JPH08135243A - サイロの構築方法 - Google Patents

サイロの構築方法

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JPH08135243A
JPH08135243A JP30300794A JP30300794A JPH08135243A JP H08135243 A JPH08135243 A JP H08135243A JP 30300794 A JP30300794 A JP 30300794A JP 30300794 A JP30300794 A JP 30300794A JP H08135243 A JPH08135243 A JP H08135243A
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JP
Japan
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hopper
constructed
construction
silo
concrete
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Application number
JP30300794A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Higashibetsupu
良彦 東別府
Michiaki Sakamoto
道明 坂本
Masatoshi Kato
正利 加藤
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】大型サイロ構築の省力化、工期の短縮。 【構成】ホッパ空間8が複数形成されたコンクリート製
のホッパ躯体5と、該ホッパ躯体5と一体的にコンクリ
ートにより構築される筒体3からなるサイロ1を構築す
る際に、ホッパ躯体5を先行構築すると共に、該筒体3
の下部3aを、該ホッパ躯体5の構築レベルと対応させ
て並行構築し、後に、筒体3の上部3bを構築する。 【効果】筒体3の構築に先行してホッパ躯体5の構築作
業を行うので、該筒体3に阻害されることなく大型クレ
ーンを用いての資材搬送が可能で、また、ホッパ躯体5
構築時に作業空間が広く取れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭貯蔵サイロ等の、
ホッパ口が複数ある、大型のサイロに適用するに好適
な、サイロの構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、石炭サイロのような大型のサイロ
をコンクリートで構築するときには、まず筒体部分を、
スライディングフォームを用いてコンクリートを連続打
設する形で構築してしまう。即ち、これにより工期が短
くて済むと考えられていた。そして、筒体構築完了後、
該構築された筒体内部に、支保工で支持させる形で型枠
を組み、該型枠内部にコンクリートを現場打設する形
で、ホッパを構築していた。この際、筒体とその内部に
設けられるホッパは、構造的に一体化する必要があるた
め、筒体の所定位置に雌ネジカプラを配置させておき、
後に該筒体のコンクリート中に埋設された雌ネジカプラ
に差し筋を接続して、ホッパとの接続一体化を図ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした方法
では、雌ネジカプラの取付け位置の精度管理が難しく、
その為、差し筋を正確に納めることが非常に困難であっ
た。また、スライディングフォームを用いる場合には、
筒体を下から上まで一息に完成させてしまうので、その
後のホッパ構築時には、該ホッパのための型枠や支保工
等の資材を搬入する口が、構築済み筒体の上部に形成さ
れたコンベアピット等の開口箇所に限定されてしまう。
すると、こうした開口箇所からでは、大型クレーンを用
いてホッパ構築位置に資材を降ろすことが出来ず、筒体
内部では資材を人力で搬送することになる。従って、資
材搬送スピードが遅く、資材の供給が施工に追いつかな
い懸念がある。さらに、筒体内の狭隘な空間でホッパの
型枠を漏斗状に組む作業そのものも煩雑であり、また、
コンクリート打設後には、ホッパ下や切り出し棚下のさ
らに狭隘な閉鎖空間で、型枠を解体撤去しなければなら
ず、これ又煩雑である。さらに、解体した型枠及び支保
工を搬出する為には、一旦構築した筒体の壁に穴を開け
る必要があった。このように、従来方法では、筒体を連
続施工出来ても、結果的に様々な悪作業条件が生じ、そ
の分ホッパ構築に係る能率が悪くなり、多大な労務量が
必要な割には、全体の施工工期が長くなっていた。そこ
で本発明は、上記事情に鑑み、ホッパと筒体を省力的且
つ短い工期で構築出来るようにした、サイロの構築方法
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち請求
項1記載の発明は、ホッパ空間(8)が複数形成され、
該複数のホッパ空間(8)に対応する形で複数の払出空
間(7c)が形成されたコンクリート製のホッパ躯体
(5)と、該ホッパ躯体(5)の周囲に該ホッパ躯体
(5)と一体的にコンクリート(42)により構築され
る筒体(3)からなるサイロ(1)を構築する際に、前
記ホッパ躯体(5)を先行して構築すると共に、前記筒
体(3)の下部(3a)を、該ホッパ躯体(5)の構築
レベルに対応した構築レベルまで並行して構築し、前記
構築された筒体(3)の下部(3a)に接続する形で、
該筒体(3)の上部(3b)を構築するようにして、構
成される。また、本発明のうち請求項2記載の発明は、
ホッパ空間(8)が複数形成され、該複数のホッパ空間
(8)に対応する形で複数の払出空間(7c)が形成さ
れたコンクリート製のホッパ躯体(5)と、該ホッパ躯
体(5)の周囲に該ホッパ躯体(5)と一体的にコンク
リート(42)により構築される筒体(3)からなるサ
イロ(1)を構築する際に、前記ホッパ躯体(5)を先
行して構築し、その後、前記筒体(3)を構築するよう
にして、構成される。なお、( )内の番号等は、図面
における対応する要素を示す、便宜的なものであり、従
って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものでは
ない。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明のうち請求項1記
載の発明は、ホッパ躯体(5)の構築作業と筒体(3)
の下部(3a)の構築作業を並行させて行うように作用
する。また、本発明のうち請求項2記載の発明は、ホッ
パ躯体(5)の周囲に筒体(3)を構築する以前に、該
ホッパ躯体(5)を構築する作業を行うように作用す
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明により構築されるサイロの一例
を示す断側面図、図2は図1に示すサイロの平面図、図
3は図1に示すサイロにおける筒体の下部とホッパの接
続部分を示す拡大図、図4は、図3のIV、IV矢視断面
図、図5は図3に示すホッパと仕切り壁の取り合いを示
す断面図、図6乃至図15は図1に示すサイロ全体の構
築手順を示す一連の図、図16乃至図23は、図3に示
す筒体下部とホッパの構築手順の一例を示す一連の図、
図24は図6乃至図15に示すサイロ全体の構築手順の
流れを示す工程図、図25乃至図26は図3に示す筒体
の下部とホッパの構築手順の別の例を示す一連の図であ
る。
【0007】サイロ1は、図1に示すように、コンクリ
ート製の底盤躯体2を有しており、底盤躯体2は地面G
Lから所定深さに掘り下げ形成された地盤39の窪み中
に円盤状に設けられている。底盤躯体2上には、鉄骨や
鉄筋等により補強されたコンクリート製の筒体3が、円
筒状に立設されており、筒体3の内部には石炭や石灰石
等の粉粒体38を貯留するための貯留空間30が、円柱
状に形成されている。筒体3の上側には、鉄骨31aを
トラスに組んで仕上げ葺をしてなる屋根31が、コンベ
アピット32のみを開口させて貯留空間30を閉塞した
形で設けられており、また貯留空間30の上端部近傍に
はスタッカー33及び受入コンベア35が、屋根31の
鉄骨材31aに支持された形で設けられている。
【0008】また、貯留空間30の下部には、図1に示
すように、粉粒体38を排出するためのコンクリート製
のホッパ躯体5が、該ホッパ躯体5の周囲の前記筒体3
と一体的に構築されて、前記サイロ1を形成する形で設
けられており、ホッパ躯体5は、前記底盤躯体2上に立
設された多数の仕切り壁6と、該多数の仕切り壁6に支
持された複数の外装部7、及び、複数の吊り下げ梁9、
複数のハウジング10等により構成されている。また、
ホッパ躯体5には、複数の(実施例においては4条の)
ホッパ空間8が、これ等、外装部7、吊り下げ梁9、ハ
ウジング10を介して、該ホッパ空間8の各々が図1紙
面と交差方向に連続する形で、それぞれ下窄まり状に形
成されており、外装部7とハウジング10は、4条のホ
ッパ空間8の各々の伸延方向(図2矢印A、B方向)に
沿った形で伸延し、また、吊り下げ梁9は、4条のホッ
パ空間8の伸延方向と交差方向(図2矢印C、D方向)
に伸延する形で、それぞれ設けられている。また、上記
仕切り壁6は、図5に示すように、図5矢印A、B方向
に示す図1紙面と交差方向に所定厚さをなし、矢印A、
B方向(図1紙面と交差方向)に沿って所定ピッチをも
って立ち並ぶ形で配置されており、また、外装部7と仕
切り壁6は、図5に示すように、差し筋40によって、
接続一体化されている。
【0009】ところで外装部7は、図3に示すように、
頂部7dが尖った形をなすように形成されており、ま
た、外装部7の下部には図3に示すように、ホッパ下部
壁7aが、底部躯体2上に所定の高さをなすよう立設さ
れた形で、図3紙面と交差方向に連続的に伸延するよう
設けられている。各ホッパ下部壁7aの上端近傍には、
切り出し棚7bが、図3左右方向に対向する切り出し棚
7b、7bによって、ホッパ下部壁7a、7a間に払出
空間7cを形成し得る形で、図3紙面と交差方向に伸延
する部材として突出配設されており、従って、ホッパ躯
体5には払出空間7cが、前記ホッパ空間8に対応する
形で、貯留空間30の底部分に、実施例において4条配
設されている。また、切り出し棚7bと頂部7dの間
は、粉粒体38を滑らせるために、スロープ状の斜部7
eになっており、これにより、図3左右方向に対向する
斜部7e、7e間には前記ホッパ空間8が形成されてい
る。なお、外装部7には、図5に示すように、プレキャ
スト製のコンクリート版体であるPC版41が、該外装
部7の現場打設分コンクリートの打込型枠PC版41a
として、又は構造材となるハーフPC版41bとして、
該外装部7の一部をなす形で、埋設定着されており、外
装部7と仕切り壁6間には差し筋40が、両者6、7を
接続する形で埋設定着されている。
【0010】また、前記吊り下げ梁9は、図3に示すよ
うに、図3紙面と交差方向に所定厚さをなす形でホッパ
躯体5の上部に配置されており、吊り下げ梁9は、複数
の仕切り壁6及び該仕切り壁6の表層側に設けられた外
装部7を、図3左右方向に接続する形になっている。従
って、吊り下げ梁9は、図2に示すように、筒体3を図
2左右方向に接続する形の横梁として、図2上下方向に
所定の間隔をなすよう(即ち図3紙面と交差方向に所定
ピッチで並ぶ形で)設けられており、また、吊り下げ梁
9は、図4に示すように、頂部9aが尖って三角屋根状
をなす断面形状に形成されて、差し筋40及び前記仕切
り壁6や外装部7等を介して前記筒体3に接続支持され
ている。
【0011】また、ハウジング10は、図3に示すよう
に、前記切り出し棚7b、7bの上方のホッパ空間8に
配置する形になっており、ハウジング10は、先に述べ
たように図3紙面と交差方向に並ぶ複数の吊り下げ梁9
を介して、図3紙面と交差方向に伸延する形で、門型に
形成された下部10aと、尖った頂部10cと、該下部
10a及び頂部10cを接続する形の中間部10bによ
り構成されている。ハウジング10の下側には、下部1
0aの内側からその下側に連続した形の台車走行空間1
1が、前記ホッパ空間8の一部としてこれに対応する形
で連続的に形成されており、台車走行空間11は、前記
切り出し棚7b、7b間の間隙を介して前記払出空間7
cと連通した形で、自走式の粉粒体払出装置(図示せ
ず)の台車部分が走行するための空間になっている。
【0012】サイロ1は、以上のような構成を有してい
るので、該サイロ1を構築する際には、図24に示す工
程FLOに則って、図6乃至図15に示すように、構築
作業を進行させる形で施工する。そこでまず、図24ス
テップS1により、山留遮水工事を行う。これには、図
6に示すように、地面GLから地盤39中に、地山支持
部材の打設及び注入工等を施す。次に、図24ステップ
S2により、掘削工事とトラックステージ15の組立を
行う。これには、図7に示すように、サイロ1の底盤躯
体2を打設構築すべき位置GL1まで地盤39を、該底
盤躯体2の形状に沿って窪みをなすよう掘削し、該掘削
された箇所に隣接して、トラックステージ15を仮設構
築する。次に、図24ステップS3により、底盤躯体工
事を行う。これには、底盤躯体2の形状に沿って、コン
クリートを現場打設する形で行う。
【0013】こうして、底盤躯体2を構築したところ
で、次に図24ステップS4により、ホッパ、ハウジン
グ工事(即ちホッパ躯体5の構築)、並びに、トンネル
工事、埋め戻し工事を、図9に示すように行う。即ち、
サイロ1を構築する際には、筒体3の先行構築を行わず
に、図16乃至図23に示すように、PC版41(工場
でプレキャストしたコンクリート部材)と現場打設のコ
ンクリート42を組み合わせて用いて半PC工法を行う
形で、ホッパ躯体5を先行して構築すると共に、筒体3
の下部3aを、該ホッパ躯体5の構築レベルに対応した
構築レベルまで並行して構築していく。なお、当該筒体
3の下部とホッパ躯体5の構築作業の手順を説明するた
めに、図16乃至図23においては、底盤躯体2の上面
を基準とした段階的な高さ位置を、レベルT1〜T5で
表わす。また、図16乃至図23において、図中右端部
に示す鉛筆形状の部材は、説明の便宜を図るために吊り
下げ梁9の断面を表わしたものであり、実際には、この
場所に、この向きで配置されている部材ではない。
【0014】まず第1に、図16に示すように、仕切り
壁6の為の先組鉄筋を所定位置に建て込んで、第1回目
のコンクリート42を、レベルT2の高さまで現場打設
する。なお、仕切り壁6の型枠は大型システム型枠を用
いる。また、仕切り壁6のコンクリート打設時には、後
に該仕切り壁6に接続される外装部7や筒体3のための
差し筋40を、図5に示すようにその先端側が後に該仕
切り壁6に接続されるコンクリート構造部材中に配置し
得る形で、予め埋込んでおく。次に、図17に示すよう
に、第2回目のコンクリート42を、レベルT3の高さ
まで現場打設する。すると、レベルT3高さまでの仕切
り壁6が出来上がるので、筒体3と接していない真中位
置に配置する仕切り壁6bは構築完了される。
【0015】そこで次に、図18に示すように、ホッパ
下部壁7aの背面部分に、レベルT1までの打込型枠P
C版41aを据え付ける。また、ホッパ下部壁7aより
上の斜部7eの背面部分に、レベルT3までのハーフP
C版41bを据え付ける。さらに、図19に示すよう
に、切り出し棚7bのための、ハーフPC版41cを据
付ける。なお、これ等のPC版41には、図5に示すよ
うに、結束具43を用いて、差し筋40を通しておく。
こうしておいて、レベルT1の高さまで足場を組立て、
該レベルT1までの筒体3とホッパ下部壁7aの配筋及
び型枠設置作業を行う。なお、筒体3の型枠は、大型シ
ステム型枠であり、この段階即ち筒体3の下部3aを構
築する段階では後述する外型枠17aを用いる。そし
て、該筒体3の大型システム型枠は、コンクリート打設
工程毎に段階的にジャンプアップさせる形で用いてい
く。従って、筒体3のコンクリート打設作業は連続打設
を行わないので、配筋やコンクリート管理の為の作業者
が昼夜連続で作業に当たる必要はない。
【0016】こうしておいて、ホッパ下部壁7aと筒体
3の型枠内に、第3回目のコンクリート42を、図19
に示すように、レベルT1の高さまで打設する。する
と、先に施工済になっている分の仕切り壁6には、差し
筋40が埋込まれているので、レベルT1までの筒体3
は、仕切り壁6と一体に接続された形で出来上がる。
(この際、差し筋40の突出部分は、単に筒体3のコン
クリート42に定着されれば良いので、該差し筋40の
位置決め精度はあまり問題にならない。)また、同様
に、ホッパ下部壁7aも仕切り壁6と一体に接続された
形で出来上がり、この際、切り出し棚7bのホッパ下部
壁7aより突出した分は、ハーフPC版41cなので、
該切り出し棚7bも、ホッパ下部壁7aと一体をなす形
で出来上がる。
【0017】そこで次に、図20に示すように、レベル
T2の高さまで足場を組立て、外装部7と筒体3のレベ
ルT2まで、配筋及び型枠設置作業を行う。この際、切
り出し棚7bより上側の斜部7eの表面側には板状に形
成したステンレスライニング44を、外型枠として据え
付ける。こうしておいて、第4回目のコンクリート42
を、外装部7と筒体3のレベルT2の高さ位置まで打設
する。すると、レベルT2迄の高さの外装部7が、先に
述べたハーフPC版41bとステンレスライニング44
を打込型枠としてコンクリート42が打設された形で構
築される。
【0018】さらに、図21に示すように、ハウジング
10を構築すべき位置の下部部分に、工場で門型にプレ
キャストした下部10aを据え付ける。そして、ハウジ
ング10となるべき位置の側面部分には、ステンレスラ
イニング45を据え付ける。さらに、レベルT3迄の高
さの外装部7を構築すべき位置に、差し筋40を、後に
打設構築される吊り下げ梁9に向けて突出させた形で埋
込んでおく。次に、レベルT3の高さまで足場を組み立
て、該レベルT3までの筒体3と吊り下げ梁9の配筋及
び型枠設置作業を行い、第5回目のコンクリート42
を、該筒体3と吊り下げ梁9及び外装部7のレベルT3
の高さまで打設する。すると、ハウジング10や吊り下
げ梁9は、断面図において空中に浮く部材でありなが
ら、構築途中のホッパ躯体5に接続支持された形にな
る。また、レベルT3の高さは、外装部7の頂部7dや
ハウジング10の頂部10c迄の高さに一致しているの
で、該ハウジング10や吊り下げ梁9は、頂部7d、1
0cを残して、略殆どが構築完了される。
【0019】そこで次に、図22に示すように、レベル
T4まで足場を組立て、筒体3及び先にレベルT3まで
しか構築されていない侭の仕切り壁6aと、さらに該レ
ベルT4までの外装部7と吊り下げ梁9のために、配
筋、型枠及び型枠支保工の設置を行う。そして、第6回
目のコンクリート42を打設し、筒体3と仕切り壁6a
と外装部7と吊り下げ梁9を、レベルT4の高さまで構
築完了させる。この際、吊り下げ梁9は、レベルT4位
置が天端となるので、ここには、ステンレスライニング
46を打ち込んでおく。
【0020】こうしておいて、次に、図23に示すよう
に、レベルT5の高さまで足場を組立て、該レベルT5
までの筒体3及び、該筒体3と仕切り壁6と外装部7の
取り合い部37のための、配筋及び型枠、支保工設置作
業を行う。そして、第7回目のコンクリート42を、レ
ベルT5まで打設する。さらに、外装部7の頂部7dと
ハウジング10の頂部10cの形状に合わせて、工場で
コンクリートをプレキャスト成型した三角柱状の部材
を、既にレベルT3まで打設構築済みの外装部7及びハ
ウジング10のコンクリートに接続する形で、設置す
る。
【0021】このようにすると、底盤躯体2の上面から
レベルT5までの高さに位置するサイロ1の構造躯体、
即ち仕切り壁6、外装部7、吊り下げ梁9、ハウジング
10により構成されるホッパ躯体5と、該ホッパ躯体5
の周囲の筒体3の下部3aが、該ホッパ躯体5と筒体3
の下部3aが一体をなす形で、所定形状に構築完了され
る。この際、ホッパ躯体5と筒体3は同じ構築レベル分
づつ立ち上げる形で、並行して構築していくので、常
に、作業箇所の上側及び側方が開放された形になってい
る。従って、作業空間は十分にあり、また、図9に示す
ように、自在にクレーンを用いて、資材搬送を行うこと
が出来るので、効率的に作業が行われる。また、外装部
7は、打込型枠PC版41a、ハーフPC版41b、4
1c等のPC版41を打込型枠として用いて、先行構築
した仕切り壁6にこれ等のPC版41を支持させる形
で、施工するので、型枠支保工が少なくて済む。また、
該外装部7のための型枠及び支保工の撤去作業は不要で
ある。
【0022】このようにして、ホッパ躯体5と筒体3の
下部3aの構築を完了したところで、図24ステップS
5により、図10に示すように、スタッカー33を、既
に構築された筒体3の下部3aの内側に仮置きする形で
据付けし、また、鉄骨地組用の構台16を組立て仮設す
る。こうしておいて、図24ステップS6により、図1
1に示すように、先に仮設構築したトラックステージ1
5を用いて、該構台16上に、屋根31のトラス用の鉄
骨31aを組み立てる。すると、この時点で、前記ホッ
パ躯体5部分より上側に位置する筒体3の上部3bの構
築は未だ進んでいないので、構台16の組立及び該構台
16に鉄骨31aを組み立てる作業は、大きなクレーン
を用いて、効率的に進めることが出来る。また、屋根3
1の鉄骨31aは、後に貯留空間30となる位置に予め
配置させる形で組立仮置きしておけるので、作業空間を
有効に用いることが出来る。
【0023】こうして、先に述べた筒体3の下部3a及
びホッパ躯体5の施工と、屋根31の鉄骨31aを組立
完了したところで、図24ステップS7により、図12
に示すように、先に仮設構築したトラックステージ15
を解体、撤去する。次に図24ステップS8により、筒
体3の上部3bを、既に構築された筒体3の下部3aに
接続させて下から上に立ち上げていく形で、施工してい
く。これには、図13に示すように、先に構築済みの筒
体3の上に、大型型枠、即ち筒体3の外周に沿った円周
を何分割かした形の外型枠17a及び、これより筒体3
の厚み分だけ小さな内型枠17bを用いて、所定高さづ
つコンクリート42を打設し、該打設されたコンクリー
ト42の上側に、順次、型枠17a、17bを移動させ
て、コンクリート42を打ち継いでいく形で、ジャンプ
アップ施工する。さらに、このように筒体3を施工しな
がら、該筒体3内側の、後に貯留空間30となる空間
で、ここに仮置きされている屋根31の鉄骨31aに、
仕上げ葺を行う。
【0024】このようにして、筒体3の上部3bを所定
高さまで立ち上げ構築し、屋根31を組立完了したとこ
ろで、図24ステップS9により、屋根31を、その設
置位置である筒体3の上側までリフトアップする。そし
て、該屋根31が仮置きされていた構台16を、解体、
撤去する。次に、図24ステップS10により、先にス
テップS5で筒体3内側の下部部分に仮置きしたスタッ
カー33を、図15に示すように、屋根31位置までリ
フトアップする。また、該屋根31に、受入コンベヤ3
5を上架けする。こうしておいて、該屋根31と筒体3
の接続している外周端部を、適宜接続処理する。これに
より、サイロ1が構築完了される。
【0025】なお、上述した実施例においては、図24
に示す工程FLOのステップS4において、ホッパ躯体
5の先行構築と共に、筒体3の下部3aを、該ホッパ躯
体5の構築レベルと構築レベルを対応させて、並行させ
て施工した例を述べたが、サイロ1を構築する際には、
図25及び図26に示すように、ホッパ躯体5を先行し
て構築し、その後、筒体3を構築するようにしても構わ
ない。即ち、ホッパ躯体5において、筒体3と接する部
分、特に図2ハッチングで示す周辺部5aは、上面側が
斜めになって斜部7eを形成し、且つその外周辺側が円
形になって筒体3に接続されなければならない。そし
て、該周辺部5aには、筒体3との接続のために大量の
差し筋を埋設しなければならないので、配筋作業が大変
である。
【0026】そこで、まず、図25に示すように、ホッ
パ躯体5のうち筒体3と接していない真中部分を先行構
築する。この際、施工中のホッパ躯体5周囲には、未だ
筒体3がないので、作業空間が十分にあり、クレーンの
使用も可能である。従って簡単に施工出来る。次に、ホ
ッパ躯体5のうち筒体3と接する位置にある周辺部5a
を、図26に示すように、施工構築する。この際も、該
施工構築中のホッパ躯体5の周辺部5aの周囲には、筒
体3がないので、作業が円滑に進行する。また、筒体3
と接する位置にあるホッパ躯体5の周辺部5aには大量
の差し筋40をセットしておくことが容易に出来る。こ
のようにして、ホッパ躯体5を先行構築したところで、
その後、筒体3の型枠をセットして、該型枠内にコンク
リート42を打設する形で、筒体3を立ち上げ構築して
いく。すると、筒体3を、先行構築したホッパ躯体5の
周囲に接続するよう施工構築することが簡単に出来、こ
の際、周辺部5aにセットした差し筋40を筒体3に簡
単に埋設定着させることが出来る。これにより、ホッパ
躯体5と筒体3との接続一体化を確実に図ることが出来
る。なお、差し筋40は、筒体3に比して形状がより複
雑な周辺部5a側に埋設セットするので、該セットされ
た差し筋40の突出した側は確実に筒体3中に定着さ
れ、その位置決め精度が問題にならない。従って、先に
述べたようにホッパ躯体5と筒体3を並行構築する場合
と同様に、省力的、且つ短い工期で、サイロ1を構築完
了させることが可能である。
【0027】なお、上述した実施例においては、ホッパ
躯体5を構築する為に、PC版41を打込型枠として或
いは構造部材として各所に用いて、コンクリート42を
現場打設する形で、半PC工法を行うようにした例を述
べたが、ホッパ躯体5は、コンクリート製である限りに
おいて、如何なるように構築されても構わない。従っ
て、PC部材を組み立てて、ホッパ躯体5を構築しても
良く、或いは、現場打設コンクリートのみによってホッ
パ躯体5を構築しても構わない。また、ホッパ躯体5の
形状は、実施例で述べたように、仕切り壁6、外装部
7、吊り下げ梁9、ハウジング10によって構成される
ものに限定されるものではなく、従って、その構築手順
も、実施例で述べたものに限定されない。勿論、ホッパ
空間8や、切り出し棚7b及び払出空間7cの形状及び
その配設数量も、本明細書に記載した特許請求の範囲を
逸脱しない限りにおいて任意である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によれば、ホッパ空間8が複数形成さ
れ、該複数のホッパ空間8に対応する形で複数の払出空
間7cが形成されたコンクリート製のホッパ躯体5と、
該ホッパ躯体5の周囲に該ホッパ躯体5と一体的にコン
クリート42により構築される筒体3からなるサイロ1
を構築する際に、前記ホッパ躯体5を先行して構築する
と共に、前記筒体3の下部3aを、該ホッパ躯体5の構
築レベルに対応した構築レベルまで並行して構築し、前
記構築された筒体3の下部3aに接続する形で、該筒体
3の上部3bを構築するようにして、構成したので、ホ
ッパ躯体5の構築作業と筒体3の下部3aの構築作業を
並行させて行うことが出来る。従って、これ等ホッパ躯
体5と筒体3の下部3aを構築する時点では、筒体3の
上部3bを未だ構築していないので、該上部3bに阻害
されることなく、大型のクレーンを用いて、構築作業に
必要な資材を、該ホッパ躯体5及び筒体3の構築作業箇
所に搬送することが出来る。このため、人力を介しての
作業が少なくてすむので、省力的な施工が可能となる。
また、資材の搬送が重機を利用して円滑に出来るので、
資材供給が施工に追いつかなくなる懸念がない。このた
め、工期に無駄が出ない。さらに、ホッパ躯体5と下部
3aの側方の作業空間も存分に用いることが出来るの
で、ホッパ躯体5の型枠を組む作業や、該型枠を解体撤
去し、さらにこれを搬出する作業等を、円滑に行うこと
が出来る。従って、複数のホッパ空間8があるような大
型のサイロでは、ホッパ躯体5の形状も複雑になり、こ
れに伴って作業空間も広く必要とされるが、このような
サイロ1を構築する場合であっても、省力的且つ短い施
工工期で、筒体3とホッパ躯体5を施工構築することが
出来る。なお、筒体3の施工は、先行構築されるホッパ
躯体5と並行させる形で下部3a部分を先に構築してし
まうので、該下部3aに接続する形で、構築済みの下部
3aを除いた上部3bを施工すれば、筒体3の全てを構
築することが出来る。これにより一層工期が短くなって
いる。また、本方法では、ホッパ躯体5と筒体3の下部
3aの構築レベルを対応させて施工出来るので、コンク
リート42を現場打設する場合に、一括して打設作業を
行うことが出来、作業工程を単純なものにすることが出
来る。また、筒体3を先行構築しないので、該筒体3に
ホッパ躯体5との一体化を図るための差し筋接続用の雌
ネジカプラを埋込んでおく必要もない。即ち、筒体3と
ホッパ躯体5の構築レベルを対応させて施工することに
より、筒体3をホッパ躯体5の同一レベル位置にある部
分を接続一体化することが、差し筋を介して容易に出
来、雌ネジカプラの配設は必要とされない。
【0029】また、本発明のうち請求項2記載の発明に
よれば、ホッパ空間8が複数形成され、該複数のホッパ
空間8に対応する形で複数の払出空間7cが形成された
コンクリート製のホッパ躯体5と、該ホッパ躯体5の周
囲に該ホッパ躯体5と一体的にコンクリート42により
構築される筒体3からなるサイロ1を構築する際に、前
記ホッパ躯体5を先行して構築し、その後、前記筒体3
を構築するようにして、構成したので、ホッパ躯体5の
周囲に筒体3を構築する以前に、該ホッパ躯体5を構築
する作業を行うことが出来る。従って、ホッパ躯体5を
構築する時点では、筒体3が未だ無く、該ホッパ躯体5
の周囲が開放されているので、作業空間を十分に取り、
また、大型のクレーンを有効に利用して、ホッパ躯体5
を円滑に施工構築することが出来る。このように、形状
が複雑なホッパ躯体5を先行構築し、その後、筒体3を
下部3aから上部3bに続けて構築することにより、先
に述べて請求項1記載の発明の効果の項で述べたと同様
に、ホッパ躯体5と筒体3を省力的且つ短い施工工期で
構築出来る。なお、ホッパ躯体5の筒体3と接した位置
にある周辺部5a等の周辺部は、その形状が非常に複雑
になるが、本方法のように筒体3に先行して該ホッパ躯
体5の周辺部を構築すれば、作業空間が広く取れること
により、その施工が簡単である。また、該周辺部に差し
筋を埋込みセットしておくだけで、ホッパ躯体5と筒体
3との接続一体化が図られる。この際、該ホッパ躯体5
の周辺部と筒体3とでは、周辺部の形状の方が複雑なの
で、該周辺部に差し筋を埋設しておいて、後に、該周辺
部に接続するよう筒体3を構築する方法によれば、筒体
3に雌ネジカプラをセットするような位置決め精度を必
要とされない。よって、施工が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構築されるサイロの一例を示す断
側面図である。
【図2】図1に示すサイロの平面図である。
【図3】図1に示すサイロにおける筒体の下部とホッパ
の接続部分を示す拡大図である。
【図4】図3のIV、IV矢視断面図である。
【図5】図3に示すホッパと仕切り壁の取り合いを示す
断面図である。
【図6】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連の
図のうちの1つである。
【図7】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連の
図のうちの1つである。
【図8】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連の
図のうちの1つである。
【図9】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連の
図のうちの1つである。
【図10】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連
の図のうちの1つである。
【図11】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連
の図のうちの1つである。
【図12】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連
の図のうちの1つである。
【図13】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連
の図のうちの1つである。
【図14】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連
の図のうちの1つである。
【図15】図1に示すサイロ全体の構築手順を示す一連
の図のうちの1つである。
【図16】図3に示す筒体下部とホッパの構築手順の一
例を示す一連の図のうちの1つである。
【図17】図3に示す筒体下部とホッパの構築手順の一
例を示す一連の図のうちの1つである。
【図18】図3に示す筒体下部とホッパの構築手順の一
例を示す一連の図のうちの1つである。
【図19】図3に示す筒体下部とホッパの構築手順の一
例を示す一連の図のうちの1つである。
【図20】図3に示す筒体下部とホッパの構築手順の一
例を示す一連の図のうちの1つである。
【図21】図3に示す筒体下部とホッパの構築手順の一
例を示す一連の図のうちの1つである。
【図22】図3に示す筒体下部とホッパの構築手順の一
例を示す一連の図のうちの1つである。
【図23】図3に示す筒体下部とホッパの構築手順の一
例を示す一連の図のうちの1つである。
【図24】図6乃至図15に示すサイロ全体の構築手順
の流れを示す工程図である。
【図25】図3に示す筒体の下部とホッパの構築手順の
別の例を示す一連の図のうちの1つである。
【図26】図3に示す筒体の下部とホッパの構築手順の
別の例を示す一連の図のうちの1つである。
【符号の説明】
1……サイロ 3……筒体 3a……下部 3b……上部 5……ホッパ躯体 7c……払出空間 8……ホッパ空間
フロントページの続き (72)発明者 加藤 正利 東京都千代田区岩本町3丁目10番1号 三 井建設株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパ空間が複数形成され、該複数のホッ
    パ空間に対応する形で複数の払出空間が形成されたコン
    クリート製のホッパ躯体と、該ホッパ躯体の周囲に該ホ
    ッパ躯体と一体的にコンクリートにより構築される筒体
    からなるサイロを構築する際に、 前記ホッパ躯体を先行して構築すると共に、前記筒体の
    下部を、該ホッパ躯体の構築レベルに対応した構築レベ
    ルまで並行して構築し、 前記構築された筒体の下部に接続する形で、該筒体の上
    部を構築するようにして構成した、サイロの構築方法。
  2. 【請求項2】ホッパ空間が複数形成され、該複数のホッ
    パ空間に対応する形で複数の払出空間が形成されたコン
    クリート製のホッパ躯体と、該ホッパ躯体の周囲に該ホ
    ッパ躯体と一体的にコンクリートにより構築される筒体
    からなるサイロを構築する際に、 前記ホッパ躯体を先行して構築し、その後、 前記筒体を構築するようにして構成した、サイロの構築
    方法。
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Cited By (4)

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WO2013013631A1 (zh) * 2011-07-26 2013-01-31 中国神华能源股份有限公司 筒仓的仓底结构和筒仓
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JP2018044317A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 大成建設株式会社 ホッパ躯体の施工方法およびサイロホッパ部

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