JPH08129927A - キートップの取付構造 - Google Patents
キートップの取付構造Info
- Publication number
- JPH08129927A JPH08129927A JP26416494A JP26416494A JPH08129927A JP H08129927 A JPH08129927 A JP H08129927A JP 26416494 A JP26416494 A JP 26416494A JP 26416494 A JP26416494 A JP 26416494A JP H08129927 A JPH08129927 A JP H08129927A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏心した位置に取り付けられた押圧部と離れ
た位置で外力が加えれた場合にも、押しボタンスイッチ
を確実に動作させることを目的とする。 【構成】 押しボタンスイッチ7に対向させてキートッ
プ1を配置し、押しボタンスイッチ7のボタン8を押圧
する押圧部2を該ボタン8と対向して設け、キートップ
1のカバーに支持した弾性体である取付ガイド12をキ
ートップ1に取り付けた取付足9を介してキートップ1
に係止するようにした。
た位置で外力が加えれた場合にも、押しボタンスイッチ
を確実に動作させることを目的とする。 【構成】 押しボタンスイッチ7に対向させてキートッ
プ1を配置し、押しボタンスイッチ7のボタン8を押圧
する押圧部2を該ボタン8と対向して設け、キートップ
1のカバーに支持した弾性体である取付ガイド12をキ
ートップ1に取り付けた取付足9を介してキートップ1
に係止するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器における押し
ボタンスイッチのキートップの取付構造に関する。
ボタンスイッチのキートップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に図面を参照し、従来例を説明す
る。図9はキートップと押しボタンスイッチの展開斜視
図、図10は要部一部断面平面図、図11は動作説明
図、図12は動作説明図である。図において、1はキー
トップで、その底側には押圧部2を連接してあり、この
押圧部2にはロッド3を介して軸4を連接してある。こ
の軸4を取付ボス5に遊嵌して揺動自在にすることによ
りキートップ1をA1−A2方向に揺動可能にするよう
にしてある。
る。図9はキートップと押しボタンスイッチの展開斜視
図、図10は要部一部断面平面図、図11は動作説明
図、図12は動作説明図である。図において、1はキー
トップで、その底側には押圧部2を連接してあり、この
押圧部2にはロッド3を介して軸4を連接してある。こ
の軸4を取付ボス5に遊嵌して揺動自在にすることによ
りキートップ1をA1−A2方向に揺動可能にするよう
にしてある。
【0003】このキートップ1の前記押圧部2と対向す
る位置に、基板6に取り付けられた押しボタンスイッチ
7をそのボタン8が押圧部2により押圧するように取り
付けてある。前記押圧部2は、キートップ1本体の中心
から偏心した位置に配置するようにしてある。このよう
に、偏心した位置に配置するのは、基板6と押しボタン
スイッチ7とキートップ1と大きさや位置関係等から配
置位置のデザイン等を考慮して設計するためである。こ
こで、中心とは、キートップ1の形状に応じ、その断面
形状において略面積の中心位置になる場所をいうとする
(以下、実施例等においても同じとする)。
る位置に、基板6に取り付けられた押しボタンスイッチ
7をそのボタン8が押圧部2により押圧するように取り
付けてある。前記押圧部2は、キートップ1本体の中心
から偏心した位置に配置するようにしてある。このよう
に、偏心した位置に配置するのは、基板6と押しボタン
スイッチ7とキートップ1と大きさや位置関係等から配
置位置のデザイン等を考慮して設計するためである。こ
こで、中心とは、キートップ1の形状に応じ、その断面
形状において略面積の中心位置になる場所をいうとする
(以下、実施例等においても同じとする)。
【0004】前記カバー13は、ケース14との間の切
り欠きを形成し、この切り欠きにキートップ1を遊嵌す
るようにしてある。前記ケース14は、ネジ等の固定具
15により前記基板6を固定するようにしてある。
り欠きを形成し、この切り欠きにキートップ1を遊嵌す
るようにしてある。前記ケース14は、ネジ等の固定具
15により前記基板6を固定するようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキート
ップの取付構造では、図11に示すように、押圧部2と
押しボタンスイッチ7を結ぶ線上を通るように外力がキ
ートップ1に加わった場合には、正常に動作してボタン
8を押すことができる。しかしながら、図12に示すよ
うに、押圧部2と押しボタンスイッチ7を結ぶ線上でな
いところに外力がキートップ1に加わった場合には、回
転モーメントが働いて傾いた状態になり、ボタン8が途
中までしか押圧されず、押しボタンスイッチ7のON,
OFFが正常に行われなくなる問題がある。
ップの取付構造では、図11に示すように、押圧部2と
押しボタンスイッチ7を結ぶ線上を通るように外力がキ
ートップ1に加わった場合には、正常に動作してボタン
8を押すことができる。しかしながら、図12に示すよ
うに、押圧部2と押しボタンスイッチ7を結ぶ線上でな
いところに外力がキートップ1に加わった場合には、回
転モーメントが働いて傾いた状態になり、ボタン8が途
中までしか押圧されず、押しボタンスイッチ7のON,
OFFが正常に行われなくなる問題がある。
【0006】この問題は、偏心した位置に押圧部を配置
せずにキートップの長さや幅等を短くするなどしたり、
キートップの中心位置に押圧部がくるように設計するこ
とにより解決することができるが、このようにすると、
デザイン等を考慮したキートップの取付構造にしずらく
なる問題がある。このため、デザイン等の幅が狭まる問
題になる。
せずにキートップの長さや幅等を短くするなどしたり、
キートップの中心位置に押圧部がくるように設計するこ
とにより解決することができるが、このようにすると、
デザイン等を考慮したキートップの取付構造にしずらく
なる問題がある。このため、デザイン等の幅が狭まる問
題になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、押しボ
タンスイッチに対向させてキートップを配置し、押しボ
タンスイッチのボタンを押圧する押圧部を該ボタンと対
向して設けることにより押しボタンスイッチのON,O
FFを行うようにしたキートップの取付構造において、
押圧部と離れて配置した弾性体によりキートップを支持
するようにしたことを特徴とする。
タンスイッチに対向させてキートップを配置し、押しボ
タンスイッチのボタンを押圧する押圧部を該ボタンと対
向して設けることにより押しボタンスイッチのON,O
FFを行うようにしたキートップの取付構造において、
押圧部と離れて配置した弾性体によりキートップを支持
するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】このような構成によると、偏心した位置に取り
付けられた押圧部と離れた位置で外力が加えられた場合
においても、外力による回転モーメントを相殺するよう
に弾性体がキートップを付勢し、外力により発生する回
転を抑制するため、押圧部が押しボタンスイッチを確実
にON,OFFすることができるようになる。
付けられた押圧部と離れた位置で外力が加えられた場合
においても、外力による回転モーメントを相殺するよう
に弾性体がキートップを付勢し、外力により発生する回
転を抑制するため、押圧部が押しボタンスイッチを確実
にON,OFFすることができるようになる。
【0009】
【実施例】以下に図面を参照し一実施例を説明する。図
1はキートップと押しボタンスイッチの展開斜視図、図
2は取付足と取付ガイドの展開斜視図、図3は要部一部
断面平面図、図4は動作説明図、図5は動作説明図、図
6は動作模式図、図7は動作模式図である。
1はキートップと押しボタンスイッチの展開斜視図、図
2は取付足と取付ガイドの展開斜視図、図3は要部一部
断面平面図、図4は動作説明図、図5は動作説明図、図
6は動作模式図、図7は動作模式図である。
【0010】図において、1はキートップで、その底側
には押圧部2を連接してあり、この押圧部2にはロッド
3を介して軸4を連接してある。この軸4を取付ボス5
に遊嵌して揺動自在にすることによりキートップ1をA
1−A2方向に揺動可能にするようにしてある。このキ
ートップ1の前記押圧部2と対向する位置に、基板6に
取り付けられた押しボタンスイッチ7をそのボタン8が
押圧部2により押圧するように取り付けてある。
には押圧部2を連接してあり、この押圧部2にはロッド
3を介して軸4を連接してある。この軸4を取付ボス5
に遊嵌して揺動自在にすることによりキートップ1をA
1−A2方向に揺動可能にするようにしてある。このキ
ートップ1の前記押圧部2と対向する位置に、基板6に
取り付けられた押しボタンスイッチ7をそのボタン8が
押圧部2により押圧するように取り付けてある。
【0011】前記押圧部2は、キートップ1の中心から
偏心した位置に配置するようにしてある。このように、
偏心した位置に配置するのは、基板6と押しボタンスイ
ッチ7とキートップ1と大きさや位置関係等から配置位
置のデザイン等を考慮して設計するためである。9は取
付足で、押圧部2と中心に対して略対称な位置にキート
ップ1に配置してある。この取付足9に係止板10,1
1を図2に示すように間隔dをあけて取り付けてある。
前記係止板10,11の間に取付ガイド12を嵌め込む
ようにしてある。
偏心した位置に配置するようにしてある。このように、
偏心した位置に配置するのは、基板6と押しボタンスイ
ッチ7とキートップ1と大きさや位置関係等から配置位
置のデザイン等を考慮して設計するためである。9は取
付足で、押圧部2と中心に対して略対称な位置にキート
ップ1に配置してある。この取付足9に係止板10,1
1を図2に示すように間隔dをあけて取り付けてある。
前記係止板10,11の間に取付ガイド12を嵌め込む
ようにしてある。
【0012】前記取付ガイド12は、前記取付足9が嵌
め込める幅の切り欠きを持ち、上記間隔dよりも薄い厚
さに形成し、図3に示すように、前記取付ガイド12
は、カバー13の内壁に取り付けるようにしてある。こ
の取り付けは、カバー13と一体に形成して取り付ける
ようにしてもよいし、嵌め込む等により取り付けるよう
にしてもよい。また、取付ガイド12は、弾性体製の材
料より形成するようにした。このため、B1−B2方向
に撓ることができる。
め込める幅の切り欠きを持ち、上記間隔dよりも薄い厚
さに形成し、図3に示すように、前記取付ガイド12
は、カバー13の内壁に取り付けるようにしてある。こ
の取り付けは、カバー13と一体に形成して取り付ける
ようにしてもよいし、嵌め込む等により取り付けるよう
にしてもよい。また、取付ガイド12は、弾性体製の材
料より形成するようにした。このため、B1−B2方向
に撓ることができる。
【0013】なお、中心に対して前記押圧部2と略対称
になるように取付足9を配置するようにしてあるが、前
記ボタン8および前記取付ガイド12の弾性力に応じて
両側の回転モーメントが等しくなるように設計するのが
好ましいため、略対称な位置でなくてもよい。上記間隔
dは、上記偏心の量や上記回転モーメントに応じて設計
するのが好ましい。
になるように取付足9を配置するようにしてあるが、前
記ボタン8および前記取付ガイド12の弾性力に応じて
両側の回転モーメントが等しくなるように設計するのが
好ましいため、略対称な位置でなくてもよい。上記間隔
dは、上記偏心の量や上記回転モーメントに応じて設計
するのが好ましい。
【0014】また、キートップ1に押圧部2や取付足9
を一体成形するようにしてもよいし、別々に製造して取
り付けるようにしてもよい。押圧部2にロッド3および
軸4を一体成形するようにしてもよいし、別々に製造し
て取り付けるようにしてもよい。取付足9に係止板1
0,11を一体成形するようにしてもよいし、別々に製
造して嵌め込むようにしてもよい。また、これらを選択
的に組合わせて一体成形してもよい。
を一体成形するようにしてもよいし、別々に製造して取
り付けるようにしてもよい。押圧部2にロッド3および
軸4を一体成形するようにしてもよいし、別々に製造し
て取り付けるようにしてもよい。取付足9に係止板1
0,11を一体成形するようにしてもよいし、別々に製
造して嵌め込むようにしてもよい。また、これらを選択
的に組合わせて一体成形してもよい。
【0015】前記カバー13は、ケース14との間に切
り欠きを形成し、この切り欠きにキートップ1を遊嵌す
るようにしてある。前記ケース14は、ネジ等の固定具
15により前記基板6を固定するようにしてある。次
に、上述した構成の作用について説明する。押圧部2と
押しボタンスイッチ7を結ぶ線上でないところに外力が
キートップ1に加わった場合、例えば、図4に示すよう
に、取付足9部分に外力がかかる場合を説明する。
り欠きを形成し、この切り欠きにキートップ1を遊嵌す
るようにしてある。前記ケース14は、ネジ等の固定具
15により前記基板6を固定するようにしてある。次
に、上述した構成の作用について説明する。押圧部2と
押しボタンスイッチ7を結ぶ線上でないところに外力が
キートップ1に加わった場合、例えば、図4に示すよう
に、取付足9部分に外力がかかる場合を説明する。
【0016】この場合、図4に示すように、外力が加わ
ると、キートップ1が回転して取付ガイド12がB2方
向に撓む。そして、しだいに取付ガイド12の撓みによ
る抗力が外力に反発するようになる。そして、外力と取
付ガイド12による抗力の釣り合ったところを境にして
逆にB2方向に回転する方向に抗力をキートップ1に与
えるようになる。そして、図5に示すように、キートッ
プ1を逆方向に回転させるようになり、押圧部2がボタ
ン8を押圧し、押しボタンスイッチ7のON,OFFを
正常に行うことができるようになる。
ると、キートップ1が回転して取付ガイド12がB2方
向に撓む。そして、しだいに取付ガイド12の撓みによ
る抗力が外力に反発するようになる。そして、外力と取
付ガイド12による抗力の釣り合ったところを境にして
逆にB2方向に回転する方向に抗力をキートップ1に与
えるようになる。そして、図5に示すように、キートッ
プ1を逆方向に回転させるようになり、押圧部2がボタ
ン8を押圧し、押しボタンスイッチ7のON,OFFを
正常に行うことができるようになる。
【0017】上述の様子を図6,7に示す模式図を参照
して詳述する。なお、符号についても上述のものを模式
的に示したため、それぞれの作用に相当する部分は上述
の符号とリンクするように示してある。但し、カバー1
3は離れて描かれているが便宜的に離して描いてある。
上述の内容からも分かることだが、取付ガイド12は弾
性を有する弾性体とし、取付足9およびキートップ1は
剛体とする。取付ガイド12と取付足9のジョイント部
(図中では○で示す)は回転自在する。
して詳述する。なお、符号についても上述のものを模式
的に示したため、それぞれの作用に相当する部分は上述
の符号とリンクするように示してある。但し、カバー1
3は離れて描かれているが便宜的に離して描いてある。
上述の内容からも分かることだが、取付ガイド12は弾
性を有する弾性体とし、取付足9およびキートップ1は
剛体とする。取付ガイド12と取付足9のジョイント部
(図中では○で示す)は回転自在する。
【0018】まず、図6に示すように、キートップ1の
カバー6側を指等で押す。この場合の荷重は、例えば、
矢印で示すように、指の太さの範囲の分布荷重と表せ
る。そうすると、図7に示すように、取付ガイド12は
撓み、キートップ1は実線で示す如く傾くようになる。
そして、取付ガイド12の撓みがあるところ、つまり、
取付ガイド12の弾性力とキートップ1の取付ガイド1
2と取付足9のジョイント部を中心にした回転モーメン
トが釣り合ったところまでくると、キートップ1は、図
8に示す破線のように回転する。この回転によって、押
しボタンスイッチ7をON,OFFさせるように動作す
る。
カバー6側を指等で押す。この場合の荷重は、例えば、
矢印で示すように、指の太さの範囲の分布荷重と表せ
る。そうすると、図7に示すように、取付ガイド12は
撓み、キートップ1は実線で示す如く傾くようになる。
そして、取付ガイド12の撓みがあるところ、つまり、
取付ガイド12の弾性力とキートップ1の取付ガイド1
2と取付足9のジョイント部を中心にした回転モーメン
トが釣り合ったところまでくると、キートップ1は、図
8に示す破線のように回転する。この回転によって、押
しボタンスイッチ7をON,OFFさせるように動作す
る。
【0019】なお、以上説明した場合とは逆に、外力が
押しボタンスイッチ7と押圧部2を結ぶ線上にかかった
場合には、今までの説明とは逆の動作をする。すなわ
ち、外力によりボタン8を押して押しボタンスイッチ7
をON,OFFした後に、外力を加えていくと、しだい
に取付ガイド12が撓むようになる。上記キートップの
取付構造によると、キートップ1のどの部分から外力が
かかっても、キートップ1がボタン8を押せるように動
作することができるようになる。上述の構造では、取付
足9,係止板10,係止板11をキートップ1と一体形
成することにより部品点数が少なくて済むため組み立て
が容易である効果がある。
押しボタンスイッチ7と押圧部2を結ぶ線上にかかった
場合には、今までの説明とは逆の動作をする。すなわ
ち、外力によりボタン8を押して押しボタンスイッチ7
をON,OFFした後に、外力を加えていくと、しだい
に取付ガイド12が撓むようになる。上記キートップの
取付構造によると、キートップ1のどの部分から外力が
かかっても、キートップ1がボタン8を押せるように動
作することができるようになる。上述の構造では、取付
足9,係止板10,係止板11をキートップ1と一体形
成することにより部品点数が少なくて済むため組み立て
が容易である効果がある。
【0020】なお、上述した取付足9,係止板10,係
止板11,取付ガイド12を有することによる作用面か
ら考えると、この取付足9,係止板10,係止板11,
取付ガイド12を本実施例による付勢手段と呼ぶことが
できる。また、このように作用する付勢手段の他の態様
としては、例えば、図8に示すようなものが考えられ
る。すなわち、キートップ1に取付足9と同様にして取
付足16を形成し、この取付足16を挿通する固定ガイ
ド17を基板6とカバー13に固定するように係止し、
取付足16に巻き付けたバネ18を具備するようにする
と上記付勢手段と同様の作用を得ることができる。
止板11,取付ガイド12を有することによる作用面か
ら考えると、この取付足9,係止板10,係止板11,
取付ガイド12を本実施例による付勢手段と呼ぶことが
できる。また、このように作用する付勢手段の他の態様
としては、例えば、図8に示すようなものが考えられ
る。すなわち、キートップ1に取付足9と同様にして取
付足16を形成し、この取付足16を挿通する固定ガイ
ド17を基板6とカバー13に固定するように係止し、
取付足16に巻き付けたバネ18を具備するようにする
と上記付勢手段と同様の作用を得ることができる。
【0021】本実施例で説明した付勢手段は、取付足9
に形成した2枚の係止板10,11を介して取付ガイド
12に取り付けるようにしたが、取付足9に係止板1
0,11を設けずに、取付足9と取付ガイド12を一体
に形成したものであってもよい。また、係止板11はな
くてもよく、この場合、取付足9を少々長くするのが好
ましい。
に形成した2枚の係止板10,11を介して取付ガイド
12に取り付けるようにしたが、取付足9に係止板1
0,11を設けずに、取付足9と取付ガイド12を一体
に形成したものであってもよい。また、係止板11はな
くてもよく、この場合、取付足9を少々長くするのが好
ましい。
【0022】また、上記実施例では、取付ガイド12を
板状のもので表したが、他の形状のものでもよく、特
に、針金形状でその一端をカバー13に支持し他端を輪
状に形成し、その輪状部分と取付足を係止するようにし
てもよい。なお、本発明の付勢手段は以上説明したもの
に限定されるものではなく、以上のような作用をもつも
のであればどのようなものであってもよい。
板状のもので表したが、他の形状のものでもよく、特
に、針金形状でその一端をカバー13に支持し他端を輪
状に形成し、その輪状部分と取付足を係止するようにし
てもよい。なお、本発明の付勢手段は以上説明したもの
に限定されるものではなく、以上のような作用をもつも
のであればどのようなものであってもよい。
【0023】また、キートップ1の形状は、断面形状が
略長径のものでなくともよく、円、正方形等どのような
形状のものであってもよい。特に、この場合、押圧部2
を偏心させずにキートップ1の中心位置に設け、その両
側または周囲に2つまたは複数の弾性体を設けてもよ
く、この場合にはキートップ1を正確に動作させて誤動
作を防ぐことが可能である。このため、色々な形状のキ
ートップを使用しても誤動作させずに正確に押しボタン
スイッチを動作することができる。
略長径のものでなくともよく、円、正方形等どのような
形状のものであってもよい。特に、この場合、押圧部2
を偏心させずにキートップ1の中心位置に設け、その両
側または周囲に2つまたは複数の弾性体を設けてもよ
く、この場合にはキートップ1を正確に動作させて誤動
作を防ぐことが可能である。このため、色々な形状のキ
ートップを使用しても誤動作させずに正確に押しボタン
スイッチを動作することができる。
【0024】また、キートップ1の側周面に沿うよう
に、少なくとも1つの弾性体で支持するようにしてもよ
く、該側周面に沿っているのであればどのように弾性体
を配置するようにしてもよい。
に、少なくとも1つの弾性体で支持するようにしてもよ
く、該側周面に沿っているのであればどのように弾性体
を配置するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明のキートップ
の取付構造によると、偏心した位置に取り付けられた押
圧部と離れた位置で外力が加えられた場合においても、
外力による回転モーメントを相殺するように弾性体がキ
ートップを付勢し、外力により発生する回転を抑制する
ため、押圧部が押しボタンスイッチを確実に作動させる
ことができる効果が得られる。
の取付構造によると、偏心した位置に取り付けられた押
圧部と離れた位置で外力が加えられた場合においても、
外力による回転モーメントを相殺するように弾性体がキ
ートップを付勢し、外力により発生する回転を抑制する
ため、押圧部が押しボタンスイッチを確実に作動させる
ことができる効果が得られる。
【0026】これにより、デザイン等を考慮したキート
ップの取付構造の幅が拡がる効果が得られる。
ップの取付構造の幅が拡がる効果が得られる。
【図1】本発明の実施例のキートップと押しボタンスイ
ッチの展開斜視図。
ッチの展開斜視図。
【図2】実施例の要部展開斜視図。
【図3】実施例の要部一部断面平面図。
【図4】実施例の動作説明図。
【図5】実施例の動作説明図。
【図6】実施例の動作模式図。
【図7】実施例の動作模式図。
【図8】他の付勢手段の説明図。
【図9】従来のキートップと押しボタンスイッチの展開
斜視図。
斜視図。
【図10】従来の要部一部断面平面図。
【図11】従来の動作説明図。
【図12】従来の動作説明図。
1 キートップ 2 押圧部 7 押しボタンスイッチ 8 ボタン 9 取付足 10 係止板 11 係止板 12 取付ガイド
Claims (4)
- 【請求項1】 押しボタンスイッチに対向させてキート
ップを配置し、押しボタンスイッチのボタンを押圧する
押圧部を該ボタンと対向して設けることにより押しボタ
ンスイッチのON,OFFを行うようにしたキートップ
の取付構造において、 押圧部と離れて配置した弾性体によりキートップを支持
するようにしたことを特徴とするキートップの取付構
造。 - 【請求項2】 請求項1において、弾性体はキートップ
のカバーに支持したものであり、弾性体を取付足を介し
てキートップに係止するようにしたことを特徴とするキ
ートップの取付構造。 - 【請求項3】 請求項2において、取付足に一定の間隔
をあけて取り付けた2枚の係止板を取り付け、 弾性体の一方を2枚の係止板に係止するようにしたこと
を特徴とするキートップの取付構造。 - 【請求項4】 請求項1において、キートップのカバー
に固定ガイドを設け、この固定ガイドとキートップとの
間に弾性体を配置したことを特徴とするキートップの取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26416494A JPH08129927A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | キートップの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26416494A JPH08129927A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | キートップの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08129927A true JPH08129927A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17399350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26416494A Pending JPH08129927A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | キートップの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08129927A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164795A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Pioneer Electronic Corp | スイッチ操作装置及び電子機器 |
CN105489422A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-04-13 | 北京小鸟看看科技有限公司 | 一种适用于手柄的按键结构及输入设备 |
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1994
- 1994-10-27 JP JP26416494A patent/JPH08129927A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006164795A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Pioneer Electronic Corp | スイッチ操作装置及び電子機器 |
CN105489422A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-04-13 | 北京小鸟看看科技有限公司 | 一种适用于手柄的按键结构及输入设备 |
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