理を終了すると、共にステップ
(37)に移り、凡例番号の数を1増加させループの先
頭であるステップ(31)に戻る。
【0064】一方、ステップ(31)において(凡例番
号>凡例数)の時にはループを抜け、ステップ(38)
〜(43)の表示領域数更新処理へと移る。
【0065】次いで、ステップ(38)において、主軸
参照データ数が「0」であるかどうかを判定し、「0」
でなければ、ステップ(39)において表示領域数を
「1」増加させる。
【0066】次いで、ステップ(40)において、補助
軸参照データ数が「0」であるかどうかを判定し、
「0」でなければ、ステップ(42)において表示領域
数を「1」増加させる。
【0067】一方、ステップ(40)において、補助軸
参照データ数が0の時にはステップ(41)において表
示領域数の数を判定し、「0」であるならばステップ
(42)において表示領域を増加させる。
【0068】一方、ステップ(41)の判定がYESで
あるならば、ステップ(43)において、表示領域数を
「1」に設定する。
【0069】続いて、ステップ(44)において、表示
領域の数に応じて主軸,補助軸の各表示領域を計算す
る。さらに、ステップ(45)において、凡例数と各凡
例の参照する軸に応じて主軸,補助軸それぞれのスケー
ルを決定する。
【0070】以上のような手順において、CPU2によ
って実行されるグラフ処理プログラムが任意の表示領域
情報に応じて、グラフの属性を変更すると共に表示領域
の数を自動的に計算している。
【0071】このように、本実施例に示すグラフデータ
処理方法によればグラフ処理プログラムが設定されたグ
ラフ属性データに従いながら所定のデータに対するグラ
フを画面上に描画し、前記グラフ処理プログラム起動中
に、画面上に描画したグラフのグラフ属性データを記憶
媒体に保管登録し、前記グラフ処理プログラムが参照し
ているグラフ属性データ中のデータ表示位置情報を任意
に変更することにより、画面上に描画されているグラフ
のグラフ属性データを変更することができる。
【0072】なお、上記実施例では棒グラフを例にとっ
て説明したが、折れ線グラフや、絵グラフ等の異なった
種類のグラフおよび、それらグラフの複合グラフにおい
ても、本発明の要旨を逸脱することなく同様に適用可能
なことはあきらかである。
【0073】また、上記実施例においては、表示領域指
定手段として、データが参照する軸を指定する場合につ
いて説明したが、それぞれのデータが参照する領域を領
域の番号や名称等で指定する場合においても本発明を適
用することができる。
【0074】また、上記実施例においては、表示領域指
定手段としてダイアログを使用したが、編集画面上にお
いて任意データを直接選択し、メニューを用いて領域を
指定する方法においても本発明を適用することができ
る。
【0075】さらに、上記実施例においては、グラフプ
ログラムが内部的に表計算データを持つ場合について説
明したが、表計算プログラムによって起動されるプログ
ラムにおいても本発明の要旨を逸脱することなく同様に
適用可能なことはあきらかであり、数値データ処理プロ
グラムとして表計算に代わりデータベースや表組等他の
プログラムとおきかえることも可能であることは言うま
でもない。
【0076】なお、上記実施例では上下または左右対称
にグラフ表示する例を説明したが、上下および左右を組
み合せて象限表示(ブロック表示)するようなグラフ処
理にも本発明を適用することができることはいうまでも
ない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、グラフ描画手段が参照しているグラフ
属性データ中のデータ表示位置情報を設定される画面指
示に基づいてグラフ表示位置情報変更手段が任意変更す
ると、グラフ属性データ更新手段がグラフ表示位置情報
変更手段によって変更されたグラフ表示位置情報に従い
記憶媒体に保管登録されたグラフ属性データを所望のグ
ラフ属性データに更新するので、既に作成されたグラフ
属性データから表示形態が異なるグラフ属性データを自
在に作成することができる。
【0078】第2の発明によれば、指定されたデータ毎
のグラフ表示位置情報に応じて、データ表示領域数自動
変更手段が表示領域の数を自動的に変更するので、各デ
ータに対するグラフ表示位置を最適化することができ
る。
【0079】第3の発明によれば、グラフ描画手段は、
グラフ属性データ更新手段により更新されたグラフ属性
データに基づいて所定のデータに対するグラフを表示手
段の画面上に更新描画して、既に作成されたグラフ属性
データから表示形態が異なるグラフ属性データに基づく
グラフを自在に更新表示することができる。
【0080】第4の発明によれば、グラフ描画手段は、
上下または左右で対称表示するグラフの主軸または補助
軸を決定するためのグラフ属性データに従いながら所定
のデータに対するグラフを表示手段の画面上に描画する
ので、複数のデータからなるグラフの表示形態を変更し
た上下または左右対象のグラフをバランスよく描画表示
することができる。
【0081】第5の発明によれば、設定されたグラフ属
性データに従いながら所定のデータに対するグラフを表
示手段の画面上に描画し、画面上に描画したグラフのグ
ラフ属性データを記憶媒体に保管登録しておき、前記グ
ラフ描画工程が参照しているグラフ属性データ中のデー
タ表示位置情報を設定される画面指示に基づいて任意変
更したら、該変更されたグラフ表示位置情報に従い記憶
媒体に保管登録されたグラフ属性データを所望のグラフ
属性データに更新するので、既に作成されたグラフ属性
データから表示形態が異なるグラフ属性データを自在に
作成する処理をプログラマブルに実行ことができる。
【0082】第6の発明によれば、指定されたデータ毎
のグラフ表示位置情報に応じて、表示領域の数を自動的
に変更するので、各データに対するグラフ表示位置を最
適化する処理をプログラマブルに実行することができ
る。
【0083】従って、複数のデータからなるグラフを比
較のために1枚のシート上で左右、あるいは上下に対称
にレイアウトしようとした時に、データ毎に別々のグラ
フを作成する必要がなくなり、データ量を増やさずに複
数のデータからなるグラフをバランスよく配置して描画
させる処理を簡単な操作で効率よく行える等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すデータ処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したデータ処理装置におけるグラフデ
ータファイルのデータ構造の一例を示す図である。
【図3】図1に示したCRTに表示される編集画面の一
例を示す図である。
【図4】図3に示したグラフに対応する表データをCR
Tに表示した状態の図である。
【図5】本発明に係るデータ処理装置のグラフデータ処
理方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】図5に示した表示領域指定処理ルーチンの詳細
手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るデータ処理装置におけるグラフィ
ック処理状態を説明する図である。
【図8】本発明に係るデータ処理装置におけるグラフィ
ック処理状態を説明する図である。
【図9】図6に示したグラフ属性更新処理ルーチンの詳
細手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 CPU 3 PMEM 9 キーボード 10 ポインティングデバイス 13 CRT

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定されたグラフ属性データに従いなが
    ら所定のデータに対するグラフを表示手段の画面上に描
    画するグラフ描画手段と、このグラフ描画手段が画面上
    に描画したグラフのグラフ属性データを記憶媒体に保管
    登録する保管手段と、前記グラフ描画手段が参照してい
    るグラフ属性データ中のデータ表示位置情報を設定され
    る画面指示に基づいて任意変更するグラフ表示位置情報
    変更手段と、このグラフ表示位置情報変更手段によって
    変更されたグラフ表示位置情報に従い前記記憶媒体に保
    管登録されたグラフ属性データを所望のグラフ属性デー
    タに更新するグラフ属性データ更新手段とを有すること
    を特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 指定されたデータ毎のグラフ表示位置情
    報に応じて、表示領域の数を自動的に変更するデータ表
    示領域数自動変更手段を具備したことを特徴とするデー
    タ処理装置。
  3. 【請求項3】 グラフ描画手段は、グラフ属性データ更
    新手段により更新されたグラフ属性データに基づいて所
    定のデータに対するグラフを表示手段の画面上に更新描
    画することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 グラフ描画手段は、上下または左右で対
    称表示するグラフの主軸または補助軸を決定するための
    グラフ属性データに従いながら所定のデータに対するグ
    ラフを表示手段の画面上に描画することを特徴とする請
    求項1または2記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 設定されたグラフ属性データに従いなが
    ら所定のデータに対するグラフを表示手段の画面上に描
    画するグラフ描画工程と、このグラフ描画手段が画面上
    に描画したグラフのグラフ属性データを記憶媒体に保管
    登録する保管工程と、前記グラフ描画工程が参照してい
    るグラフ属性データ中のデータ表示位置情報を設定され
    る画面指示に基づいて任意変更するグラフ表示位置情報
    変更工程と、このグラフ表示位置情報変更工程によって
    変更されたグラフ表示位置情報に従い前記記憶媒体に保
    管登録されたグラフ属性データを所望のグラフ属性デー
    タに更新するグラフ属性データ更新工程とを有すること
    を特徴とするグラフデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 指定されたデータ毎のグラフ表示位置情
    報に応じて、表示領域の数を自動的に変更するデータ表
    示領域数自動変更工程を有することを特徴とするグラフ
    データ処理方法。
JP27370694A 1994-11-08 1994-11-08 データ処理装置およびグラフデータ処理方法 Pending JPH08138062A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009295176A (ja) * 2009-07-28 2009-12-17 Toppan Forms Co Ltd 図形作成方法及び図形作成システム

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