JPH072506Y2 - 粉末充填用器具 - Google Patents

粉末充填用器具

Info

Publication number
JPH072506Y2
JPH072506Y2 JP1987012238U JP1223887U JPH072506Y2 JP H072506 Y2 JPH072506 Y2 JP H072506Y2 JP 1987012238 U JP1987012238 U JP 1987012238U JP 1223887 U JP1223887 U JP 1223887U JP H072506 Y2 JPH072506 Y2 JP H072506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end opening
powder
dispersion cylinder
chute
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987012238U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63119545U (ja
Inventor
篤 白畑
義孝 舟木
敏夫 磯崎
勝義 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd filed Critical Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Priority to JP1987012238U priority Critical patent/JPH072506Y2/ja
Publication of JPS63119545U publication Critical patent/JPS63119545U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH072506Y2 publication Critical patent/JPH072506Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、粉体を容器に充填する際に用いられる粉末
充填用器具に関するものである。
「従来の技術」 従来より、発電用原子炉燃料の原料として用いられてい
る酸化ウラン粉末は235Uの濃度を2〜5%に調整する濃
縮度調整が行われている。この濃縮度調整は、バッチタ
イプの回転混合機により種々の濃縮度の酸化ウラン粉末
をマクロ的に混合し、フラッシュミキサによりミクロ的
混合を行うものである。このようにして濃縮度が調整さ
れた酸化ウラン粉末は、第5図に示すようにスクリュウ
フィーダ1により搬送され、円筒状の充填口2から容器
3に充填されるようになっている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記のように、酸化ウラン粉末が容器3に充
填される場合、充填口2から落下した酸化ウランは、粉
体工学上周知のように、山状に堆積する。このため、容
器3に所定の量の酸化ウラン粉末を充填するには、酸化
ウラン粉末の堆積の途中で、容器3の外周部に作業者が
ハンマ等により衝撃を加え、この衝撃により、山状に堆
積した酸化ウラン粉末をほぼ平坦に直しつつ一定の高さ
まで堆積させることにより行っていた。このため、酸化
ウラン粉末を容器3に充填する作業においては、人手が
かかると共に、山状に堆積した酸化ウラン粉末を平坦に
直すにはある程度の時間を要するので、作業能率が悪い
という問題があった。
「考案の目的」 この考案は、上記問題点を解消するためになされたもの
であり、酸化ウラン粉末を容器に平坦に堆積させること
により粉末充填作業における作業能率を向上させること
ができる粉末充填用器具を提供することを目的としてい
る。
「問題点を解決するための手段」 この考案は、上端開口部が下端開口部より小さく形成さ
れたテーパ筒状をなす筒体と、軸線を上記筒体の軸線と
ほぼ一致させて上記筒体の上端内周縁部に設けられ、上
端開口部が下端開口部より大きく形成されたテーパ筒状
をなすシュートと、軸線を上記筒体の軸線とほぼ一致さ
せて上記筒体の内側に配置され、上端開口部が下端開口
部より小さく形成されたテーパ筒状をなす分散筒とを一
体構造として備え、 この分散筒の上端開口部が上記シュートの下端開口部よ
り下方に所定距離離間して配置され、かつ分散筒の上端
開口部がシュートの下端開口部より小さく形成されると
ともに、分散筒の外周部に周方向に互いに離間した複数
の孔が形成される一方、分散筒の下端部が筒体の下端部
内に支持部材を介して固定されていることを特徴とする
ものである。
「実施例」 第1図および第2図は、この考案の一実施例を示す図で
あり、これらの図において符号10は粉末充填用器具の本
体(筒体)を示す。この本体10は上下両端が開口した筒
状をなすものであり、下方に向かうに従って漸次直径が
大径となるように形成されている。なお、本体10の上端
外周縁にはフランジ11が形成されている。
また、本体10の上端内周縁部には、この上端内周縁部か
ら本体10の下方に向って延び、内径が下方に向かうに従
って漸次小径になるテーパ筒状をなすシュート12が設け
られている。
さらに、本体10の下端内側には、分散筒13が配設されて
おり、この分散筒13は針金(支持部材)14を介して本体
10の下端部に固定されている。
この分散筒13は、内径が本体10の下端部内側から上方に
向かうに従って漸次小径になるテーパ筒状をなすもので
あり、その軸線は、上記本体10およびシュート12の軸線
とほぼ一致している。そして分散筒13の上端開口部13a
はシュート12の下端開口部12bより小径に形成されると
共に、下端開口部13bは本体10の下端開口部より小径に
形成されている。また、分散筒13の外周部には周方向に
互いに等間隔で離間した4つの孔15が形成されている。
そして、上記構成の粉末充填用器具は、第2図に示すよ
うに、その本体10のフランジ11がスクリュウフィーダ1
の搬出口1aに固定されている。また粉末充填用器具の下
方には、上記容器3がその軸線を上記本体10の軸線とほ
ぼ一致させて配置されている。
次に、粉末充填用器具の作用について第2図を参照して
説明する。まず、酸化ウラン粉末がスクリュウフィーダ
1により搬送されてきて、搬出口1aより粉末充填用器具
のシュート12に供給される。
すると、酸化ウラン粉末がシュート12の下端開口部12b
より上記分散筒13に落下する。この時、落下してきた酸
化ウラン粉末は、分散筒13の上端開口部13aがシュート1
2の下端開口部12bより小径であるので、上端開口部13a
より分散筒13内の中央部を落下する粉末と、分散筒13の
外周面を伝わって下方に落下すると粉末とに分散され
る。そして、上記分散筒13内の中央部を落下した粉末は
容器3の中央部に堆積する。一方、分散筒13の外周面を
伝わって落下する粉末の一部は外周面に形成された孔15
より分散筒13内の中央部より外側を落下して容器3の上
記中央部に堆積した粉末の外側に堆積する。また、上記
孔15を通って落下した粉末以外の他の粉末は分散筒13の
外周面の傾斜方向に沿って容器3内に落下し、上記孔15
を通って堆積した粉末の外側に堆積する。このようにし
て、スクリュウフィーダ1により搬送されてきた酸化ウ
ラン粉末は粉末充填用器具の分散筒13により分散されて
容器3内にほぼ平坦な状態に堆積する。
なお、上記実施例では、粉末充填用器具により酸化ウラ
ン粉末を容器3に充填する場合について述べたが、この
粉末充填用器具は、あらゆる種類の粉末を容器に充填す
る場合に適用することができる。
「実験例」 次に、実験例を述べる。
まず、第3図に示すような粉末充填用器具Aを用意し
た。
本体10の高さH;223mm 本体10の上端開口部の径φD1;67mm 本体10の下端開口部の径φD2;150mm シュート12の下端開口部の径φD3;37mm 分散筒13の高さh;119mm 分散筒13の上端開口部の径φd1;17mm 分散筒13の下端開口部の径φd2;95mm 孔15の径φd3;20mm 孔15から分散筒13の下端開口部までの垂直距離L;42mm 次に、第4図に示すような従来の円筒状の充填口Bを用
意した。
内径φD;67mm、高さH;190mm そして、上記の粉末充填用器具Aおよび充填口Bを用い
て容器3に下記に示す二種類の粉末を充填した。
粉末(1);乾燥シリカ(シリカを細かく粉砕し、パウ
ダ状にしたもの) 粉末(2);食塩(市販されているもの) (実験結果) (1)粉末充填用器具Aの場合 粉末(1)、(2)のいずれも容器3内に平坦に堆積し
た。特に粉末(2)の食塩は粉が非常にサラサラしてい
るので、粉末(1)の乾燥シリカに比べてより平坦に堆
積した。
(2)従来の充填口Bの場合 粉末(1)の乾燥シリカは容器3内に山状に堆積した。
粉末(2)の食塩は乾燥シリカほどではないが山状に堆
積した。
以上のように粉末充填用器具Aによれば、従来の充填口
Bのように粉末を容器3内に山状に堆積させることなく
平坦に堆積させることができる。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によれば、上端開口部が
下端開口部より小さく形成されたテーパ筒状をなす筒体
と、軸線を筒体の軸線とほぼ一致させて筒体の上端内周
縁部に設けられ、上端開口部が下端開口部より大きく形
成されたテーパ筒状をなすシュートと、軸線を筒体の軸
線とほぼ一致させて筒体の内側に配置され、上端開口部
が下端開口部より小さく形成されたテーパ筒状をなす分
散筒とを一体構造として備え、分散筒の上端開口部が上
記シュートの下端開口部より下方に所定距離離間して配
置され、かつ分散筒の上端開口部がシュートの下端開口
部より小さく形成されるとともに、分散筒の外周部に周
方向に互いに離間した複数の孔が形成される一方、分散
筒の下端部が筒体の下端部内に支持部材を介して固定さ
れていることを特徴とするものである。
従って、シュートの下端開口部から落下する粉末は、ほ
ぼ同軸上の分散筒の上端開口部に達して、分散筒の上端
開口部内を通過するものと、外周面上を斜めに落下する
ものとに確実に分散され、更に、外周面に沿って落下す
る粉末は複数の孔内を落下するものと、孔と孔の間の外
周面を落下するものとに分離される。孔内に落下した粉
末は上端開口部内を落下する粉末の周囲を落下すること
になる。そして、外周面に沿って落下する粉末は、分散
筒の下端が筒体の下端とほぼ同心状に位置するから、こ
のリング状の空間を落下して、孔から落下する粉末の更
に周囲に均等に分散させることができる。又、シュート
から落下して分散筒に衝突した一部の粉末が外部に飛び
散ることを、筒体によって防止することができ、円滑か
つ確実に容器内に収容できる。
このように、一体構造として形成されたシュートと分散
筒と筒体とによって、粉末の流れ制御と飛散防止と落下
方向の規制とを同時に行え、落下する粉末の全てを容器
内でほぼ平坦に均しつつ一定の高さに堆積させることが
でき、作業能率が著しく向上する。しかも、粉末を平坦
に堆積できる領域を筒体の下端部領域まで広範囲に設定
できることになる。
又、本考案は、搬送されてくる粉末を落下させて容器に
充填させるに際して、粉末を容器内で平坦に堆積させる
機構を1つの器具としてユニット化できたから、各種の
搬送および充填機構への取り付けや取り外しが容易であ
り、簡便でコストが低廉になるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案の一実施例を示す図で
あり、第1図は、粉末充填用器具を示す斜視図、第2図
は、粉末充填用器具により粉末を容器に充填している状
態を示す概略構成図、第3図は、実験例に用いた粉末充
填用器具の側面図、第4図は実験例に用いた充填口の側
面図、第5図は、従来の粉末充填の際に用いられる充填
口の一例を示す側面図である。 10……本体(筒体)、12……シュート、12b……下端開
口部、13……分散筒、13a……上端開口部、13b……下端
開口部、14……針金(支持部材)、15……孔。
フロントページの続き (72)考案者 高田 勝義 茨城県那珂郡東海村大字舟石川622番地1 三菱原子燃料株式会社東海製作所内 (56)参考文献 特開 昭48−2561(JP,A) 特開 昭61−90924(JP,A) 実開 昭58−151410(JP,U) 実公 昭48−35892(JP,Y1) 実公4368(大正13年)(JP,Y1 T)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端開口部が下端開口部より小さく形成さ
    れたテーパ筒状をなす筒体と、軸線を上記筒体の軸線と
    ほぼ一致させて上記筒体の上端内周縁部に設けられ、上
    端開口部が下端開口部より大きく形成されたテーパ筒状
    をなすシュートと、軸線を上記筒体の軸線とほぼ一致さ
    せて上記筒体の内側に配置され、上端開口部が下端開口
    部より小さく形成されたテーパ筒状をなす分散筒とを一
    体構造として備え、 上記分散筒の上端開口部が上記シュートの下端開口部よ
    り下方に所定距離離間して配置され、かつ上記分散筒の
    上端開口部が上記シュートの下端開口部より小さく形成
    されるとともに、上記分散筒の外周部に周方向に互いに
    離間した複数の孔が形成される一方、上記分散筒の下端
    部が上記筒体の下端部内に支持部材を介して固定されて
    いることを特徴とする粉末充填用器具。
JP1987012238U 1987-01-30 1987-01-30 粉末充填用器具 Expired - Lifetime JPH072506Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987012238U JPH072506Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30 粉末充填用器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987012238U JPH072506Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30 粉末充填用器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63119545U JPS63119545U (ja) 1988-08-02
JPH072506Y2 true JPH072506Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=30800181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987012238U Expired - Lifetime JPH072506Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30 粉末充填用器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH072506Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010527853A (ja) * 2007-05-23 2010-08-19 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 少なくとも2つの粒状材料を充填する装置及びこのような装置を用いた充填方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835892U (ja) * 1971-09-01 1973-04-28
JPS58151410U (ja) * 1982-03-31 1983-10-11 中尾 康三郎 活性炭スラリ−の分散器
BR8503439A (pt) * 1984-07-20 1986-04-15 Lectromelt Corp Dispensador para descarregar material formador de escoria artificial

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010527853A (ja) * 2007-05-23 2010-08-19 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 少なくとも2つの粒状材料を充填する装置及びこのような装置を用いた充填方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63119545U (ja) 1988-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0695273B1 (en) Combination hopper
US4923304A (en) Apparatus for dispensing a blended composition of particulate ingredients
JPH072506Y2 (ja) 粉末充填用器具
CN1018002B (zh) 制造硅单晶的设备
US3532326A (en) Device for separately supplying coarse grain and fine grain material to a container such that the material is uniformly distributed in the container
US3010620A (en) Process and apparatus for handling particulate material
JP3445735B2 (ja) 傘状構造体を有する粉末分離を防止する貯槽
US4339203A (en) Aggregate storage anti-segregation arrangement for a storage bin
AU605321B2 (en) Continuous constant-rate particle feeding device with roller with grooves for feeding particles without crumbling even though these particles are readily subject to crumbling
CN208775944U (zh) 一种防离析干混砂浆存储仓
JPH0215861Y2 (ja)
JPS6129034Y2 (ja)
US4795266A (en) Solids blender with cylindrical inserts
CN209618005U (zh) 水泥粉料仓
CN210173916U (zh) 一种高含粉机制砂下料自动化控制装置
JPH04109096U (ja) 粉粒体ホツパ
JP2968410B2 (ja) 高炉におけるスクラップ装入法
JPH025862Y2 (ja)
JPH0622663Y2 (ja) 飼料タンクにおける飼料送入装置
JPH0324505Y2 (ja)
JPH0734872Y2 (ja) 原料混合サイロ
JP3038550B2 (ja) 粉粒体貯蔵タンク
JPS5830591Y2 (ja) 粉粒体搬送機に於ける定量散布装置
JPH10109761A (ja) 粉粒体の供給装置
SU1255373A1 (ru) Загрузочно-ориентирующее устройство