JP2514183Y2 - キ―ボ―ド装置 - Google Patents

キ―ボ―ド装置

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JP2514183Y2
JP2514183Y2 JP2337891U JP2337891U JP2514183Y2 JP 2514183 Y2 JP2514183 Y2 JP 2514183Y2 JP 2337891 U JP2337891 U JP 2337891U JP 2337891 U JP2337891 U JP 2337891U JP 2514183 Y2 JP2514183 Y2 JP 2514183Y2
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JP
Japan
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housing
switch
metal plate
keyboard device
pair
Prior art date
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JP2337891U
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JPH04111617U (ja
Inventor
洋一 服部
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スイツチ収納部が配設
されるハウジングと、支持部材としての金属板との間
に、メンブレンスイツチが挾持されているキーボード装
置に関す。
【0002】
【従来の技術】図6〜図9は従来のキーボード装置の説
明図で、図6はキーボード装置を構成する各部材を示す
分解側面図、図7はキーボード装置の側面図、図8は図
7の一部拡大側面図、図9はキーボード装置の断面図で
ある。
【0003】この種のキーボード装置は、パーソナルコ
ンピユータやワードプロセツサ等の入力装置として広く
用いられており、図6、図7に示すように、曲げ加工を
施した支持板としての金属板1と、上部シートと下部シ
ートに上部電極2と下部電極3が形成されているメンブ
レンスイツチ4と、緩衝材としてのゴムシート5と、複
数の中空の箱型のスイツチ収納部6を一体形成した板状
のハウジング7とを順次積層して成る積層体を、装置の
枠体(図示省略)内に収納して、スイツチ収納部6の先
端にキートツプ8を露出せしめ、任意のキートツプ8を
押圧操作できるようになつている。そして、前記積層体
は、金属板1の湾曲度にならつて湾曲しており、キート
ツプ8の操作がしやすくなつて、操作者の疲労感を軽減
できるようになつている。
【0004】前記キートツプ8にはステム9が固定され
ており、このステム9がスイツチ収納部6の内壁面に沿
つて上下動するようになつており、コイルばね10は上
端部がステム9に固着され、下端部がアクチユエータ1
1に固着され、このアクチユエータ11の操作突起12
はキートツプ8の未操作時には、ゴムシート5と離隔
し、メンブレンスイツチ4の上部電極2、下部電極3は
離隔してスイツチOFFの状態になつている。
【0005】この状態からキートツプ8を介してステム
9を下動させていくと、コイルばね10が圧縮させ、操
作突起12がゴムシート5を介して上部シートを下方に
押し込んで上部電極2を下部電極3に接触させ、メンブ
レンスイツチ4をONする。
【0006】また、キートツプ8の操作力を解除する
と、コイルばね10の弾撥力によつて元の状態に復帰
し、メンブレンスイツチ4は再びOFF状態に復帰する
ようになつている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のキーボード装置においては、ハウジング7は、スイ
ツチ収納部6の一体形成によつて、スイツチ収納部の部
分の強度がアツプされ、従つて、湾曲した金属板1にな
らつて湾曲するのは、相隣れるスイツチ収納部6間の平
坦部7aのみで、スイツチ収納部6の中心部分は金属板
1にならつて湾曲せず、平坦状態である。従つて図8、
図9に示すように、スイツチ収納部6の中心部分では、
ゴムシート5との間にギヤツプ13が生じることにな
り、アクチユエータ11の操作突起12がメンブレンス
イツチ4を作動させるための距離が長くなり、場合によ
つてはメンブレンスイツチ4が作動しないことがある。
【0008】本考案は、上記したような従来の問題点を
解消しようとするものであり、本考案の目的は、ハウジ
ングのスイツチの収納部の中心部分においても金属板に
ならつて湾曲するようにして、メンブレンスイツチのO
N,OFFの切換えを確実に行うことのできるキーボー
ド装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、相対向する一対の第1の側面及びこれらの第1
の側面に連設される相対向する一対の他の第2の側面を
有し、中空で箱型の複数のスイツチ収納部を一体形成し
たハウジングと、曲げ加工を施して湾曲面を形成した金
属板と、該金属板と上記ハウジング間に介設されるメン
ブレンスイツチを有し、上記ハウジングを上記金属板に
結合して、上記ハウジング及びメンブレンスイツチを金
属板にならつて湾曲せしめ上記スイツチ収納部の上記相
対向する一対の第1の側面が上記ハウジングの湾曲方向
と直交する面内に位置するキーボード装置において、上
記スイツチ収納部の一対の第1の側面の根本部の一部に
切欠き部を設けて他の部分によつてハウジングとの接合
部を形成し、相対向する他の第2の側面の根本部には全
面に切欠き部を設けて上記ハウジングから切り離した構
成を有する。
【0010】
【作用】本考案によれば、スイツチ収納部がハウジング
と一体となる部分を少くし、スイツチ収納部の形成によ
るハウジングの補強効果が出ないようにしたので、ハウ
ジングはスイツチ収納部を含む全面において金属板の湾
曲面にならつて湾曲し、従来生じていたギヤツプの発生
を防止することができる。従つて、アクチユエータの操
作突起は規定の移動距離を確保できるので、キートツプ
の操作によつてメンブレンスイツチを確実にON,OF
F動作せしめることができる。
【0011】
【実施例】以下に、本考案の実施例を添付の図面に基づ
き説明する。図1〜図4は本考案の実施例の説明図で、
図1はキーボード装置を構成する各部材を示す分解側面
図、図2はキーボード装置の側面図、図3は図2の一部
拡大側面図、図4はキーボード装置の断面図、図5はハ
ウジングの斜視図である。
【0012】なお、図6〜図9に示した従来例と同一部
分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0013】本考案と従来例との相違点は、スイツチ収
納部6のハウジング7の平坦部7aと接合する部分の形
状である。つまり、金属板1の曲け方向、即ちハウジン
グ7の曲げ方向と直交する面内に位置するスイツチ収納
部6の相対向する一対の第1の側面6aの根本部の一部
に切欠き部14を設けて他の部分によつてハウジング7
との接合部6bを形成し、相対向する他方の一対の第2
の側面6cには全面に切欠き部14を設けてハウジング
7の平坦部7aから切離している。
【0014】上記のように構成することによつて、スイ
ツチ収納部6とハウジング7の平坦部7aとの接合は、
一対の接合部6bのみとなり、スイツチ収納部6とハウ
ジング7の平坦部7aとの接合部分が少くなるので、ス
イツチ収納部6の形成によるハウジング7の補強効果が
出ない。従つて、ハウジング7はスイツチ収納部6を含
む全面において金属板の湾曲面にならつて湾曲し、従来
生じていたギヤツプ13の発生を防止できる。よつて、
アクチユエータ11の操作突起12は規定の移動距離を
確保でき、キートツプ8の操作によつてメンブレンスイ
ツチ4を確実にON,OFF動作せしめることができ
る。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、上記したように、スイ
ツチ収納部がハウジングと一体となる部分を少くして、
ハウジングの、スイツチ収納部の一体形成による補強効
果が出ないようにしてあるので、ハウジングはスイツチ
収納部を含む全面において金属板の湾曲面にならつて湾
曲し、アクチユエータの操作突起は規定の移動距離を確
保できる。従つて、キートツプの操作によつてメンブレ
ンスイツチを確実にON,OFF動作せしめることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキーボード装置を構成する各部材を示
す分解側面図である。
【図2】本考案のキーボード装置の側面図である。
【図3】図2の一部拡大側面図である。
【図4】本考案のキーボード装置の断面図である。
【図5】本考案のハウジングの斜視図である。
【図6】従来のキーボード装置を構成する各部材を示す
分解側面図である。
【図7】従来のキーボード装置の側面図である。
【図8】図7の一部拡大側面図である。
【図9】従来のキーボード装置の断面図である。
【符号の説明】
1 金属板 4 メンブレンスイツチ 6 スイツチ収納部 6a 第1の側面 6b 接合部 6c 第2の側面 7 ハウジング 14 切欠き部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する一対の第1の側面及びこれら
    の第1の側面に連設される相対向する一対の他の第2の
    側面を有し、中空で箱型の複数のスイツチ収納部を一体
    形成したハウジングと、曲げ加工を施して湾曲面を形成
    した金属板と、該金属板と上記ハウジング間に介設され
    るメンブレンスイツチを有し、上記ハウジングを上記金
    属板に結合して、上記ハウジング及びメンブレンスイツ
    チを金属板にならつて湾曲せしめ上記スイツチ収納部の
    上記相対向する一対の第1の側面が上記ハウジングの湾
    曲方向と直交する面内に位置するキーボード装置におい
    て、上記スイツチ収納部の上記一対の第1の側面の根本
    部の一部に切欠き部を設けて他の部分によつてハウジン
    グとの接合部を形成し、上記相対向する他の第2の側面
    の根本部には全面に切欠き部を設けて上記ハウジングか
    ら切離したことを特徴とするキーボード装置。
JP2337891U 1991-03-18 1991-03-18 キ―ボ―ド装置 Expired - Lifetime JP2514183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2337891U JP2514183Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 キ―ボ―ド装置

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JP2337891U JP2514183Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 キ―ボ―ド装置

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Publication Number Publication Date
JPH04111617U JPH04111617U (ja) 1992-09-29
JP2514183Y2 true JP2514183Y2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=31908638

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JP2337891U Expired - Lifetime JP2514183Y2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 キ―ボ―ド装置

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Effective date: 19960528