JPH08129349A - 表示板 - Google Patents

表示板

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JPH08129349A
JPH08129349A JP29211294A JP29211294A JPH08129349A JP H08129349 A JPH08129349 A JP H08129349A JP 29211294 A JP29211294 A JP 29211294A JP 29211294 A JP29211294 A JP 29211294A JP H08129349 A JPH08129349 A JP H08129349A
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JP
Japan
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display
color layer
ground
transparent
protective layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP29211294A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ishizuki
敏 石月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
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Publication of JPH08129349A publication Critical patent/JPH08129349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示板本来の表示部意匠を阻害することな
く、保護層に装飾性を付加することで表示部及び地部の
保護を図りながら、表示板の装飾性を高めること。 【構成】 平板状基材14の全面に着色インクからなる表
示色層12aを印刷形成する。表示色層12aの一部を除い
てその全面に遮光性インクからなる地色層13aを印刷形
成して地部13を設け、地色層13aを形成しない部分によ
り表示部12を形成する。表示部12(表示色層12a)及び
地部13(地色層13a)の表面に、透明インクからなる保
護層15を印刷形成し、保護層15の表面に微細凹凸部を形
成する領域R1と微細凹凸部を形成しない領域R2とか
らなる透明表示部16を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば文字,数字,記
号,目盛,図形等の表示部が標された表示板に関し、特
に表示面にオーバーコートと称する透明な保護層を備え
た表示板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種表示板として、アクリ
ル,ポリカーボネイト等の合成樹脂からなる無色透明な
平板状基材の前面に、着色インクを用いて文字,数字,
記号,目盛,図形等を表す表示部の表示色となる表示色
層(例えば白色)と地(背景)部の地色となる地色層
(例えば黒色)とをそれぞれ印刷形成し、これら表示色
層及び地色層の表面に透明インクを用いて透明な保護層
を印刷形成し、この保護層により表示部となる表示色層
及び地部となる地色層を被覆保護して耐傷つき性を高め
る対策を施した表示板が提案されている(実開平4−9
6784号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
表示板は、保護層の存在により表示部及び地部の耐傷つ
き性を高めることができる点では有効である一方、保護
層自体は、表示板の表示面を保護するのみであり、装飾
性に乏しいという欠点がある。
【0004】本発明は、この点に着目してなされたもの
で、文字,数字,記号,目盛,図形等の表示板本来の表
示部意匠を妨げることなく、保護層に装飾性を付加し、
表示部及び地部の保護を図りながら装飾効果の優れた表
示板を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するため、表示部となる表示色層及び地部となる地
色層を形成した平板状基材の前面に前記表示色層と前記
地色層を被覆する透明な保護層を形成し、この保護層の
表面に微細凹凸部を形成する領域と微細凹凸部を形成し
ない領域とからなる透明表示部を形成したものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、微細凹凸部を形成する領域と
微細凹凸部を形成しない領域とからなる透明表示部を保
護層の表面に形成したことにより、表示部及び地部と重
なり透明表示部が使用者から視認される。よって保護層
に装飾性が付加され、表示部及び地部の保護を図りなが
ら表示板の装飾効果を高めることができる。
【0007】
【実施例】図1〜図4は本発明による表示板を車両用計
器に適用した場合の第1実施例を示すもので、以下、図
面に基づいて本実施例を説明する。
【0008】図1は、本発明による表示板を組み込んだ
車両用計器の正面図であり、底部に速度計,回転計,燃
料計,水温計からなる図示しない複数の計器本体や同じ
く図示しないが後述する表示板を背後から照明するラン
プ等光源を収納配設した計器ケース1の前面側には、枠
体からなる見返板2の窓部3より視認される表示板4が
収納配設され、この表示板4の前面側適所には、前記計
器本体の駆動軸(図示しない)を通じて回動駆動される
指針5が設けられ、これら指針5や表示板4の前面側に
は、計器ケース1の前面側開口部に装着される透明な前
面カバー6が設けられている。
【0009】図2は、表示板4単体を示す平面図であ
り、表示板4の指針5対応部分には、指針5の回動中心
部よりやや径小で前記駆動軸を挿通する貫通孔7が形成
され、この貫通孔7の周囲には、それぞれ数字部8,目
盛部9,文字部10,図形部11からなる表示部12が形成さ
れ、これら表示部12以外の領域には、表示板4の地(背
景)となる地部13が形成されている。
【0010】表示板4は、図2のA−A´線断面図であ
る図3に示すように、アクリル,ポリカーボネイト等の
合成樹脂からなる無色透明な平板状基材14の前面に、表
示部12及び地部13をそれぞれ印刷形成してなり、表示部
12は、例えば白色の透光性着色インクからなる表示色層
12aにより、また地部13は、例えば黒色の遮光性着色イ
ンクからなる地色層13aにより構成されている。この場
合、表示色層12aは、平板状基材14の全面に印刷形成さ
れ、地色層13aは、表示色層12aの表面の一部領域を除
く全面に積層状態に印刷形成され、地色層13aを形成し
ない前記領域により表示部12が構成されており、そして
表示部12を構成し地色層13aにて覆われない表示色層12
aの表面領域及び地色層13aの表面全面には、これら表
示面を被覆保護する透明な保護層15が形成されている。
【0011】保護層15は、無色の透明インクを印刷形成
してなり、その表面には、図3及び図2の要部拡大平面
図である図4に示すように、微細凹凸部を有する領域R
1と微細凹凸部を有しない領域R2とが形成され、微細
凹凸部を有しない領域R2により「NS」の文字からな
る透明表示部16が複数パターン形成されいる。なお保護
層15は、透明であれば、適宜着色を施すことも可能であ
る。
【0012】この透明表示部16は、文字通り透明な表示
部であり、表示板4本来の表示部12意匠、すなわち数字
部8,目盛部9,文字部10,図形部11の運転者側からの
視認性を阻害することなく、「NS」なる文字を表示す
るもので、特に保護層15表面の外部光線等、光線の反射
具合により、微細凹凸部を有する領域R1と微細凹凸部
を有しない領域R2とのコントラストが明確となり、運
転者側からはっきりと透明表示部16が視認されるもので
ある。
【0013】なお、表示色層12aを形成する透光性着色
インク、地色層13aを形成する遮光性着色インク及び保
護層15を形成する透明インクは、紫外線硬化性樹脂、例
えばUVインクからなり、UVインクからなるこれら各
インクは、スクリーン印刷手段により平板状基材に印刷
塗布され、この場合、保護層15は、特開平62−251
181号公報に示されているように、透明UVインクを
用いて1インチ当たり縦糸85本、横糸91本のスクリ
ーン及び、スクリーン厚173マイクロメータにレジス
ト総厚300マイクロメータにて例えば「NS」なる文
字(微細凹凸部を有しない領域R2)を除いて砂目(微
細凹凸部を有する領域R1)を写真製版した刷版を用い
て印刷し、紫外線を照射して表面に微細凹凸部を有する
領域R1と微細凹凸部を有しない領域R2からなる透明
表示部16を有した保護層15が形成される。
【0014】以上、詳述したように、本実施例は、微細
凹凸部を形成する領域R1と微細凹凸部を形成しない領
域R2とからなる透明表示部16を保護層15の表面に形成
したことにより、運転者から表示部12及び地部13と重な
り透明表示部16が視認されるため、数字部8,目盛部
9,文字部10,図形部11等の表示板4本来の表示部12意
匠を妨げることなく、保護層15に装飾性を付加すること
ができ、表示部12及び地部13の保護を図りながら表示板
4の装飾効果を高めることができる。
【0015】なお前記実施例では、透明表示部16の背景
となる微細凹凸部を有する領域R1に、微細凹凸部を有
しない領域R2により透明表示部16の表示意匠となる
「NS」なる文字を形成したが、透明表示部16の背景と
なる領域を微細凹凸部を有しない領域R2により形成
し、透明表示部16の表示意匠となる「NS」なる文字を
微細凹凸部を有する領域R1により形成することもで
き、さらにこの「NS」なる文字に限らず、数字,図
形、その他の文字をはじめ、あらゆる模様が形成でき
る。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明は、表示部となる
表示色層及び地部となる地色層を形成した平板状基材の
前面に前記表示色層と前記地色層を被覆する透明な保護
層を形成し、この保護層の表面に微細凹凸部を形成する
領域と微細凹凸部を形成しない領域とからなる透明表示
部を形成したことにより、表示板本来の表示部意匠を妨
げることなく、保護層に装飾性を付加することができ、
表示部及び地部の保護を図りながら装飾効果の優れた表
示板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による表示板を車両用計器
に組み込んだ正面図である。
【図2】図1の表示板の全体平面図である。
【図3】図2のA−A´断面図である
【図4】図2の要部拡大平面図である。
【符号の説明】
12 表示部 12a 表示色層 13 地部 13a 地色層 14 平板状基材 15 保護層 16 透明表示部 R1 微細凹凸部を有する領域 R2 微細凹凸部を有しない領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部となる表示色層及び地部となる地
    色層を形成した平板状基材の前面に前記表示色層と前記
    地色層を被覆する透明な保護層を形成し、この保護層の
    表面に微細凹凸部を形成する領域と微細凹凸部を形成し
    ない領域とからなる透明表示部を形成したことを特徴と
    する表示板。
JP29211294A 1994-10-31 1994-10-31 表示板 Pending JPH08129349A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29211294A JPH08129349A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 表示板

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074027A1 (fr) * 1999-05-28 2000-12-07 Nippon Seiki Co.,Ltd. Tableau d'affichage et son procede de fabrication

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074027A1 (fr) * 1999-05-28 2000-12-07 Nippon Seiki Co.,Ltd. Tableau d'affichage et son procede de fabrication
EP1107218A1 (en) * 1999-05-28 2001-06-13 Nippon Seiki Co., Ltd. Display board and production method therefor
US6534163B1 (en) 1999-05-28 2003-03-18 Nippon Seiki Co., Ltd. Display board and production method therefor
EP1107218A4 (en) * 1999-05-28 2003-05-07 Nippon Seiki Co Ltd DISPLAY BOARD AND MANUFACTURING METHOD THEREOF

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