JPH08130883A - 系統連系システム - Google Patents

系統連系システム

Info

Publication number
JPH08130883A
JPH08130883A JP6269621A JP26962194A JPH08130883A JP H08130883 A JPH08130883 A JP H08130883A JP 6269621 A JP6269621 A JP 6269621A JP 26962194 A JP26962194 A JP 26962194A JP H08130883 A JPH08130883 A JP H08130883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
interconnection
command signal
inverter
grid interconnection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6269621A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Makino
正寛 牧野
Hitoo Togashi
仁夫 富樫
Keiji Kishimoto
圭司 岸本
Masahiro Maekawa
正弘 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6269621A priority Critical patent/JPH08130883A/ja
Publication of JPH08130883A publication Critical patent/JPH08130883A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 復旧不可能な系統連系用リレーなどの異常発
生時には不要な継電動作を続行させず、即座にシステム
を停止させ、異常箇所の早期補修を可能とする。 【構成】 インバータ回路2の運転条件が整っている場
合に系統連系用リレー7へ連系指令信号を送出してその
接点を閉成状態とすると共に、系統連系用リレー7の接
点状態を検出し、その接点が前記連系指令信号の送出に
拘わらず開放状態の場合に所定時間経過後に再度系統連
系用リレー7へ連系指令信号を送出する保護継電制御回
路9を備え、前記保護継電制御回路9は、系統連系用リ
レー7への複数回の連系指令信号の送出に拘わらず、系
統連系用リレー7の接点が開放状態である場合にはイン
バータ回路2を起動させないことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池などの直流電
源が接続されたインバータを商用電力系統に連系した系
統連系システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽電池などの数kWの比較的小
容量の直流電源と、その出力を交流に変換するインバー
タとを備えた分散電源設備を商用電力系統に連系し、家
電製品等の負荷に給電する系統連系システムが提案され
ている。
【0003】図3は、従来の系統連系システムの概略構
成図である。図において、31は直流電源であり、太陽光
のエネルギーを直流電圧に変換する太陽電池、32はその
太陽電池31から出力される直流電力を交流に変換するた
めのインバータであり、直流電源31からの直流出力は、
インバータ32によって交流に変換された上、絶縁トラン
ス33、ブレーカ34を経て負荷35及び商用電力系統36に供
給される。
【0004】絶縁トランス33とブレーカ34との間には、
系統連系用リレー37が介挿されており、インバータ32の
運転条件が整った状態で、リレー37が閉じられて連系運
転が開始されることになる。
【0005】上記ブレーカ34及びリレー37は、保護継電
制御回路38によって制御されている。この保護継電制御
回路38は、直流電源31の出力電圧、インバータ32の出力
電流及び商用電力系統36の系統電圧などを常時監視して
おり、電圧に過不足が生じたり過電流が発生した場合
に、異常状態と判断してリレー37及びブレーカ34を開き
インバータ32を解列させている。その後、その異常原因
を解消させた上で、手動操作によりブレーカ34が閉じら
れると、自動的にリレー37が閉じて所定時間経過後にイ
ンバータ32が起動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記システムでは、イ
ンバータ32の待機状態時に、直流電源31の出力電圧が所
定値以上となり、且つ商用電力系統36が正常状態である
場合にはインバータ32の運転条件が整っていると判断し
て、保護継電制御回路38からリレー37へ連系指令信号を
送出し、その接点を閉じて商用電力系統36との並列運転
を行っている。
【0007】そして、従来の保護継電制御回路38では、
接触不良などのリレー37の一時的な故障により、リレー
37への連系指令信号の送出に拘わらず、リレー37の接点
が開放状態となる場合を考慮して、所定時間経過後に再
度リレー37へ連系指令信号を送出する構成となってい
る。
【0008】このため、復旧不可能なリレー37の故障
や、リレー37の接点状態を検出する信号線の断線などが
発生した場合には、リレー37への連系指令信号の送出を
何度も繰り返すことになり、使用者がその異常に気付く
まで不要な継電動作が行われると共に、早期に異常箇所
の補修をすることができなかった。
【0009】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
であって、復旧不可能な系統連系用リレーなどの異常発
生時には不要な継電動作を続行させず、即座にシステム
を停止させ、異常箇所の早期補修を可能とした系統連系
システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、系統連系シス
テムにおいて、インバータ回路の運転条件が整っている
場合に系統連系用リレーへ連系指令信号を送出してその
接点を閉成状態とすると共に、系統連系用リレーの接点
状態を検出し、その接点が前記連系指令信号の送出に拘
わらず、開放状態の場合に所定時間経過後に再度系統連
系用リレーへ連系指令信号を送出する保護継電制御回路
を備え、前記保護継電制御回路は、系統連系用リレーへ
の複数回の連系指令信号の送出に拘わらず、系統連系用
リレーの接点が開放状態である場合にはインバータ回路
を起動させないものである。
【0011】また、保護継電制御回路は、直流電源の出
力電圧が一定電圧値以上となった場合または商用電力系
統との連系点電圧が一定範囲内となった場合に、インバ
ータ回路の運転条件が整っていると判断して、系統連系
用リレーに連系指令信号を送出する構成にしてもよい。
【0012】更に、系統連系用リレーと商用電力系統と
の間にブレーカを設け、系統連系用リレーへの複数回の
連系指令信号の送出に拘わらず、系統連系用リレーの接
点が開放状態である場合に、ブレーカへ解列指令信号を
送出してその接点を開放させる構成にしてもよい。
【0013】
【作用】本発明によれば、復旧不可能な系統連系用リレ
ーの異常発生によって、系統連系用リレーへの複数回の
連系指令信号の送出に拘わらず、系統連系用リレーの接
点が開放状態である場合には、保護継電制御回路による
継電動作を終了させ、即座にシステムを停止させる。
【0014】また、インバータ回路と商用電力系統との
連系を系統連系用リレー及びブレーカを介して行わせ、
系統連系用リレーへの複数回の連系指令信号の送出に拘
わらず、系統連系用リレーの接点が開放状態である場合
に、インバータ回路の停止に加えて、ブレーカへ解列指
令信号を送出して、その接点を開放させているので、商
用電力系統に対する保護が確実に行われる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の系統連系システムをその一実
施例を示す図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発
明を適用させた太陽電池を用いた系統連系システムの概
略構成図である。
【0016】同図において、系統連系システムは、太陽
光のエネルギーを直流電力に変換する太陽電池1(本実
施例では、最適動作電圧200V,最適動作電力3kW)
から構成される直流電源1と、直流電源1の直流出力を
交流出力に電力変換して所定交流電圧を供給するインバ
ータ回路2を中心に構成されており、商用電力系統3と
連系して配電線に接続された各種家電製品などの負荷4
に対して電力を供給している。
【0017】インバータ回路2は、ブリッジ接続された
複数のスイッチング素子から構成され、このインバータ
回路2には、後述の各種処理を行うインバータ制御部5
からパルス幅変調されたスイッチング制御信号が与えら
れる。インバータ制御部5はマイクロコンピュータから
構成されている。
【0018】インバータ回路2と商用電力系統3との間
には、インバータ回路2の出力側から順に巻線比1:1
の絶縁トランス6、系統保護のための系統連系用リレー
(以下、リレーと略記する)7及びブレーカ8が設けら
れており、その接点を開閉して商用電力系統3に対して
連系或るいは解列する。
【0019】ここで、リレー7は保護継電制御回路9か
らの制御信号の入力によりその接点の開閉状態が制御可
能な構成となっており、一方、ブレーカ8は保護継電制
御回路9からの制御信号の入力によりその接点が開放状
態に制御されるが、閉じる場合には手動操作によっての
み可能な構成となっている。
【0020】次に、保護継電制御回路9及びインバータ
制御部5について説明する。保護継電制御回路9はマイ
クロコンピュータから構成されており、太陽電池1の出
力電圧を検出するアイソレーションアンプからなる第1
電圧検出手段10による検出値と、商用電力系統3との連
系点電圧を検出する変圧器(PT)からなる第2電圧検
出手段11による検出値と、インバータ回路2の出力電流
を検出する変流器(CT)からなるインバータ電流検出
手段12による検出値が入力され、それらの検出値に基づ
いて、後述するように、インバータ制御部5への起動信
号、停止信号の送出と、リレー7への連系指令信号及び
リレー7及びブレーカ8への解列指令信号の送出を行っ
ている。
【0021】具体的には、保護継電制御回路9は、第1
電圧検出手段10により太陽電池1の出力電圧を検出し、
インバータ回路2のインバータ動作停止中に太陽電池1
の出力電圧が商用電力系統3に連系可能となる所定値
(本実施例では190Vに設定)以上になり、且つ第2電
圧検出手段11により検出される商用電力系統3の出力電
圧が運用規定における適正範囲(81〜114V)内である
場合には、インバータ制御部5に起動信号を送出すると
共に、リレー7に連系指令信号を送出する。一方、イン
バータ回路2のインバータ動作中に太陽電池1の出力電
圧が商用電力系統3との連系運転ができない所定値(本
実施例では160Vに設定)以下になった場合には、太陽
電池1の出力低下によるインバータ回路2の待機状態で
あると判断して、インバータ制御部5に停止信号を送出
すると共に、リレー7に解列指令信号を送出する。
【0022】また、保護継電制御回路9は、第2電圧検
出手段11により商用電力系統3との連系点電圧を検出
し、連系点電圧が商用電力系統の運用規定における上記
適正範囲外となった場合には、商用電力系統3の過電圧
異常または不足電圧異常発生によるインバータ回路2の
待機状態であると判断して、インバータ制御部5に停止
信号を送出すると共に、リレー7に解列指令信号を送出
する。
【0023】更に、保護継電制御回路9は、インバータ
電流検出手段12によりインバータ回路2の出力電流を検
出し、インバータ回路2のスイッチング素子の故障など
によってインバータ回路2から過電流(本実施例では45
A以上)が発生していることを検知した場合には、イン
バータ回路2の故障状態であると判断して、インバータ
制御部5に停止信号を送出すると共に、リレー7及びブ
レーカ8に解列指令信号を送出する。
【0024】以上のように、保護継電制御回路9ではイ
ンバータ回路2の運転条件が整っているかどうかを検出
し、インバータ回路2の待機状態であると判断された場
合にはインバータ制御部5に停止信号を送出すると共
に、リレー7に解列指令信号を送出し、インバータ回路
2の故障状態であると判断された場合にはインバータ制
御部5に停止信号を送出すると共に、リレー7及びブレ
ーカ8に解列指令信号を送出している。一方、インバー
タ回路2の連系可能状態であると判断された場合にはイ
ンバータ制御部5に起動信号を送出すると共に、リレー
7に連系指令信号を送出している。
【0025】上記動作に加えて保護継電制御回路9で
は、リレー7の接点状態を監視し、リレー7への連系指
令信号の送出に拘わらず、リレー7の接点が開放状態で
ある場合には、所定時間経過後に再度リレー7へ連系指
令信号を送出すると共に、系統連系用リレー7へ連系指
令信号を所定回数(本実施例では3回)以上送出してい
るにも拘わらず、系統連系用リレー7の接点が開放状態
である場合には、系統連系用リレー7への連系指令信号
の送出を終了させ、ブレーカ8に解列指令信号を送出す
ると共に、システム本体に設けられた表示部(図示せ
ず)にリレー故障の旨の表示を行わせる。これにより、
系統連系用リレー7の故障や、リレー37の接点状態を検
出する信号線の断線などが発生し、復旧不可能な異常状
態となった場合には、不要な継電動作を終了させ、即座
にシステムを停止させる。
【0026】一方、インバータ制御部5は、第1電圧検
出手段10により検出される太陽電池1の出力電圧が、太
陽電池1から最大電力が引き出される最適動作点の電圧
値Vrefとなり、かつ商用電力系統3との連系点電圧の
基本周波数成分と同期させた電流がインバータ回路2か
ら出力するように、パルス幅変調されたスイッチング制
御信号をインバータ回路2に与えている。従って、イン
バータ回路2と商用電力系統3との連系運転時には、商
用周波数で運転力率が1になり、且つ太陽電池1から最
大電力を引き出すようにインバータ回路2の出力電流が
制御される。
【0027】具体的には、第1電圧検出手段10により検
出された太陽電池1の出力電圧と、予め設定された最適
動作点電圧Vrefとの差は差動増幅器13によって誤差信
号として増幅され、その誤差信号を乗算器14の一方の入
力信号としている。
【0028】そして、第2電圧検出手段11により検出さ
れた連系点電圧の基本周波数成分をバンドパスフィルタ
15によって抽出し、その抽出された連系点電圧の基本周
波数成分が乗算器14の他方の入力信号として入力されて
いる。
【0029】乗算器14では、差動増幅器13からの誤差信
号とバンドパスフィルタ15からの基本周波数成分信号と
の乗算を行って、インバータ電流の電流指令値を生成し
ている。従って、この電流指令値は商用電力系統3との
連系運転時には、系統電圧波形に同期し、太陽電池1の
出力電圧を最適動作点電圧Vrefに制御する値となる。
【0030】そして、乗算器14からの電流指令値と、変
流器(CT)からなるインバータ電流検出手段12により
検出されたインバータ回路2のインバ−タ電流との差を
エラーアンプ16によって増幅し、電流誤差信号としてイ
ンバータ制御部5に入力している。
【0031】インバータ制御部5では、エラーアンプ16
からの電流誤差信号と、20kHz程度の基準三角波信号と
を比較して、エラーアンプ16からの電流誤差信号が零に
なるようにインバータ回路2のスイッチング素子にスイ
ッチング信号を供給してインバータ回路2をPWM(パ
ルス幅変調)制御すると共に、保護継電制御回路9から
の起動信号または停止信号の入力に従い、インバータ回
路2のインバータ動作を起動または停止させている。
【0032】次に、上記の様に構成された系統連系シス
テムにおける商用電力系統3へのインバータ回路2の連
系および解列処理について説明する。先ず、インバータ
回路2によるインバータ動作が停止中かどうかを判断し
(S1)、YESの場合には次のステップS3に進み、
NOの場合にはステップS5に進む。
【0033】ステップS3では、インバータ回路2の起
動開始に先立ち、保護継電制御回路9において、太陽電
池1の出力電圧が連系運転可能な必要最低電圧値190V
以上に達したかどうかを監視し、太陽電池1の出力電圧
が190V以上に達し、且つ商用電力系統3が正常状態で
あると判断された場合には、リレー7に連系指令信号を
送出して、ステップS7に進む。
【0034】そしてステップS7では、保護継電制御回
路9においてリレー7からの接点状態信号を読み込み、
接点状態が閉成状態か否かを検出している。そして、接
点が閉成状態の場合にはステップS9に進み、開放状態
の場合にはステップS11に進む。
【0035】ステップS9では、インバータ制御部5へ
起動信号を送出して、インバータ回路2の並列運転を開
始させてステップS1に戻る。インバータ制御部5で
は、この起動信号の入力に従いインバータ回路2のイン
バータ動作を開始させ、システムを連系運転状態に移行
させる。
【0036】ステップS11では、連系指令信号の送出を
連続して3回行ったかどうか判断し、YESの場合には
ステップS13に進み、NOの場合にはステップS15に進
む。ステップS13では、リレー7の異常状態であると判
断し、ブレーカ8に解列指令信号を送出してブレーカ8
の接点を開放状態とすると共に、システム本体に設けら
れた表示部にリレー異常の表示を行わせてステップS1
に戻る。
【0037】ステップS15では、10秒間カウントした
後ステップS3に戻る。一方、ステップS1でNOと判
断され、ステップS5に進んだ場合には、保護継電制御
回路9において故障状態が検出されたかどうかを判断
し、YESの場合にはステップS17に進む。
【0038】ステップS17では、保護継電制御回路9か
らリレー7及びブレーカ8へ解列指令信号を送出すると
共に、インバータ制御部5へ停止信号を送出してステッ
プS1に戻る。
【0039】また、ステップS5でNOと判断された場
合にはステップS19に進み、保護継電制御回路9におい
て待機状態が検出されたかどうか判断し、YESの場合
にはステップS21に進み、NOの場合にはステップS1
に戻る。
【0040】ステップS21では、保護継電制御回路9か
らリレー7へ解列指令信号を送出すると共に、インバー
タ制御部5へ停止信号を送出してステップS1に戻る。
以上の処理を行わせることにより、リレー7がその異常
により復旧不可能な状態となった場合には、インバータ
回路2の起動時に不要な継電動作を続行させず、即座に
システムを停止させて異常発生の報知が行われることに
なる。
【0041】尚、上記実施例ではインバータ制御部5と
保護継電制御回路9を別個に構成した場合について説明
したが、一つのマイクロコンピュータにより構成しても
よい。
【0042】また、直流電源1の出力電圧及び商用電力
系統3の系統電圧の異常を検出してインバータ回路2の
待機状態であると判断しているが、この他に商用電力系
統3との連系点での周波数の低下または上昇を検出して
インバータ回路2の待機状態であると判断してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、復旧不
可能な系統連系用リレーの異常発生によって、系統連系
用リレーへの複数回の連系指令信号の送出に拘わらず、
系統連系用リレーの接点が開放状態である場合には、保
護継電制御回路による継電動作を終了させて即座にシス
テムを停止させるので、インバータ回路の起動時に不要
な継電動作が続行されず、異常箇所の早期補修を可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の系統連系システムの概略構成図であ
る。
【図2】本発明の系統連系システムの処理動作内容を説
明するフローチャートである。
【図3】従来の系統連系システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1、31 太陽電池(直流電源) 2 インバータ回路 3、36 商用電力系統 4、35 負荷 5 インバータ制御部 6、33 絶縁トランス 7、37 系統連系用リレー 8、34 ブレーカ 9 保護継電制御回路 10 第1電圧検出手段 11 インバータ電流検出手段 12 第2電圧検出手段 13 差動増幅器 14 乗算手段 15 バンドパスフィルタ 16 エラーアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 3/06 H02J 3/06 9470−5G 3/38 Q 9470−5G R 9470−5G (72)発明者 前川 正弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源から発生する直流電力を交流電力
    に変換するインバータ回路を系統連系用リレーを介して
    商用電力系統に連系し、負荷に電力を供給する系統連系
    システムにおいて、 インバータ回路の運転条件が整っている場合に系統連系
    用リレーへ連系指令信号を送出してその接点を閉成状態
    とすると共に、系統連系用リレーの接点状態を検出し、
    その接点が前記連系指令信号の送出に拘わらず、開放状
    態の場合に所定時間経過後に再度系統連系用リレーへ連
    系指令信号を送出する保護継電制御回路を備え、 前記保護継電制御回路は、系統連系用リレーへの複数回
    の連系指令信号の送出に拘わらず、系統連系用リレーの
    接点が開放状態である場合にはインバータ回路を起動さ
    せないことを特徴とする系統連系システム。
  2. 【請求項2】前記保護継電制御回路は、直流電源の出力
    電圧が一定電圧値以上となった場合または商用電力系統
    との連系点電圧が一定範囲内となった場合に、インバー
    タ回路の運転条件が整っていると判断して、系統連系用
    リレーに連系指令信号を送出することを特徴とする請求
    項1記載の系統連系システム。
  3. 【請求項3】系統連系用リレーと商用電力系統との間に
    ブレーカが設けられており、 前記保護継電制御回路は、系統連系用リレーへの複数回
    の連系指令信号の送出に拘わらず、系統連系用リレーの
    接点が開放状態である場合に、前記ブレーカへ解列指令
    信号を送出して、該ブレーカの接点を開放させることを
    特徴とする請求項1または2記載の系統連系システム。
JP6269621A 1994-11-02 1994-11-02 系統連系システム Pending JPH08130883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6269621A JPH08130883A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 系統連系システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6269621A JPH08130883A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 系統連系システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08130883A true JPH08130883A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17474906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6269621A Pending JPH08130883A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 系統連系システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08130883A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009078075A1 (ja) * 2007-12-14 2009-06-25 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 風力発電装置
JP2010213565A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Sma Solar Technology Ag 三相グリッドへ電力を供給するための電力発生システム及びインバータ
JP2013251981A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Mitsubishi Electric Corp パワーコンディショナ
JP2014131481A (ja) * 2012-01-27 2014-07-10 Mitsubishi Electric Corp 監視装置、電力切替方法及びプログラム
JP6188989B1 (ja) * 2016-10-31 2017-08-30 三菱電機株式会社 集中電圧制御装置および集中電圧制御システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009078075A1 (ja) * 2007-12-14 2009-06-25 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 風力発電装置
JP4801779B2 (ja) * 2007-12-14 2011-10-26 三菱重工業株式会社 風力発電装置
US8222758B2 (en) 2007-12-14 2012-07-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wind turbine generator
JP2010213565A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Sma Solar Technology Ag 三相グリッドへ電力を供給するための電力発生システム及びインバータ
US8779630B2 (en) 2009-03-09 2014-07-15 Sma Solar Technology Ag Power generation system and inverter for feeding power into a three-phase grid
JP2014131481A (ja) * 2012-01-27 2014-07-10 Mitsubishi Electric Corp 監視装置、電力切替方法及びプログラム
JP2013251981A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Mitsubishi Electric Corp パワーコンディショナ
JP6188989B1 (ja) * 2016-10-31 2017-08-30 三菱電機株式会社 集中電圧制御装置および集中電圧制御システム
US11237535B2 (en) 2016-10-31 2022-02-01 Mitsubishi Electric Corporation Centralized voltage controller and centralized voltage control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0199446A (ja) バックアップ保護スイッチ
JP3293433B2 (ja) パワーコンディショナおよび分散型電源システム
JPH1023673A (ja) パワーコンディショナおよび分散型電源システム
JPH08191573A (ja) 太陽光発電装置
JP3609509B2 (ja) 太陽光発電装置
JPH08130883A (ja) 系統連系システム
JP3499942B2 (ja) 太陽光発電装置
JP2014220152A (ja) 発電装置
JP2001238464A (ja) 系統連系インバータ
JPH09318688A (ja) 系統連系システム
JP2000287382A (ja) 蓄電池充放電装置
JP3407974B2 (ja) 系統連系システム
JP3378692B2 (ja) 太陽光発電装置
JPH09322555A (ja) 系統連系システム
JP3208260B2 (ja) 系統連系システム
JPH09117066A (ja) 系統連系電源システム
JP3192918B2 (ja) 系統連系電源装置
JPH08275397A (ja) 系統連系システム
JPH06133462A (ja) 系統連系システム
JP3796384B2 (ja) 系統連系インバータ装置
JPH08149843A (ja) 系統連系インバータの保護装置
JPH1132440A (ja) 太陽光発電システム
JPH09149554A (ja) 太陽光発電装置
JP3426947B2 (ja) 太陽光発電装置
JP2940777B2 (ja) 系統連系システム及びその解列制御方法