JPH08133688A - 可動床の昇降装置 - Google Patents

可動床の昇降装置

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JPH08133688A
JPH08133688A JP27643894A JP27643894A JPH08133688A JP H08133688 A JPH08133688 A JP H08133688A JP 27643894 A JP27643894 A JP 27643894A JP 27643894 A JP27643894 A JP 27643894A JP H08133688 A JPH08133688 A JP H08133688A
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JP
Japan
Prior art keywords
movable floor
hydraulic cylinders
movable
motors
rods
Prior art date
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Pending
Application number
JP27643894A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ono
隆史 大野
Yukihiro Yamazaki
之弘 山崎
Osamu Fuchigami
治 渕上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造簡単で安価な可動床を提供する。 【構成】 制御盤(27)によるポンプ(8a、8b)
の切換え操作と駆動用モータ(28a、28b)との回
転制御により、複数の水圧シリンダ(3a、3b)のロ
ッド(4a、4b)を所定の速度で同期して昇降させて
可動床(1)を昇降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可動床の昇降装置に関
し、例えば昇降式プールの昇降に好適な可動床の昇降装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、昇降式プールの可動床の昇降は、
水の汚染防止の観点からチェーンや空気圧シリンダ等の
昇降手段により行われている。また、最近汚染の心配の
ないクリーンな水を使って油圧シリンダと同等の力を発
揮する水圧シリンダを用いる方式も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式は、いずれも次のような欠点がある。
【0004】チェーンを用いる方式はプールの周壁面に
しかチェーンを設けられないため、可動床の支持スパン
が長くなり可動床のたわみ等の問題から、タイル貼りの
可動床には適用できない。また、可動床を任意に分割す
ることができない。
【0005】空気圧シリンダを用いる方式は、ベローズ
式シリンダのため1〜3段階程度の段階的な水深設定し
か行えなく、ストロークも小さい範囲しか対応できな
い。また、作動流体が圧縮性流体のため可動床昇降時の
同期精度や床面に偏荷重が加わった場合の変形等の難点
がある。
【0006】水圧シリンダを用いる方式は、複数の水圧
シリンダを同期作動させる必要がある。この同期動作の
ために必要な比例電磁式制御弁やサーボ弁等の水圧機器
は一般に市販性がなく、油圧シリンダを用いる場合のよ
うに容易に複数の水圧シリンダを同期動作させる方法が
ないというのが現状である。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去し、構成が簡単で安価な可動床の
昇降装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基礎部
材に立設した複数の水圧シリンダで昇降自在に支持され
た可動床と、該複数の水圧シリンダを同期作動させる同
期作動手段とを備え、前記複数の水圧シリンダを同期作
動させることにより前記可動床を昇降させる可動床の昇
降装置において、前記同期作動手段は、前記各水圧シリ
ンダと配管を介して1対1に対応する複数の正逆運転可
能なポンプと、該各ポンプを駆動する駆動用モータと、
該各駆動用モータの制御装置と、前記各水圧シリンダの
ストロークを検知するストローク検知センサとを備え、
前記制御装置は、前記ポンプの正転/逆転運転の切換え
操作により昇降の切換えを行うと共に、前記ストローク
検知センサからのフィードバック信号により前記各駆動
用モータの回転数を制御し前記各水圧シリンダのロッド
を所定の速度で同期して昇降させる機能を備えている。
【0009】
【作用】上記のように構成された可動床の昇降装置にお
いては、ポンプの正転/逆転運転の切換操作により可動
床の昇降の切換えを行うと共に、ストローク検知センサ
からのフィードバック信号により各駆動用モータの回転
数を制御し、複数の水圧シリンダのロッドを所定の速度
で同期して昇降させることができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1において、可動床1は基礎部材2に立
設した複数(図示の例では2本)の水圧シリンダ3a、
3bにより昇降自在に支持されている。そのシリンダ3
aを例に説明すると、水圧シリンダ3aは、配管5a、
開閉弁6a及び配管7aを介して正逆運転可能なポンプ
8aに接続されている。そのポンプ8aの2つの圧力ポ
ート9a、10aは、それぞれ配管11a、12aを介
してバルブブロック13aのポート14a、15aに接
続されている。このバルブブロック13aは、逆止弁1
6a、17a、18a、19a、リリーフ弁20a及び
フィルタ21aから構成されており、ポート22aが配
管23aを介してタンク24に接続されている。
【0012】前記水圧シリンダ3aのロッド4aのスト
ロークを検出するストローク検知センサ26aが設けら
れ、そのストローク検知センサ26aは、制御盤27に
接続されている。そして、制御盤27には、モータ制御
器29aを介してポンプ8aの駆動用モータ28aが接
続されている。
【0013】他方、水圧シリンダ3bについては、水圧
シリンダ3aと同様に構成され、符号に添字bを付して
重複説明を省略する。
【0014】次に作用について説明する。
【0015】可動床1を上昇させる際は、開閉弁6a、
6bを開き、ポンプ8a、8bが水を一方のポート10
a、10bから他方のポート9a、9bの方に吐出す方
向にモータ28a、28bを運転することにより、タン
ク24の水25は、フィルタ21a、21b、逆止弁1
6a、16b、配管12a、12b、ポンプ8a、8
b、配管7a、7b、開閉弁6a、6b及び配管5a、
5bを通って水圧シリンダ3a、3bに送り込まれ、水
圧シリンダ3a、3bのロッド4a、4bを介して可動
床1を上昇せさる。
【0016】これら水圧シリンダ3a、3bにそれぞれ
送り込まれる水量は、ポンプ8a、8b及びモータ28
a、28bに同一型式及び同一定格のものを用いて回転
数が等しくなるような条件で運転しても、モータ28
a、28bのスリップやポンプ8a、8bの体積効率等
の各機器固有の性能のバラツキにより異なった値となっ
て水圧シリンダ3a、3bのロッド4a、4bの上昇速
度に差が生じる。
【0017】これに対し制御盤27は、ストローク検知
センサ26a、26bからのフィードバック信号に基づ
き、モータ制御器29a、29bを介し各水圧シリンダ
3a、3bのロッド4a、4bの変位量が等しくなるよ
うに、モータ28a、28bの回転数を制御し、ロッド
4a、4bを所定の速度で同期した状態で上昇させる。
そして、可動床1が目標位置に達した場合は、モータ2
8a、28bを停止すると共に、開閉弁6a、6bを閉
じることにより、可動床1を停止して停止位置に保持す
る。なお、水圧シリンダ3a、3bのロッド4a、4b
が上昇しきってストロークエンドに達した場合は、ポン
プ8a、8bが停止するまでの短時間の間、ポンプ8
a、8bのポート9a、9bから吐出された水は、配管
11a、11b、逆止弁18a、18b及びリリーフ弁
20a、20bを通って吸込側の配管22a、22bに
戻り、水圧シリンダ3a、3b及び配管7a、7b、1
1a、11bがリリーフ圧を越えないように保護され
る。
【0018】可動床1を下降させる際は、開閉弁6a、
6bを開き、ポンプ8a、8bが水をポート9a、9b
からポート10a、10bの方に吐出す方向にモータ2
8a、28bを運転することにより、水圧シリンダ3
a、3b内の水30a、30bは、配管5a、5b、開
閉弁6a、6b、配管7a、7b、ポンプ8a、8b、
配管12a、12b、逆止弁17a、17b、リリーフ
弁20a、20b及び配管23a、23bを通ってタン
ク24に戻され、水圧シリンダ3a、3bのロッド4
a、4bを介して可動床1が下降される。
【0019】このとき、制御盤27は、ストローク検知
センサ26a、26bからのフィードバック信号に基づ
き、モータ制御器29a、29bを介して各ロッド4
a、4bの変位量が等しくなるように、モータ28a、
28bの回転数を制御してロッド4a、4bを所定の速
度で同期した状態で下降させる。そして、可動床1が目
標位置に達した場合は、モータ28a、28bを停止す
ると共に、開閉弁6a、6bを閉じることにより、可動
床1を停止して停止位置に保持する。なお、ロッド4
a、4bが下降しきって水圧シリンダ3a、3b内に圧
力がなくなった場合は、ポンプ8a、8bが停止するま
での短時間の間、タンク24内の水25が配管23a、
23b、フィルタ21a、21b、逆止弁19a、19
b及び配管11a、11b、7a、7bを通ってポンプ
8a、8bのポート9a、9bから吸込まれ、ポンプ8
a、8bの吸込圧が負圧にならないように保護される。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、制御盤によるポンプの正転/逆転運転の切
換え操作と駆動用モータの回転数制御とにより、複数の
水圧シリンダのロッドを所定の速度で同期して昇降させ
ることができる。したがって、複数の水圧シリンダで可
動床を昇降自在に支持する可動床の昇降装置を簡単な構
成で安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図。
【符号の説明】
1・・・可動床 2・・・基礎部材 3a、3b・・・水圧シリンダ 4a、4b・・・ロッド 5a、5b、7a、7b、11a、11b、12a、1
2b、23a、23b・・・配管 6a、6b・・・開閉弁 8a、8b・・・ポンプ 9a、9b、10a、10b・・・ポート 13a、13b・・・バルブブロック 14a、14b、15a、15b、22a、22b・・
・ポート 16a、16b、17a、17b、18a、18b、1
9a、19b・・・逆止弁 20a、20b・・・リリーフ弁 21a、21b・・・フィルタ 24・・・タンク 25、30a、30b・・・水 26a、26b・・・ストローク検知センサ 27・・・制御盤 28a、28b・・・駆動用モータ 29a、29b・・・モータ制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎部材に立設した複数の水圧シリンダ
    で昇降自在に支持された可動床と、該複数の水圧シリン
    ダを同期作動させる同期作動手段とを備え、前記複数の
    水圧シリンダを同期作動させることにより前記可動床を
    昇降させる可動床の昇降装置において、前記同期作動手
    段は、前記各水圧シリンダと配管を介して1対1に対応
    する複数の正逆運転可能なポンプと、該各ポンプを駆動
    する駆動用モータと、該各駆動用モータの制御装置と、
    前記各水圧シリンダのストロークを検知するストローク
    検知センサとを備え、前記制御装置は、前記ポンプの正
    転/逆転運転の切換え操作により昇降の切換えを行うと
    共に、前記ストローク検知センサからのフィードバック
    信号により前記各駆動用モータの回転数を制御し前記各
    水圧シリンダのロッドを所定の速度で同期して昇降させ
    る機能を備えたことを特徴とする可動床の昇降装置。
JP27643894A 1994-11-10 1994-11-10 可動床の昇降装置 Pending JPH08133688A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997025532A1 (de) * 1996-01-10 1997-07-17 Aeroquip-Vickers Internatonal Gmbh Verlustarmer antrieb für mehrere hydraulische aktuatoren

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997025532A1 (de) * 1996-01-10 1997-07-17 Aeroquip-Vickers Internatonal Gmbh Verlustarmer antrieb für mehrere hydraulische aktuatoren

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