JPH08132249A - ヘミング加工部の溶接方法及びその装置 - Google Patents

ヘミング加工部の溶接方法及びその装置

Info

Publication number
JPH08132249A
JPH08132249A JP6277390A JP27739094A JPH08132249A JP H08132249 A JPH08132249 A JP H08132249A JP 6277390 A JP6277390 A JP 6277390A JP 27739094 A JP27739094 A JP 27739094A JP H08132249 A JPH08132249 A JP H08132249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
folded
welding
electrode
back bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6277390A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamitsu Yamamoto
隆光 山本
Shigeji Kamiguchi
茂司 上口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP6277390A priority Critical patent/JPH08132249A/ja
Publication of JPH08132249A publication Critical patent/JPH08132249A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックバー側に位置するパネル部材に溶接の
影響を及ぼさないヘミング加工部の溶接方法及び装置。 【構成】 加圧電極(15)とともにヘミング加工部
(H)を挟持するバックバー(25)の加圧電極(1
5)に対向する位置に凹部(26)が形成されている。
凹部(26)の開口部(26a)は、ヘミング加工部
(H)に形成された略円錐形状の突起部(22)の底面
とほぼ同じか或いはこれより大きい。溶接作業を行うと
きは、バックバー(25)に形成された凹部(26)の
開口部(26a)の中心と前記突起部(22)の中心と
が一致するように、ヘミング加工部(H)をバックバー
(25)に載置し、加圧電極(15)とバックバー(2
5)とでヘミング加工部(H)を挟持し、インナパネル
(20)に当接させた第2電極と加圧電極(15)との
間に電流を流し、ヘミング加工部(H)を溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル溶接方法及び溶
接装置に関し、更に詳しくは、電極とバックバーとでパ
ネルを挟持して溶接を行うパネル溶接方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】パネル部材を接合する方法として、第1
のパネル部材の端(端縁)部分を折返して第2のパネル
部材の端をつつみ込ませる所謂ヘミング加工(処理)を
2枚のパネル部材の端部に施し、このヘミング加工を施
した部分(ヘミング加工部)で第1及び第2のパネル部
材をスポット溶接し、両パネル部材を接合する方法があ
る。この種の溶接方法にあっては、通常見栄えが要求さ
れる第1のパネル部材の外側に溶接痕を発生させないた
め、図3に示すように、第1のパネル部材30の折返し
部30aに所定の加圧力で当接させた加圧電極31と、
この加圧電極31から離れた位置で第2のパネル部材3
2に当接させた第2電極33との間に電流を流してヘミ
ング加工部Hの溶接を行う所謂インダイレクト方式と称
される溶接方法が採られている。このインダイレクト方
式の溶接方法にあっては、加圧電極31による加圧力を
受けるためのバックバー(バックプレート)34が、ヘ
ミング加工部Hを挟んで加圧電極31の反対側に配置さ
れ、前記加圧電極31とこのバックバー34とで、ヘミ
ング加工部Hを加圧・挟持しつつ溶接を行う。しかし、
このインダイレクト方式を採用した場合であっても、見
栄えが要求される第1パネル部材30のバックバー34
側の部分(面)即ち第1パネル部材30の本体部に、圧
痕変形が生じたり或いは熱変形歪等が発生し、これらの
変形或いは歪みを除去する仕上げ作業が必要になるとい
う問題があった。
【0003】この問題に対処するため、図4に示すよう
に、第1パネル部材40の折返し部40a及び第2パネ
ル部材42の端部42aに加圧電極41方向に突起する
突起部40b、42bをそれぞれ設け、この突起部40
b、42bに加圧電極41を押付けて溶接を行い、第1
パネル部材40のバックバー44側の部分(面)に溶接
の影響を及ぼさないようにする溶接方法が提案された。
その具体例が、特公昭57-39875号公報に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ヘミング加工部に形成
された突起部で溶接を行う上記公報に記載された溶接に
よれば、第1パネル部材40のバックバー44側部分
(バックバーに当接する部分)がバックバー44に向か
って凸状に変形する凸痕の発生を減少させることはでき
たが、このバックバー側部分が加圧電極41側に向って
凹状に変形する凹痕の発生は防止することはできなかっ
た。この凹痕についての考察の結果、凹痕の形状はバッ
クバー44の形状に影響されるということ、更に、その
発生原因が、加圧電極41とバックバー44とでヘミン
グ加工部Hを挟持して溶接を行う際に発生するバックバ
ー44と該バックバー44に当接する第1パネル部材4
0と間の局部当たりであることがわかった。この局部当
たりについて詳細に検討すると以下のようなことが判っ
た。ヘミング加工部で溶接を行う第1及び第2のパネル
部材は、曲面を有する板状部材であるため、溶接を施す
ヘミング加工部も曲面となる。従って、バックバーの表
面形状を予めヘミング加工部の曲面形状と完全に一致す
るように成形しておき、加圧電極とバックバーとでヘミ
ング加工部を挟持して溶接を行う際に、バックバーをヘ
ミング加工部と隙間無く当接させれば、ヘミング加工部
Hはバックバーに均一に押しつけられ、局部当たりは発
生せず、上記凸痕も発生しないはずである。しかし、両
者を隙間無く当接させるためには、溶接すべきパネル部
材のヘミング加工部をバックバーに対して極めて正確に
位置決めしなければならず、この両者間の正確な位置決
めは極め難しい。加えて、ヘミング加工部の曲面形状は
製品毎にばらつきがあるため、たとえ両者間の正確な位
置決めが可能であったとしても、バックバーとヘミング
加工部との間の隙間の発生は不可避となる。従って、バ
ックバーを隙間無くヘミング加工部に当接させて両者間
の局部当たりを回避し、凸痕の発生を防止することは事
実上不可能である。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、たとえバックバーとヘミング加工部とが隙間無く
当接しなかったとしても、バックバー側に位置するパネ
ル部材に凸痕を発生させずに、ヘミング加工部を溶接す
ることができる溶接方法及び溶接装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の第1の発明は、アウタパネルの本体部とアウ
タパネルの折返し縁部との間に、前記折返し端部に向か
って突起する突起部を有するインナパネルの端部を配置
することによって形成されたヘミング加工部を、アウタ
パネルの折返し縁部側に配置された電極とアウタパネル
本体側に配置されたバックバーとで挟持しつつインダイ
レクト方式で抵抗溶接する溶接方法において、前記ヘミ
ング加工部を、前記電極に対向する位置に凹部が形成さ
れたバックバーに載置し、且つ、前記突起部が、前記凹
部に対応するように、前記ヘミング加工部をバックバー
に対して位置決めし、前記電極とバックバーとでヘミン
グ加工部を挟持しつつ前記抵抗溶接を行う、ヘミング加
工部の溶接方法を提供する。更に、本願の第2の発明で
は、前記第1の発明を前提に、前記突起部が、前記イン
ナパネルを前記折返し縁部に向けて突出させて形成され
た円錐形状の突起部であり、前記バックバーの凹部が前
記円錐形の底面の直径とほぼ等しい直径の開口を有す
る、溶接方法を提供する。更に、本願の第3の発明で
は、前記第1の発明を前提に、前記突起部が、前記イン
ナパネルを前記折返し縁部に向けて突出させて形成され
た円錐形状の突起部であり、前記バックバーの凹部の上
端開口が前記円錐形の底面より10%乃至40%大きく
なっている、溶接方法を提供する。
【0007】更に、本願の第4の発明では、本体部の端
に折返し部が形成された第1パネルと、前記第1パネル
の折返し部と該折返し部に対向する本体部との間に端部
が配置され該端部に前記第1パネルの折返し部に向かっ
て突起する突起部が形成された第2パネルとを連結した
ヘミング加工部に加圧電極を押当てて第1及び第2パネ
ルをスポット溶接するヘミング加工部の溶接方法におい
て、前記ヘミング加工部を前記電極に対向する凹部が形
成されたバックバーに載置し、且つ、前記突起部が前記
凹部に対応するように前記ヘミング加工部をバックバー
に対し位置決めし、前記加圧電極と前記バックバーとで
ヘミング加工部を挟持しつつ溶接を行う、溶接方法を提
供する。更に、本願の第5の発明では、前記第4の発明
を前提に、前記突起部が、第2パネル部材を前記折返し
部に向けて突出させて形成された略円錐形状の突起部で
ある、溶接方法を提供する。更に、本願の第6の発明で
は、前記第5の発明を前提に、前記凹部が、前記円錐形
の底面の直径より10%乃至40%大きい直径の円形開
口を備える、溶接方法を提供する。
【0008】更に、本願の第7の発明では、前記第4乃
至第6の発明のいずれかを前提として、前記第1パネル
が自動車の車体構成部材のアウタパネルであり、前記第
2パネルが自動車の車体構成部材のインナパネルであ
る、溶接方法を提供する。更に、本願の第8の発明で
は、本体部の端部が折返されて折返し部が形成された第
1パネルと、前記第1パネルの本体部と折返し部との間
に端部が配置され前記第1パネルの折返し部に向かって
突起する突起部を有する第2パネルとを、前記折り返し
部に第1電極を押当て前記第2パネルに第2電極を当接
させることによって、第1及び第2のパネルを抵抗溶接
するパネル溶接装置において、前記第1パネルの折返し
部と第2パネルの端部と第1パネルの本体部とを前記第
1電極とともに挟持するバックバーの前記第1電極に対
向する位置に凹部を形成した、溶接装置を提供する。更
に、本願の第9の発明では、前記第8の発明を前提とし
て、前記凹部が、第2パネル部材を前記折返し部に向け
て突出させて形成された略円錐形状の突起部の底面の直
径より大きい直径の有する円形の開口を有する、溶接装
置を提供する。
【0009】
【作用及び効果】上記構成を有する本発明によれば、バ
ックバーの加圧電極に対向する位置に凹部が形成されて
いるので、加圧電極によってヘミング加工部に加えられ
る力は、凹部の周辺領域で分散して受け止められること
になる。従って、加圧電極に対向する位置で、バックバ
ーとこれに当接するアウタパネル本体部との間で局部当
たりが発生したとしても、この局部当たりに起因して凸
痕が発生することがない。又、凹部の直径が突起部の底
面の直径とほぼ等しいか或いはこれより大きいので、加
圧電極により折返し部に加えられた加圧力は、インナパ
ネル或いは第2パネルの突起部を経て、凹部の周辺領域
に分散して伝えられる。従って、溶接すべき折返し部と
突起部との間の適切な当接状態を維持しながら、バック
バーからアウタパネル本体部に伝わる力をバックバーの
凹部の周辺に分散させ、局所当たりに起因する凸痕の発
生を防止できる。
【0010】
【実施例】次に、図面に従って本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明による溶接の1実施例を概略
的に示すものである。溶接するパネル部材は、自動車の
リッド類或いはドア類等のアウタパネル10とインナパ
ネル20である。図1から明らかなように、アウタパネ
ル10の本体部11の縁部には、インナパネル20の端
部を包み込むように折り返された折返し部12が形成さ
れている。即ち、インナパネル20はヘミング加工が施
されたヘミング加工部Hでアウタパネル10と連結され
る。更に、前記ヘミング加工部Hに配置されるインナパ
ネル20の端部21には、前記折返し部12に向かって
突起する突起部22が形成されている。この突起部22
は、インナパネル20の端部21を屈曲させて突出させ
たことによって形成され、略円錐形状を有する。本実施
例は、上記のようにして連結されたアウタパネル10と
インナパネル20のヘミング加工部Hの溶接に関する。
より具体的には、図示しない溶接ガンに支持されアウタ
パネル10の折返し部12側に配置された加圧電極15
を所定の加圧力で該折返し部12に押付けながら、ヘミ
ング加工部Hをスポット溶接する。即ち、ヘミング加工
部Hを、加圧電極15と、アウタパネル10の本体部1
2側に配置されたバックバー25とで挟持しつつ、溶接
用トランスによって前記加圧電極15とヘミング加工部
Hから離れた位置でインナパネル20に接続された第2
電極16との間に電流を流し、スポット溶接を行う。
【0011】図3は、上方にバックバー25とバックバ
ー25に載置されたヘミング加工部Hの縦断面を示し、
下方にバックバー25の平面図を示す。この図3から明
らかなように、加圧電極15とともにヘミング加工部H
を挟持するバックバー25には、凹部26が設けられて
いる。この凹部26は略円筒形状を有し、加圧電極15
に対向する位置に設けられている。より詳しくは、凹部
26は略円形の開口端(上端開口)26aを備え、該開
口端26aの中心は、加圧電極15の中心軸線の延長線
上に位置している。又、この開口端26aの直径Dは、
溶接するヘミング加工部Hに形成された略円錐形の突起
部の底面の直径dとほぼ等しいかこれより若干大きく設
定される。本実施例では、突起部の底面の直径dを約5
mmに設定し、凹部26の略円形の開口端26a即ち上端
部分の直径Dを5.5 乃至7 mm程度に設定している。従っ
て、本実施例では、凹部26の開口端の直径Dが突起部
の底面の直径dに対して10%乃至40%大きく設定さ
れていることになる。又、アウタパネル10の本体部1
1が、バックバー25と当接するワーク当たり面の長さ
はLは、加圧電極による加圧力を分散させるために、所
定長さ以上は必要である。本実施例では最低約10mmは必
要であり、実際には約12mmとしている。又、バックバー
25の凹部26の深さは、特に限定されないが、ヘミン
グ加工部Hが凹部26でバックバー25と当接しないこ
とが必要である。
【0012】次に、このように構成されたバックバー2
5を使用したヘミング加工部Hの溶接工程を説明する。
先ず、アウタパネル10の本体部11がバックバー25
と当接するようにして、ヘミング加工部Hをバックバー
25上に位置決めする。この際、インナパネル20に形
成された略円錐状の突起部22の底面の中心と、バック
バー25に形成された凹部26の中心とが一致するよう
にする(図3)。次いで、図示しない溶接ガンに取付け
られた加圧電極15を所定の加圧力でアウタパネル10
の折返し部12に押しつけ、ヘミング加工部Hを該加圧
電極15とバックバー25とで挟持する。次に、溶接用
トランスによって、加圧電極15と、ヘミング加工部H
から離れた位置でインナパネル20に接続された第2電
極16との間に電流を流し、所謂インダイレクト方式の
抵抗溶接を行う。尚、溶接時の電流量、通電時間、加圧
電極の加圧力等は、溶接するパネルの厚さ、材質等の諸
条件に従って適宜変更される。上記実施例によれば、加
圧電極15によってヘミング加工部Hに加えられた力
は、バックバー25の凹部26周辺領域に分散して受止
められる。従って、加圧電極15に対向する位置で、バ
ックバー25とこれに当接するアウタパネル11との間
で局部当たりが発生したとしても、この局部当たりに起
因して凸痕が発生することがない。又、溶接すべき折返
し部12と突起部22との間の適切な当接状態を維持し
ながら、局所当たりに起因する凸痕の発生を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の溶接を示す概略図である。
【図2】本発明の1実施例の溶接に用いられるバックバ
ーとその上に位置決めされたヘミング加工部とを示す縦
断面図を上部に示し、前記バックバーの平面図を下部に
示す。
【図3】ヘミング加工部のインダイレクト方式による溶
接を示す概略図である。
【図4】突起部が形成されたヘミング加工部のインダイ
レクト方式による溶接を示す概略図である。
【符号の説明】
10 アウタパネル 11 本体部 12 折返し部 15 加圧電極 16 第2電極 20 インナパネル 22 突起部 25 バックバー 26 凹部 26a 開口端 H ヘミング加工部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタパネルの本体部とアウタパネルの
    折返し縁部との間に、前記折返し端部に向かって突起す
    る突起部を有するインナパネルの端部を配置することに
    よって形成されたヘミング加工部を、アウタパネルの折
    返し縁部側に配置された電極とアウタパネル本体側に配
    置されたバックバーとで挟持しつつインダイレクト方式
    で抵抗溶接する溶接方法において、 前記ヘミング加工部を、前記電極に対向する位置に凹部
    が形成されたバックバーに載置し、且つ、前記突起部
    が、前記凹部に対応するように、前記ヘミング加工部を
    バックバーに対して位置決めし、 前記電極とバックバーとでヘミング加工部を挟持しつつ
    前記抵抗溶接を行う、ことを特徴とするヘミング加工部
    の溶接方法。
  2. 【請求項2】 前記突起部が、前記インナパネルを前記
    折返し縁部に向けて突出させて形成された円錐形状の突
    起部であり、前記バックバーの凹部が前記円錐形の底面
    の直径とほぼ等しい直径の開口を有する、ことを特徴と
    する請求項1に記載の溶接方法。
  3. 【請求項3】 前記突起部が、前記インナパネルを前記
    折返し縁部に向けて突出させて形成された円錐形状の突
    起部であり、前記バックバーの凹部の上端開口が前記円
    錐形の底面より10%乃至40%大きくなっている、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の溶接方法。
  4. 【請求項4】 本体部の端に折返し部が形成された第1
    パネルと、前記第1パネルの折返し部と該折返し部に対
    向する本体部との間に端部が配置され該端部に前記第1
    パネルの折返し部に向かって突起する突起部が形成され
    た第2パネルとを連結したヘミング加工部に加圧電極を
    押当てて第1及び第2パネルをスポット溶接するヘミン
    グ加工部の溶接方法において、 前記ヘミング加工部を前記電極に対向する凹部が形成さ
    れたバックバーに載置し、且つ、前記突起部が前記凹部
    に対応するように前記ヘミング加工部をバックバーに対
    し位置決めし、 前記加圧電極と前記バックバーとでヘミング加工部を挟
    持しつつ溶接を行う、ことを特徴とする溶接方法。
  5. 【請求項5】 前記突起部は、第2パネル部材を前記折
    返し部に向けて突出させて形成された略円錐形状の突起
    部である、ことを特徴とする請求項4に記載の溶接方
    法。
  6. 【請求項6】 前記凹部が、前記円錐形の底面の直径よ
    り10%乃至40%大きい直径の円形開口を備える、こ
    とを特徴とする請求項5に記載の溶接方法。
  7. 【請求項7】 前記第1パネルが自動車の車体構成部材
    のアウタパネルであり、前記第2パネルが自動車の車体
    構成部材のインナパネルである、ことを特徴とする請求
    項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の溶接方法。
  8. 【請求項8】 本体部の端部が折返されて折返し部が形
    成された第1パネルと、前記第1パネルの本体部と折返
    し部との間に端部が配置され前記第1パネルの折返し部
    に向かって突起する突起部を有する第2パネルとを、前
    記折り返し部に第1電極を押当て前記第2パネルに第2
    電極を当接させることによって、第1及び第2のパネル
    を抵抗溶接するパネル溶接装置において、 前記第1パネルの折返し部と第2パネルの端部と第1パ
    ネルの本体部とを前記第1電極とともに挟持するバック
    バーの前記第1電極に対向する位置に凹部を形成した、
    ことを特徴とする溶接装置。
  9. 【請求項9】 前記凹部が、第2パネル部材を前記折返
    し部に向けて突出させて形成された略円錐形状の突起部
    の底面の直径より大きい直径の有する円形の開口を有す
    る、ことを特徴とする請求項8に記載の溶接装置。
JP6277390A 1994-11-11 1994-11-11 ヘミング加工部の溶接方法及びその装置 Pending JPH08132249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6277390A JPH08132249A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 ヘミング加工部の溶接方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6277390A JPH08132249A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 ヘミング加工部の溶接方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08132249A true JPH08132249A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17582874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6277390A Pending JPH08132249A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 ヘミング加工部の溶接方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08132249A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229697A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Honda Motor Co Ltd ヘミング加工方法及びパネルアセンブリ製造方法
JP4536974B2 (ja) * 1999-06-09 2010-09-01 三洋機工株式会社 金属板材のヘミング構造
JP2011177761A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Mazda Motor Corp インダレクトスポット溶接方法及びその溶接装置
KR20160076098A (ko) * 2014-12-22 2016-06-30 현대자동차주식회사 프로젝션 다타점 용접 방법 및 이를 이용한 차체부품 로딩 동시 접합 시스템
KR101980553B1 (ko) * 2017-12-22 2019-05-21 주식회사 성우하이텍 패널 헤밍 구조 및 방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4536974B2 (ja) * 1999-06-09 2010-09-01 三洋機工株式会社 金属板材のヘミング構造
JP2008229697A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Honda Motor Co Ltd ヘミング加工方法及びパネルアセンブリ製造方法
JP2011177761A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Mazda Motor Corp インダレクトスポット溶接方法及びその溶接装置
KR20160076098A (ko) * 2014-12-22 2016-06-30 현대자동차주식회사 프로젝션 다타점 용접 방법 및 이를 이용한 차체부품 로딩 동시 접합 시스템
US10471534B2 (en) 2014-12-22 2019-11-12 Hyundai Motor Company Multi point projection welding method and loading-welding system for car-body assembly using the same
US11471971B2 (en) 2014-12-22 2022-10-18 Hyundai Motor Company Multi point projection welding method and loading-welding system for car-body assembly using the same
US11925995B2 (en) 2014-12-22 2024-03-12 Hyundai Motor Company Multi point projection welding method and loading-welding system for car-body assembly using the same
KR101980553B1 (ko) * 2017-12-22 2019-05-21 주식회사 성우하이텍 패널 헤밍 구조 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170080525A1 (en) Method for laser-welding metal plate laminates and method for manufacturing vehicle door frame using the same
US9993892B2 (en) Welding method and apparatus
JPH08132249A (ja) ヘミング加工部の溶接方法及びその装置
KR920005428B1 (ko) 차체조립방법
JPH08168886A (ja) インダイレクト式抵抗スポット溶接装置
JPH081341A (ja) 鋼板へのスタッド溶接方法
JPS63132782A (ja) 積層鋼板へのスタツドボルト溶接方法
JP4415729B2 (ja) プレス成形方法およびプレス成形装置
JPH0655275A (ja) 抵抗溶接方法
JP3614918B2 (ja) ヘミング結合部の溶接方法
JP3838335B2 (ja) 2部材の接合方法
JPH07178584A (ja) 重ね継手溶接方法
JPH0683908B2 (ja) 可搬型レーザー溶接ガン
JPS6356366A (ja) 重ね合せ溶接方法
JPS62161486A (ja) 板金部品の溶接方法
JPH09262776A (ja) 板片の折り曲げテスト用クランプ
JP2002113526A (ja) ヘミング加工金型の試作用治具
JPH0726069U (ja) プラズマ溶接装置とこの溶接装置により溶接される被溶接部の構造
JPH11197763A (ja) ヘミング構造およびヘミング装置
JP2020066022A (ja) ヘミング仕上げ用パンチ及びヘミング仕上げ加工方法
KR100384172B1 (ko) 애프터 헤밍 가용접부 구조
JPS60141372A (ja) 積層板へのスタッド溶接方法
JPH05318133A (ja) スポット溶接装置
JPH04294874A (ja) 板金部材のスポット溶接装置及びそのスポット溶接方法
JPH05293644A (ja) ブランク材の溶接方法