JPH10162088A - 電子マネーシステム及び不正カード検出方法 - Google Patents

電子マネーシステム及び不正カード検出方法

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JPH10162088A
JPH10162088A JP32125196A JP32125196A JPH10162088A JP H10162088 A JPH10162088 A JP H10162088A JP 32125196 A JP32125196 A JP 32125196A JP 32125196 A JP32125196 A JP 32125196A JP H10162088 A JPH10162088 A JP H10162088A
Authority
JP
Japan
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electronic money
check code
card
money card
check
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Application number
JP32125196A
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English (en)
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Toshihide Iida
利英 飯田
Takashi Takagi
孝 高木
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子マネーカードの偽造カードの不正使用を
有効に防止することができる電子マネーシステムを提供
する。 【解決手段】 電子マネー端末13は、電子マネーカー
ド15に記憶された識別符号とチェックコードを含む取
引要求を電子マネー管理センタ11に送信する。電子マ
ネー管理センタ11は、受信した取引要求に含まれる電
子マネーカード15のチェックコードと、各電子マネー
カード15のチェックコードを記憶する利用者DB17
上の同電子マネーカード15のチェックコードが一致す
るか否かを判別し、一致しない場合取引を中止する。取
引完了後、電子マネー管理センタ11は、利用者DB1
7上のチェックコードを更新すると共に電子マネーカー
ド15上のチェックコードも同一の値に更新するよう電
子マネー端末13に指示する。電子マネー端末13は、
指示に従って、電子マネーカード15上のチェックコー
ドを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金銭的情報である
電子マネーを取引する電子マネーシステム及び不正カー
ド検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】貨幣的価値を有する金銭データを用いて
電子的な決済を可能とする電子マネーシステムが例え
ば、特公平7−111723等に開示されている。電子
マネーシステムでは、図10に示すように、本物(オリ
ジナル)の電子マネーカード(金銭データを記録したI
Cカード)と全く同一のデータを記憶したコピーカード
を作成し、使用することが論理的に可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、電子マネー
システムでは、本物の電子マネーカードをコピーする等
により作成された偽造カードの使用を防止する必要があ
る。また、カードの真正な所有者のみが、そのカードを
使用できるようにすることが望ましい。しかし、このよ
うな要請を満たす電子マネーシステムは、未だに、提案
されていない。
【0004】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、偽造されたカードの不正使用を有効に防止すること
ができる電子マネーシステム及び不正カード検出方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る電子マネーシステム
は、金銭的価値を有する電子マネーを格納する電子マネ
ーカードと、該電子マネーカードを処理するための端末
と、該端末を制御するセンタとを備え、前記電子マネー
カード間で前記電子マネーを取引する電子マネーシステ
ムであって、前記電子マネーカードは、該電子マネーカ
ードを特定するための識別符号と、チェックコードとを
記憶する手段を備え、前記端末は、前記電子マネーカー
ドに記憶されている前記チェックコードと前記識別符号
とを含む取引要求を前記センタに送信する送信手段を備
え、前記センタは、各前記電子マネーカードの前記チェ
ックコードを記憶するチェックコード記憶手段と、前記
チェックコード記憶手段に記憶されている前記チェック
コードのうち、前記端末からの前記取引要求に含まれて
いる前記識別符号により特定される前記電子マネーカー
ドの前記チェックコードが前記取引要求に含まれている
前記チェックコードと一致するか否かを判別する判別手
段と、前記チェックコードが一致すると判別された場
合、取引を許可し、前記チェックコードが一致しないと
判別された場合、取引を中止する制御手段と、取引が許
可された場合、前記電子マネーカードに対して新たにチ
ェックコードを生成する生成手段と、前記チェックコー
ド記憶手段に記憶されている該電子マネーカードの前記
チェックコードを前記生成手段により生成された前記チ
ェックコードに更新する第1の更新手段と、前記端末に
装着されている前記電子マネーカードに記憶されている
前記チェックコードを前記チェックコード記憶手段に記
憶されている前記チェックコードと同一の値に更新する
よう指示する手段と、を備え、前記端末は、前記センタ
からの指示に応答して、装着されている前記電子マネー
カードの前記チェックコードを更新する第2の更新手段
を更に備える。
【0006】このような構成によれば、電子マネーカー
ドのチェックコードが、センタに登録されている同電子
マネーカードのチェックコードと一致するか否かを判別
することにより、偽造等による不正カードの使用を防止
することができる。また、使用された電子マネーカード
のチェックコードと、センタが記憶する同電子マネーカ
ードのチェックコードを、1回の取引毎に同一の値に更
新する。これにより、その電子マネーカードのコピーカ
ードが作成されていたとしても、使用された電子マネー
カード以外のカードのチェックコードは、センタに登録
されているチェックコードと異なってしまうため、使用
できなくなる。よって、コピーカードの不正使用を防止
することができる。
【0007】前記制御手段は、前記判別手段により前記
チェックコードが一致しないと判別された場合、不正検
出を通知する手段を更に備えてもよい。これにより、不
正カードの使用を検出することができる。
【0008】前記第1の更新手段は、更新前の前記チェ
ックコードを記憶する使用済チェックコード記憶手段を
更に備えてもよく、前記制御手段は、前記判別手段によ
り前記チェックコードが一致しないと判別された場合、
前記電子マネーカードに記憶されている前記チェックコ
ードが前記使用済チェックコード記憶手段に記憶されて
いる前記チェックコードのいずれかと一致するか否かを
判別し、一致した場合、不正に複製されたコピーカード
の検出を通知する手段を更に備えてもよい。これによ
り、コピーカードの不正使用を検出することができる。
【0009】前記生成手段は、乱数を用いて新たなチェ
ックコードを生成する手段を更に備えてもよい。これに
より、生成されるチェックコードを予測することが困難
となり、信頼性の高いマネーシステムを実現することが
できる。
【0010】前記電子マネーカードは、光エネルギーが
照射されることにより物理的にピットが形成されてデー
タが書き込まれ、書き換えが実質的に不可能な光記憶部
を備え、該光記憶部に取引に関する情報を記録してもよ
い。これにより、データの改ざん、偽造がより困難とな
るため、システムの信頼性を高めることができる。
【0011】この発明の第2の観点にかかる電子マネー
システムは、金銭的価値を有する電子マネーを格納する
電子マネーカードを用いて前記電子マネーを取引する電
子マネーシステムにおいて、前記電子マネーカードは、
前記電子マネーカードを特定するための識別符号とチェ
ックコードを記憶する記憶手段を備え、前記電子マネー
カードに記憶されている前記チェックコードと前記識別
符号とを読み出す読出手段と、各前記電子マネーカード
の前記識別符号と前記チェックコードを関連付けて記憶
するチェックコード記憶手段と、前記チェックコード記
憶手段に記憶される前記チェックコードのうち、前記読
出手段により読み出された前記識別符号に対応する前記
チェックコードと、前記読出手段により読み出された前
記チェックコードが一致するか否かを判別するコード判
別手段と、前記コード判別手段により前記チェックコー
ドが一致すると判別された場合、取引を許可し、前記チ
ェックコードが一致しないと判別された場合、取引を中
止する制御手段と、取引が許可された場合、前記電子マ
ネーカードに対して新たにチェックコードを生成する生
成手段と、前記チェックコード記憶手段に記憶されてい
る前記チェックコードのうち、該電子マネーカードの前
記チェックコードを前記生成手段により生成された前記
チェックコードに更新する手段と、前記電子マネーカー
ドに記憶されている前記チェックコードを前記チェック
コード記憶手段に新たに記憶される前記チェックコード
と同一の値に更新する手段と、を備える。
【0012】このような構成によれば、電子マネーカー
ドのチェックコードが、チェックコード記憶手段に登録
されている同電子マネーカードのチェックコードと一致
するか否かを判別することにより、偽造等による不正カ
ードの使用を防止することができる。また、使用された
電子マネーカードのチェックコードと、チェックコード
記憶手段が記憶する同電子マネーカードのチェックコー
ドを、1回の取引毎に同一の値に更新する。これによ
り、その電子マネーカードのコピーカードが作成されて
いたとしても、チェックコードが異なってしまうため、
使用不可となる。よって、コピーカードの不正使用を防
止することができる。
【0013】上記第1と第2の観点に係る電子マネーシ
ステムにおいて、前記電子マネーカードに、該電子マネ
ーカードの保有者の身体的特徴を記憶させてもよく、前
記電子マネーカードの利用者の身体的特徴を読み取り、
該電子マネーカードに記憶されている前記身体的特徴と
比較し、類似度が一定値以上か否かを判別し、類似度が
一定値以上である場合、前記取引要求の送信を許可して
もよい。
【0014】このような構成によれば、電子マネーカー
ドが使用される際、利用者の身体的特徴を読み取り、そ
の電子マネーカードに記憶されているカード保有者の身
体的特徴と照合することにより、利用者がその電子マネ
ーの保有者か否かを判別する。これにより、他者が電子
マネーカードの保有者になりすまして、その電子マネー
カードを使用することを防止することができる。
【0015】前記身体的特徴は、例えば、指紋、声紋、
顔の画像、網膜パターンに関する情報のいずれかを含
む。
【0016】この発明の第3の観点にかかる電子マネー
システムは、金銭的価値を有する電子マネーを格納する
電子マネーカードを用いて前記電子マネーを取引する電
子マネーシステムにおいて、前記電子マネーカードはチ
ェックコードを記憶し、各前記電子マネーカードの前記
チェックコードを記憶するチェックコード記憶手段と、
取引に用いる前記電子マネーカードに記憶される前記チ
ェックコードが、前記チェックコード記憶手段に記憶さ
れている前記チェックコードのうちの前記取引に用いる
電子マネーカードの前記チェックコードと一致するか否
かを判別し、一致する場合取引を許可し、一致しない場
合取引を中止すると共に不正検出を通知する判別手段
と、取引が許可された場合、前記電子マネーカードに記
憶されている前記チェックコードと前記チェックコード
記憶手段に記憶されている前記電子マネーカードの前記
チェックコードとを同一の新たな値に更新する手段と、
を備える。
【0017】このような構成によれば、電子マネーカー
ドのチェックコードが、登録されている同電子マネーカ
ードのチェックコードと一致するか否かを判別すること
により、偽造等による不正カードを防止することができ
る。また、使用された電子マネーカードが記憶するチェ
ックコードと、チェックコード記憶手段が記憶する同電
子マネーカードのチェックコードを、1回の取引毎に同
一の値に更新する。これにより、その電子マネーカード
のコピーカードが作成され、使用されたとしても、チェ
ックコードが異なってしまうため、不正カードとして検
出できる。
【0018】この発明の第4の観点にかかる不正カード
検出方法は、金銭的価値を有する電子マネーを格納する
電子マネーカードを用いて電子マネーを取引する電子マ
ネーシステムにおいて、各前記電子マネーカードを特定
するための識別符号とチェックコードを該電子マネーカ
ードに記憶させる記憶ステップと、前記電子マネーカー
ドから前記チェックコードと前記識別符号とを読み出す
読出ステップと、各前記電子マネーカードの前記識別符
号と前記チェックコードとを関連付けて記憶するチェッ
クコード記憶ステップと、前記チェックコード記憶ステ
ップにより記憶される前記チェックコードのうち、前記
読出ステップにより読み出された前記識別符号に対応す
る前記チェックコードと前記読出ステップにより読み出
された前記チェックコードが一致するか否かを判別する
判別ステップと、前記判別ステップにより前記チェック
コードが一致すると判別された場合、取引を許可し、前
記チェックコードが一致しないと判別された場合、その
電子マネーカードを不正カードと判別し、不正検出の旨
を通知する制御ステップと、取引が許可された場合、前
記電子マネーカードに対して新たにチェックコードを生
成するコード生成ステップと、前記チェックコード記憶
ステップにより記憶されている前記チェックコードのう
ち、該電子マネーカードの前記チェックコードを前記生
成ステップにより生成された前記チェックコードに更新
する更新ステップと、前記電子マネーカードに記憶され
ている前記チェックコードを前記チェックコード記憶ス
テップにより記憶されている前記チェックコードと同一
の値に更新するステップと、を備える。
【0019】このような構成によれば、電子マネーカー
ドのチェックコードが、チェックコード記憶ステップに
より記憶されている同電子マネーカードのチェックコー
ドと一致するか否かを判別することにより、偽造等によ
る不正カードの使用を防止することができる。また、使
用された電子マネーカードのチェックコードと、チェッ
クコード記憶ステップにより記憶される同電子マネーカ
ードのチェックコードを、1回の取引毎に同一の値に更
新する。これにより、その電子マネーカードのコピーカ
ードが作成されていたとしても、チェックコードが異な
ってしまうため、使用不可となる。よって、コピーカー
ドの不正使用を防止することができる。
【0020】前記更新ステップは、更新前の前記チェッ
クコードを記憶する使用済チェックコード記憶ステップ
を更に備え、前記制御ステップは、前記判別手段により
前記チェックコードが一致しないと判別された場合、前
記電子マネーカードに記憶されている前記チェックコー
ドが前記使用済チェックコード記憶ステップにより記憶
されたチェックコードのいずれかと一致するか否かを判
別し、一致した場合、コピーカードの検出を通知する手
段を更に備える。これにより、コピーカードの不正使用
を検出することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる電子マネーシステムについて図面を参照して説明す
る。この電子マネーシステムは、図1に示すように、電
子マネー管理センタ11と、銀行センタ12と、電子マ
ネー端末13と、電子マネーカード15と、より構成さ
れる。
【0022】電子マネー管理センタ11は、この電子マ
ネーシステム全体の動作を制御(管理)するコンピュー
タシステムである。電子マネー管理センタ11は、この
システムにおいて使用可能な電子マネーカード15の情
報を格納するための利用者データベース(DB)17を
備える。利用者DB17は、図2に示すように、電子マ
ネーカード15のカードID(識別符号)、電子マネー
カード15の正当性をチェックするためのチェックコー
ド、残高、等を記憶する。
【0023】また、電子マネー管理センタ11は、利用
者DB17に記憶されている各電子マネーカード15の
データに対して一時に1ユーザしかアクセスできないよ
う排他制御するDB制御部18を備える。DB制御部1
8は、図3に示すような、利用者DB17に記憶されて
いる各電子マネーカード15のデータに対するアクセス
状況をチェックするためのアクセステーブルを有する。
図示されるように、アクセステーブルは、各電子マネー
カード15のカードIDと、そのカードIDのデータが
アクセス中か否か(”ON”か”OFF”)を示すアク
セスフラグの項目を備える。例えば、図3に示すアクセ
ステーブルは、アクセスフラグが”ON”であるカード
ID”C06”と”C10”のデータがアクセス中であ
ることを示す。
【0024】DB制御部18は、利用者DB17のデー
タにアクセス要求が発生すると、アクセス要求対象のデ
ータのアクセスフラグを参照し、アクセスフラグが”O
FF”、即ちアクセスされていない場合、アクセスを許
可する。また、アクセスを許可した際、そのアクセスフ
ラグを”ON”、即ち”アクセス中”に更新する。アク
セスが終了すると、そのアクセスフラグを再度”OF
F”に更新する。なお、アクセスフラグを参照した際、
アクセスフラグが”ON”の場合は、アクセスフラグ
が”OFF”になるまで待つ。
【0025】銀行センタ12は、電子マネーカード15
の利用者(保有者)の口座である決済口座と、銀行が保
有する電子マネーの運用口座である別段口座とを備え、
これらの口座の入出金処理を行う。例えば、銀行センタ
12は、電子マネー管理センタ11からの指示に従っ
て、電子マネーカード15の利用者の決済口座から別段
口座への振り替え及び別段口座から決済口座への振り替
えを行う。
【0026】電子マネー端末13は、利用者が電子マネ
ーカード15を挿入又は装着し、所定の操作をすること
により、電子マネーの取引をするための端末である。電
子マネー端末13は、図4に示すように、入力部31
と、表示部32と、カード処理部33と個人情報読取部
34を備える。
【0027】入力部31は、電子マネーの取引の指示等
を入力する。表示部32は、処理メニュー、メッセージ
等を表示する。カード処理部33は、電子マネーカード
15を受け付ける挿入口と、後述する電子マネーカード
15のIC部20をアクセスするためのICリード/ラ
イト部と、光記憶部21をアクセスするための光記憶リ
ード/ライト部とを備える。
【0028】個人情報読取部34は、利用者の身体的特
徴による特有情報(指紋)を読みとるための装置であ
る。個人情報読取部34の構成の一例を図5に示す。個
人情報読取部34は、指紋をスキャンするための読取窓
(図示せず)を備え、読取窓内の画像(指紋の画像)を
スキャンし、画像データを取得する画像取得部51と、
画像取得部51で取得した画像データをフーリエ変換す
るフーリエ変換部52と、フーリエ変換部52で取得さ
れたフーリエ級数の位相情報のみを抽出する位相情報抽
出部53と、位相情報抽出部53で生成された位相情報
と後述する電子マネーカード15のIC部20から読み
出した位相情報とを合成する合成部54と、合成部54
で合成された位相情報をフーリエ変換して相関強度を取
得するフーリエ変換部55と、フーリエ変換部55で得
られた相関強度と閾値を比較し、操作者が正当者である
か否かを判別する判別部56を備える。
【0029】また、電子マネー端末13は、後述する支
払い処理等で電子マネーカード15から支払われた電子
マネーを入金情報として記憶するための記憶部(図示せ
ず)を備える。
【0030】電子マネーカード15は、例えば、図6に
示すように、IC部(ICチップ)20と光記憶部21
を備える光ICハイブリッドカードから構成される。I
C部20は制御回路とメモリ回路を内蔵する。このメモ
リ回路は、図6に示すように、動作プログラムの他に、
カードID、電子マネーの残高、チェックコード、等を
記憶する。光記憶部21は、例えば、光エネルギーが照
射されることによりピット等が形成されてデータが書き
込まれるタイプの書き換え不可能な追記型の記憶媒体等
から構成され、この電子マネーカード15の所有者の指
紋データ、電子マネーの取引情報等を記憶する。この指
紋データは、例えば、上述の画像取得部51とフーリエ
変換部52と位相情報抽出部53とを備える指紋読取機
で取得した位相情報である。
【0031】取引情報は、図7に示すように、取引区分
(チャージ(残高の補充)、支払い、譲渡、換金等)、
取引日時、取引金額、取引先カードID、取引のために
電子マネーカードが装着された電子マネー端末13の端
末ID、等の項目により構成される。
【0032】この電子マネーシステムでは、取引に先だ
って、利用者の指紋データを取得し、電子マネーカード
15に記憶されている指紋データと照合することによ
り、その利用者の正当性をチェックする。以下、この照
合処理について説明する。まず、利用者が、例えば図8
(A)に示すような、電子マネー端末13の表示部32
に表示された処理メニューの中から所望の処理を選択す
る。これに応答し、電子マネー端末13は、図8(B)
に示すような、電子マネーカード15をカード処理部3
3に挿入し、個人情報読取部34上に指を置くよう指示
する旨のメッセージを表示する。
【0033】利用者がメッセージに従って個人情報読取
部34上に指を置くと、個人情報読取部34の画像取得
部51は、読取窓内の指紋をスキャンし、その画像を取
り込む。フーリエ変換部52は、読み取られた画像をフ
ーリエ変換し、位相情報抽出部53が位相情報を取り込
む。
【0034】続いて、合成部54は、電子マネーカード
15の光記憶部21に記憶されている位相情報を読み出
し、位相情報抽出部から抽出された位相情報と合成し、
さらに、フーリエ変換部55は合成データをフーリエ変
換し、相関強度を求める。
【0035】判定部56は、相関強度が一定値以上の場
合、予め光記憶部21に記憶されている指紋と読み取っ
た指紋とが類似し、利用者が電子マネーカード15の正
当な保有者であると判別し、選択された処理に対応する
以後の処理を可能とするように制御する。相関強度が一
定値未満の場合、予め光記憶部21に記憶されている指
紋と読み取った指紋が類似しないと判断し、指紋照合が
一致しないため以後の操作できない旨のメッセージを表
示部32に表示し、電子マネーカード15を排出する。
【0036】これにより、利用者の身体的特徴に基づい
て、電子マネーカード15の利用者が正当な者か否かを
判別し、利用者が正当であると判別したとき、電子マネ
ーの取引を許可する。よって、電子マネーカード15の
所有者以外の者による電子マネーカード15の不正使用
を有効に防止できる。
【0037】利用者の指紋照合が正常に完了すると、処
理メニューから選択された取引の処理が実行される。こ
の電子マネーシステムにおける基本的な処理には、電子
マネーチャージ処理(電子マネーカード15に記憶され
る残高の補充)、電子マネー支払処理、電子マネー譲渡
処理、電子マネー換金処理、等がある。これらの処理に
ついて、以下説明する。
【0038】まず、電子マネーチャージ処理を図9を参
照して説明する。なお、この場合の電子マネー端末13
の端末IDを”T150”とし、電子マネーカード15
のカードIDを”C99”、チェックコードを”B6W
R5V”とする。利用者により選択された処理が、
「1)電子マネーのチャージ」の場合、電子マネー端末
13は、この選択に応答し、図8(C)に示す金額入力
画面を表示する。利用者は、チャージ金額として、例え
ば「1万円」を入力する。
【0039】電子マネー端末13は、この入力に応答
し、電子マネーカード15のIC部20からカードI
D”C99”とチェックコード”B6WR5V”を読み
出し、入力された取引金額”1万円”と共に取引要求
(この場合、チャージ要求)として電子マネー管理セン
タ11へ送信する。
【0040】電子マネー管理センタ11は、受信したチ
ャージ要求に応答し、利用者DB17に記憶されている
データのうちのカードID”C99”のデータに対する
アクセス要求をDB制御部18に送信する。DB制御部
18は、受信したアクセス要求が示すカードID”C9
9”のアクセスフラグを参照し、アクセスフラグが”O
FF”、即ち、アクセスされていない状態ならば、その
カードID”C99”のデータに対するアクセスを許可
する。アクセスフラグが”ON”、即ち、アクセス中の
場合は、アクセスフラグが”OFF”になるまで待つ。
【0041】DB制御部18により、カードID”C9
9”のデータに対するアクセスが許可されると、電子マ
ネー管理センタ11は、利用者DB17上のチェックコ
ードが、受信した電子マネーカード15上のチェックコ
ード”B6WR5V”と一致するか否か判別する。チェ
ックコードが一致する場合、電子マネー管理センタ11
は、電子マネーカード15を正規のカードと判別し、利
用者DB17のカードID”C99”の残高に、指示さ
れた取引金額”1万円”を加算すると共に、カードI
D”C99”の決済口座から別段口座へ”1万円”だけ
振り替えるよう銀行センタ12に指示する。この指示に
応答して、銀行センタ12は、カードID”C99”の
決済口座から別段口座へ”1万円”だけ振り替える。チ
ェックコードが一致しない場合、電子マネー管理センタ
11は不正検出の旨のメッセージを表示し、管理者に通
知すると共に取引を中止する。
【0042】次に電子マネー管理センタ11は、この電
子マネーカード15に対して新たなチェックコードを例
えば乱数を発生させて生成し、利用者DB17上のカー
ドID”C99”のチェックコードを更新する。更新完
了後、電子マネー管理センタ11はDB制御部18にア
クセス終了を通知する。これに応じて、DB制御部18
は、カードID”C99”のアクセスフラグを”OF
F”に戻す。また、電子マネー管理センタ11は、新た
なチェックコードを含む取引完了信号を電子マネー端末
13に送信する。なお、チェックコードの生成方法に関
しては、乱数に限定されず任意の手法を用いてもよい。
【0043】電子マネー端末13は、電子マネー管理セ
ンタ11からの取引完了信号に応答して、挿入されてい
る電子マネーカード15のIC部20に記憶されている
チェックコード”B6WR5V”を、受信した新たなチ
ェックコードに更新し、残高に”1万円”だけ加算(チ
ャージ)する。また、電子マネー端末13は、電子マネ
ーカード15の光記憶部21に、取引区分”チャー
ジ”、取引日時、取引金額”1万円”、端末ID”T1
50”を含む取引情報を追記する。このようにして、1
回の取引(この場合、チャージ)毎に、電子マネー管理
センタ11の利用者DB17上のチェックコードと電子
マネーカード15上のチェックコードを同時に更新す
る。これにより、カードID”C99”の電子マネーカ
ード15の複製カードが存在していたとしても、それら
の複製カードのチェックコードが利用者DB17上のチ
ェックコードと異なってしまうため、使用できなくな
る。よって、それら偽造カードの不正使用を防止するこ
とができる。
【0044】以下、他の取引処理についても簡単に説明
する。電子マネー支払処理を、利用者がある店舗で商品
を購入し、その代金を支払う場合を例に説明する。な
お、この場合、利用者が商品を購入した店舗の電子マネ
ー端末13の端末IDを”T170”とし、電子マネー
カード15のカードIDを”C53”、チェックコード
を”DCR34H”とする。
【0045】電子マネー端末13は、利用者による選択
である「2)電子マネーの支払い」に応答し、図8
(C)に示す金額入力画面を表示する。利用者は、支払
い金額として、例えば「8千円」を入力する。
【0046】電子マネー端末13は、この入力に応答
し、電子マネーカード15のIC部20からカードI
D”C53”とチェックコード”DCR34H”を読み
出し、入力された取引金額”8千円”と共に支払要求と
して電子マネー管理センタ11の送信する。
【0047】電子マネー管理センタ11は、受信した支
払要求に応答し、利用者DB17に記憶されているデー
タのうちのカードID”C53”のデータに対するアク
セス要求をDB制御部18に送信する。DB制御部18
は、受信したアクセス要求が示すカードID”C53”
のアクセスフラグを参照し、アクセスフラグが”OF
F”ならば、そのデータに対するアクセスを許可する。
アクセスフラグが”ON”ならば、アクセスフラグが”
OFF”になるまで待つ。
【0048】カードID”C53”のデータに対するア
クセスが許可されると、電子マネー管理センタ11は、
利用者DB17上のチェックコードが、受信した電子マ
ネーカード15上のチェックコード”DCR34H”と
一致するか否か判別する。チェックコードが一致する場
合、電子マネー管理センタ11は、電子マネーカード1
5を正規のカードと判別し、利用者DB17のカードI
D”C53”の残高から、指示された取引金額”8千
円”だけ差し引く。チェックコードが一致しない場合、
電子マネー管理センタ11は不正検出の旨のメッセージ
を表示し、管理者に通知すると共に取引を中止する。
【0049】次に電子マネー管理センタ11は、この電
子マネーカード15に対して新たなチェックコードを例
えば乱数を発生させて生成し、利用者DB17上のカー
ドID”C53”のチェックコードを更新する。更新完
了後、電子マネー管理センタ11はDB制御部18にア
クセス終了を通知する。これに応じて、DB制御部18
は、カードID”C53”のアクセスフラグを”OF
F”に戻す。また、電子マネー管理センタ11は、新た
なチェックコードを含む取引完了信号を電子マネー端末
13に送信する。
【0050】電子マネー端末13は、電子マネー管理セ
ンタ11からの取引完了信号に応答して、挿入されてい
る電子マネーカード15のIC部20に記憶されている
チェックコード”DCR34H”を、受信した新たなチ
ェックコードに更新し、残高から”8千円”だけ差し引
く。また、電子マネー端末13は、電子マネーカード1
5の光記憶部21に、取引区分”支払い”、取引日時、
取引金額”8千円”、端末ID”T170”を含む取引
情報を追記する。電子マネーカード15への書き込みが
完了すると、電子マネー端末13は、”8千円”を入金
情報として記憶する。
【0051】次に、電子マネー譲渡処理について説明す
る。なお、この場合、譲渡元の電子マネーカード15A
のカードIDを”C64”、チェックコードを”3ER
5Y6”とし、譲渡先の電子マネーカード15Bのカー
ドIDを”C77”とし、電子マネー端末13の端末I
Dを”T170”とする。
【0052】電子マネー端末13は、利用者による選択
である「3)電子マネーの譲渡」に応答し、図8(C)
に示す金額入力画面を表示する。利用者は、譲渡金額と
して、例えば「2万円」を入力する。
【0053】電子マネー端末13は、この入力に応答
し、譲渡元の電子マネーカード15AのIC部20から
カードID”C64”とチェックコード”3ER5Y
6”を読み出し、譲渡先の電子マネーカード15BのI
C部20からカードID”C77”を読み出し、入力さ
れた取引金額”2万円”と共に譲渡要求として電子マネ
ー管理センタ11に送信する。
【0054】電子マネー管理センタ11は、受信した譲
渡要求に応答し、利用者DB17に記憶されているデー
タのうち、譲渡元と譲渡先の電子マネーカード15A、
15BのカードID”C64”、”C77”のデータに
対するアクセス要求をDB制御部18に送信する。DB
制御部18は、受信したアクセス要求が示すカードI
D”C64”と”C77”のアクセスフラグを参照し、
アクセスフラグが共に”OFF”ならば、そのデータに
対するアクセスを許可する。いずれかのアクセスフラグ
が”ON”ならば、そのアクセスフラグが”OFF”に
なるまで待つ。
【0055】カードID”C64”、”C77”のデー
タに対するアクセスが許可されると、電子マネー管理セ
ンタ11は、利用者DB17上のカードIDが”C6
4”のチェックコードが、受信した電子マネーカード1
5A上のチェックコード”3ER5Y6”と一致するか
否か判別する。チェックコードが一致する場合、電子マ
ネー管理センタ11は、電子マネーカード15Aを正規
のカードと判別し、利用者DB17のカードID”C6
4”の残高から、指示された取引金額”2万円”だけ差
し引き、カードID”C77”の残高に、取引金額”2
万円”を加算する。チェックコードが一致しない場合、
電子マネー管理センタ11は不正検出の旨のメッセージ
を表示し、管理者に通知すると共に取引を中止する。
【0056】次に電子マネー管理センタ11は、この電
子マネーカード15Aに対して新たなチェックコードを
例えば乱数を発生させて生成し、利用者DB17上のカ
ードID”C64”のチェックコードを更新する。更新
完了後、電子マネー管理センタ11はDB制御部18に
アクセス終了を通知する。これに応じて、DB制御部1
8は、カードID”C64”と”C77”のアクセスフ
ラグを”OFF”に戻す。また、電子マネー管理センタ
11は、電子マネーカード15Aの新たなチェックコー
ドを含む取引完了信号を電子マネー端末13に送信す
る。
【0057】電子マネー端末13は、受信した取引完了
信号に応答して、譲渡元の電子マネーカード15AのI
C部20のチェックコード”3ER5Y6”を、受信し
た新たなチェックコードに更新し、残高から”2万円”
だけ差し引き、取引区分”譲渡”と取引日時と取引金
額”2万円”と譲渡先カードID”C77”と端末I
D”T170”を含む取引情報を追記する。また、電子
マネー端末13は、譲渡先の電子マネーカード15Bの
IC部20の残高に”2万円”を加算し、電子マネーカ
ード15の光記憶部21に、取引区分”譲渡”と取引日
時と取引金額”2万円”と譲渡元ID”C64”と端末
ID”T170”を含む取引情報を追記する。
【0058】次に、電子マネー換金処理について説明す
る。なお、この場合、電子マネーカード15のカードI
Dを”C14”、チェックコードを”MN54C3”と
し、電子マネー端末13の端末IDを”T210”とす
る。
【0059】電子マネー端末13は、利用者による選択
である「4)電子マネーの換金」に応答し、図8(C)
に示す金額入力画面を表示する。利用者は、換金金額と
して、例えば「3万円」を入力する。
【0060】電子マネー端末13は、この入力に応答
し、電子マネーカード15のIC部20からカードI
D”C14”とチェックコード”MN54C3”を読み
出し、入力された取引金額”3万円”と共に換金要求と
して電子マネー管理センタ11の送信する。
【0061】電子マネー管理センタ11は、受信した換
金要求に応答し、利用者DB17に記憶されているデー
タのうちのカードID”C14”のデータに対するアク
セス要求をDB制御部18に送信する。DB制御部18
は、受信したアクセス要求が示すカードID”C14”
のアクセスフラグを参照し、アクセスフラグが共に”O
FF”ならば、そのデータに対するアクセスを許可す
る。アクセスフラグが”ON”ならば、アクセスフラグ
が”OFF”になるまで待つ。
【0062】カードID”C14”のデータに対するア
クセスが許可されると、電子マネー管理センタ11は、
利用者DB17上のカードID”C14”のチェックコ
ードが、受信した電子マネーカード15上のチェックコ
ード”MN54C3”と一致するか否か判別する。チェ
ックコードが一致する場合、電子マネー管理センタ11
は、電子マネーカード15を正規のカードと判別し、利
用者DB17のカードID”C14”の残高に、指示さ
れた取引金額”3万円”だけ差し引くと共に、別段口座
からカードID”C14”の決済口座へ”3万円”だけ
振り替えるよう銀行センタ12に指示する。この指示に
応答して、銀行センタ12は、別段口座からカードI
D”C14”の決済口座へ”3万円”だけ振り替える。
チェックコードが一致しない場合、電子マネー管理セン
タ11は不正検出の旨のメッセージを表示し、管理者に
通知すると共に取引を中止する。
【0063】次に電子マネー管理センタ11は、この電
子マネーカード15に対して新たなチェックコードを例
えば乱数を発生させて生成し、利用者DB17上のカー
ドID”C14”のチェックコードを更新する。更新完
了後、電子マネー管理センタ11はDB制御部18にア
クセス終了を通知する。これに応じて、DB制御部18
は、カードID”C14”のアクセスフラグを”OF
F”に戻す。また、電子マネー管理センタ11は、新た
なチェックコードを含む取引完了信号を電子マネー端末
13に送信する。
【0064】電子マネー端末13は、受信した取引完了
信号に応答して、電子マネーカード15のIC部20の
チェックコード”MN54C3”を、受信した新たなチ
ェックコードに更新し、残高から”3万円”だけ差し引
き、取引区分”換金”と取引日時と取引金額”3万円”
と端末ID”T170”を含む取引情報を追記する。
【0065】以上説明したように、この電子マネーシス
テムでは、チャージ、支払い、譲渡、換金等の電子マネ
ーの取引をした際に、取引に使用した電子マネーカード
15のチェックコードと利用者DB17に登録されてい
るチェックコードを同時に更新する。これにより、コピ
ー等により偽造された不正カードのチェックコードが、
利用者DB17に登録されている新たなチェックコード
と異なるコードとなるため、取引時にチェックコードを
調べることにより、それらの不正カードの使用を防止す
ることができる。
【0066】なお、上記説明では、利用者から取得した
指紋データと電子マネーカード15に記憶されている指
紋データとの照合をオフラインで処理しているが、これ
をオンラインで処理するようにしてもよい。この場合、
電子マネー端末13は、利用者から取得した指紋データ
と電子マネーカード15上の指紋データを電子マネー管
理センタ11に送信する。電子マネー管理センタ11
は、受信した指紋データを照合し、その照合結果を電子
マネー端末13に送信する。また、電子マネー管理セン
タ11に、このシステムの利用者の指紋データを記憶さ
せておき、電子マネー端末13が利用者から取得した指
紋データのみを電子マネー管理センタ11に送信し、電
子マネー管理センタ11が受信した指紋データと自己が
記憶している指紋データを照合するようにしてもよい。
【0067】また、電子マネー管理センタ11がチェッ
クコードを更新した際、更新前の古いチェックコードを
不正コードリストとしてカードID毎に記憶してもよ
い。この場合、電子マネー管理センタ11は、電子マネ
ー端末13から取引の要求を受信したとき、取引要求に
含まれるチェックコードが、そのカードIDの不正コー
ドリストのいずれかと一致するか否かを判別し、一致す
る場合は、コピーカード検出の旨のメッセージを表示
し、取引を中止する。
【0068】また、上記説明では、チェックコードの更
新処理及び電子マネーの取引処理をオンラインで処理し
ているが、電子マネー端末13が定期的に電子マネー管
理センタ11から利用者DB17のデータをダウンロー
ドすることにより、オフラインでチェックコードの更新
処理及び電子マネーの取引処理を行うようにしてもよ
い。この場合、電子マネー端末13は、取引完了後、更
新後のチェックコード、取引の情報等を電子マネー管理
センタ11に送信する。電子マネー管理センタ11は、
受信した情報をもとに利用者DB17を更新する。
【0069】なお、指紋の類似度を判別する手法及び回
路は図5に示す回路及び方法に限定されず、他の手法を
使用してもよい。
【0070】また、上記実施の形態においては、指紋の
画像をフーリエ変換し、位相情報を抽出したものを指紋
データとしてIC部20に格納したが、指紋を他の形式
で変換して指紋データとしてもよい。例えば、指紋の画
像の特定の位置のオン・オフを指紋データとしてもよ
い。
【0071】また、指紋データに限定されず、声紋、顔
のパターン、網膜パターン等の個人の身体的特徴を表す
個人特定情報を指紋データの代わりに或いは指紋データ
と組み合わせて使用してもよい。例えば、個人情報読取
部34としてマイクロフォンを配置し、マイクロフォン
で取得した音声の特徴データを抽出し、IC部20に格
納しておいた音声の特徴データとの相関強度を判別し、
相関強度が一定値以上の場合に操作者が正当者であると
判別し、システムの使用を許可してもよい。
【0072】また、顔のパターン、網膜パターン等を使
用する場合には、顔、網膜パターンの特徴データをIC
部20に格納し、カメラで取得した画像の特徴データを
抽出し、IC部20に格納しておいた特徴データとの相
関強度を判別し、相関強度が一定値以上の場合に操作者
が正当者であると判別するようにしてもよい。
【0073】上記説明では、利用者の正当性を確認する
ために身体的特徴を用いたが、利用者にパスワード等を
入力させて、その正当性を確認するようにしてもよい。
【0074】なお、予め電子マネーカード15に記憶さ
せる特徴データは、IC部20に格納してもよく、光記
録部21に格納してもよい。
【0075】なお、電子マネーカード15は、IC部
(ICチップ)20と光記憶部21を備えていればよ
く、その形状はカード型に限定されず任意である。
【0076】また、DB制御部18による排他制御の方
法は、上述した方法に限定されず任意である。
【0077】なお、この発明の電子マネー端末13及び
電子マネー管理センタ11は、専用のシステムによら
ず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能であ
る。例えば、コンピュータに上述の動作を実行するため
のプログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、C
D−ROM等)から該プログラムをインストールするこ
とにより、上述の処理を実行する電子マネー端末13及
び電子マネー管理センタ11を構成することができる。
【0078】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的に流動的にプログラ
ムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワー
クの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これを
ネットワークを介して配信してもよい。そして、このプ
ログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーシ
ョンプログラムと同様に実行することにより、上述の処
理を実行することができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用された電子マネーカードが記憶するチェックコード
と、センタが記憶する同電子マネーカードのチェックコ
ードを、1回の取引毎に、同一のチェックコードに更新
する。これにより、その電子マネーのコピーカードが作
成されていたとしても、チェックコードが異なってしま
うため、使用不可となる。よって、コピー等による偽造
カードの不正使用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子マネーシステム
の構成を示す図である。
【図2】利用者DBの構造を示す図である。
【図3】アクセステーブルの構造を示す図である。
【図4】電子マネー端末の構成を示す図である。
【図5】個人情報読取部の構成の一例を示す図である。
【図6】電子マネーカードの構造を示す図である。
【図7】取引情報の構成を示す図である。
【図8】電子マネー端末の表示例を示す図である。
【図9】電子マネーチャージ処理を説明するための図で
ある。
【図10】電子マネーカードのコピーカードが使用可能
な電子マネーシステムを説明するための図である。
【符号の説明】
11 電子マネー管理センタ 12 銀行センタ 13 電子マネー端末 15 電子マネーカード 17 利用者DB 18 DB制御部 20 IC部 21 光記憶部 31 入力部 32 表示部 33 カード処理部 34 個人情報読取部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 7/08 G06F 15/30 340 G07F 7/08 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金銭的価値を有する電子マネーを格納する
    電子マネーカードと、該電子マネーカードを処理するた
    めの端末と、該端末を制御するセンタとを備え、前記電
    子マネーカード間で前記電子マネーを取引する電子マネ
    ーシステムであって、 前記電子マネーカードは、該電子マネーカードを特定す
    るための識別符号と、チェックコードとを記憶する手段
    を備え、 前記端末は、前記電子マネーカードに記憶されている前
    記チェックコードと前記識別符号とを含む取引要求を前
    記センタに送信する送信手段を備え、 前記センタは、各前記電子マネーカードの前記チェック
    コードを記憶するチェックコード記憶手段と、前記チェ
    ックコード記憶手段に記憶されている前記チェックコー
    ドのうち、前記端末からの前記取引要求に含まれている
    前記識別符号により特定される前記電子マネーカードの
    前記チェックコードが前記取引要求に含まれている前記
    チェックコードと一致するか否かを判別する判別手段
    と、前記チェックコードが一致すると判別された場合、
    取引を許可し、前記チェックコードが一致しないと判別
    された場合、取引を中止する制御手段と、取引が許可さ
    れた場合、前記電子マネーカードに対して新たにチェッ
    クコードを生成する生成手段と、前記チェックコード記
    憶手段に記憶されている該電子マネーカードの前記チェ
    ックコードを前記生成手段により生成された前記チェッ
    クコードに更新する第1の更新手段と、前記端末に装着
    されている前記電子マネーカードに記憶されている前記
    チェックコードを前記チェックコード記憶手段に記憶さ
    れているチェックコードと同一の値に更新するよう指示
    する手段と、を備え、 前記端末は、前記センタからの指示に応答して、装着さ
    れている前記電子マネーカードの前記チェックコードを
    更新する第2の更新手段を更に備える、 ことを特徴とする電子マネーシステム。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記判別手段により前記
    チェックコードが一致しないと判別された場合、不正検
    出を通知する手段を更に備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の電子マネーシステ
    ム。
  3. 【請求項3】前記第1の更新手段は、更新前の前記チェ
    ックコードを記憶する使用済チェックコード記憶手段を
    更に備え、 前記制御手段は、前記判別手段により前記チェックコー
    ドが一致しないと判別された場合、前記電子マネーカー
    ドに記憶されている前記チェックコードが前記使用済チ
    ェックコード記憶手段に記憶されているチェックコード
    のいずれかと一致するか否かを判別し、一致した場合、
    不正に複製されたコピーカードの検出を通知する手段を
    更に備える、 ことを特徴とする請求項1、又は2に記載の電子マネー
    システム。
  4. 【請求項4】前記電子マネーカードは、該電子マネーカ
    ードの保有者の身体的特徴を記憶する手段を更に備え、 前記端末は、前記電子マネーカードの利用者の身体的特
    徴を読み取る特徴読取手段と、該端末に装着された前記
    電子マネーカードに記憶されている前記身体的特徴を読
    み出し、前記特徴読取手段により読み取られた身体的特
    徴と比較し、類似度が一定値以上か否かを判別する手段
    と、類似度が一定値以上であると判別された場合、前記
    送信手段に前記取引要求の送信を許可する手段と、を更
    に備える、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の電子マネーシステム。
  5. 【請求項5】前記生成手段は、乱数を用いて新たなチェ
    ックコードを生成する手段を更に備える、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の電子マネーシステム。
  6. 【請求項6】前記電子マネーカードは、光エネルギーが
    照射されることにより物理的にピットが形成されてデー
    タが書き込まれ、書き換えが実質的に不可能な光記憶部
    を備え、該光記憶部に取引に関する情報を記録する、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の電子マネーシステム。
  7. 【請求項7】金銭的価値を有する電子マネーを格納する
    電子マネーカードを用いて前記電子マネーを取引する電
    子マネーシステムにおいて、 前記電子マネーカードは、前記電子マネーカードを特定
    するための識別符号とチェックコードを記憶する記憶手
    段を備え、 前記電子マネーカードに記憶されている前記チェックコ
    ードと前記識別符号とを読み出す読出手段と、 各前記電子マネーカードの前記識別符号と前記チェック
    コードを関連付けて記憶するチェックコード記憶手段
    と、 前記チェックコード記憶手段に記憶されるチェックコー
    ドのうち、前記読出手段により読み出された前記識別符
    号に対応する前記チェックコードと、前記読出手段によ
    り読み出された前記チェックコードが一致するか否かを
    判別するコード判別手段と、 前記コード判別手段により前記チェックコードが一致す
    ると判別された場合、取引を許可し、前記チェックコー
    ドが一致しないと判別された場合、取引を中止する制御
    手段と、 取引が許可された場合、前記電子マネーカードに対して
    新たにチェックコードを生成する生成手段と、 前記チェックコード記憶手段に記憶されている前記チェ
    ックコードのうち、該電子マネーカードの前記チェック
    コードを前記生成手段により生成された前記チェックコ
    ードに更新する手段と、 前記電子マネーカードに記憶されている前記チェックコ
    ードを前記チェックコード記憶手段に新たに記憶される
    チェックコードと同一の値に更新する手段と、 を備える、ことを特徴とする電子マネーシステム。
  8. 【請求項8】前記電子マネーカードの保有者の身体的特
    徴を記憶する特徴記憶手段と、 前記電子マネーカードの利用者の身体的特徴を読み取る
    特徴読取手段と、 前記特徴記憶手段に記憶された前記身体的特徴と前記特
    徴読取手段により読みとられた身体的特徴を比較し、そ
    れらの類似度が一定値以上か否かを判別する類似度判別
    手段と、 前記類似度判別手段により類似度が一定値以上であると
    判別された場合、取引を許可する手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の電子マ
    ネーシステム。
  9. 【請求項9】前記身体的特徴は、指紋、声紋、顔の画
    像、網膜パターンに関する情報のいずれかを含む、こと
    を特徴とする請求項4、又は8に記載の電子マネーシス
    テム。
  10. 【請求項10】金銭的価値を有する電子マネーを格納す
    る電子マネーカードを用いて前記電子マネーを取引する
    電子マネーシステムにおいて、 前記電子マネーカードはチェックコードを記憶し、 各前記電子マネーカードの前記チェックコードを記憶す
    るチェックコード記憶手段と、 取引に用いる前記電子マネーカードに記憶される前記チ
    ェックコードが、前記チェックコード記憶手段に記憶さ
    れている前記チェックコードのうちの前記取引に用いる
    電子マネーカードの前記チェックコードと一致するか否
    かを判別し、一致する場合取引を許可し、一致しない場
    合取引を中止すると共に不正検出を通知する判別手段
    と、 取引が許可された場合、前記電子マネーカードに記憶さ
    れている前記チェックコードと前記チェックコード記憶
    手段に記憶されている前記電子マネーカードの前記チェ
    ックコードとを同一の新たな値に更新する手段と、 を備える、ことを特徴とする電子マネーシステム。
  11. 【請求項11】金銭的価値を有する電子マネーを格納す
    る電子マネーカードを用いて前記電子マネーを取引する
    電子マネーシステムにおいて、 各前記電子マネーカードを特定するための識別符号とチ
    ェックコードを該電子マネーカードに記憶させる記憶ス
    テップと、 前記電子マネーカードから前記チェックコードと前記識
    別符号とを読み出す読出ステップと、 各前記電子マネーカードの前記識別符号と前記チェック
    コードとを関連付けて記憶するチェックコード記憶ステ
    ップと、 前記チェックコード記憶ステップにより記憶される前記
    チェックコードのうち、前記読出ステップにより読み出
    された前記識別符号に対応する前記チェックコードと前
    記読出ステップにより読み出された前記チェックコード
    が一致するか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより前記チェックコードが一致する
    と判別された場合、取引を許可し、前記チェックコード
    が一致しないと判別された場合、その電子マネーカード
    を不正カードと判別し、不正検出の旨を通知する制御ス
    テップと、 取引が許可された場合、前記電子マネーカードに対して
    新たにチェックコードを生成するコード生成ステップ
    と、 前記チェックコード記憶ステップにより記憶されている
    前記チェックコードのうち、該電子マネーカードのチェ
    ックコードを前記生成ステップにより生成された前記チ
    ェックコードに更新する更新ステップと、 前記電子マネーカードに記憶されている前記チェックコ
    ードを前記チェックコード記憶ステップにより記憶され
    ている前記チェックコードと同一の値に更新するステッ
    プと、 を備える、ことを特徴とする不正カード検出方法。
  12. 【請求項12】前記更新ステップは、更新前の前記チェ
    ックコードを記憶する使用済チェックコード記憶ステッ
    プを更に備え、 前記制御ステップは、前記判別ステップにより前記チェ
    ックコードが一致しないと判別された場合、前記電子マ
    ネーカードに記憶されている前記チェックコードが前記
    使用済チェックコード記憶ステップにより記憶されたチ
    ェックコードのいずれかと一致するか否かを判別し、一
    致した場合、不正に複製されたコピーカードの検出を通
    知する手段を更に備える、 ことを特徴とする請求項11に記載の不正カード検出方
    法。
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