JPH08136998A - 情報記録機能を有するカメラ - Google Patents

情報記録機能を有するカメラ

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JPH08136998A
JPH08136998A JP6275175A JP27517594A JPH08136998A JP H08136998 A JPH08136998 A JP H08136998A JP 6275175 A JP6275175 A JP 6275175A JP 27517594 A JP27517594 A JP 27517594A JP H08136998 A JPH08136998 A JP H08136998A
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JP
Japan
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exposure
time
camera
information recording
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP6275175A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kazami
一之 風見
Hideomi Hibino
秀臣 日比野
Norikazu Yokonuma
則一 横沼
Takashi Okutsu
尚 奥津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間露光撮影を行なう際に、露光時間に関
する情報を記録する情報記録機能を有するカメラを提供
する。 【構成】 長時間露光撮影を行なうモードを設定する長
時間露光モード設定スイッチ2cと、露光開始から終了
までの露光時間と露光終了時刻とを計時するタイマ部1
aと、タイマ部1aにより計時された時間を撮影駒に対
応して記録する磁気記録装置8,8aと、フィルム給送
方向に磁気記録領域が設けられているフィルムを給送す
るフィルム給送装置7,7aと、フィルム給送装置7,
7aによりフィルムを給送毎に磁気記録装置8,8aが
磁気記録領域に対して露光時間を記録するように制御す
る制御回路1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長時間露光撮影におけ
る露光時間に関する情報を記録するようにしたカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】通常よりも長い露光時間で
撮影を行なう長時間露光モードを有するカメラが知られ
ている。長時間露光撮影は主に天体,動物の生態,その
他の自然現象の観察時に用いられ、しばしばその露光時
間を知りたい場合がある。しかし、フィルムに日付など
の撮影情報を記録するカメラは知られているものの(例
えば、特開平3−22376号公報)、露光時間に関す
る情報を記録するカメラは今までなかった。そのため、
従来は撮影者自らが露光時間を計時して記録する必要が
あり手間がかかった。
【0003】本発明の目的は、長時間露光撮影を行なう
際に、露光時間に関する情報を記録するようにした情報
記録機能を有するカメラを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明する。請求項1の発明は、露光開始から終
了までの露光時間を計時する計時手段1aと、計時手段
1aにより計時された露光時間を撮影駒に対応して記録
する記録手段8,8aとを備えることによって上述の目
的を達成する。請求項2の発明は、露光開始時刻と終了
時刻とを計時する計時手段1bと、計時手段1bにより
計時された露光開始時刻と終了時刻とを撮影駒に対応し
てそれぞれ記録する記録手段8,8aとを備えることに
よって上述の目的を達成する。請求項3の発明は、請求
項1または2記載の情報記録機能を有するカメラに適用
され、長時間露光撮影を行なうモードを設定する長時間
露光モード設定手段(2c,2d)と、この長時間露光
モード設定手段(2c,2d)で長時間露光モードに設
定されたときに計時手段(1a,1b)と記録手段8,
8aとを動作させる動作制御手段(1)とを備える。請
求項4の発明は、請求項3記載の情報記録機能を有する
カメラに適用され、長時間露光モードは、第1指令操作
で露光を開始し、第2指令操作で露光を終了するタイム
撮影モードを含む。請求項5の発明は、請求項3記載の
情報記録機能を有するカメラに適用され、長時間露光モ
ードは、レリーズ操作を行なっている間だけ露光を行な
うバルブ撮影モードを含む。一実施例を示す図6に対応
付けて説明すると、請求項6の発明は、請求項1または
2記載の情報記録機能を有するカメラに適用され、所定
時間毎に所定の露光時間で撮影を行なうインターバル撮
影モードを設定するインターバル撮影モード設定手段9
aと、インターバル撮影モード設定手段9aによりイン
ターバル撮影モードが設定されているとき、所定の露光
時間が所定の時間以上かを判断する判断手段(1)と、
判断手段(1)により所定の露光時間が所定の時間以上
であると判断されたとき、計時手段(1a,1b)と記
録手段8,8aとを動作させる動作制御手段(1)とを
備える。一実施例を示す図2にも対応付けて説明する
と、請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載
の情報記録機能を有するカメラに適用され、フィルム給
送方向に記録領域52が設けられているフィルム5を給
送するフィルム給送手段7,7aと、このフィルム給送
手段7,7aによりフィルム5を給送する際に、記録手
段8,8aが露光時間または露光開始時刻および終了時
刻を記録するように制御する記録制御手段(1)とを備
える。請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかに記
載の情報記録機能を有するカメラに適用され、記録手段
は、フィルム5に設けられた磁気領域52に対して磁気
的に露光時間または露光開始および終了時刻を記録する
磁気記録装置8,8aである。請求項9の発明は、露光
開始時刻および露光終了時刻を検出する検出手段(1)
と、検出手段(1)の検出した露光開始時刻および露光
終了時刻に基づいて露光開始から露光終了までの露光時
間を算出する算出手段(1)と、算出手段(1)により
算出された露光時間を撮影駒に対応して記録する記録手
段8,8aとを備える。
【0005】
【作用】請求項1の発明では、計時手段1aが露光開始
から終了までの露光時間を計時して、記録手段8,8a
はその露光時間を撮影駒に対応して記録する。請求項2
の発明では、計時手段1bが露光開始時刻と終了時刻と
を計時して、記録手段8,8aはその露光時間を撮影駒
に対応してそれらを記録する。請求項3の発明では、長
時間露光モード設定手段(2c,2d)で長時間露光モ
ードが設定されているときに計時手段(1a,1b)と
記録手段8,8aが動作し、露光時間または露光開始時
刻と終了時刻を計時し、撮影駒に対応してそれらを記録
する。請求項7の発明では、フィルム給送手段7,7a
でフィルム5を給送するとき、記録手段8,8aは記録
領域52に露光時間または露光開始時刻と終了時刻を記
録する。請求項9の発明では、計時手段1bが露光開始
時刻と終了時刻とを計時して、算出手段(1)が露光開
始時刻と露光終了時刻とをもとに露光時間を算出して、
記録手段8,8aが撮影駒に対応してそれらを記録す
る。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して本発明の一実施
例を説明する。 −第1の実施例− 図1は本発明に係る情報記録機能を有するカメラの構成
を示すブロック図である。制御回路1はマイクロコンピ
ュータおよび周辺回路から構成され、カメラのシーケン
ス制御および種々の演算、さらに制御プログラムを実行
する。この周辺回路として、後述するように長時間露光
撮影の際に露光開始から終了までの時間を計時するタイ
マ部1aと、日付,時間および曜日を計時する時計部1
bと、様々な情報を記憶するメモリ1cとを備える。
【0008】制御回路1には、制御回路1に様々な指示
をするスイッチ群2、被写体の明るさを検出する測光回
路3、被写体距離を検出する測距回路4、カメラの絞り
6aやシャッタ6bを駆動してフィルム5(図2参照)
の露光を行なう露光制御回路6、フィルム給送用モータ
7aの駆動を制御するフィルム給送回路7および情報記
録用磁気ヘッド8aによってフィルム給送中に制御回路
1からの情報をフィルム5に磁気記録する情報記録回路
8が接続されている。
【0009】図2において、フィルム5は被写体像が露
光される露光領域51と、露光領域51の下方に設けら
れた磁気記録領域52とを有している。
【0010】スイッチ群2は、不図示のレリーズボタン
の半押し操作でオンする半押しスイッチ2a、レリーズ
ボタンの全押し操作でオンするレリーズスイッチ2b、
タイム撮影モードとなるように制御回路1に指示するタ
イム撮影モード設定用スイッチ2c、およびバルブ撮影
モードとなるように制御回路1に指示するバルブ撮影モ
ード設定用スイッチ2dを有する。ここでタイム撮影モ
ードとは、レリーズスイッチ2bがオンとなった後、レ
リーズスイッチ2bがオフとなってもシャッタ6bを開
いた状態で維持し、レリーズスイッチ2bが再度オンと
なるまで露光を維持するモードであり、バルブ撮影モー
ドとは、レリーズスイッチ2bがオンしている間だけ露
光を維持するモードである。
【0011】図3は、タイム撮影モードにおいて、露光
時間に関する情報を情報記録回路8の制御の下に磁気ヘ
ッド8aで記録する手順を示したものである。この図3
に示すプログラムは、タイム撮影モード設定用スイッチ
2cがオンされタイム撮影モードとなることにより実行
される。
【0012】まず、ステップS1において、半押しスイ
ッチ2aがオンされたか否かを判断し、ステップS1が
肯定判断されたときはステップS2を実行し、ステップ
S1が否定判断されたときは、半押しスイッチ2aがオ
ンされるまでこのステップS1を繰り返し実行して、半
押しスイッチ2aがオンとなるのを待つ。ステップS2
では、測光回路3による測光処理を行ない、続くステッ
プS3では、測距回路4による測距処理を行なう。な
お、本実施例のカメラで非常に長時間にわたる露光を行
なうときは開放絞り状態で撮影されるので、被写体の輝
度を測定する必要がなく、その場合、ステップS2が省
かれる。また、本実施例のカメラで天体等を無限遠撮影
モードで撮影するときはステップS3が省かれる。ステ
ップS4では、レリーズスイッチ2bがオンされたか否
かを判断し、ステップS4が肯定判断されたときはステ
ップS5を実行し、ステップS4が否定判断されたとき
は、レリーズスイッチ2bがオンされるまで待つ。
【0013】ステップS5において、露光制御回路6に
露光動作開始を指示し、続くステップS6で制御回路1
内に設けられたタイマ部1aにより露光時間の測定を開
始する。ステップS7ではレリーズスイッチ2bが再び
オンされたか否かを判断し、ステップS7が肯定判断さ
れたときはステップS8を実行し、ステップS7が否定
判断されたときは、レリーズスイッチ2bがオンされる
まで待つ。ステップS8では、露光制御回路6に露光動
作終了を指示し、続くステップS9において、タイマ部
1aによる露光時間の測定を終了する。ステップS10
では、ステップS6とステップS8の間で計時された露
光時間をメモリ1cに記憶し、ステップS11では、時
計部1bから現在時刻を読み込み、これを露光終了時刻
としてメモリ1cに記憶する。
【0014】ステップS12では、ステップS10およ
びステップS11でメモリ1cに記憶された露光時間と
露光終了時刻を図2の記録情報520に示すようなフォ
ーマットでフィルム5に記録するため、例えばPPM
(Pulse Position Modulation)記録方式を用いる場合
には不図示のPPM変換回路により露光時間と露光終了
時刻を含むデータをPPMデータに変換する。記録情報
520は、日付・時刻データ520a(時計部1bから
得た日付およびステップS11で記憶された露光終了時
刻)、露光時間データ520b(ステップS9で計時さ
れた露光時間)、その他のデータ520c(例えば、露
出値等のデータ)からなる。
【0015】ステップS13では、フィルム給送回路7
にフィルム給送を開始させ、ステップS14では、情報
記録回路8に、図2に示すように各撮影駒の露光領域5
1に対応する位置にある磁気記録領域52にその撮影駒
に関する記録情報520を記録させる。ステップS15
では、フィルム給送が終了したか否かを判断し、ステッ
プS15が肯定判断されると以上の処理を終了し、ステ
ップS15が否定判断されると、フィルム給送が終了す
るまで待って処理を終了する。なお、フィルム5に記録
された撮影情報はラボにて読み込まれ、例えばプリント
の裏面に文字として印字される。
【0016】このようにタイム撮影モードが設定された
場合には、レリーズスイッチ2bの順次の2回のオン操
作間の時間を計時するとともに、二回目のレリーズスイ
ッチ2bがオンされたときの時刻を計時し、フィルムの
給送に同期させて露光時間と露光終了時刻とをフィルム
5の磁気記録領域52に記録する。したがって、長時間
露光撮影時の露光時間をきわめて容易に知ることができ
る。
【0017】図4は、バルブ撮影モードにおいて、露光
時間に関する情報を情報記録回路8で記録する手順を示
したものである。この図4の処理は、バルブ撮影モード
設定用スイッチ2dの操作によってバルブ撮影モードと
なることにより実行される。図4のバルブ撮影モード時
の処理手順は図3のタイム撮影モード時の手順とほぼ同
様であるため、タイム撮影モードの手順とバルブ撮影モ
ードの手順とにおいて共通するステップには同一符号を
付して説明を省略し、それぞれの手順において異なる部
分のみを説明する。
【0018】タイム撮影モードでは、ステップS4にお
いてレリーズスイッチ2bがオンと判定されるタイミン
グで計時を開始して、ステップS7においてレリーズス
イッチ2bが再度オンと判定されるタイミングで計時を
終了するのに対して、バルブ撮影モードでは、ステップ
S101におけるレリーズスイッチ2bがオンと判定さ
れるタイミングで計時を開始して、ステップS102に
おけるレリーズスイッチ2bがオフと判定されるタイミ
ングで計時を終了するところである。
【0019】このようにバルブ撮影モードが設定された
場合には、レリーズスイッチ2bがオン状態の時間を計
時するとともに、レリーズスイッチ2bがオフとなった
ときの時刻を計時し、フィルムの給送に同期させて露光
時間と露光終了時刻とをフィルム5の磁気記録領域52
に記録する。したがって、長時間露光撮影時の露光時間
をきわめて容易に知ることができる。
【0020】図5に示したフローチャートは、上述した
図3のタイム撮影モードにおける処理の変形例である。
図3の手順と図5の手順とにおいて共通するステップに
は同一符号を付して説明を省略し、それぞれの手順にお
いて異なる部分のみを説明する。
【0021】図3のタイム撮影モードにおける処理で
は、ステップS5の露光動作開始の後に、ステップS6
でタイマ部1aによる計時を開始するのに対し、図5の
タイム撮影モードにおける処理では、ステップS121
で時計部1bから露光開始時刻を読み込んでメモリ1c
に記憶させる。そして、図3の処理では、ステップS8
の露光動作終了の後に、ステップS9でタイマ部1aに
よる計時を終了したのに対し、図5の処理では、ステッ
プS122で時計部1bから露光終了時刻を読み込んで
メモリ1cに記憶させる。このため露光時間の検出およ
び記憶は、図3の処理では、ステップS10でタイマ部
1aから計時時間を露光時間として読み込んで、ステッ
プS10でその露光時間をメモリ1cに記憶するのに対
して、図5の処理では、ステップS123で制御回路1
により露光時間(露光時間=露光終了時刻−露光開始時
刻)を算出し、ステップS124でこの算出結果をメモ
リ1cに記録する。したがって図5の処理ではタイマ部
1aを使用する必要がない。また、図3の処理では、ス
テップS11で露光終了時刻をレリーズ時刻としてステ
ップS11の時点での時刻を時計部1bから読み込んで
いるが、図5の処理では、ステップS123での演算に
用いるため、ステップS122において露光終了時刻は
既に時計部1bから読み込まれている。
【0022】以上の変形例では、タイム撮影モードに関
して説明したが、バルブ撮影モードにおいても、同様な
方法で、露光時間をタイマ部1aで計時することなく、
時計部1bで計時した露光開始時刻と露光終了時刻とを
基に算出することが可能である。
【0023】本実施例ではレリーズスイッチ2bのオン
・オフのタイミングで露光時間を測定したが、レリーズ
スイッチ2bのような単純な機械的スイッチで露光開始
と終了を指示することには限定されず、例えば、リモコ
ン,電子手帳またはパーソナルコンピュータ等の外部機
器から供給される電気的な露光開始信号および露光終了
信号を用いることができる。
【0024】−第2の実施例− 本実施例は、インターバル撮影機能を備えた情報記録機
能を有するカメラに本発明を適用したものである。図6
は本実施例に係るカメラの構成図であり、フィルムへの
データ写し込みやインターバル撮影を行なうためのデー
タバック装置9を除いて第一の実施例の構成を示す図1
と共通である。したがって、図1と共通する箇所には同
一符号を付して説明を省略する。データバック装置9は
制御回路1に接続されており、インターバル撮影モード
を制御回路1に指示するインターバル撮影モード設定用
スイッチ9aを備えている。なお、インターバル撮影モ
ードとは、設定された時間間隔(以下、インターバル値
と呼ぶ)で設定された回数(以下、設定回数と呼ぶ)だ
け自動的に露光を繰り返すモードである。このとき露光
の際の露光時間も設定できる(以下、この露光時間を設
定露光時間と呼ぶ)。インターバル値,設定回数および
設定露光時間等のパラメータを設定する手段はデータバ
ック装置9に設けられているが、ここでは、図示を省略
する。また、タイマ部1aはタイマ101とタイマ10
2とを有している。
【0025】図7は、インターバル撮影モードにおい
て、露光時間に関する情報を情報記録回路8の制御の下
に磁気ヘッド8aで記録する手順を示したものである。
この図7に示すプログラムは、インターバル撮影モード
設定用スイッチ9aがオンされ、インターバル撮影モー
ドとなることにより実行される。なお、図3の手順と共
通するステップには同一符号を付して説明する。
【0026】ステップS111において、データバック
装置9により上述したようなインターバル撮影を行なう
ために必要なパラメータ(インターバル値,設定回数,
設定露光時間)を設定し、そしてタイマ101により計
時を開始する。ステップS112において、設定露光時
間が所定の時間より長いか否かを判断する。ステップS
112が肯定判断されると、ステップS113を実行
し、ステップS112が否定判断されると、制御回路1
は撮影情報を記録することなくインターバル撮影を行な
うためのステップS116のプログラムを実行する。ス
テップS113では、タイマ101が測定を開始してか
らインターバル値が経過したか否かを判断する。ステッ
プS113が否定判断されれば、設定されたインターバ
ル値が経過するまで待つ。ステップS113が肯定判断
されれば、タイマ101をリセットし再度計時を開始す
る。ステップS2,S3およびS5で測光処理,測距処
理および露光の開始を行なう。
【0027】ステップS6ではタイマ102により計時
を開始し、ステップS114において、設定露光時間が
経過したか否かを判断する。ステップS114が否定判
断されれば、設定露光時間が経過するまで露光状態を維
持し、ステップS114が肯定判断されれば、ステップ
S8を実行して、露光動作を終了する。ステップS9〜
S15でフィルム給送時に露光時間および露光終了時刻
をフィルムに記録する。ステップS115において、メ
モリ1cに記録されている現在までのステップS113
からステップS115が繰り返し実行された回数(以
下、実回数と呼ぶ)が設定回数に達しているか否かを判
断する。ステップS115が否定判断されると、実回数
を一つ加算して、ステップS113に戻る。ステップS
113においては、インターバル値が経過するまで待
ち、以降、実回数が設定回数に達するまで(ステップS
115が肯定判断されるまで)ステップS113〜ステ
ップS115を繰り返し実行する。ステップS115が
肯定判断されると以上の処理を終了する。
【0028】このようにインターバル撮影モードが設定
された場合には、露光時間が予め定めた時間以上の長時
間であれば、所定の時間毎の露光に合わせて露光時間や
露光終了時刻を計時し、フィルムの給送に同期させて露
光時間と露光終了時刻とをフィルム5の磁気記録領域5
2に記録する。したがって、長時間露光撮影時の露光時
間をきわめて容易に知ることができる。
【0029】以上の実施例では、フィルム5に記録情報
520として露光時間と露光終了時刻とを記録したが、
上記の2つのみならず露光開始時刻を記録してもよい。
また、露光開始時刻および終了時刻のみを記録してもよ
いし、あるいは、露光時間のみを記録してもよい。
【0030】以上の実施例の構成において、タイマ部1
aおよび時計部1bがそれぞれ計時手段を、情報記録回
路8および情報記録用磁気ヘッド8aが記録手段を、タ
イム撮影モード設定用スイッチ2cあるいはバルブ撮影
モード設定用スイッチ2dが長時間露光モード設定手段
を、制御回路1が動作制御手段,記録制御手段,判断手
段,算出手段および検出手段を、フィルム給送回路7お
よびフィルム給送用モータ7aがフィルム給送手段を、
インターバル撮影モード設定用スイッチ9aがインター
バル撮影モード設定手段を、第一指示操作および第二指
示操作がレリーズスイッチ2bの順次のオン動作をそれ
ぞれ構成する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイム撮影,バルブ撮影あるいはインターバル撮影等の
長時間露光撮影時に、露光開始から終了までの露光時間
や露光開始時刻と終了時刻を計時し、それらの時間や時
刻を撮影駒に対応して記録するようにしたので、撮影者
自らが計時したり記録したりする手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例によるカメラの制御系の一例を示
すブロック図。
【図2】本発明に使用されるフィルム上に記憶される情
報のイメージを示す図。
【図3】図1のカメラにおけるタイム撮影モード時の処
理手順を示したフローチャート。
【図4】図1のカメラにおけるバルブ撮影モード時の処
理手順を示したフローチャート。
【図5】図3のタイム撮影モード時の処理手順の変形例
を示したフローチャート。
【図6】第二の実施例によるカメラの制御系の一例を示
すブロック図。
【図7】図6のカメラにおけるインターバル撮影モード
時の処理手順を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 制御回路 1a タイマ部 1b 時計部 2a 半押しスイッチ 2b レリーズスイッチ 2c タイム撮影モード設定用スイッチ 2d バルブ撮影モード設定用スイッチ 5 フィルム 6 露光制御回路 7 フィルム給送回路 7a フィルム給送用モータ 8 情報記録回路 8a 情報記録用磁気ヘッド 9 データバック装置 9a インターバル撮影モード設定用スイッチ 51 露光領域 52 磁気記録領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥津 尚 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光開始から終了までの露光時間を計時
    する計時手段と、 前記計時手段により計時された前記露光時間を撮影駒に
    対応して記録する記録手段とを備えたことを特徴とする
    情報記録機能を有するカメラ。
  2. 【請求項2】 露光開始時刻と終了時刻とを計時する計
    時手段と、 前記計時手段により計時された前記露光開始時刻と終了
    時刻とを撮影駒に対応してそれぞれ記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とする情報記録機能を有するカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の情報記録機能を
    有するカメラにおいて、 長時間露光撮影を行なうモードを設定する長時間露光モ
    ード設定手段と、 この長時間露光モード設定手段で長時間露光モードに設
    定されたときに前記計時手段と前記記録手段とを動作さ
    せる動作制御手段とを備えることを特徴とする情報記録
    機能を有するカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報記録機能を有するカ
    メラにおいて、 前記長時間露光モードは、第1指令操作で露光を開始
    し、第2指令操作で露光を終了するタイム撮影モードを
    含むことを特徴とする情報記録機能を有するカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の情報記録機能を有するカ
    メラにおいて、 前記長時間露光モードは、レリーズ操作を行なっている
    間だけ露光を行なうバルブ撮影モードを含むことを特徴
    とする情報記録機能を有するカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の情報記録機能を
    有するカメラにおいて、 所定時間毎に所定の露光時間で撮影を行なうインターバ
    ル撮影モードを設定するインターバル撮影モード設定手
    段と、 前記インターバル撮影モード設定手段により前記インタ
    ーバル撮影モードが設定されているとき、前記所定の露
    光時間が所定の時間以上かを判断する判断手段と、 前記判断手段により前記所定の露光時間が前記所定の時
    間以上であると判断されたとき、前記計時手段と前記記
    録手段とを動作させる動作制御手段とを備えることを特
    徴とする情報記録機能を有するカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の情報記
    録機能を有するカメラにおいて、 フィルム給送方向に記録領域が設けられているフィルム
    を給送するフィルム給送手段と、 このフィルム給送手段により前記フィルムを給送する際
    に、前記記録手段が前記露光時間または露光開始および
    終了時刻を記録するように制御する記録制御手段とを備
    えることを特徴とする情報記録機能を有するカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の情報記
    録機能を有するカメラにおいて、 前記記録手段は、前記フィルムに設けられた磁気領域に
    磁気的に前記露光時間または露光開始および終了時刻を
    記録する磁気記録装置であることを特徴とする情報記録
    機能を有するカメラ。
  9. 【請求項9】 露光開始時刻および露光終了時刻を検出
    する検出手段と、 前記検出手段の検出した前記露光開始時刻および前記露
    光終了時刻に基づいて露光開始から露光終了までの露光
    時間を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された前記露光時間を撮影駒に
    対応して記録する記録手段とを備えたことを特徴とする
    情報記録機能を有するカメラ。
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