JPH08133387A - 粉体貯蔵装置 - Google Patents

粉体貯蔵装置

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JPH08133387A
JPH08133387A JP6269087A JP26908794A JPH08133387A JP H08133387 A JPH08133387 A JP H08133387A JP 6269087 A JP6269087 A JP 6269087A JP 26908794 A JP26908794 A JP 26908794A JP H08133387 A JPH08133387 A JP H08133387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
powder
powder storage
powdered material
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP6269087A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneharu Ohira
宗治 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容量を増大させるために、円錐体の傾斜角が
粉体の安息角よりも大となっても、混練機に粉体が円滑
に落下させることができる粉体貯蔵装置を得ることを目
的とするものである。 【構成】 この発明の粉体貯蔵装置1Aは、上部が円筒
体2でこの円筒体2に連続して形成されていて下部が下
方に行くにしたがって絞られた形状の円錐体3とで構成
し、前記円錐体3の傾斜角θaを、粉体の安息角よりも
大なる傾斜角とし、そして前記円錐体3の外側の傾斜面
に複数のノッカ10A、10Bを設置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉体貯蔵装置、特
に、磁気記録媒体に用いられる磁性粉やバインダを混練
する前の段階でそれぞれ一時貯蔵しておく粉体貯蔵装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図を用いて現用の粉体貯蔵装置を
説明する。図2は従来技術の粉体貯蔵装置を含む粉体混
練装置を模式的に示した側面図である。図2において、
符号1は従来技術の粉体貯蔵装置を指す。この粉体貯蔵
装置1は上部が円筒体2でこの円筒体2に連続して形成
されていて、下部が下方に行くにしたがって絞られた形
状の円錐体3とで構成されいる。この円錐体3の下部は
開口していて粉体の落下口4になっている。この落下口
4は通常開閉バルブ5で閉じられている。
【0003】前記円錐体3の傾斜角θは、通常、貯蔵し
ようとする粉体の安息角と同等の角で形成されており、
前記開閉バルブ5を調整しながら開くと、粉体貯蔵装置
1に貯蔵されている粉体は前記円錐体3の傾斜に沿って
自由落下し、ダクト6を通じて混練機7に供給されるこ
とになる。
【0004】混練機7は時計方向に回転するスクリュー
フィーダ8Aと反時計方向に回転するスクリューフィー
ダ8Bとが紙面に垂直方向に延長して設けられていて、
前記粉体貯蔵装置1から開閉バルブ5及びダクト6を通
じて自由落下してきた粉体を他の粉体と一様に混じり合
うように混練し、次工程に送り出すように構成されてい
る。なお、符号9は粉体を粉体貯蔵装置1に供給するた
めの投入ダクトである。
【0005】磁気記録媒体用塗料を製造する場合を例に
挙げると、粉体として磁性粉とバインダとがある。この
内のバインダとしての塩化ビニール系共重合体を貯蔵す
る場合の前記粉体貯蔵装置1を考察する。磁気記録媒体
用に用いられる塩化ビニール系共重合体は、通常、嵩密
度が0.3845〜0.4645Kg/m3 で安息角が
20°程度であるので、前記円錐体3の傾斜角θを20
°に設計されている。序に、円錐体3の傾斜角θを20
°とした場合の140リットルの容量の粉体貯蔵装置1
を得るには、円筒体2の直径Daを0.6m、落下口4
の直径DbをJIS100A、高さHを2.3mとすれ
ばよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、製造能力を倍
増するために、粉体貯蔵装置1の貯蔵容量を、例えば、
2倍の280リットルとするには、前記円錐体3の傾斜
角を角θのままで、前記円筒体2の直径Da、落下口の
直径Db及び高さHを大きくするとよいが、特定の空間
の、特に天井の高さに自ずから制限がある工場内では、
粉体貯蔵装置1の高さHを高くすることができない。と
ころが粉体貯蔵装置1の高さHを従来技術のままの高さ
に抑えるとすると、少なくとも円筒体2の直径Daを大
きくしなければならず、この場合には前記円錐体3の傾
斜角θは前記塩化ビニール系共重合体の安息角よりも大
きくしなければならなくなり、従って前記嵩密度の塩化
ビニール系共重合体は自由落下しなくなる。この発明は
このような不都合な問題点を解決することを課題とする
ものであって、たとえ前記円錐体3の傾斜角θが粉体の
安息角よりも大となっても、前記混練機に粉体が円滑に
落下させることができる粉体貯蔵装置を得ることを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】それ故、この発明の粉体
貯蔵装置では、上部が円筒体でこの円筒体に連続して形
成されていて下部が下方に行くにしたがって絞られた形
状の円錐体とで構成された粉体貯蔵装置の、前記円錐体
の傾斜角を、粉体の安息角よりも大なる傾斜角とし、そ
して前記円錐体の外側の傾斜面に複数のノッカを設置し
て、前記課題を解決した。
【0008】
【作用】従って、この発明の粉体貯蔵装置では、ノッカ
によりその粉体貯蔵装置の円錐体が振動し、この振動が
そこに貯蔵された前記嵩密度の塩化ビニール系共重合体
のような粉体にも伝導して、粉体が自由落下するように
なり、混練機への投入量を適正にすることができた。
【0009】
【実施例】次に、図1を用いて、この発明の粉体貯蔵装
置を説明する。図1はこの発明の粉体貯蔵装置を含む粉
体混練装置を模式的に示した側面図である。なお、以下
の説明では、図2に示した従来技術の粉体混練装置の構
成部分と同一の構成部分には同一の符号を付して、それ
らの説明を省略する。
【0010】この発明の粉体貯蔵装置1Aでは、その高
さを従来技術の高さHと同一とし、その円筒体2の直径
を従来技術の直径Daから直径Da1 (Da1 >Da)
とし、そして円錐体3の落下口4の直径を従来技術の直
径Dbから直径Db1 (Db 1 >Db)とし、更に前記
円錐体3の下方の外周傾斜面に一対のノッカ10A、1
0Bを対称的に設置した。
【0011】一例として、粉体貯蔵装置1Aの容量を従
来技術のそれの2倍に当たる280リットルとする場合
の具体的な数値などを記載すると、前記円錐体3の傾斜
角θaを40°、前記円筒体2の直径Da1 を0.9
m、そして前記円錐体3の直径Db1 をJIS150A
とするとよい。また、前記ノッカ10A、10Bとして
は、エアー式のエクソン株式会社製の「ハヤシバイブノ
ッカVK型40」を用いるとよい。
【0012】かくして、このような構成の粉体貯蔵装置
1Aに投入ダクト9から前記嵩密度の塩化ビニール系共
重合体を投入し、前記ノッカ10A、10Bを作動させ
て円錐体3に振動を与えると、前記開閉バルブ5を調整
することで前記ダクト6を通じて前記落下口4から所定
量の塩化ビニール系共重合体が前記混練機7に自由落下
し、別途投入された磁性粉と溶剤と前記スクリューフィ
ーダ8A、8Bで混練されて、ペースト状の磁性材を混
練機7から排出させることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のような構成を採ることにより、こ
の発明の粉体貯蔵装置は、粉体貯蔵装置の高さを従来技
術のそれと同一の高さに保ったまま、その容量を増大さ
せることができ、しかもその一構成部分の円錐体の傾斜
角が貯蔵しようとする粉体の安息角よりも大となって
も、その粉体を自由落下させることができるので、混練
機への粉体の投入量を適正に行うことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の粉体貯蔵装置を含む粉体混練装置
を模式的に示した側面図である。
【図2】 従来技術の粉体貯蔵装置を含む粉体混練装置
を模式的に示した側面図である。
【符号の説明】
1A この発明の粉体貯蔵装置 2 円筒体 3 円錐体 4 落下口 5 開閉バルブ 6 ダクト 7 混練機 8A スクリューフィーダ 8B スクリューフィーダ 9 投入ダクト 10A ノッカ 10B ノッカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が円筒体でこの円筒体に連続して形
    成されていて下部が下方に行くにしたがって絞られた形
    状の円錐体とで構成された粉体貯蔵装置の、前記円錐体
    の傾斜角を、粉体の安息角よりも大なる傾斜角とし、そ
    して前記円錐体の外側の傾斜面に複数のノッカを設置し
    たことを特徴とする粉体貯蔵装置。
JP6269087A 1994-11-01 1994-11-01 粉体貯蔵装置 Pending JPH08133387A (ja)

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JP6269087A JPH08133387A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 粉体貯蔵装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076070A (ja) * 2001-09-04 2003-03-14 Ricoh Co Ltd 電子写真現像剤用コートキャリア及びその製造方法並びに製造装置
CN102633067A (zh) * 2012-05-03 2012-08-15 苏州隆阁新材料有限公司 无架桥储料仓
JP2014529558A (ja) * 2011-09-06 2014-11-13 アナエコー リミテッド 圧縮可能な材料の通過及び運搬のための装置
CN104340544A (zh) * 2014-09-19 2015-02-11 中冶长天国际工程有限责任公司 用于颗粒状物料的料仓及应用该料仓的解析塔装置

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CN104340544B (zh) * 2014-09-19 2017-09-12 中冶长天国际工程有限责任公司 一种解析塔装置

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