JPH08129658A - ストアードフェアカードの管理装置 - Google Patents

ストアードフェアカードの管理装置

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JPH08129658A
JPH08129658A JP29392794A JP29392794A JPH08129658A JP H08129658 A JPH08129658 A JP H08129658A JP 29392794 A JP29392794 A JP 29392794A JP 29392794 A JP29392794 A JP 29392794A JP H08129658 A JPH08129658 A JP H08129658A
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JP
Japan
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card
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Application number
JP29392794A
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English (en)
Inventor
Osamu Goto
修 後藤
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SFカードがコピーされたときにそのSFカ
ードの使用を検出できるようにする。 【構成】 SFカードが発行されたときに、そのSFカ
ードのIDNo. 等のカードデータを記憶する記憶手段
と、発行されたSFカードがカード対応機器で使用され
たときに、そのSFカードのIDNo. 、そのSFカード
の使用場所等のカードデータを抽出する抽出手段と、記
憶されたカードデータと抽出されたカードデータとを用
いて、同一SFカードにおける後の使用の残額が前の使
用の残額以上のときのように、同一のSFカードでは生
じ得ない異常使用状態を検出する検出手段と、異常使用
状態が検出されたときに、その異常使用に係るSFカー
ドを不正使用に係るSFカードと判定する判定手段とか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動改札機で直
接使用できるストアードフェアカード(以下、SFカー
ドという)、自動券売機で乗車券を購入できるSFカー
ドあるいは電話器で使用できるSFカードのようなSF
カードの不正使用を効果的に防止できるようにしたSF
カードの管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のカード社会化により、広範にSF
カードが使用されるようになってきている。例えば、駅
務機器もカード対応型になってきていて、SFカードで
乗車券を購入できるだけでなく、自動精算処理や自動改
札処理もできるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、SFカード
は、金額等のデータを磁気データで記録しているため
に、1枚の真正なSFカードをコピーして不正なSFカ
ードが大量に作られるおそれがあった。
【0004】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたもので、その目的は、コピーされたSFカ
ード及びそのコピーの元本とされたSFカードを検出で
きるようにして、SFカードの不正使用を効果的に防止
できるようにしたSFカードの管理装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るSFカード
の管理装置は、上記目的を達成するために、SFカード
が発行されたときに、そのSFカードの識別番号、その
SFカードの金額データ等のカードデータを記憶する記
憶手段と、発行されたSFカードがカード対応機器で使
用されたときに、そのSFカードの識別番号、そのSF
カードの使用場所、そのSFカードの残額等のカードデ
ータを抽出する抽出手段と、記憶されたカードデータと
抽出されたカードデータとを用いて、同一SFカードに
おける後の使用の残額が前の使用の残額以上のとき、あ
るいは同一SFカードが物理的に同一使用不可能な時間
中に複数枚検出されたときのように、同一のSFカード
では生じ得ない異常使用状態を検出する検出手段と、異
常使用状態が検出されたときに、その異常使用に係るS
Fカードを不正使用に係るSFカードと判定する判定手
段とを有することを特徴としている。また、不正使用に
係るSFカードの判定が行われたとき、そのSFカード
におけるカード対応機器の使用を禁止する禁止手段を設
けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成において、判定手段は、記憶されたカ
ードデータと抽出されたカードデータとを用いて、同一
SFカードにおける後の使用の残額が前の使用の残額以
上のとき、あるいは同一SFカードが物理的に同一使用
不可能な時間中に複数枚検出されたときのように、同一
のSFカードでは生じ得ない異常使用状態を検出したと
きに、その異常使用に係るSFカードを不正使用に係る
SFカードと判定する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例装置の概略構成図、図2はその
電気的構成を示すブロック図であって、1はSFカード
Cを発行するカード発行機である。
【0008】カード発行機1は、周知のSFカード発行
機と同様に、CPU1aによって制御されるカード発行
ユニット1bを有しており、SFカードCを発行する際
に、磁気データからなるSFカードCの識別番号(以
下、IDNo. という)、発行年月日、金額等のカードデ
ータがエンコードされて発行される。
【0009】発行されたSFカードCのエンコードされ
たカードデータは、通信制御部1cを介して管理センタ
に設けられた中央処理機2に送出されるように構成され
ている。
【0010】中央処理機2は、いわゆるホストコンピュ
ータから構成されていて、演算処理するCPU2a及び
大容量の記憶部2bを有し、上記カード発行機1が発行
したカードデータを通信制御部2cを介して記憶部2b
に記憶蓄積できるように構成されている。
【0011】図中、3はカード対応型の自動改札機
3′、あるいはカード対応型の自動券売機3″等のSF
カードCの使用できるカード対応機器である。
【0012】カード対応機器3は、そのカード対応機器
本体を統括的に制御するCPU3aと、カードハンドラ
等から構成されるSFカードCを処理するカード処理ユ
ニット3bと、上記中央処理機2から送出されてくる後
述する不正カードデータを記憶するメモリ3cと、中央
処理機2との間でデータ交信を行うための通信制御部3
dとから構成されている。
【0013】次に、図3のフローチャートを用いて、本
実施例装置の制御動作について説明する。先ず、図3
(a)を用いてカード発行機1から説明すると、SFカ
ードCが発行されると(ステップ100肯定。以下、ス
テップをSとする。)、SFカードCが発行される毎
に、SFカードCのIDNo. 等のカードデータが中央処
理機2に向けて送出される。
【0014】次に、カード処理機3を自動改札機3′と
して説明する。自動改札機3にSFカードCが挿入され
ると(S200肯定)、そのSFカードCのIDNo.
が、メモリ3Cに記憶されている後述する不正カードI
DNo. と一致しているか否かが判定される(S20
4)。
【0015】この判定がOKであれば、つまり使用され
たSFカードCがメモリ3cに記憶されている不正カー
ドのIDNo. と一致していないときは(S206肯
定)、そのSFカードCを用いて自動改札処理がなされ
る。そして、その自動改札が行われる毎に使用されたS
FカードCのカードデータ(カードIDNo. ,使用駅,
使用日時等のデータ)が中央処理機2に送出される(S
208)。
【0016】上記判定で判定アウトになったとき、つま
り自動改札機3′に挿入されたSFカードCが、メモリ
3cに記憶されている不正カードのIDNo. と一致した
ときは(S206否定)、自動改札機は拒否されるとと
もに、係員に通報されて異常処理がなされる(S21
0)。
【0017】次に、中央処理機2の制御動作について説
明する。中央処理機2は、カード発行機1がSFカード
Cを発行する毎に、その発行したSFカードCのカード
データが記憶部2bに記憶される(S300)。また、
カード対応機器(上述の例では自動改札機3′)3が正
常にSFカードCを処理したときに、そのSFカードC
のカードデータが記憶され、次の不正カード抽出処理が
行われれる(S302肯定、S304)。
【0018】不正カード抽出処理については、後述の図
4のフローチャートを用いて説明するが、不正カードが
抽出されたときは(S306肯定)、その抽出されたカ
ードのIDNo. は、自動改札機3′(カード対応機器
3)に送出され、上述したように、そのIDNo. をも用
いて自動改札機3′の改札処理が行われる。
【0019】上述の不正カード抽出処理は、1枚のみの
真正なSFカードCでは起こり得ない使用状態をチェッ
クすることにより行われる。
【0020】例えば、今、IDNo. が「1234」のS
FカードCが使用され、その使用前の残額が1000円
であり、今回200円分が使用されたとすると、SFカ
ードCの残額が800円になる。ところが、カードID
No. が同じ「1234」で、残額800円のSFカード
が使用された後に、残額1000円のSFカードが使用
されたときは、IDNo. 「1234」のSFカードCが
複数枚存在することを意味している。
【0021】また、A駅とB駅との間が最も早い列車で
も1時間要する場合、A駅とB駅とで一時間未満の間
に、例えば30分の間に、同一のIDNo. のSFカード
Cが使用されたときは、同じIDNo. のSFカードが複
数枚存在していることを意味している。
【0022】そこで、中央処理機2では、カード対応機
器3から使用されたSFカードCのカードデータが入力
されると(S400、S402肯定)、先ず、発行され
たSFカードCのIDNo. と、使用されたSFカードC
のIDNo. との照合が行われる(404)。
【0023】この照合が得られないときは(S404否
定)、カード発行機1から正式に発行されたSFカード
Cでなく、偽造された可能性を含んでいるので、この場
合もその使用されたSFカードCのIDNo. がカード対
応機器3に送出されて記憶され(S412)、次回の使
用が禁止される。
【0024】次に、使用されたSFカードCのIDNo.
がカード発行機1から送出されたカードIDNo. と一致
しているが、上述したように、所定の時間以内に2回以
上使用されているような場合(S408否定)、また後
の使用の残額が多くなっている場合(S410否定)
は、そのSFカードCは不正カードであるので、この場
合、そのSFカードCのIDNo. がカード対応機器3の
メモリ3cに記憶されて、次回の使用が禁止される(図
3(b)のS210)。
【0025】以上のように、本実施例装置は、コピーの
元本とされたSFカード及びコピーされたSFカードを
抽出したときは、次の使用を禁止できるようにしたの
で、不正カードによる損害を最少限に押さえることがで
きるとともに、不正カード使用を未然に防止することが
できる。
【0026】なお、上述の実施例ではカード対応機器3
として自動改札機3′の例を示したが、自動券売機3″
や自動精算機、あるいはその他のカード対応型の各種自
動販売機であってもよいことはもちろんである。
【0027】また、上述の実施例では、中央処理機1の
処理は連続処理としたが、所定時間毎のバッチ処理とし
てもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るSFカードの管理装置は、
SFカードが発行されたときに、そのSFカードのID
No. 等のカードデータを記憶する記憶手段と、発行され
たSFカードがカード対応機器で使用されたときに、そ
のSFカードのIDNo. 等のカードデータを抽出する抽
出手段と、記憶されたカードデータと抽出されたカード
データとを用いて、同一SFカードにおける後の使用の
残額が前の使用の残額以上のとき、あるいは同一SFカ
ードが物理的に同一使用不可能な時間中に複数枚検出さ
れたときのように、同一のSFカードでは生じ得ない異
常使用状態を検出する検出手段と、異常使用状態が検出
されたときに、その異常使用に係るSFカードを不正使
用に係るSFカードと判定する判定手段とからなるの
で、コピーの元になったSFカード及びコピーされたS
Fカードを効果的に検出することができる。また、不正
使用に係るSFカードの検出が行われたとき、そのSF
カードにおけるカード対応機器の使用を禁止する禁止手
段を設けたときは、不正SFカードの使用を効果的に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の概略構成図である。
【図2】電気的構成のブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【図4】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カード発行機 2 中央処理機 3 カード対応機器 C ストアードフェアカード(SFカード)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストアードフェアカードが発行されたと
    きに、そのストアードフェアカードの識別番号、そのス
    トアードフェアカードの金額データ等のカードデータを
    記憶する記憶手段と、 発行されたストアードフェアカードがカード対応機器で
    使用されたときに、そのストアードフェアカードの識別
    番号、そのストアードフェアカードの使用場所、そのス
    トアードフェアカードの残額等のカードデータを抽出す
    る抽出手段と、 記憶されたカードデータと抽出されたカードデータとを
    用いて、同一ストアードフェアカードにおける後の使用
    の残額が前の使用の残額以上のとき、あるいは同一スト
    アードフェアカードが物理的に同一使用不可能な時間中
    に複数枚検出されたときのように、同一のストアードフ
    ェアカードでは生じ得ない異常使用状態を検出する検出
    手段と、 異常使用状態が検出されたときに、その異常使用に係る
    ストアードフェアカードを不正使用に係るストアードフ
    ェアカードと判定する判定手段と、 を有することを特徴とするストアードフェアカードの管
    理装置。
  2. 【請求項2】 不正使用に係るストアードフェアカード
    の判定が行われたとき、そのストアードフェアカードに
    おけるカード対応機器の使用を禁止する禁止手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のストアードフェアカ
    ードの管理装置。
JP29392794A 1994-11-02 1994-11-02 ストアードフェアカードの管理装置 Pending JPH08129658A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998043210A1 (fr) * 1997-03-24 1998-10-01 Akira Sugiyama Systeme destine a emettre des donnees d'authentification en fonction d'une heure specifique, moyen de stockage des donnees d'authentification emises par le systeme d'emission et systeme d'authentification de donnees d'authentification

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998043210A1 (fr) * 1997-03-24 1998-10-01 Akira Sugiyama Systeme destine a emettre des donnees d'authentification en fonction d'une heure specifique, moyen de stockage des donnees d'authentification emises par le systeme d'emission et systeme d'authentification de donnees d'authentification

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