JPH08136579A - コンタクトプローブ - Google Patents

コンタクトプローブ

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JPH08136579A
JPH08136579A JP29603094A JP29603094A JPH08136579A JP H08136579 A JPH08136579 A JP H08136579A JP 29603094 A JP29603094 A JP 29603094A JP 29603094 A JP29603094 A JP 29603094A JP H08136579 A JPH08136579 A JP H08136579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
contact probe
mounting hole
contactor
elastic material
Prior art date
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Pending
Application number
JP29603094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Matsubara
英樹 松原
Shigeru Shikahama
鹿濱  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIKAHAMA SEISAKUSHO KK
TODAI MUSEN KK
TOUDAI MUSEN KK
Original Assignee
SHIKAHAMA SEISAKUSHO KK
TODAI MUSEN KK
TOUDAI MUSEN KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP29603094A priority Critical patent/JPH08136579A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極少ピッチ化される電子部品の複数のリード
部ないしは端子に対応して、可及的に極小ピッチで複数
本の配列、取り付けを行うことが可能な構造を備えたコ
ンタクトプローブの提供。 【構成】 コンタクトプローブ20は、ヘッド部10に
設けられている取付穴11a、12a内に、接触子21
を取付穴11a、12aより突き出させるように組み込
まれている。コンタクトプローブ20は、接触子21
が、前記取付穴12a内に収められているゴム弾性材2
2又はプラスチック弾性材22により取付穴11a、1
2aより突き出す方向に向けて付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、IC、LSI、LC
Dパネルなどの電子部品の電気的検査に用いられるいわ
ゆるコンタクトプローブに関し、より詳細には、該電子
部品において極少ピッチで設けられる複数のリード部に
対応するように、ヘッド部に対して極小ピッチで複数本
取付け可能な構造を備えたコンタクトプローブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年におけるIC、LSI、LCDパネ
ルのなどの電子部品の高集積化、微細化に伴い、こうし
た電子部品に設けられるリード部ないし端子間のピッチ
も極少化してきている。
【0003】このため、極少ピッチで配列されるこうし
た電子部品の複数のリード部からの信号の採取を可能と
するために、いわゆるコンタクトプローブを該複数のリ
ード部の前記極少ピッチに対応したピッチで複数本配列
させることが強く望まれている。
【0004】しかるに、従来のコンタクトプローブで
は、概、前記リード部に接するピンと、このピンを出没
自在に収め入れる筒状体より構成されると共に、この筒
状体の中に収められたコイルスプリングにより、常時、
前記ピンを前記筒状体内より突き出す方向に付勢させる
構造が採られている。このスプリングによる付勢構造
は、電子部品の前記複数のリード部への前記ピンの当た
りを和らげて該リード部の破損などを防止しつつ、該ピ
ンに所要の力を加えて該ピンとリード部とを適度に密着
させると共に、該複数のリード部の高さなどが必ずしも
均一でない場合にも、各リード部にそれぞれ適切に前記
ピンを接しさせるなどの目的で用いられているものであ
る。
【0005】従って、従来のコンタクトプローブでは、
前記極少ピッチ化の要請に対して、主として、コンタク
トプローブを構成する各部品、すなわち、ピン、筒状
体、コイルスプリングの径を各々小さくすることで対応
してきていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記筒状体内
に前記ピンを収める構造を持ったコンタクトプローブで
は、配列される複数のコンタクトプローブ間に該筒状体
の肉厚分のピッチを絶対的に必要とする。また、前記コ
イルスプリングの径を小さくするには技術的な限界があ
る。
【0007】このため、従来のコンタクトプローブで
は、概、コンタクトプローブ間のピッチを120μm以
下とすることが困難とされており、増々極少化する傾向
にある電子部品のリード部間のピッチに対応し続けるこ
との可能な構造を備えたコンタクトプローブの提供が強
く望まれていた。
【0008】そこでこの発明は、極少ピッチ化される電
子部品の複数のリード部ないしは端子に対応して、可及
的に極小ピッチで複数本の配列、取り付けを行うことが
可能な構造を備えたコンタクトプローブの提供を目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明ではコンタクトプローブ20を、ヘッド部
10に備えられるコンタクトプローブ20であって、該
コンタクトプローブ20は、該ヘッド部10に設けられ
ている取付穴11a、12a内に、該コンタクトプロー
ブ20の接触子21を取付穴11a、12aより突き出
させるように組み込まれており、かつ、該コンタクトプ
ローブ20の前記接触子21が、前記取付穴12a内に
収められているゴム弾性材22又はプラスチック弾性材
22により該取付穴11a、12aより突き出す方向に
向けて付勢される構造のものとした。
【0010】
【作用】この発明にかかるコンタクトプローブ20で
は、前記コンタクトプローブ20の接触子21が、前記
取付穴11a、12a内に収められているゴム弾性材2
2又はプラスチック弾性材22により該取付穴11a、
12aより突き出す方向に向けて付勢されているので、
電子部品のリード部Lに接触子21を押し付けるように
接しさせた場合、該リード部Lに接触子21を密に接し
させながら、該接触子21は取付穴11a、12a内に
向けて移動され、この移動に伴って前記弾性材22は取
付穴12a内で撓み込まされる。
【0011】また、前記接触子21のリード部Lに対す
る押し付けを解くことにより、撓み込まれた前記弾性材
22の弾発により、接触子21は前記押し付け前の状態
に復帰される。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係るコンタクトプローブ2
0の典型的な実施例について、図1および図2に基いて
説明する。
【0013】なお、図1は、ヘッド部10の取付穴11
aおよび取付穴12a内に組み込まれたコンタクトプロ
ーブ20の全体構成を、該ヘッド部10を断面にして示
している。
【0014】また、図2は、図1におけるA−A線相当
位置で、前記ヘッド部内を断面にして、配列される複数
のコンタクトプローブ20・・・20の全体構成を示し
ている。
【0015】図1に示されるように、この実施例に係る
コンタクトプローブ20は、ヘッド部10の上下方向に
向けて開設され、かつ、相互に連通されている取付穴1
1aおよび取付穴12a内に、該取付穴11aよりピン
状の接触子21を突き出させるように組み込んで構成さ
れる。
【0016】そして、IC、LSI、LCDパネル等の
電子部品のリード部Lに接触子21を接しさせて、該電
子部品の回路間を電気的に接続して、該リード部Lから
の信号を出力端子Oから適宣の測定器に送るように用い
られる。
【0017】先ず、この実施例では、前記ヘッド部10
は、プラスチック、ゴム、ガラスなどの絶縁材料で構成
されるシールド部材12に、該シールド部材12の上下
方向に連通されるコンタクトプローブ20の取付穴12
aを設けると共に、このシールド部材12の下面に該取
付穴12aに連通し、かつ、該取付穴12aより穴径を
小さく構成される前記取付穴11aを備えたプラスチッ
クなどの絶縁材料で構成される取付プレート11を添装
して構成されている。
【0018】一方、コンタクトプローブ20は、前記取
付プレート11の取付穴11aから突き出される前記ピ
ン状の接触子21と、この接触子21を該取付穴11a
から突き出される方向に向けて付勢させる弾性材22
と、前記シールド部材12の上側に位置する前記取付穴
12aの穴口に臨む板状の出力端子Oと前記接触子21
を電気的に連結させる導電線Wとを備える構成とされて
いる。
【0019】前記弾性材22は、天然ゴム、合成ゴムな
どのゴム弾性材又はプラチック弾性材より構成されて、
前記接触子21に前記付勢力を付与するものであって、
より具体的には、適度な耐熱性、弾力性を有するシリコ
ンゴムや、ウレタンフォームにより構成することが好ま
しい。
【0020】この弾性材22は、取付穴11aから外方
に突き出されている接触子21の尖端21b側と反対の
端部に設けられているフランジ部21aと、前記出力端
子Oとの間に亘って、前記取付穴12a内に収め入れら
れている。なお、該出力端子O側には、該出力端子Oの
押え板Pが取り付けられている。
【0021】一方、接触子21のフランジ部21aは、
シールド部材12の取付穴12aの穴径と略等しい大き
さに形成されており、従って、該取付穴12aより穴径
を小さいものとする前記取付穴11aの前記シールド部
材12に接している側の穴縁に、このフランジ部21a
が引っ掛る構成とされている。
【0022】従って、この引っ掛りにより、前記接触子
21は、前記取付プレート11の取付穴11a内より抜
け出されることはない。
【0023】また、この接触子21の尖端21bをリー
ド部Lに接しさせるようにヘッド部10を該リード部L
側と押し付けた場合、この押し付けにより弾性材22
は、フランジ部21aと出力端子Oとの間で撓み込まさ
れて、該接触子21に取付穴11aから外方に突き出さ
せる付勢を加え、尖端21bとリード部Lとを密に接し
させながら、該接触子21を上方に移動させる。
【0024】また、この後、リード部Lに対する抵触子
21の前記押し付けを解くことにより、該接触子21
は、前記のように撓み込まされた弾性材22の弾発によ
り、図2における右側のコンタクトプローブ20におけ
る接触子21の状態、すなわち、該接触子21のフラン
ジ部21aを前記取付穴11aのシールド部材12に接
している側の穴縁に接しさせる位置まで、押し下げられ
る。
【0025】これにより、例えば、図2に示されるよう
に、検査対象とされる電子部品の複数のリード部L、L
の高さが不揃いの場合にも、各リード部L、Lにそれぞ
れ確実に接触子21・・・21を接しさせることができ
る。
【0026】また、前記リード部Lがフラックス、酸化
被膜などで覆われている場合であっても、前記押し付け
による該リード部Lへの接触子21の接触により、良好
な導通状態を得ることができる。
【0027】なお、この実施例では、前記接触子21と
前記出力端子Oとを電気的に接続する導電線Wを、前記
弾性材22の肉内を通る二本の線として構成している
が、該導電線Wの本数、前記接触子21と前記出力端子
Oとの接続方法については、必要に応じて適宣変更して
構わない。
【0028】また、前記ヘッド部10には、各コンタク
トプローブ20、20に伝送される信号へのノイズの入
り込みを充分に防止できるように、適宣のシールド構造
を設けることが望ましい。
【0029】
【発明の効果】この発明にかかるコンタクトプローブ2
0では、前記コンタクトプローブ20の接触子21が前
記取付穴12a内に収められているゴム弾性材22又は
プラスチック弾性材22により該取付穴12aおよび取
付穴11aより突き出す方向に向けて付勢される構造を
備えている。したがって、電子部品のリード部Lに接触
子21を押し付け、接しさせた場合、該接触子21は、
取付穴11a、12a内に向けて移動され、この移動に
伴って前記弾性材22は取付穴12a内で撓み込まされ
る一方、前記接触子21のリード部Lに対する押し付け
を解くことにより、このように撓み込まれた前記弾性材
22の弾発により、前記押し付け前の状態に後帰される
ように機能される。この結果、検査対象とされる電子部
品の複数のリード部L・・・Lへの接触子21の当たり
を和らげることができると共に、該複数のリード部L・
・・Lの高さが不揃いの場合にも、各リード部L・・・
Lにそれぞれ確実に接触子21を接しさせることができ
る。
【0030】また、リード部Lが酸化被膜などで覆われ
ている場合であっても、前記押し付けに伴って撓み込ま
された前記弾性材22の弾発力により、接触子21とリ
ード部Lとを適度に密着させることを通じて、良好な導
通状態を得ることができる。
【0031】特にこの発明では、ヘッド部10に設けた
取付穴11a、12a内に、直接、接触子21および弾
性材22を収め入れてコンタクトプローブ20を構成さ
せており、しかも、前記接触子21の該取付穴11a、
12a内よりの突き出し方向に向けた付勢を、極細径に
形成可能なゴム弾性材22又はプラスチック弾性材22
より行っているので、前記接触子21の付勢構造を備え
たコンタクトプローブ20を極細径に形成させることが
できる。
【0032】この結果、複数のコンタクトプローブ20
・・・20を、各コンタクトプローブ20・・・20間
のピッチを可及的に極小化させて、適宜のヘッド部10
に配列、取り付けることができ、電子部品の複数のリー
ド部ないしは端子の極小ピッチ化に随時対応できる特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンタクトプローブ20を組み付けたヘッド部
10の断面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
10 ヘッド部 12 シールド部材 20 コンタクトプローブ 21 接触子 O 出力端子 L リード部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド部に備えられるコンタクトプロー
    ブであって、該コンタクトプローブは、該ヘッド部に設
    けられている取付穴内に、該コンタクトプローブの接触
    子を該取付穴より突き出させるように組み込まれてお
    り、かつ、該コンタクトプローブの前記接触子が、前記
    取付穴内に収められているゴム弾性材又はプラスチック
    弾性材により該取付穴より突き出す方向に向けて付勢さ
    れることを特徴とするコンタクトプローブ。
JP29603094A 1994-11-07 1994-11-07 コンタクトプローブ Pending JPH08136579A (ja)

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JP29603094A JPH08136579A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 コンタクトプローブ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100741987B1 (ko) * 2006-01-03 2007-07-23 서승환 Fpcb 신뢰성 검사용 니들핀과 그 제조 방법
CN116754814A (zh) * 2023-08-11 2023-09-15 杭州朗迅科技股份有限公司 一种高密度探针卡及制备方法、测试方法

Cited By (3)

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