JPH08135346A - 建物開口部用網戸の取付機構 - Google Patents

建物開口部用網戸の取付機構

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JPH08135346A
JPH08135346A JP28883694A JP28883694A JPH08135346A JP H08135346 A JPH08135346 A JP H08135346A JP 28883694 A JP28883694 A JP 28883694A JP 28883694 A JP28883694 A JP 28883694A JP H08135346 A JPH08135346 A JP H08135346A
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JP
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screen door
screen
sash
shoji
piece
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JP28883694A
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English (en)
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Mamoru Moriya
谷 守 守
Michihiko Kayano
野 充 彦 茅
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Seiki Hanbai Co Ltd
Original Assignee
Seiki Hanbai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物開口部の既設のサッシに装設された障子
の外側に網戸を簡単に取り付けられるようにした建物開
口部用網戸の取付機構を提供する。 【構成】建物開口部のサッシ10に装設される障子11
の外側に網戸20を取り付けるための取付機構である。
開閉自在のネット21を支持する網戸枠22の下枠部材
24には、サッシ10の下部の立上り縁12の内側に係
合する固定部片を突設する。網戸枠の上枠部材23に
は、サッシ10の上部の垂下縁15に係合する係合溝3
0を設け、該係合溝30は、垂下縁15をその係合溝の
内底まで挿入したときに下枠部材24の固定部片27が
サッシ10の下部の立上り縁12に係脱できる深さとす
る。該係合溝30を形成する外側の溝壁31に、それを
通して上記垂下縁15にねじ固定する固定ねじ32を螺
挿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物開口部における既
設のサッシに創設された障子の外側に取付ける網戸の取
付機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物開口部のサッシに装設された障子の
外側に網戸を取り付けようとする場合には、既設のサッ
シの一部を利用してその外側に網戸枠を取り付けるのが
有利であり、その場合に、作業を簡単、容易化するに
は、既設のサッシの内側からの作業によって施工できる
ように配慮するよりも、網戸をサッシの外側から装着す
るのがより簡便である。
【0003】しかしながら、外部から簡単且つ容易に装
着できる網戸は、第三者によって簡単に取り外して持ち
去られる可能性があり、そのため、外部からの取り外し
にはある程度の困難性があることが望ましい。従来、こ
のような網戸の取り付けに関しては、種々の配慮がなさ
れているが、外部から簡単に取り付けられたものは取り
外し易く、外部からの取り外しが困難なものは取り付け
も困難であるのが通例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、建物開口部の既設のサッシに装設された障子の外側
に網戸を簡単に取り付けられるようにした建物開口部用
網戸の取付機構を提供することにあり、更に、上記障子
の外側から網戸を取り付けるに際し、その取り付けを簡
単に行うことができるが、外部からの取り外しには困難
性が伴うようにした建物開口部用網戸の取付機構を提供
することにある。
【0005】本発明の他の技術的課題は、建物開口部の
サッシに装設された障子の存在によって外側からの網戸
の取り外しを困難にする、という簡単な手段を用いた建
物開口部用網戸の取付機構を提供することにある。本発
明の他の技術的課題は、サッシに装設された障子に近接
して網戸を取り付け、該障子の枠及び網戸の操作框等を
利用して、網戸と障子との間の間隙を通じた虫の侵入を
防止できるようにした建物開口部用網戸の取付機構を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の建物開口部用網戸の取付機構は、建物開口部
のサッシに装設される障子の外側に取り付けるための網
戸の取付機構であって、上記網戸には、開閉自在のネッ
トを支持する上下枠部材及び左右の側枠部材からなる網
戸枠を備え、上記下枠部材には、上記建物開口部におけ
る既設のサッシの下部最外側の立上り縁の内側に係合す
る固定部片を突設し、上記上枠部材には、上記既設のサ
ッシの上部最外側の垂下縁に係合する係合溝を設け、該
係合溝は上記垂下縁をその係合溝の内底まで挿入したと
きに下枠部材の固定部片がサッシの下部の上記立上り縁
に係脱できる深さを有するものとし、該係合溝を形成す
る外側の溝壁に、それを通して上記垂下縁にねじ固定す
る固定ねじを螺挿したことを特徴とするものである。
【0007】さらに、本発明の建物開口部用網戸の取付
機構は、網戸に開閉自在のネットを支持する上下枠部材
及び左右の側枠部材からなる網戸枠を備え、上記下枠部
材には、上記建物開口部における既設のサッシの下部最
外側の立上り縁の内側に係合する固定部片を突設し、上
記上枠部材に、上記既設のサッシの上部最外側の垂下縁
に係合する係合溝を有する係合片と、該係合片を垂下縁
に嵌脱する方向にガイドするガイド溝とを設け、上記係
合片は、上記垂下縁をその係合溝の内底まで挿入したと
きに下枠部材の固定部片がサッシの下部の上記立上り縁
に係脱できる深さに調節可能なものとし、上記ガイド溝
の底部に、それを通して上記係合片の底面に当接し、該
係合片を垂下縁に圧接する固定ねじを螺挿したことを特
徴とするものである。
【0008】また、上記建物開口部用網戸の取付機構に
おいては、下枠部材に突設した固定部片を立上り縁の障
子装着部の溝底にねじ固定することもでき、さらに、障
子の外側に取り付ける網戸を、アコーディオン状に折曲
して伸縮自在とした一対のネットを網戸枠に中央から左
右に開閉自在に取り付け、それらのネットの先端に、上
記網戸枠における上下枠部材をガイドとして開閉操作さ
れる開閉操作用の操作框を取り付けることにより構成
し、上記網戸における操作框に、外側に位置する障子の
全開または全閉位置において建物開口部の中央に位置す
る該障子の縦枠に接する封止材を設けることができ、ま
た、上記網戸の外側に面格子を固定的に取り付けること
ができる。
【0009】
【作用】建物開口部のサッシに装設される障子の外側に
網戸を取り付けるに際しては、まず、網戸枠における上
枠部材または該上枠部材上の係合片に設けた係合溝を上
記サッシの上部最外側の垂下縁に係合させ、該垂下縁を
その係合溝の内底まで深く挿入するように網戸を持ち上
げる。この網戸の持ち上げにより、下枠部材の固定部片
がサッシの下部の立上り縁に係脱できるところまで持ち
上げられるので、この状態で該固定部片をサッシの立上
り縁に係合させ、固定部片が上記立上り縁の内側の障子
装着部の溝底に達するまで網戸を下ろし、次いで、固定
ねじを螺挿し、垂下縁を係合溝に保持させて網戸を固定
する。そのため、網戸の取り付けは比較的簡単に行うこ
とができる。
【0010】これによりサッシに取り付けられた網戸
は、それを外部から取り外そうとするときには、上枠部
材の溝壁に螺挿した固定ねじ、或いはガイド溝の底面に
螺挿した固定ねじを外す必要があるが、上記上枠部材の
溝壁に螺挿した固定ねじの場合、該固定ねじは比較的見
つかりにくい位置にあると同時に、上枠部材と躯体との
間に充填材等を入れることにより容易に隠蔽することが
でき、また、上記ガイド溝の底面に螺挿した固定ねじの
場合は、該固定ねじは外側から視認することが困難であ
り、延いては、外側から取り外すことも困難になる。そ
れゆえ、いずれの場合においても、結果的に外部からの
網戸の取り外しは非常に困難なものとなる。また、下枠
部材に突設した固定部片を、立上り縁の障子装着部の溝
底にねじ固定することにより、さらに外部からの取り外
しが困難なものとなる。
【0011】上記網戸は、通常、左右の障子のいずれか
を開放した状態で使用されるものであるが、その状態で
は、網戸における操作框に設けた封止材が外側に位置す
る障子の建物開口部中央に位置する縦枠に接することに
なるので、網戸と障子との間の間隙を通じた虫の侵入が
防止される。なお、上記網戸の外側に面格子を固定的に
取り付けることにより、網戸使用時における外部からの
他人の侵入も防止可能になる。
【0012】
【実施例】図1乃至図3は、本発明に係る建物開口部用
網戸の取付機構の第1実施例を示している。それらの図
に示す網戸取付機構は、建物開口部に取付けられている
既設のアルミサッシ10に装設された障子11の外側
に、左右に開閉できるようにした折り畳み式の網戸20
を取り付けるためのものである。その折り畳み式網戸2
0は、開閉自在のネット21を支持する上下枠部材2
3,24及び左右の側枠部材25からなる網戸枠22を
備え、図2及び図3に明瞭に示しているように、アコー
ディオン状に折曲して伸縮自在とした一対のネット21
の各端部を、中央から左右に開閉自在として網戸枠22
における左右の側枠部材25に取り付け、それらの両ネ
ット21の先端に、上記網戸枠22における上下枠部材
23,24をガイドとして開閉操作される開閉操作用の
操作框26を取り付けることにより構成している。
【0013】上記網戸枠22を建物開口部のサッシ10
における障子11の外側に取り付けるため、網戸枠22
における下枠部材24には、上記サッシ10の下部最外
側の立上り縁12の内側に係合し、且つその立上り縁1
2の内側の障子装着部の溝底13にねじ28で止着する
固定部片27を突設している。また、上記網戸枠の上枠
部材23には、サッシ10の上部最外側の垂下縁15に
係合する係合溝30を設けている。この係合溝30は、
上記垂下縁15をその係合溝の内底まで挿入したとき
に、下枠部材24の固定部片27をサッシ10の下部の
上記立上り縁12から離脱させ、あるいは、それを係合
させ得るに十分な深さを有するものである。そして、該
係合溝30を形成する外側の溝壁31に、それを通して
上記垂下縁15をねじ固定する固定ねじ32を螺挿し、
その固定ねじ32の先端と係合溝30の他方の溝壁33
との間で垂下縁15を挟持させている。
【0014】更に、上記障子11に近接して取り付ける
網戸20の一対の操作框26には、外側に位置する障子
11の全開または全閉位置において建物開口部の中央に
位置する該障子11の縦枠16に接する封止材35を設
けている。また、前記網戸枠22には、建物開口部の左
右側部、上下部において、障子11の縦枠16や上下の
横枠17に接する封止材37,38を設けている。これ
らの封止材37,38は、その先端が障子11に対して
虫の侵入間隙を接触し、例えば、ブラシとかモヘア等に
より構成することができる。
【0015】上記構成を有する網戸取付機構により建物
開口部のサッシ10に装設された障子11の外側に網戸
20を取り付けるに際しては、まず、網戸枠22におけ
る上枠部材23に設けた係合溝30を上記サッシ10の
上部最外側の垂下縁15に係合させ、該垂下縁15をそ
の係合溝30の内底まで深く挿入するように網戸20を
持ち上げる。この網戸20の持ち上げにより、下枠部材
24の固定部片27がサッシ10の下部の立上り縁12
に係脱できるところまで持ち上げられるので、この状態
で該固定部片27をサッシ10の立上り縁12に係合さ
せ、そのうえで固定部片27が上記立上り縁12の内側
の障子装着部の溝底13に達するまで網戸20を下ろ
し、該固定部片27を溝底13にねじ28で止着する。
【0016】次いで、上枠部材23の係合溝30を形成
する外側の溝壁31を通して上記垂下縁15に向けて固
定ねじ32を螺挿し、垂下縁15を他側の溝壁33との
間で挟持させて網戸20を固定する。そのため、網戸2
0の取り付けは比較的簡単に行うことができる。固定ね
じ32は、比較的見つけにくい位置にあるが、必要があ
れば、上枠部材23と躯体との間を適宜充填材等で閉鎖
することにより、該固定ねじ32を容易に隠蔽すること
ができる。
【0017】サッシ10に取り付けられた上記網戸20
を外部から取り外そうとするときには、上枠部材23の
溝壁31に螺挿した固定ねじ32と、下枠部材24の固
定部片27を障子装着部の溝底13に固定しているねじ
28を外す必要があるが、上記上枠部材23の溝壁31
に螺挿した固定ねじ32は、比較的見つかりにくい位置
にあると同時に、上枠部材23と躯体との間に充填材等
を入れることにより容易に隠蔽することができ、また、
上記固定ねじ32を取り外したとしても、固定部片27
を障子装着部の溝底13に取り付けているねじ28を外
さなければ、網戸枠22を取り外しのために持ち上げる
ことができず、そして、このねじ28は障子装着部の溝
底13に螺挿されて、障子11の存在により非常に取り
外しにくい位置にあるので、結果的に、取付構造が非常
に簡単でありながら、外部からの侵入者による網戸20
の取り外しは非常に困難なものとなる。
【0018】なお、上記網戸20の固定部片27を溝底
13に止着する際に、上記ねじ28を螺挿せずに、該固
定部片27を任意手段で取り付けることも可能である
が、外部からの侵入者による網戸の取り外しをいっそう
困難なものにするために、上記ねじ28を螺挿するのが
好ましい。
【0019】また、上記網戸20は、通常、左右の障子
11のいずれかを開放した状態で使用されるものである
が、その状態では、図2中に鎖線で示すように、網戸2
0における操作框26に設けた封止材35が外側に位置
する障子11の建物開口部中央に位置する縦枠16に接
することになるので、網戸20と障子11との間の間隙
を通じた虫の侵入が防止される。
【0020】図4は、本発明に係る建物開口部用網戸の
取付機構の第2実施例の構成を示すものである。この第
2実施例に示す網戸取付機構は、網戸枠の上枠部材43
に、既設のアルミサッシ10の上部最外側の垂下縁15
に係合する係合溝50を有する係合片51と、該係合片
51を上記垂下縁15に嵌脱する方向にガイドするガイ
ド溝52とを備えている。上記係合片51は、上記垂下
縁15をその係合溝50の内底まで挿入したときに、下
枠部材44の固定部片27をサッシ10の下部の上記立
上り縁12から離脱させ、あるいは、それを係合させ得
るに十分な深さに調節可能としたものである。そして、
上記ガイド溝52の底部に、それを通して上記係合片5
1の底面に当接し、該係合片51を上記垂下縁15に圧
接する固定ねじ53を螺挿している。
【0021】上記構成を有する第2実施例の網戸の取付
機構により建物開口部のサッシに装設された障子の外側
に網戸20を取り付けるに際し、網戸枠42における上
枠部材43に、係合溝50を有する係合片51と、該係
合片51を垂下縁15に嵌脱する方向にガイドするガイ
ド溝52とを設けることによって、その取り付けを比較
的簡単に行うことができる。即ち、上記ガイド溝52の
底部に螺挿され上記係合片51の底面に当接する固定ね
じ53により、該係合片51における係合溝50の位置
を、下枠部材24の固定部片27がサッシ10の下部の
立上り縁12に係脱できる程度に適宜調節し、この状態
で該固定部片27をサッシ10の立上り縁12に係合さ
せ、固定部片27が上記立上り縁12の内側の障子装着
部の溝底13に達するまで網戸20を下ろし、次いで、
上記固定ねじ53を、該係合片51を垂下縁15に圧接
して上記網戸20を固定する方向に適宜調節することに
より、該網戸20の取り付けを簡単に行うことができ
る。
【0022】なお、この第2実施例のその他の構成及び
作用は、前記第1実施例と実質的に同一であるため、同
一または相当部分に同一の符号を付してそれらの説明を
省略する。また、この第2実施例の側断面図及び正面図
は、前記第1実施例と実質的に同一であるから、側断面
図は図2、正面図は図3を参照するものとして、これら
を省略する。
【0023】図5及び図6は、本発明に係る建物開口部
用網戸の取付機構の第3実施例の構成を示すものであ
る。この第3実施例では、第1実施例において説明した
網戸20の外側に、面格子60を固定的に取り付けてお
り、そのため、サッシ10に対する網戸20の取り付け
により面格子60をも同時に設置できるものである。こ
の面格子60は、格子枠61に多数の格子部材62を平
行に取り付けることにより構成したもので、図面では、
その格子部材62を適当な間隔で描記しているが、一定
の間隔で所要数のものを並設することができ、また従来
から知られている他の構成のものを採用することもでき
る。また、上記面格子は、前述の第2実施例においても
同様の方法で設置することが可能である。なお、この第
3実施例のその他の構成及び作用は、前記第1実施例と
実質的に同一であるため、同一または相当部分に同一の
符号を付してそれらの説明を省略する。
【0024】そして、前記第1実施例及び第2実施例に
ついて、外部からの侵入者による網戸20の取り外しが
非常に困難である旨を説明したが、網戸20の外側にこ
のような面格子60を固定的に取り付けることにより、
この面格子も取り外しが困難なものとなり、そのため網
戸使用時における外部からの他人の侵入も効果的に防止
することが可能になる。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述した本発明の建物開口部用網
戸の取付機構によれば、建物開口部の既設のサッシに装
設された障子の外側に網戸を簡単に取り付けることがで
き、しかも、上記障子の外側から網戸を取り付けるに際
し、その取り付けが簡単であるが、外部からの取り外し
には困難性が伴うようにした建物開口部用網戸の取付機
構を得ることができる。また、建物開口部のサッシに装
設された障子の存在によって外側からの網戸の取り外し
を困難にするなど、簡単な手段により付加価値を高めた
建物開口部用網戸の取付機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す水平断面図で
ある。
【図2】同第1実施例の側断面図である。
【図3】同第1実施例における網戸の正面図である。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示す水平断面図で
ある。
【図5】本発明の第3実施例の構成を示す水平断面図で
ある。
【図6】同第3実施例の側断面図である。
【符号の説明】
10 サッシ 11 障子 12 立上り縁 13 溝底 15 垂下縁 16 縦枠 20 網戸 21 ネット 22,42 網戸枠 23,43 上枠部材 24 下枠部材 25 側枠部材 26 操作框 27 固定部片 28 ねじ 30,50 係合溝 31 溝壁 32,53 固定ねじ 35 封止材 40 面格子 51 係合片 52 ガイド溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物開口部のサッシに装設される障子の外
    側に取り付けるための網戸の取付機構であって、 上記網戸には、開閉自在のネットを支持する上下枠部材
    及び左右の側枠部材からなる網戸枠を備え、 上記下枠部材には、上記建物開口部における既設のサッ
    シの下部最外側の立上り縁の内側に係合する固定部片を
    突設し、 上記上枠部材には、上記既設のサッシの上部最外側の垂
    下縁に係合する係合溝を設け、該係合溝は上記垂下縁を
    その係合溝の内底まで挿入したときに下枠部材の固定部
    片がサッシの下部の上記立上り縁に係脱できる深さを有
    するものとし、該係合溝を形成する外側の溝壁に、それ
    を通して上記垂下縁にねじ固定する固定ねじを螺挿し
    た、ことを特徴とする建物開口部用網戸の取付機構。
  2. 【請求項2】建物開口部のサッシに装設される障子の外
    側に取り付けるための網戸の取付機構であって、 上記網戸には、開閉自在のネットを支持する上下枠部材
    及び左右の側枠部材からなる網戸枠を備え、 上記下枠部材には、上記建物開口部における既設のサッ
    シの下部最外側の立上り縁の内側に係合する固定部片を
    突設し、 上記上枠部材には、上記既設のサッシの上部最外側の垂
    下縁に係合する係合溝を有する係合片と、該係合片を垂
    下縁に嵌脱する方向にガイドするガイド溝とを設け、上
    記係合片は、上記垂下縁をその係合溝の内底まで挿入し
    たときに下枠部材の固定部片がサッシの下部の上記立上
    り縁に係脱できる深さに調節可能なものとし、上記ガイ
    ド溝の底部に、それを通して上記係合片の底面に当接
    し、該係合片を垂下縁に圧接する固定ねじを螺挿した、
    ことを特徴とする建物開口部用網戸の取付機構。
  3. 【請求項3】請求項1乃至2のいずれかに記載の建物開
    口部用網戸の取付機構において、 下枠部材に突設した固定部片を立上り縁の障子装着部の
    溝底にねじ固定した、ことを特徴とする建物開口部用網
    戸の取付機構。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の建物開
    口部用網戸の取付機構において、 障子の外側に取り付ける網戸を、アコーディオン状に折
    曲して伸縮自在とした一対のネットを網戸枠に中央から
    左右に開閉自在に取り付け、それらのネットの先端に、
    上記網戸枠における上下枠部材をガイドとして開閉操作
    される開閉操作用の操作框を取り付けることにより構成
    し、 上記網戸における操作框に、外側に位置する障子の全開
    または全閉位置において建物開口部の中央に位置する該
    障子の縦枠に接する封止材を設けた、ことを特徴とする
    建物開口部用網戸の取付機構。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の建物開
    口部用網戸の取付機構において、 網戸の外側に面格子を固定的に取り付けた、ことを特徴
    とする建物開口部用網戸の取付機構。
JP28883694A 1994-09-12 1994-10-28 建物開口部用網戸の取付機構 Pending JPH08135346A (ja)

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