JP2000182005A - 情報記録媒体処理装置 - Google Patents

情報記録媒体処理装置

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JP2000182005A
JP2000182005A JP35488698A JP35488698A JP2000182005A JP 2000182005 A JP2000182005 A JP 2000182005A JP 35488698 A JP35488698 A JP 35488698A JP 35488698 A JP35488698 A JP 35488698A JP 2000182005 A JP2000182005 A JP 2000182005A
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JP
Japan
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card
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JP35488698A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takahira
雅弘 高平
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー等された不正なSFカード等の情報記
録媒体の使用を効果的に防止できるようにする。 【解決手段】 一つの情報記録媒体の使用が入場及び出
場のように、所定の時間を有して所定の一つの処理が終
了するときの情報記録媒体処理装置であって、前記情報
記録媒体が使用されたときに、その使用時刻とその情報
記録媒体の識別データを記憶する記憶手段と、新たな情
報記録媒体の識別データが記憶される毎に、その新たな
識別データと記憶されている識別データとを照合する照
合手段と、前記所定の一つの処理が終了する間に同一識
別データの情報記録媒体の照合一致が検出されたとき
は、その情報記録媒体を異常と判定する判定手段とから
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動改札
機や自動券売機等の情報記録媒体処理装置に係り、特
に、乗車券類等の情報記録媒体の不正使用を効果的に防
止することのできる情報記録媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、偽造された乗車券類が不
正に使用されないようにするために、その偽造された乗
車券類の識別番号(以下、「ID」という)を自動改札
機の本体や自動精算機の本体(以下、情報記録媒体処理
装置の本体を含めて「本体」という)等のメモリに記憶
させておき、その記憶されている乗車券類が使用された
ときに、入出場(入場又は出場を意味している。)を拒
否したり、精算処理等の所定の処理を禁止するようにす
ることが提案されている。
【0003】また、このように、本体のメモリに使用不
可の乗車券類のIDを記憶させる手段としては、複数の
駅を統括的に制御する中央装置(ホストコンピュータ)
から各駅の駅制御装置を介してその駅に設けられてい
る、端末器に相当する自動改札機や自動券売機等の駅務
機器にダウンロードするようにすることが考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の不正使用防止シ
ステムは、偽造された乗車券類のIDを予め登録してお
くことが必要で、偽造された乗車券類のIDが既知の場
合しか適用できないという基本的な問題点を含んでい
る。
【0005】そこで、本発明は、乗車券類が偽造される
場合は、同一物が大量に出回ることに着目して、上記欠
点を解決するためになされたものであって、その目的
は、本体のメモリに記憶されるデータを増加させること
なく、また、偽造された情報記録媒体のIDが不明な場
合でも、効果的にその偽造された情報記録媒体の使用を
禁止することのできる情報記録媒体処理装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報記録媒
体処理装置は、上記目的を達成するために、一つの情報
記録媒体の使用が入場及び出場のように、所定の時間を
有して所定の一つの処理が終了するときの情報記録媒体
処理装置であって、前記情報記録媒体が使用されたとき
に、その使用時刻とその情報記録媒体の識別データを記
憶する記憶手段と、新たな情報記録媒体の識別データが
記憶される毎に、その新たな識別データと記憶されてい
る識別データとを照合する照合手段と、前記所定の一つ
の処理が終了する間に同一識別データの情報記録媒体の
照合一致が検出されたときは、その情報記録媒体を異常
と判定する判定手段と、を有することを特徴としてい
る。また、前記所定の一つの処理の終了時に照合一致が
検出されたときは、その照合一致に係る情報記録媒体の
使用時刻及び識別データを消去する消去手段を有するこ
とを特徴としている。さらに、前記所定の一つの処理が
終了するまでの間に照合一致が検出されたときは、その
照合一致に係る情報記録媒体の識別データを端末器に配
信し、その端末器におけるその情報記録媒体の使用を禁
止する禁止手段を設けたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る情報
記録媒体処理装置を自動改札機、自動精算機及び自動券
売機の駅務機器としたときのシステム全体の概略構成図
である。
【0008】図1中、甲駅及び乙駅は、中央装置(ホス
トコンピュータ)1により統括的に管理制御されてい
て、これら駅に設置されている駅務機器(図1では、図
面を簡略化するために1台の自動改札機a、自動精算機
b及び自動券売機cのみが示されているが、各駅には、
それぞれ複数台設置されている。)は、中央装置1の管
理下に置かれている。すなわち、甲駅及び乙駅に設置さ
れている各駅務機器(a,b,c)は、通信制御部2及
び駅制御装置3を介して中央装置1に接続されていて、
一つの通信ネットワーク(LAN)を形成していて、各
駅務機器は、本発明の端末器に相当している。なお、中
央装置1は、甲駅及び乙駅以外の駅も管理しているが、
ここでは、図面を簡略化するために、2駅しか示されて
いない。
【0009】図2は、駅務機器のうちの自動改札機aを
統括的に駆動制御するCPUを中心に構成された制御器
10の概略構成図である。この制御器10の中央処理部
(CPU)11は、ROM12に格納されているプログ
ラムデータ及びRAM13に格納されているワーキング
データとを用いて演算制御処理を行うことができるよう
に構成されている。このCPU11には、I/Oユニッ
ト14を介してドアD(図1参照)を駆動制御するドア
ドライバ15と、人間検知器(図示せず)の検出信号を
増幅して取入れるセンサアンプ16と、駅制御装置3と
の間で通信を行うための通信制御部17とが接続されて
いる。I/Oユニット14には、このほかにもカードハ
ンドラ等の多くの機器類が接続されているが、ここでは
省略している。また、駅制御装置3は、図1に示される
ように、通信制御部2を介して中央装置1に接続されて
いる。
【0010】なお、自動精算機b及び自動券売機cの図
示しない各制御器も、この図2に示されるように、CP
Uを中心に構成されている。すなわち、これら自動精算
機b及び自動券売機cの各制御器は、図2のドアドライ
バ15及びセンサアンプ16に代えて、発券処理ユニッ
ト及び金銭処理ユニットを接続している。
【0011】次に、図3のフローチャート及び図1の路
線図を用いて制御動作について説明する。
【0012】今、利用者(旅客)が甲駅に設置されてい
る自動改札機aに直接投入して入出場できるストアード
フェアカード(SFカード)を用いて入場したとする
(ステップ100肯定、以下、ステップを「S」とす
る。)。
【0013】SFカードが自動改札機aで使用(入
場)されると、そのSFカードのIDとその使用時刻
が駅制御装置3及び通信制御部2を介して中央装置1の
記憶部M(図2参照)に記憶される(S102)。
【0014】上述のような乗車券類のIDの記憶は、新
たに乗車券類が使用される毎に、例えば、他の駅(乙
駅)の自動改札機aや自動精算機b等で使用される毎に
も行われる(S104)。そして、新たな乗車券類ID
が記憶される毎に、中央装置1は、記憶部Mに記憶され
ている乗車券類のIDとの照合処理が行われる(S10
6)。したがって、上述のSFカードが乙駅の自動改
札機aで出場時に使用されると、その出場時に読取られ
たSFカードのIDが中央装置1へ送出されて照合処
理が行われる。
【0015】上述の照合処理の結果、照合一致が得られ
たときで、SFカードの使用が出場であれば(S10
8肯定、S110肯定)、SFカードは正常に使用さ
れて所定の入出場処理が終了したと判定されて、記憶部
MからSFカードに係る使用時刻及びIDのデータが
削除される(S112)。すなわち、SFカードが乙
駅の自動改札機aに投入されて使用(出場)されたとき
は、SFカードの正常な使用と見なされるので、この
場合は、中央装置1の記憶部Mからデータが削除され、
記憶部Mのデータ量が増加するのを効果的に防止するこ
とができる。
【0016】ところで、上述の照合一致が得られた場合
であっても(S110否定)、SFカードにおける入
出場の処理が終了する以前に、SFカードと同じID
のSFカード、例えば、SFカードが検出されたとき
は、SFカード,は、コピー等された異常SFカー
ドであることを意味している。したがって、SFカード
による乙駅からの入場は、ドアDが閉じられて禁止さ
れるとともに(図3では省略)、SFカードのその後
の使用を禁止する必要があるので、SFカードのID
は、異常カードである旨が中央装置1から各駅甲,乙…
の各自動改札機や自動精算機等の端末器に配信される
(S114)。
【0017】したがって、その後、SFカードが乙駅
の自動改札機aで使用されたときは、ドアDが閉じられ
て出場が拒否される。なお、SFカードとIDが同一
のSFカードが乙駅や他の駅の自動精算機bや自動券
売機cで使用されたときも、上述と同様に、SFカード
と同じIDのSFカードの使用は禁止される。要する
に、SFカードの使用が終了する間に、そのSFカー
ドと同じSFカードが自動改札機等の端末器で使用
されたときは、SFカード,は、コピー等された不
正な乗車券類と判定されて、その後の使用は一切禁止さ
れる。
【0018】上述の例では、情報記録媒体をSFカード
の乗車券類としたが、乗車券類としては定期券であって
もよく、また、その乗車券類は、非接触券であってもよ
い。さらに、情報記録媒体は乗車券類に限らず、一度、
使用を開始したら再び使用を行ってその使用状態を完結
しなければならない他の情報記録媒体とすることもでき
る。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る情報記録媒体処理装置は、
情報記録媒体が使用されたときに、その使用時刻とその
情報記録媒体の識別データを記憶する記憶手段と、新た
な情報記録媒体の識別データが記憶される毎に、その新
たな識別データと記憶されている識別データとを照合す
る照合手段と、前記所定の一つの処理が終了する間に同
一識別データの情報記録媒体の照合一致が検出されたと
きは、その情報記録媒体を異常と判定する判定手段とか
らなるので、情報記録媒体の不正使用を効果的に防止す
ることができる。また、前記所定の一つの処理の終了時
に照合一致が検出されたときは、その照合一致に係る情
報記録媒体の使用時刻及び識別データを消去する消去手
段を設けたときは、記憶部のデータ量の増加を防止する
ことができる。さらに、前記所定の一つの処理が終了す
るまでの間に照合一致が検出されたときは、その照合一
致に係る情報記録媒体の識別データを端末器に配信し、
その端末器におけるその情報記録媒体の使用を禁止する
禁止手段を設けたときは、異常な情報記録媒体の使用を
速やかに禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記録媒体処理装置を自動改札
機等の駅務機器としたときの全体システム図である。
【図2】電気的構成を示すブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
a 自動改札機 b 自動精算機 c 自動券売機 1 中央装置(ホストコンピュータ) M 記憶部 2 通信制御部 3 駅制御装置 10 制御器 , SFカード(情報記録媒体)
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月17日(1998.12.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ところで、上述の照合一致が得られた場合
であっても(S110否定)、SFカードにおける入
出場の処理が終了する以前に、SFカードと同じID
のSFカード、例えば、SFカードが検出されたとき
は、SFカード,は、コピー等された異常SFカー
ドであることを意味している。したがって、SFカード
のその後の使用を禁止する必要があるので、SFカー
ドのIDは、異常カードである旨が中央装置1から各
駅甲,乙…の各自動改札機や自動精算機等の端末器に配
信される(S114)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】上述の例では、情報記録媒体をSFカード
の乗車券類としたが、乗車券類としては、普通券、特急
券、回数券、定期券であってもよく、また、その乗車券
類は、非接触券であってもよい。さらに、情報記録媒体
は乗車券類に限らず、一度、使用を開始したら再び使用
を行ってその使用状態を完結しなければならない他の情
報記録媒体とすることもできる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの情報記録媒体の使用が入場及び出
    場のように、所定の時間を有して所定の一つの処理が終
    了するときの情報記録媒体処理装置であって、 前記情報記録媒体が使用されたときに、その使用時刻と
    その情報記録媒体の識別データを記憶する記憶手段と、 新たな情報記録媒体の識別データが記憶される毎に、そ
    の新たな識別データと記憶されている識別データとを照
    合する照合手段と、 前記所定の一つの処理が終了する間に同一識別データの
    情報記録媒体の照合一致が検出されたときは、その情報
    記録媒体を異常と判定する判定手段と、 を有することを特徴とする情報記録媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の一つの処理の終了時に照合一致が
    検出されたときは、その照合一致に係る情報記録媒体の
    使用時刻及び識別データを消去する消去手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 所定の一つの処理が終了するまでの間に
    照合一致が検出されたときは、その照合一致に係る情報
    記録媒体の識別データを端末器に配信し、その端末器に
    おけるその情報記録媒体の使用を禁止する禁止手段を設
    けたことを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録媒
    体処理装置。
JP35488698A 1998-12-14 1998-12-14 情報記録媒体処理装置 Pending JP2000182005A (ja)

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