JP2004295481A - カード利用システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カードのネガリストファイル(14)を管理する中央管理センタと、中央管理センタから送られるネガリストとカードとを照合し、カードがネガリストに含まれないことを条件にカード所持者の通行を許可するゲート端末(10)と、ゲート端末を入場したエリア内に配置され、ゲート端末用と共通のカードが利用可能なカード利用端末(20)とを備え、前記カード利用端末は、ネガリストチェック無しでカード利用可能である。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード利用端末における処理負担を軽減するとともに、不正利用を防止し、カードの利用を一層図るようにしたカード利用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、非接触ICカードを定期券として利用したり、ICカードに価値情報(電子マネー)をチャージして乗車券や物品の購入ができるようなシステムが普及している。このようなシステムでは、紛失したカードや盗難にあったカード等が不正に利用されないようにすることが重要である。そのために、従来では図6に示すように、中央管理センタ1で紛失したカードや盗難にあったカードをネガファイル14として管理し、これを毎日各駅の駅サーバ2に配布し、駅サーバ2は自動改札機、券売機、精算機等の各駅務機器31 、32 ……3n の電源投入時にそれぞれ配布し、各駅務機器ではそれぞれ独立してICカードがネガリストに含まれないか否かをチェック(ネガチェック)して不正利用されないようにしている。
【0003】
また、クレジットカード等を用いた取引においても、ホストコンピュータ側でネガファイルを管理し、各端末装置から送られるカード情報とネガリストとを照合して認証処理を行うようにすることが提案されている(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】特開平7−262455号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6に示したようなシステムでは、各駅務機器ではそれぞれネガチェックを行わなければならない。ネガチェックは累積的に増大する膨大な量のネガリストとの照合が必要であり、自動改札機などではその処理能力をもつことは必要だとしても、例えば、駅構内の売店などに設置する簡易な端末にまでネガチェックを求めると、ICカード対応の簡易な端末の普及を阻害し、ひいてはICカードの利用の利便性が低下し、その普及の妨げとなる。
また、特許文献1に示したようなシステムにおいても、各端末はホストコンピュータ側にネガチェックを依頼する必要があり、ホストコンピュータ側の負荷も増大してしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、不正利用の防止を図りつつ、ICカードを利用する端末の処理負担を軽減することを目的とする。
本発明は、カードのネガリストファイルを管理する中央管理センタと、中央管理センタから送られるネガリストとカードとを照合し、カードがネガリストに含まれないことを条件にカード所持者の通行を許可するゲート端末と、
ゲート端末の入場エリア内に配置され、ゲート端末と共通のカードが利用可能なカード利用端末と、
を備え、前記カード利用端末は、ネガリストチェック無しでカード利用可能であることを特徴とする。
また、本発明は、カードのネガリストファイルを管理する中央管理センタと、中央管理センタから送られるネガリストとカードとを照合し、カードがネガリストに含まれないことを条件にカード所持者の通行を許可するゲート端末と、
ゲート端末の出場所定エリア内に配置され、ゲート端末と共通のカードが利用可能なカード利用端末と、
を備え、前記カード利用端末は、ゲート端末通過時から所定時間内であるとき、ネガリストチェック無しでカード利用可能であることを特徴とする。
また、本発明は、前記ゲート端末が自動改札機であり、カード利用端末は駅務機器であることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態のカード利用シテステムの概略構成を説明する図、図2は自動改札機と駅務機器や販売機の配置図、図3は自動改札機とカード利用端末の制御ユニットの機能説明図で、図3(a)は自動改札機制御ユニットの機能説明図、図3(b)はカード利用端末の機能説明図である。
【0008】
中央管理センタ1において紛失したカードや盗難にあったカードをネガファイル14として管理し、これを毎日各駅の駅サーバ2に配布する点は従来と同じであるが、本実施形態においては、駅サーバ22はネガファイルを自動改札機3にのみ配布する。
【0009】
図2に示す配置図において、自動改札機3ではICカードと配信されたネガファイルとの照合(ネガチェック)を行い、自動改札機3を通ったICカードはネガチェック済みとして、このICカードと共通利用でき、入場エリアに設置された各駅務機器4、販売機5等のカード利用端末ではネガチェックは省略する。
【0010】
すなわち、図3(a)に示すように、自動改札機制御ユニット10は、カード15とネガファイル14とを照合するネガ制御部11、カード15のデータの読み取り/書き込みを行うカード制御部12、自動改札機の扉を開閉制御する扉開閉制御部13を有し、自動改札機においてネガチェックが行われると、例えば、図4に示すように、カードに自動改札機通過フラグが書き込まれる。図3(b)に示すように、入場エリアに設置されたカード利用端末制御ユニット20はカード15のデータの読み取り/書き込みを行うカード制御部21のみ有し、ネガ制御部はもたない。そして、自動改札機においてネガチェックが正常、即ち自動改札機通過フラグ1であれば、カード利用端末での利用ができる。
【0011】
このようなシステム構成とすれば、自動改札機でネガチェックは行われているため不正利用を防止することができ、カードが共通利用できる端末ではネガチェックが必要なくなくため、利用者の利便性が向上し、ICカードの普及を図ることが可能である。
【0012】
なお、図2において、出場エリアに設置された駅務機器6、販売機7等のカード利用端末、さらには駅近辺のカード利用端末においても、自動改札機を通過直後であれば、入場エリアのカード利用端末と同様にネガチェックを省略しても問題は生じない。ただし、自動改札機通過後、何日も時間が経過したような場合にもネガチェックを省略すると、不正利用される可能性がある。そこで、例えば、自動改札機通過後10時間というような時間を区切って利用可能とすることにより、不正利用を防止することができる。この場合は、自動改札機において、図5に示すような、自動改札機通過日時をカードに書き込み、カード利用端末ではこの日時から10時間以内か否かだけをみるようにする。
【0013】
なお、上記の例では自動改札機を例にして説明したが、本願発明はこれに限定されるものではない。例えば、スキー場、遊園施設等のゲート端末を設置して閉空間においてサービスを行うような場合に、ゲート端末とゲート内に設置され、ゲート端末と共通のカードを使用できるカード利用端末に対しても適用可能であり、その場合にもゲート端末においてのみネガチェックを行い、ゲート内のカード利用端末においてはネガチェックを行わない。また、ゲート外近辺のカード利用端末に対しても、図5に示したようにゲート通過日時から所定時間内に限り利用できるようにすれば、ネガチェックを省略することができる。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ゲート端末を設置した閉空間においてサービスを行うような場合に、ゲート端末においてのみネガチックを行い、ゲート端末と共通のカードを使用できるカード利用端末に対してはネガチックを省略することができる。したがって、ICカードの不正利用の防止を図りつつ、ICカードを利用する端末の処理負担を軽減できるので、カード利用端末の設置が促進され、顧客の利便性が向上し、ICカードの普及を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード利用シテステムの概略構成を説明する図である。
【図2】自動改札機と駅務機器や販売機の配置図である。
【図3】自動改札機とカード利用端末の制御ユニットの機能説明図である。
【図4】自動改札機で書き込まれるデータ例を説明する図である。
【図5】自動改札機で書き込まれるデータ例を説明する図である。
【図6】従来のカード利用シテステムの概略構成を説明する図である。
【符号の説明】
1…中央管理センタ、2…駅サーバ、3…自動改札機、4,6…駅務機器、5,7…販売機、10…自動改札機制御ユニット、11…ネガ制御部、12…カード制御部、13…扉開閉制御部、14…ネガファイル、15…カード、20…カード利用端末制御ユニット。
Claims (3)
- カードのネガリストファイルを管理する中央管理センタと、中央管理センタから送られるネガリストとカードとを照合し、カードがネガリストに含まれないことを条件にカード所持者の通行を許可するゲート端末と、
ゲート端末の入場エリア内に配置され、ゲート端末と共通のカードが利用可能なカード利用端末と、
を備え、前記カード利用端末は、ネガリストチェック無しでカード利用可能であることを特徴とするカード利用システム。 - カードのネガリストファイルを管理する中央管理センタと、中央管理センタから送られるネガリストとカードとを照合し、カードがネガリストに含まれないことを条件にカード所持者の通行を許可するゲート端末と、
ゲート端末の出場所定エリア内に配置され、ゲート端末と共通のカードが利用可能なカード利用端末と、
を備え、前記カード利用端末は、ゲート端末通過時から所定時間内であるとき、ネガリストチェック無しでカード利用可能であることを特徴とするカード利用システム。 - 前記ゲート端末は自動改札機であり、カード利用端末は駅務機器であることを特徴とする請求項1または2記載のカード利用システム。
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