JPH0813231B2 - 食肉填充機上でケーシング内に液状物質を塗布するための方法及び装置 - Google Patents
食肉填充機上でケーシング内に液状物質を塗布するための方法及び装置Info
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- JPH0813231B2 JPH0813231B2 JP5166038A JP16603893A JPH0813231B2 JP H0813231 B2 JPH0813231 B2 JP H0813231B2 JP 5166038 A JP5166038 A JP 5166038A JP 16603893 A JP16603893 A JP 16603893A JP H0813231 B2 JPH0813231 B2 JP H0813231B2
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- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C11/00—Sausage making ; Apparatus for handling or conveying sausage products during manufacture
- A22C11/02—Sausage filling or stuffing machines
- A22C11/029—Sausage filling or stuffing machines with coating or lubricating means
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ソーセージケーシング
詰め機のような食肉填充機上でケーシング内に液状物質
を導入するための方法及び装置に関する。
詰め機のような食肉填充機上でケーシング内に液状物質
を導入するための方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】食肉エマルジョン（以下、単に「エマル
ジョン」とも称する）の風味を高めるために、又は押出
されてくる食肉エマルジョンの表面コンディショニング
を助成するために、あるいは、閉じられた細長いケーシ
ングの内部に向かって食肉填充機（以下、単に「填充
機」とも称する）の填充ホーンを通して押出されるエマ
ルジョンを潤滑するために、エマルジョンの表面上に液
状スモークやその他の液状物質を適用する試みは、例え
ば米国特許第３，９２２，３６４号に開示されているよ
うに、従来から行われている。押出されてくる又は押出
された食肉エマルジョンをここでは「押出食肉エマルジ
ョン」又は「押出エマルジョン」と称することとする。
ジョン」とも称する）の風味を高めるために、又は押出
されてくる食肉エマルジョンの表面コンディショニング
を助成するために、あるいは、閉じられた細長いケーシ
ングの内部に向かって食肉填充機（以下、単に「填充
機」とも称する）の填充ホーンを通して押出されるエマ
ルジョンを潤滑するために、エマルジョンの表面上に液
状スモークやその他の液状物質を適用する試みは、例え
ば米国特許第３，９２２，３６４号に開示されているよ
うに、従来から行われている。押出されてくる又は押出
された食肉エマルジョンをここでは「押出食肉エマルジ
ョン」又は「押出エマルジョン」と称することとする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】食肉エマルジョンの表
面上に液状物質（以下、単に「液体」とも称する）を塗
布するための従来の装置の欠点は、押出エマルジョンの
全表面に液体を均一に塗布することができず、液状物質
がエマルジョンの外表面上に留まらず、エマルジョンに
浸透し、一部はエマルジョンに混ざってしまうことであ
る。本発明は、従来技術のこのような欠点を克服するこ
とを課題とする。従って、本発明の目的は、押出食肉エ
マルジョンの外表面上に液体薄膜を塗布するための改良
された方法及び装置を提供することである。本発明の他
の目的は、押出食肉エマルジョンがケーシング内に填充
される前に、ケーシングの内表面に液体薄膜を塗布する
ことにより押出エマルジョンの外表面上に液体薄膜を塗
布するための改良された方法及び装置を提供することで
ある。本発明の更に他の目的は、食肉エマルジョンを押
出すための填充ホーン上にケーシングが形成された後、
押出エマルジョンの外表面上に液体薄膜を塗布するため
の改良された方法及び装置を提供することである。
面上に液状物質（以下、単に「液体」とも称する）を塗
布するための従来の装置の欠点は、押出エマルジョンの
全表面に液体を均一に塗布することができず、液状物質
がエマルジョンの外表面上に留まらず、エマルジョンに
浸透し、一部はエマルジョンに混ざってしまうことであ
る。本発明は、従来技術のこのような欠点を克服するこ
とを課題とする。従って、本発明の目的は、押出食肉エ
マルジョンの外表面上に液体薄膜を塗布するための改良
された方法及び装置を提供することである。本発明の他
の目的は、押出食肉エマルジョンがケーシング内に填充
される前に、ケーシングの内表面に液体薄膜を塗布する
ことにより押出エマルジョンの外表面上に液体薄膜を塗
布するための改良された方法及び装置を提供することで
ある。本発明の更に他の目的は、食肉エマルジョンを押
出すための填充ホーン上にケーシングが形成された後、
押出エマルジョンの外表面上に液体薄膜を塗布するため
の改良された方法及び装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、食肉填充機上で製造されるケーシング詰
めソーセージのケーシング内に液状スモーク等の液状物
質を導入するための方法であって、液状物質を填充機の
填充ホーンの外表面の少くとも一部分に塗布し、該填充
ホーン上に閉じられたケーシングを被せ、該ケーシング
を填充ホーンの出口端に向けて、かつ該出口端を越えて
移動させるとともにそれと併行して食肉エマルジョンを
該填充ホーンの出口端から該ケーシング内へ押出し、そ
れによって、食肉エマルジョンがケーシング内へ押出さ
れる前に、前記液状物質がケーシングの内表面に塗布さ
れるようにすることを特徴とする方法を提供する。ここ
で、「閉じられたケーシング」とは、筒状にされたケー
シングのことをいう。
に、本発明は、食肉填充機上で製造されるケーシング詰
めソーセージのケーシング内に液状スモーク等の液状物
質を導入するための方法であって、液状物質を填充機の
填充ホーンの外表面の少くとも一部分に塗布し、該填充
ホーン上に閉じられたケーシングを被せ、該ケーシング
を填充ホーンの出口端に向けて、かつ該出口端を越えて
移動させるとともにそれと併行して食肉エマルジョンを
該填充ホーンの出口端から該ケーシング内へ押出し、そ
れによって、食肉エマルジョンがケーシング内へ押出さ
れる前に、前記液状物質がケーシングの内表面に塗布さ
れるようにすることを特徴とする方法を提供する。ここ
で、「閉じられたケーシング」とは、筒状にされたケー
シングのことをいう。
【０００５】本発明は、又、入口端と出口端を有する細
長い填充ホーンと、該填充ホーンを通してその出口端に
向けて食肉エマルジョンを移送するために填充ホーンの
入口端に接続されたエマルジョンポンプとから成り、填
充ホーンの外表面に細長溝が形成されており、細長チュ
ーブが該細長溝内に配設され、液状スモーク等の液状物
質の供給源に接続されており、前記液状物質を填充ホー
ン上の閉じられたケーシングの内表面に露出させるよう
に、前記チューブの出口端に連通した環状溝が填充ホー
ンの外表面に形成されていることを特徴とする食肉填充
機を提供する。
長い填充ホーンと、該填充ホーンを通してその出口端に
向けて食肉エマルジョンを移送するために填充ホーンの
入口端に接続されたエマルジョンポンプとから成り、填
充ホーンの外表面に細長溝が形成されており、細長チュ
ーブが該細長溝内に配設され、液状スモーク等の液状物
質の供給源に接続されており、前記液状物質を填充ホー
ン上の閉じられたケーシングの内表面に露出させるよう
に、前記チューブの出口端に連通した環状溝が填充ホー
ンの外表面に形成されていることを特徴とする食肉填充
機を提供する。
【０００６】
【実施例】本発明のソーセージケーシング詰め機即ち食
肉填充機（以下、単に「填充機」とも称する）１０は、
４本の支持脚を有する枠体１２を備えている。填充機１
０の頂部には、食肉エマルジョンの供給源（図示せず）
に接続された慣用の食肉エマルジョンポンプ１６が食肉
填充ホーン１８の直ぐ上流に設置されている。図２及び
３に示されるように、食肉エマルジョンポンプ（以下、
単に「ポンプ」とも称する）１６は、食肉エマルジョン
送給孔２２を有するブロック２０を備えており、食肉エ
マルジョン送給孔２２内に食肉填充ホーン１８の上流端
即ち入口端２６が固定されている。食肉エマルジョン送
給孔（以下、単に「送給孔」とも称する）２２は、ポン
プ１６のポンプ孔２４に整合している。２８は、食肉填
充ホーン（以下、単に「填充ホーン」又は「ホーン」と
も称する）１８の下流端即ち出口端、３０はホーン１８
の外表面、３２はホーンの内表面である。
肉填充機（以下、単に「填充機」とも称する）１０は、
４本の支持脚を有する枠体１２を備えている。填充機１
０の頂部には、食肉エマルジョンの供給源（図示せず）
に接続された慣用の食肉エマルジョンポンプ１６が食肉
填充ホーン１８の直ぐ上流に設置されている。図２及び
３に示されるように、食肉エマルジョンポンプ（以下、
単に「ポンプ」とも称する）１６は、食肉エマルジョン
送給孔２２を有するブロック２０を備えており、食肉エ
マルジョン送給孔２２内に食肉填充ホーン１８の上流端
即ち入口端２６が固定されている。食肉エマルジョン送
給孔（以下、単に「送給孔」とも称する）２２は、ポン
プ１６のポンプ孔２４に整合している。２８は、食肉填
充ホーン（以下、単に「填充ホーン」又は「ホーン」と
も称する）１８の下流端即ち出口端、３０はホーン１８
の外表面、３２はホーンの内表面である。
【０００７】図２を参照して説明すると、液状スモーク
等の液状物質をポンプ送りするための液体ポンプ３４
が、填充機１０の頂部に設置され、導管３６を介してね
じ付継手管３８に接続されている。継手管３８は、ブロ
ック２０のねじ孔３９（図３参照）に螺入されている。
ねじ孔３９は、填充ホーン１８の外表面３０に削設され
た細長溝４２（図２及び６）に近接したところに出口４
０を有している。溝４２は、入口端４４を（図３）を有
し、溝４２内に細長い液体導通チューブ４６が配設され
ている。ただし、後述するように食肉エマルジョンの表
面に塗布すべき液状物質として、ホーン１８の外表面３
０を潤滑する作用をも有する油系液状スモークが用いら
れる場合は、溝４２をチューブ４６なしで用いることが
できる。チューブ４６の下流端は、溝４２の出口端４８
のところに終端し、ホーン１８の外表面３０に削設され
た環状溝５０（図３）に連通している。別法として溝４
２及び、又はチューブ４６は、ホーン１８の内側に設け
てもよい。
等の液状物質をポンプ送りするための液体ポンプ３４
が、填充機１０の頂部に設置され、導管３６を介してね
じ付継手管３８に接続されている。継手管３８は、ブロ
ック２０のねじ孔３９（図３参照）に螺入されている。
ねじ孔３９は、填充ホーン１８の外表面３０に削設され
た細長溝４２（図２及び６）に近接したところに出口４
０を有している。溝４２は、入口端４４を（図３）を有
し、溝４２内に細長い液体導通チューブ４６が配設され
ている。ただし、後述するように食肉エマルジョンの表
面に塗布すべき液状物質として、ホーン１８の外表面３
０を潤滑する作用をも有する油系液状スモークが用いら
れる場合は、溝４２をチューブ４６なしで用いることが
できる。チューブ４６の下流端は、溝４２の出口端４８
のところに終端し、ホーン１８の外表面３０に削設され
た環状溝５０（図３）に連通している。別法として溝４
２及び、又はチューブ４６は、ホーン１８の内側に設け
てもよい。
【０００８】ケーシングリボン供給ユニット５２（図１
及び２）が、填充機１０に任意の慣用の態様で設置され
ており、らせん状ケーシング５６を形成するようにケー
シングリボン（ケーシング材の細長いストリップ）５４
を供給するように構成されている。らせん状ケーシング
は、本出願人の米国特許第４，７２７，６２５号の教示
に従って形成される。略述すれば、らせん状ケーシング
５６は、ケーシングリボン５４を填充ホーン１８の外表
面にらせん状に巻きつけ、リボン５４の側縁をケーシン
グのらせん巻きの隣接する側縁に摩擦係合させることに
よって形成される。ケーシング５６の内表面は、符号５
７で示されている（図５）。
及び２）が、填充機１０に任意の慣用の態様で設置され
ており、らせん状ケーシング５６を形成するようにケー
シングリボン（ケーシング材の細長いストリップ）５４
を供給するように構成されている。らせん状ケーシング
は、本出願人の米国特許第４，７２７，６２５号の教示
に従って形成される。略述すれば、らせん状ケーシング
５６は、ケーシングリボン５４を填充ホーン１８の外表
面にらせん状に巻きつけ、リボン５４の側縁をケーシン
グのらせん巻きの隣接する側縁に摩擦係合させることに
よって形成される。ケーシング５６の内表面は、符号５
７で示されている（図５）。
【０００９】填充機１０には、更に、慣用のリンク形成
機構５８が設置されている。リンク形成機構５８は、後
述するように填充済み（食肉エマルジョンを填充され
た）ケーシングを撚回してソーセージ等のリンクをじゅ
ずつなぎに（鎖状に）形成するための装置であり、鎖状
のリンクを慣用の態様でコンベヤ６０上へ排出する。
「リンク」とは、じゅずつなぎにされた鎖状のソーセー
ジ等の一節のことである。
機構５８が設置されている。リンク形成機構５８は、後
述するように填充済み（食肉エマルジョンを填充され
た）ケーシングを撚回してソーセージ等のリンクをじゅ
ずつなぎに（鎖状に）形成するための装置であり、鎖状
のリンクを慣用の態様でコンベヤ６０上へ排出する。
「リンク」とは、じゅずつなぎにされた鎖状のソーセー
ジ等の一節のことである。
【００１０】図５に示されるように、食肉エマルジョン
６２は、食肉エマルジョンポンプ１６からそのポンプ孔
２４を通し、ブロック２０の送給孔２２を通し、入口端
２６から填充ホーン１８内に圧入され、填充ホーンの出
口端２８からケーシング５６内へ連続的に填充される。
一方、液状スモークのような液状物質は、液体ポンプ３
４から導管３６、継手管３８、ねじ孔３９の出口４０、
細長溝４２の入口端４４、細長溝４２内のチューブ４６
を通し、溝４２の出口端４８から環状溝５０を経てケー
シング５６の内表面５７と填充ホーン１８の外表面３０
の間に液体薄膜６４として導入される。ケーシングリボ
ン供給ユニット５２からケーシングリボン５４が連続的
に供給され、らせん状ケーシング５６が形成されていく
につれて、液体薄膜６４は、ケーシング５６の内表面５
７と食肉エマルジョン６２の表面の間へ押出され、順次
前進するケーシング５６の内表面５７に塗布される。食
肉エマルジョン６２の表面に塗布される。このようにし
て液体薄膜６４を内表面に塗布されたケーシング５６内
に食肉エマルジョン６２が填充されていくので、食肉エ
マルジョン６２の表面に液体薄膜６４が塗布される。
６２は、食肉エマルジョンポンプ１６からそのポンプ孔
２４を通し、ブロック２０の送給孔２２を通し、入口端
２６から填充ホーン１８内に圧入され、填充ホーンの出
口端２８からケーシング５６内へ連続的に填充される。
一方、液状スモークのような液状物質は、液体ポンプ３
４から導管３６、継手管３８、ねじ孔３９の出口４０、
細長溝４２の入口端４４、細長溝４２内のチューブ４６
を通し、溝４２の出口端４８から環状溝５０を経てケー
シング５６の内表面５７と填充ホーン１８の外表面３０
の間に液体薄膜６４として導入される。ケーシングリボ
ン供給ユニット５２からケーシングリボン５４が連続的
に供給され、らせん状ケーシング５６が形成されていく
につれて、液体薄膜６４は、ケーシング５６の内表面５
７と食肉エマルジョン６２の表面の間へ押出され、順次
前進するケーシング５６の内表面５７に塗布される。食
肉エマルジョン６２の表面に塗布される。このようにし
て液体薄膜６４を内表面に塗布されたケーシング５６内
に食肉エマルジョン６２が填充されていくので、食肉エ
マルジョン６２の表面に液体薄膜６４が塗布される。
【００１１】本発明の通常の作動においては、最初にケ
ーシングリボン５４を填充ホーン１８の外表面３０の周
りに手で巻きつけ、ケーシングリボン５４の一部分を填
充ホーンの出口端２８を越えて前方へ突出させる必要が
ある。典型的な例では、このようにして巻きつけられた
らせん状ケーシング５６の外端を収束して閉鎖する。か
くして、食肉エマルジョン６２がケーシング５６内に流
入し始めると、ケーシング５６が填充ホーン１８の外表
面３０に沿って前方へ摺動せしめられ、食肉エマルジョ
ン６２がケーシング５６内に填充されるにつれてケーシ
ングリボン５４が次々にらせん状に繰り出され、連続し
た筒状ケーシングを形成する。
ーシングリボン５４を填充ホーン１８の外表面３０の周
りに手で巻きつけ、ケーシングリボン５４の一部分を填
充ホーンの出口端２８を越えて前方へ突出させる必要が
ある。典型的な例では、このようにして巻きつけられた
らせん状ケーシング５６の外端を収束して閉鎖する。か
くして、食肉エマルジョン６２がケーシング５６内に流
入し始めると、ケーシング５６が填充ホーン１８の外表
面３０に沿って前方へ摺動せしめられ、食肉エマルジョ
ン６２がケーシング５６内に填充されるにつれてケーシ
ングリボン５４が次々にらせん状に繰り出され、連続し
た筒状ケーシングを形成する。
【００１２】これと併行して、液体ポンプ３４を任意の
適当な態様で駆動し、液状スモークのような液状物質を
導管３６、継手管３８、細長溝４２の入口端４４を経て
チューブ４６内に通し、溝４２の出口端４８から環状溝
５０へ流入させる。筒状に形成されたケーシング５６が
環状溝５０の上を被って摺動する際、ケーシング５６の
内表面５７が液体（液状スモークのような液状物質）で
満たされた環状溝５０を撫でつけるようにして横切り、
液体薄膜６４（図５）を受容する。
適当な態様で駆動し、液状スモークのような液状物質を
導管３６、継手管３８、細長溝４２の入口端４４を経て
チューブ４６内に通し、溝４２の出口端４８から環状溝
５０へ流入させる。筒状に形成されたケーシング５６が
環状溝５０の上を被って摺動する際、ケーシング５６の
内表面５７が液体（液状スモークのような液状物質）で
満たされた環状溝５０を撫でつけるようにして横切り、
液体薄膜６４（図５）を受容する。
【００１３】食肉エマルジョン６２は、エマルジョンポ
ンプ１６によって慣用の態様でポンプ送りされ、ポンプ
孔２４及び送給孔２２を通し、填充ホーン１８の入口端
２６へ圧入される。食肉エマルジョンは、填充ホーンの
出口端２８からケーシング５６内へ連続的に填充され、
ケーシング５６の閉鎖端を前方へ押圧する。エマルジョ
ンを填充され、填充ホーンの出口端２８から前方へ押進
められたケーシング５６は、リンク形成機構５８によっ
て把持され、連続的に長手方向外方へ引張られる。ケー
シング５６はエマルジョンを連続的に填充されるが、エ
マルジョンがケーシング５６の内表面５７に実際に接触
する前に、必ずケーシングの内表面５７には、液体薄膜
６４が塗布されている。
ンプ１６によって慣用の態様でポンプ送りされ、ポンプ
孔２４及び送給孔２２を通し、填充ホーン１８の入口端
２６へ圧入される。食肉エマルジョンは、填充ホーンの
出口端２８からケーシング５６内へ連続的に填充され、
ケーシング５６の閉鎖端を前方へ押圧する。エマルジョ
ンを填充され、填充ホーンの出口端２８から前方へ押進
められたケーシング５６は、リンク形成機構５８によっ
て把持され、連続的に長手方向外方へ引張られる。ケー
シング５６はエマルジョンを連続的に填充されるが、エ
マルジョンがケーシング５６の内表面５７に実際に接触
する前に、必ずケーシングの内表面５７には、液体薄膜
６４が塗布されている。
【００１４】
【発明の効果】上述した本発明の装置及び方法によれ
ば、液状スモークは、食肉エマルジョンの外表面に留ま
り、従来技術におけるように食肉エマルジョンに混ざる
ことがない。
ば、液状スモークは、食肉エマルジョンの外表面に留ま
り、従来技術におけるように食肉エマルジョンに混ざる
ことがない。
【００１５】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図１】図１は、本発明のソーセージ填充機の透視図で
ある。
ある。
【図２】図２は、図１の線２−２に沿ってみた拡大部分
平面図である。
平面図である。
【図３】図３は、図２の線３−３に沿ってみた食肉エマ
ルジョンポンプ及び填充ホーンの断面図である。
ルジョンポンプ及び填充ホーンの断面図である。
【図４】図４は、図３の線４−４に沿ってみた拡大断面
図である。
図である。
【図５】図５は、図３の線５−５で囲われた区域の拡大
断面図である。
断面図である。
【図６】図６は、図４の線６−６で囲われた区域の拡大
断面図である。
断面図である。
１０：食肉填充機 １６：食肉エマルジョンポンプ １８：填充ホーン ２２：エマルジョン送給孔 ２４：ポンプ孔 ２６：入口端 ２８：出口端 ３０：外表面 ３２：内表面 ３４：液体ポンプ ３６：導管 ３８：継手管 ４２：細長溝 ４６：チューブ ５０：環状溝 ５２：ケーシングリボン供給ユニット ５４：ケーシングリボン ５６：らせん状ケーシング ５７：内表面 ５８：リンク形成機構 ６２：食肉エマルジョン ６４：液体薄膜
Claims (7)
- 【請求項１】 食肉エマルジョンを出口端から押出す細
長い填充ホーンを有するソーセージ填充機上で製造され
るケーシング詰めソーセージのケーシング内に液体を導
入するための方法であって、 液体を前記填充ホーンの表面に塗布し、該填充ホーン上
に、該填充ホーンの外表面の直径とほぼ同じ直径の内表
面を有する閉じられたケーシングを被せ、該ケーシング
を填充ホーンの出口端に向けて、かつ、該出口端を越え
て移動させるとともにそれと併行して食肉エマルジョン
を該填充ホーンの出口端から該ケーシング内へ押出し、
それによって、食肉エマルジョンがケーシング内へ押出
される前に、前記液体がケーシングの内表面に塗布され
るようにすることを特徴とする方法。 - 【請求項２】 ケーシング材の細長いストリップを前記
填充ホーンの外表面にらせん状に巻きつけることによっ
て前記ケーシングを形成することを特徴とする請求項１
に記載の方法。 - 【請求項３】 前記液体を前記填充ホーンの外表面に塗
布する部位より上流の部位で前記ケーシングを該填充ホ
ーン上に形成することを特徴とする請求項１に記載の方
法。 - 【請求項４】 前記液体は、前記ケーシングが形成され
始める部位の上流に位置する入口から該ケーシングが漸
次形成されていく下流の部位に位置する出口にまで閉導
管を通して前記填充ホーン上へ送られることを特徴とす
る請求項３に記載の方法。 - 【請求項５】 前記液体は、前記ケーシングの全内表面
に接触するように前記填充ホーンの外表面の周りに塗布
されることを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項６】 閉じられたケーシングの内表面の直径と
ほぼ同じ直径の外表面を有し、入口端と出口端を有する
細長い填充ホーンと、該填充ホーンを通してその出口端
に向けて食肉エマルジョンを移送するために填充ホーン
の入口端に接続されたエマルジョンポンプと、液体を前
記填充ホーン上の閉じられたケーシングの内表面に塗布
するように液体を該填充ホーンの表面に塗布するための
第１手段と、該第１手段によって液体を塗布される填充
ホーンの外表面の部位の上流で該填充ホーン上に閉じら
れたケーシングを形成するための第２手段とから成るソ
ーセージ填充機。 - 【請求項７】ソーセージ填充機であって、閉じられたケ
ーシングの内表面の直径とほぼ同じ直径の外表面を有
し、入口端と出口端を有する細長い填充ホーンと、該填
充ホーンを通してその出口端に向けて食肉エマルジョン
を移送するために填充ホーンの入口端に接続されたエマ
ルジョンポンプと、該ソーセージ填充機に設けられてお
り、液体を前記填充ホーン上の閉じられたケーシングの
内表面に塗布するように、液体を該填充ホーンの表面に
塗布するための第１手段と、該ソーセージ填充機に設け
られており、該第１手段によって液体を塗布される填充
ホーンの外表面の部位の上流で該填充ホーン上に閉じら
れたケーシングを形成するための第２手段とから成り、
該第２手段は、ケーシング材の細長いストリップを前記
填充ホーンの外表面にらせん状に巻きつけることによっ
て前記ケーシングを形成するための手段であり、前記第
１手段は、前記ケーシングが形成され始める部位の上流
に位置する入口から該ケーシングが漸次形成されていく
下流の部位に位置する出口にまで延長した導管を含むも
のであるソーセージ填充機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/904,663 | 1992-06-26 | ||
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