JP2900383B2 - 文字情報処理装置 - Google Patents

文字情報処理装置

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JP2900383B2 JP63300646A JP30064688A JP2900383B2 JP 2900383 B2 JP2900383 B2 JP 2900383B2 JP 63300646 A JP63300646 A JP 63300646A JP 30064688 A JP30064688 A JP 30064688A JP 2900383 B2 JP2900383 B2 JP 2900383B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、文字や線等の画像要素の組み合わせで画像
を形成し、プリンタやディスプレイに表示するような文
字情報処理装置に係わり、詳細にはフォントデータを使
用して画像の出力を行う文字情報処理装置に関する。
「従来の技術」 一般に、ある1つの文書中で1回出てきた文字や記号
は2度あるいはこれ以上出てくる可能性が高い。従っ
て、フォントデータを使用して印刷文書等の画像を形成
する文字情報処理装置では、文字の出力要求があるその
たびに要求された文字についてのフォントデータを新し
くフォントデータファイルから読み出すことは効率面で
問題がある。そこで、従来からこの種の文字情報処理装
置では、バッファメモリを用意しておき、一度フォント
データファイルから読み出したフォントデータをこのメ
モリに順次格納して、これを再利用するようになってい
た。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、このように文字の出力要求があるたびに1
文字ずつフォントデータがバッファメモリに格納する
と、次のような問題があった。
(イ)バッファメモリに格納されるこれらフォントデー
タが多くなると、これらを検索する時間が長時間化し
た。また検索時間を短くするために使用頻度順で記憶す
る場合には、このためにフォントデータの移動等の管理
が必要となり、このための負荷が大きくなるという問題
があった。
(ロ)アルファベット、ひらがな、カタカナのような場
合には、一度出てきた文字が使用される頻度がかなり高
いが、漢字のように多くの種類がある文字については、
1つの文字をバッファメモリに格納してもこれを再使用
する確率はあまり高くなく、文字情報処理装置の処理速
度を十分向上させることができなかった。
そこで本発明の目的は、装置に負担をかけずに高速処
理を実現することのできる文字情報処理装置を提供する
ことにある。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明では、(イ)各種文字のフォント
データを格納したフォントデータ格納手段と、(ロ)使
用するフォントがどのようなものかを入力データを基に
してチェックするプリスキャン手段と、(ハ)このプリ
スキャン手段によって得られた文字と同一文字種および
同一表示サイズで同様に表示に使用する可能性の高い文
字群を1つのセットとして抽出する文字セット抽出手段
と、(ニ)この文字セット抽出手段によって抽出された
文字群についてのフォントデータを前記したセットを単
位として記憶する一時記憶メモリと、(ホ)入力データ
を基に個々の文字の表示を行うとき一時記憶メモリに格
納された文字のフォントデータの検索を前記したセット
単位で行い、該当するフォントデータが存在しなかった
ときフォントデータ格納手段からそのフォントデータを
検索する検索制御手段と、(ヘ)この検索制御手段によ
ってフォントデータ格納手段から検索したフォントデー
タを一時記憶メモリに格納するかどうかを所定の基準を
基にして判別する格納可否判別手段と、(ト)この格納
可否判別手段によって格納すると判別したフォントデー
タを前記一時記憶メモリに格納するフォントデータ格納
手段とを文字情報処理装置に具備させる。
すなわち請求項1記載の発明では、プリスキャン手段
を使用して使用するフォントがどのようなものかを入力
データを基にしてチェックし、文字セット抽出手段を用
いてこのプリスキャン手段によって得られた文字と同一
文字種および同一表示サイズで同様に表示に使用する可
能性の高い文字群を1つのセットとして抽出するように
している。たとえばプリスキャン手段で明朝体の12ポイ
ントの漢字“富”が使用するフォントとしてプリスキャ
ンされたら、文字セット抽出手段によって、同じく明朝
体で12ポイントの他の使用頻度の高い漢字とまとめて文
字セットとして抽出する。
一例として、日本語の処理についてこの文字セットの
概念について説明する。日本語では、ひらがな、カタカ
ナ、英数字、句読点、括弧等の所定の記号は通常の文書
中で使用頻度が高い。また漢字の文字種については500
〜1000文字程度の使用頻度が高い。そこで使用される文
字の字体や大きさ等との関係でこれらを予め選出し文字
セットとして一時記憶メモリに格納し、検索に使用すれ
ば、高率的な検索が可能になる。このとき、検索制御手
段は一時記憶メモリに格納された文字のフォントデータ
の検索を文字セット単位で検索を行い、該当するフォン
トデータが存在しなかったときフォントデータ格納手段
からそのフォントデータを検索する。一時記憶メモリに
格納された文字のフォントデータの検索を文字セット単
位でまず行うので、検索の高率が向上する。また、一時
記憶メモリに存在しないことが判別された場合にフォン
トデータ格納手段を検索することになるが、格納可否判
別手段は検索したフォントデータを一時記憶メモリに格
納するかどうかを所定の基準を基にして判別する。そし
て、格納すると判別したフォントデータのみを一時記憶
メモリに格納することになる。
「実施例」 以下実施例につき、本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例における文字情報処理装
置の機能的な構成を表わしたものである。
本実施例の文字情報処理装置は、データ入力部21を備
えている。データ入力部21には、プリンタ等の出力装置
22に出力するための入力データ23が供給されるようにな
っている。データ入力部21は、データ出力部24、画像処
理部25およびフォント処理部26と共にデータ解釈実行処
理部27に接続されており、入力データ28をデータ解釈実
行処理部27に供給する。
フォント処理部26は、文字データのキャッシュや検索
を行い、必要な文字データ29を随時データ解釈実行処理
部27に供給する。フォント処理部26はフォントファイル
31を接続している。フォントファイル31は文字データ32
をフォント処理部26に供給するが、この中には文字情報
の処理が開始される際に、使用頻度の高い文字データと
して読み出され、フォント処理部26内の所定のメモリ領
域にキャッシュされるデータが含まれている。
画像処理部25は、データ解釈実行処理部27で実際に解
釈されたデータを処理し、画像メモリ33上に展開させ
る。この展開されたデータ34は、画像処理部25およびデ
ータ解釈実行処理部27を経由してデータ出力部24に供給
され、これに接続された出力装置22に出力データ36とし
て送り出されることになる。
第2図は、この文字情報処理装置の回路構成の概要を
表わしたものである。すなわち、この装置はCPU(中央
処理装置)41を備えており、データバス等のバス42を通
じて次の各部と接続されている。
(i)RAM43: この装置で使用頻度の高い文字データを一時的に蓄え
るメモリ領域(以下キャッシュデータ領域という)や、
これらの文字データを管理するためのテーブル(以下フ
ォントキャッシュ管理テーブルという)の作成領域とし
て使用される他、この装置の動作を制御するためのプロ
グラムを一時的に格納したり、このプログラムの実行の
ために処理される各種データを一時的に格納するために
使用されるランダム・アクセス・メモリである。このRA
M43は、また画像メモリ領域を備えており、第1図で説
明した画像メモリ33としての役割も果たしている。
(ii)磁気ディスク装置44: この装置の制御を行うためのプログラムや、フォント
ファイルを格納している他、必要に応じて保存用のデー
タを格納する外部記憶装置である。
(iii)通信制御部45: ケーブル46を介して、外部の電話回線網やローカルエ
リアネットワーク等と接続される。そしてこれらに接続
されたホストコンピュータ等の情報源から印字のための
データを入力する。
(iv)キーボード47: ポインティング・デバイスとしてのマウス48を接続す
ることが可能であり、この装置の操作を行うための各種
データを入力する装置である。このキーボード47から印
字のためのデータを直接入力することもできる。
(v)CRT制御部49: グラフィックディスプレイとしてのCRT51と接続され
ており、これに各種データを可視表示するための制御を
行う。
(vi)プリンタ制御部52: 第1図に示したデータ出力部24としての機能を有し、
この実施例ではレーザプリンタ53の印字制御を行う。
第3図は、以上のような構成の文字情報処理装置につ
いてその動作の概要を表わしたものである。
この文字情報処理装置では、まず印字を行うために入
力データの読み込みを行う(ステップ)。次にこのデ
ータをプリスキャンする(ステップ)。
ところで、第4図は入力データの構造を表わしたもの
である。入力データ23は、ヘッダ61と詳細データ62とか
ら構成されている。このうちヘッダ61には、入力データ
23を用いて印字を行う際に使用される文字について、
(イ)明朝体等の書体名を表わしたデータ63、(ロ)12
ポイント、10ポイントというように文字サイズを表わし
たデータ64,および(ハ)それらのデータの組を表わし
た認識票としてのID番号データ65が、使用されている文
字の書体とサイズの組み合わせの数だけ登録されてい
る。この第4図に示した例では、1番目のID番号“1"の
欄には書体Aの12ポイントが、2番目のID番号“2"の欄
には書体Bの10ポイントが、また、3番目のID番号“3"
の欄には書体Cの8ポイントがそれぞれ登録されてい
る。
一方、詳細データ62は印字する文字の種類、印字開始
位置等をコマンド形式で表現している。この詳細データ
62内では、それぞれのフォントの識別にヘッダ61内のID
番号データ65が使用されている。
さて、第3図のステップで入力データ23のプリスキ
ャンを行うが、このときその詳細データ62のコマンド部
分の文法がチェックされ、装置側で認識することのでき
るコマンドであることを確認する。また、このときヘッ
ダ61の部分における文字種を表わした簡単な情報が取り
出される。このような情報としては、処理しようとする
文章1ページに日本語が入っているとか、そのページに
漢字が使用されていないとか、英語だけで構成されてい
るとか、英語の大文字しか使用されていないとか、特殊
な学術記号が使用されているとかというような情報であ
る。どのような情報を取り出すかは、装置の構成、用途
等によって適宜変化してよい。
この後、このヘッダ61の処理が行われることになる
(第3図ステップ)。このとき、後に説明するように
RAM43内に今回の印字作業に際して使用頻度の高いとみ
られる文字についてのフォントデータを格納すると共
に、これらを管理するためにフォントキャッシュ管理テ
ーブルを作成する。
ヘッダ61の処理が終了したら(ステップ;Y)、詳細
データ62の処理が行われることになる。このときCPU41
はその処理部分がフォント処理用のコマンドであるかど
うかの判別を行い(ステップ)、そうであれば
(Y)、フォント処理を行う(ステップ)。フォント
処理用のコマンドでない場合には(ステップ:N)、詳
細データ62のその処理部分が画像処理用のコマンドであ
るかどうかの判別を行われる(ステップ)。そして、
そうであれば(Y)、画像処理が行われ(ステップ
)、そうでなければその他のコマンド処理が行われる
ことになる(ステップ)。以上の作業は、詳細データ
62の処理が終了するまで繰り返される(ステップ、
〜)。
詳細データの処理が終了すると(ステップ;Y)、RA
M43内の画像メモリ領域に展開された画像内容がレーザ
プリンタ53に供給され(ステップ)、印字が行われる
ことになる。
第5図は、第2図に示したRAM43内に設けられたフォ
ントキャッシュ管理テーブルのフォーマットを表わした
ものである。フォントキャッシュ管理テーブル71のフォ
ーマットは、認識票としてのID番号データ72ごとに、
(イ)書体名を表わしたデータ73、(ロ)文字サイズを
表わしたデータ74、および(ハ)RAM43内のキャッシュ
データ領域に格納される各文字のフォントデータ(以下
キャッシュデータという)の位置を示すポインタ75を格
納する形式となっている。
一方、それぞれのキャッシュデータ76は、文字セット
単位のフォントデータを格納したフォントデータフィー
ルド77と、次のキャッシュデータに対するポインタを格
納したポインタフィールド78の2つのフィールドを備え
ている。ここで文字セットとは、ある単位のフォントデ
ータ群であり、ひとまとまりのフォントデータとして処
理した方が、使用頻度や文字種等との関係から現実的な
ものをいう。
この第5図で、例えばフォントキャッシュ管理テーブ
ル71の一番目のID番号“1"の欄には書体Aの12ポイント
の文字が指定されており、そのポインタPt1はこの文字
種の中の使用頻度の高いものとして英数文字セットの格
納されている領域の先頭のアドレスを示している。また
この文字種の英数文字セットのデータのフィールドに示
されたポインタPt1′は、この1セットの英数文字の後
に続く可能性の高い文字種としての同一ポイントのひら
がなセットの先頭のアドレスを指示している。このひら
がなセットのデータにおけるポインタを示すフィールド
には後続の文字セットの指示はない(NULL)が、もしあ
れば、順次同様にして文字セットが鎖状に連結されてい
くことになる。
この第5図でフォントキャッシュ管理テーブル71の2
番目のID番号“2"の欄には書体Bの10ポイントの文字
が、また3番目のID番号“3"の欄には書体Cの8ポイン
トの文字が、それぞれ使用頻度の高いものとしてリスト
アップされている。以下同様である。
第6図は、キャッシュデータをキャッシュデータ領域
に格納したりフォントキャッシュ管理テーブルを作成す
るための作業を説明するためのものである。
CPU41は第3図のステップで説明したヘッダの処理
を行う際に新たな文字種とサイズ(ポイント)の組み合
わせをピックアップする(ステップ)。そしてその組
をフォントキャッシュ管理テーブル71に格納する(ステ
ップ)。このような作業は、ヘッダの全部について行
われる(ステップ)。このようにして印字する際に使
用される文字種と文字のサイズのすべての組み合わせが
フォントキャッシュ管理テーブル71に反映されたら、プ
リスキャン時に調べた情報を基にして文字セットを選択
する(ステップ)。例えば、漢字が使用される場合に
は使用頻度が一般的に高いとされる漢字のセット(一例
としてその文字種・文字サイズの使用頻度順に高いもの
から500文字)を選択し、カタカナが使用される場合に
はそのセット(一例としてその文字種・文字サイズのす
べてのカタカナ)が選択される。そして、選択された文
字セットをフォントファイルから読み出し、RAM43内の
キャッシュデータ領域に格納する(ステップ)。この
ようにして、一字ずつ印字データの処理を開始する前の
準備が終了することになる。
第7図は、第6図のステップで示したキャッシュデ
ータ領域へのキャッシュデータの格納を更に詳細に説明
するためのものである。
すなわち、キャッシュデータの格納に際してCPU41
は、フォントファイルのヘッダを検索し(第7図ステッ
プ)、キャッシュする文字がセットされているかどう
かの判別を行う(ステップ)。
第8図はフォントファイルの構成を表わしたものであ
る。フォントファイル81は、(イ)書体名が格納されて
いる書体データ部82と、(ロ)文字セットの認識票とし
てのID番号データ83と、それらのファイルポインタ84と
が格納された文字セットヘッダ部85と、(ハ)実際のフ
ォントデータが文字セット単位で格納されているフォン
トデータ部86とによって構成されている。従って、キャ
ッシュする文字がセットされているかどうかの判別を行
う際には、文字セットヘッダ部85を検索することによっ
てキャッシュデータ領域へ格納すべき文字セットを探す
ことになる。
第7図に戻って説明を続ける。キャッシュする文字セ
ットが存在したら(ステップ;Y)、CPU41はRAM43にお
けるキャッシュデータ領域を確保し(ステップ)、そ
の文字セットのフォントデータを第8図に示したファイ
ルポインタ84を使用することによって読み出し、キャッ
シュデータ領域に格納する(ステップ)。そして、第
5図に示したように、そのキャッシュデータのポインタ
を登録することになる(ステップ)。この作業は、未
処理の文字セットが存在している間、繰り返される(ス
テップ)。
第9図は、第3図ステップで示したフォント処理の
詳細を表わしたものである。
先に説明したように、詳細データ62の処理が行われる
段階でCPU41は、その処理部分がフォント処理用のコマ
ンドであるかどうかの判別を行い、そうであれば文字の
出力を行うためにキャッシュデータの検索を行うことに
なる。このときCPU41は、まずフォントキャッシュ管理
テーブル71を用いてキャッシュデータ領域の検索を行う
(第9図ステップ)。この結果、該当するフォントデ
ータが存在すれば(ステップ;Y)、要求された文字コ
ードよりキャッシュデータ領域内のその文字データの位
置を算出する(ステップ)。これにより、要求のフォ
ントデータを得る。
ただし第5図から了解されるように、1つのフォント
データフィールド77を検索しても該当の文字のフォント
データが見つからない場合がある。この場合には、鎖状
に連結した次のフォントデータフィールド77を同様にし
て検索する。ここでも見つからなければ、1つの鎖の終
点まで同様の検索作業が行われることになる(ステップ
)。
以上の結果として要求した文字のフォントデータが得
られたら(ステップ)、このときの見つかったフォン
トデータフィールド77との関係で、第5図に示したキャ
ッシュデータについての鎖状の構造を必要に応じて変更
する(ステップ)。この後、該当するフォントデータ
を画像メモリに送出する(ステップ)。
これに対して該当するフォントデータが存在しなけれ
ば(ステップ;Y)、フォントファイル81から文字デー
タの検索を行うことになる(ステップ)。この結果と
してそのフォントデータが存在すれば(ステップ;
Y)、これをキャッシュデータ領域に新しく格納するか
どうかの判別が行われる(ステップ)。これは、キャ
ッシュデータ領域にすでに格納されているデータの量や
そのフォントデータの使用頻度等の参考データを基にし
て決定されてもよい。格納する場合には(Y)、これを
キャッシュデータ領域に格納し(ステップ)、第5図
に示したキャッシュデータの鎖状の構造を必要に応じて
変更する(ステップ)。そして、該当する文字コード
を画像メモリに送出することになる(ステップ)。鎖
状の構造を現実に即して適宜変更することは、文字デー
タの検索の高速化に有効である。
キャッシュデータ領域に追加的に格納しない場合であ
っても(ステップ;N)、ステップに進んで必要に応
じてキャッシュデータの鎖状の構造を変更した後、該当
する文字コードを画像メモリに送出する(ステップ
)。
詳細データ62の処理が終了すると、RAM43内に用意さ
れた画像メモリ上に展開された情報がプリンタ制御部52
を介してレーザプリンタ53に供給され、プリントアウト
されることになる。
なお、以上説明した実施例では一般的に使用頻度の高
い漢字をキャッシュデータ領域(一時記憶メモリ)に格
納することにしたが、文章が科学的なものか歴史を扱っ
たものか等の他の情報を基にして抽出する文字の範囲を
変更するようにしてもよい。また実施例では、プリンタ
を用いてデータをプリントアウトする場合について説明
したが、これ以外のデータの表示にも本発明を適用する
ことができることはもちろんである。
更に実施例では、入力データのヘッダを処理する段階
でキャッシュデータ領域に使用頻度の高いと予想される
フォントデータを格納することにしたが、装置を現実に
使用する段階でフォントファイルから読み出したフォン
トに関連する文字セットを選び出し、そのフォントデー
タを一括してキャッシュデータ領域に格納するようにし
てもよい。これによって、従来の1文字ずつのフォント
データの格納処理に比べると、装置の処理速度を急速に
立ち上げることが可能になる。
「発明の効果」 このように請求項1記載の発明によれば、プリスキャ
ン手段を使用して使用するフォントがどのうよなものか
を入力データを基にしてチェックし、文字セット抽出手
段を用いてこのプリスキャン手段によって得られた文字
と同一文字種および同一表示サイズで同様に表示に使用
する可能性の高い文字群を1つのセットとして抽出し、
一時記憶メモリに格納することにしたので、一時記憶メ
モリに使用の蓋然性の高いフォントデータが装置の使用
開始前に格納されることになり、装置の処理を処理開始
時から直ちに高速化することができ、特に短い文章の表
示を行う場合に高率的な処理が可能となる。
また請求項1記載の発明によれば、一時記憶メモリに
存在しないフォントデータについてはこれを一時記憶メ
モリに格納するかどうかを所定の基準を基にして判別
し、基準に合うもののみを一時記憶メモリに格納するこ
とにした。このため、たとえば一時記憶メモリにすでに
格納されているデータの量やそのフォントデータの使用
頻度等の参考データを使用して一時記憶メモリにフォン
トデータの格納を追加することができ、一時記憶メモリ
の高率的な活用や高率的な検索を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の一実施例を説明するためのも
ので、このうち第1図は文字情報処理装置の機能的な構
成を表わしたブロック図、第2図はこの文字情報処理装
置の回路構成の要部を示すブロック図、第3図は文字情
報処理装置の動作の概要を示す流れ図、第4図はこの装
置に入力する入力データの構造を表わしたデータ構造
図、第5図は第2図に示したRAM内に設けられたフォン
トキャッシュ管理テーブルのフォーマットを表わしたフ
ォーマット説明図、第6図はキャッシュデータをキャッ
シュデータ領域に格納したりフォントキャッシュ管理テ
ーブルを作成するための作業を示す流れ図、第7図は第
6図のステップで示したキャッシュデータ領域へのキ
ャッシュデータの格納を更に詳細に示した流れ図、第8
図はフォントファイルの構成を表わしたファイル構成
図、第9図は第3図のステップで示したフォント処理
の詳細を表わした流れ図である。 21……データ入力部、23……入力データ、26……フォン
ト処理部、27……データ解釈実行処理部、31……フォン
トファイル、41……CPU、43……RAM、44……磁気ディス
ク装置、71……フォントキャッシュ管理テーブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種文字のフォントデータを格納したフォ
    ントデータ格納手段と、 使用するフォントがどのようなものかを入力データを基
    にしてチェックするプリスキャン手段と、 このプリスキャン手段によって得られた文字と同一文字
    種および同一表示サイズで同様に表示に使用する可能性
    の高い文字群を1つのセットとして抽出する文字セット
    抽出手段と、 この文字セット抽出手段によって抽出された文字群につ
    いてのフォントデータを前記したセットを単位として記
    憶する一時記憶メモリと、 前記入力データを基に個々の文字の表示を行うとき前記
    一時記憶メモリに格納された文字のフォントデータの検
    索を前記したセット単位で行い、該当するフォントデー
    タが存在しなかったとき前記フォントデータ格納手段か
    らそのフォントデータを検索する検索制御手段と、 この検索制御手段によって前記フォントデータ格納手段
    から検索したフォントデータを前記一時記憶メモリに格
    納するかどうかを所定の基準を基にして判別する格納可
    否判別手段と、 この格納可否判別手段によって格納すると判別したフォ
    ントデータを前記一時記憶メモリに格納するフォントデ
    ータ格納手段 とを具備することを特徴とする文字情報処理装置。
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