JPH08130237A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPH08130237A
JPH08130237A JP26850194A JP26850194A JPH08130237A JP H08130237 A JPH08130237 A JP H08130237A JP 26850194 A JP26850194 A JP 26850194A JP 26850194 A JP26850194 A JP 26850194A JP H08130237 A JPH08130237 A JP H08130237A
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JP
Japan
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electrostatic chuck
substrate
pedestal
wafer
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JP26850194A
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Yasushi Sakakibara
康史 榊原
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】RF電源を備えたECRプラズマ処理装置を、
成膜時に膜質を厚み方向に均一にすることのできる装置
とする。 【構成】ウエハホールダ20を、ヒータ21Cを内蔵し
た静電チャック21と,静電チャック21を固定する台
座27とで構成し、静電チャック21で予めウエハ11
の温度を上げておき、この温度で処理を開始し、処理中
ウエハ温度を測定しつつヒータ21Cへの入力電力を制
御して、ウエハ11へのプラズマ入射による温度上昇
分、熱容量の小さい静電チャック21の温度を熱応答性
よく降下させてウエハ温度を一定に維持する装置とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体デバイスを製
造するのに用いる装置として、真空排気手段を接続する
真空排気口と,マイクロ波を導入するためのマイクロ波
透過窓と,ガス導入口とを備えた真空容器と、真空容器
を包囲して真空容器内にマイクロ波との電子サイクロト
ロン共鳴領域を形成するソレノイドコイルと、真空容器
内に位置して被処理基板を真空容器内に保持するウエハ
ホールダに接続され被処理基板にRFバイアスを印加す
るRF電源とを備えてなり、真空容器内に処理用ガスを
導入して被処理基板の表面に薄膜形成あるいは食刻等の
処理を行うプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成によるプラズマ処理装置の従来
の構成例を図4に示す。この例では、装置は、真空容器
1と,真空容器1に結合されるマイクロ波導波管4と,
真空容器1内の気密を保ちつつ図示されないマイクロ波
発生電源からマイクロ波導波管4内を伝わってきたマイ
クロ波を真空容器1内へ透過させるマイクロ波透過窓3
と,真空容器1内へ処理用ガスを導入するための配管5
および6と,真空容器1内にECR(電子サイクロトロ
ン共鳴)領域を形成するためのソレノイドコイル7と,
真空容器1内に位置して被処理基板(以下ウエハともい
う)11を保持するウエハホールダ10と,ウエハホー
ルダ10を介して被処理基板11にRFバイアスを印加
するRF電源12とを主要構成要素として構成される。
真空容器1は、ECR領域がマイクロ波透過窓3近傍に
位置して配管5から導入されたプラズマ原料ガスをプラ
ズマ化するプラズマ生成室1と、被処理基板11が置か
れ配管6から導入された反応ガスをプラズマ生成室1A
から流出するプラズマで活性化させる反応室1Bとから
なる。図において、符号2は、真空排気装置が接続され
る真空排気口を示し、また符号5a,6aは、それぞ
れ、プラズマ生成室1A,反応室1Bに接続される配管
5および6の接続口を示す。また、反応室1B内に被処
理基板11を保持するウエハホールダ10は、静電吸引
力で被処理物を吸着,保持する静電チャック8と,静電
チャック8が固定される台座9とで構成される。静電チ
ャック8は、通常、円板状の絶縁体内に1対の板状ある
いは箔状の電極を同一平面内に位置するように埋め込ん
でなり、両電極を図示されない直流電源に接続すること
により、絶縁体表面に載置された被吸着物に静電吸引力
を作用させ、被吸着物を絶縁体表面に吸着,保持する。
また、台座9は、装置外部からの駆動操作により、真空
容器1内の気密を保って軸方向に進退する。
【0003】このように構成されるプラズマ処理装置で
例えばウエハ11の表面にSiO2膜を形成する際に
は、配管5からプラズマ生成室1A内へO2 ガスを導入
してマイクロ波透過窓3近傍に位置するECR領域を通
過させ、ECR領域で高密度にプラズマ化されたO2
スを、ECR領域形成用ソレノイドコイル7が作る軸対
称の磁界に沿って反応室1B内へ導き、配管6から反応
室1B内へ導入されたSiH4 ガスを活性化させつつ、
活性化されたSiH4 ガスとともにウエハ11の表面に
到達させる。一方、ウエハ11には、RF電源12から
静電チャック8の吸着用電極を介して高周波電圧が印加
されており、ウエハ11の表面が対地負極性に帯電して
いるため、前記プラズマ中のイオンがウエハ11表面直
前で加速され、ウエハ11表面に高速で衝突する一方、
活性化したSiH4 ガス分子にも高速で衝突してSiH
4 ガス分子を高速でウエハ11表面に衝突させつつ膜形
成が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
プラズマ処理装置では、真空容器内のガス圧力を低くし
てガス分子の平均自由工程を大きくするために、プラズ
マ化されたガス分子の反応活性が大きく、またガスのプ
ラズマ化のためにガスをECR領域内を通過させるた
め、プラズマ化が効率よく行われてプラズマ密度が高く
なり、ウエハ表面の低温処理と高速処理とが同時に可能
になる。また、プラズマ生成室で生成されたプラズマは
ウエハ面に垂直に進行し、かつウエハ表面にはRFバイ
アス印加により対地負極性の表面電位が生じているた
め、プラズマはウエハ面に垂直に入射し、ウエハ表面の
反応がウエハ面に垂直に進行する。以上のことからサブ
ミクロンルールの微細構造半導体デバイスの製造には、
この種のプラズマ処理装置が多用されるようになってき
ている。そして、低温、高速、異方性処理の可能な装置
として、これらのすぐれた処理特性をエッチング処理の
みならず、成膜処理にもより効果的に生かすことができ
るよう、膜形成時の膜質を、膜の厚み方向に均一にする
ことのできる装置とすることが要請されている。膜質は
ウエハ表面の温度によって変化するので、ウエハ表面の
温度は処理中できるだけ一定に保たれることが望まし
い。しかし、ウエハ表面には、上述のように、加速され
た高密度のプラズマが入射するため、成膜開始とともに
ウエハ表面の温度が上昇して行く。図3に、従来の装置
でSiO2 膜の成膜を行うときには基板温度と成膜速度
とが成膜時間の経過とともにどのように変化して行くか
を示す。成膜開始とともに基板温度はプラズマの入射に
より急速に上昇しはじめ、時間の経過とともに一定温度
に近づく。また、成膜速度は基板温度の影響で時間とと
もに低下して行く。このように、従来の装置では、ウエ
ハ表面の温度が時間の経過とともに大きく変化し、この
ため均一な膜質を得ることが困難であるという問題があ
った。
【0005】この問題を解決するために、例えば、ウエ
ハホールダにアルミニウムなどの金属ブロックにヒータ
を埋め込んだものを用い、処理中にウエハ温度を測定し
ながらヒータ電力を調節してウエハ温度を一定に保つ方
法が考えられる。しかし、このようなウエハホールダで
は、熱容量が大きく、処理開始前にウエハ温度を上げて
おくためにヒータに供給していた電力を、処理開始と同
時に供給停止しても、プラズマ入射による温度上昇が生
じないほど急速にウエハホールダの温度が降下せず、ウ
エハ温度を一定に保持することは困難である。また、処
理中にウエハ温度を一定に保つ別の方法として、プラズ
マ処理装置の反応室内に赤外線ランプを入れ、ウエハを
上面側から照射する方法が考えられる。この方法では、
ウエハを載置する台座に熱絶縁体を用いることができ、
応答性よくウエハ温度を一定に保つことができる。しか
し赤外線ランプを反応室内に入れるために成膜処理時に
赤外線ランプの表面にも膜物質が付着するため、頻繁な
クリーニングを必要とし、実用面で適用が困難である。
【0006】本発明の目的は、装置本体の構成は同一で
ありながら、少なくとも処理中はウエハ表面の温度を一
定に保つことのできるプラズマ処理装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、本発明が対象とした,冒頭記載
の構成によるプラズマ処理装置を、請求項1に記載のご
とく、ウエハホールダが、ヒータを内蔵した静電チャッ
クと,静電チャックを固定する台座とからなり、処理中
に、静電チャックに吸着,保持された被処理基板の温度
を測定しつつ静電チャック内蔵のヒータに供給する電力
を調節して被処理基板の温度を制御する装置とする。
【0008】この場合には、請求項2に記載のごとく、
ヒータ内蔵の静電チャックを固定する台座が媒熱流体の
通流可能に形成され、処理中に媒熱流体を通流させて台
座の温度を所望の温度に制御するものとすればさらに好
適である。そして、さらに、請求項3に記載のごとく、
静電チャックと台座とにそれぞれ、静電チャックを台座
に固定したときに静電チャックと台座とを同軸に貫通す
る細孔が形成されるように細孔が形成され、処理時の被
処理基板の温度測定が前記同軸の貫通孔に通した温度情
報伝達路を介して行われるものとすればさらに好適であ
る。
【0009】
【作用】この発明は、静電チャックの熱容量が小さいこ
とに着目したものである。従来用いられてきた静電チャ
ックは、Al2 3 等のセラミックス材料からなる絶縁
板内に吸着用電極を埋め込んだものであるが、この埋込
みは、Al2 3 等のセラミックス材料の粉末に水を加
えて0.5mm程度の厚みに練り延ばした円板に印刷に
より厚みが0.02mm程度の電極を形成し、この円板
を、同様にして0.5mm程度の厚みに練り延ばした複
数の円板を積層したブロックの上に印刷面が上面になる
ように乗せた後、さらに、同様にして形成した厚み約
0.5mmの円板を電極が印刷された円板の上に乗せて
加熱,一体化して行ったものであり、静電チャック全体
の厚みが薄く、しかもAl2 3 は比熱が鋼の1.5倍
程度と小さい。また、熱応答性に支配的役割を果たす熱
伝導率は、同じく耐熱無機絶縁材である石英と比べる
と、ウエハの処理温度以下の温度領域で10倍以上、鋼
と比べても鋼の約1/4と非常に大きい。したがって、
前記静電チャックにおける円板ブロック内に、かつ吸着
用電極に近接して印刷によりヒータを埋め込み、絶縁体
の厚みを厚くしないようにすることにより、熱応答性の
極めて良好な絶縁チャックとすることができる。したが
って、静電チャックに埋め込むヒータの容量を、プラズ
マ入射による温度上昇分以上の温度上昇を与えることの
できる容量として、プラズマ入射による温度上昇分に等
しい温度上昇を処理前のウエハにさせておき、処理開始
と同時に、請求項1に記載のごとく、ウエハ温度を測定
しつつ、プラズマ入射の下でウエハ温度が処理開始時点
の温度を維持するようにヒータに供給する電力を調節す
ることにより、処理開始時点から処理終了時点まで一定
温度で処理を行うことができる。
【0010】しかし、静電チャックの絶縁体は、絶縁体
の熱容量を小さく保持するという制約の下では、許容容
積におのずから限界が生じ、絶縁体内に発生する熱スト
レスの関係から、ヒータ容量にも許容限界が生じる。一
方、プラズマ処理装置に投入されるマイクロ波電力は処
理速度の向上による装置生産性向上の面から大きくなる
方向に向かっており、プラズマ入射による温度上昇分以
上の温度上昇を与えることのできる容量のヒータを埋め
込むことができない場合が生じる。しかし、このような
場合でも、もしも静電チャックを固定する台座が、請求
項2に記載のごとく、媒熱流体の通流可能に形成されて
おれば、媒熱流体に冷媒を用い、その温度を、ヒータO
FFによる静電チャックの温度降下の不足分に見合って
下げることにより、ウエハ温度処理開始時点から処理終
了時点まで一定に保持することができる。
【0011】ウエハ温度一定制御のために行うウエハ温
度の測定で重要なことは、ウエハ温度に面分布がある場
合、ウエハ面のどの点の温度で温度制御を行うかを明確
にすることである。この要求は、温度センサとして、ウ
エハに直接接触させるものを用いるときに最もよく満足
される。そこで、請求項3に記載のごとく、静電チャッ
クと台座とにそれぞれ、静電チャックを台座に固定した
ときに静電チャックと台座とを同軸に貫通する細孔が形
成されるように細孔が形成され、処理時の被処理基板の
温度測定が前記同軸の貫通孔に通した温度情報伝達路を
介して行われるようにすれば、測温点を明確にした温度
制御が可能になる。
【0012】
【実施例】図1に本発明によるウエハホールダ構成の一
実施例を示す。ウエハホールダ20は、ヒータ21Cを
内蔵した静電チャック21と,静電チャック21を固定
する台座27とで構成される。静電チャック21の絶縁
体21Aの下面と台座27の上面とはいずれも平坦に仕
上げられ、静電チャック21を台座27に固定したとき
に両面が全面密着して両面を介した熱伝達が全面均一に
行われるようにしている。台座27は熱伝導性の良いア
ルミニウムで作られており、内部に媒熱流体流路27A
1 が形成されている。被処理基板11の処理中は、図2
に示すように、RF電源12から吸着用電極21B,2
1Bにコンデンサ24,24を介してRFバイアスが印
加される。なお、図2の符号25は、RF電源12から
の高周波電流が吸着用直流電源22に進入するのを阻止
するためのリアクトルである。
【0013】図1に示したように、静電チャック21の
絶縁体21Aと台座27とにはそれぞれ細鋼21A1
27A2 が形成されて同軸の貫通孔を形成し、被処理基
板11の裏面上で細孔21A1 の位置に温度センサ28
として螢光体が貼着される。この螢光体からは2本の光
ファイバが温度情報伝達路29として導出され、細光2
1A1 ,27A2 を通して温度モニタ30に接続され
る。上記螢光体と光ファイバとからなる温度計測手段は
螢光式ファイバ温度計と呼ばれるもので、温度情報伝達
路に絶縁体である光ファイバを用いることにより、被処
理基板11のRFバイアス電位に影響を与えない処理が
可能になる。螢光式ファイバ温度計は、螢光体に入射し
た光の反射光の強度が温度により変化することを利用し
た温度計であり、温度モニタ30が内蔵するレーザから
出た青色のレーザ光が螢光体に入射し、強度の減衰した
赤色の光が反射されて帰ってくるので、この強度変化
(減衰率)を検出して温度を知ることができる。この強
度変化に見合った量の電気量が温度モニタ30から制御
ユニット31に出力され、制御ユニット31から入力信
号に見合った制御信号が電力調節器32に送られる。電
力調節器32は例えばインバータとサイリスタとを内蔵
した半導体電力調整器として構成され、サイリスタゲー
トのデューティ(ゲート開閉の全時間中に占めるゲート
開の時間の割合)が制御される。
【0014】台座27には媒熱流体流路27A1 が形成
されているが、静電チャック21のヒータ21Cの容量
が充分大きく、処理開始とともに被処理基板11に入射
するプラズマによる温度上昇分以上の温度上昇を被処理
基板に与えることができる場合は、処理開始時点までに
被処理基板の温度をプラズマ入射による温度上昇分をわ
ずかに上まわる程度の温度に上げておき、この温度で処
理を開始すれば、台座27に冷媒を通流させずとも、処
理開始時点の温度を一定に維持した処理が可能になる。
しかし、ヒータ21Cの容量が小さく、ヒータ21Cへ
の電力供給を断っても処理開始時点の温度が維持でき
ず、基板温度が上昇するような場合には、図示しない媒
熱流体温度制御手段により、流路27A1 中を通流させ
る冷媒の温度を下げて基板温度を一定に維持する。
【0015】
【発明の効果】本発明においては、本発明が対象とし
た,冒頭記載の構成によるプラズマ処理装置を、請求項
1に記載のごとく、ウエハホールダが、ヒータを内蔵し
た静電チャックと,静電チャックを固定する台座とから
なり、処理中に、静電チャックに吸着,保持された被処
理基板の温度を測定しつつ静電チャック内蔵のヒータに
供給する電力を調節して被処理基板の温度を制御すると
ともに、熱容量の小さい静電チャックを、発熱量が制御
される発熱体としたので、熱応答性よく被処理基板の温
度を一定の低温度に維持した処理が可能になり、膜質が
厚み方向に均一な膜を高速に成長させることができる。
【0016】また、請求項2に記載のごとく、ヒータ内
蔵の静電チャックを固定する台座が媒熱流体の通流可能
に形成され、処理中に媒熱流体を通流させて台座の温度
を所望の温度に制御可能なものとすることにより、装置
本体に投入するマイクロ波電力の増加による装置生産性
の向上に対応して請求項1の効果を上げることのできる
装置とすることができる。
【0017】また、請求項3に記載のごとく、静電チャ
ックと台座とにそれぞれ、静電チャックを台座に固定し
たときに静電チャックと台座とを同軸に貫通する細孔が
形成されるように細孔が形成され、処理時の被処理基板
の温度測定が前記同軸の貫通孔に通した温度情報伝達路
を介して行われるよにすることにより、ウエハの測温点
が明確化されるので、ウエハ面に温度分布がある場合の
温度一定制御を、ウエハ全体として最高の膜質が得られ
るように行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウエハホールダ構成の一実施例を
示す断面図
【図2】図1に示したウエハホールダに吸着,保持され
る被処理基板へのRFバイアス印加方法を示す回路図
【図3】従来のウエハホールダを用いて成膜処理を行っ
たときの被処理基板温度と成膜速度との成膜時間依存性
を示す線図
【図4】本発明が対象としたプラズマ処理装置の従来の
構成例を示す断面図
【符号の説明】
1 真空容器 2 真空排気口 3 マイクロ波透過窓 4 マイクロ波導波管 5a ガス導入口 6a ガス導入口 7 ソレノイドコイル 10 ウエハホールダ 11 被処理基板 12 RF電源 21 静電チャック 21A 絶縁体 21A1 細孔 21B 吸着用電極 21C ヒータ 27 台座 27A1 媒熱流体流路 27A2 細孔 28 温度センサ 29 温度情報伝達路 30 温度モニタ 31 制御ユニット 32 電力調節器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空排気手段を接続する真空排気口と,マ
    イクロ波を導入するためのマイクロ波透過窓と,ガス導
    入口とを備えた真空容器と、真空容器を包囲して真空容
    器内にマイクロ波との電子サイクロトロン共鳴領域を形
    成するソレノイドコイルと、真空容器内に位置して被処
    理基板を真空容器内に保持するウエハホールダに接続さ
    れ被処理基板にRFバイアスを印加するRF電源とを備
    えてなり、真空容器内に処理用ガスを導入して被処理基
    板の表面に薄膜形成あるいは食刻等の処理を行うプラズ
    マ処理装置において、ウエハホールダが、ヒータを内蔵
    した静電チャックと,静電チャックを固定する台座とか
    らなり、処理中に、静電チャックに吸着,保持された被
    処理基板の温度を測定しつつ静電チャック内蔵のヒータ
    に供給する電力を調節して被処理基板の温度を制御する
    ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、ヒータ内
    蔵の静電チャックを固定する台座が媒熱流体の通流可能
    に形成され、処理中に媒熱流体を通流させて台座の温度
    を所望の温度に制御することを特徴とするプラズマ処理
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のものにおいて、静
    電チャックと台座とにそれぞれ、静電チャックを台座に
    固定したときに静電チャックと台座とを同軸に貫通する
    細孔が形成されるように細孔が形成され、処理時の被処
    理基板の温度測定が前記同軸の貫通孔に通した温度情報
    伝達路を介して行われることを特徴とするプラズマ処理
    装置。
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