JP5439703B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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本発明は、画像表示装置に関する。
従来、この種の画像表示装置においては、例えば、下記特許文献1に記載のFAX機能付き端末装置が提案されている。このFAX機能付き端末装置では、受信したファクシミリデータが、その先頭から所定量分、送信元情報として表示部に表示されるようになっている。
特開平5−327962号公報
しかしながら、上記FAX機能付き端末装置においては、上述のように、受信したファクシミリデータのうち先頭から所定量分のデータを表示部に表示するようになっているため、先頭からの所定量分のデータが空データである場合には、何も表示されない真っ白の表示になってしまう。
このため、上記ファクシミリデータを受信したにもかかわらず、受信し損なったと勘違いしてしまうという不具合が生ずる。
そこで、本発明は、データを受信したにもかかわらず、受信し損なったと勘違いすることを確実に防止した画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る画像表示装置は、請求項1の記載によれば、
表示画面を有する表示手段と、画像データを受信したとき当該画像データのうち最初の有効データ部の位置を決定する位置決定手段と、上記画像データを上記最初の有効データ部から上記表示画面に表示するように表示手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、位置決定手段により決定された上記最初の有効データ部の位置を左上端位置とし、且つ、上記表示画面に表示される表示データの大きさを有する矩形領域の左右方向の長さが、上記最初の有効データ部の位置から上記画像データの右端までの長さより長い場合、上記画像データにおいて、上記最初の有効データ部の上下方向における位置を上端とし、且つ、上記画像データの右端から当該矩形領域の左右方向の長さだけ左方向に離間した位置を左端とする上記表示データを、上記表示画面に表示させるように、表示手段を制御することを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示装置は、請求項2の記載によれば、
表示画面を有する表示手段と、画像データを受信したとき当該画像データのうち最初の有効データ部の位置を決定する位置決定手段と、上記画像データを上記最初の有効データ部から上記表示画面に表示するように表示手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、位置決定手段により決定された上記最初の有効データ部の位置を左上端位置とし、且つ、上記表示画面に表示される表示データの大きさを有する矩形領域の上下方向の長さが、上記最初の有効データ部の位置から上記画像データの下端までの長さより長い場合、上記画像データにおいて、上記最初の有効データ部の左右方向における位置を左端とし、且つ、上記画像データの下端から当該矩形領域の上下方向の長さだけ上方向に離間した位置を上端とする上記表示データを、上記表示画面に表示させるように、表示手段を制御することを特徴とする。
このように、画像データを受信したとき当該画像データのうち最初の有効データ部の位置を決定し、このように決定した最初の有効データ部から画像データを表示画面に表示するので、受信した画像データの先頭データ部が空データであっても、その後の最初の有効データ部から表示画面に表示される。このため、受信した画像データが空データではないことがタイミングよく認識され得る。その結果、画像データを受信したにもかかわらず、受信し損なったと勘違いしてしまうことがない。また、上記矩形領域の左右方向の長さが、上記最初の有効データ部の位置から画像データの右端までの長さより長い場合は、当該最初の有効データ部の上下方向における位置を上端とし、且つ、当該画像データの右端から上記矩形領域の左右方向の長さだけ左方向に離間した位置を左端とする表示データを、表示画面に表示させるため、画像データを表示画面に有効に表示できるようになる。また、上記矩形領域の上下方向の長さが、上記最初の有効データ部の位置から画像データの下端までの長さより長い場合は、当該最初の有効データ部の左右方向における位置を左端とし、且つ、当該画像データの下端から上記矩形領域の上下方向の長さだけ上方向に離間した位置を上端とする表示データを、表示画面に表示させるため、画像データを表示画面に有効に表示できるようになる。
また、本発明は、請求項の記載によれば、請求項1または2に記載の画像表示装置において、上記画像データのうち有効データの領域が上記表示画面の表示領域を超えるとき、上記有効データの領域を上記表示画面に合わせるように縮小して表示手段に表示させる縮小制御手段を備えることを特徴とする。
これにより、上記画像データのうち有効データの領域が上記表示画面の表示領域を超えても、上記有効データの領域が上記表示画面に合うように縮小されて表示されるので、上記画像データのうち上記有効データの領域に対応する画像部分が確実に表示され、受信し損なったと勘違いしてしまうことを更に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面により説明する。図1は、本発明の一実施形態であるファクシミリ装置の平面図である。
当該ファクシミリ装置は、その装置全体がハウジングHによって覆われ、ハウジングHの上部前方には操作パネル10を備えている。また、ハウジングHの上部であって操作パネル10の後方には、当該ファクシミリ装置から送信すべき画像を読み取る読取り部40と、その読取り部40に読取り原稿を搬送するためのトレイTとを備える。
操作パネル10は、その中央に表示部30を備え、その両側には、多数の押しボタン式操作スイッチ11を備える。
表示部30は、表示画面31に表示するための受信データ(後述する画像Gを含むデータ)を格納するVRAM(図示しない)と、VRAMに格納された受信データを表示画面31に表示させる駆動回路(図示しない)と、表示画面31を備えた液晶パネル30a(表示手段)とを備えており、上記VRAMに格納された受信データは、上記駆動回路によって液晶パネル30aの表示画面31に表示される。
一方、ファクシミリ装置は、ハウジングH内部にファクシミリ装置全体の制御を司る制御部20を備えている。図2は、ファクシミリ装置の回路ブロック図である。図2において、制御部20は、ファクシミリ装置を制御するプログラムを格納したROM23と、ROM23に格納されたプログラムによりファクシミリ装置を制御するCPU22と、種々のデータを格納するRAM24と、受信データを入力するためのインターフェース(以下、I/Fと記す)21と、表示部30に信号を送信するためのI/F25とを備え、ROM23、CPU22、RAM24、I/F21及びI/F25は、相互にバス26によって電気的に接続されている。
ここで、ファクシミリ装置の動作について説明する。ファクシミリ装置は、外部にデータを送信するために読取り原稿に記録された画像を読み取る読取り機能、外部から受信したデータを記録する記録機能及び外部から受信したデータを表示部30の表示画面31に表示するための表示機能等の機能を備えている。
上記読取り機能を動作させる場合においては、先ず、操作者が読取り原稿をトレイTの下側から図中左方向に挿入した後、押しボタン式操作スイッチ11を操作して読取り機能を選択すると、ファクシミリ装置は、読取り部40を使用して読取り原稿を搬送しながら読取り原稿の読み取りを開始する。読取り部40が原稿の読み取りを終えると、原稿は、トレイTの上側から図中右方向へ排出される。
一方、上記記録機能が動作する場合においては、先ず、ファクシミリ装置が受信データをI/F21を介してRAM24に格納し、RAM24に格納された受信データをハウジングH内に配置された記録部(図示しない)によって用紙上に記録し、記録された用紙を操作パネル10の下側に形成された排紙口(図示しない)から前方向へ排出する。
上記記録機能が動作するタイミングは、データがファクシミリ装置に受信された時に自動的に動作するようにしてもよいが、本発明の画像表示装置のような表示機能によって表示された画像を確認した後に、操作者による押しボタン操作スイッチ11の操作によって上記記録機能を動作させるようにすると後述するように種々の利点がある。
以下、図3及び図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態の処理について説明するとともに、これらの利点について説明する。
ここで、当該受信データは、図5に示すような画像Gを表す画像データであるものとする。本実施形態では、画像Gは、液晶パネル30aの表示画面31の右側中間画面部位(図5参照)に対応するように、RAM24の記憶領域に記憶されている。
上記プログラムの実行の開始に伴い、ステップ100において、表示データのサイズが液晶パネル30aの表示画面31のサイズより大きいか否かが判定される。ここで、上記受信データで表される画像Gが液晶パネル30aの表示画面31よりも小さい場合には、ステップ100における判定はNOとなる。
然る後、上記プログラムは、表示開始位置設定処理ルーチン110に進む。すると、ステップ111において、表示開始位置変数の初期化処理がなされる。この初期化処理では、表示開始位置変数Xが、初期位置Xo=FFFFFFFFHとして初期化され、表示開始位置変数Yが、初期位置Yo=FFFFFFFFHとして初期化される。なお、液晶パネル30aの表示画面31を直交座標面としたとき、両表示開始位置変数X、Yは、上記直交座標面上のX座標及びY座標を表す。
このようにして初期化処理がなされた後は、ステップ112からステップ116に至る処理が繰り返される。このような状態において、上記プログラムがステップ112に達したとき、上記受信データの1ライン分がRAM24から読み出される。ついで、ステップ113において、黒ドット(有効データ部)が上記受信データの1ライン分に有るか否かが判定される。
現段階において、黒ドットが上記受信データの1ライン分になければ、ステップ113における判定はNOとなる。然る後、ステップ116において、ステップ112における上記受信データの1ライン分は、最終ライン分か否かが判定される。
ここで、上記1ライン分は、上記受信データの最終ライン分でなければ、ステップ116にてNOと判定される。これに伴い、ステップ112において、上記受信データの次の1ライン分がRAM24から読み出される。
現段階にて、黒ドットが上記受信データの次の1ライン分に有れば、ステップ113においてYESと判定され、次のステップ113aにおいて、左端黒ドット位置決定処理がなされる。ここでは、上記受信データの次の1ライン分の左端の黒ドットの位置が、例えば、Aと決定される。
ついで、ステップ114において、上述したAで特定される黒ドットは、今までで最も左端に位置するか否かが判定される。例えば、現段階において、X=Xo=FFFFFFFFHが維持されていれば、X=Xo>Aか否かが判定される。ここで、X=Xo>Aが成立すれば、ステップ114における判定がYESとなる。
このようにX=Xo>Aが成立するということは、ステップ112で読み出し済みの上記受信データの次の1ライン分の左端の黒ドットが、Xo=FFFFFFFFHよりも左側に位置することを意味する。
このため、次のステップ114aにおいて、新たに、X=Aと設定される。これにより、表示開始位置変数Xが、Xoではなく、上述した受信データの次の1ライン分の左端の黒ドットの位置に合わせられる。
ステップ114aの処理後、ステップ115において、上述したX=Aで特定される黒ドットは、今までで最も上端に位置するか否かが判定される。例えば、現段階において、Y=Yo=FFFFFFFFHが維持されていれば、Y=Yo>Bか否かが判定される。ここで、Y=Yo>Bが成立すれば、ステップ115における判定がYESとなる。
このようにYo>Bが成立するということは、ステップ112で読み出し済みの上記受信データの次の1ライン分の左端の黒ドットが、Yo=FFFFFFFFHよりも上側に位置することを意味する。
このため、次のステップ115aにおいて、新たに、Y=Bと設定される。これにより、表示開始位置変数Yが、Yoではなく、ステップ112で読み出し済みの上記受信データの次の1ライン分の位置に合わせられる。
このようにステップ115aの処理が終了すると、ステップ116にて、最終ライン分か否かが判定される。ここで、ステップ112で読み出し済みの上記受信データの次の1ライン分が最終ライン分でなければ、ステップ116における判定がNOとなる。
以下、上述と同様にステップ112〜ステップ116に亘る処理が繰り返されている間に、ステップ116においてYESと判定されると、次のステップ117において、黒ドット無しか否かが判定される。
ここで、上記プログラムの処理において、ステップ113におけるNOとの判定が繰り返されてステップ116にてYESと判定されたときには、黒ドット無しということで、ステップ117における判定はYESとなる。このため、次のステップ117aにおいて、X=0、Y=0と設定される。
一方、上記プログラムの処理において、ステップ113におけるYESとの判定を含めてステップ116にてYESと判定されたときには、黒ドット有りということで、ステップ117における判定はNOとなる。
このようにして、ステップ117aの処理又はステップ117におけるNOとの判定がなされると、ステップ118において、表示開始位置が決定される。
ここで、上述したX=A及びY=Bが、それぞれ、画像Gの最も左端の位置及び最も上端の位置と特定しておれば、上記直交座標面上において、X=Aを通る横方向の線とY=Bを通る縦方向の線との交点が、上記受信データにおいて左上端位置と設定される。なお、当該交点は、(X、Y)=(Xs、Ys)でもって表すものとする。
例えば、図5の画像Gにおいて、X=Aは画像Gの最左端下部G1の位置を表し、Y=Bが、画像Gの頂部G2の位置を表すものとすれば、X=Aを通る横方向の線とY=Bを通る縦方向の線との交点F1が、(X、Y)=(Xs、Ys)でもって、上記受信データの左上端位置を特定する。なお、交点F1は、図5に示すごとく、画像Gを囲う四角領域Fの左上隅角の点に相当する。
なお、ステップ112〜ステップ116における処理において、読み出された黒ドットが最も左側に位置しない場合には、ステップ114における判定がNOとなり、それまでに左端に位置するX値がそのまま維持され、また、読み出された黒ドットが最も上端に位置しない場合には、ステップ115における判定がNOとなり、それまでに上端に位置するY値がそのまま維持される。
また、本実施形態において、表示開始位置設定処理ルーチン110の処理は、位置決定手段に対応し、当該処理において設定されるX=A、Y=B、X=Xs、Y=Ysは、最初の有効データ部の位置に対応する。
このように表示開始位置設定処理ルーチン110の処理が終了すると、次のステップ120において、表示データのサイズとしてどのサイズを選択するかが判定される。ここで、表示データのサイズは、横×縦=1728ドット×2000ラインを基準とする。なお、横1728ドットは、左から右にむけて、1ライン上の1ドット〜1728ドットとすることで構成される。また、縦2000ラインは、上端から下端に向けて1ライン〜2000ラインとすることで構成される。
表示データのサイズとして横×縦=432ドット×250ラインのサイズを選択する場合には、上記プログラムがステップ120からステップ130に進む。
しかして、当該ステップ130では、X>1728−432が成立するか否かが判定される。詳細には、X=Xsであることから、X=Xs>1728−432の成立の有無が判定される。
ここで、X=Xs>1728−432が成立すれば、X=Xsは、1ライン上で右から432ドット目よりも右に位置することから、ステップ120における判定はYESとなる。これに伴い、ステップ131において、X=1728−432と設定される。
すなわち、後述する四角領域FにおけるF1点のX座標が1728−432=1296の位置へ移動する。このような処理を施さない場合には、表示すべき画像が表示データの右端近傍にある場合にも、液晶パネル30aの表示画面31の左側に画像が表示され、表示画面31の右側に表示データのない領域が表示されることとなる。しかしながら、上記処理を施した場合には、表示画面31の右端近傍も画像が表示され、表示データを有効に表示できる効果を奏する。
一方、X=Xs>1728−432が成立しなければ、X=Xsは、1ライン上で右から432ドット目よりも左に位置することから、ステップ120においてNOと判定される。このため、Xは、ステップ118で設定したまま、X=Xsに維持される。
次に、ステップ140において、Y>全ライン数−250が成立するか否かが判定される。詳細には、Y=Ysであることから、Y=Ys>全ライン数−250が成立するか否かが判定される。なお、全ライン数は、上記受信データの全ライン数2000に相当する。
ここで、Y=Ys>全ライン数−250が成立すれば、Y=Ysは、上記受信データの全ラインのうち下から250ライン目よりも下にあることから、ステップ130における判定はYESとなる。これに伴い、ステップ141において、Y=全ライン数−250と設定される。
すなわち、後述する四角領域FにおけるF1点のY座標が2000−250=1750の位置へ移動する。このような処理を施さない場合には、表示すべき画像が表示データの下端近傍にある場合にも、液晶パネル30aの表示画面31の上側に画像が表示され、表示画面31の下側に表示データのない領域が表示されることとなる。しかしながら、上記処理を施した場合には、表示画面31の下端近傍にも画像が表示され、表示データを有効に表示できる効果を奏する。
一方、Y=Ys>全ライン数−250が成立しなければ、Y=Ysは、上記受信データの全ラインのうち下から250ライン目よりも上に位置することから、ステップ140においてNOと判定される。このため、Yは、ステップ118で設定したまま、Y=Ysに維持される。
ここでは、上述のようなステップ130〜ステップ141の処理の結果、四角領域FにおけるF1点のX座標及びY座標は、図6に示すように、X=1296及びY=1750に最終的に設定されるものとする。
然る後、ステップ142において、表示データ形成処理がなされる。ここでは、ステップ130〜ステップ141の処理で上述のように最終的に設定されたX、Yを左上端位置として、上記受信データのうち、横×縦=432ドット×250ラインに相当するデータ部位(図5にて四角領域F参照)が、液晶パネル30aの表示画面31に合わせるような表示データとして形成される。
すると、次のステップ190における表示データの表示処理において、上記表示データが表示画面31に出力される。これに伴い、表示部30が、制御部20のI/F25からの上記表示データに基づき、液晶パネル30aの表示画面31に合うように、図1に示すごとく、図5の四角領域F内に画像を4倍の大きさで表示する。
ここで、上記表示データが、ステップ130〜ステップ141の処理で上述のように設定されたX、Yを左上端位置として液晶パネル30aの表示画面31に表示されるので、受信した画像データが空データではないことがタイミングよく認識され得る。その結果、画像データを受信したにもかかわらず、受信し損なったと勘違いしてしまうことがない。
次に、上記プログラムが上述のようにステップ120に進んだとき、表示データのサイズとして、横×縦=864ドット×500ラインのサイズを選択する場合には、当該プログラムがステップ120からステップ160に進む。
しかして、当該ステップ160では、X>1728−864が成立するか否かが判定される。詳細には、X=Xsであることから、X=Xs>1728−864の成立の有無が判定される。
ここで、X=Xs>1728−864が成立すれば、X=Xsは、1ライン上で右から864ドット目よりも右に位置することから、ステップ160における判定はYESとなる。これに伴い、ステップ161において、X=1728−864と設定される。
すなわち、後述する四角領域FにおけるF1点のX座標が上記と同様に1728−864=864の位置へ移動する。このような処理を施さない場合には、表示すべき画像が表示データの右端近傍にある場合にも、液晶パネル30aの表示画面31の左側に画像が表示され、表示画面31の右側に表示データのない領域が表示されることとなる。しかしながら、上記処理を施した場合には、表示画面31の右端近傍にも画像が表示され、表示データを有効に表示できる効果を奏する。
一方、X=Xs>1728−864が成立しなければ、X=Xsは、1ライン上で右から864ドット目よりも左に位置することから、ステップ160においてNOと判定される。このため、Xは、ステップ118で設定したまま、X=Xsに維持される。
次に、ステップ170において、Y>全ライン数−500が成立するか否かが判定される。詳細には、Y=Ysであることから、Y=Ys>全ライン数−500が成立するか否かが判定される。
ここで、Y=Ys>全ライン数−500が成立すれば、Y=Ysは、上記受信データの全ラインのうち下から500ライン目よりも下にあることから、ステップ170における判定はYESとなる。これに伴い、ステップ171において、Y=全ライン数−500と設定される。
すなわち、後述する四角領域FにおけるF1点のY座標が1500の位置へ移動する。このような処理を施さない場合には、表示すべき画像が表示データの下端近傍にある場合にも、液晶パネル30aの表示画面31の上側に画像が表示され、表示画面31の下側に表示データのない領域が表示されることとなる。しかしながら、上記処理を施した場合には、表示画面31の下端近傍にも画像が表示され、表示データを有効に表示できる効果を奏する。
一方、Y=Ys>全ライン数−500が成立しなければ、Y=Ysは、上記受信データの全ラインのうち下から500ライン目よりも上に位置することから、ステップ170においてNOと判定される。このため、Yは、ステップ118で設定したまま、Y=Ysに維持される。
ここでは、上述のようなステップ160〜ステップ171の処理の結果、四角領域FにおけるF1点のX座標及びY座標は、図7に示すように、X=864及びY=1500に最終的に設定されるものとする。
然る後、ステップ172において、表示データ形成処理がなされる。ここでは、ステップ160〜ステップ171の処理で上述のように最終的に設定されたX、Yを左上端位置として、上記受信データのうち、横×縦=864ドット×500ラインに相当するデータ部位が、液晶パネル30aの表示画面31に合わせるような表示データとして形成される。
すると、次のステップ190における表示データの表示処理において、上記表示データが表示画面31に出力される。これに伴い、表示部30が、制御部20のI/F25からの上記表示データに基づき、液晶パネル30aの表示画面31に合うように、図5の四角領域F内に画像を2倍の大きさで表示する。
ここで、上記表示データが、ステップ160〜ステップ171の処理で上述のように設定されたX、Yを左上端位置として液晶パネル30aの表示画面31に表示される。従って、上述と同様に、受信した画像データが空データではないことがタイミングよく認識され、その結果、画像データを受信したにもかかわらず、受信し損なったと勘違いしてしまうことがない。
次に、上記プログラムが上述のようにステップ120に進んだとき、表示データとして、横×縦=1728ドット×1000ラインのサイズを選択する場合には、上記プログラムはステップ120からステップ178に進む。
しかして、当該ステップ178では、X=0と設定される。すなわち、後述する四角領域FにおけるF1点のX座標が0の位置へ移動する。このような処理を施さない場合には、表示すべき画像が表示データの右端近傍にある場合にも、液晶パネル30aの表示画面31の左側に画像が表示され、表示画面31の右側に表示データのない領域が表示されることとなる。しかしながら、上記処理を施した場合には、表示画面31の右端近傍にも画像が表示され、表示データを有効に表示できる効果を奏する。
一方、ステップ180では、Y>全ライン数−1000が成立するか否かが判定される。詳細には、Y=Ysであることから、Y=Ys>全ライン数−1000が成立するか否かが判定される。
ここで、Y=Ys>全ライン数−1000が成立すれば、Y=Ysは、上記受信データの全ラインのうち下から1000ライン目よりも下にあることから、ステップ180における判定はYESとなる。これに伴い、ステップ181において、Y=全ライン数−1000と設定される。
すなわち、後述する四角領域FにおけるF1点のY座標が1000の位置へ移動する。このような処理を施さない場合には、表示すべき画像が表示データの下端近傍にある場合にも、液晶パネル30aの表示画面31の上側に画像が表示され、表示画面31の下側に表示データのない領域が表示されることとなる。しかしながら、上記処理を施した場合には、表示画面31の下端近傍にも画像が表示され、表示データを有効に表示できる効果を奏する。
一方、Y=Ys>全ライン数−1000が成立しなければ、Y=Ysは、上記受信データの全ラインのうち下から1000ライン目よりも上に位置することから、ステップ180においてNOと判定される。このため、Yは、ステップ118で設定したまま、Y=Ysに維持される。
ここでは、上述のようなステップ180及びステップ181の処理の結果、四角領域FにおけるF1点のX座標及びY座標は、図8に示すように、X=0及びY=1000に最終的に設定されるものとする。
然る後、ステップ182において、表示データ形成処理がなされる。ここでは、ステップ180及びステップ181の処理で上述のように設定されたX、Yを左上端位置として、上記受信データのうち、横×縦=1728ドット×1000ラインに相当するデータ部位が、液晶パネル30aの表示画面31に合わせるような表示データとして形成される。
すると、次のステップ190における表示データの表示処理において、上記表示データが表示画面31に出力される。これに伴い、表示部30が、制御部20のI/F25からの上記表示データに基づき、液晶パネル30aの表示画面31に合うように、図5の四角領域F内に画像を等倍で表示する。なお、本実施形態において、各ステップ142、172、182、190の処理は、制御手段に対応する。
ここで、上記表示データが、ステップ180及びステップ181の処理で上述のように設定されたX、Yを左上端位置として液晶パネル30aの表示画面31に表示される。従って、上述と同様に、受信した画像データが空データではないことがタイミングよく認識され、その結果、画像データを受信したにもかかわらず、受信し損なったと勘違いしてしまうことがない。
以上説明したように、画像Gを表す画像データが、ステップ120における表示データのサイズの選択に応じて、左上端位置から表示画面31に表示される。従って、画像Gが、好みに応じた画像の大きさでもって、空データと誤信することなく、タイミングよく視認され得る。特に、当該ファクシミリ装置が、見るだけ受信機能を有するファクシミリ装置である場合には、上述のように、画像Gを表す画像データを確実に視認し得るため、見るだけ受信機能の有効利用に役立つ。
なお、押しボタン式操作スイッチ11の操作でもって、ステップ120における表示データのサイズを好みに応じて選択できるようにしておけば、便利である。
また、上述のようにプログラムがステップ100に進んだとき、当該ステップ100において、YESと判定された場合には、表示データが、図5の画像Gを表す画像データとは異なり、液晶パネル30aの表示画面31よりも大きい他の画像を表すことになる。
このため、ステップ200の表示データの表示処理において、上記表示データが液晶パネル30aの表示画面31に収まるように自動的に縮小される。然る後、ステップ190において、ステップ200における縮小表示データが出力される。なお、本実施形態において、ステップ200の処理は、縮小制御手段に対応する。
これに伴い、表示部30が、制御部20からの上記縮小表示データに基づき、液晶パネル30aの表示画面31に収まる画像となるように、上記他の画像を縮小して表示する。従って、上記他の画像のうち表示したい画像部位が確実に視認され得る。
なお、本発明の実施にあたり、上記実施形態に限ることなく、次のような種々の変形例が挙げられる。(1)上記実施形態では、四角領域FにおけるF1点の位置を表示部30の表示画面31の左上端位置に設定したが、この位置に限られるものではなく、表示画面31の右上端位置、左下端位置又は右下端位置であってもよい。(2)ステップ120において選択する表示データのサイズは、上記実施形態にて述べたサイズに限ることなく、必要に応じて適宜変更してもよい。(3)本発明は、ファクシミリ装置に限ることなく、例えば、液晶パネルを有する複写機に適用してもよい。なお、液晶パネルに代えて、ELパネル等のパネル状表示素子を採用してもよい。
本発明の一実施形態であるファクシミリ装置の平面図である。 上記実施形態における回路ブロック図である。 図2のCPUの作用を示すフローチャートである。 図3の表示開始位置設定処理ルーチンを示す詳細フローチャートである。 上記実施形態において表示画面上の画像の位置関係を例示する模式的例示図である。 ステップ130〜ステップ141の処理の結果を説明する説明図である。 ステップ160〜ステップ171の処理の結果を説明する説明図である。 ステップ178〜ステップ181の処理の結果を説明する説明図である。
20…制御部、30…表示部、30a…液晶パネル、31…表示画面。

Claims (3)

  1. 表示画面を有する表示手段と、
    画像データを受信したとき当該画像データのうち最初の有効データ部の位置を決定する位置決定手段と、
    前記画像データを前記最初の有効データ部から前記表示画面に表示するように前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記位置決定手段により決定された前記最初の有効データ部の位置を左上端位置とし、且つ、前記表示画面に表示される表示データの大きさを有する矩形領域の左右方向の長さが、前記最初の有効データ部の位置から前記画像データの右端までの長さより長い場合、前記画像データにおいて、前記最初の有効データ部の上下方向における位置を上端とし、且つ、前記画像データの右端から前記矩形領域の左右方向の長さだけ左方向に離間した位置を左端とする前記表示データを、前記表示画面に表示させるように、前記表示手段を制御することを特徴とする画像表示装置。
  2. 表示画面を有する表示手段と、
    画像データを受信したとき当該画像データのうち最初の有効データ部の位置を決定する位置決定手段と、
    前記画像データを前記最初の有効データ部から前記表示画面に表示するように前記表示手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記位置決定手段により決定された前記最初の有効データ部の位置を左上端位置とし、且つ、前記表示画面に表示される表示データの大きさを有する矩形領域の上下方向の長さが、前記最初の有効データ部の位置から前記画像データの下端までの長さより長い場合、前記画像データにおいて、前記最初の有効データ部の左右方向における位置を左端とし、且つ、前記画像データの下端から前記矩形領域の上下方向の長さだけ上方向に離間した位置を上端とする前記表示データを、前記表示画面に表示させるように、前記表示手段を制御することを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記画像データのうち有効データの領域が前記表示画面の表示領域を超えるとき、前記有効データの領域を前記表示画面に合わせるように縮小して前記表示手段に表示させる縮小制御手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
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