JP2718004B2 - 自動認識記号表示体 - Google Patents
自動認識記号表示体Info
- Publication number
- JP2718004B2 JP2718004B2 JP6304153A JP30415394A JP2718004B2 JP 2718004 B2 JP2718004 B2 JP 2718004B2 JP 6304153 A JP6304153 A JP 6304153A JP 30415394 A JP30415394 A JP 30415394A JP 2718004 B2 JP2718004 B2 JP 2718004B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scanner
- automatic recognition
- symbol
- read
- guide frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
記号の読み取りを容易かつ確実、迅速に行うことが可能
な自動認識記号表示体に関する。
したり、操作を命令する手段として、平面的に印刷され
たバーコード等の自動認識記号と該記号を読み取るスキ
ャナー(読み取り装置)が用いられている。
りには、次のような問題点がある。まず、バーコード等
の自動認識記号を人手によって読み取るには、スキャナ
ーを正確に当てる必要があるが、(イ)バーコード等の
記号は物品や操作パネル等に小さく印刷されているた
め、その位置を確認して正確に読み取る作業には注意力
を要するうえに視覚を酷使する、(ロ)バーコード等の
自動認識記号が複数個表示された中から1つを選択する
場合には、読み取りを誤らないよう更に細心の注意力が
要求されるため、平面的に印刷された複数のバーコード
等の自動認識記号の中から必要な記号を読み取るには相
当の注意力,集中力が必要な上に、視覚を酷使する作業
の連続により作業者にストレスを生じさせていた。
ように、より印刷面積の小さい自動認識記号の読み取り
においては、上記問題は深刻である。このため、2次元
バーコードは従来のバーコードに比べて情報量、情報密
度が極めて高い長所があるにも拘らず、読み取りが難し
いことが支障となって、2次元バーコードを利用したシ
ステムの発展が遅れている。
覚障害者が、その自動認識記号を用いたコンピュータ入
力等を行うことはできない。即ち、視覚障害者は平面的
に印刷された自動認識記号を視覚によっても触覚によっ
てもその位置を確認できないため、スキャナーにより読
み取ることができなかったのである。
に例示するような方式の自動認識記号の表示体が、実開
昭51−93628号、同60−25058号、特開平
3−196387号などにより提案されている。即ち、
図1,図2は、バーコード等の自動認識記号が表示され
た表示体において、自動認識記号の周囲にスキャナーが
納まるガイド枠を設けた例を示す斜視図で、バーコード
等の自動認識記号1が表示された表示体2に、自動認識
記号1の周囲にスキャナーSが納まる凹状または凸状の
ガイド枠3を設けて成り、スキャナーSの読取り面を自
動認識記号1に確実に対面させることができるように形
成されている。
スキャナーSを自動認識記号1の位置に正しく誘導し該
記号1に当接させることのできるものであれば足りる。
前記ガイド枠3はその始端部が拡開した形状に形成する
とよい。これは、図3に例示するように、スキャナー3
が多少ずれてガイド枠3へ進入しても、次第にそのずれ
がガイド枠3により補正されて自動認識記号1に正しく
当接できるからである。この意味で、スキャナーSの側
も、それをガイド枠3に案内させて自動認織記号1に当
接させ易い角度に形成するなど、最適な形態のものが考
えられている。
操作パネルや入力シート、商品パッケージ等、平面状、
立体状を問わず自動認識記号1を表示し得るものをいう
ものとする。また、自動認識記号1の表示手段も印刷に
限られるものではなく、更にその表示形態についても、
平面状・立体状、可視・不可視など特に限定されない。
には、上記のようにガイド枠3の形状を工夫するととも
に、これに適合するよう専用形状のスキャナーSを使用
するとよい。例えば、図4に示すような楕円形状のガイ
ド枠3と、読み取り口が楕円状をなすスキャナーSの組
み合わせがその例の一つである。これにより、一つの自
動認識記号1の読み取り作業をスムーズ、かつ、迅速に
行うことができる。
れている場合は、それぞれの自動認識記号1に対応して
個々にガイド枠3を設けることによって、目的とする記
号1を正確に読み取ることができ、誤って他の記号1を
スキャナーSで読み取ってしまうといった間違いが生じ
難い。特に、自動認識記号1の1つである表示面積の小
さい2次元バーコードをペン型などの小型スキャナーS
で読み取る場合、ガイド枠3が設けられていることによ
り読み取り間違いが無くなるのみならず、作業効率が向
上する。また、読み取り作業者が視覚障害者である場合
には、触覚によりガイド枠3の位置を認識できるので、
そのガイド枠3へスキャナーSを沿わせることにより、
自動認識記号1が見えなくても、その記号1の読み取り
が可能となる。
では、表示された自動認識記号1の個々についてガイド
枠3をもうけているので、表示体2に表示されているバ
ーコード等の自動認識記号1に向けてスキャナSを近付
ければ、そのスキャナーSがガイド枠3に案内されて自
動認識記号1の位置に正しく誘導されるので、該記号1
の読み取りを正確かつ迅速に行うことができる利点があ
る一方、未だ解決すべき問題点もある。
記号が表示されているとき、それらを連続的に読み取っ
たり、その中のいくつかの記号を任意の順序で連続的に
読み取ることにより、コンピューターへの所定の入力操
作を行う場合があるが、上記の従来方式ではそれぞれの
自動認識記号の種別や内容等を文字で書かれた表示によ
りいちいち視覚的に確認してスキャナーSを該当する記
号1のガイド枠3にガイドさせて読み取らなければなら
ないため、読取り作業に時間と労力を要していた。ま
た、同一表示体2に複数個表示された自動認識記号1を
連続的に読み取るには、各記号1ごとにいちいちスキャ
ナーSをそのガイド枠3から外して次のガイド枠3に当
てがう必要があるので、読み取り作業がスムーズに行え
ないという問題があった。
記問題点を解決し、複数個表示された自動認識記号の読
み取りを容易かつ確実、迅速に行うことを可能とする自
動認識記号表示体を提供することを課題とするものであ
る。
を目的としてなされた、本発明自動認識記号表示体の第
一の構成は、バーコード等の自動認識記号が表示された
表示体において、該表示体の同一面上に自動認識記号を
複数個表示し、複数個の各自動認識記号の周囲にスキャ
ナーが納まる1又は2以上のガイド枠を設けると共に、
前記ガイド枠によって任意形状の読取経路を形成し、前
記スキャナーを前記ガイド枠に沿わせて前記読取経路上
を摺動させることにより、前記複数個の自動認識信号を
前記スキャナーに読取らせるようにしたことを特徴とす
るものである。
は、バーコード等の自動認識記号が表示された表示体に
おいて、自動認識記号を複数個表示し、前記自動認識記
号の周囲にスキャナーが納まるガイド枠を1又は2以上
設けると共に、前記ガイド枠によって任意形状の読取経
路を形成し、かつ、前記表示体にスキャナーを摺動自在
に結合して成り、前記スキャナーを前記ガイド枠に沿わ
せて前記読取経路上を摺動させることにより、前記複数
個の自動認識信号を前記スキャナーに読取らせるように
したことを特徴とするものである。
え自在に表示体に表示されたものもある。
識記号が複数個あるとき、その中から最初に読み取るべ
き記号を選択し、該記号へ向けてスキャナーを近付ける
と、そのスキャナーは当該記号のガイド枠により案内さ
れるので、読み取るべき自動認識記号の上に正しく誘導
され、当該記号の読み取りが行われる。
或は、複数の自動認識記号に対応して形成した複数のガ
イド枠の各ガイド枠間によって任意形状の読取経路が形
成されるので、スキャナーをそのまま表示体上を滑動さ
せ、次に読み取るべき自動認識記号へ向けて移動させる
だけで、そのスキャナーは読取経路およびガイド枠に誘
導されて次の自動認識記号を正確に読み取ることができ
るので、複数の自動認識記号を連続的かつスムーズに読
み取ることができる。また、各記号の配置および読取経
路の形状を工夫することにより、記号の種別や内容等の
表示をいちいち視覚により確認せずに所望の記号をスキ
ャナーで読み取ることができる。
ている場合には、常に両者が一体に使用され、またスキ
ャナーが常に表示体上に当接しているので、自動認識記
号の読み取りを確実に行うことができる。
替えることにより、コンピューター等へ異なる情報入
力、操作を行うことができる。また、これにより本発明
表示体に表示された自動認識記号の読み取り作業の汎用
化、共用化を図ることが可能になる。
説明する。
示す平面図、図6は、請求項1記載の発明の実施の別例
を示す平面図、図7は図6の本発明表示体の使用状態を
示す平面図、図8は請求項1記載の発明の実施の他の例
を示す平面図、図9は請求項1記載の発明の別の実施例
を示す平面図、図10は図8の本発明表示体の使用状態
を示す平面図、図11は請求項1記載の発明の他の実施
例を示す平面図、図12は請求項2記載の発明の実施例
を示す斜視図、図13は本発明表示体の読み取りに使用
するスキャナーの一例を示す斜視図、図14は請求項3
記載の発明の実施の一例を示す平面図である。
ード等の自動認識記号1が任意の配置で複数個表示され
た表示体2において、複数の自動認識記号1を囲んでス
キャナーSが納まると共に枠内を摺動できる1個のガイ
ド枠3を設けるか、又は、複数個の前記記号1に対応し
て複数のガイド枠3を設けることによって、スキャナー
Sにより複数の自動認識記号1を連続的に、あるいは、
視覚的に意識することなく読み取ることができるよう
に、ガイド枠3の内側又は各ガイド枠3の間を任意形状
の読取経路4に形成したことを要旨とするものである。
である。まず図5に示すように、機械や装置の作動ON
を命じるための自動認識記号1aと、同じく停止OFF
を命じるための自動認識記号1bを表示体2に並べて表
示する。そして、それぞれの自動認識記号1a、1bの
周囲にガイド枠3a、3bを設けるとともに、両ガイド
枠3a、3bの間に読取経路4を形成する。
ずスキャナーSを自動認識記号1aに近付けると、スキ
ャナーSはガイド枠3aにそって自動認識記号1aの位
置に正しく誘導される。これにより該記号1aが読み取
られ、コンピューター等を介して機械や装置の作動を命
じることができる。次に機械や装置を停止させたいとき
には、スキャナーSを読取経路4にそって表示体2上を
滑動させ、自動認識記号1bに向けて移動させる。スキ
ャナーSは読取経路4およびガイド枠3bに誘導されて
自動認識記号1bを正しく読み取り、機械や装置の停止
が命じられる。再び作動を命じたければ、上記とは逆の
手順の操作を行う。
により説明する。例えば、レンタルビデオ店において
は、ビデオの貸し出し状況をバーコード等を用いてコン
ピューターへ入力しているが、本発明表示体を使用する
ことにより、この作業を確実、容易に行うことが可能と
なる。
テオの種別を示す洋画、邦画、アニメ等を入力するため
の自動認識記号10a・10b・10c・・・を横一列
に表示する。その下部にビデオ貸し出し本数を示す1
本、2本、3本等を入力するための自動認識記号11a
・・・を横一列に表示する。同様にして貸し出し日数や
レンタル料の割引率等の情報を入力するための自動認識
記号12a・・・,13a・・・を必要に応じて横一列
に表示する。そして、それぞれの自動認識記号1の周
囲、ここでは右側に平面略亀甲状をなすガイド枠3を設
けるとともに、各ガイド枠3間を読取経路4に形成す
る。
動認識記号1の中から例えば10bを選択して、該記号
10bへ向けてスキャナーSを近付ける。スキャナーS
はガイド枠3により自動認識記号10b上に正しく誘導
され、該記号10bの読み取りが行われる。各ガイド枠
3の間には読取経路4が形成されているので、図7に示
すように、スキャナーSをそのまま表示体2の表面上を
滑動させて、次に読み取るべき自動認識記号、例えば1
1aへ向けて移動させる。スキャナーSは読取経路4お
よび次のガイド枠3に誘導されて、次の自動認識記号1
1aを正確に読み取る。このようにして、スキャナーS
を表示体2の表面に当てたまま任意の読取経路4で滑動
させることにより、複数の自動認識記号1を正確かつ連
続的にしかもスムーズに読み取ることができる。
うに、複数の自動認識記号1の配置およびガイド枠3の
形態,配置による読取経路4の形状を工夫することによ
り、各記号の種別や内容等の表示をいちいち視覚により
確認せずに、所望の前記記号1をスキャナーSで読み取
ることができる。
ある一点を中心として複数の自動認識記号1を放射状に
配置するとともに、それぞれの自動認識記号1に対して
それらを囲む形態の放射状のガイド枠3を設け、このガ
イド枠3によって放射状の読取経路4を形成したもので
ある。読み取り作業者は、図10に示すように、中央部
を起点として上下、左右、斜めにスキャナーSを滑動さ
せることにより、読取経路4およびガイド枠3に誘導さ
せて夫々の自動認識記号1を正確かつ連続的にしかもス
ムーズに読み取ることができる。そして、読み取り作業
者が各方向に配置された自動認識記号1の種別や内容を
記憶する等により予め把握しておけば、読取経路4を眼
で見なくても読み取り作業を行うことができる。
作業者が「スキャナーを上へ移動させればAという自動
認識記号を読み取ることができ、スキャナーを下へ移動
させればこれとは逆のBという自動認識記号を読み取る
ことができる」といった具合に、スキャナーSの移動順
と読み取り記号の意味を予め把握していれば、スキャナ
ーSを持った手を所要の方向へ動かすだけで自動認識記
号1の読み取りを行うことができる。従って、各自動認
識記号1の種別や内容等をいちいち視覚により確認する
ことなく読み取りを行うことができるので、視覚障害者
による読み取り作業も可能になる。
の四隅に相互に関連する4個の自動認識記号1を表示し
て読取経路4を形成すると共に、その複数個を表示体2
上に並べてグループ化した表示の表示体2を構成してい
る。読み取り作業者は、予め、例えば「最上段の右側の
ガイド枠内にはAという情報群の自動認識記号がグルー
プ化して表示されており、さらにAグループのガイド枠
内では右上にa1、右下にa2、左上にはa3、左下に
はa4という自動認識記号が表示されている。」のよう
に表示内容を把握していれば、スキャナーSを持った手
を任意方向へ動かすだけで特定グループの自動認識記号
1の読み取りを行うことができる。即ち、読み取り作業
者が予め表示体2の表示内容を認識把握していれば、そ
の認識内容に基づいて任意のグループのガイド枠3へ向
けてスキャナーSを近付け、さらに表示体2の上を任意
方向へ滑動させることにより、読取経路4およびガイド
枠3に誘導されて任意のグループの自動認識記号1を正
確に読み取ることができるのである。また、視覚障害者
であっても、触覚により任意グループのガイド枠3を選
択することにより、表示された記号の読み取り作業を行
うことができる。
自動認識記号1を表示記号を眼で視ることなくスキャナ
ーSにより読み取るためには、表示された記号1の配置
および読取経路4の形状を工夫する必要があるが、その
ための手段は図8,図9に示すものに限定されるもので
はない。それぞれの読み取り作業の状況にあわせた構成
により実施すればよい。この場合、自動認識記号1の配
置パターンや読取経路4のパターンは「上中下、左右、
斜め」等の方向を基調とした構成とすることが人間の思
考慣習の上からみて、視覚的認識を伴わない読み取り作
業が容易となるので好ましい。
うに自動認識記号1を不可視的に表示した場合でも、自
動認識記号1の存在位置や種別、内容等を可視的に表示
する必要はない。ガイド枠3によりスキャナーSが自動
認識記号1の正確な位置に誘導され、また読み取り作業
者においてどの方向にどのような自動認識記号1が配置
されているかが、予め認識,把握されていれば、表示内
容について視覚的な認識がなくても読み取りが可能だか
らである。
す。この実施例は、手で握ることができる形状、大きさ
の例えば球状に形成された表示体2を、溝状のガイド枠
3および読取経路4とにより形成し、これに自動認識記
号1を表示した。この表示体2を支持台Tに固定された
スキャナーSに被せるように当接させ、あたかも自動車
のシフトレバーを操作するのと同様の態様で自動認識記
号1の読み取りができるようにしたものである。
すように本発明に用いるスキャナーSの一部、例えば読
取り口S1の上辺に当る部位に作動スイッチS2を設け
るとよい。スキャナーSがガイド枠3にしっかり納ま
り、自動認識記号1の上に正確に位置されたとき、前記
ガイド枠3の壁が作動スイッチS2を押して前記記号1
の読み取りを行うようにしたものである。なお、作動ス
イッチS2を設ける箇所、数等はガイド枠3の向きや読
取経路4の形状に適合させればよい。また、表示体2や
ガイド枠3の側に作動スイッチS2を設けるようにして
もよい。
構成に加えてスキャナーSを表示体2に摺動自在に結合
したことを要旨とする。これにより、スキャナーSを、
常時、表示体2に当接させておくことができるので、ス
キャナーSは、それを読取経路4にそって滑動させ、ガ
イド枠3内に納めた状態で自動認識記号1を読み取るこ
とができ、従って読み取り作業を、より確実に行うこと
ができる。
おいて、自動認識記号1を差し替え自在に表示体2に表
示するようにしたことを要旨とするものである。即ち、
図14に示すように、自動認識記号1を着脱自在に表示
体2に表示することにより、表示する自動認識記号1の
差し替えを可能としたものである。これによって、自動
認識記号1を差し替え、異なる情報をスキャナーSで読
み取り、コンピューターへ入力、操作することができ
る。また、自動認識記号1を読み取ったり入力するスキ
ャナーSやコンピューターにあわせて自動認識記号1を
差し替えることができるので、本発明表示体を適用した
システムの共用化、汎用化を図ることができる。
る。従来のビデオゲームでは登場人物に様々な動作をさ
せるためにゲームコントローラーのボタンやレバーの複
雑な操作が必要であり、また、ゲームソフトによってそ
の操作方法が異なるため、遊び方が難しかった。本発明
では従来のゲームコントローラーの代わりに、図12に
例示したような自動認識記号1を用いた表示体2とスキ
ャナーSを用いることにより、表示体2、又は、スキャ
ナーSを動かすだけのワンアクションによってゲーム画
面に所望の操作を与えることができる。テレビゲームで
は特に操作手許を眼で視ないで操作する迅速な操作が求
められるため、本発明表示体を用いた操作は効果的であ
る。加えて、図14に示したように、ゲームソフトにあ
わせて自動認識記号1を差し替えることにより、一つの
表示体2について、一定の操作方法を覚えるだけで様々
な内容のゲーム遊びに対応することができる。
自動認識記号表示体は、特に、2次元バーコードなどの
出現により情報量、情報密度が拡大する一方で表示面積
が縮小して行く自動認識記号の進展の過程におい、本発
明表示体を用いることにより、表示された記号の読み取
りを確実かつ迅速に行うことを可能であるから、本発明
は自動認識記号の有用性、発展の可能性を増大させる効
果が大である。本発明表示体は、視覚でその表示記号を
見ることなく、ガイド枠の位置を触覚により確認するこ
とにより、自動認識記号の読み取りを行うことができる
ので、キーボードを用いたコンピュータ入力や操作が困
難あるいは不可能に近い視覚障害者であっても、本発明
表示体を使用することにより、コンピューター等への命
令入力等の操作が可能となる。
の自動認識記号が複数個表示された表示体において、自
動認識記号の周囲にスキャナーが納まりかつ摺動可能に
した1又は2以上のガイド枠を設けるとともに、前記ガ
イド枠によって任意形状の読取経路を形成したことに要
旨があるものである。従って、複数個の自動認識記号を
正確かつ容易にスキャナーで連続的に読み取ることがで
きる。即ち、スキャナーを表示体上で任意経路に沿って
移動させることにより、読取経路およびガイド枠に自然
に誘導されて所望の複数個の自動認識記号を正確に読み
取ることができる。また、複数個の自動認識記号の連続
的な読み取りであっても、これを極めて迅速に行うこと
ができる。即ち、本発明表示体は、記号を読み取るごと
にいちいちスキャナーを当てたり離したりする必要がな
く、スキャナーを読取経路に沿って表示体を滑動させる
だけでよいので、より迅速な読み取りが可能になるので
ある。さらに、ガイド枠によって、スキャナーを納める
ためのガイド枠とスキャナーを摺動させるための読取経
路が形成されていることにより、スキャナーを素早く移
動させても、スキャナーが目的としない記号のところへ
ずれてしまうことがなく、必要とする自動認識記号を迅
速に読み取ることができる。
動認識記号でもそれらを視覚的に確認することなく読み
取りが可能である。即ち、自動認識記号の配置および読
取経路の形状を工夫することにより、従来のようにそれ
ぞれの自動認識記号の種別や内容等をいちいち視覚的に
確認してからスキャナーで読み取るといった時間と労力
のかかる作業が解消される。そして「スキャナーを上へ
移動させればAという自動認識記号、下へ移動させれば
Cという自動認識記号を読み取ることができる」といっ
た具合に、操作手順が念頭にあれば、その状態で迅速な
読み取り作業が可能であり、それはあたかも「ハンドル
を右に切れば右に曲がり、足元の左側のペダルを踏めば
止まる」といった自動車の運転のように、自然に身に付
いた動作として行うことができる。従って、本発明表示
体を用いれば、視覚障害者であっても複数の自動認識記
号を観念的に読み取ることができ、コンピューターへの
一連の入力、操作作業が可能となる。
自動認識記号が複数個表示された表示体において、自動
認識記号の周囲にスキャナーが納まる1又は2以上のガ
イド枠を設けるとともに、前記ガイド枠によって任意形
状の読取経路を形成し、表示体にはスキャナーを摺動自
在に結合したことを要旨とするものである。従って、表
示体とスキャナーとを常に一体のものとして携帯、使用
することができるので利便性が高い。また、自動認識記
号の読み取り作業の確実性が高まる。即ち、複数個の自
動認識記号を連続的に読み取っている際に誤ってスキャ
ナーを落としてしまい、どこまで読み取ったかわからな
くなって始めから作業をし直さなければならないという
ような失敗がなくなり、作業の確実性、能率が向上す
る。
ード等の自動認識記号が差し替え自在にして複数個表示
された構成とする一方、自動認識記号の周囲にスキャナ
ーが納まる1又は2以上のガイド枠を設けるとともに、
前記ガイド枠によって任意形状の読取経路を形成したこ
とを要旨とするものである。従って、自動認識記号を差
し替えて異なる情報をスキャナーで読み取り、コンピュ
ータヘ入力、操作することができる。また自動認識記号
を読み取ったり入力するスキャナーやコンピュータの機
種にあわせて自動認識記号を差し替えることができるの
で、本発明表示体を用いたシステムの共用化、汎用化を
図り易くなる。
図。
図。
面図。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
ーの一例を示す斜視図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 バーコード等の自動認識記号が表示され
た表示体において、該表示体の同一面上に自動認識記号
を複数個表示し、複数個の各自動認識記号の周囲にスキ
ャナーが納まる1又は2以上のガイド枠を設けると共
に、前記ガイド枠によって任意形状の読取経路を形成
し、前記スキャナーを前記ガイド枠に沿わせて前記読取
経路上を摺動させることにより、前記複数個の自動認識
信号を前記スキャナーに読取らせるようにしたことを特
徴とする自動認識記号表示体。 - 【請求項2】 バーコード等の自動認識記号が表示され
た表示体において、自動認識記号を複数個表示し、前記
自動認識記号の周囲にスキャナーが納まるガイド枠を1
又は2以上設けると共に、前記ガイド枠によって任意形
状の読取経路を形成し、かつ、前記表示体にスキャナー
を摺動自在に結合して成り、前記スキャナーを前記ガイ
ド枠に沿わせて前記読取経路上を摺動させることによ
り、前記複数個の自動認識信号を前記スキャナーに読取
らせるようにしたことを特徴とする自動認識記号表示
体。 - 【請求項3】 バーコード等の自動認識記号が表示され
た表示体において、自動認識記号を差し替え自在に複数
個表示し、前記自動認識記号の周囲にスキャナーが納ま
るガイド枠を1又は2以上設けると共に、前記ガイド枠
によって任意形状の読取経路を形成し、前記スキャナー
を前記ガイド枠に沿わせて前記読取経路上を摺動させる
ことにより、前記複数個の自動認識信号を前記スキャナ
ーに読取らせるようにしたことを特徴とする自動認識記
号表示体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304153A JP2718004B2 (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 自動認識記号表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304153A JP2718004B2 (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 自動認識記号表示体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08129626A JPH08129626A (ja) | 1996-05-21 |
JP2718004B2 true JP2718004B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=17929698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6304153A Expired - Lifetime JP2718004B2 (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 自動認識記号表示体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2718004B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090309733A1 (en) * | 2006-05-11 | 2009-12-17 | Singular Id Pte Ltd | Identification tags, objects adapted to be identified, and related methods, devices and systems |
JP6003067B2 (ja) * | 2012-01-26 | 2016-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 容器およびそれを用いた物品情報音声報知システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5193628U (ja) * | 1975-01-25 | 1976-07-27 | ||
JPS6025058U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-20 | 関西日本電気株式会社 | バ−コ−ド表示体 |
JP2603143B2 (ja) * | 1989-12-26 | 1997-04-23 | 株式会社オプトエレクトロニクス | 情報パターン表示部材 |
-
1994
- 1994-11-01 JP JP6304153A patent/JP2718004B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08129626A (ja) | 1996-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101330556B (zh) | 图像选择装置和图像选择方法 | |
US20070139507A1 (en) | Hand-operated printer having a user interface | |
JP4192847B2 (ja) | コード読取装置およびプログラム | |
US4943906A (en) | Data setting device for an embroidering machine | |
US8970886B2 (en) | Method and apparatus for supporting user's operation of image reading apparatus | |
US4488146A (en) | Information input and output unit for data processing equipment | |
JP2718004B2 (ja) | 自動認識記号表示体 | |
AU703269B2 (en) | Workstation comprising a braille reading line | |
JP7508931B2 (ja) | 画像表示方法、画像表示装置及び表示制御プログラム | |
EP1522507A1 (en) | System for collecting products in a collecting container, as well as method for use therewith | |
EP2000895A1 (en) | User interface for a printer | |
US5099777A (en) | Sewing operation procedure display apparatus for sewing machine | |
JP3570313B2 (ja) | カット紙包装部材及び画像形成装置 | |
US5040913A (en) | Device for generating and/or imprinting forms | |
JPH1011194A (ja) | ハンディターミナル | |
JP3796956B2 (ja) | 表示装置 | |
EP0726533A2 (en) | Text processing device with layout display mode | |
JP5439703B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2752951B2 (ja) | プリンタの設定項目選択装置 | |
JP2009093207A (ja) | 表示システム | |
JP3143912B2 (ja) | 縫製装置 | |
US4855579A (en) | System for guiding a user in orienting an application insert having a plurality of datastrips relative to a datastrip reader | |
JP2024130267A (ja) | 作業設備 | |
JP3761133B2 (ja) | 2行表示電子計算機、2行表示方法、並びに2行表示プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2721969B2 (ja) | プリンタ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S201 | Request for registration of exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114 Year of fee payment: 16 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |