JPH08129626A - 自動認識記号表示体 - Google Patents

自動認識記号表示体

Info

Publication number
JPH08129626A
JPH08129626A JP6304153A JP30415394A JPH08129626A JP H08129626 A JPH08129626 A JP H08129626A JP 6304153 A JP6304153 A JP 6304153A JP 30415394 A JP30415394 A JP 30415394A JP H08129626 A JPH08129626 A JP H08129626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic recognition
scanner
symbol
read
guide frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6304153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2718004B2 (ja
Inventor
Michio Izawa
道雄 伊沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6304153A priority Critical patent/JP2718004B2/ja
Publication of JPH08129626A publication Critical patent/JPH08129626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2718004B2 publication Critical patent/JP2718004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はバーコード等の自動認識記号の読み取
りを容易かつ確実、迅速に行うことを可能とする自動認
識記号表示体を提供することを目的とする。 【構成】バーコード等の自動認識記号が複数個表示され
た表示体において、自動認識記号の周囲にスキャナーが
納まるガイド枠を設けるとともに、各ガイド枠間に任意
形状の読取経路を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコード等の自動認識
記号の読み取りを容易かつ確実、迅速に行うことを可能
とする自動認識記号表示体に関する。
【従来の技術】従来より、コンピューター等に情報を入
力したり、操作を命令する手段として、平面的に印刷さ
れたバーコード等の自動認識記号と該記号を読み取るス
キャナー(読み取り装置)が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような問
題点があった。バーコード等の自動認識記号を読み取る
ためにはスキャナーを正確に当てる必要がある。しか
し、 (イ)バーコード等は物品や操作パネル等に小さく印刷
されているためその位置を確認して正確に読み取る作業
には注意力を要するうえに視覚を酷使する。 (ロ)バーコード等の自動認識記号が複数個表示された
中から1つを選択する場合には、読み取りを誤らないよ
うさらなる注意力が要求される。 以上(イ)、(ロ)で示すように、平面的に印刷された
バーコード等の自動認識記号の読み取り作業には常に注
意力が要求され、視覚を酷使し作業の連続により作業者
にストレスを生じさせていた。とくに、最近出現した2
次元バーコードなどのより印刷面積の小さい自動認識記
号においてこの問題は深刻である。2次元バーコードは
従来のバーコードに比べて情報量、情報密度が極めて高
いが、読み取りが難しいことが支障となってこれを利用
したシステムの発展が遅れていた。 (ハ)また、視覚障害者は自動認識記号を用いたコンピ
ューター入力等を行えなかった。即ち、視覚障害者は平
面的に印刷された自動認識記号を視覚によっても触覚に
よってもその位置を確認できないため、スキャナーによ
り読み取ることができなかった。 (ニ)複数個表示された自動認識記号を連続的に読み取
ったり、その中のいくつかの記号を任意の順序で連続的
に読み取ることによりコンピューターへの所定の入力、
操作がおこなわれる場合がある。この場合、従来はそれ
ぞれの自動認識記号の種別や内容等を言葉で書かれた表
示によりいちいち視覚的に確認してからスキャナーで読
み取らなければならず、作業に時間と労力を要してい
た。また、複数の自動認識記号を連続的に読み取るには
記号ごとにいちいちスキャナーを当てたり離したりしな
ければならず読み取り作業がスムースに行えなかった。 本発明は従来技術の上記課題を解決し、自動認識記号の
読み取りを容易かつ確実、迅速に行うことを可能とする
自動認識記号表示体を実現したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ)バーコード等の自動認識記号が表示された表示体
において、自動認識記号の周囲にスキャナーが納まる凹
状または凸状のガイド枠を設ける。第1の発明は以上の
構成よりなる自動認識記号表示体である。 (ロ)バーコード等の自動認識記号が任意の配置で複数
個表示された表示体において、自動認識記号の周囲にス
キャナーが納まるガイド枠を設けるとともに、複数の自
動認識記号を連続的にあるいは観念的に読み取ることが
できるように各ガイド枠間に任意形状の読取経路を形成
する。第2の発明は以上の構成よりなる自動認識記号表
示体である。 (ハ)バーコード等の自動認識記号が任意の配置で複数
個表示された表示体において、自動認識記号の周囲にス
キャナーが納まるガイド枠を設けるとともに、スキャナ
ーが複数の自動認識記号を連続的にあるいは観念的に読
み取ることができるように各ガイド枠間に任意形状の読
取経路を形成し、表示体にはスキャナーを摺動自在に結
合する。第3の発明は以上の構成よりなる自動認識記号
表示体である。 (ニ)第4の発明は、上記(ロ)記載の発明において、
自動認識記号が差し替え自在に表示体に表示されている
ことを特徴とする自動認識記号表示体である。
【0005】
【作用】第1の発明の使用方法は以下のとおりである。
表示体に表示されているバーコード等の自動認識記号に
向けてスキャナーを持っていく。スキャナーはガイド枠
にそって自動認識記号の位置に正しく誘導され、該記号
の読み取りが行われる。第2の発明の使用方法は以下の
とおりである。表示体に表示されているバーコード等の
複数の自動認識記号の中から最初に読み取るべき記号を
選択し、該記号へ向けてスキャナーを持っていく。スキ
ャナーはガイド枠により自動認識記号上に正しく誘導さ
れ、該記号の読み取りが行われる。各ガイド枠間には任
意形状にて読取経路が形成されているので、スキャナー
をそのまま表示体上を滑動させて次に読み取るべき自動
認識記号へ向けて移動させる。スキャナーは読取経路お
よびガイド枠に誘導されて次の自動認識記号を正確に読
み取る。こうして複数の自動認識記号が連続的にスムー
スに読み取られる。また、各記号の配置および読取経路
の形状を工夫することにより、記号の種別や内容等の表
示をいちいち視覚により確認せずとも観念的に所望の記
号をスキャナーで読み取ることができる。第3の発明の
使用方法は、前記第2の発明の場合と基本的に同じであ
るが、以下の点で異なる。スキャナーが表示体に摺動自
在に結合されているので、常に一体として使用され、ま
たスキャナーが常に表示体上に当接しているので自動認
識記号の読み取りが確実に行われる。第4の発明の使用
方法は、前記第2の発明の場合と基本的に同じである
が、以下の点で異なる。スキャナーが読み取るべき自動
認識記号を差し替えることによりコンピューター等へ異
なる情報入力、操作が行われる。また、これにより本発
明による自動認識記号の読み取り作業の汎用化、共用化
が図られる。
【0006】
【実例例】以下、図面に従い本発明の実施例につき説明
する。図1、図2は請求項1記載の本発明の実施例を示
す斜視図である。具体的な構成を説明すると、バーコー
ド等の自動認識記号(1)が表示された表示体(2)に
おいて、自動認識記号(1)の周囲にスキャナー(S)
が納まる凹状または凸状のガイド枠(3)を設けること
を特徴とする。ガイド枠(3)は、図面に示す形状に限
定されるものではなく、スキャナー(S)を自動認識記
号(1)の位置に正しく誘導し当接させることのできる
もの全てを含むものである。したがって、スキャナー
(S)を自動認識記号(1)に当てる角度等、読み取り
作業の状況・条件に合わせて最適な形状を選択すればよ
い。また、ガイド枠(3)の端部が末広がりとなるよう
形成するとよい。これにより図3に示すようにスキャナ
ー(S)が多少のずれをもってガイド枠(3)へ進入し
ても次第にずれが補正されて自動認識記号(1)に正し
く当接される。ここでいう表示体(2)とは、コンピュ
ーター等の操作パネルや入力シート、商品パッケージ
等、平面状、立体状を問わず自動認識記号(1)を表示
し得るものをいう。また、自動認識記号(1)の表示手
段は印刷に限られるものではない。表示形態について
も、平面状・立体状、可視・不可視など特に限定される
ものではない。スキャナー(S)の誘導をより確実に行
えるようガイド枠(3)の形状を工夫するとともに、こ
れに適合するよう専用形状のスキャナー(S)を用意す
るとよい。例えば
【図4】に示すような楕円形状のガイド枠(3)と、読
み取り口が楕円状をなすスキャナー(S)の組み合わせ
の如くである。これにより自動認識記号(1)の読み取
り作業がさらにスムースに迅速に行うことができる。
【0007】請求項1記載の発明は以上の構成よりな
り、その使用方法は次のとおりである。表示体(2)に
表示されているバーコード等の自動認識記号(1)に向
けてスキャナー(S)を持っていく。スキャナー(S)
はガイド枠(3)にそって自動認識記号(1)の位置に
正しく誘導され、該記号の読み取りが行われる。表示体
(2)に複数の自動認識記号(1)が表示されている場
合は、それぞれの自動認識記号(1)にガイド枠(3)
が設けられることにより目的とする記号を正確に読み取
ることができ、誤って他の記号をスキャナー(S)で読
み取ってしまうといった間違いがない。とくに、自動認
識記号(1)の1つである表示面積の小さい2次元バー
コードをペン型などの小型スキャナー(S)で読み取る
場合、ガイド枠(3)が設けられていることにより読み
取り間違いがなくなるのみならず作業効率が格段に向上
する。読み取り作業者が視覚障害者である場合には、触
覚によりガイド枠(3)の位置を確認しここへスキャナ
ー(S)をそわせることにより、目がみえなくても自動
認識記号(1)の読み取りが可能となる。
【0008】請求項2記載の発明の構成は、バーコード
等の自動認識記号(1)が任意の配置で複数個表示され
た表示体(2)において、自動認識記号(1)の周囲に
スキャナー(S)が納まるガイド枠(3)を設けるとと
もにスキャナー(S)が複数の自動認識記号(1)を連
続的にあるいは観念的に読み取ることができるように各
ガイド枠(3)間に任意形状にて読取経路(4)を形成
したことを特徴とする 本発明は、関連する複数個の自動認識記号(1)にガイ
ド枠(3)を設けてスキャナー(S)による読み取りを
容易にするとともに、それぞれの記号を連続的にあるい
は観念的に読み取ることができるよう読取経路(4)を
形成して構成したものである。以下その具体例を使用方
法とともに述べる。
【0009】具体例の1つとして、まず図5に示すよう
に、機械や装置の作動(ON)を命じるための自動認識
記号(1a)と、同じく停止(OFF)を命じるための
自動認識記号(1b)を表示体(2)に並べて表示す
る。そしてそれぞれの自動認識記号(1a)、(1b)
の周囲にガイド枠(3a)、(3b)を設けるととも
に、該ガイド枠間に読取経路(4)を形成する。これを
使用するには、まずスキャナー(S)を自動認識記号
(1a)に向けて持っていく。スキャナー(S)はガイ
ド枠(3a)にそって自動認識記号(1a)の位置に正
しく誘導される。これにより該記号が読み取られ、コン
ピューター等を介して機械や装置の作動を命じることが
できる。次に機械や装置を停止させたいときには、スキ
ャナー(S)を読取経路(4)にそって表示体(2)上
を滑動させ、自動認識記号(1b)に向けて移動させ
る。スキャナー(S)は読取経路(4)およびガイド枠
(3b)に誘導されて自動認識紀号(1b)を正しく読
み取り、機械や装置の停止が命じられる。再び作動を命
じたければこれとは逆の操作を行えばよい。
【0010】次の具体例を図6にもとづき説明する。例
えばレンタルビデオ店において、ビデオの貸し出し状況
をバーコード等を用いてコンピューターへ入力している
が本発明によりこの作業を確実、容易に行うことが可能
となる。表示体(2)の上部にビデオの種別(洋画、邦
画、アニメ等)を入力するための自動認識記号(10a
・10b・10c・・・)を一列に表示する。その下部
にビデオの貸し出し本数(1本、2本、3本等)を入力
するための自動認識記号(11a・11b・11c・・
・・)を一列に表示する。同様にして貸し出し日数やレ
ンタル料の割引率等の情報を入力するための自動認識記
号(12a・・・・,13a・・・・)を必要に応じて
表示する。そしてそれぞれの自動認識記号(1)の周囲
にガイド枠(3)を設けるとともに、ガイド枠(3)間
に読取経路(4)を形成する。読み取り作業者は、最初
に読み取るべき自動認識記号例えば10bを選択して、
該記号へ向けてスキャナー(S)を持っていく。スキャ
ナー(S)はガイド枠(3)により自動認識記号(10
b)上に正しく誘導され、該記号の読み取りが行われ
る。各ガイド枠(3)間には任意形状にて読取経路
(4)が形成されているので、図7に示すようにスキャ
ナー(S)をそのまま表示体(2)上を滑動させて次に
読み取るべき自動認識記号例えば11aへ向けて移動さ
せる。スキャナー(S)は読取経路(4)およびガイド
枠(3)に誘導されて次の自動認識記号(11a)を正
確に読み取る。こうしてスキャナー(S)を表示体
(2)上に当てたまま任意経路で滑動させることにより
複数の自動認識記号(1)が正確かつ連続的にしかもス
ムースに読み取られる。
【0011】次の図8、図9に示す具体例のように、複
数の自動認識記号(1)の配置および読取経路(4)の
形状を工夫することにより、各記号の種別や内容等の表
示をいちいち視覚により確認せずとも観念的に所望の記
号をスキャナー(S)で読み取ることができる。
【0012】図8に示す実施例では、表示体(2)上の
ある一点を中心として複数の自動認識記号(1)を放射
状に配置するとともに、それぞれの自動認識記号(1)
にガイド枠(3)を設け、各ガイド枠(3)間に読取経
路(4)を形成した構成となっている。読み取り作業者
は図10に示すように中央部を起点として上下、左右、
斜めにスキャナー(S)を滑動させることにより、読取
経路(4)およびガイド枠(3)に誘導されて各自動認
識記号(1)を正確かつ連続的にしかもスムースに読み
取ることができる。そして、読み取り作業者が各方向に
配置された自動認識記号(1)の種別、内容を記憶する
ことにより、観念的に読み取り作業を行うことができ
る。例えば、読み取り作業者において「スキャナーを上
へ移動させればAという自動認識記号を読み取ることが
でき、スキャナーを下へ移動させればこれとは逆のBと
いう自動認識記号を読み取ることができる」の如く観念
されていれば、スキャナー(S)を持った手を任意方向
へ動かすだけで自動認識記号(1)の読み取りを行うこ
とができる。したがって各自動認識記号(1)の種別、
内容をいちいち視覚により確認することなく読み取りを
行うことができ、視覚障害者による作業も可能となる。
【0013】図9に示す実施例では、方形のガイド枠
(3)内の四隅に相互に関連する自動認識記号(1)を
表示するとともに読取経路(4)を形成してグループ化
したものを複数個表示体(2)上に並べた構成となって
いる。読み取り作業者において例えば「最上段の右側の
ガイド枠内にはAという情報群の自動認識記号がグルー
プ化されており、さらにAグループのガイド枠内では右
上にa1、右下にa2、左上にはa3、左下にはa4と
いう自動認識記号が表示されている。」のごとく観念さ
れていれば、スキャナー(S)を持った手を任意方向へ
動かすだけで自動認識記号(1)の読み取りを行うこと
ができる。即ちこの観念に基づいて任意グループのガイ
ド枠(3)へ向けてスキャナー(S)を持っていき、さ
らに表示体(2)上を任意方向へ滑動させることによ
り、読取経路(4)およびガイド枠(3)に誘導されて
任意の自動認識記号(1)を正確に読み取ることができ
る。視覚障害者においては触覚により任意グループのガ
イド枠(3)を選択し、読み取り作業を行うことができ
る。
【0014】請求項2記載の本発明において、複数の自
動認識記号(1)を観念的に読み取るためには記号の配
置および読取経路(4)の形状を工夫する必要がある
が、その手段は図8、図9に示すものに限定されるもの
ではない。それぞれの読み取り作業の状況にあわせた構
成にて実施すればよい。ただし、自動認識記号(1)の
配置や読取経路(4)の形状を「上中下、左右、斜め」
等の方向を基調とした構成とすると人間の思考上、上述
のような観念的な読み取り作業が容易となり好ましい。
【0015】請求項2記載の発明によれば、図11に示
すように自動認識記号(1)に不可視のものを用いた場
合でも、自動認識記号(1)の存在位置や種別、内容等
を表示する必要がない。ガイド枠(3)によりスキャナ
ー(S)が自動認識記号(1)の正確な位置に誘導さ
れ、また読み取り作業者においてどの方向にどのような
自動認識記号(1)が配置されているか認識されてさえ
いれば観念的に読み取りが可能だからである。
【0016】請求項2記載の発明の他の実施例を図12
に示す。本実施例は手で握れる形状、大きさに形成され
た表示体(2)に溝状のガイド枠(3)および読取経路
(4)を設け、これに自動認識記号(1)を表示した構
成よりなる。この表示体(2)を支持体(T)に固定さ
れたスキャナー(S)に被せるように当接させ、あたか
も車のシフトレバーを操作するが如くに自動認識記号
(1)の読み取りを行うものである。
【0017】読み取りをより正確に行うために、図13
に示す如く本発明に用いるスキャナー(S)の一部に作
動スイッチ(S2)を設けるとよい。スキャナー(S)
がガイド枠(3)にしっかり納まり、自動認識記号
(1)上に正確に位置されたときに作動スイッチ(S
2)が押されて読み取りが行われるものである。作動ス
イッチ(S2)を設ける箇所、数等はガイド枠(3)の
向きや読取経路(4)の形状に適合させればよい。ま
た、表示体(2)やガイド枠(3)に作動スイッチ(S
2)を設けてもよい。
【0018】次に請求項3記載の発明の実施例につき説
明する。請求項3記載の発明は、前記請求項2記載の発
明の構成に加えてスキャナー(S)を表示体(2)に摺
動自在に結合したことを特徴とする。これによりスキャ
ナー(S)を常に表示体(2)に当接させておくことが
できるので、スキャナー(S)を読取経路(4)にそっ
て滑動させ、ガイド枠(3)内に納めて自動認識記号
(1)を読み取る作業がより確実に行うことができる。
【0019】次に請求項4記載の発明の実施例につき説
明する。請求項4記載の発明は、前記請求項2記載の発
明において自動認識記号(1)を差し替え自在に表示体
(2)に表示することを特徴とする。図14に示すよう
に自動認識記号(1)を着脱自在に表示体に表示するこ
とにより、記号の差し替えを可能としたものである。こ
れにより自動認識記号(1)を差し替えて異なる情報を
スキャナー(S)で読み取り、コンピューターへ入力、
操作することができる。また自動認識記号(1)を読み
取ったり入力するスキャナーやコンピューターにあわせ
て自動認識記号(1)を差し替えることができ本発明の
共用化、汎用化が図られる。テレビゲームを例にさらに
説明すると、従来のテレビゲームでは登場人物に様々な
動作をさせるためにゲームコントローラーのボタンやレ
バーの複雑な操作が必要であり、またゲームソフトによ
ってその操作方法が異なるため、遊び方が難しかった。
本発明では従来のゲームコントローラーの代わりに図1
2に示すような自動認識記号(1)を用いた表示体
(2)とスキャナー(S)を用いることにより、スキャ
ナー(S)を動かすだけのワンアクションでゲーム画面
に所望の操作を与えることができる。テレビゲームでは
とくに単純で観念的な操作、迅速な操作が求められるた
め、本発明による操作は効果的である。加えて、図14
のようにゲームソフトにあわせて自動認識記号(1)を
差し替えることにより、一つの表示体(2)の一定の操
作方法を覚えるだけで様々なゲームの遊びに対応するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、バーコード等の
自動認識記号が表示された表示体において自動認識記号
の周囲にスキャナーが納まるガイド枠を設けた構成より
なる。 (イ)したがって自動認識記号の読み取り作業を容易か
つ確実、迅速に行うことができ、作業の連続もストレス
なく行うことができる。即ち自動認識記号に正確にスキ
ャナーを当てるために注意をはらい、視覚を酷使しなく
ても、ガイド枠によりスキャナーが自然に自動認識記号
の正確な位置まで誘導され、読み取ることができる。ス
キャナーが多少のずれをもって進入した場合でもガイド
枠により補正されて正確に読み取ることができる。とく
に複数個の自動認識記号が並んで表示されている場合に
は1つ1つの記号がガイド枠によって区切られているこ
とにより他の記号を誤って読み取ってしまうことなく、
正確に所望の記号を読み取ることができる。 (ロ)とくに、2次元バーコードの出現など情報量、情
報密度が拡大しつつ表示面積が縮小していく自動認識記
号の進化の過程において、その読み取りを確実かつ迅速
に行うことを可能とする本発明は、自動認識記号の有用
性、発展の可能性を増大させる効果大である。 (ハ)本発明は視覚によらずとも、触覚によりガイド枠
の位置を確認して自動認識記号の読み取りを行うことが
できる。したがってキーボードを用いたコンピューター
入力、操作が困難あるいは不可能に近い視覚障害者であ
っても本発明を使用してコンピューター等への命令、操
作が可能となるものである。 請求項2記載の発明は、バーコード等の自動認識記号が
複数個表示された表示体において、自動認識記号の周囲
にスキャナーが納まるガイド枠を設けるとともに、各ガ
イド枠間に任意形状の読取経路を形成したことを特徴と
する。 (イ)したがって複数個の自動認識記号を正確かつ容易
にスキャナーで連続的に読み取ることができる。即ちス
キャナーを表示体上で任意経路にて移動させることによ
り読取経路およびガイド枠に自然に誘導されて所望の複
数個の自動認識記号を正確に読み取ることができる。 (ロ)また、複数個の自動認識記号の連続的な読み取り
を極めて迅速に行うことができる。即ち本発明では記号
を読み取るごとにいちいちスキャナーを当てたり離した
りする必要がなく、スキャナーを読取経路にそって表示
体上を滑動せることにより迅速な読み取りが可能であ
る。また読取経路が形成されていることにより、スキャ
ナーを素早く移動させても勢いあまって違う記号のとこ
ろへずれていってしまうことがなく、迅速に必要とする
自動認識記号を読み取ることができる。 (ハ)請求項2記載の発明により複数の自動認識記号の
観念的な読み取りが可能となる。即ち自動認識記号の配
置および読取経路の形状を工夫することにより、従来の
ようにそれぞれの自動認識記号の種別や内容等をいちい
ち視覚的に確認してからスキャナーで読み取るといった
時間と労力のかかる作業が解消される。そして「スキャ
ナーを上へ移動させればAという自動認識記号、下へ移
動させればCという自動認識記号を読み取ることができ
る」といったような観念的で迅速な読み取り作業が可能
であり、それはあたかも「車のハンドルを右に切れば右
に曲がり、足元の左のペダルを踏めば止まる」といった
車の運転の如くに自然な動作として行うことができる。 (ニ)本発明によれば視覚障害者であっても複数の自動
認識記号を観念的に読み取ることができ、コンピュータ
ー等への一連の入力、操作作業が可能となる。 請求項3記載の発明は、バーコード等の自動認識記号が
複数個表示された表示体において、自動認識記号の周囲
にスキャナーが納まるガイド枠を設けるとともに、各ガ
イド枠間に任意形状の読取経路を形成し、表示体にはス
キャナーを摺動自在に結合したことを特徴とする。 (イ)したがって表示体とスキャナーとを常に一体とし
て携帯、使用することができ利便性が高い。 (ロ)また、自動認識記号の読み取り作業の確実性が高
まる。即ち、複数個の自動認識記号を連続的に読み取っ
ている際に誤ってスキャナーを落としてしまい、どこま
で読み取ったかわからなくなって始めから作業をし直さ
なければならないという失敗がなくなり作業の確実性、
能率が向上するものである。 請求項4記載の発明は、バーコード等の自動認識記号が
差し替え自在に複数個表示された表示体において、自動
認識記号の周囲にスキャナーが納まるガイド枠を設ける
とともに、各ガイド枠間に任意形状の読取経路を形成し
たことを特徴とする。 (イ)したがって自動認識記号を差し替えて異なる情報
をスキャナーで読み取り、コンピューターへ入力、操作
することができる。また自動認識記号を読みみ取ったり
入力するスキャナーやコンピューターの機種にあわせて
自動認識記号を差し替えることができるので本発明の共
用化、汎用化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の本発明の実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】請求項1記載の本発明の実施例を示す斜視図で
ある。
【図3】請求項1記載の本発明の使用状態を示す断面図
である。
【図4】請求項1記載の本発明の実施例を示す斜視図で
ある。
【図5】請求項2記載の本発明の実施例を示す平面図で
ある。
【図6】請求項2記載の本発明の実施例を示す平面図で
ある。
【図7】請求項2記載の本発明の実施例の使用状態を示
す断面図である。
【図8】請求項2記載の本発明の実施例を示す平面図で
ある。
【図9】請求項2記載の本発明の実施例を示す平面図で
ある。
【図10】請求項2記載の本発明の実施例の使用状態を
示す断面図である。
【図11】請求項2記載の本発明の実施例を示す平面図
である。
【図12】請求項2記載の本発明の実施例を示す平面図
である。
【図13】本発明に使用するスキャナーの一実施例を示
す斜視図である。
【図14】請求項4記載の本発明の実施例を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 自動認識記号 1a 自動認識記号 1b 自動認識記号 10a自動認識紀号 10b自動認識記号 10c自動認識記号 11a自動認識記号 12a自動認識記号 13a自動認識記号 2 表示体 3 ガイド枠 3a ガイド枠 3b ガイド枠 4 読取経路 S スキャナー S1 読み取り口 S2 作動スイッチ T 支持台
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月24日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動認識記号表示体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコード等の自動認識
記号の読み取りを容易かつ確実、迅速に行うことが可能
な自動認識記号表示体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータ等に情報を入力
したり、操作を命令する手段として、平面的に印刷され
たバーコード等の自動認識記号と該記号を読み取るスキ
ャナー(読み取り装置)が用いられている。
【0003】しかし、表示された自動認識記号の読み取
りには、次のような問題点がある。まず、バーコード等
の自動認識記号を人手によって読み取るには、スキャナ
ーを正確に当てる必要があるが、(イ)バーコード等の
記号は物品や操作パネル等に小さく印刷されているた
め、その位置を確認して正確に読み取る作業には注意力
を要するうえに視覚を酷使する、(ロ)バーコード等の
自動認識記号が複数個表示された中から1つを選択する
場合には、読み取りを誤らないよう更に細心の注意力が
要求されるため、平面的に印刷された複数のバーコード
等の自動認識記号の中から必要な記号を読み取るには相
当の注意力,集中力が必要な上に、視覚を酷使する作業
の連続により作業者にストレスを生じさせていた。
【0004】とくに、最近出現した2次元バーコードの
ように、より印刷面積の小さい自動認識記号の読み取り
においては、上記問題は深刻である。このため、2次元
バーコードは従来のバーコードに比べて情報量、情報密
度が極めて高い長所があるにも拘らず、読み取りが難し
いことが支障となって、2次元バーコードを利用したシ
ステムの発展が遅れている。
【0005】また、従来の自動認識記号の表示では、視
覚障害者が、その自動認識記号を用いたコンピュータ入
力等を行うことはできない。即ち、視覚障害者は平面的
に印刷された自動認識記号を視覚によっても触覚によっ
てもその位置を確認できないため、スキャナーにより読
み取ることができなかったのである。
【0006】一方、複数個表示された自動認識記号を連
続的に読み取ったり、その中のいくつかの記号を任意の
順序で連続的に読み取ることによりコンピューターへの
所定の入力、操作が行われる場合がある。この場合、従
来はそれぞれの自動認識記号の種別や内容等を言葉で書
かれた表示によりいちいち視覚的に確認してからスキャ
ナーで読み取らなければならず、作業に時間と労力を要
していた。また、複数の自動認識記号を連続的に読み取
るには、記号ごとにいちいちスキャナーを当てたり離し
たりしなければならず、読み取り作業がスムーズに行え
なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の上
記問題点を解決し、自動認識記号の読み取りを容易かつ
確実、迅速に行うことを可能とする自動認識記号表示体
を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明自動認識記号表示体の第一
の構成は、バーコード等の自動認識記号が表示された表
示体において、自動認識記号の周囲にスキャナーが納ま
るガイド枠を設けたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明自動認識記号表示体の第二の
構成は、バーコード等の自動認識記号が表示された表示
体において、自動認識記号を複数個表示すると共に、各
自動認識記号の周囲にスキャナーが納まるガイド枠を設
け、各ガイド枠間を任意形状の読取経路に形成したこと
を特徴とするものである。
【0010】更に、本発明自動認識表示体の第三の構成
は、バーコード等の自動認識記号が表示された表示体に
おいて、自動認識記号を複数個表示すると共に、各自動
認識記号の周囲にスキャナーが納まるガイド枠を設け、
各ガイド枠間を任意形状の読取経路に形成する一方、そ
の表示体にはスキャナーを摺動自在に結合したことを特
徴とするものである。
【0011】本発明においては、自動認識記号が差し替
え自在に表示体に表示されたものもある。
【0012】
【作用】表示体に表示されているバーコード等の自動認
識記号に向けてスキャナーを近付けるとき、そのスキャ
ナーがガイド枠にそって案内されるので、読み取るべき
自動認識記号の位置に正しく誘導され、該記号の読み取
りが正確かつ迅速に行われる。
【0013】表示体に表示されているバーコード等の自
動認識記号が複数個あるときでも、その中から最初に読
み取るべき記号を選択し、該記号へ向けてスキャナーを
近付けると、そのスキャナーは当該記号のガイド枠によ
り案内されるので、読み取るべき自動認識記号の上に正
しく誘導され、当該記号の読み取りが行われる。
【0014】各ガイド枠間には任意形状にて読取経路が
形成されているので、スキャナーをそのまま表示体上を
滑動させ、次に読み取るべき自動認識記号へ向けて移動
させるだけで、そのスキャナーは読取経路およびガイド
枠に誘導されて次の自動認識記号を正確に読み取ること
ができるので、複数の自動認識記号を連続的かつスムー
ズに読み取ることができる。また、各記号の配置および
読取経路の形状を工夫することにより、記号の種別や内
容等の表示をいちいち視覚により確認せずに所望の記号
をスキャナーで読み取ることができる。
【0015】スキャナーが表示体に摺動自在に結合され
ている場合には、常に両者が一体に使用され、またスキ
ャナーが常に表示体上に当接しているので、自動認識記
号の読み取りを確実に行うことができる。
【0016】スキャナーが読み取る自動認識記号を差し
替えることにより、コンピューター等へ異なる情報入
力、操作を行うことができる。また、これにより本発明
表示体に表示された自動認識記号の読み取り作業の汎用
化、共用化を図ることが可能になる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を図により説明する。
図1、図2は請求項1の本発明表示体の実施例を示す斜
視図である。具体的には、バーコード等の自動認識記号
1が表示された表示体2において、自動認識記号1の周
囲にスキャナーSが納まる凹状または凸状のガイド枠3
を設けている。
【0018】本発明において、ガイド枠3は図示した形
状のものに限定されず、スキャナーSを自動認識記号1
の位置に正しく誘導し該記号1に当接させることのでき
るものであれば足りる。この意味で、スキャナーSの側
も、それをガイド枠3によって自動認識記号1に当てる
角度等、読み取り作業の状況・条件に合わせ、最適な形
状のものを選択することが望ましい。また、ガイド枠3
はその始端部が拡開した形状に形成するとよい。これに
より、図3に例示するように、スキャナー3が多少ずれ
てガイド枠3へ進入しても、次第にそのずれがガイド枠
3により補正されて自動認識記号1に正しく当接でき
る。
【0019】ここで、表示体2とは、コンピューター等
の操作パネルや入力シート、商品パッケージ等、平面
状、立体状を問わず自動認識記号1を表示し得るものを
いうものとする。また、自動認識記号1の表示手段は印
刷に限られるものではなく、その表示形態についても、
平面状・立体状、可視・不可視など特に限定されるもの
ではない。
【0020】スキャナーSの誘導をより確実に行うため
には、上記のようにガイド枠3の形状を工夫するととも
に、これに適合するよう専用形状のスキャナーSを使用
するとよい。例えば、図4に示すような楕円形状のガイ
ド枠3と、読み取り口が楕円状をなすスキャナーSの組
み合わせがその例の一つである。これにより、自動認識
記号1の読み取り作業をさらにスムーズ、かつ、迅速に
行うことができる。
【0021】以上の構成により、表示体2に表示されて
いるバーコード等の自動認識記号1に向けてスキャナS
を近付けると、そのスキャナーSはガイド枠3に案内さ
れて自動認識記号1の位置に正しく誘導されるので、該
記号1の読み取りを正確かつ迅速に行うことができる。
【0022】表示体2に複数の自動認識記号1が表示さ
れている場合は、それぞれの自動認識記号1にガイド枠
3が設けられることによって、目的とする記号1を正確
に読み取ることができ、誤って他の記号1をスキャナー
Sで読み取ってしまうといった間違いが生じない。特
に、自動認識記号1の1つである表示面積の小さい2次
元バーコードをペン型などの小型スキャナーSで読み取
る場合、ガイド枠3が設けられていることにより読み取
り間違いが無くなるのみならず、作業効率が格段に向上
する。また、読み取り作業者が視覚障害者である場合に
は、触覚によりガイド枠3の位置を認識できるので、そ
のガイド枠3へスキャナーSを沿わせることにより、自
動認識記号1が見えなくても、その記号1の読み取りが
可能となる。
【0023】請求項2の発明は、バーコード等の自動認
識記号1が任意の配置で複数個表示された表示体2にお
いて、各自動認識記号1の周囲にスキャナーSが納まる
ガイド枠3を夫々に設けるとともに、スキャナーSによ
って複数の自動認識記号1を連続的あるいは視覚的に意
識することなく読み取ることができるように、各ガイド
枠3の間に任意形状の読取経路4を形成したことを要旨
とするものである。
【0024】請求項2の発明の具体例の一つは次の通り
である、まず図5に示すように、機械や装置の作動ON
を命じるための自動認識記号1aと、同じく停止OFF
を命じるための自動認識記号1bを表示体2に並べて表
示する。そして、それぞれの自動認識記号1a、1bの
周囲にガイド枠3a、3bを設けるとともに、両ガイド
枠3a、3bの間に読取経路4を形成する。
【0025】上記表示体2における読み取り態様は、ま
ずスキャナーSを自動認識記号1aに近付けると、スキ
ャナーSはガイド枠3aにそって自動認識記号1aの位
置に正しく誘導される。これにより該記号1aが読み取
られ、コンピューター等を介して機械や装置の作動を命
じることができる。次に機械や装置を停止させたいとき
には、スキャナーSを読取経路4にそって表示体2上を
滑動させ、自動認識記号1bに向けて移動させる。スキ
ャナーSは読取経路4およびガイド枠3bに誘導されて
自動認識記号1bを正しく読み取り、機械や装置の停止
が命じられる。再び作動を命じたければ、上記とは逆の
手順の操作を行う。
【0026】請求項2の発明の次の具体例を図6,図7
により説明する。例えば、レンタルビデオ店において
は、ビデオの貸し出し状況をバーコード等を用いてコン
ピューターへ入力しているが、本発明表示体を使用する
ことにより、この作業を確実、容易に行うことが可能と
なる。
【0027】即ち、図6において、表示体2の上部にビ
テオの種別を示す洋画、邦画、アニメ等を入力するため
の自動認識記号10a・10b・10c・・・を一列に
表示する。その下部にビデオ貸し出し本数を示す1本、
2本、3本等を入力するための自動認識記号11a・・
・を一列に表示する。同様にして貸し出し日数やレンタ
ル料の割引率等の情報を入力するための自動認識記号1
2a・・・,13a・・・を必要に応じて表示する。そ
してそれぞれの自動認識記号1の周囲にここでは、平面
略亀甲状をなすガイド枠3を設けるとともに、各ガイド
枠3間に読取経路4を形成する。
【0028】読み取り作業者は、最初に読み取るべき自
動認識記号1の中から例えば10bを選択して、該記号
10bへ向けてスキャナーSを近付ける。スキャナーS
はガイド枠3により自動認識記号10b上に正しく誘導
され、該記号10bの読み取りが行われる。各ガイド枠
3の間には読取経路4が形成されているので、図7に示
すように、スキャナーSをそのまま表示体2上を滑動さ
せて、次に読み取るべき自動認識記号、例えば11aへ
向けて移動させる。スキャナーSは読取経路4および次
のガイド枠3に誘導されて、次の自動認識記号11aを
正確に読み取る。このようにして、スキャナーSを表示
体2上に当てたまま任意の読取経路4で滑動させること
により、複数の自動認識記号1を正確かつ連続的にしか
もスムーズに読み取ることができる。
【0029】次に、本発明では図8,図9に例示するよ
うに、複数の自動認識記号1の配置および読取経路4の
形状を工夫することにより、各記号の種別や内容等の表
示をいちいち視覚により確認せずに、所望の記号をスキ
ャナーSで読み取ることができる。
【0030】即ち、図8に示す実施例は、表示体2上の
ある一点を中心として複数の自動認識記号1を放射状に
配置するとともに、それぞれの自動認識記号1に対して
ガイド枠3を設け、各ガイド枠3の間に読取経路4を形
成したものである。読み取り作業者は、図10に示すよ
うに、中央部を起点として上下、左右、斜めにスキャナ
ーSを滑動させることにより、読取経路4および各ガイ
ド枠3に誘導させて夫々の自動認識記号1を正確かつ連
続的にしかもスムーズに読み取ることができる。そし
て、読み取り作業者が各方向に配置された自動認識記号
1の種別や内容を記憶する等により予め把握しておけ
ば、読取経路4を眼で見なくても読み取り作業を行うこ
とができる。
【0031】例えば、図8の表示体2について読み取り
作業者が「スキャナーを上へ移動させればAという自動
認識記号を読み取ることができ、スキャナーを下へ移動
させればこれとは逆のBという自動認識記号を読み取る
ことができる」といった具合に、スキャナーSの移動順
と読み取り記号の意味を予め把握していれば、スキャナ
ーSを持った手を所要の方向へ動かすだけで自動認識記
号1の読み取りを行うことができる。従って、各自動認
識記号1の種別や内容等をいちいち視覚により確認する
ことなく読み取りを行うことができるので、視覚障害者
による読み取り作業も可能である。
【0032】図9に示す実施例では、方形のガイド枠3
内の四隅に相互に関連する自動認識記号1を表示すると
ともに読取経路4を形成してグループ化した表示の複数
個を表示体2上に並べてこの表示体2を構成している。
読み取り作業者が予め、例えば「最上段の右側のガイド
枠内にはAという情報群の自動認識記号がグループ化し
て表示されており、さらにAグループのガイド枠内では
右上にa1、右下にa2、左上にはa3、左下にはa4
という自動認識記号が表示されている。」のように表示
内容を把握していれば、スキャナーSを持った手を任意
方向へ動かすだけで特定グループの自動認識記号1の読
み取りを行うことができる。即ち、読み取り作業者が予
め表示体2の表示内容を認識把握していれば、その認識
内容に基づいて任意のグループのガイド枠3へ向けてス
キャナーSを近付け、さらに表示体2の上を任意方向へ
滑動させることにより、読取経路4およびガイド枠3に
誘導されて任意のグループの自動認識記号1を正確に読
み取ることができるのである。また、視覚障害者であっ
ても、触覚により任意グループのガイド枠3を選択する
ことにより、表示された記号の読み取り作業を行うこと
ができる。
【0033】請求項2の発明において、作業者が複数の
自動認識記号1を表示記号を眼で視ることなくスキャナ
ーSにより読み取るためには、表示された記号1の配置
および読取経路4の形状を工夫する必要があるが、その
ための手段は図8,図9に示すものに限定されるもので
はない。それぞれの読み取り作業の状況にあわせた構成
により実施すればよい。この場合、自動認識記号1の配
置パターンや読取経路4のパターンは「上中下、左右、
斜め」等の方向を基調とした構成とすることが人間の思
考慣習の上からみて、視覚的認識を伴わない読み取り作
業が容易となるので好ましい。
【0034】請求項2の発明によれば、図11に示すよ
うに自動認識記号1を不可視的に表示した場合でも、自
動認識記号1の存在位置や種別、内容等を可視的に表示
する必要はない。ガイド枠3によりスキャナーSが自動
認識記号1の正確な位置に誘導され、また読み取り作業
者においてどの方向にどのような自動認識記号1が配置
されているかが、予め認識,把握されていれば、表示内
容について視覚的な認識がなくても読み取りが可能だか
らである。
【0035】請求項2の発明の他の実施例を図12に示
す。この実施例は、手で握ることができる形状、大きさ
に形成された表示体2を、溝状のガイド枠3および読取
経路4とにより形成し、これに自動認識記号1を表示し
た。この表示体2を支持台Tに固定されたスキャナーS
に被せるように当接させ、あたかも自動車のシフトレバ
ーを操作するのと同様の態様で自動認識記号1の読み取
りができるようにしたものである。
【0036】読み取りを正確に行うために、図13に示
すように本発明に用いるスキャナーSの一部に作動スイ
ッチS2を設けるとよい。スキャナーSがガイド枠3に
しっかり納まり、自動認識記号1の上に正確に位置され
たとき、作動スイッチS2を押して前記記号1の読み取
りを行うようにしたものである。なお、作動スイッチS
2を設ける箇所、数等はガイド枠3の向きや読取経路4
の形状に適合させればよい。また、表示体2やガイド枠
3の側に作動スイッチS2を設けるようにしてもよい。
【0037】請求項3の発明は、前記請求項2の発明の
構成に加えてスキャナーSを表示体2に摺動自在に結合
したことを要旨とする。これにより、スキャナーSを、
常時、表示体2に当接させておくことができるので、ス
キャナーSは、それを読取経路4にそって滑動させ、ガ
イド枠3内に納めた状態で自動認識記号1を読み取るこ
とができ、従って読み取り作業を、より確実に行うこと
ができる。
【0038】請求項4の発明は、前記請求項2の発明に
おいて、自動認識記号1を差し替え自在に表示体2に表
示するようにしたことを要旨とするものである。即ち、
図14に示すように、自動認識記号1を着脱自在に表示
体2に表示することにより、表示する自動認識記号1の
差し替えを可能としたものである。これによって、自動
認識記号1を差し替え、異なる情報をスキャナーSで読
み取り、コンピューターへ入力、操作することができ
る。また、自動認識記号1を読み取ったり入力するスキ
ャナーSやコンピューターにあわせて自動認識記号1を
差し替えることができるので、本発明表示体を適用した
システムの共用化、汎用化を図ることができる。
【0039】この点をテレビゲームを例にして説明す
る。従来のビデオゲームでは登場人物に様々な動作をさ
せるためにゲームコントローラーのボタンやレバーの複
雑な操作が必要であり、また、ゲームソフトによってそ
の操作方法が異なるため、遊び方が難しかった。本発明
では従来のゲームコントローラーの代わりに、図12に
例示したような自動認識記号1を用いた表示体2とスキ
ャナーSを用いることにより、表示体2、又は、スキャ
ナーSを動かすだけのワンアクションによってゲーム画
面に所望の操作を与えることができる。テレビゲームで
は特に操作手許を眼で視ないで操作する迅速な操作が求
められるため、本発明表示体を用いた操作は効果的であ
る。加えて、図14に示したように、ゲームソフトにあ
わせて自動認識記号1を差し替えることにより、一つの
表示体2について、一定の操作方法を覚えるだけで様々
な内容のゲーム遊びに対応することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、バーコード等の自動
認識記号が表示された表示体において自動認識記号の周
囲にスキャナーが納まるガイド枠を設けたことを要旨と
している。従って、自動認識記号の読み取り作業を容易
かつ確実、迅速に行うことができ、作業が連続してもス
トレスなく作業を進めることができる。即ち、本発明表
示体では、自動認識記号に正確にスキャナーを当てるた
めに注意力を払い、視覚を酷使しなくても、ガイド枠に
よりスキャナーが自然に自動認識記号の正確な位置まで
誘導され、読み取ることができるからである。また、ス
キャナーが多少のずれをもって進入した場合でもガイド
枠により補正されて正確に読み取ることができるので、
特に複数個の自動認識記号が並んで表示されている場合
でも、個々の記号が夫々にガイド枠によって区切られて
いることにより、他の記号を誤って読み取ってしまうこ
とがなく、正確に所望の記号を読み取ることができる。
特に、2次元バーコードなどの出現により情報量、情報
密度が拡大する一方で表示面積が縮小して行く自動認識
記号の進展の過程においては、本発明表示体を用いるこ
とにより、表示された記号の読み取りを確実かつ迅速に
行うことを可能であるから、本発明は自動認識記号の有
用性、発展の可能性を増大させる効果が大である。本発
明表示体は、視覚でその表示記号を見ることなく、ガイ
ド枠の位置を触覚により確認することにより、自動認識
記号の読み取りを行うことができるので、キーボードを
用いたコンピュータ入力や操作が困難あるいは不可能に
近い視覚障害者であっても、本発明表示体を使用するこ
とにより、コンピューター等への命令入力等の操作が可
能となる。
【0041】請求項2の発明は、バーコード等の自動認
識記号が複数個表示された表示体において、自動認識記
号の周囲にスキャナーが納まるガイド枠を設けるととも
に、各ガイド枠間に任意形状の読取経路を形成したこと
に要旨があるものである。従って、複数個の自動認識記
号を正確かつ容易にスキャナーで連続的に読み取ること
ができる。即ち、スキャナーを表示体上で任意経路に沿
って移動させることにより、読取経路およびガイド枠に
自然に誘導されて所望の複数個の自動認識記号を正確に
読み取ることができる。また、複数個の自動認識記号の
連続的な読み取りであっても、これを極めて迅速に行う
ことができる。即ち、本発明表示体は、記号を読み取る
ごとにいちいちスキャナーを当てたり離したりする必要
がなく、スキャナーを読取経路に沿って表示体を滑動さ
せるだけでよいので、より迅速な読み取りが可能になる
のである。さらに、ガイド枠と読取経路が形成されてい
ることにより、スキャナーを素早く移動させても、スキ
ャナーが目的としない記号のところへずれてしまうこと
がなく、必要とする自動認識記号を迅速に読み取ること
ができる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、複数の自
動認識記号でもそれらを視覚的に確認することなく読み
取りが可能である。即ち、自動認識記号の配置および読
取経路の形状を工夫することにより、従来のようにそれ
ぞれの自動認識記号の種別や内容等をいちいち視覚的に
確認してからスキャナーで読み取るといった時間と労力
のかかる作業が解消される。そして「スキャナーを上へ
移動させればAという自動認識記号、下へ移動させれば
Cという自動認識記号を読み取ることができる」といっ
た具合に、操作手順が念頭にあれば、その状態で迅速な
読み取り作業が可能であり、それはあたかも「ハンドル
を右に切れば右に曲がり、足元の左側のペダルを踏めば
止まる」といった自動車の運転のように、自然に身に付
いた動作として行うことができる。従って、本発明表示
体を用いれば、視覚障害者であっても複数の自動認識記
号を観念的に読み取ることができ、コンピューターへの
一連の入力、操作作業が可能となる。
【0043】請求項3の発明は、バーコード等の自動認
識記号が複数個表示された表示体において、自動認識記
号の周囲にスキャナーが納まるガイド枠を設けるととも
に、各ガイド枠間に任意形状の読取経路を形成し、表示
体にはスキャナーを摺動自在に結合したことを要旨とす
るものである。従って、表示体とスキャナーとを常に一
体のものとして携帯、使用することができるので利便性
が高い。また、自動認識記号の読み取り作業の確実性が
高まる。即ち、複数個の自動認識記号を連続的に読み取
っている際に誤ってスキャナーを落としてしまい、どこ
まで読み取ったかわからなくなって始めから作業をし直
さなければならないというような失敗がなくなり、作業
の確実性、能率が向上する。
【0044】請求項4の発明は、バーコード等の自動認
識記号が差し替え自在に複数個表示された表示体におい
て、自動認識記号の周囲にスキャナーが納まるガイド枠
を設けるとともに、各ガイド枠間に任意形状の読取経路
を形成したことを要旨とするものである。従って、自動
認識記号を差し替えて異なる情報をスキャナーで読み取
り、コンピュータへ入力、操作することができる。また
自動認識記号を読み取ったり入力するスキャナーやコン
ピュータの機種にあわせて自動認識記号を差し替えるこ
とができるので、本発明表示体を用いたシステムの共用
化、汎用化を図り易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施の一例を示す斜視
図。
【図2】請求項1記載の発明の実施の別例を示す斜視
図。
【図3】図1の本発明表示体の使用状態を示す断面図。
【図4】請求項1記載の発明の実施の他例を示す斜視
図。
【図5】請求項2記載の発明の実施の一例を示す平面
図。
【図6】請求項2記載の発明の実施の別例を示す平面
図。
【図7】図6の本発明表示体の使用状態を示す平面図。
【図8】請求項2記載の発明の実施の他例を示す平面
図。
【図9】請求項2記載の発明の別の実施例を示す平面
図。
【図10】図8の本発明表示体の使用状態を示す平面
図。
【図11】請求項2記載の発明の他の実施例を示す平面
図。
【図12】請求項3記載の発明のその他の実施例を示す
斜視図。
【図13】本発明表示体の読み取りに使用するスキャナ
ーの一例を示す斜視図。
【図14】請求項4記載の発明の実施の一例を示す平面
図。
【符号の説明】 1 自動認識記号 1a 自動認識記号 1b 自動認識記号 10a 自動認識記号 10b 自動認識記号 10c 自動認識記号 11a 自動認識記号 12a 自動認識記号 13a 自動認識記号 2 表示体 3 ガイド枠 3a ガイド枠 3b ガイド枠 4 読取経路 S スキャナー S1 読み取り口 S2 作動スイッチ T 支持台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコード等の自動認識記号が表示された
    表示体において、自動認識記号の周囲にスキャナーが納
    まるガイド枠を設けたことを特徴とする自動認識記号表
    示体。
  2. 【請求項2】バーコード等の自動認識記号が複数個表示
    された表示体において、自動認識記号の周囲にスキャナ
    ーが納まるガイド枠を設けるとともに、各ガイド枠間に
    任意形状の読取経路を形成したことを特徴とする自動認
    識記号表示体。
  3. 【請求項3】バーコード等の自動認識記号が複数個表示
    された表示体において、自動認識記号の周囲にスキャナ
    ーが納まるガイド枠を設けるとともに、各ガイド枠間に
    任意形状の読取経路を形成し、表示体にはスキャナーを
    摺動自在に結合したことを特徴とする自動認識記号表示
    体。
  4. 【請求項4】バーコード等の自動認識記号が差し替え自
    在に複数個表示された表示体において、自動認識記号の
    周囲にスキャナーが納まるガイド枠を設けるとともに、
    各ガイド枠間に任意形状の読取経路を形成したことを特
    徴とする自動認識記号表示体。
JP6304153A 1994-11-01 1994-11-01 自動認識記号表示体 Expired - Lifetime JP2718004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6304153A JP2718004B2 (ja) 1994-11-01 1994-11-01 自動認識記号表示体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6304153A JP2718004B2 (ja) 1994-11-01 1994-11-01 自動認識記号表示体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08129626A true JPH08129626A (ja) 1996-05-21
JP2718004B2 JP2718004B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=17929698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6304153A Expired - Lifetime JP2718004B2 (ja) 1994-11-01 1994-11-01 自動認識記号表示体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2718004B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537030A (ja) * 2006-05-11 2009-10-22 ビルケア テクノロジーズ プライベート リミテッド 識別タグ、識別されるように構成されたオブジェクト、関連方法、デバイス、及びシステム
JP2013154885A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Dainippon Printing Co Ltd 容器およびそれを用いた物品情報音声報知システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193628U (ja) * 1975-01-25 1976-07-27
JPS6025058U (ja) * 1983-07-27 1985-02-20 関西日本電気株式会社 バ−コ−ド表示体
JPH03196387A (ja) * 1989-12-26 1991-08-27 Oputo Electron:Kk 情報パターン表示部材

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193628U (ja) * 1975-01-25 1976-07-27
JPS6025058U (ja) * 1983-07-27 1985-02-20 関西日本電気株式会社 バ−コ−ド表示体
JPH03196387A (ja) * 1989-12-26 1991-08-27 Oputo Electron:Kk 情報パターン表示部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537030A (ja) * 2006-05-11 2009-10-22 ビルケア テクノロジーズ プライベート リミテッド 識別タグ、識別されるように構成されたオブジェクト、関連方法、デバイス、及びシステム
JP2013154885A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Dainippon Printing Co Ltd 容器およびそれを用いた物品情報音声報知システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2718004B2 (ja) 1998-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5691748A (en) Computer system having multi-device input system
US20070092118A1 (en) Input device
JPH0876926A (ja) 画像表示装置
JPH01319882A (ja) バーコード読取装置
JP2007188233A (ja) タッチパネル入力装置
JPH08129626A (ja) 自動認識記号表示体
EP1522507A1 (en) System for collecting products in a collecting container, as well as method for use therewith
US20020000145A1 (en) Machine for cutting sheets of materials in stacks
US8711126B2 (en) Optical input device
JP6493577B2 (ja) ラベル発行装置およびプログラム
US5894294A (en) Sewing pattern display device
JPH08221202A (ja) 情報表示装置
US20170293827A1 (en) Printing device
JPH11240210A (ja) ラベル発行機
JP3362719B2 (ja) ラベルプリンタ
JPH06332620A (ja) カーソル移動制御装置
JPH0421479A (ja) データ印刷装置
JPS6345621A (ja) デ−タ処理装置
JPH04280704A (ja) 自動倉庫における制御装置の入力装置
JP5446211B2 (ja) 販売処理装置
JP4536491B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JPH09120329A (ja) タイピング練習装置
JPH08328732A (ja) 画面付きタッチキーボード
JPS59139436A (ja) 情報入力方法
JP2809784B2 (ja) 対話型入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S201 Request for registration of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 16

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term