JPH08136065A - 冷暖房装置 - Google Patents

冷暖房装置

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Publication number
JPH08136065A
JPH08136065A JP6271285A JP27128594A JPH08136065A JP H08136065 A JPH08136065 A JP H08136065A JP 6271285 A JP6271285 A JP 6271285A JP 27128594 A JP27128594 A JP 27128594A JP H08136065 A JPH08136065 A JP H08136065A
Authority
JP
Japan
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temperature
compressor
refrigerant
heat exchanger
inlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP6271285A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Marumoto
一彦 丸本
Masao Kurachi
正夫 蔵地
Takashi Kaneko
孝 金子
Michiyoshi Kusaka
道美 日下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非共沸混合物を用いた冷暖房装置において、
冷房時に温度滑りの影響を緩和し、より正確な平均蒸発
温度を検知することによって適切に圧縮機運転周波数を
制御し、室内機の能力制御を適切に行い快適な冷房を提
供する。 【構成】 中央温度センサー15で検知した冷媒温度と
入口温度センサー18で検知した冷媒温度の差に中央温
度センサー15で検知した冷媒温度を加えて出口飽和ガ
ス温度を計算する出口飽和温度計算手段19と、この出
口飽和温度と入口温度センサー18で検知した冷媒温度
の平均温度を平均蒸発温度として扱う平均蒸発温度算出
手段17eと、この平均蒸発温度をもとに圧縮機1の運
転周波数を決定する圧縮機周波数決定手段12e、この
運転周波数に従って圧縮機1を動作させる圧縮機動作手
段13eで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非共沸混合冷媒を用い
た冷暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては特開平1−3052
72号公報で知られるような冷暖房装置がある。以下、
図面を参照しながら従来の技術について説明する。
【0003】図13において、1は圧縮機、2は四方
弁、3は室外側熱交換器、4は室外側絞り装置、5は室
外ファンで、これらにより室外機6を形成している。7
は室内側熱交換器、8は室内側絞り装置、9は室内ファ
ンで、それぞれ室内機10を形成している。そして、室
外機6と室内機13は液管21とガス管22によって環
状に連接されている。また、圧縮機1の吸込みの圧力を
検知する吸入圧力センサー11を設けている。更に、吸
入圧力センサー11で検知した吸入圧力に基づいて圧縮
機1の運転周波数を決定する圧縮機運転周波数決定手段
12aを備え、圧縮機運転周波数決定手段12aにて決
定された周波数で圧縮機1を運転する圧縮機運転手段1
3aを有しており、圧縮機運転周波数決定手段12aと
圧縮機運転手段13aで制御装置14aを構成してい
る。
【0004】以上の様に構成された冷暖房装置の動作に
ついて問題となる冷房運転のみ説明する。
【0005】冷房運転時は、圧縮機1で圧縮された高温
高圧ガスは四方弁2を介して室外ファン5により、室外
側熱交換器3で室外空気と熱交換して凝縮し高圧の液冷
媒となり、室外側絞り装置4を通り室内側絞り装置8で
減圧され、低温低圧の二相冷媒となって室内側熱交換器
7に送られ室内ファン9により、室内空気の熱を吸熱冷
房して蒸発させ、冷媒を低温低圧ガスとして、圧縮機1
にもどしている。
【0006】この時、吸入圧力センサー11によって検
知された吸入圧力に基づき圧縮機運転周波数決定手段1
2aは検知された圧力が目標圧力より高い場合は圧縮機
1の運転周波数を下げ、検知された圧力が目標圧力より
高い場合は圧縮機1の運転周波数を上げるよう運転周波
数を決定する。
【0007】圧縮機運転周波数決定手段12aによって
決定された運転周波数となるよう、圧縮機運転手段13
aは圧縮機1を運転する。これらの動作を繰り返し、即
ち、飽和圧力に相当する飽和温度を平均蒸発温度とし
て、あらかじめ決められた目標圧力となるよう制御する
ことによって適切な能力制御を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、冷媒として非共沸混合物を用いた場合、
蒸発器では温度滑りによる影響のため一定圧力において
は、飽和ガス温度は飽和液温度より上昇する。
【0009】そのため、吸入圧力センサー11で検知し
た圧力を飽和圧力とする飽和ガス温度は実際の平均蒸発
温度より高くなるため、冷房運転時には蒸発器である室
内側熱交換器7は適切な蒸発温度より高い状態を目標と
する圧縮機運転周波数に決定されることになる。
【0010】よって、冷房運転時に室内側熱交換器7の
適切な能力制御ができず快適な空調環境を得られないと
いう課題を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、冷媒
として非共沸混合物を用いた場合においても冷房時によ
り精度良く平均蒸発温度を検知することによって、圧縮
機の運転周波数を適切に制御し、室内機の能力制御を適
切に行い快適な冷房を提供することを目的としている
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の冷暖房装置は、圧縮機、四方弁、室外側熱交換
器、室外側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換
器、室内側絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷
媒回路を構成し、前記室内側熱交換器の出入口の略中央
の冷媒温度を検知する中央温度センサーと、前記中央温
度センサーで検知した冷媒温度を平均蒸発温度として前
記中央温度センサーで検知された中央温度が目標とする
平均蒸発温度より高い場合は周波数を増加させ低い場合
には周波数を低減するよう前記圧縮機の運転周波数を決
定する圧縮機運転周波数決定手段と、前記圧縮機運転周
波数決定手段により決定された運転周波数に従って前記
圧縮機を運転する圧縮機動作手段とから構成されてい
る。
【0013】また、圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、
室外側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換器、室
内側絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷媒回路
を構成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒圧力を検知
する入口圧力センサーと、前記入口圧力センサーで検知
した冷媒圧力に基づき平均蒸発温度を計算する平均蒸発
温度計算手段と、前記平均蒸発温度計算手段によって計
算された平均蒸発温度が目標とする平均蒸発温度より高
い場合は周波数を増加させ低い場合には周波数を低減す
るよう前記圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転周
波数決定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手段により
決定された運転周波数に従って前記圧縮機を運転する圧
縮機動作手段とを備えた構成となっている。
【0014】さらに、圧縮機、四方弁、室外側熱交換
器、室外側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換
器、室内側絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷
媒回路を構成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒温度
を検知する入口温度センサーと、前記室内側熱交換器の
出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度センサー
と、前記入口温度センサーで検知した冷媒温度と前記中
央温度センサーで検知した冷媒温度とを算術平均して平
均蒸発温度を計算する平均蒸発温度計算手段と、前記平
均蒸発温度計算手段によって計算された平均蒸発温度に
基づいて前記圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転
周波数決定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手段によ
り決定された運転周波数に従って前記圧縮機を運転する
圧縮機動作手段とを備えた構成となっている。
【0015】またさらに、圧縮機、四方弁、室外側熱交
換器、室外側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換
器、室内側絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷
媒回路を構成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒温度
を検知する入口温度センサーと、前記室内側熱交換器の
出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度センサー
と、前記入口温度センサーで検知した冷媒温度と前記中
央温度センサーで検知した冷媒温度より前記室内側熱交
換器出口の飽和温度を推算する出口飽和温度計算手段
と、前記入口温度センサーで検知した冷媒温度と前記出
口飽和温度計算手段で計算した前記室内側熱交換器出口
の飽和温度を算術平均して平均蒸発温度を計算する平均
蒸発温度計算手段と、前記平均蒸発温度計算手段によっ
て計算された平均蒸発温度に基づいて前記圧縮機の運転
周波数を決定する圧縮機運転周波数決定手段と、前記圧
縮機運転周波数決定手段により決定された運転周波数に
従って前記圧縮機を運転する圧縮機動作手段とを備えた
構成となっている。
【0016】
【作用】本発明は、室内側熱交換器の出入口の略中央の
冷媒温度を検知する中央温度センサーと、中央温度セン
サーで検知した冷媒温度を平均蒸発温度として中央温度
センサーで検知された中央温度が目標とする平均蒸発温
度より高い場合は周波数を増加させ低い場合には周波数
を低減するよう圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運
転周波数決定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手段に
より決定された運転周波数に従って前記圧縮機を運転す
る圧縮機動作手段とから構成されているので、冷媒とし
て非共沸混合物を用いた場合でも冷房運転時には、室内
側熱交換器の出入口の略中央の冷媒温度を平均蒸発温度
として検知することで、温度滑りの影響を緩和でき、よ
り正確な平均蒸発温度を検知できる。
【0017】また、本発明は室内側熱交換器の入口の冷
媒圧力を検知する入口圧力センサーと、入口圧力センサ
ーで検知した冷媒圧力に基づき平均蒸発温度を計算する
平均蒸発温度計算手段と、平均蒸発温度計算手段によっ
て計算された平均蒸発温度が目標とする平均蒸発温度よ
り高い場合は周波数を増加させ低い場合には周波数を低
減するよう圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転周
波数決定手段と、圧縮機運転周波数決定手段により決定
された運転周波数に従って圧縮機を運転する圧縮機動作
手段とを設けたので、一定圧力での飽和ガスと飽和液の
それぞれの温度の平均を平均蒸発温度としているため、
温度滑りの影響を緩和でき、より正確な平均蒸発温度を
検知できる。
【0018】さらに本発明は、室内側熱交換器の入口の
冷媒温度を検知する入口温度センサーと、室内側熱交換
器の出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度セン
サーと、入口温度センサーで検知した冷媒温度と中央温
度センサーで検知した冷媒温度とを算術平均して平均蒸
発温度を計算する平均蒸発温度計算手段と、平均蒸発温
度計算手段によって計算された平均蒸発温度に基づいて
圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転周波数決定手
段と、圧縮機運転周波数決定手段により決定された運転
周波数に従って圧縮機を運転する圧縮機動作手段とを設
けたので、室内側熱交換器入口と略中央の冷媒温度の平
均を平均蒸発温度としているため、温度滑りの影響を緩
和でき、より正確な平均蒸発温度を検知できる。
【0019】さらにまた本発明は、室内側熱交換器の入
口の冷媒温度を検知する入口温度センサーと、室内側熱
交換器の出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度
センサーと、入口温度センサーで検知した冷媒温度と中
央温度センサーで検知した冷媒温度より室内側熱交換器
出口の飽和温度を推算する出口飽和温度計算手段と、入
口温度センサーで検知した冷媒温度と出口飽和温度計算
手段で計算した室内側熱交換器出口の飽和温度を算術平
均して平均蒸発温度を計算する平均蒸発温度計算手段
と、平均蒸発温度計算手段によって計算された平均蒸発
温度に基づいて圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運
転周波数決定手段と、圧縮機運転周波数決定手段により
決定された運転周波数に従って圧縮機を運転する圧縮機
動作手段とを設けたので、室内側熱交換器の入口温度と
計算した出口飽和温度の平均を平均蒸発温度としている
ため、温度滑りの影響を緩和でき、より正確な平均蒸発
温度を検知できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を用いて
説明する。図1は第1の実施例における冷暖房装置の冷
媒サイクル図である。尚、従来と同一構成については同
一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0021】図1において、15は室内側熱交換器7の
出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度センサ
ー、12bは中央温度センサーによって検知した冷媒温
度を平均蒸発温度として、目標とする平均蒸発温度より
高い場合は周波数を増加させ、低い場合には周波数を低
減するよう圧縮機1の運転周波数を決定する圧縮機周波
数決定手段、13bは圧縮機周波数決定手段12bによ
って決定された周波数に基づき圧縮機1を動作させる圧
縮機動作手段であり、これらは制御装置14bに収納さ
れている。
【0022】以上のように構成された冷暖房装置につい
て、ここでは問題となっている冷房運転について図2、
図3を用いて動作の説明を行うこととする。尚、従来と
同一の動作については、詳細な説明を省略する。
【0023】図2は本発明の第1の実施例における冷暖
房装置のフローチャート、図3は、本発明の第1の実施
例における冷暖房装置の室内側熱交換器7の温度分布図
である。
【0024】まず、図2より、STEP1で制御装置1
4bが冷房運転指令を検知すると、STEP2で中央温
度センサー15は室内側熱交換器7の中央近傍の冷媒温
度t2を検知する。STEP3では、STEP2で検知
した温度t2に基づき、t2が目標とする平均蒸発温度
tより高い場合、圧縮機運転周波数を現在の周波数より
高く設定し、t2が目標とする平均蒸発温度tより低い
場合、圧縮機運転周波数を現在の周波数より低く設定す
る。STEP4では、STEP3で設定された運転周波
数に応じて圧縮機1を動作させる。
【0025】実施例の冷暖房装置の室内側熱交換器7の
温度分布図をに表したのが図3である。冷媒は、室内側
熱交換器7の入口から出口に沿って、A−B−Cの順番
に流れて行き、Bで中央温度センサー15が検知した温
度t2を示し、また、中央温度センサー15で検知した
温度t2と平均蒸発温度teの関係を示している。
【0026】この第1の実施例によれば、中央温度セン
サー15で室内側熱交換器7の出入口の略中央の冷媒温
度を平均蒸発温度として検知することで、温度滑りの影
響を緩和でき、より正確な平均蒸発温度を検知できるの
で冷媒として非共沸混合物を用いた場合でも冷房運転時
には、適切に圧縮機1の運転周波数を制御することがで
きるので、室内機13の能力制御を適切に行うことがで
きる。
【0027】尚、非共沸混合冷媒として、例えば、HF
C系の混合冷媒である、R32/125/134a(3
0/10/60wt%)やR32/125/134a
(23/25/52wt%)を使用できることは言うま
でもない。また、複数の室内機10或いは室外機6を有
する冷暖房装置においても適応可能である。
【0028】次に、本発明の第2の実施例を図4を用い
て説明する。図4は第2の実施例における冷暖房装置の
冷媒サイクル図である。尚、従来と同一構成については
同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0029】図4において、16は室内側熱交換器7と
室内側絞り装置8の間に取り付けられ冷媒圧力を検知す
る入口圧力センサー、17cは入口圧力センサー16で
検知した冷媒圧力の飽和ガス温度と液温度の平均温度を
算出し、算出された平均温度を平均蒸発温度として扱う
平均蒸発温度算出手段、12cは平均蒸発温度算出手段
17cによって算出した平均蒸発温度が目標とする平均
蒸発温度より高い場合は周波数を増加させ、低い場合に
は周波数を低減するよう圧縮機の運転周波数を決定する
圧縮機周波数決定手段、13cは圧縮機周波数決定手段
12cによって決定された周波数に基づき圧縮機1を動
作させる圧縮機動作手段であり、これらは制御装置14
cに収納されている。
【0030】以上のように構成された冷暖房装置につい
て、ここでは問題となっている冷房運転について図5、
図6を用いて動作の説明を行うこととする。尚、従来と
同一の動作については、詳細な説明を省略する。
【0031】図5は本発明の第2の実施例における冷暖
房装置のフローチャート、図6は、本発明の第2の実施
例における冷暖房装置の室内側熱交換器7の温度分布図
である。
【0032】まず、図5より、STEP1で制御装置1
4cが冷房運転指令を検知すると、STEP2で入口圧
力センサー16は冷媒圧力P1を検知する。STEP3
では、STEP2で検知した圧力を飽和圧力として飽和
ガス温度tg及び飽和液温度tlを算出する。STEP
4ではSTEP3で算出された飽和ガス温度tg及び飽
和液温度tlを平均蒸発温度より(tg+tl)/2と
して平均蒸発温度teを算出する。STEP5では、S
TEP4で計算した平均蒸発温度teに基づき、teが
目標とする平均蒸発温度tより高い場合、圧縮機運転周
波数を現在の周波数より高く設定し、teが目標とする
平均蒸発温度tより低い場合、圧縮機運転周波数を現在
の周波数より低く設定する。STEP6では、STEP
5で設定された運転周波数に応じて圧縮機1を動作させ
る。
【0033】本実施例の冷暖房装置の室内側熱交換器7
の温度分布図をに表したのが図6である。冷媒は、室内
側熱交換器7の入口から出口に沿って、A−B−Cの順
番に流れて行く。Aで入口圧力液センサー16が検知し
た圧力に基づいて飽和液温度tl、飽和ガス温度tgを
計算した結果及び平均蒸発温度teの関係を示してい
る。
【0034】この第2の実施例によれは、一定圧力での
飽和ガスと飽和液のそれぞれの温度の平均を平均蒸発温
度としているため、温度滑りの影響を緩和でき、より正
確な平均蒸発温度を検知できるので、冷房運転時には、
適切に圧縮機運転周波数を制御することができ、室内機
13の能力制御を適切に行うことができる。
【0035】尚、非共沸混合冷媒として、例えば、HF
C系の混合冷媒である、R32/125/134a(3
0/10/60wt%)やR32/125/134a
(23/25/52wt%)を使用できることは言うま
でもない。また、複数の室内機10或いは室外機6を有
する冷暖房装置においても適応可能である。
【0036】次に、本発明の第3の実施例を図7を用い
て説明する。図7は第3の実施例における冷暖房装置の
冷媒サイクル図である。尚、従来と同一構成については
同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0037】図7において、15は室内側熱交換器7の
出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度センサ
ー、18は室内側熱交換器7と室内側絞り装置8の間に
取り付けられ冷媒温度を検知する入口温度センサー、1
7dは中央温度センサー15で検知した冷媒温度と入口
温度センサー18で検知した冷媒温度の平均温度を平均
蒸発温度として扱う平均蒸発温度算出手段、12dは平
均蒸発温度算出手段17dによって算出した平均蒸発温
度が目標とする平均蒸発温度より高い場合は周波数を増
加させ、低い場合には周波数を低減するよう圧縮機1の
運転周波数を決定する圧縮機周波数決定手段、13dは
圧縮機周波数決定手段12dによって決定された周波数
に基づき圧縮機1を動作させる圧縮機動作手段であり、
これらは制御装置14dに収納されている。
【0038】以上のように構成された冷暖房装置につい
て、ここでは問題となっている冷房運転について図8、
図9を用いて動作の説明を行うこととする。尚、従来と
同一の動作については、詳細な説明を省略する。
【0039】図8は本発明の第3の実施例における冷暖
房装置のフローチャート、図9は、本発明の第3の実施
例における冷暖房装置の室内側熱交換器7の温度分布図
である。
【0040】まず、図8より、STEP1で制御装置1
4dが冷房運転指令を検知すると、STEP2で中央温
度センサー15は室内側熱交換器7の中央近傍の冷媒温
度t2を検知し、入口温度センサー18は室内側熱交換
器7の入口温度t1を検知する。
【0041】STEP3では、STEP2で中央温度セ
ンサー15及び入口温度センサー18が検知した温度に
基づき、(t1+t2)/2として平均蒸発温度teを
計算する。
【0042】STEP4では、STEP3で計算した平
均蒸発温度teが目標とする平均蒸発温度tより高い場
合、圧縮機運転周波数を現在の周波数より高く設定し、
teが目標とする平均蒸発温度tより低い場合、圧縮機
運転周波数を現在の周波数より低く設定する。STEP
5では、STEP4で設定された運転周波数に応じて圧
縮機を動作させる。
【0043】本実施例の冷暖房装置の室内側熱交換器7
の温度分布図をに表したのが図9である。冷媒は、室内
側熱交換器7の入口から出口に沿って、A−B−Cの順
番に流れて行き、Aで入口温度センサー18が検知した
温度t1、Bで中央温度センサー15が検知した温度t
2を示し、また、平均蒸発温度teとt1、t2の関係
を示している。
【0044】この第3の実施例によれば、室内側熱交換
器7の入口と略中央の冷媒温度の平均を平均蒸発温度と
しているため、温度滑りの影響を緩和でき、より正確な
平均蒸発温度を検知できるので、冷房運転時には、適切
に圧縮機運転周波数を制御することができ、室内機13
の能力制御を適切に行うことができる。
【0045】尚、非共沸混合冷媒として、例えば、HF
C系の混合冷媒である、R32/125/134a(3
0/10/60wt%)やR32/125/134a
(23/25/52wt%)を使用できることは言うま
でもない。また、複数の室内機10或いは室外機6を有
する冷暖房装置においても適応可能である。
【0046】次に、本発明の第4の実施例を図10を用
いて説明する。図10は第4の実施例における冷暖房装
置の冷媒サイクル図である。尚、従来と同一構成につい
ては同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0047】図7において、15は室内側熱交換器7の
出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度センサ
ー、18は室内側熱交換器7と室内側絞り装置8の間に
取り付けられ冷媒温度を検知する入口温度センサー、1
9は中央温度センサー15で検知した冷媒温度t2と入
口温度センサー18で検知した冷媒温度t1の差をdt
=t2−t1として、室内側熱交換器7の出口飽和ガス
温度tsat=t2+dtとして計算する出口飽和温度
計算手段である。17eは出口飽和温度計算手段19で
計算した室内側熱交換器出口飽和温度tsatと入口温
度センサー18で検知した冷媒温度の平均温度を平均蒸
発温度として扱う平均蒸発温度算出手段、12eは平均
蒸発温度算出手段17eによって算出した平均蒸発温度
が目標とする平均蒸発温度より高い場合は周波数を増加
させ、低い場合には周波数を低減するよう圧縮機1の運
転周波数を決定する圧縮機周波数決定手段、13eは圧
縮機周波数決定手段12eによって決定された周波数に
基づき圧縮機1を動作させる圧縮機動作手段であり、こ
れらは制御装置14eに収納されている。
【0048】以上のように構成された冷暖房装置につい
て、ここでは問題となっている冷房運転について図1
1、図12を用いて動作の説明を行うこととする。尚、
従来と同一の動作については、詳細な説明を省略する。
【0049】図11は本発明の第4の実施例における冷
暖房装置のフローチャート、図12は、本発明の第4の
実施例における冷暖房装置の室内側熱交換器の温度分布
図である。
【0050】まず、図11より、STEP1で制御装置
14eが冷房運転指令を検知すると、STEP2で中央
温度センサー15は室内側熱交換器7の中央近傍の冷媒
温度t2を検知し、入口温度センサー18は室内側熱交
換器7の入口温度t1を検知する。
【0051】STEP3では、STEP2で検知した温
度に基づき、dt=t2−t1を算出し、更に室内側熱
交換器7の出口飽和ガス温度tsatをtsat=t2
+dtとして予測する。STEP4では、STEP2で
入口温度センサー18が検知した温度t1及びSTEP
3で計算した室内側熱交換器7の出口飽和ガス温度ts
atに基づき、(t1+tsat)/2として平均蒸発
温度teを計算する。
【0052】STEP5では、STEP4で計算した平
均蒸発温度teが目標とする平均蒸発温度tより高い場
合、圧縮機運転周波数を現在の周波数より高く設定し、
teが目標とする平均蒸発温度tより低い場合、圧縮機
運転周波数を現在の周波数より低く設定する。STEP
6では、STEP5で設定された運転周波数に応じて圧
縮機を動作させる。
【0053】本実施例の冷暖房装置の室内側熱交換器7
の温度分布図をに表したのが図9である。冷媒は、室内
側熱交換器7の入口から出口に沿って、A−B−Cの順
番に流れて行き、Aで入口温度センサー18が検知した
温度t1、Bで中央温度センサー15が検知した温度t
2を示し、出口飽和温度計算手段19で計算された飽和
ガス温度tsatの関係と平均蒸発温度teの関係を示
している。
【0054】この第4の実施例によれば、室内側熱交換
器7の入口温度と計算した出口飽和温度の平均を平均蒸
発温度としているため、温度滑りの影響を緩和でき、よ
り正確な平均蒸発温度を検知できるので、冷房運転時に
は、適切に圧縮機運転周波数を制御することができ、室
内機13の能力制御を適切に行うことができる。
【0055】尚、非共沸混合冷媒として、例えば、HF
C系の混合冷媒である、R32/125/134a(3
0/10/60wt%)やR32/125/134a
(23/25/52wt%)を使用できることは言うま
でもない。また、複数の室内機或いは室外機を有する冷
暖房装置においても適応可能である。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明かなように本発明は、
圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外側絞り装置から
成る室外機と、室内側熱交換器、室内側絞り装置から成
る室内機を接続して環状の冷媒回路を構成し、前記室内
側熱交換器の出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央
温度センサーと、前記中央温度センサーで検知した冷媒
温度を平均蒸発温度として前記中央温度センサーで検知
された中央温度が目標とする平均蒸発温度より高い場合
は周波数を増加させ低い場合には周波数を低減するよう
前記圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転周波数決
定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手段により決定さ
れた運転周波数に従って前記圧縮機を運転する圧縮機動
作手段とを設けたので、冷媒として非共沸混合物を用い
た場合でも、中央温度センサーで室内側熱交換器の出入
口の略中央の冷媒温度を平均蒸発温度として検知するこ
とで、温度滑りの影響を緩和でき、より正確な平均蒸発
温度を検知できるので冷媒として非共沸混合物を用いた
場合でも冷房運転時には、適切に圧縮機の運転周波数を
制御することができるので、室内機の能力制御を適切に
行うことができる。
【0057】また、圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、
室外側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換器、室
内側絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷媒回路
を構成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒圧力を検知
する入口圧力センサーと、前記入口圧力センサーで検知
した冷媒圧力に基づき平均蒸発温度を計算する平均蒸発
温度計算手段と、前記平均蒸発温度計算手段によって計
算された平均蒸発温度が目標とする平均蒸発温度より高
い場合は周波数を増加させ低い場合には周波数を低減す
るよう前記圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転周
波数決定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手段により
決定された運転周波数に従って前記圧縮機を運転する圧
縮機動作手段とを設けたので、冷媒として非共沸混合物
を用いた場合でも、一定圧力での飽和ガスと飽和液のそ
れぞれの温度の平均を平均蒸発温度としているため、温
度滑りの影響を緩和でき、より正確な平均蒸発温度を検
知できるので、冷房運転時には、適切に圧縮機運転周波
数を制御することができ、室内機の能力制御を適切に行
うことができる。
【0058】さらに、圧縮機、四方弁、室外側熱交換
器、室外側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換
器、室内側絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷
媒回路を構成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒温度
を検知する入口温度センサーと、前記室内側熱交換器の
出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度センサー
と、前記入口温度センサーで検知した冷媒温度と前記中
央温度センサーで検知した冷媒温度とを算術平均して平
均蒸発温度を計算する平均蒸発温度計算手段と、前記平
均蒸発温度計算手段によって計算された平均蒸発温度に
基づいて前記圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転
周波数決定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手段によ
り決定された運転周波数に従って前記圧縮機を運転する
圧縮機動作手段とを設けたので、冷媒として非共沸混合
物を用いた場合でも、室内側熱交換器入口と略中央の冷
媒温度の平均を平均蒸発温度としているため、温度滑り
の影響を緩和でき、より正確な平均蒸発温度を検知でき
るので、冷房運転時には、適切に圧縮機運転周波数を制
御することができ、室内機の能力制御を適切に行うこと
ができる。
【0059】さらにまた、圧縮機、四方弁、室外側熱交
換器、室外側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換
器、室内側絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷
媒回路を構成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒温度
を検知する入口温度センサーと、前記室内側熱交換器の
出入口の略中央の冷媒温度を検知する中央温度センサー
と、前記入口温度センサーで検知した冷媒温度と前記中
央温度センサーで検知した冷媒温度より前記室内側熱交
換器出口の飽和温度を推算する出口飽和温度計算手段
と、前記入口温度センサーで検知した冷媒温度と前記出
口飽和温度計算手段で計算した前記室内側熱交換器出口
の飽和温度を算術平均して平均蒸発温度を計算する平均
蒸発温度計算手段と、前記平均蒸発温度計算手段によっ
て計算された平均蒸発温度に基づいて前記圧縮機の運転
周波数を決定する圧縮機運転周波数決定手段と、前記圧
縮機運転周波数決定手段により決定された運転周波数に
従って前記圧縮機を運転する圧縮機動作手段とを設けた
ので、冷媒として非共沸混合物を用いた場合でも、室内
側熱交換器の入口温度と計算した出口飽和温度の平均を
平均蒸発温度としているため、温度滑りの影響を緩和で
き、より正確な平均蒸発温度を検知できるので、冷房運
転時には、適切に圧縮機運転周波数を制御することがで
き、室内機の能力制御を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における冷暖房装置の冷
媒サイクル図
【図2】本発明の第1の実施例における冷暖房装置のフ
ローチャート
【図3】本発明の第1の実施例における冷暖房装置の室
内側熱交換器の温度を示す特性図
【図4】本発明の第2の実施例における冷暖房装置の冷
媒サイクル図
【図5】本発明の第2の実施例における冷暖房装置のフ
ローチャート
【図6】本発明の第2の実施例における冷暖房装置の室
内側熱交換器の温度を示す特性図
【図7】本発明の第3の実施例における冷暖房装置の冷
媒サイクル図
【図8】本発明の第3の実施例における冷暖房装置のフ
ローチャート
【図9】本発明の第3の実施例における冷暖房装置の室
内側熱交換器の温度を示す特性図
【図10】本発明の第4の実施例における冷暖房装置の
冷媒サイクル図
【図11】本発明の第4の実施例における冷暖房装置の
フローチャート
【図12】本発明の第4の実施例における冷暖房装置の
室内側熱交換器の温度を示す特性図
【図13】従来の冷暖房装置の冷媒サイクル図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方弁 3 室外側熱交換器 4 室外側絞り装置 6 室外機 7 室内側熱交換器 8 室内側絞り装置 10 室内機 15 中央温度センサー 12b,12c,12d,12e 圧縮機運転周波数決
定手段 13b,13c,13d,13e 圧縮機動作手段 16 入口圧力センサー 17c,17d,17e 平均蒸発温度計算手段 18 入口温度センサー 19 出口飽和温度計算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 13/00 M (72)発明者 日下 道美 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外
    側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換器、室内側
    絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷媒回路を構
    成し、前記室内側熱交換器の出入口の略中央の冷媒温度
    を検知する中央温度センサーと、前記中央温度センサー
    で検知した冷媒温度を平均蒸発温度として前記中央温度
    センサーで検知された中央温度が目標とする平均蒸発温
    度より高い場合は周波数を増加させ低い場合には周波数
    を低減するよう前記圧縮機の運転周波数を決定する圧縮
    機運転周波数決定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手
    段により決定された運転周波数に従って前記圧縮機を運
    転する圧縮機動作手段とを設け、冷媒として非共沸混合
    物を用いた冷暖房装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外
    側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換器、室内側
    絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷媒回路を構
    成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒圧力を検知する
    入口圧力センサーと、前記入口圧力センサーで検知した
    冷媒圧力に基づき平均蒸発温度を計算する平均蒸発温度
    計算手段と、前記平均蒸発温度計算手段によって計算さ
    れた平均蒸発温度が目標とする平均蒸発温度より高い場
    合は周波数を増加させ低い場合には周波数を低減するよ
    う前記圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転周波数
    決定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手段により決定
    された運転周波数に従って前記圧縮機を運転する圧縮機
    動作手段とを設け、冷媒として非共沸混合物を用いた冷
    暖房装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外
    側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換器、室内側
    絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷媒回路を構
    成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒温度を検知する
    入口温度センサーと、前記室内側熱交換器の出入口の略
    中央の冷媒温度を検知する中央温度センサーと、前記入
    口温度センサーで検知した冷媒温度と前記中央温度セン
    サーで検知した冷媒温度とを算術平均して平均蒸発温度
    を計算する平均蒸発温度計算手段と、前記平均蒸発温度
    計算手段によって計算された平均蒸発温度に基づいて目
    標とする平均蒸発温度より高い場合は周波数を増加させ
    低い場合には周波数を低減するよう前記圧縮機の運転周
    波数を決定する圧縮機運転周波数決定手段と、前記圧縮
    機運転周波数決定手段により決定された運転周波数に従
    って前記圧縮機を運転する圧縮機動作手段とを設け、冷
    媒として非共沸混合物を用いた冷暖房装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外
    側絞り装置から成る室外機と、室内側熱交換器、室内側
    絞り装置から成る室内機を接続して環状の冷媒回路を構
    成し、前記室内側熱交換器の入口の冷媒温度を検知する
    入口温度センサーと、前記室内側熱交換器の出入口の略
    中央の冷媒温度を検知する中央温度センサーと、前記入
    口温度センサーで検知した冷媒温度と前記中央温度セン
    サーで検知した冷媒温度より前記室内側熱交換器出口の
    飽和温度を推算する出口飽和温度計算手段と、前記入口
    温度センサーで検知した冷媒温度と前記出口飽和温度計
    算手段で計算した前記室内側熱交換器出口の飽和温度を
    算術平均して平均蒸発温度を計算する平均蒸発温度計算
    手段と、前記平均蒸発温度計算手段によって計算された
    平均蒸発温度に基づいて目標とする平均蒸発温度より高
    い場合は周波数を増加させ低い場合には周波数を低減す
    るよう前記圧縮機の運転周波数を決定する圧縮機運転周
    波数決定手段と、前記圧縮機運転周波数決定手段により
    決定された運転周波数に従って前記圧縮機を運転する圧
    縮機動作手段とを設け、冷媒として非共沸混合物を用い
    た冷暖房装置。
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