JPH08129371A - フォントキャッシュ管理装置及びその方法 - Google Patents
フォントキャッシュ管理装置及びその方法Info
- Publication number
- JPH08129371A JPH08129371A JP6267305A JP26730594A JPH08129371A JP H08129371 A JPH08129371 A JP H08129371A JP 6267305 A JP6267305 A JP 6267305A JP 26730594 A JP26730594 A JP 26730594A JP H08129371 A JPH08129371 A JP H08129371A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- character
- drawing data
- character drawing
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- Prior art date
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォントキャッシュ管理装置及びその方法に
関し、同じ文字が続いて出現する確率の小さい言語につ
いて、最新の文字の優先順位低く設定して検索を高速化
することを目的とする。 【構成】 文字の出力の指示があると、メモリに時間順
に対応する位置に格納されている文字描画データのうち
最新のデータを除き、第2番目に新しいデータを最高位
として優先順位を時間順に従って設定し、最新のデータ
については最低位の優先順位を設定して、設定された優
先順位に従って順次検索を行い、最高位から最低位まで
の前記優先順位に従って文字描画データを参照する際
に、目的文字が存在するか否かを判断し、目的文字が存
在する場合には、直ちに、目的文字が存在しない場合に
は、文字描画データを生成してから、当該参照文字描画
データを出力するとともに、当該文字描画データを前記
メモリに最新のデータとして格納するように構成する。
関し、同じ文字が続いて出現する確率の小さい言語につ
いて、最新の文字の優先順位低く設定して検索を高速化
することを目的とする。 【構成】 文字の出力の指示があると、メモリに時間順
に対応する位置に格納されている文字描画データのうち
最新のデータを除き、第2番目に新しいデータを最高位
として優先順位を時間順に従って設定し、最新のデータ
については最低位の優先順位を設定して、設定された優
先順位に従って順次検索を行い、最高位から最低位まで
の前記優先順位に従って文字描画データを参照する際
に、目的文字が存在するか否かを判断し、目的文字が存
在する場合には、直ちに、目的文字が存在しない場合に
は、文字描画データを生成してから、当該参照文字描画
データを出力するとともに、当該文字描画データを前記
メモリに最新のデータとして格納するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォントキャッシュ管
理装置及びその方法に係り、特に、プリンタ装置等にお
いて、メモリに文字パターンを含む文字描画データを格
納して、一度使用した文字を記憶しておいて、再び生成
する手間を省き印刷の高速化を図るものである。一般に
プリンタ装置等の文字出力装置は、文字をビットマップ
パターンとして持っている。ところが、日本語の場合、
漢字は7500文字あり、あるサイズ・ある書体につ
き、それぞれすべて持つと、膨大な容量が必要となるた
め、通常、1サイズ・1書体を標準装備とし、その他は
オプション又はアウトラインフォントを使用している。
理装置及びその方法に係り、特に、プリンタ装置等にお
いて、メモリに文字パターンを含む文字描画データを格
納して、一度使用した文字を記憶しておいて、再び生成
する手間を省き印刷の高速化を図るものである。一般に
プリンタ装置等の文字出力装置は、文字をビットマップ
パターンとして持っている。ところが、日本語の場合、
漢字は7500文字あり、あるサイズ・ある書体につ
き、それぞれすべて持つと、膨大な容量が必要となるた
め、通常、1サイズ・1書体を標準装備とし、その他は
オプション又はアウトラインフォントを使用している。
【0002】
【従来の技術】従来、図15に示すようなフォントキャ
ッシュ管理装置があった。当該装置は、フォントデータ
を用いて、文字パターン情報及び文字パターンからなる
文字描画データを生成してフォントキャッシュ・メモリ
93に描画する文字描画データ生成手段92と、描画の
時間の順序に対応する位置に、前記文字描画データが格
納されるフォントキャッシュ・メモリ93と、前記フォ
ントキャッシュ・メモリ93に格納されている文字描画
データの時間順を検索の優先順位として、最新に描画さ
れたデータから順次検索を行い、出力を指示された文字
描画データがフォントキャッシュ・メモリ93に存在す
る場合には、直ちに、存在しない場合には、前記文字描
画データ生成手段92に文字描画データの生成を指示し
た後、当該文字描画データを出力し且つ当該データを最
高位の優先順位に設定する時間順検索管理手段91とを
有する。
ッシュ管理装置があった。当該装置は、フォントデータ
を用いて、文字パターン情報及び文字パターンからなる
文字描画データを生成してフォントキャッシュ・メモリ
93に描画する文字描画データ生成手段92と、描画の
時間の順序に対応する位置に、前記文字描画データが格
納されるフォントキャッシュ・メモリ93と、前記フォ
ントキャッシュ・メモリ93に格納されている文字描画
データの時間順を検索の優先順位として、最新に描画さ
れたデータから順次検索を行い、出力を指示された文字
描画データがフォントキャッシュ・メモリ93に存在す
る場合には、直ちに、存在しない場合には、前記文字描
画データ生成手段92に文字描画データの生成を指示し
た後、当該文字描画データを出力し且つ当該データを最
高位の優先順位に設定する時間順検索管理手段91とを
有する。
【0003】従来例によると、主制御部からの印字命令
があると、前記時間順検索管理手段91は、その文字描
画データがフォントキャッシュ・メモリ93に存在する
か否かを検索する。検索は、文字描画データについて優
先順位の高い方、即ち使用頻度の高い方から順に低い方
に順次行われる。フォントキャッシュ・メモリ93に文
字描画データが存在する場合には、当該文字描画データ
を出力するとともに、当該文字描画データを前記フォン
トキャッシュ・メモリ93の中の最高位の位置に移され
る。また、当該フォントキャッシュ・メモリ93に文字
描画データが存在しない場合には、当該時間順検索管理
手段91は、前記文字描画データ生成手段92に対して
文字描画データの生成及びフォントキャッシュ・メモリ
93への描画を指示するとともに出力される。その際、
当該文字描画データは、前記フォントキャッシュ・メモ
リ93に、最高位の優先順位として格納される。
があると、前記時間順検索管理手段91は、その文字描
画データがフォントキャッシュ・メモリ93に存在する
か否かを検索する。検索は、文字描画データについて優
先順位の高い方、即ち使用頻度の高い方から順に低い方
に順次行われる。フォントキャッシュ・メモリ93に文
字描画データが存在する場合には、当該文字描画データ
を出力するとともに、当該文字描画データを前記フォン
トキャッシュ・メモリ93の中の最高位の位置に移され
る。また、当該フォントキャッシュ・メモリ93に文字
描画データが存在しない場合には、当該時間順検索管理
手段91は、前記文字描画データ生成手段92に対して
文字描画データの生成及びフォントキャッシュ・メモリ
93への描画を指示するとともに出力される。その際、
当該文字描画データは、前記フォントキャッシュ・メモ
リ93に、最高位の優先順位として格納される。
【0004】図15(a)には、従来例に係るフォント
キャッシュ・メモリ93に時間の新旧順に格納された各
文字描画データを示す。同図(b)には、各文字描画デ
ータの内容を示す。各文字描画データは、文字コード及
び文字属性からなる文字パターン情報が格納されたイン
デックス部95と、ビットマップデータに展開された文
字パターン部96からなる。
キャッシュ・メモリ93に時間の新旧順に格納された各
文字描画データを示す。同図(b)には、各文字描画デ
ータの内容を示す。各文字描画データは、文字コード及
び文字属性からなる文字パターン情報が格納されたイン
デックス部95と、ビットマップデータに展開された文
字パターン部96からなる。
【0005】次に、図15及び図16を用いて従来例に
係るフォントキャッシュ管理装置の動作を説明する。主
制御部から印字命令を受けると、前記時間順検索管理手
段91は、前記フォントキャッシュ・メモリ93内にそ
の文字パターンが存在するか否かを検索する。検索は、
図16(a)に示すように、優先順位の高い方、即ち当
該フォントキャッシュ・メモリ93への描画時間の新し
い方から順に低い方に検索が行われる。印字命令を受け
た最初の文字が「亜」とすると、当該「亜」に該当する
文字描画データに合致するまで、検索が1文字描画デー
タ毎に行われる。
係るフォントキャッシュ管理装置の動作を説明する。主
制御部から印字命令を受けると、前記時間順検索管理手
段91は、前記フォントキャッシュ・メモリ93内にそ
の文字パターンが存在するか否かを検索する。検索は、
図16(a)に示すように、優先順位の高い方、即ち当
該フォントキャッシュ・メモリ93への描画時間の新し
い方から順に低い方に検索が行われる。印字命令を受け
た最初の文字が「亜」とすると、当該「亜」に該当する
文字描画データに合致するまで、検索が1文字描画デー
タ毎に行われる。
【0006】図16(b)で、「亜」に該当する文字描
画データを参照した場合には、当該文字最新の描画デー
タとして、優先順位が最高位に移される。また、文字が
なかった場合には、図16(c)に示すように、前記文
字描画データ生成手段によって「以」が生成され、前記
フォントキャッシュ・メモリ93の最高位に格納され
る。
画データを参照した場合には、当該文字最新の描画デー
タとして、優先順位が最高位に移される。また、文字が
なかった場合には、図16(c)に示すように、前記文
字描画データ生成手段によって「以」が生成され、前記
フォントキャッシュ・メモリ93の最高位に格納され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来例に係るフ
ォントキャッシュ管理装置にあっては、以上説明したよ
うに、次の文字パターンを検索する場合には、1回目の
動作で最高位に持ってきた文字パターンから検索を開始
することになる。即ち、図15(a)に示すように、例
えば、「宇」という文字の印刷指示があった場合には、
1回目で時間的新旧で最新に得られた「亜」という文字
描画データから検索を開始している。ところが、特に日
本語の一般文書にあっては、同じ文字が2度続けて出現
する確率は非常に少ない。したがって、この最高位に位
置する文字描画データを最初に検索することは効率が悪
い場合が多いという問題点を有していた。
ォントキャッシュ管理装置にあっては、以上説明したよ
うに、次の文字パターンを検索する場合には、1回目の
動作で最高位に持ってきた文字パターンから検索を開始
することになる。即ち、図15(a)に示すように、例
えば、「宇」という文字の印刷指示があった場合には、
1回目で時間的新旧で最新に得られた「亜」という文字
描画データから検索を開始している。ところが、特に日
本語の一般文書にあっては、同じ文字が2度続けて出現
する確率は非常に少ない。したがって、この最高位に位
置する文字描画データを最初に検索することは効率が悪
い場合が多いという問題点を有していた。
【0008】そこで、本発明は以上の問題点を解決する
ためになされたものであり、優先順位の最高位から検索
を開始しないことによって、検索の能率を向上させて、
高速化を図ることを目的としてなされたものである。
ためになされたものであり、優先順位の最高位から検索
を開始しないことによって、検索の能率を向上させて、
高速化を図ることを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、第一の発明は、図1に示すように、フォント
データを用いて、文字パターン情報及び文字パターンを
含む文字描画データを生成してデータ格納手段13に描
画する文字描画データ生成手段12と、描画の時間の順
序に対応する位置に、前記文字描画データが格納される
データ格納手段13と、前記データ格納手段13に格納
されている文字描画データのうち最新のデータを除き、
第2番目に新しいデータを最高位として優先順位を時間
順に従って設定し、最新のデータについては最低位の優
先順位を設定し、設定された優先順位に従って検索を行
い、出力を指示された文字描画データがデータ格納手段
13中に存在する場合には出力させ、存在しない場合に
は前記文字描画データ生成手段12に対して文字描画デ
ータの生成を指示した後出力させ、且つ、その文字描画
データを最新のデータとしてデータ格納手段13中に格
納するように指示する最新除外優先順検索管理手段11
とを有するものである。
するため、第一の発明は、図1に示すように、フォント
データを用いて、文字パターン情報及び文字パターンを
含む文字描画データを生成してデータ格納手段13に描
画する文字描画データ生成手段12と、描画の時間の順
序に対応する位置に、前記文字描画データが格納される
データ格納手段13と、前記データ格納手段13に格納
されている文字描画データのうち最新のデータを除き、
第2番目に新しいデータを最高位として優先順位を時間
順に従って設定し、最新のデータについては最低位の優
先順位を設定し、設定された優先順位に従って検索を行
い、出力を指示された文字描画データがデータ格納手段
13中に存在する場合には出力させ、存在しない場合に
は前記文字描画データ生成手段12に対して文字描画デ
ータの生成を指示した後出力させ、且つ、その文字描画
データを最新のデータとしてデータ格納手段13中に格
納するように指示する最新除外優先順検索管理手段11
とを有するものである。
【0010】ここで、「文字パターン情報」には、文字
コード、及び文字属性を含む。また、文字描画データに
は、文字パターン及び文字パターン情報の他に、時間順
を示すデータをも含む。「文字属性」は、例えば、文字
の大きさ、書体、容量、色、細太等がある。「文字パタ
ーン」とは、文字ビットマップデータともいい、文字の
イメージを表す。文字パターンは、例えば、解像度400D
PIのプリンタ装置で、10.5ポイントの文字は、ビットマ
ップでは、60ドット ×60ドット の大きさを必要とす
る。バイト数に換算すると、480 バイト である。当
然、最も大きなサイズの文字は相当の大きさを必要とす
る。よって、限られたサイズの文字しか描けない。「フ
ォントデータ」は、文字コードから前記文字パターンを
生成するために必要な数値等のデータである。
コード、及び文字属性を含む。また、文字描画データに
は、文字パターン及び文字パターン情報の他に、時間順
を示すデータをも含む。「文字属性」は、例えば、文字
の大きさ、書体、容量、色、細太等がある。「文字パタ
ーン」とは、文字ビットマップデータともいい、文字の
イメージを表す。文字パターンは、例えば、解像度400D
PIのプリンタ装置で、10.5ポイントの文字は、ビットマ
ップでは、60ドット ×60ドット の大きさを必要とす
る。バイト数に換算すると、480 バイト である。当
然、最も大きなサイズの文字は相当の大きさを必要とす
る。よって、限られたサイズの文字しか描けない。「フ
ォントデータ」は、文字コードから前記文字パターンを
生成するために必要な数値等のデータである。
【0011】「フォントキャッシュ管理」を行うのは以
下の理由による。アウトラインフォントを用いた場合、
文字の大きさ、文字の複雑さにもより、予めビットマッ
プパターンとしてもっている場合に比べ、1文字を生成
するのに若干の時間を必要とする。そのため、一枚の文
書を印刷するのに、多大な時間がかかることになる。そ
こで、一度用いた文字は、ビットマップパターンとして
記憶しておき、生成する手間を省き印刷の高速化を図る
ためである。
下の理由による。アウトラインフォントを用いた場合、
文字の大きさ、文字の複雑さにもより、予めビットマッ
プパターンとしてもっている場合に比べ、1文字を生成
するのに若干の時間を必要とする。そのため、一枚の文
書を印刷するのに、多大な時間がかかることになる。そ
こで、一度用いた文字は、ビットマップパターンとして
記憶しておき、生成する手間を省き印刷の高速化を図る
ためである。
【0012】また、「アウトラインフォント」とは、文
字のデータをビットマップとしてではなく、データとし
てもっており、それを任意の縮尺でビットマップに変換
(描画)する。理論的には無限大の大きさまでの文字が
描ける。また、ビットマップパターンの論理的な縮尺で
ないため、文字の輪郭が綺麗である。
字のデータをビットマップとしてではなく、データとし
てもっており、それを任意の縮尺でビットマップに変換
(描画)する。理論的には無限大の大きさまでの文字が
描ける。また、ビットマップパターンの論理的な縮尺で
ないため、文字の輪郭が綺麗である。
【0013】本発明で、最新のデータを除外した第2番
目の文字描画データを優先順位の最高位として、検索を
行うようにしたのは、特に、日本語の漢字等の場合に
は、同一の文字が繰り返して出現する確率が小さいとい
う事実を考慮したものである。
目の文字描画データを優先順位の最高位として、検索を
行うようにしたのは、特に、日本語の漢字等の場合に
は、同一の文字が繰り返して出現する確率が小さいとい
う事実を考慮したものである。
【0014】第二の発明は、図2に示すように、フォン
トデータを用いて、文字パターン情報及び文字パターン
を含む文字描画データを生成してデータ格納手段13に
描画する文字描画データ生成手段12と、描画の時間順
に対応する位置に、前記文字描画データが格納されるデ
ータ格納手段13と、前記データ格納手段13に格納さ
れている文字描画データのうち最新のデータから第(n
−1)番目に新しいデータまでを除き、第n番目に新し
いデータを最高位として優先順位を時間順に従って設定
し、最新のデータから第n番目に新しいデータまでにつ
いては、設定された前記優先順位の下位の順位から始ま
る優先順位をその時間順に従って設定し、設定された優
先順位に従って検索を行い、描画を指示された文字描画
データがデータ格納手段13中に存在する場合には出力
させ、存在しない場合には前記文字描画データ生成手段
12に対して文字描画データの生成を指示した後出力さ
せ、且つ、文字描画データを最新のデータとしてデータ
格納手段13に格納するように指示する新規除外優先順
検索管理手段14とを有するものである。
トデータを用いて、文字パターン情報及び文字パターン
を含む文字描画データを生成してデータ格納手段13に
描画する文字描画データ生成手段12と、描画の時間順
に対応する位置に、前記文字描画データが格納されるデ
ータ格納手段13と、前記データ格納手段13に格納さ
れている文字描画データのうち最新のデータから第(n
−1)番目に新しいデータまでを除き、第n番目に新し
いデータを最高位として優先順位を時間順に従って設定
し、最新のデータから第n番目に新しいデータまでにつ
いては、設定された前記優先順位の下位の順位から始ま
る優先順位をその時間順に従って設定し、設定された優
先順位に従って検索を行い、描画を指示された文字描画
データがデータ格納手段13中に存在する場合には出力
させ、存在しない場合には前記文字描画データ生成手段
12に対して文字描画データの生成を指示した後出力さ
せ、且つ、文字描画データを最新のデータとしてデータ
格納手段13に格納するように指示する新規除外優先順
検索管理手段14とを有するものである。
【0015】ここで、「n」とは、“2”以上の自然数
であり、同一の文字がこの中に繰り返して出現する確率
が小さい個数の範囲である。このように、データの複数
個の時間順の範囲にまで拡張したのは、この範囲内であ
っても、同一の文字が繰り返されて用いられる確率が小
さいと判断され、この範囲外から優先的に検索を行う方
が効率が良いからである。
であり、同一の文字がこの中に繰り返して出現する確率
が小さい個数の範囲である。このように、データの複数
個の時間順の範囲にまで拡張したのは、この範囲内であ
っても、同一の文字が繰り返されて用いられる確率が小
さいと判断され、この範囲外から優先的に検索を行う方
が効率が良いからである。
【0016】第三の発明は、図3に示すように、フォン
トデータを用いて、文字パターン情報及び文字パターン
を含む文字描画データを生成してデータ格納手段13に
描画する文字描画データ生成手段12と、前記文字描画
データを格納するデータ格納手段17と、前記データ格
納手段17に格納されている文字描画データの格納位置
を表すデータに、描画の時間順を表すデータを対応付け
る管理テーブルを格納する管理テーブル格納手段16
と、出力を指示された文字描画データについて、前記管
理テーブル格納手段16に格納されている管理テーブル
のうち最新のデータを除き、第2番目に新しいデータを
最高位として優先順位を時間順に従って設定し、最新の
データについては最低位の優先順位を設定し、設定され
た優先順位に従って検索を行い、出力を指示された文字
描画データが前記管理テーブルに登録されている場合に
は出力させ、登録されていない場合には前記文字描画デ
ータ生成手段12に対して文字描画データの生成を指示
してデータ格納手段17に格納させて出力させ、且つ、
前記管理テーブルに最新のデータとして登録させるよう
に指示する最新除外優先順検索管理手段15とを有する
ものである。ここで、「文字描画データの格納位置を表
すデータ」とは、例えば、各文字描画データが格納され
ている範囲のアドレスである。
トデータを用いて、文字パターン情報及び文字パターン
を含む文字描画データを生成してデータ格納手段13に
描画する文字描画データ生成手段12と、前記文字描画
データを格納するデータ格納手段17と、前記データ格
納手段17に格納されている文字描画データの格納位置
を表すデータに、描画の時間順を表すデータを対応付け
る管理テーブルを格納する管理テーブル格納手段16
と、出力を指示された文字描画データについて、前記管
理テーブル格納手段16に格納されている管理テーブル
のうち最新のデータを除き、第2番目に新しいデータを
最高位として優先順位を時間順に従って設定し、最新の
データについては最低位の優先順位を設定し、設定され
た優先順位に従って検索を行い、出力を指示された文字
描画データが前記管理テーブルに登録されている場合に
は出力させ、登録されていない場合には前記文字描画デ
ータ生成手段12に対して文字描画データの生成を指示
してデータ格納手段17に格納させて出力させ、且つ、
前記管理テーブルに最新のデータとして登録させるよう
に指示する最新除外優先順検索管理手段15とを有する
ものである。ここで、「文字描画データの格納位置を表
すデータ」とは、例えば、各文字描画データが格納され
ている範囲のアドレスである。
【0017】第四の発明は、図4に示すように、フォン
トデータを用いて、文字パターン情報及び文字パターン
を含む文字描画データを生成してデータ格納手段17に
描画する文字描画データ生成手段12と、前記文字描画
データを格納するデータ格納手段17と、前記データ格
納手段17に格納されている文字描画データの格納位置
を表すデータに、描画の時間順を表すデータを対応付け
る管理テーブルを格納する管理テーブル格納手段19
と、出力を指示された文字描画データについて、前記管
理テーブルに登録されている文字描画データのうち最新
のデータから第(n−1)番目に新しいデータまでを除
き、第n番目に新しいデータを最高位として優先順位を
時間順に従って設定し、最新のデータから第(n−1)
番目に新しいデータまでについては、設定された前記優
先順位の下位の順位から始まる優先順位をその時間順に
従って設定し、設定された優先順位に従って検索を行
い、描画を指示された文字描画データが前記管理テーブ
ルに登録されている場合には出力させ、登録されていな
い場合には前記文字描画データ生成手段12に対して文
字描画データの生成を指示してデータ格納手段17中に
格納して出力させ、且つ、当該文字描画データを前記管
理テーブルに最新のデータとして登録するように指示す
る新規除外優先順検索管理手段18とを有するものであ
る。
トデータを用いて、文字パターン情報及び文字パターン
を含む文字描画データを生成してデータ格納手段17に
描画する文字描画データ生成手段12と、前記文字描画
データを格納するデータ格納手段17と、前記データ格
納手段17に格納されている文字描画データの格納位置
を表すデータに、描画の時間順を表すデータを対応付け
る管理テーブルを格納する管理テーブル格納手段19
と、出力を指示された文字描画データについて、前記管
理テーブルに登録されている文字描画データのうち最新
のデータから第(n−1)番目に新しいデータまでを除
き、第n番目に新しいデータを最高位として優先順位を
時間順に従って設定し、最新のデータから第(n−1)
番目に新しいデータまでについては、設定された前記優
先順位の下位の順位から始まる優先順位をその時間順に
従って設定し、設定された優先順位に従って検索を行
い、描画を指示された文字描画データが前記管理テーブ
ルに登録されている場合には出力させ、登録されていな
い場合には前記文字描画データ生成手段12に対して文
字描画データの生成を指示してデータ格納手段17中に
格納して出力させ、且つ、当該文字描画データを前記管
理テーブルに最新のデータとして登録するように指示す
る新規除外優先順検索管理手段18とを有するものであ
る。
【0018】第五の発明は、図5に示すように、文字の
出力の指示があると、メモリに時間順に対応する位置に
格納されている文字描画データのうち最新のデータを除
き、第2番目に新しいデータを最高位として優先順位を
時間順に従って設定し、最新のデータについては最低位
の優先順位を設定して、設定された優先順位に従って順
次検索を行い(S1)、最高位から最低位までの前記優
先順位に従って文字描画データを参照する際に、目的文
字が存在するか否かを判断し(S2)、目的文字が存在
する場合には、直ちに、目的文字が存在しない場合に
は、文字描画データを生成してから(S3)、当該参照
文字描画データを出力するとともに、当該文字描画デー
タを前記メモリに最新のデータとして格納する(S4)
ことである。
出力の指示があると、メモリに時間順に対応する位置に
格納されている文字描画データのうち最新のデータを除
き、第2番目に新しいデータを最高位として優先順位を
時間順に従って設定し、最新のデータについては最低位
の優先順位を設定して、設定された優先順位に従って順
次検索を行い(S1)、最高位から最低位までの前記優
先順位に従って文字描画データを参照する際に、目的文
字が存在するか否かを判断し(S2)、目的文字が存在
する場合には、直ちに、目的文字が存在しない場合に
は、文字描画データを生成してから(S3)、当該参照
文字描画データを出力するとともに、当該文字描画デー
タを前記メモリに最新のデータとして格納する(S4)
ことである。
【0019】第六の発明は、図6に示すように、出力の
指示があると、メモリに時間順に対応する位置に格納さ
れている文字描画データのうち最新のデータから第(n
−1)番目に新しいデータまでを除き、第n番目に新し
いデータを最高位として時間順に従って優先順位を設定
し、最新のデータから第(n−1)番目に新しいデータ
については設定された前記優先順位の下位の順位から始
まる優先順位をその時間順に従って設定し、設定された
優先順位に従って検索を行い(S11)、最高位から最
低位までの前記優先順位に従って文字描画データを参照
する際に、目的文字が存在するか否かを判断し(S1
2)、目的文字が存在する場合には、直ちに、目的文字
が存在しない場合には、文字描画データを生成してから
(S13)、当該参照文字描画データを出力するととも
に、当該文字描画データを前記メモリに最新のデータと
して格納する(S14)ことである。
指示があると、メモリに時間順に対応する位置に格納さ
れている文字描画データのうち最新のデータから第(n
−1)番目に新しいデータまでを除き、第n番目に新し
いデータを最高位として時間順に従って優先順位を設定
し、最新のデータから第(n−1)番目に新しいデータ
については設定された前記優先順位の下位の順位から始
まる優先順位をその時間順に従って設定し、設定された
優先順位に従って検索を行い(S11)、最高位から最
低位までの前記優先順位に従って文字描画データを参照
する際に、目的文字が存在するか否かを判断し(S1
2)、目的文字が存在する場合には、直ちに、目的文字
が存在しない場合には、文字描画データを生成してから
(S13)、当該参照文字描画データを出力するととも
に、当該文字描画データを前記メモリに最新のデータと
して格納する(S14)ことである。
【0020】
【作用】第一の発明及び第五の発明では、図1及び図5
に示すように、外部からの文字の描画の指示があると、
前記最新除外優先順検索管理手段11は、前記データ格
納手段13に格納されている文字描画データのうち、最
新の優先順位を除いた第2番目に新しい文字描画データ
を参照し、該当するか否かを判断する。該当しない場合
には、第3番目に新しい文字描画データを参照し、同様
に判断する。順次、このように、文字描画データが指示
された文字描画データと一致するまで、第2番目に新し
い文字描画データから、時間順に参照され、文字描画デ
ータが一致しない場合には、最低位の優先順位が設定さ
れている最新の文字描画データに至るまで参照される。
に示すように、外部からの文字の描画の指示があると、
前記最新除外優先順検索管理手段11は、前記データ格
納手段13に格納されている文字描画データのうち、最
新の優先順位を除いた第2番目に新しい文字描画データ
を参照し、該当するか否かを判断する。該当しない場合
には、第3番目に新しい文字描画データを参照し、同様
に判断する。順次、このように、文字描画データが指示
された文字描画データと一致するまで、第2番目に新し
い文字描画データから、時間順に参照され、文字描画デ
ータが一致しない場合には、最低位の優先順位が設定さ
れている最新の文字描画データに至るまで参照される。
【0021】文字描画データが一致した場合には、当該
文字描画データを出力するとともに、当該文字描画デー
タを最新データとして前記データ格納手段13に格納す
る。一方、文字描画データがデータ格納手段13内に存
在しない場合には、前記文字描画データ生成手段12に
対して、データ格納手段13に対して文字描画データを
最新のデータとしての格納を指示する。
文字描画データを出力するとともに、当該文字描画デー
タを最新データとして前記データ格納手段13に格納す
る。一方、文字描画データがデータ格納手段13内に存
在しない場合には、前記文字描画データ生成手段12に
対して、データ格納手段13に対して文字描画データを
最新のデータとしての格納を指示する。
【0022】第二の発明及び第六の発明では、図2及び
図6に示すように、外部からの文字の出力の指示がある
と、前記新規除外優先検索管理手段14は、メモリに相
当するデータ格納手段13に時間順に対応する位置に格
納されている文字描画データのうち前記最新のデータか
ら第(n−1)番目に新しいデータまでを除き、第n番
目に新しいデータを最高位として優先順位を時間順に従
って設定し、最新のデータから第(n−1)番目に新し
いデータについては、設定された前記優先順位の下位の
順位から始まる優先順位をその時間順に従って設定す
る。この設定された優先順位に従って、文字描画データ
を検索し、目的文字描画データが存在するか否かを判断
する。
図6に示すように、外部からの文字の出力の指示がある
と、前記新規除外優先検索管理手段14は、メモリに相
当するデータ格納手段13に時間順に対応する位置に格
納されている文字描画データのうち前記最新のデータか
ら第(n−1)番目に新しいデータまでを除き、第n番
目に新しいデータを最高位として優先順位を時間順に従
って設定し、最新のデータから第(n−1)番目に新し
いデータについては、設定された前記優先順位の下位の
順位から始まる優先順位をその時間順に従って設定す
る。この設定された優先順位に従って、文字描画データ
を検索し、目的文字描画データが存在するか否かを判断
する。
【0023】最高位から最低位までの前記優先順位に従
って文字描画データを参照する際に、目的する文字描画
データが存在する場合には、直ちに、当該文字描画デー
タを読み出して、出力するとともに、当該文字描画デー
タを最新のデータとして前記データ格納手段13に格納
する。一方、目的とする文字が前記データ格納手段13
に存在しない場合には、文字描画データ生成手段12に
対して、文字パターンを生成してから文字描画データを
前記データ格納手段13に最新のデータとして描画格納
し、当該文字描画データを出力する。
って文字描画データを参照する際に、目的する文字描画
データが存在する場合には、直ちに、当該文字描画デー
タを読み出して、出力するとともに、当該文字描画デー
タを最新のデータとして前記データ格納手段13に格納
する。一方、目的とする文字が前記データ格納手段13
に存在しない場合には、文字描画データ生成手段12に
対して、文字パターンを生成してから文字描画データを
前記データ格納手段13に最新のデータとして描画格納
し、当該文字描画データを出力する。
【0024】続いて、第三の発明について説明する。本
発明は、第一の発明と異なり、文字描画データが格納さ
れるデータ格納手段内の位置と、時間順を対応させる管
理テーブルを格納する管理テーブル管理手段を設け、当
該管理テーブルを参照することによって優先順位に従っ
て検索を行うものである。
発明は、第一の発明と異なり、文字描画データが格納さ
れるデータ格納手段内の位置と、時間順を対応させる管
理テーブルを格納する管理テーブル管理手段を設け、当
該管理テーブルを参照することによって優先順位に従っ
て検索を行うものである。
【0025】第四の発明について説明する。本発明は、
第二の発明と異なり、文字描画データが格納されるデー
タ格納手段内の位置と、時間順を対応させる管理テーブ
ルを格納する管理テーブル管理手段を設け、当該管理テ
ーブルを参照することによって優先順位に従って検索を
行うものである。
第二の発明と異なり、文字描画データが格納されるデー
タ格納手段内の位置と、時間順を対応させる管理テーブ
ルを格納する管理テーブル管理手段を設け、当該管理テ
ーブルを参照することによって優先順位に従って検索を
行うものである。
【0026】
【実施例】本発明の実施例について、図7〜図13に基
づいて説明する。図7には、本実施例に係るフォントキ
ャッシュ管理装置を適用したプリンタ装置を示す。図8
には、本実施例に係るフォントキャッシュ管理装置の要
部ブロック図を示す。当該プリンタ装置は、印刷しよう
する印刷データの送出や印刷の指示等の種々の指示を行
うホスト・コンピュータ30と、印刷機構部32に対す
る指示は制御を行うプリンタコントローラ31と、印刷
記録を行うための印刷機構部32とを有する。
づいて説明する。図7には、本実施例に係るフォントキ
ャッシュ管理装置を適用したプリンタ装置を示す。図8
には、本実施例に係るフォントキャッシュ管理装置の要
部ブロック図を示す。当該プリンタ装置は、印刷しよう
する印刷データの送出や印刷の指示等の種々の指示を行
うホスト・コンピュータ30と、印刷機構部32に対す
る指示は制御を行うプリンタコントローラ31と、印刷
記録を行うための印刷機構部32とを有する。
【0027】前記プリンタコントローラ31には、大き
く分けて、ホスト30からの指示やデータを受信してデ
ータの解析や種々の指示を行う主制御部33と、後述す
る中間データを中間データメモリ45から読み出し、文
字については表示用の図形表現化された文字ビットマッ
プデータを文字発生器34から読み出し、当該文字ビッ
トマップデータを背景のイメージデータの指定された位
置に展開して描画を作成してページメモリ36に格納す
る描画作成部46と、コード化表現された文字を図形表
現化された文字に変換する文字発生器(CG;Characte
r Generator )34と、圧縮等の処理のため、用紙の大
きさに合わせたページ毎に描画作成された画像を1ドッ
トを1ビットとして格納するページメモリ36と、描画
作成部46で作成された画像データとして印刷機構部3
2に送出するとともに、印刷機構部32に対して印刷指
令を行う印刷部35とを有する。
く分けて、ホスト30からの指示やデータを受信してデ
ータの解析や種々の指示を行う主制御部33と、後述す
る中間データを中間データメモリ45から読み出し、文
字については表示用の図形表現化された文字ビットマッ
プデータを文字発生器34から読み出し、当該文字ビッ
トマップデータを背景のイメージデータの指定された位
置に展開して描画を作成してページメモリ36に格納す
る描画作成部46と、コード化表現された文字を図形表
現化された文字に変換する文字発生器(CG;Characte
r Generator )34と、圧縮等の処理のため、用紙の大
きさに合わせたページ毎に描画作成された画像を1ドッ
トを1ビットとして格納するページメモリ36と、描画
作成部46で作成された画像データとして印刷機構部3
2に送出するとともに、印刷機構部32に対して印刷指
令を行う印刷部35とを有する。
【0028】さらに、前記主制御部33は、ホスト30
から送出された文字描画の支持や描画しようとする印刷
データを受信するデータ受信部40と、受信したデータ
を格納してホスト30との通信の高速化を図るスプーリ
ングバッファ・メモリ43と、受信されたデータを解析
してコマンド、文字データ、イメージデータ等に解析す
るデータ解析部41と、解析したデータを描画し易いデ
ータである中間データ、例えば、予め決められた内部コ
マンドに変換する中間データ作成部42と、中間データ
作成部42で作成された中間データを格納する中間デー
タメモリ45と、プリンタコントローラ31全体の制御
を行うCPU44と、を有する。
から送出された文字描画の支持や描画しようとする印刷
データを受信するデータ受信部40と、受信したデータ
を格納してホスト30との通信の高速化を図るスプーリ
ングバッファ・メモリ43と、受信されたデータを解析
してコマンド、文字データ、イメージデータ等に解析す
るデータ解析部41と、解析したデータを描画し易いデ
ータである中間データ、例えば、予め決められた内部コ
マンドに変換する中間データ作成部42と、中間データ
作成部42で作成された中間データを格納する中間デー
タメモリ45と、プリンタコントローラ31全体の制御
を行うCPU44と、を有する。
【0029】また、前記文字発生器(CG)34は、文
字発生器34全体に関する制御及び管理を行うフォン管
理部47と、文字パターン情報及び対応するフォントデ
ータに基づいて、ビットマップデータである文字パター
ンを含む文字描画データを生成して、ワークメモリ50
又はフォントキャッシュ・メモリ51に当該文字描画デ
ータを描画するラスタライザ48と、文字コードを文字
ビットマップデータである文字パターンに変換するため
に必要なフォントデータを格納するフォントデータ用メ
モリ49と、描画された文字パターン情報及び文字パタ
ーンを含む文字描画データを格納するワークメモリ50
と、前記データ格納手段に相当し、使用可能性の高い所
定のデータを描画の時間順序に対応する位置に格納する
フォントキャッシュ・メモリ51とを有する。
字発生器34全体に関する制御及び管理を行うフォン管
理部47と、文字パターン情報及び対応するフォントデ
ータに基づいて、ビットマップデータである文字パター
ンを含む文字描画データを生成して、ワークメモリ50
又はフォントキャッシュ・メモリ51に当該文字描画デ
ータを描画するラスタライザ48と、文字コードを文字
ビットマップデータである文字パターンに変換するため
に必要なフォントデータを格納するフォントデータ用メ
モリ49と、描画された文字パターン情報及び文字パタ
ーンを含む文字描画データを格納するワークメモリ50
と、前記データ格納手段に相当し、使用可能性の高い所
定のデータを描画の時間順序に対応する位置に格納する
フォントキャッシュ・メモリ51とを有する。
【0030】ここで、前記ラスタライザ48とフォント
データ用メモリ49とは、前記文字描画データ生成手段
37に相当する。前記フォント管理部47は、前記フォ
ントキャッシュ・メモリ51に格納されている文字描画
データのうち、第2番目に新しいデータを最高位の優先
順位とし、最新のデータを除き優先順位を時間順に従っ
て設定し、最新のデータについては最低位の優先順位を
設定し、設定された優先順に従って検索を行い、出力を
指示された文字描画データが前記フォントキャッシュ・
メモリ51中に存在しない場合には、前記文字描画デー
タ生成手段37に対して文字描画データの生成を指示し
てその文字描画データを最新のデータとして前記フォン
トキャッシュ・メモリ51中に格納して出力するように
指示する最新除外優先検索管理手段に相当するものであ
る。また、前記文字描画データは、文字パターン情報、
文字パターン及び時間順を表すポインタとからなり、当
該文字パターン情報は、文字コード及び文字属性からな
る。文字属性には、文字の大きさ、細太、書体、色彩、
容量等がある。
データ用メモリ49とは、前記文字描画データ生成手段
37に相当する。前記フォント管理部47は、前記フォ
ントキャッシュ・メモリ51に格納されている文字描画
データのうち、第2番目に新しいデータを最高位の優先
順位とし、最新のデータを除き優先順位を時間順に従っ
て設定し、最新のデータについては最低位の優先順位を
設定し、設定された優先順に従って検索を行い、出力を
指示された文字描画データが前記フォントキャッシュ・
メモリ51中に存在しない場合には、前記文字描画デー
タ生成手段37に対して文字描画データの生成を指示し
てその文字描画データを最新のデータとして前記フォン
トキャッシュ・メモリ51中に格納して出力するように
指示する最新除外優先検索管理手段に相当するものであ
る。また、前記文字描画データは、文字パターン情報、
文字パターン及び時間順を表すポインタとからなり、当
該文字パターン情報は、文字コード及び文字属性からな
る。文字属性には、文字の大きさ、細太、書体、色彩、
容量等がある。
【0031】図9には、本実施例に係るフォントキャッ
シュ・メモリ51内の文字描画データの格納状況を示
す。本実施例に係るフォントキャッシュ・メモリ51に
は、種々の文字描画データが格納される。図9(a)に
は、このような文字描画データの1つ、“亜”に関する
文字描画データがフォントキャッシュ・メモリ51の対
応する文字パターン格納領域55に格納されている。
シュ・メモリ51内の文字描画データの格納状況を示
す。本実施例に係るフォントキャッシュ・メモリ51に
は、種々の文字描画データが格納される。図9(a)に
は、このような文字描画データの1つ、“亜”に関する
文字描画データがフォントキャッシュ・メモリ51の対
応する文字パターン格納領域55に格納されている。
【0032】文字パターン格納領域55は、文字パター
ン情報等が格納されている文字インデックス部55a
と、文字パターン“亜”が格納されている文字パターン
部55bとからなる。当該文字インデックス部55aに
は、文字パターン情報の他に、時間順を示すポインタが
含まれている。
ン情報等が格納されている文字インデックス部55a
と、文字パターン“亜”が格納されている文字パターン
部55bとからなる。当該文字インデックス部55aに
は、文字パターン情報の他に、時間順を示すポインタが
含まれている。
【0033】図9(b)には、前記ポインタによって時
間順を表した例を示す。文字パターン格納領域561 に
は、時間順“3”の文字描画データが対応し、そのイン
デックス部56a1 には、ポインタとして時間順“4”
の文字パターン格納領域564 を示すアドレスと、時間
順“2”の文字パターン格納領域562を示すアドレス
とが含まれている。また、文字パターン格納領域562
には、時間順“1”即ち最新の文字描画データが対応
し、そのインデックス部56a2 には、ポインタとして
時間順“2”の文字パターン格納領域563 のアドレス
が含まれている。以下同様にして、文字パターン格納領
域561 には、時間順“2”の文字描画データが対応
し、そのインデックス部56a3 には、ポインタとし
て、時間順“3”の文字パターン格納領域563 のアド
レス及び時間順“1”の文字パターン格納領域561 の
アドレス、…が含まれている。尚、56b1 〜56b5
は文字パターンを格納する部分である。前記フォント管
理部47は時間順“1”、即ち最新の文字描画データに
対応する文字パターン格納領域のアドレスだけを保持し
ている。これによって、順に次の時間順の文字パターン
格納領域をたどることができる。
間順を表した例を示す。文字パターン格納領域561 に
は、時間順“3”の文字描画データが対応し、そのイン
デックス部56a1 には、ポインタとして時間順“4”
の文字パターン格納領域564 を示すアドレスと、時間
順“2”の文字パターン格納領域562を示すアドレス
とが含まれている。また、文字パターン格納領域562
には、時間順“1”即ち最新の文字描画データが対応
し、そのインデックス部56a2 には、ポインタとして
時間順“2”の文字パターン格納領域563 のアドレス
が含まれている。以下同様にして、文字パターン格納領
域561 には、時間順“2”の文字描画データが対応
し、そのインデックス部56a3 には、ポインタとし
て、時間順“3”の文字パターン格納領域563 のアド
レス及び時間順“1”の文字パターン格納領域561 の
アドレス、…が含まれている。尚、56b1 〜56b5
は文字パターンを格納する部分である。前記フォント管
理部47は時間順“1”、即ち最新の文字描画データに
対応する文字パターン格納領域のアドレスだけを保持し
ている。これによって、順に次の時間順の文字パターン
格納領域をたどることができる。
【0034】続いて、図10、図11、図12、図1
3、及び図14に基づいて、本実施例に係る印刷装置の
動作について説明する。図10には、当該印刷装置の印
刷処理の流れを示すものである。最初に、前記ホスト3
0から印刷の指示がされる。当該印刷の指示は、文字コ
ード、例えば、“3021、304A”、文字の大きさ、例え
ば、“21ポイント”、及び、文字の書体、例えば、“明
朝体”を指定することによって行われる。当該印刷の指
示があると、プリンタ装置60の前記フォント管理部4
7は、前記フォントキャッシュ・メモリ51を検索す
る。フォントキャッシュ・メモリ51に関する検索動作
については、図11〜図13に示されている。
3、及び図14に基づいて、本実施例に係る印刷装置の
動作について説明する。図10には、当該印刷装置の印
刷処理の流れを示すものである。最初に、前記ホスト3
0から印刷の指示がされる。当該印刷の指示は、文字コ
ード、例えば、“3021、304A”、文字の大きさ、例え
ば、“21ポイント”、及び、文字の書体、例えば、“明
朝体”を指定することによって行われる。当該印刷の指
示があると、プリンタ装置60の前記フォント管理部4
7は、前記フォントキャッシュ・メモリ51を検索す
る。フォントキャッシュ・メモリ51に関する検索動作
については、図11〜図13に示されている。
【0035】図13のステップS31に示すように、前
記フォント管理部47は、第2番目に新しいデータ、即
ち、時間順“2”のインデックスを参照する。図11
(a)に示すように、例えば、時間順“1”が「加」、
時間順“2”が「幾」とする。フォント管理部47は、
最新の文字描画データに対応する文字パターン格納領域
のアドレスを保持しており、時間順“1”の「加」及び
同“2”の「幾」のアドレスを保持している。当該アド
レスから、フォント管理部47は、最新のデータである
「加」ではなく、第2番目に新しいデータである文字
「幾」を最高位の優先順位として、「幾」から検索を開
始する。ステップS32で、フォント管理部47は、参
照した文字「幾」が、出力が指示された文字か否かを判
断する。
記フォント管理部47は、第2番目に新しいデータ、即
ち、時間順“2”のインデックスを参照する。図11
(a)に示すように、例えば、時間順“1”が「加」、
時間順“2”が「幾」とする。フォント管理部47は、
最新の文字描画データに対応する文字パターン格納領域
のアドレスを保持しており、時間順“1”の「加」及び
同“2”の「幾」のアドレスを保持している。当該アド
レスから、フォント管理部47は、最新のデータである
「加」ではなく、第2番目に新しいデータである文字
「幾」を最高位の優先順位として、「幾」から検索を開
始する。ステップS32で、フォント管理部47は、参
照した文字「幾」が、出力が指示された文字か否かを判
断する。
【0036】ステップS33で、このような処理は、第
2番目に新しい文字描画データから順次、時間順に行わ
れ、最低位の優先順位が設定された最新のデータである
「加」についての検索が終了するまで行われる。最低位
の優先順位でない場合には、ステップS34に進み、次
の時間順となる文字描画データのインデックス部を参照
する。ステップS32で、出力が指示された文字、例え
ば「亜」と、前記フォントキャッシュ・メモリ51に格
納された文字描画データとを比較し、その文字サイズや
書体をも含めて比較し、図10に示すように、文字パタ
ーン情報が合致したと判断された場合には、ステップS
37に進み、図11(c)に示すように、当該文字
「亜」に関する文字描画データを最新のデータとして、
前記フォントキャッシュ・メモリ51に設定する。
2番目に新しい文字描画データから順次、時間順に行わ
れ、最低位の優先順位が設定された最新のデータである
「加」についての検索が終了するまで行われる。最低位
の優先順位でない場合には、ステップS34に進み、次
の時間順となる文字描画データのインデックス部を参照
する。ステップS32で、出力が指示された文字、例え
ば「亜」と、前記フォントキャッシュ・メモリ51に格
納された文字描画データとを比較し、その文字サイズや
書体をも含めて比較し、図10に示すように、文字パタ
ーン情報が合致したと判断された場合には、ステップS
37に進み、図11(c)に示すように、当該文字
「亜」に関する文字描画データを最新のデータとして、
前記フォントキャッシュ・メモリ51に設定する。
【0037】ステップS38で、出力が指示された文字
「亜」の文字パターンは、前記主制御部33に渡され、
図10に示すように、印字され出力される。ステップS
39で、前記フォント管理部47は、出力が指示された
文字「亜」である時間順“1”、即ち最新の文字描画デ
ータの文字パターン格納領域55に関するインデックス
部55aに関するアドレス及び時間順“2”のアドレス
が保持される。
「亜」の文字パターンは、前記主制御部33に渡され、
図10に示すように、印字され出力される。ステップS
39で、前記フォント管理部47は、出力が指示された
文字「亜」である時間順“1”、即ち最新の文字描画デ
ータの文字パターン格納領域55に関するインデックス
部55aに関するアドレス及び時間順“2”のアドレス
が保持される。
【0038】このようにして、最初に出力が指示された
文字「亜」が、最新のデータとして前記フォントキャッ
シュ・メモリ51に設定された後、図12(a)に示す
ように、次に出力が指示された文字について、再び、図
13のステップS31で、フォント管理部47は、時間
順“2”の「加」から検索を開始する。ステップS32
で、目的の文字、例えば「宇」が、フォントキャッシュ
・メモリ51内に存在しない場合には、ステップS33
で、最低位の優先順位に設定されている最新の文字描画
データである「亜」についての参照が終わった段階で、
ステップS35に進み、フォント管理部47は、前記文
字描画データ生成手段37に対して、例えば、「宇」に
ついて文字パターンの生成及びフォントキャッシュ・メ
モリ51への描画を要求する。
文字「亜」が、最新のデータとして前記フォントキャッ
シュ・メモリ51に設定された後、図12(a)に示す
ように、次に出力が指示された文字について、再び、図
13のステップS31で、フォント管理部47は、時間
順“2”の「加」から検索を開始する。ステップS32
で、目的の文字、例えば「宇」が、フォントキャッシュ
・メモリ51内に存在しない場合には、ステップS33
で、最低位の優先順位に設定されている最新の文字描画
データである「亜」についての参照が終わった段階で、
ステップS35に進み、フォント管理部47は、前記文
字描画データ生成手段37に対して、例えば、「宇」に
ついて文字パターンの生成及びフォントキャッシュ・メ
モリ51への描画を要求する。
【0039】ステップS36で、当該「宇」に関する文
字描画データを、図12(b)に示すように、前記フォ
ントキャッシュ・メモリ51へ最新のデータとして描画
をする。その後、ステップS38に進み、「宇」に関す
る文字描画データを、主制御部33に渡し、ステップS
39で、前記フォント管理部47は、最新のデータであ
る「宇」の文字パターン格納領域のアドレスと、時間順
“2”の「亜」の文字パターン格納領域のアドレスを保
持する。以下、同様の処理を繰り返す。
字描画データを、図12(b)に示すように、前記フォ
ントキャッシュ・メモリ51へ最新のデータとして描画
をする。その後、ステップS38に進み、「宇」に関す
る文字描画データを、主制御部33に渡し、ステップS
39で、前記フォント管理部47は、最新のデータであ
る「宇」の文字パターン格納領域のアドレスと、時間順
“2”の「亜」の文字パターン格納領域のアドレスを保
持する。以下、同様の処理を繰り返す。
【0040】以上の例では、時間順を表すアドレス(ポ
インタ)を各文字描画データのインデックス部に包含さ
せて、フォントキャッシュ・メモリに格納するようにし
ている。その他の実施例として、時間順を表すアドレス
をインデックス部に包含させずに、管理テーブルを設
け、当該管理テーブル内に、フォントキャッシュ・メモ
リの各文字パターン格納領域のアドレスと時間順を表す
データを対応させて格納するようにしても良い。また、
以上の例では、プリンタ装置について説明したが、プリ
ンタ装置に限られることなく、例えば、パソコン等の情
報処理装置に設けられている表示装置等の文字出力装置
に適用することもできることはいうまでもない。
インタ)を各文字描画データのインデックス部に包含さ
せて、フォントキャッシュ・メモリに格納するようにし
ている。その他の実施例として、時間順を表すアドレス
をインデックス部に包含させずに、管理テーブルを設
け、当該管理テーブル内に、フォントキャッシュ・メモ
リの各文字パターン格納領域のアドレスと時間順を表す
データを対応させて格納するようにしても良い。また、
以上の例では、プリンタ装置について説明したが、プリ
ンタ装置に限られることなく、例えば、パソコン等の情
報処理装置に設けられている表示装置等の文字出力装置
に適用することもできることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、第一の発明及び第
五の発明では、検索は、最新のデータから時間順に行う
のではなく、最新のデータを除外して第2番目のデータ
を最高位として時間順に優先順位を設定し、設定した優
先順位に従って検索が行われる。したがって、日本語の
ように同じ文字が続いて出現する確率の小さい言語の場
合には、最新のデータの優先順位を低く設定しているの
で、検索の時間を短縮して、高速化することができる。
五の発明では、検索は、最新のデータから時間順に行う
のではなく、最新のデータを除外して第2番目のデータ
を最高位として時間順に優先順位を設定し、設定した優
先順位に従って検索が行われる。したがって、日本語の
ように同じ文字が続いて出現する確率の小さい言語の場
合には、最新のデータの優先順位を低く設定しているの
で、検索の時間を短縮して、高速化することができる。
【0042】第二の発明及び第六の発明では、検索は、
最新のデータから時間順に行うのではなく、最新のデー
タから第(n−1)番目に新しいデータを除外して第n
番目のデータを最高位として時間順に優先順位を設定
し、設定した優先順位にしたがって検索が行われる。し
たがって、日本語のように、同じ文字が一定の範囲で続
いて出現する確率の低い言語の場合には、当該範囲内に
ある新規なデータの優先順位を低く設定しているので、
検索の時間を短縮して、より一層高速化することができ
る。
最新のデータから時間順に行うのではなく、最新のデー
タから第(n−1)番目に新しいデータを除外して第n
番目のデータを最高位として時間順に優先順位を設定
し、設定した優先順位にしたがって検索が行われる。し
たがって、日本語のように、同じ文字が一定の範囲で続
いて出現する確率の低い言語の場合には、当該範囲内に
ある新規なデータの優先順位を低く設定しているので、
検索の時間を短縮して、より一層高速化することができ
る。
【0043】第三の発明及び第四の発明では、検索は、
直接にデータ格納手段の各文字描画データの文字パター
ン情報に時間順を表すデータを包含するのではなく、管
理テーブル格納手段を設けることによって、管理テーブ
ルで、各文字描画データの時間順を管理するようにして
いる。したがって、第一の発明又は第二の発明で奏する
効果の他に、前記データ格納手段内に時間順を表すデー
タを格納する必要がないので、その分容量を削減するこ
とができるとともに、時間順の変更が容易となる効果を
奏する。
直接にデータ格納手段の各文字描画データの文字パター
ン情報に時間順を表すデータを包含するのではなく、管
理テーブル格納手段を設けることによって、管理テーブ
ルで、各文字描画データの時間順を管理するようにして
いる。したがって、第一の発明又は第二の発明で奏する
効果の他に、前記データ格納手段内に時間順を表すデー
タを格納する必要がないので、その分容量を削減するこ
とができるとともに、時間順の変更が容易となる効果を
奏する。
【図1】第一の発明に係る原理ブロック図
【図2】第二の発明に係る原理ブロック図
【図3】第三の発明に係る原理ブロック図
【図4】第四の発明に係る原理ブロック図
【図5】第五の発明に係る原理流れ図
【図6】第六の発明に係る原理流れ図
【図7】実施例に係る全体ブロック図
【図8】実施例に係る要部ブロック図
【図9】実施例に係るフォントキャッシュ・メモリの格
納状況を示す図
納状況を示す図
【図10】実施例に係る印字処理を示す図
【図11】実施例に係るフォントキャッシュ・メモリに
関する検索動作を示す図(1)
関する検索動作を示す図(1)
【図12】実施例に係るフォントキャッシュ・メモリに
関する検索動作を示す図(2)
関する検索動作を示す図(2)
【図13】実施例に係る流れ図
【図14】従来例に係るブロック図
【図15】従来例に係る検索の優先順位を示す図
【図16】従来例に係るフォントキャッシュ・メモリの
格納状況を示す図
格納状況を示す図
11,15(47)…最新除外優先順検索管理手段(フ
ォント管理部) 12,37…文字描画データ生成手段 13,17(51)…データ格納手段(フォントキャッ
シュ・メモリ) 14,18…新規除外優先順検索管理手段 16,19…管理テーブル格納手段 30…ホスト・コンピュータ 33…主制御部 36…ページメモリ
ォント管理部) 12,37…文字描画データ生成手段 13,17(51)…データ格納手段(フォントキャッ
シュ・メモリ) 14,18…新規除外優先順検索管理手段 16,19…管理テーブル格納手段 30…ホスト・コンピュータ 33…主制御部 36…ページメモリ
Claims (6)
- 【請求項1】 フォントデータを用いて、文字パターン
情報及び文字パターンを含む文字描画データを生成して
データ格納手段に描画する文字描画データ生成手段と、 描画の時間順に対応する位置に、前記文字描画データが
格納されるデータ格納手段と、 前記データ格納手段に格納されている文字描画データの
うち最新のデータを除き、第2番目に新しいデータを最
高位として時間順に従って優先順位を設定し、最新のデ
ータについては最低位の優先順位を設定し、設定された
優先順位に従って検索を行い、出力を指示された文字描
画データがデータ格納手段中に存在する場合には出力さ
せ、存在しない場合には前記文字描画データ生成手段に
対して文字描画データの生成を指示した後出力させ、且
つ、その文字描画データを最新のデータとしてデータ格
納手段に格納するように指示する最新除外優先順検索管
理手段とを有するフォントキャッシュ管理装置。 - 【請求項2】 フォントデータを用いて、文字パターン
情報及び文字パターンを含む文字描画データを生成して
データ格納手段に描画する文字描画データ生成手段と、 描画の時間順に対応する位置に、前記文字描画データが
格納されるデータ格納手段と、 前記データ格納手段に格納されている文字描画データの
うち最新のデータから第(n−1)番目に新しいデータ
までを除き、第n番目に新しいデータを最高位として時
間順に従って優先順位を設定し、最新のデータから第n
番目に新しいデータまでについては、設定された前記優
先順位の下位の順位から始まる優先順位をその時間順に
従って設定し、設定された優先順位に従って検索を行
い、描画を指示された文字描画データがデータ格納手段
中に存在する場合には出力させ、存在しない場合には前
記文字描画データ生成手段に対して文字描画データの生
成を指示した後出力させ、且つ、その文字描画データを
最新のデータとしてデータ格納手段に格納するように指
示する新規除外優先順検索管理手段とを有するフォント
キャッシュ管理装置。 - 【請求項3】 フォントデータを用いて、文字パターン
情報及び文字パターンを含む文字描画データを生成して
データ格納手段に描画する文字描画データ生成手段と、 前記文字描画データを格納するデータ格納手段と、 前記データ格納手段に格納されている文字描画データの
格納位置を表すデータに、描画の時間順を表すデータを
対応付ける管理テーブルを格納する管理テーブル格納手
段と、 出力を指示された文字描画データについて、前記管理テ
ーブル格納手段に格納されている管理テーブルに登録さ
れているデータのうち最新のデータを除き、第2番目に
新しいデータを最高位として優先順位を時間順に従って
設定し、最新のデータについては最低位の優先順位を設
定し、設定された優先順位に従って検索を行い、出力を
指示された文字描画データが管理テーブルに登録されて
いる場合には出力させ、登録されていない場合には前記
文字描画データ生成手段に対して文字描画データの生成
を指示してデータ格納手段に格納して出力させ、且つ、
前記管理テーブルに最新のデータとして登録させるよう
に指示する最新除外優先順検索管理手段とを有するフォ
ントキャッシュ管理装置。 - 【請求項4】 フォントデータを用いて、文字パターン
情報及び文字パターンを含む文字描画データを生成して
データ格納手段に描画する文字描画データ生成手段と、 前記文字描画データを格納するデータ格納手段と、 前記データ格納手段に格納されている文字描画データの
格納位置を表すデータに、描画の時間順を表すデータを
対応付ける管理テーブルを格納する管理テーブル格納手
段と、 出力を指示された文字描画データについて、前記管理テ
ーブル格納手段に格納されている管理テーブルに登録さ
れているデータのうち最新のデータから第(n−1)番
目に新しいデータまでを除き、第n番目に新しいデータ
を最高位として優先順位を時間順に従って設定し、最新
のデータから第(n−1)番目に新しいデータまでにつ
いては、設定された前記優先順位の下位の順位から始ま
る優先順位をその時間順に従って設定し、設定された優
先順位に従って検索を行い、描画を指示された文字描画
データが前記管理テーブルに登録されている場合には出
力させ、登録されていない場合には前記文字描画データ
生成手段に対して文字描画データの生成を指示してデー
タ格納手段に格納して出力させ、且つ、当該文字描画デ
ータを前記管理テーブルに最新のデータとして登録する
ように指示する新規除外優先順検索管理手段とを有する
フォントキャッシュ管理装置。 - 【請求項5】 文字の出力の指示があると、メモリへの
描画の時間順に対応する位置に格納されている文字描画
データのうち最新のデータを除き、第2番目に新しいデ
ータを最高位として優先順位を時間順に従って設定し、
最新のデータについては最低位の優先順位を設定して、
設定された優先順位に従って順次検索を行い、 最高位から最低位までの前記優先順位に従って文字描画
データを参照する際に、目的文字が存在するか否かを判
断し、 目的文字が存在する場合には、直ちに、目的文字が存在
しない場合には、文字描画データを生成してから、 当該参照文字描画データを出力するとともに、当該文字
描画データを前記メモリに最新のデータとして格納する
フォントキャッシュ管理方法。 - 【請求項6】 出力の指示があると、メモリへの時間の
順序に対応する位置に格納されている文字描画データの
うち最新のデータから第(n−1)番目に新しいデータ
までを除き、第n番目に新しいデータを最高位として優
先順位を時間順に従って設定し、最新のデータから第
(n−1)番目に新しいデータについては設定された前
記優先順位の下位の順位から始まる優先順位をその時間
順に従って設定し、設定された優先順位に従って検索を
行い、 最高位から最低位までの前記優先順位に従って文字描画
データを参照する際に、目的文字が存在するか否かを判
断し、 目的文字が存在する場合には、直ちに、目的文字が存在
しない場合には、文字描画データを生成してから、 当該参照文字描画データを出力するとともに、当該文字
描画データを前記メモリに最新のデータとして格納する
フォントキャッシュ管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6267305A JPH08129371A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | フォントキャッシュ管理装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6267305A JPH08129371A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | フォントキャッシュ管理装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08129371A true JPH08129371A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17442988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6267305A Withdrawn JPH08129371A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | フォントキャッシュ管理装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08129371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017156808A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システムおよび画像形成方法 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6267305A patent/JPH08129371A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017156808A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システムおよび画像形成方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |