JPH08133690A - 高所作業車における作業台の踏板装置 - Google Patents

高所作業車における作業台の踏板装置

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JPH08133690A
JPH08133690A JP27092294A JP27092294A JPH08133690A JP H08133690 A JPH08133690 A JP H08133690A JP 27092294 A JP27092294 A JP 27092294A JP 27092294 A JP27092294 A JP 27092294A JP H08133690 A JPH08133690 A JP H08133690A
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door
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building
tread
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JP27092294A
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Makoto Niwa
誠 丹羽
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高所作業車において、作業台と建物との間にあ
る程度の距離があっても安全に乗り移ることができるよ
うにする。また作業台の移動中に誤って扉が開かないよ
うにする。 【構成】作業台9に扉16と上下回動可能な踏板23と
を設けた。また踏板23が建物41に支持されると検知
手段36により扉16のロック装置21を解除するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業者が高所作業車の作
業台より建物等に乗り移る際に使用する作業台に設けた
踏板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高所作業車の作業台より建物等の
内部で作業するために建物等に乗り移る際には、作業台
をコントロールして作業台を建物に近づけた後、作業台
の扉を開いて建物等に乗り移っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、作業台を操
作して作業台を建物に近づけるのは、近づけすぎると作
業台が建物に当たって破損するのでむずかしく、作業台
と建物との間にはある程度の距離が必要であり、この距
離をこえて建物に乗り移るのは大変危険であった。
【0004】また、作業台の移動中に誤って扉のロック
装置を解除すると、扉が急に開いて作業者が転落する恐
れがあり、安心して作業が行えなかった。そこで本発明
の目的は、作業台と建物との間にある程度の距離があっ
ても安全に乗り移ることができるようにすることにあ
る。また、作業台の移動中に誤って扉が開かないように
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、車体上に作業台を昇降可能に設けた高所作業
車において、前記作業台の側面には側面の一部を構成す
る扉を設け、この扉に対応する作業台の側面外側に踏板
を上下回動可能に設けてなることを第1の特徴としてい
る。
【0006】また、車体上に作業台を昇降可能に設けた
高所作業車において、前記作業台の側面には側面の一部
を構成する扉を設け、この扉に対応する作業台の側面外
側に踏板を上下回動可能に設け、前記踏板の先部下方に
は踏板の下方回動時に建物等を検知する検知手段を設
け、扉と作業台側面間にはロック装置を設け、前記検知
手段の検知により前記ロック装置を解除する解除手段を
設けてなることを第2の特徴としている。
【0007】
【作用】高所作業車の作業台より建物に乗り移る場合、
まず作業台をコントロールして作業台を建物に近づけ
る。次に踏板を倒して踏板の先端を建物に支持させる。
その後、作業台の扉を開いて踏板を通って建物に乗り移
る。また踏板の先端が建物に支持させた時、検知手段が
検知されて解除手段によりロック装置が解除されるので
扉を開くことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、1は高所作業車で、この高所作業
車1は車体2上に荷台3を搭載し、荷台3上にポスト4
を旋回可能に設けてある。前記ポスト4にはブーム装置
5を起伏伸縮可能に設けてあり、このブーム装置5はポ
スト4に軸支され起伏シリンダ6により起伏可能とした
第1ブーム7と、この第1ブーム7に伸縮可能に嵌合し
た第2ブーム8とより構成されている。前記ブーム装置
5の第2ブーム8先端には作業台9が取付けられてい
る。
【0009】前記作業台9は図2に示すように、床面1
0と、前後の側面11、12と、左右の側面13、14
と、接地パイプ15とより構成されている。前記後方の
側面12には扉16が内側に開閉可能に設けられ、この
扉16は後方の側面12の一部を構成している。前記扉
16には図3に示すように係合孔17を有する係合片1
8が設けられ、一方後方の側面12にはソレノイド19
が設けられ、ソレノイド19のロッド20が伸縮して係
合片18の係合孔17に係脱するようになっている。前
記ソレノイド19と係合片18とでロック装置21を構
成している。
【0010】次に図2に示すように、扉16に対応する
後方の側面12の外側には踏板装置22が設けられ、こ
の踏板装置22は、踏板23と、この踏板23の基部と
中間部と先部とに軸支24… …した第1パイプ25、
25と、第2パイプ26、26と、第3パイプ27、2
7と、各パイプ25、25、26、26、27、27の
先端に軸支28… …した手摺29、29と、第1パイ
プ25、25と側面12間に設けた取付片30… …
と、第1パイプ25、25と接地パイプ15間に設けた
支持片31、31とより構成されている。
【0011】前記踏板23と手摺29、29と各パイプ
25、25、26、26、27、27とで平行リンク機
構Aを構成しており、第1パイプ25、25を作業台9
の側面12に固定しているので、踏板23は図2の張出
位置と図1の格納位置とに上下回動可能となっている。
踏板23の格納位置においては、図4に示すように第1
パイプ25に設けられたブラケット32のピン孔33と
踏板23のピン孔34とに腰折れピン35を挿入するこ
とにより踏板23を作業台9の側面12に固縛するよう
になっている。
【0012】図2において36は踏板23の先部下方に
設けた検知手段であるタッチセンサである。37は作業
台9に設けた操作盤で、作業台9をコントロールする操
作レバー38と、各スイッチ39、40とが設けられて
いる。41は建物である。次に図5は電気回路図で、主
回路42にはメインスイッチ39が介装され、主回路4
2、42間の第1回路43にはタッチセンサ36とソレ
ノイド19とが介装され、手動解除スイッチ40を介装
した第2回路44は、タッチセンサ36とソレノイド1
9間の第1回路43に接続してある。タッチセンサ36
とソレノイド19とで解除手段を構成している。
【0013】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明する。高所作業車1の作業台9より建物41に乗
り移る場合には、まず作業者が荷台3より作業台9の左
側の側面14を乗りこえて作業台9にとび乗る。そして
操作盤37のメインスイッチ39を押して、操作レバー
38を操作し、作業台9をコントロールして建物41に
ある程度近づけて停止させる。
【0014】次に図4の腰折れピン35を外した後、踏
板23を倒すと、踏板23は格納位置より張出位置に下
方回動して踏板23の先端が建物41に支持される。こ
のとき、手摺29、29も平行リンク機構Aにより、格
納位置より張出位置に下方回動する。すると、検知手段
であるタッチセンサ36が建物41を検出して接とな
り、図5の第1回路43が通電されて、ソレノイド19
が作動する。
【0015】すると、図3において、ロッド20が実線
位置より鎖線位置に縮小して係合片18より離れロック
装置21のロックが解除される。その後、扉16を内側
に開いて、手摺29、29を持ちながら踏板23を通っ
て建物に安全に乗り移ることができる。建物41から作
業台9に乗り移り、地上に戻る場合には、前記とは逆の
順序で行えばよい。
【0016】
【発明の効果】以上の如く本発明の第1の特徴によれ
ば、作業台に扉と上下回動可能な踏板とを設けたので、
作業台より建物等に乗り移る場合、作業台と建物との間
にある程度の距離があっても踏板を回動させて踏板の先
端を建物に支持させることにより安全に乗り移ることが
できる。
【0017】また第2の特徴によれば、踏板が建物に支
持されると、検知手段により扉のロック装置を解除する
ようにしたので、作業台の移動中に急に扉が開くことが
なく安心して作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業台の踏板装置を装備した高所作業
車の全体図である。
【図2】本発明の作業台の踏板装置の斜視図である。
【図3】扉のロック装置の詳細図である。
【図4】踏板の作業台への固縛を示す詳細断面図であ
る。
【図5】電気回路図である。
【符号の説明】
1 高所作業車 2 車体 9 作業台 16 扉 19 ソレノイド 21 ロック装置 22 踏板装置 23 踏板 36 タッチセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に作業台を昇降可能に設けた高所
    作業車において、前記作業台の側面には側面の一部を構
    成する扉を設け、この扉に対応する作業台の側面外側に
    踏板を上下回動可能に設けてなる高所作業車における作
    業台の踏板装置。
  2. 【請求項2】 車体上に作業台を昇降可能に設けた高所
    作業車において、前記作業台の側面には側面の一部を構
    成する扉を設け、この扉に対応する作業台の側面外側に
    踏板を上下回動可能に設け、前記踏板の先部下方には踏
    板の下方回動時に建物等を検知する検知手段を設け、扉
    と作業台側面間にはロック装置を設け、前記検知手段の
    検知により前記ロック装置を解除する解除手段を設けて
    なる高所作業車における作業台の踏板装置。
JP27092294A 1994-11-04 1994-11-04 高所作業車における作業台の踏板装置 Expired - Lifetime JP2886098B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2469633A (en) * 2009-04-20 2010-10-27 Mark Richard Bell Lifting System
CN105060197A (zh) * 2015-07-23 2015-11-18 浙江鼎力机械股份有限公司 一种具有高稳定性行驶转向功能的高空作业平台

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2469633A (en) * 2009-04-20 2010-10-27 Mark Richard Bell Lifting System
GB2469633B (en) * 2009-04-20 2014-03-05 Mark Richard Bell Lifting system
CN105060197A (zh) * 2015-07-23 2015-11-18 浙江鼎力机械股份有限公司 一种具有高稳定性行驶转向功能的高空作业平台

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JP2886098B2 (ja) 1999-04-26

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