JPH08135476A - エンジンの制御装置 - Google Patents
エンジンの制御装置Info
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- JPH08135476A JPH08135476A JP6275097A JP27509794A JPH08135476A JP H08135476 A JPH08135476 A JP H08135476A JP 6275097 A JP6275097 A JP 6275097A JP 27509794 A JP27509794 A JP 27509794A JP H08135476 A JPH08135476 A JP H08135476A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/08—Introducing corrections for particular operating conditions for idling
- F02D41/083—Introducing corrections for particular operating conditions for idling taking into account engine load variation, e.g. air-conditionning
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D31/00—Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
- F02D31/001—Electric control of rotation speed
- F02D31/002—Electric control of rotation speed controlling air supply
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P9/00—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
- H02P9/04—Control effected upon non-electric prime mover and dependent upon electric output value of the generator
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
性を向上させる。 【構成】 発電機の発電電流を検出する発電電流検出手
段と、この発電電流検出手段の出力の変動を除去する電
流値変動除去手段と、この電流値変動除去手段の出力に
基づきエンジンに吸入される吸気量の補正量を演算する
補正量演算手段とを備えた。
Description
負荷量の大きさに応じてエンジンの出力を制御するよう
にしたエンジンの制御装置に関するものである。
いて、例えば、実開平3−47445号公報に示される
ものが提案されている。このものは、オルタネータの界
磁に電流を通流するあるいは非通流にするパワートラン
ジスタのデューティ率とエンジンの回転数とに基づきオ
ルタネータの出力電流、即ち電気負荷量を予測し、アク
チュエータを駆動してこの電気負荷量に見合った分だけ
エンジンの吸気量を増加してエンジンの出力を大きくす
るというものである。これにより電気負荷がかかって
も、バッテリを所定電圧に制御できると共に、負荷投入
によるエンジンの回転数降下を防止するものである。
ものでは実際の電気負荷量が一定であってもパワートラ
ンジスタのデューティ率が変動している。これは例え
ば、上記パワートランジスタの動作遅れや電源の不安定
などに起因するものである。従って、デューティ率が変
動することにより電気負荷量が変動していると認識さ
れ、これに対応して吸気の補正量が応動しエンジンの回
転のハンチング、あるいはアクチュエータの寿命低下と
いう問題を引き起こしていた。
に制御すべく界磁電流をコントロールしていたので、例
えばバッテリの温度の低下などの外的要因によるバッテ
リ電圧の低下であっても界磁電流を増加させ、これに見
合った分だけ吸気量を増加してエンジンの出力を増大さ
せていた。従って、運転者が負荷投入を行っていないに
も拘わらずエンジンの出力が増大することがあり、その
際、運転者に無用な不安を抱かせてしまっていた。
するアイドルアップ、アイドルダウンの判定をパワート
ランジスタのデューティ率によって行っていたので、エ
ンジンの運転状態によってはアイドルアップ、アイドル
ダウンを繰り返す恐れがあった。
間欠負荷のオン/オフに応動して行われエンジンの回転
が不安定になるという恐れがあった。
に為されたものであって、エンジンの制御装置の動作を
安定させ、信頼性を向上させるものである。
の制御装置は、発電機の発電電流を検出する発電電流検
出手段と、この発電電流検出手段の出力の変動を除去す
る電流値変動除去手段と、この電流値変動除去手段の出
力に基づきエンジンに吸入される吸気量の補正量を演算
する補正量演算手段と、エンジンの情報に基づきエンジ
ンの目標回転数を設定するとともに該目標回転数に制御
すべくエンジンに吸入される吸気量を演算する目標回転
数制御手段と、この目標回転数制御手段及び補正量演算
手段の出力に基づきエンジンに吸入される吸気量を調節
する調節手段を備えたものである。
は、電流値変動除去手段が、発電電流検出手段で検出さ
れた発電電流を平滑化する平滑化手段と、この平滑化さ
れた発電電流と発電電流とを比較して発電電流の変動量
が所定量以内にあるか否かを判定する変動量判定手段と
を有し、発電電流の変動量が所定量以内のときは平滑化
された発電電流を出力すると共に、発電電流の変動量が
所定量よりも大きいときは発電電流を出力するようにし
たものである。
は、発電電流検出手段の出力に基づきエンジンに吸入さ
れる吸気量の補正量を演算する補正量演算手段と、エン
ジンの情報に基づきエンジンの目標回転数を設定すると
ともに該目標回転数に制御すべくエンジンに吸入される
吸気量を演算する目標回転数制御手段と、この目標回転
数制御手段及び補正量演算手段の出力に基づきエンジン
に吸入される吸気量を調節する調節手段と、発電電流が
所定値以下のときエンジンに吸入される吸気量の補正を
禁止する補正禁止手段とを備えたものである。
は、エンジンの情報に基づきエンジンの目標回転数を設
定するとともに該目標回転数に制御すべくエンジンに吸
入される吸気量を演算する目標回転数制御手段と、発電
電流と予め定められた所定値とを比較してその比較結果
に基づき目標回転数を変更する目標回転数変更手段とを
備えたものである。
は、目標回転数変更手段が、間欠負荷による発電電流の
変動を除去するフィルタ手段を有し、このフィルタ手段
の出力に基づき目標回転数の変更を決定するようにした
ものである。
流検出手段の出力の変動を除去し、変動を除去した発電
電流に基づきエンジンに吸入される吸気量の補正量を演
算する。
は、発電電流の変動量が所定量以内のときは平滑化され
た発電電流を出力すると共に、発電電流の変動量が所定
量よりも大きいときは検出された発電電流をそのまま出
力する。
は、発電電流が所定値以下のときエンジンに吸入される
吸気量の補正を禁止する。
は、発電電流が所定値以上になったか否かにより目標回
転数制御手段において設定される目標回転数を変更す
る。
は、フィルタ手段の出力に基づいて目標回転数の変更を
決定することにより、目標回転数が間欠負荷に応動して
変化しないようにする。
ロック図である。図において、1は図示しないエンジン
により回転駆動されて発電する発電機としてのオルタネ
ータであって、その詳細を図2に示す。1aは交流電圧
を発生するステータコイル、1bはステータコイル1a
で発生した電圧を整流する整流器で、上側アームが端子
Bに接続されていると共に、下側アームが端子GNDに
接続されている。この端子GNDは、接地されている。
1cはフィールドコイル1dに通流する界磁電流を調整
する制御トランジスタTrを内蔵したICレギュレータ
であって、制御トランジスタTrのベースは端子FRに
接続されている。このICレギュレータ1cは、制御ト
ランジスタTrを図3の如きデューティ信号でON/O
FF制御する。このデューティ信号のデューティ率が大
きくなるほど界磁電流は大きくなる。この様子を図4に
示す。さて、界磁電流が大きくなるとフィールドコイル
1dが形成する磁界の強さが大きくなるので、図5に示
すように界磁電流が大きくなるほどオルタネータ1の出
力も大きくなる。また、オルタネータ1の出力は、オル
タネータ1の回転数(エンジン回転数にプーリ比を乗じ
た回転数)にも左右される。即ち、オルタネータ1の回
転数が大きくなればそれだけ磁界の変化が早くなり、こ
れに伴ってオルタネータの出力も大きくなる。図1に戻
って、オルタネータ1の端子Bは、バッテリ2とスイッ
チ3とに接続され、スイッチ3は更に電気負荷4に接続
されている。即ち、オルタネータ1は、電気負荷量とし
てバッテリ2と電気負荷4とを有している。なお、ここ
ではスイッチ3及び電気負荷4を1つしか図示していな
いが、これは実際には複数個存在する。
の信号及び種々の情報Sに基づいてバイパス吸気量調整
用のアクチュエータ5を制御するコントローラである。
ここでアクチュエータ5はエンジンに吸入される吸気量
を調節する調節手段を構成している。101は端子FR
からの信号を受けて界磁電流のデューティ率を判定する
デューティ率判定回路、102は図示しない回転数セン
サからの信号を受けてオルタネータ1の回転数を判定す
る回転数判定回路、103はデューティ率判定回路10
1と回転数判定回路102との信号を受け図5のマップ
に基づきオルタネータ1の発電電流を判定する発電電流
検出手段としての出力判定回路、104は出力判定回路
103の出力を受けこの出力の変動を除去する電流値変
動除去手段としての電流値変動除去回路、105は電流
値変動除去回路104の出力に基づき電気負荷量(バッ
テリ2及び電気負荷4)に応じた分だけバイパス吸気量
を補正する補正量を演算する補正量演算手段としての吸
気補正量変換回路で、ここで演算された補正量は後段の
アクチュエータ制御回路106に伝達される。107は
エンジンの冷却水温などの情報Sに基づいて目標とする
アイドリング回転数を設定し、実際のエンジン回転数と
該目標回転数とからフィードバック吸気補正量を演算す
る目標回転数制御手段としての目標回転数制御回路で、
ここで演算された吸気補正量は後段のアクチュエータ制
御回路106に伝達される。アクチュエータ制御回路1
06は、目標回転数制御回路107で演算された吸気補
正量を吸気補正量変換回路105で演算された補正量で
補正し、その結果に基づきアクチュエータ5を駆動し、
吸気管をバイバスするバイパス吸気量を所望の量に調節
する。
判定回路101は、端子FRからのデューティ信号に基
づいてデューティ率を判定する。その様子を図6に示
す。上述したように、平均するとデューティ率は50%
であるが、サンプリング周期毎のデューティ率は個々に
相違している。出力判定回路103は、このデューティ
率判定回路101で判定したデューティ率と及び回転数
判定回路102で判定した回転数に基づきオルタネータ
1の発電電流を判定する。上述したようにデューティ率
が変動しているので、出力判定回路で判定した発電電流
値も変動している。この変動を有する発電電流値は、電
流値変動除去回路104に伝達される。
を除去するために移動平均値を演算して出力すると共
に、オルタネータ1の発電電流の変動が予め定めた設定
値以上になれば発電電流値をそのまま出力する。その様
子を図7に示す。図において実線は出力判定回路103
で判定した発電電流値、破線は発電電流の移動平均値、
一点鎖線は発電電流の変動量が所定量以内にあるか否か
を判定する設定値であって、移動平均値の±5Aに設定
されている。これは、発電電流の移動平均値をとれば定
常状態における変動を除去できるが、大きな電気負荷量
の変動があった場合には吸気量の補正が追従できないと
いう不都合を解決するものである。
をフローチャートで示す。ステップS1は平滑化手段で
あって、出力判定回路103の出力を平均化する。ここ
での平均化は、上述した移動平均でも良いし、算術平均
あるいは積分などでも良く、要は出力判定回路103の
出力を平滑化すればよい。ステップS2は変動量判定手
段であって、出力判定回路103からの出力とステップ
S1で平均化した値とを比較して、その差が5Aよりも
大きいか否かを判定する。もし、その差が5A以下の場
合は、大きな電気負荷量の変動が生じていないと判断し
てステップS3に進み、平均化した値を電流値変動除去
回路104の出力とする。これにより、出力判定回路1
03の出力の変動分を除去することができ、吸気補正量
変換回路で演算される補正量がサンプリング周期毎に変
動することが無くなり、アクチュエータ5の動作も安定
する。逆に、その差が5Aよりも大きい場合は、大きな
電気負荷量の変動が生じたと判断してステップS4に進
み出力判定値103からの出力をそのまま出力する。吸
気補正量変換回路105はこの出力を受け、この変動分
に見合った吸気量の補正量を演算し、バイパス吸気量を
速やかに補正する。
流値の変動を除去してエンジンの回転のハンチング、あ
るいはアクチュエータの寿命低下を防止することができ
る。
は、これに見合った分だけバイパス吸気量を速やかに補
正して、アイドリング回転数の落ち込みなどを防止する
ことができる。
低下などの外的要因によるバッテリ電圧の低下であって
も界磁電流を増加させ、これに見合った分だけ吸気量を
増加してエンジンの出力を増大させることにより、運転
者が負荷投入を行っていないにも拘わらずエンジンの出
力が増大することがあり、その際、運転者に無用な不安
を抱かせてしまっていたという問題点を解決するための
ものである。実施例2は、ある電流値I0以下では電気
負荷量に対応する吸気量の補正を禁止して上記問題点を
解決している。
吸気補正量変換回路105が使用するマップのみが異な
っている。このマップは、図9に示すとおりである。通
常、無電気負荷のアイドリング時での電流値は7〜10
A程度である。これに対し、電流値I0はアイドリング
時の予測される変動範囲よりも大きな値14Aに設定さ
れている。従って、仮に外的要因によってバッテリ2の
電圧が低下した場合、オルタネータ1は界磁電流を増加
してその発電電流を増加させるが、その電流値が14A
を超えることはないのでこれに対応して吸気量が増量さ
れることがなく、エンジンの出力が大きくなることもな
い。ここで、マップは補正禁止手段を構成している。
な不安を抱かせることが防止される。
題点を解決することができず、逆に大きすぎると吸気量
の補正が必要な領域における補正をも禁止してしまうの
で、この点を勘案して適当な値を定めなければならな
い。
態によってアイドルアップ、アイドルダウンを繰り返し
たりすることのないエンジンの制御装置を得るものであ
る。ここで、アイドルアップ、アイドルダウンとは、ア
イドリング時の目標回転数を必要に応じて変更するもの
である。まず、アイドルアップ、アイドルダウンの判定
をデューティ率で行う場合を説明しておく。図10にお
いて、デューティ率がα超えて大きくなるとアイドリン
グの目標回転数が高く設定され(アイドルアップ)、α
を超えて小さくなると目標回転数が小さく設定される
(アイドルダウン)。今、図中Aの状態で運転されてい
たとする。この状態でA/C等の電気負荷4が投入され
ると界磁電流のデューティ率を大きくして、負荷の増量
分を賄う(状態B)。このときデューティ率がαを超え
て大きくなるのでアイドルアップが行われ回転数が高く
なる。回転数が高くなると、界磁電流をそれほど多く流
さなくても必要な電流を得ることができるのでデューテ
ィ率を小さくする(状態C)。このとき、デューティ率
がαを超えて小さくなるのでアイドルダウンが行われ
る。このため、回転数が低くなるので、上記負荷の増量
分を賄うために、デューティ率を大きくする(状態
B)。 以後、エンジンは状態Bと状態Cとを繰り返
し、アイドルアップ/アイドルダウンが繰り返されるわ
けである。
/アイドルダウンの判定に電流値I2を用いている。実
施例3によれば、A/Cが投入されて電気負荷4が増加
し、これを賄うために界磁電流のデューティ率を大きく
して発電電流を増加する(状態B)。このときオルタネ
ータの発電電流が所定値I2を超えて大きくなるのでア
イドルアップが行われる。このアイドルアップにより、
界磁電流のデューティ率を小さくしても電気負荷4の増
加をまかなえる。よってデューティ率を小さくする(状
態C)。このとき、即ち、状態Bから状態Cへ移行する
際、発電電流は一定であるので所定値I2を跨ぐことが
ない。よって、実施例3によれば、アイドルアップ/ア
イドルダウンを繰り返すことがない。
て、前出と同一符号を伏しているものは同一または相当
部分を示す。図11では、図1に比し電流値変動除去回
路104が削除されるとともに、アイドルアップ判定回
路108が追加されている。108は出力判定回路10
3で判定した発電電流値と予め定められた所定値I2と
を比較して目標回転数を変更する目標回転数変更手段と
してのアイドルアップ判定回路である。
出力判定回路103で判定して発電電流値が所定値I2
を超えて大きくなれば目標回転数を高く設定し直してア
イドルアップを行うと共に、発電電流値が所定値I2を
超えて小さくなれば目標回転数を低く設定し直してアイ
ドルダウンを行う。目標回転数制御手段107は、アイ
ドルアップ判定回路で設定し直された目標回転数に制御
すべく、実際のエンジン回転数と該目標回転数とからフ
ィードバック吸気補正量を演算する。また、吸気補正量
変換回路105は、出力判定回路103及びアイドルア
ップ判定回路108の出力を受け電気負荷量に対応して
吸気量の補正量を演算する。アクチュエータ制御回路1
06は、目標回転数制御回路107からのフィードバッ
ク吸気補正量を吸気補正量変換回路105の補正量で補
正してアクチュエータ5を駆動する。
/アイドルダウンが繰り返されることが無く制御装置の
劣化を防止することができる。
階としたが、アイドルアップの判定値を所定値I1、所
定値I2及び所定値I3(I1<I2<I3)のように
複数個用意し、アイドルアップを多段階に設定するよう
にしても良い。また、更には、発電電流と比例的な関係
でアイドルアップを行う無段連続制御としても良い。こ
のようにすれば、より高精度で無駄のないアイドルアッ
プ制御が行える。
が削除されているが、必要であれば付加しておいても良
い。また、実施例2のように吸気補正量変換回路105
のマップを変更しても良い。その構成を図12に示す。
109は吸気補正量変換回路105のマップを図9の如
く変更した吸気量補正回路である。図12の回路の動作
については前述と重複するので省略する。このように構
成すれば、実施例1乃至3の作用効果を全て得ることが
できる。
アイドルダウンが間欠負荷のオン/オフに応動して行わ
れエンジンの回転が不安定になるという問題点を解決す
るものであって、この問題点を解決するためにフィルタ
手段を備えるというものである。実施例3によればアイ
ドルアップ/アイドルダウンの繰り返しを防止すること
ができたが、間欠負荷(ワイパー、ウインカー、ハザー
ドライト、パッシングなど)の場合は、電気負荷量が変
動するので所定値I2を跨いでしまいアイドルアップ/
アイドルダウンを繰り返すことがある。そこで、アイド
ルアップ判定回路では、間欠負荷に応動してアイドルア
ップ/アイドルダウンを繰り返すことのないようにフィ
ルタ手段を設けている。
路の動作をフローチャートで示すとともに図14にその
タイムチャートを示す。このフローチャートは、一度ア
イドルアップを行うと、アイドルダウンの指令が所定時
間T以上継続しない限りアイドルアップの状態を維持す
るというものである。ステップS1では発電電流が判定
値1(アイドリング回転数においてデューティ率90%
のときの電流値)以上であるか否か判定する。間欠負荷
の投入によって判定値1よりも発電電流が大きければス
テップS2に進み発電電流の立ち上がりに同期してアイ
ドルアップを行う。次に間欠負荷が立ち下がる。このと
きステップS1でNと判定されステップS3に進む。ス
テップS3では発電電流が判定値2(アイドリング回転
数においてデューティ率70%のときの電流値)よりも
小さい状態が所定時間T継続したか否かを判定する。こ
の所定時間Tは、間欠負荷の周期よりも長い時間に設定
されている。従って、間欠負荷が立ち下がって、発電電
流が判定値2を下回ってもその状態が所定時間T以上継
続することがないので、ステップS3ではNと判定され
何もせず処理を終える。やがて、間欠負荷がオフされる
と、発電電流が判定値2を下回った状態が所定時間T以
上継続するためステップS3でYと判定され、所定時間
T後にステップS4に進みアイドルダウンが行われる。
荷をオフするまではアイドルアップの状態が維持され、
無用なアイドルアップ/アイドルダウンが防止される。
この実施例において、図13のフローチャートはフィル
タ手段を構成している。
ートに代えて、図15のフローチャートとしても良い。
図15はアイドルアップ判定回路の動作を示すフローチ
ャート、図16はそのタイムチャートである。図におい
て、判定値1、判定値2及び所定時間Tは、図13のも
のと同値である。図15のフローチャートは、間欠負荷
に対してはアイドルアップを行わないように構成されて
いる。ステップS10では、発電電流が判定値1以上の
状態が所定時間T以上継続したか否かを判定する。所定
時間Tは間欠負荷の周期よりも長く設定されているので
この場合Nと判定されステップS11に進む。ステップ
S11では発電電流が判定値2よりも小さいか否かが判
定される。ステップS11において発電電流が判定値2
よりも小さければステップS12でアイドルダウンが行
われると共に、発電電流が判定値2以上であれば何もせ
ず処理を終了する。つぎに大きな電気負荷4、例えばA
/C等が投入されたとする。このとき、発電電流は判定
値1よりも大きくなると共にその状態が所定時間T以上
に亘って継続する。ステップS10では、この状態が所
定時間T継続したときYと判定してステップS13に進
んでアイドルアップを行う。
チャートを、図13のフローチャートに代えて図15の
フローチャートを採用した場合は、間欠負荷に対しては
アイドルアップを行わないと共に、アイドルアップが必
要なときには確実にアイドルアップを行うので、エンジ
ンの回転数が無用に上昇することが無く、ひいては燃費
を向上させることができる。なお、実施例4のフィルタ
手段は、図12のアイドルアップ判定回路に適用するこ
とができる。そのようにすれば、実施例1乃至4の作用
効果を全て得ることができる。
ータによって説明したが、図17のようにデューティ信
号をフィールドコイルから直接取り出すオルタネータを
使用しても良い。また、これらに限らず、フィールドコ
イルのデューティ率が出力できるオルタネータであれば
その内部回路には拘わらず同様の作用効果が得られる。
ュエータは、ステッピングモータ、ソレノイドバルブあ
るいはリニアソレノイドバルブなどどのようなものを使
用しても良い。また、上記実施例では、スロットルバル
ブをバイパスするバイパス通路の吸気量を調整するもの
について説明したが、これに限らず例えば、スロットル
バルブを直接駆動して吸気量を調整するものについても
同様に適用することができる。
装置によれば、発電電流検出手段の出力の変動を除去
し、変動を除去した発電電流に基づきエンジンに吸入さ
れる吸気量の補正量を演算するので、デューティ率が変
動することに起因して吸気の補正量が応動しエンジンの
回転のハンチング、あるいはアクチュエータの寿命低下
を引き起こすことを防止することができる。
ば、発電電流の変動量が所定量以内のときは平滑化され
た発電電流を出力すると共に、発電電流の変動量が所定
量よりも大きいときは検出された発電電流をそのまま出
力するので、デューティ率の変動に起因するエンジン回
転数のハンチングあるいはアクチュエータの寿命低下を
防止すると共に、大きな電気負荷量の変動にも速やかに
対処することができる。
ば、発電電流が所定値以下のときエンジンに吸入される
吸気量の補正を禁止するので、運転者が負荷投入を行っ
ていないにも拘わらずエンジンの出力を増大させて運転
者に無用な不安を抱かせてしまうということがない。
れば、目標回転数制御手段において設定される目標回転
数を発電電流が所定値以上になったか否かにより変更す
ることにより、アイドルアップ/アイドルダウンが繰り
返し実行されることを防止することができる。
れば、フィルタ手段の出力に基づいて目標回転数の変更
を決定することにより、目標回転数が間欠負荷に応動し
て変化するのを防止することができる。
である。
図である。
ネータ発電電流の関係を示す特性図である。
イムチャートである。
明図である。
ートである。
例を示す特性図である。
動作説明図である。
図である。
を示すブロック図である。
回路の動作を示すフローチャートである。
チャートである。
回路の別な動作を示すフローチャートである。
チャートである。
を示す構成図である。
電気負荷、5:アクチュエータ、100:コントロー
ラ、101:デューティ率判定回路、102:回転数判
定回路、103:出力判定回路、104:電流値変動除
去回路、105:吸気補正量変換回路、106:アクチ
ュエータ制御回路、107:目標回転数制御回路、10
8:アイドルアップ判定回路、109:吸気補正量変換
回路
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンにより回転駆動されて発電する
発電機と、この発電機の発電電流を検出する発電電流検
出手段と、この発電電流検出手段の出力の変動を除去す
る電流値変動除去手段と、この電流値変動除去手段の出
力に基づき上記エンジンに吸入される吸気量の補正量を
演算する補正量演算手段と、上記エンジンの情報に基づ
き上記エンジンの目標回転数を設定するとともに該目標
回転数に制御すべく上記エンジンに吸入される吸気量を
演算する目標回転数制御手段と、この目標回転数制御手
段及び上記補正量演算手段の出力に基づき上記エンジン
に吸入される吸気量を調節する調節手段を備えたことを
特徴とするエンジンの制御装置。 - 【請求項2】 電流値変動除去手段は、発電電流検出手
段で検出された発電電流を平滑化する平滑化手段と、こ
の平滑化された発電電流と上記発電電流とを比較して上
記発電電流の変動量が所定量以内にあるか否かを判定す
る変動量判定手段とを備え、上記発電電流の変動量が所
定量以内のときは上記平滑化された発電電流を出力する
と共に、上記発電電流の変動量が所定量よりも大きいと
きは上記発電電流を出力することを特徴とする請求項1
のエンジンの制御装置。 - 【請求項3】 エンジンにより回転駆動されて発電する
発電機と、この発電機の発電電流を検出する発電電流検
出手段と、この発電電流検出手段の出力に基づき上記エ
ンジンに吸入される吸気量の補正量を演算する補正量演
算手段と、上記エンジンの情報に基づき上記エンジンの
目標回転数を設定するとともに該目標回転数に制御すべ
く上記エンジンに吸入される吸気量を演算する目標回転
数制御手段と、この目標回転数制御手段及び上記補正量
演算手段の出力に基づき上記エンジンに吸入される吸気
量を調節する調節手段と、上記発電電流が所定値以下の
とき上記エンジンに吸入される吸気量の補正を禁止する
補正禁止手段とを備えたことを特徴とするエンジンの制
御装置。 - 【請求項4】 エンジンにより回転駆動されて発電する
発電機と、この発電機の発電電流を検出する発電電流検
出手段と、この発電電流検出手段の出力に基づき上記エ
ンジンに吸入される吸気量の補正量を演算する補正量演
算手段と、上記エンジンの情報に基づき上記エンジンの
目標回転数を設定するとともに該目標回転数に制御すべ
く上記エンジンに吸入される吸気量を演算する目標回転
数制御手段と、上記発電電流と予め定められた所定値と
を比較してその比較結果に基づき上記目標回転数を変更
する目標回転数変更手段と、上記目標回転数制御手段及
び上記補正量演算手段の出力に基づき上記エンジンに吸
入される吸気量を調節する調節手段とを備えたことを特
徴とするエンジンの制御装置。 - 【請求項5】 目標回転数変更手段は、間欠負荷による
発電電流の変動を除去するフィルタ手段を備え、このフ
ィルタ手段の出力に基づき目標回転数の変更を決定する
ことを特徴とする請求項4のエンジンの制御装置。
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1995
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