JP3879945B2 - 自動販売機の貨幣等処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の貨幣等処理装置に関し、とくに、主制御部と該主制御部からくり返し送信される制御指令を受信して個々の制御動作を行う従制御部(以下、スレーブと呼ぶこともある。)とを備え、該従制御部で、購入する商品の代金を支払うための貨幣やカード(以下、貨幣等と言う。)による支払動作を受け付けるか否かを判定するようにした自動販売機の貨幣等処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
制御指令を送信する主制御部と、主制御部からくり返し送信される制御指令を受信し、必要な制御動作を分担する従制御部とを有する分散制御方式の自動販売機が知られている。たとえば特許番号第2545925号公報には、主制御部と、該主制御部から伝送路を介して所定の周期で繰り返し送信される制御指令を受信し、その制御指令に従って制御動作を行うと共に当該制御動作で得た情報を伝送路を介して前記主制御部に送信する従制御部とを備え、前記制御指令として受付指令を受信したときはその状態を保持して貨幣等の受付の制御動作を行う貨幣等処理装置を前記従制御部に含む自動販売機の貨幣等処理装置において、前記制御指令の受信が無いことを判別して通信断カウンタをカウントアップする計数手段と、該通信断カウンタの値が所定値に達したことを判別して通信断フラグをセットするセット手段と、前記制御指令の受信が有ることを判別して前記通信断カウンタ及び通信断フラグをクリアするクリア手段とからなる通信断検知手段と、前記受付指令を受信した状態で前記通信断フラグがセットされていないことを判別して貨幣等の受付の制御動作を行う受付手段と、前記受付指令を受信した状態で前記通信断フラグがセットされていることを判別して貨幣等の受付禁止の制御動作を行う受付禁止手段とからなる貨幣等受付処理手段とを前記貨幣等処理装置に備え、前記通信断検知手段及び貨幣等受付処理手段の動作を一定周期で繰り返し行うようにした、自動販売機の貨幣等処理装置が提案されている。つまり、主制御部としてのホストコンピュータからの通信が切れたときに、従制御部を備えた装置の機能を停止するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記提案による装置には、通信断フラグを必要とするため、制御が複雑になるという基本的な問題がある。
【0004】
また、上記制御指令の受信が無いことを判別して通信断カウンタをカウントアップする計数手段と、該通信断カウンタの値が所定値に達したことを判別して通信断フラグをセットするセット手段と、前記制御指令の受信が有ることを判別して前記通信断カウンタ及び通信断フラグをクリアするクリア手段とからなる通信断検知手段と、前記受付指令を受信した状態で前記通信断フラグがセットされていないことを判別して貨幣等の受付の制御動作を行う受付手段と、前記受付指令を受信した状態で前記通信断フラグがセットされていることを判別して貨幣等の受付禁止の制御動作を行う受付禁止手段の処理手段を必要としているので、制御装置が一層複雑になっている。
【0005】
さらに、通信断フラグの設定処理と貨幣等の受付処理の2つの処理を一定周期で繰り返す必要があり、処理時間に無駄があるという問題もある。
【0006】
本発明の課題は、上記のような問題点に着目し、制御を複雑化している主要因である通信断フラグを使用せず、より簡単な制御で従制御部における所望の貨幣等の処理動作を行わせることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の自動販売機の貨幣等処理装置は、主制御部と、該主制御部から所定の周期でくり返し送信される制御指令を受信し、該制御指令に基づいて制御動作を行うとともに該制御動作で得た情報を前記主制御部に送信する従制御部とを有し、該従制御部の制御動作に、前記制御指令として貨幣等の受付指令を受信したときに受付の可否を判定するとともにその判定に基づいて受付の可否のいずれかの動作を行わしめる制御動作を含む自動販売機の貨幣等処理装置において、前記従制御部に、(A)前記主制御部から送信される制御指令を受信したとき、受信割込を発生させ受付処理タスクに制御を移して、前記制御指令の受信確定時にのみカウンタをプリセットする手段と、(B)前記手段(A)による動作の実行にかかわらず、一定周期で前記カウンタ計数を実行し、計数値が予め定められた限界値に達したか否かを判定し、限界値に達したときには通信断状態と判断する貨幣等の受付可否判定手段とを設けたことを特徴とするものからなる。
【0008】
この貨幣等処理装置においては、前記受信確定の判断を、前記制御指令が自己装置への指令か否かの判断によって行うことができる。
【0009】
このような本発明に係る自動販売機の貨幣等処理装置においては、制御指令は正常時には所定の周期で繰り返し主制御部から送信されて従制御部で受信される。この制御指令の受信時にカウンタをプリセットし、カウンタ値により貨幣等の投入許可と投入禁止を設定しておく。つまり、一定周期でカウンタを計数し、計数値が限界値に達したか否かを判定し、限界値に達したときには主制御部からの通信断状態と判断し、貨幣等の受付を禁止する。これによって、通信断フラグを設定することなく、所望の貨幣等の受付あるいは禁止処理が行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の望ましい実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施態様に係る自動販売機の貨幣等処理装置を示している。図において、1はホストコンピュータ内に組み込まれた主制御部を示しており、主制御部1からは、伝送路2を介して、従制御部としての各スレーブ3に制御指令が送信される。各スレーブ3は、主制御部1から所定の周期で繰り返し送信される制御指令を受信し、該制御指令に基づいて制御動作を行うとともに該制御動作で得た情報を主制御部1に送信する。各スレーブ3では、上記制御指令として貨幣等の受付指令を受信したときに受付の可否を判定するとともに、その判定に基づいて受付の可否のいずれかの動作を行わせるための制御動作信号を発する。この制御動作のために、各スレーブ3には、上記制御指令の受信確定時にカウンタをプリセットするカウンタプリセット手段(図示略)と、貨幣等の受付の可否を判断する受付可否判定手段(図示略)とが設けられている。
【0011】
カウンタプリセット手段では図2(a)に示すように制御され、受付可否判定手段では図2(b)に示すように制御される。
【0012】
主制御部1と各従制御部3(スレーブ)との間では、主制御部1が従制御部3を順次くり返し指定して交信が行われる。貨幣処理装置やカード処理装置等の貨幣等処理装置では、主制御部1から送信される制御指令を受信すると、図2(a)に示すように受信割込が発生し受付処理タスク(T01)に制御が移される。
【0013】
次に、その制御指令が自装置に対する指令か否かがタスクT02で判定され、自装置に対する制御指令でない場合には、直接処理を終了する(タスクT05)。
【0014】
自装置に対する制御指令の場合には、つまり、受信確定時には、通信カウンタをプリセットする(タスクT03)。プリセットは十分に高い値、たとえば200にセットされる。カウンタプリセット後、通信の指令内容(データ)が格納される(タスクT04)。これで、主制御部1からの制御指令に基づく、従制御部3における制御動作の準備が完了する。
【0015】
次に、貨幣等の受付処理が図2(b)に示すように行われる。図2(b)は、硬貨受付処理の場合について示している。この硬貨受付処理タスク(T10)は、一定周期で、たとえば10msec毎に処理を実行する。
【0016】
まず、通信カウンタの値をチェックする(タスクT11)。たとえば、正常通信動作時は、通信カウンタ値>0であり、制御はタスクT12に移る。タスクT12では、通信カウンタ値を1だけ減算し、続いて受付指令が許可状態か否かを確認する(タスクT13)。許可状態の場合には、硬貨受付許可状態の処理を実行する(タスクT14)。この硬貨受付許可状態(T14)における貨幣識別の処理としては、たとえば、貨幣投入許可ランプを点灯し、貨幣投入口における投入貨幣の有無を検出する。
【0017】
上記において、自装置に対する通信指令がない場合には、つまり通信断の場合には、受付処理タスクの通信カウンタ値のプリセット処理(T03)は実行されない。しかし、硬貨受付処理タスクはプリセット処理(T03)の実行にかかわらず一定周期でくり返し実行されるため、通信カウンタはこのタスク処理発生の都度、減算処理され(T12)、やがて通信カウンタ値は限界値としての0となる。通信カウンタ値が0の状態で硬貨受付処理タスクが実行されると、通信カウンタ値の比較タスク(T11)から硬貨受付禁止処理タスク(T15)に移行し、受付が禁止される。したがって、通信断の状態では、適切にかつ迅速に受付が禁止(停止)されることになる。
【0018】
この硬貨受付禁止処理(T15)における貨幣識別の処理としては、たとえば、貨幣投入許可ランプが消灯され、貨幣識別機の貨幣受付動作は実行されない。
【0019】
上記硬貨受付処理タスクは、一定周期でくり返し実行されるが、通信カウンタ値は0以下の値にはならない。つまり、0になったときが、通信カウンタ値の限界停止状態となる。
【0020】
自装置に対する通信指令(制御指令)が復帰したときには、通信カウンタに数値がプリセットされ(T03)、前述の如き硬貨受付処理タスクが正常通信動作時の動作に復帰する。
【0021】
このように、通信フラグを全く使用せずに、通信カウンタの設定、比較、減算処理の簡単な処理にて、通信の不具合が確実に検出される。また、制御が簡素であることから、メモリの節約にもなる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の自動販売機の貨幣等処理装置によれば、フラグを使用せずに簡単な制御で確実に通信の不具合を検知でき、不具合が発生した場合には適切にかつ迅速に、自装置のみ効率よく貨幣等の受付禁止にすることができる。
【0023】
また、制御が簡単であることからメモリも節約でき、通信カウンタのプリセットは受付割込発生時のみ実行し、貨幣等受付処理で直接通信断状態を検出できる。このため、一定周期で監視する処理量が減り、処理能力を向上することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る自動販売機の貨幣等処理装置の概略構成図である。
【図2】(a)は、図1の装置の従制御部におけるカウンタプリセット手段の制御フローチャート、(b)は、受付可否判定手段の制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部
2 伝送路
3 従制御部(スレーブ)
T01〜T05、T10〜T16 処理タスク

Claims (2)

  1. 主制御部と、該主制御部から所定の周期でくり返し送信される制御指令を受信し、該制御指令に基づいて制御動作を行うとともに該制御動作で得た情報を前記主制御部に送信する従制御部とを有し、該従制御部の制御動作に、前記制御指令として貨幣等の受付指令を受信したときに受付の可否を判定するとともにその判定に基づいて受付の可否のいずれかの動作を行わしめる制御動作を含む自動販売機の貨幣等処理装置において、前記従制御部に、(A)前記主制御部から送信される制御指令を受信したとき、受信割込を発生させ受付処理タスクに制御を移して、前記制御指令の受信確定時にのみカウンタをプリセットする手段と、(B)前記手段(A)による動作の実行にかかわらず、一定周期で前記カウンタ計数を実行し、計数値が予め定められた限界値に達したか否かを判定し、限界値に達したときには通信断状態と判断する貨幣等の受付可否判定手段とを設けたことを特徴とする、自動販売機の貨幣等処理装置。
  2. 前記受信確定の判断を、前記制御指令が自己装置への指令か否かの判断によって行う、請求項1の自動販売機の貨幣等処理装置。
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