JPH08137351A - 像形成物質除去装置 - Google Patents

像形成物質除去装置

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JPH08137351A
JPH08137351A JP29580594A JP29580594A JPH08137351A JP H08137351 A JPH08137351 A JP H08137351A JP 29580594 A JP29580594 A JP 29580594A JP 29580594 A JP29580594 A JP 29580594A JP H08137351 A JPH08137351 A JP H08137351A
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belt
image forming
roller
forming substance
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JP29580594A
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Tarou Teru
太郎 照
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト状剥離部材を回転させてシートから像
形成物質を除去する像形成物質除去装置のベルト寄りを
防止するために、ベルト状剥離部材と該剥離部材を駆動
する駆動ローラとが接触を開始する位置を調整する接触
位置調整手段を設ける。 【構成】 センサー101、102がオフセットベルト
44の寄りを検知し、その結果に基づいてアクチュエー
タ93が作動し、アーム91が軸92を中心に回転す
る。この回転によりトラッキングローラ42の一端の位
置が変化して、トラッキングローラ42に支持されるオ
フセットベルト44と駆動ローラ41とが接触を開始す
る位置が変わり、オフセットベルト44の寄りが矯正さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によってトナ
ーなどの像形成物質を安定に付着させた記録済みのシー
トから、像形成物質を取り除く像形成物質除去装置に係
り、詳しくは、前記シートと無端移動するベルト状の剥
離部材とを圧接させ、その後分離することで像形成物質
を剥離する像形成物質除去装置のベルト状剥離部材の寄
り防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーなどの像形成物質を付着・
定着させたシートとしての転写紙から像形成物質を除去
して、この転写紙を再利用するための像形成物質除去装
置として種々のものが知られてる。例えば特開平2−5
5195号公報には、離型剤を塗布したシート(印刷体
103)に電子写真方式あるいは熱転写方式で載せた像
形成物質(熱溶融性インキ203)と、ベルト状の剥離
部材(インキ剥離体201)とを重ね、該シートと該ベ
ルト状の剥離体とを加熱ローラと加圧部材(加圧ロール
203)との間を通し、冷えてからベルト状の剥離部材
をはがすことにより、像形成物質を該剥離部材に付着さ
せて、シートから像形成物質を剥離する像形成物質除去
装置が開示されている。また特開平4−64472号公
報には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有する無端
ベルト状の剥離部材(エンドレスシート108)と、こ
れを支えて回転させる複数の支持部材(冷却ローラ10
5、熱ローラ106)と、表面に離型処理をしたシート
(イレーザブルペーパ101)を前記剥離部材に押しつ
ける加圧部材(押圧ローラ103)と、これらを連動し
て動かす駆動部からなる像形成物質除去装置(イレー
ザ)が開示されている。なお、以上の従来技術の説明に
おいては、各文献中で利用されている部材名を括弧内に
示した。
【0003】また、先に本出願人は、記録済みシート
に、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶液、
水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水溶性
ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の水あるいは水溶液を保持させるとともに、剥
離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加熱接着
もしくは加圧接着してシートから剥離する像形成物質除
去装置を提案した(例えば、特願平4−255916号
参照)。
【0004】これらのシートからの像形成物質除去装置
においは、上記ベルト状の剥離部材(特開平2−551
95号公報、特開平4−64472号公報)や、ベルト
状に構成した場合の上記剥離部材(特願平4−2559
16号)の位置が、該剥離部材を移動可能に支持する支
持部材の長手方向においてずれる、所謂ベルト寄りが生
じる恐れがある。そこで、係るベルト寄りを防止するた
めに一般的に用いられる中高ローラを(太鼓ローラ、ク
ランクローラ)支持部材として用いることができる。こ
の方法を採用すれば、ある程度はベルトの寄りを防止す
ることができる。なお、ベルト寄りの原因としては、ベ
ルト状の剥離部材の両縁部の長さを厳密に等しくするこ
とが難しく微妙に異なることや、複数の支持部材の平行
精度に限界があることがあげられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような中
高を設けるベルト寄り防止対策では不十分な場合があ
る。すなわち、中高を設けて剥離部材のベルト寄りを防
止するためには、剥離部材が該中高の形状に沿って変形
する必要がある。例えば、太鼓ローラを用いる場合は、
該太鼓ローラの形状に沿うように、剥離部材がある程度
変形しなければならない。従って、中高の形状に沿って
変形しない材料、すなわち伸びが生じにくい材料で剥離
部材が形成されている場合、この方法による寄り防止は
できないのである。
【0006】また、ベルト状の剥離部材は、移動経路内
の一部において、その表面に像形成物質が付着している
シート表面と互いに加圧接触している。そして、加圧接
触部において、ベルト状の剥離部材は、加圧部材と該剥
離部材を回転自在に支持する支持部材とではさまれて加
圧される。このため、一度ベルト寄りが発生してしまう
と、該ベルト寄りを解消するためには、係る加圧に反し
て剥離部材を移動させなければならない。従って、該剥
離部材の寄り解消には、単に複数の支持部材で支持され
たベルトの寄りを解消する場合には不要な、特別な工夫
が必要となることがある。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、従来に比して良好
にベルト寄り防止を図ることができるベルト状の剥離部
材を備えた像形成物質除去装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の像形成物質除去装置は、シート表面に
付着している像形成物質に対して、該表面と該像形成物
質との付着力よりも該像形成物質に対して大きい付着力
を有する無端ベルト状の剥離部材を加圧接触させた後
に、該シート表面と該剥離部材とを分離させて該像形成
物質を該シート表面から剥離する剥離装置と、前記無端
ベルト状の剥離部材を前記シート表面と接触する領域を
含む閉じた経路内で無端移動可能に支持する複数の支持
部材と、前記支持部材のうち少なくとも一つの支持部材
からなる駆動ローラと、前記駆動ローラに回転駆動力を
伝達し、前記シートを前記無端移動させる駆動源と、を
備えた像形成物質除去装置であって、前記駆動ローラ
と、前記無端ベルト状の剥離部材の少なくとも一方の縁
部とが接触を開始する位置を調整する接触位置調整手段
を有することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の像形成物質除去装置は、
請求項1の像形成物質除去装置であって、前記無端ベル
ト状の剥離部材の寄りを検出する寄り検出手段と、前記
寄り検出手段の検出結果に基づいて、上記接触位置調整
手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする
ものである。
【0010】また、請求項3の像形成物質除去装置は、
請求項1の像形成物質除去装置であって、上記接触位置
調整手段が、上記駆動ローラ以外の上記支持部材の幅方
向における一端を支持し、かつ支持する位置を調整する
支持位置調整手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0011】また、請求項4の像形成物質除去装置は、
請求項3の像形成物質除去装置であって、前記支持位置
調整手段が備えられた前記支持部材を、前記無端ベルト
状の剥離材の移動方向に対して前記駆動軸の上流であっ
て、かつ、該支持部材と該駆動軸との間に他の前記支持
部材が存在しない位置に設けたことを特徴とするもので
ある。
【0012】また、請求項5の像形成物質除去装置は、
請求項1の像形成物質除去装置であって、前記剥離装置
が、前記無端ベルトをはさんで、前記複数の支持部材の
うちの一の支持部材に圧接する位置に設けられた加圧部
材を備え、前記一の支持部材と前記駆動ローラとが別々
の支持支持部材からなることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】複数の支持部材に回転移動可能に支持されたベ
ルトを、支持部材の一本からなる駆動ローラを回転させ
無端移動させる場合、ベルトと駆動ローラとが最初に接
する位置によって、ベルトの寄りが変化する。以下、こ
のことを説明する。図2は、駆動ローラ41とトラッキ
ングローラ42とを含む複数の支持部材で無端移動可能
に支持されたベルト44が、駆動ローラ41と接触を開
始する位置を正面から示す説明図であり、図3は、ベル
ト44が駆動ローラ41と最初に接する位置を底面方向
から示す説明図である。なお、図2と図3とは、後に説
明するこの発明の実施例の動作を示す説明図をかねてい
る。図2(a)と図3(a)とに示すように、ベルト4
4が駆動ローラ41と接触を開始する位置を示す線分L
1が、駆動ローラ41の中心軸41aと平行である場
合、ベルト44は矢印A1で示す回転軸41aと垂直な
方向に移動することになり、ベルト寄りは発生しない。
なお、この場合における、ベルト44の一方の縁部44
lが駆動ローラ41との接触を開始する点をaで示す。
【0014】一方、図2(b)と図3(b)とに示すよ
うに、ベルト44が駆動ローラ41と接触を開始する位
置を示す線分L2が、駆動ローラ41の中心軸41aと
一定の角度を有している場合、ベルト44は矢印A2で
示す線分L2と垂直な方向に、すなわち、中心軸41a
と一定の角度を有する方向に移動することになる。よっ
て、この場合、ベルト44は移動をするにつれて、中心
線41aと線分L2とがなす距離が広い方の方向に寄る
ことになる。なお、この場合における、ベルト44の一
方の縁部44Lが駆動ローラ41との接触を開始する点
をbで示す。
【0015】また、図2(c)と図3(c)とには、ベ
ルト44が駆動ローラ41と接触を開始する位置を示す
線分L3が、駆動ローラ41の中心軸41aと、図2
(b)と図3(b)とに示す場合と反対の向きの角度を
有している場合を示している。この場合、ベルト44は
矢印A3で示す線分L3と垂直な方向に、すなわち、中
心軸41aと、図2(b)、図3(b)に示す場合と反
対の向きの角度を有する方向に移動することになる。よ
って、この場合、ベルト44は移動をするにつれて線分
L3と垂直な方向である、中心線41aと線分L3とが
なす距離が広い方向に寄ることになる。なお、この場合
における、ベルト44の一方の縁部44Lが駆動ローラ
41との接触を開始する点をcで示す。このように、ベ
ルト44の寄りは、ベルト44が駆動ローラ41に最初
に接する位置により変化する。なお、以上の説明におい
て示したL1、L2、L3は駆動ローラ41の表面に沿
う線分であるから、厳密には中心線41aとの角度を観
念することはできない。しかしながら、説明の便宜上、
各線分L1、L2、L3をベルト44の表面に正射影し
た線分と、中心線41aをベルト44の表面に正射影し
た線分とのなす角度をもって、各線分L1、L2、L3
と中心線41aとのなす角とした。
【0016】以上より、ベルト44と駆動ローラ41と
が最初に接する位置を調整すれば、ベルト44の寄りを
矯正することができることがわかる。以下、ベルト44
と駆動ローラ41とが最初に接する位置を調整する方法
の一例を示す。例えば、駆動軸44以外の支持部材であ
るトラッキングローラ42の幅方向(オフセットベルト
44表面の移動方向と垂直な方向)の一端を支持する位
置を調整することで、ベルト44と駆動ローラ41とが
最初に接する位置を調整することができる。以下、具体
的に説明する。
【0017】図2(a)と図3(a)と示す状態で、ト
ラッキングローラ42の一端が支持されている場合は、
ベルト44と駆動ローラ41とは線分L1で最初に接
し、ベルト44の一方の縁部44Lと駆動ローラ41と
は点aで最初に接する。この状態から、トラッキングロ
ーラ42を支持する装置本体手前側の一端部を図2
(b)に示す矢印B1方向に移動させる。すると、図2
(b)と図3(b)とに示すように、ベルト44と駆動
ローラ41とは線分L2で最初に接し、ベルト44の一
方の縁部44Lと駆動ローラ41とは点bで最初に接す
るようになる。
【0018】また、図2(a)と図3(a)と示す状態
から、トラッキングローラ42を支持する一端部を図2
(c)に示す矢印B2方向に移動させると、図2(c)
と図3(c)とに示すように、ベルト44と駆動ローラ
41とは線分L3で最初に接し、ベルト44の一方の縁
部44Lと駆動ローラ41とは点cで最初に接するよう
になる。この方法で、ベルト44と駆動ローラ41とが
最初に接する位置を調整すれば、ベルト44の寄りを矯
正することができる。
【0019】そこで、請求項1乃至請求項5の像形成物
質除去装置においては、接触位置調整手段によって、無
端ベルト状の剥離部材の少なくとも一方の縁部と駆動ロ
ーラと接触を開始する位置を調整することにより、該剥
離部材と該ローラとが最初に接する位置を調整して、無
端ベルト状の剥離部材の寄りを矯正する。
【0020】請求項2の像形成物質除去装置において
は、寄り検出手段で無端ベルト状の剥離部材の寄りを検
出し、この検出結果に基づいて制御手段で上記接触位置
調整手段を制御し、無端ベルト状の剥離部材と駆動ロー
ラが最初に接触する位置を調整して、該剥離部材の寄り
を矯正する。
【0021】請求項3及び請求項4の像形成物質除去装
置においては、支持位置調整手段で、駆動ローラ以外の
支持部材の幅方向における一端の位置を調整すること
で、無端ベルト状の剥離部材と駆動ローラが最初に接触
する位置を調整して、該剥離部材の寄りを矯正する。
【0022】また、以上のように駆動軸以外のベルト4
4を支持する部材(以上の説明では、トラッキングロー
ラ44)の一端を支持する位置を調整する方法で、ベル
ト44と駆動ローラ41とが最初に接する位置を調整す
る場合、一端を支持する位置が調整される部材(以下、
調整部材という)は、駆動ローラ41のベルト44の回
転方向上流直近部に設けることが望ましい。すなわち、
調整部材は、駆動ローラ41に対してベルト44の移動
方向上流であって、該部材と駆動ローラ41との間に他
のベルト44を支持する部材(以下、中間部材という)
がない位置にもうけることが望ましい。調整部材と駆動
ローラ41との間に中間部材があると、調整部材の一端
を支持する位置を調整しても、中間部材によりベルト4
4の動きが緩和されて、ベルト44と駆動ローラ41と
が最初に接する位置が変化しにくくなるからである。
【0023】そこで、請求項4の像形成物質除去装置に
おいては、支持位置調整手段が備えられた支持部材を、
無端ベルト状の剥離部材の移動方向に対して駆動ローラ
の上流であって、かつ、該支持部材と該駆動ローラとの
間に他の支持部材が存在しない位置に設けて、該支持部
材の一端を支持する位置を支持位置調整手段で調整し、
該調整により効率的に剥離部材と駆動ローラとが最初に
接する位置を調整する。このため、剥離部材と駆動ロー
ラが最初に接触する位置を調整することによる該剥離部
材の寄りを矯正が、効率的に行なわれる。
【0024】また、以上のように、ベルト44と駆動ロ
ーラ41とが最初に接する位置を調整して、ベルト44
の寄りを矯正する場合であって、かつ、ベルト44を支
持する複数の支持部材の何れかとベルト44をはさんで
該支持部材と互いに圧接する位置に圧接部材を設ける場
合、圧接部材と互いに圧接する支持部材と駆動ローラ4
1とは、別の支持部材とすることが望ましい。圧接部材
と互いに圧接する支持部材と駆動ローラ41とが同一で
ある場合、ベルト44は該部材と駆動ローラ41とによ
り挾まれているため、ベルト44が該部材と接触を開始
する位置が変化しにくくなり、ベルトの寄り矯正がなさ
れにくくなるためである。
【0025】そこで、請求項5の像形成物質除去装置に
おいては、加圧部材と互いに圧接する位置に設けられた
支持部材とは別の支持部材を駆動ローラとして用いて、
駆動ローラと無端ベルト状の剥離部材とが最初に接する
位置を変化させやすくして、ベルトの寄り矯正を行ない
やすくしている。 (以下、余白)
【0026】
【実施例】以下、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成されたシートとしての転写紙から、像形
成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナーという)
を取り除く像形成物質除去装置(以下、トナー除去装置
という)に適用した実施例について説明する。
【0027】まず、実施例に係るトナー除去装置の概略
について説明する。図4において、このトナー除去装置
は図示を省略した給紙ユニットから送られてきた転写紙
10に液を供給する液供給ユニット30と、液が供給さ
れた転写紙10からトナーを剥離する剥離装置としての
トナー剥離ユニット40と、トナーが除去された転写紙
10を乾燥させる乾燥ユニット60と、乾燥ユニット6
0から排出される転写紙10を受ける図示を省略した紙
受けユニットとを備えている。
【0028】上記給紙ユニットは、トナー像が形成され
た面(以下、トナー像面という)を下に向けて1枚づつ
転写紙10を液供給ユニット30に送り込むものであ
り、例えば電子写真複写機における給紙ユニットと同様
のものである。
【0029】上記液供給ユニット30は、水又は転写紙
10への浸透性を向上させるために界面活性剤を含んだ
水溶液などの液31を転写紙10に供給するものであ
り、液を収容する液容器32と、この液容器32中の液
中に部分的に没するように設けられ回転によって液を汲
み上げて転写紙10のトナー像面に供給する塗布ローラ
33と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ローラ33に対向
するように設けられた紙規制部材としての規制ローラ3
4とを備えている。
【0030】上記トナー剥離ユニット40は、無端ベル
ト状の剥離部材であるトナーオフセット用ベルト(以
下、オフセットベルトという)44と、このオフセット
用ベルト44を無端移動可能に支持する複数の支持部材
としての駆動ローラ41、トラッキングローラ42、及
び加熱用ブロック43と、オフセットベルト44を挾ん
で加熱用ブロック43と互いに圧接する位置に設けられ
た加圧部材としての加熱ローラ45と、オフセットベル
ト44の表面から残留物を除去する拭き取り手段として
の拭き取りローラ80とを備えている。また、加熱用ブ
ロック43内部にはヒータ43aが設けられており、加
熱ローラ42の内部にはヒータ45aが設けられいる。
また、駆動ローラ41には、該ローラに駆動を伝達する
駆動源が取り付けられている。
【0031】上記オフセットベルト44の少なくとも表
面は、軟化したトナーに対して、転写紙10の表面と該
トナーとの付着力より大きい付着力を有する材料で形成
されている。例えばベルト自体がアルミ系、銅系、ニッ
ケル系など金属材料、又は酸化チタンを分散させたポリ
エチレンテレフタレート(PET)などの高分子系材料
で形成されている。
【0032】また上記加熱用ブロック43の転写紙搬送
方向再下流側のコーナー部43cはほぼ90度に形成さ
れ、ここを通過するオフセットベルト部分が移動方向を
急激に変化させて、オフセットベルト44からの転写紙
10の曲率分離を行うようになっている。
【0033】またこの加熱用ブロック43と上記加熱ロ
ーラ45は、上記液供給ユニット30から送れたきた転
写紙10のトナー像面をオフセットベルト44に密着さ
せるとともに転写紙10に固着しているトナーを加熱し
て軟化させるものである。
【0034】また上記ベルトクリーニング装置47は、
オフセットベルト44周面に断続的な引っ掻き力を及ぼ
して付着トナーを除去する回転ブラシローラ50と、金
属又は樹脂からなるトナー除去用のブレード51とを備
え、これらによってベルト周面から除去されたトナーを
ユニットケーシング52内に収容するようになってい
る。
【0035】なお、図示のトナー剥離ユニット40に
は、液供給ユニット30側から送られてくる転写紙10
を、上記加熱用ブロック43にバックアップされて移動
するオフセットベルト44部分と加熱ローラ45との加
圧部へガイドする上ガイド板70が設けられている。ま
た、該圧接部を通過し、かつ加熱用ブロック43の下流
側コーナー部43c回りでオフセットベルト44から曲
率分離された転写紙10を乾燥ユニット60側に案内す
るための下ガイド板71も設けられている。
【0036】上記乾燥ユニット60は、例えば転写紙1
0の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
10を乾燥させるためのものであり、加熱ランプ61a
内蔵の例えばアルミからなる加熱ドラム61と、複数の
支持ローラ62に掛け渡され、該加熱ドラム61の周面
に一定角度巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベル
ト63とから構成されている。図示の例では一つの支持
ローラ62がテンションローラを兼ねている。上記紙押
圧用ベルト63の材質としては、耐熱性や通気性を備え
た材質、例えばキャンバス地、木綿地、テトロン地など
の布を用いることができる。
【0037】上記紙受けユニットは、この乾燥ユニット
60における、加熱ドラムと紙押圧用ベルトとの挾持領
域を抜け出した転写紙10を、ガイドする上下ガイド部
材、該ガイド部材によりガイドされてきた転写紙10を
搬送す排紙ローラ対、該排紙ローラ対で排紙される転写
紙を受けるトレイなどで構成できる。
【0038】以上の構成において、給紙ユニットから送
られた転写紙10は、液供給ユニット30でそのトナー
像面に液が均一に供給され、トナー剥離ユニット40に
送られる。このトナー剥離ユニット40で、転写紙10
に固着しているトナーが加熱用ブロック43及び加熱ロ
ーラ45からの加熱で軟化し、オフセットベルト44表
面に付着する。そして加熱用ブロック43の下流側コー
ナー部43bの回りで転写紙10とオフセットベルト4
4から分離する際に、オフセットベルト44表面に付着
したトナーが転写紙10から剥離し、これにより、転写
紙10からトナーが除去される。トナーが除去された転
写紙10は乾燥ユニット61で乾燥され、紙受けユニッ
トに排出される。
【0039】以上の構成によれば、トナーが付着した転
写紙10に液を供給して転写紙10のトナーとの界面部
に液を浸透させた状態でトナーを剥離させるので、紙繊
維を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0040】また、ベルトクリーニング装置47の回転
ブラシローラ50及びクリーニングブレード51でオフ
セットベルト44に付着したトナーを除去し、オフセッ
トベルト44上でのトナーの不均一な付着堆積を防止す
るので、オフセットベルト44と転写紙10との残留ト
ナーによる部分的な密着不良でトナー除去不良が生じる
のを防止できる。
【0041】ところで、以上の構成において、無端ベル
ト状の剥離部材としてのオフセットベルト44は支持部
材としての駆動ローラ41、トラッキングローラ42に
掛け回して回動させているので、ベルト寄りの恐れが有
り、これを防止するためにトラッキングローラ42をク
ラウンローラや太鼓ローラで構成することが望ましい。
しかしながら、これでもベルト寄りが完全に防止できな
い恐れがある。特に、本実施例のトナー除去装置におい
ては、該ベルト44を、加圧部材としての加熱ローラ4
5と加圧用ブロック43で挾んで加圧しているので、一
層ベルトよりが発生しやすい。
【0042】すなわち、この実施例では、加熱ローラ4
5と加熱用ブロック43は、オフセットベルト44の移
動に対する抵抗になり、このローラ対45,46とベル
ト44との摩擦力の幅方向における不均一がベルト寄り
の原因になり得る。また、オフセットベルト44と、加
熱ローラ45及び加熱用ブロック43との摩擦力は、加
熱ローラ45と加熱用ブロック43との圧接力のみなら
ず、転写紙10の濡れの程度にも左右される。従って、
この転写紙10の濡れ量の幅方向による不均一もベルト
寄りを生じさせる原因となり得るのである。
【0043】一方、前述のように、オフセットベルト4
4と駆動ローラ41とが、接触が開始する位置を調整す
れば、該ベルト44の寄り矯正される。そこで、本実施
例においては、オフセットベルト44と駆動ローラ41
とが最初に接触する位置を調整する接触位置調整手段
と、ベルト44の寄りを検出する寄り検出手段とを設け
て、該寄り検出手段の出力に基づいて制御手段により接
種位置調整手段を制御して、ベルトの寄りを矯正してい
る。
【0044】図1は、この像形成物質除去装置の要部で
ある上記接触位置調整手段の一構成例を示す概略構成図
である。この接触位置調整手段は、トラッキングローラ
の一方の端部を支持する位置を調整する支持位置調整手
段からなり、トラッキングローラ42の一端部42aを
支持し、かつ支持する位置を調整するアーム91と、ト
ラッキングローラ42の他方の端部を軸自身の回りの回
転自在に支持する図示を省略する軸受と、アーム91を
揺動自在に支持する軸92と、アーム91を揺動するソ
レノイドからなるアクチュエータ93とで構成されてい
る。なお、アームを揺動させるアクチュエータ93に代
えて、カムを介したモータ駆動機構を設けても良い。
【0045】図5は、寄り検出手段と制御手段との一構
成例を示す概略構成図である。この寄り検出手段は、オ
フセットベルト44移動方向と垂直に並んだ二つの反射
光検出センサ101、102と、該センサを支持する支
持部103とからなる。また制御手段は、センサ10
1、102の出力を用いてベルト44の寄り方向を判別
するための寄り判別プログラムを実行する図示を省略し
たマイクロコンピュータなどによって実現される寄り方
向判別手段などにより構成されている。
【0046】上記判別プログラムでは、図5(a)に示
す状態、すなわち、内側のセンサ101が反射光を検出
し、外側のセンサ102が反射光を検知しない場合は寄
りが生じていないものと判断する。また、図5(b)に
示す状態、すなわち双方のセンサ101、102が共に
反射光を検知した場合は、両センサが設けられた側にベ
ルト44の寄りが生じたものと判断する。また、双方の
センサ101、102が共に光を検知しない場合は、両
センサが設けられたのと反対側に寄りが生じたと判断す
る。
【0047】以上の判別プログラムによってベルト44
に寄りが生じていると判断した場合は、制御手段がアク
チュエータ93を作動させ、アーム91を軸92を中心
に回転させて、トラッキングローラ42の一端部の位置
を調整して、駆動ローラ41とオフセットベルト44が
接触を開始する位置を調整して、該ベルトの寄りを矯正
する。具体的には、各センサー101、102が設けら
れた側に寄りが生じた場合、その寄りを解消する方向で
ある矢印C(図5参照)方向にベルト44を移動させる
め、制御手段に制御された支持位置調整手段がトラッキ
ングローラの一端を矢印B1(図2、図5参照)方向に
移動させる。また、これとは逆に各センサが設けられた
側と反対側に寄りが発生した場合、その寄りを解消する
方向である矢印D方向にベルト44を移動させるめ、ト
ラッキングローラの一端を矢印B2(図2、図5参照)
方向に移動させる。
【0048】なお、以上説明した実施例においては、支
持位置調整手段が設けられているトラッキングローラ4
2は、駆動ローラ41に対してオフセットベルト44の
回転方向上流であって、かつ、トラッキングローラ42
と駆動ローラ41との間に他の支持部材が存在しない位
置に設けられている。また、加圧部材である加熱ローラ
46は、駆動ローラ42以外の支持部材である加熱用ブ
ロック46とベルト44を挾んで互いに圧接する位置に
設けられている。
【0049】
【発明の効果】請求項1乃至請求項5の発明によれば、
無端ベルト状の剥離材と駆動ローラとが最初に接する位
置を調整して、ベルトの寄りを矯正するので、従来に比
して良好にベルトの寄り防止を図ることができる。
【0050】請求項2の発明によれば、寄り検出手段の
検出結果に基づいて、接触位置調整手段を制御し、無端
ベルト状の剥離部材と駆動ローラが最初に接触する位置
を調整するので、自動的にベルトの寄り防止を図ること
ができる。
【0051】請求項3又は請求項4の発明によれば、駆
動ローラ以外の支持部材の幅方向における一端の位置を
調整することで、無端ベルト状の剥離部材と駆動ローラ
が最初に接触する位置を調整して、該剥離部材の寄りを
矯正するので、従来に比して良好にベルトの寄り防止を
図ることができる。
【0052】請求項4の発明によれば、駆動ローラ以外
の支持部材の幅方向における一端の位置を調整すること
による、無端ベルト状の剥離部材と駆動ローラが最初に
接触する位置の調整が効率的に行なわれるので、該剥離
部材の寄りが効率的に矯正され、従来に比してより良好
にベルトの寄り防止を図ることができる。
【0053】請求項5の発明によれば、加圧部材と互い
に圧接する位置に設けられた支持部材とは別の支持部材
を駆動ローラとして用いて、駆動ローラと無端ベルト状
の剥離部材とが最初に接する位置を変化させやすくして
いるので、ベルトの寄り矯正が効率的に行なわれるよう
になり、従来に比してより良好にベルトの寄り防止を図
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る像形成物質除去装置の要部を示す
正面図。
【図2】(a)から(c)はベルトと駆動ローラとが接
触を開始する位置を正面から示す説明図。
【図3】(a)から(c)はベルトと駆動ローラとが接
触を開始する位置を底面から示す説明図。
【図4】実施例に係る像形成物質除去装置の概略構成を
示す正面図。
【図5】(a)から(c)は同装置のセンサーの概略構
成を示す説明図。
【符号の説明】
10 転写紙 24 給紙搬送ローラ対 30 液供給ユニット 31 液 32 液容器 33 塗布ローラ 34 規制ローラ 40 トナー除去ユニット 41 駆動ローラ(支持部材) 42 トラッキングローラ(支持部材) 43 加熱用ブロック 44 オフセットベルト 45 加熱用ブロック 46 加熱ローラ 50 回転ブラシ 51 ブレード 52 ユニットケーシング 60 乾燥ユニット 61 加熱ドラム 62 支持ローラ 63 紙押圧用ベルト 70 上ガイド板 71 下ガイド板 80 拭き取りローラ 91 アーム 92 軸 93 アクチュエータ 101 センサ 102 センサ 103 支持部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート表面に付着している像形成物質に対
    して、該表面と該像形成物質との付着力よりも該像形成
    物質に対して大きい付着力を有する無端ベルト状の剥離
    部材を加圧接触させた後に、該シート表面と該剥離部材
    とを分離させて該像形成物質を該シート表面から剥離す
    る剥離装置と、前記無端ベルト状の剥離部材を前記シー
    ト表面と接触する領域を含む閉じた経路内で無端移動可
    能に支持する複数の支持部材と、前記支持部材のうち少
    なくとも一つの支持部材からなる駆動ローラと、前記駆
    動ローラに回転駆動力を伝達し、前記シートを前記無端
    移動させる駆動源と、を備えた像形成物質除去装置であ
    って、前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の剥離部材
    の少なくとも一方の縁部とが接触を開始する位置を調整
    する接触位置調整手段を有することを特徴とする像形成
    物質除去装置。
  2. 【請求項2】前記無端ベルト状の剥離部材の寄りを検出
    する寄り検出手段と、前記寄り検出手段の検出結果に基
    づいて、上記接触位置調整手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1の像形成物質除去装
    置。
  3. 【請求項3】上記接触位置調整手段が、上記駆動ローラ
    以外の上記支持部材の幅方向における一端を支持し、か
    つ支持する位置を調整する支持位置調整手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1の像形成物質除去装置。
  4. 【請求項4】前記支持位置調整手段が備えられた前記支
    持部材を、前記無端ベルト状の剥離材の移動方向に対し
    て前記駆動ローラの上流であって、かつ、該支持部材と
    該駆動ローラとの間に他の前記支持部材が存在しない位
    置に設けたことを特徴とする請求項3の像形成物質除去
    装置。
  5. 【請求項5】前記剥離装置が、前記無端ベルトをはさん
    で、前記複数の支持部材のうちの一の支持部材に圧接す
    る位置に設けられた加圧部材を備え、前記一の支持部材
    と前記駆動ローラとが別々の支持支持部材からなること
    を特徴とする請求項1の像形成物質除去装置。
JP29580594A 1994-11-04 1994-11-04 像形成物質除去装置 Withdrawn JPH08137351A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7502584B2 (en) 2005-10-18 2009-03-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus sensing displacement of an intermediate image transfer body
US7515857B2 (en) 2005-12-13 2009-04-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US8107867B2 (en) 2008-04-09 2012-01-31 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image fixing device using a belt-driving method, and image forming apparatus using the same image fixing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7502584B2 (en) 2005-10-18 2009-03-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus sensing displacement of an intermediate image transfer body
US7515857B2 (en) 2005-12-13 2009-04-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US8107867B2 (en) 2008-04-09 2012-01-31 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image fixing device using a belt-driving method, and image forming apparatus using the same image fixing device

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