JPH08127783A - 無鉛ガソリン - Google Patents
無鉛ガソリンInfo
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- JPH08127783A JPH08127783A JP29036394A JP29036394A JPH08127783A JP H08127783 A JPH08127783 A JP H08127783A JP 29036394 A JP29036394 A JP 29036394A JP 29036394 A JP29036394 A JP 29036394A JP H08127783 A JPH08127783 A JP H08127783A
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- JP
- Japan
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- less
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- gasoline
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 リサーチ法オクタン価が85以上であり、リ
ード蒸気圧(RVP)が0.45〜0.95kgf/c
m2であり、15℃における密度が0.65〜0.8g
/cm3であり、50%留出温度が90℃以下であり、
70℃留出割合が25容量%以上であり、炭素数7以上
の芳香族分及び炭素数7以上のオレフィン分の合計量が
5容量%以下であり、炭素数6以下の側鎖を含まないパ
ラフィン分、ベンゼン、炭素数6以下のオレフィン分及
び炭素数6以下のナフテン分の合計量が20容量%以上
であるガソリン組成物に、必要に応じて酸素/炭素数比
(O/C数比)が0.5以上の含酸素化合物が5〜50
容量%配合されている無鉛ガソリン。 【効果】 希薄燃焼機関において燃焼安定性向上及び未
燃の炭化水素排出量の低減化を図ることができる。
ード蒸気圧(RVP)が0.45〜0.95kgf/c
m2であり、15℃における密度が0.65〜0.8g
/cm3であり、50%留出温度が90℃以下であり、
70℃留出割合が25容量%以上であり、炭素数7以上
の芳香族分及び炭素数7以上のオレフィン分の合計量が
5容量%以下であり、炭素数6以下の側鎖を含まないパ
ラフィン分、ベンゼン、炭素数6以下のオレフィン分及
び炭素数6以下のナフテン分の合計量が20容量%以上
であるガソリン組成物に、必要に応じて酸素/炭素数比
(O/C数比)が0.5以上の含酸素化合物が5〜50
容量%配合されている無鉛ガソリン。 【効果】 希薄燃焼機関において燃焼安定性向上及び未
燃の炭化水素排出量の低減化を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無鉛ガソリンに関し、
特に希薄燃焼機関において燃焼安定性向上及び未燃の炭
化水素排出量の低減化を達成することができる無鉛ガソ
リンに関する。
特に希薄燃焼機関において燃焼安定性向上及び未燃の炭
化水素排出量の低減化を達成することができる無鉛ガソ
リンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガソリンは、50%留出温度(T
50)があまり低過ぎる(約80℃以下)と、キャブレ
ター車において、キャブレターのノズル、ベンチュリ、
スロットルバルブ付近でアイシングが発生したり、燃料
ラインでベーパーロックが発生する問題がある。近年開
発され発売され始めている、希薄燃焼機関(リーンバー
ンエンジン)は、希薄領域で精密な空燃比コントロール
が不可欠なため、キャブレターは採用できず、全車燃料
噴射方式(インジェクター方式)である。従って、従来
問題視されたアイシングやベーパーロックの問題がな
く、T50を下げることが可能である。希薄領域では、
点火性が重要であり、点火時に点火プラグの周りの燃料
が完全に気化しないと、部分的に燃料希薄な燃料−空気
混合気ができてしまい、点火ミスや消炎の原因となる。
また、希薄領域では、燃料−空気混合気の燃焼速度が遅
くなるため、点火遅れ期間や主燃焼期間が増大し、サイ
クル変動率の増加や出力の低下、さらには不完全燃焼に
よる未燃炭化水素排出量の増加を招く。従って、希薄領
域では、燃料−空気混合気の燃焼速度の低下を如何に防
ぐかが鍵となる。
50)があまり低過ぎる(約80℃以下)と、キャブレ
ター車において、キャブレターのノズル、ベンチュリ、
スロットルバルブ付近でアイシングが発生したり、燃料
ラインでベーパーロックが発生する問題がある。近年開
発され発売され始めている、希薄燃焼機関(リーンバー
ンエンジン)は、希薄領域で精密な空燃比コントロール
が不可欠なため、キャブレターは採用できず、全車燃料
噴射方式(インジェクター方式)である。従って、従来
問題視されたアイシングやベーパーロックの問題がな
く、T50を下げることが可能である。希薄領域では、
点火性が重要であり、点火時に点火プラグの周りの燃料
が完全に気化しないと、部分的に燃料希薄な燃料−空気
混合気ができてしまい、点火ミスや消炎の原因となる。
また、希薄領域では、燃料−空気混合気の燃焼速度が遅
くなるため、点火遅れ期間や主燃焼期間が増大し、サイ
クル変動率の増加や出力の低下、さらには不完全燃焼に
よる未燃炭化水素排出量の増加を招く。従って、希薄領
域では、燃料−空気混合気の燃焼速度の低下を如何に防
ぐかが鍵となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の状況に鑑みてなされたものであり、燃焼安定性向上
及び未燃の炭化水素排出量の低減を達成することができ
る無鉛ガソリンを提供することを目的とする。
術の状況に鑑みてなされたものであり、燃焼安定性向上
及び未燃の炭化水素排出量の低減を達成することができ
る無鉛ガソリンを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を行った結果、無鉛ガソリン
の50%留出温度を90℃以下、70℃留出割合を25
容量%以上にし、炭素数7以上の芳香族分及び炭素数7
以上のオレフィン分の合計量を少なくし、炭素数6以下
の側鎖を含まないパラフィン分、ベンゼン、炭素数6以
下のオレフィン分及び炭素数6以下のナフテン分の合計
量を多く含有させ、さらにリサーチ法オクタン価、リー
ド蒸気圧(RVP)及び15℃における密度を特定のも
のにすることにより、気化性がよく、かつ燃焼速度が速
いことを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。
を解決するために鋭意検討を行った結果、無鉛ガソリン
の50%留出温度を90℃以下、70℃留出割合を25
容量%以上にし、炭素数7以上の芳香族分及び炭素数7
以上のオレフィン分の合計量を少なくし、炭素数6以下
の側鎖を含まないパラフィン分、ベンゼン、炭素数6以
下のオレフィン分及び炭素数6以下のナフテン分の合計
量を多く含有させ、さらにリサーチ法オクタン価、リー
ド蒸気圧(RVP)及び15℃における密度を特定のも
のにすることにより、気化性がよく、かつ燃焼速度が速
いことを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。
【0005】すなわち、本発明は、リサーチ法オクタン
価が85以上であり、リード蒸気圧(RVP)が0.4
5〜0.95kgf/cm2であり、15℃における密
度が0.65〜0.8g/cm3であり、50%留出温
度が90℃以下であり、70℃留出割合が25容量%以
上であり、炭素数7以上の芳香族分及び炭素数7以上の
オレフィン分の合計量が5容量%以下であり、炭素数6
以下の側鎖を含まないパラフィン分、ベンゼン、炭素数
6以下のオレフィン分及び炭素数6以下のナフテン分の
合計量が20容量%以上であるガソリン組成物に、必要
に応じて酸素/炭素数比(O/C数比)が0.5以上の
含酸素化合物が5〜50容量%配合されていることを特
徴とする無鉛ガソリンを提供するものである。以下、本
発明を詳細に説明する。
価が85以上であり、リード蒸気圧(RVP)が0.4
5〜0.95kgf/cm2であり、15℃における密
度が0.65〜0.8g/cm3であり、50%留出温
度が90℃以下であり、70℃留出割合が25容量%以
上であり、炭素数7以上の芳香族分及び炭素数7以上の
オレフィン分の合計量が5容量%以下であり、炭素数6
以下の側鎖を含まないパラフィン分、ベンゼン、炭素数
6以下のオレフィン分及び炭素数6以下のナフテン分の
合計量が20容量%以上であるガソリン組成物に、必要
に応じて酸素/炭素数比(O/C数比)が0.5以上の
含酸素化合物が5〜50容量%配合されていることを特
徴とする無鉛ガソリンを提供するものである。以下、本
発明を詳細に説明する。
【0006】本発明の無鉛ガソリンは、リサーチ法オク
タン価が85以上であり、リード蒸気圧(RVP)が
0.45〜0.95kgf/cm2であり、15℃にお
ける密度が0.65〜0.8g/cm3であり、好まし
くはリサーチ法オクタン価が90以上であり、リード蒸
気圧(RVP)が0.48〜0.85kgf/cm2で
ある。本発明の無鉛ガソリンは、希薄燃焼機関用燃料油
として適するが、希薄燃焼機関でも、加速時や登坂時で
は燃料過濃領域で運転されるので、従来のガソリンと同
等の性能を有することが必要である。
タン価が85以上であり、リード蒸気圧(RVP)が
0.45〜0.95kgf/cm2であり、15℃にお
ける密度が0.65〜0.8g/cm3であり、好まし
くはリサーチ法オクタン価が90以上であり、リード蒸
気圧(RVP)が0.48〜0.85kgf/cm2で
ある。本発明の無鉛ガソリンは、希薄燃焼機関用燃料油
として適するが、希薄燃焼機関でも、加速時や登坂時で
は燃料過濃領域で運転されるので、従来のガソリンと同
等の性能を有することが必要である。
【0007】本発明の無鉛ガソリンは、50%留出温度
が90℃以下であることが必要であり、好ましくは 8
5℃以下であり、特に好ましくは82℃以下である。5
0%留出温度が90℃を超えると、気化性が不十分であ
る。また、本発明の無鉛ガソリンは、70℃留出割合が
25容量%以上であることが必要であり、好ましくは2
7容量%以上であり、特に好ましくは27〜60容量%
である。70℃留出割合が25容量%未満であると、気
化性が不十分である。
が90℃以下であることが必要であり、好ましくは 8
5℃以下であり、特に好ましくは82℃以下である。5
0%留出温度が90℃を超えると、気化性が不十分であ
る。また、本発明の無鉛ガソリンは、70℃留出割合が
25容量%以上であることが必要であり、好ましくは2
7容量%以上であり、特に好ましくは27〜60容量%
である。70℃留出割合が25容量%未満であると、気
化性が不十分である。
【0008】本発明の無鉛ガソリンは、炭素数7以上の
芳香族分及び炭素数7以上のオレフィン分の合計量が5
容量%以下であり、好ましくは2容量%以下であり、特
に好ましくは1容量%以下である。炭素数7以上の芳香
族分及び炭素数7以上のオレフィン分の合計量が5容量
%を超えると、燃焼速度が劣る。炭素数7以上の芳香族
分としては、例えばトルエン、o−キシレン、m−キシ
レン、p−キシレンなどの各キシレン、エチルベンゼ
ン、イソプロピルベンゼン、n−プロピルベンゼン、
1,2,3−トリメチルベンゼン、1,2,4−トリメ
チルベンゼン、1,3,5−トリメチルベンゼンなどの
各トリメチルベンゼン、メチルエチルベンゼンなどが挙
げられる。炭素数7以上のオレフィン分としては、ヘプ
テン、オクテン、デセン、ドデセンなどが挙げられる。
芳香族分及び炭素数7以上のオレフィン分の合計量が5
容量%以下であり、好ましくは2容量%以下であり、特
に好ましくは1容量%以下である。炭素数7以上の芳香
族分及び炭素数7以上のオレフィン分の合計量が5容量
%を超えると、燃焼速度が劣る。炭素数7以上の芳香族
分としては、例えばトルエン、o−キシレン、m−キシ
レン、p−キシレンなどの各キシレン、エチルベンゼ
ン、イソプロピルベンゼン、n−プロピルベンゼン、
1,2,3−トリメチルベンゼン、1,2,4−トリメ
チルベンゼン、1,3,5−トリメチルベンゼンなどの
各トリメチルベンゼン、メチルエチルベンゼンなどが挙
げられる。炭素数7以上のオレフィン分としては、ヘプ
テン、オクテン、デセン、ドデセンなどが挙げられる。
【0009】本発明の無鉛ガソリンは、炭素数6以下の
側鎖を含まないパラフィン分、ベンゼン、炭素数6以下
のオレフィン分及び炭素数6以下のナフテン分の合計量
が20容量%以上であり、オクタン価が保持できる範囲
でできるだけ多く含有させることが好ましく、通常20
〜60容量%であり、特に好ましくは20〜50容量%
である。炭素数6以下の側鎖を含まないパラフィン分、
ベンゼン、炭素数6以下のオレフィン分及び炭素数6以
下のナフテン分の合計量が20容量%未満であると、燃
焼速度が劣る。また、本発明の無鉛ガソリンは、ベンゼ
ン及び炭素数6以下のオレフィン分の合計量が15容量
%以上であることが好ましく、特に20〜50容量%が
好ましい。
側鎖を含まないパラフィン分、ベンゼン、炭素数6以下
のオレフィン分及び炭素数6以下のナフテン分の合計量
が20容量%以上であり、オクタン価が保持できる範囲
でできるだけ多く含有させることが好ましく、通常20
〜60容量%であり、特に好ましくは20〜50容量%
である。炭素数6以下の側鎖を含まないパラフィン分、
ベンゼン、炭素数6以下のオレフィン分及び炭素数6以
下のナフテン分の合計量が20容量%未満であると、燃
焼速度が劣る。また、本発明の無鉛ガソリンは、ベンゼ
ン及び炭素数6以下のオレフィン分の合計量が15容量
%以上であることが好ましく、特に20〜50容量%が
好ましい。
【0010】炭素数6以下の側鎖を含まないパラフィン
分としては、n−ヘキサン、n−ペンタン、n−ブタン
などが挙げられ、特にn−ヘキサン、n−ペンタンが好
ましい。炭素数6以下のオレフィン分としては、鎖状の
オレフィン、環状のオレフィンなどのモノオレフィン、
ジオレフィンなどが挙げられ、好ましくは直鎖状のオレ
フィン、環状のオレフィンであり、特に好ましくは直鎖
状及び環状のジオレフィンである。炭素数6以下のナフ
テン分としては、例えば、1,1−ジメチルシクロプロ
パン、1,2−ジメチルシクロプロパン、シクロペンタ
ン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、シクロブ
タン、メチルシクロブタン、1,1,2−トリメチルシ
クロプロパン、1,2,3−トリメチルシクロプロパン
などが挙げられ、好ましくはシクロペンタン、メチルシ
クロペンタン、シクロヘキサンであり、特に好ましくは
シクロヘキサンである。上記成分のうち、一般的には、
イソパラフィン、n−パラフィン、ナフテン、オレフィ
ン、ジオレフィンの順に燃焼速度が速くなる。
分としては、n−ヘキサン、n−ペンタン、n−ブタン
などが挙げられ、特にn−ヘキサン、n−ペンタンが好
ましい。炭素数6以下のオレフィン分としては、鎖状の
オレフィン、環状のオレフィンなどのモノオレフィン、
ジオレフィンなどが挙げられ、好ましくは直鎖状のオレ
フィン、環状のオレフィンであり、特に好ましくは直鎖
状及び環状のジオレフィンである。炭素数6以下のナフ
テン分としては、例えば、1,1−ジメチルシクロプロ
パン、1,2−ジメチルシクロプロパン、シクロペンタ
ン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、シクロブ
タン、メチルシクロブタン、1,1,2−トリメチルシ
クロプロパン、1,2,3−トリメチルシクロプロパン
などが挙げられ、好ましくはシクロペンタン、メチルシ
クロペンタン、シクロヘキサンであり、特に好ましくは
シクロヘキサンである。上記成分のうち、一般的には、
イソパラフィン、n−パラフィン、ナフテン、オレフィ
ン、ジオレフィンの順に燃焼速度が速くなる。
【0011】本発明の無鉛ガソリンは、上記ガソリン組
成物に酸素/炭素数比(O/C数比)が0.5以上の含
酸素化合物を配合させることが好ましい。酸素/炭素数
比(O/C数比)が0.5以上の含酸素化合物を配合さ
せることにより、燃焼速度をより速くすることができ
る。酸素/炭素数比(O/C数比)が0.5以上の含酸
素化合物としては、例えばメタノール、エタノールなど
のアルコール、ジメチルエーテルなどのエーテル、アセ
トアルデヒドなどのアルデヒド、トリオキサンなどの環
状エーテルなどが挙げられ、好ましくはメタノール、エ
タノールである。また、酸素/炭素数比(O/C数比)
が0.5以上の含酸素化合物を配合すると、燃焼速度を
速くするだけでなく、希薄領域での燃焼安定性が向上す
る利点がある。希薄領域での燃焼安定性が悪いと、点火
ミスが発生し、未燃炭化水素排出量が増大する傾向があ
るので好ましくない。酸素/炭素数比(O/C数比)が
0.5以上の含酸素化合物の配合量は、5〜50容量%
が好ましく、さらに5〜30容量%が好ましく、特に5
〜25容量%が好ましい。酸素/炭素数比(O/C数
比)が0.5以上の含酸素化合物の配合量が5容量%未
満であると、添加効果が十分でなく、一方、50容量%
を超えると、発熱量が減少する。
成物に酸素/炭素数比(O/C数比)が0.5以上の含
酸素化合物を配合させることが好ましい。酸素/炭素数
比(O/C数比)が0.5以上の含酸素化合物を配合さ
せることにより、燃焼速度をより速くすることができ
る。酸素/炭素数比(O/C数比)が0.5以上の含酸
素化合物としては、例えばメタノール、エタノールなど
のアルコール、ジメチルエーテルなどのエーテル、アセ
トアルデヒドなどのアルデヒド、トリオキサンなどの環
状エーテルなどが挙げられ、好ましくはメタノール、エ
タノールである。また、酸素/炭素数比(O/C数比)
が0.5以上の含酸素化合物を配合すると、燃焼速度を
速くするだけでなく、希薄領域での燃焼安定性が向上す
る利点がある。希薄領域での燃焼安定性が悪いと、点火
ミスが発生し、未燃炭化水素排出量が増大する傾向があ
るので好ましくない。酸素/炭素数比(O/C数比)が
0.5以上の含酸素化合物の配合量は、5〜50容量%
が好ましく、さらに5〜30容量%が好ましく、特に5
〜25容量%が好ましい。酸素/炭素数比(O/C数
比)が0.5以上の含酸素化合物の配合量が5容量%未
満であると、添加効果が十分でなく、一方、50容量%
を超えると、発熱量が減少する。
【0012】本発明の無鉛ガソリンは、例えば、軽質直
留ナフサ、アルキレート、ブタン・ブテン留分、軽質接
触分解ガソリン、異性化ガソリン、ベンゼン、炭素数6
以下の側鎖を含まないパラフィン、炭素数6以下のオレ
フィン、炭素数6以下のナフテンなどの基材を使用し、
適宜混合して調製することができる。軽質直留ナフサ
は、石油を常圧蒸留により分留して得られる沸点範囲が
約30〜80℃の留分である。。
留ナフサ、アルキレート、ブタン・ブテン留分、軽質接
触分解ガソリン、異性化ガソリン、ベンゼン、炭素数6
以下の側鎖を含まないパラフィン、炭素数6以下のオレ
フィン、炭素数6以下のナフテンなどの基材を使用し、
適宜混合して調製することができる。軽質直留ナフサ
は、石油を常圧蒸留により分留して得られる沸点範囲が
約30〜80℃の留分である。。
【0013】アルキレートは、イソブタンと低級オレフ
ィン(ブテン、プロピレン等)を原料として酸触媒(硫
酸、フッ化水素、塩化アルミニウムなど)の存在下で反
応させて得られるものである。本発明では、各種のアル
キレートを成分として用いることができるが、2,2,
4−トリメチルペンタンなどのイソオクタン留分が40
容量%以上、またリサーチ法オクタン価が約93以上の
ものが好適に用いられる。
ィン(ブテン、プロピレン等)を原料として酸触媒(硫
酸、フッ化水素、塩化アルミニウムなど)の存在下で反
応させて得られるものである。本発明では、各種のアル
キレートを成分として用いることができるが、2,2,
4−トリメチルペンタンなどのイソオクタン留分が40
容量%以上、またリサーチ法オクタン価が約93以上の
ものが好適に用いられる。
【0014】軽質接触分解ガソリンは、灯・軽油から常
圧残油に至る広範囲の石油留分、好ましくは重質軽油や
減圧軽油を、従来から広く知られている接触分解法、特
に流動接触分解法(UOP法、シェル二段式法、フレキ
シクラッキング法、ウルトラオルソフロー法、テキサコ
法、ガルフ法、ウルトラキャットクラッキング法、RC
C法、HOC法など)により、固体酸触媒(例えばシリ
カ、アルミナ、あるいはシリカ・アルミナにゼオライト
を配合したもの等)で分解して得られる接触分解ガソリ
ンのうち沸点範囲20〜150℃の性状を有する軽質分
である。本発明では、勿論、軽質留分と約20〜200
℃のフルレンジの蒸留性状を有する留分の組み合わせも
可能である。本発明では、リサーチ法オクタン価が約8
5以上、例えば約85〜96.5、好ましくは約93以
上、例えば約93〜96.5のものが好適に使用でき
る。
圧残油に至る広範囲の石油留分、好ましくは重質軽油や
減圧軽油を、従来から広く知られている接触分解法、特
に流動接触分解法(UOP法、シェル二段式法、フレキ
シクラッキング法、ウルトラオルソフロー法、テキサコ
法、ガルフ法、ウルトラキャットクラッキング法、RC
C法、HOC法など)により、固体酸触媒(例えばシリ
カ、アルミナ、あるいはシリカ・アルミナにゼオライト
を配合したもの等)で分解して得られる接触分解ガソリ
ンのうち沸点範囲20〜150℃の性状を有する軽質分
である。本発明では、勿論、軽質留分と約20〜200
℃のフルレンジの蒸留性状を有する留分の組み合わせも
可能である。本発明では、リサーチ法オクタン価が約8
5以上、例えば約85〜96.5、好ましくは約93以
上、例えば約93〜96.5のものが好適に使用でき
る。
【0015】異性化ガソリンは、軽質ガソリン留分のペ
ンタン、ヘキサン中の低オクタン価成分のn−ヘキサン
などをオクタン価の高いイソパラフィンに異性化させて
得られるガソリンである。異性化は、フリーデルクラフ
ツ型触媒による方法と水素化活性を持つ白金、ニッケル
などをシリカ−アルミナ、ゼオライトなどの固体酸性を
有する担体に担持させた触媒を用い、水素化圧下で異性
化を行う水素異性化法などにより行われる。
ンタン、ヘキサン中の低オクタン価成分のn−ヘキサン
などをオクタン価の高いイソパラフィンに異性化させて
得られるガソリンである。異性化は、フリーデルクラフ
ツ型触媒による方法と水素化活性を持つ白金、ニッケル
などをシリカ−アルミナ、ゼオライトなどの固体酸性を
有する担体に担持させた触媒を用い、水素化圧下で異性
化を行う水素異性化法などにより行われる。
【0016】また、本発明の無鉛ガソリンのオクタン価
を向上させる目的で、メチル−t−ブチルエーテル(M
TBE)、t−アミルメチルエーテル(TAME)、エ
チル−t−ブチルエーテル(ETBE)などのエーテル
類やイソプロパノール、t−ブタノールなどのアルコー
ルを添加してもよい。さらに、本発明の無鉛ガソリンに
は、必要に応じて酸化防止剤、清浄分散剤を添加するこ
とができる。酸化防止剤としては、例えば2,6−ジ−
tert−ブチル−4−メチルフェノール、2,4−ジ
メチル−6−tert−ブチルフェノール、2,6−ジ
−tert−ブチルフェノール、75%以上の2,6−
ジ−tert−ブチルフェノールと25%以下のter
t−ブチルフェノールの混合物、72%以上の2,4−
ジメチル−1,6−tert−ブチルフェノールと28
%以上のモノメチル及びジメチル−tert−ブチルフ
ェノールなどのフェノール系酸化防止剤、N,N’−ジ
イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ
−sec −ブチル−p−フェニレンジアミンなどのア
ミン系酸化防止剤などが挙げられ、好ましいものとして
はN,N’−ジイソプロピル−p−フェニレンジアミ
ン、N,N’−ジ−sec −ブチル−p−フェニレン
ジアミンなどのアミン系酸化防止剤が挙げられる。
を向上させる目的で、メチル−t−ブチルエーテル(M
TBE)、t−アミルメチルエーテル(TAME)、エ
チル−t−ブチルエーテル(ETBE)などのエーテル
類やイソプロパノール、t−ブタノールなどのアルコー
ルを添加してもよい。さらに、本発明の無鉛ガソリンに
は、必要に応じて酸化防止剤、清浄分散剤を添加するこ
とができる。酸化防止剤としては、例えば2,6−ジ−
tert−ブチル−4−メチルフェノール、2,4−ジ
メチル−6−tert−ブチルフェノール、2,6−ジ
−tert−ブチルフェノール、75%以上の2,6−
ジ−tert−ブチルフェノールと25%以下のter
t−ブチルフェノールの混合物、72%以上の2,4−
ジメチル−1,6−tert−ブチルフェノールと28
%以上のモノメチル及びジメチル−tert−ブチルフ
ェノールなどのフェノール系酸化防止剤、N,N’−ジ
イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ
−sec −ブチル−p−フェニレンジアミンなどのア
ミン系酸化防止剤などが挙げられ、好ましいものとして
はN,N’−ジイソプロピル−p−フェニレンジアミ
ン、N,N’−ジ−sec −ブチル−p−フェニレン
ジアミンなどのアミン系酸化防止剤が挙げられる。
【0017】清浄分散剤としては、例えばこはく酸イミ
ド、ポリアルキルアミン、ポリエーテルアミンなどが挙
げられる。さらに、本発明の無鉛ガソリンには、必要に
応じて多価アルコールやエチレングリコールモノメチル
エーテルなどの多価アルコールのエーテルなどの氷結防
止剤、有機酸のアルカリ金属やアルカリ土類金属塩、高
級アルコールの硫酸エステルなどの助燃剤、アニオン系
界面活性剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン界面活性
剤、両性界面活性剤などの帯電防止剤及びアゾ染料など
の着色剤など、種々の燃料油添加剤を1種又は2種以上
組み合わせて添加してもよい。これらの燃料油添加剤の
添加量は、任意であるが、通常その合計添加量が0.1
重量%以下となるように添加するのが好ましい。
ド、ポリアルキルアミン、ポリエーテルアミンなどが挙
げられる。さらに、本発明の無鉛ガソリンには、必要に
応じて多価アルコールやエチレングリコールモノメチル
エーテルなどの多価アルコールのエーテルなどの氷結防
止剤、有機酸のアルカリ金属やアルカリ土類金属塩、高
級アルコールの硫酸エステルなどの助燃剤、アニオン系
界面活性剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン界面活性
剤、両性界面活性剤などの帯電防止剤及びアゾ染料など
の着色剤など、種々の燃料油添加剤を1種又は2種以上
組み合わせて添加してもよい。これらの燃料油添加剤の
添加量は、任意であるが、通常その合計添加量が0.1
重量%以下となるように添加するのが好ましい。
【0018】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。なお、本発明は、これらの例によって何ら制
限されるものではない。
説明する。なお、本発明は、これらの例によって何ら制
限されるものではない。
【0019】実施例1 軽質直留ナフサ23.0容量%、アルキレート34.0
容量%、ブタン・ブテン留分3.0容量%及びベンゼン
40.0容量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。
容量%、ブタン・ブテン留分3.0容量%及びベンゼン
40.0容量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。
【0020】実施例2 軽質直留ナフサ10.0容量%、アルキレート50.0
容量%及び1−ヘキセン40.0容量%を混合して無鉛
ガソリンを調製した。
容量%及び1−ヘキセン40.0容量%を混合して無鉛
ガソリンを調製した。
【0021】実施例3 軽質直留ナフサ5.0容量%、アルキレート55.0容
量%及び1,3−ペンタジエン40.0容量%を混合し
て無鉛ガソリンを調製した。
量%及び1,3−ペンタジエン40.0容量%を混合し
て無鉛ガソリンを調製した。
【0022】実施例4 軽質直留ナフサ14.0容量%、アルキレート43.0
容量%、ブタン・ブテン留分3.0容量%及びシクロヘ
キサン40.0容量%を混合して無鉛ガソリンを調製し
た。実施例1〜4の無鉛ガソリンの性状及び組成を表1
に示した。
容量%、ブタン・ブテン留分3.0容量%及びシクロヘ
キサン40.0容量%を混合して無鉛ガソリンを調製し
た。実施例1〜4の無鉛ガソリンの性状及び組成を表1
に示した。
【0023】実施例5 軽質直留ナフサ10.0容量%、アルキレート70.0
容量%及び軽質FCCガソリン20.0容量%を混合し
て無鉛ガソリンを調製した。
容量%及び軽質FCCガソリン20.0容量%を混合し
て無鉛ガソリンを調製した。
【0024】実施例6 軽質直留ナフサ8.0容量%、アルキレート56.0容
量%、軽質FCCガソリン16.0容量%及びメタノー
ル20容量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。
量%、軽質FCCガソリン16.0容量%及びメタノー
ル20容量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。
【0025】実施例7 軽質直留ナフサ8.0容量%、アルキレート56.0容
量%、軽質FCCガソリン16.0容量%及びエタノー
ル20容量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。実施
例5〜7の無鉛ガソリンの性状及び組成を表2に示し
た。
量%、軽質FCCガソリン16.0容量%及びエタノー
ル20容量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。実施
例5〜7の無鉛ガソリンの性状及び組成を表2に示し
た。
【0026】比較例1 市販のレギュラーガソリンを使用した。
【0027】比較例2 軽質直留ナフサ31.0容量%、アルキレート26.0
容量%、ブタン・ブテン留分3.0容量%及びトルエン
40.0容量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。
容量%、ブタン・ブテン留分3.0容量%及びトルエン
40.0容量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。
【0028】比較例3 軽質直留ナフサ27.0容量%、アルキレート26.0
容量%、ブタン・ブテン留分3.0容量%及びジイソブ
チレン(2,4,4−トリメチルペンテン)40.0容
量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。比較例1〜3
の無鉛ガソリンの性状及び組成を表3に示した。
容量%、ブタン・ブテン留分3.0容量%及びジイソブ
チレン(2,4,4−トリメチルペンテン)40.0容
量%を混合して無鉛ガソリンを調製した。比較例1〜3
の無鉛ガソリンの性状及び組成を表3に示した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】 注 表1〜表3中、C7+は炭素数が7以上を意味し、
C6−は炭素数が6以下を意味する。
C6−は炭素数が6以下を意味する。
【0032】サイクル変動率の測定 実施例1〜7及び比較例1〜3の無鉛ガソリンを用い
て、希薄燃焼機関(リーンバーンエンジン)を駆動さ
せ、回転数1200rpm、吸気圧力660mmHgで
当量比(実際の燃空費/理論燃空比)が0.68と1.
0におけるサイクル変動率(%)を求めた。その結果を
表4に示した。
て、希薄燃焼機関(リーンバーンエンジン)を駆動さ
せ、回転数1200rpm、吸気圧力660mmHgで
当量比(実際の燃空費/理論燃空比)が0.68と1.
0におけるサイクル変動率(%)を求めた。その結果を
表4に示した。
【0033】
【表4】
【0034】未燃炭化水素排出濃度の測定 実施例1〜7及び比較例1〜3の無鉛ガソリンを用い
て、希薄燃焼機関(リーンバーンエンジン)を駆動さ
せ、回転数1200rpm、吸気圧力660mmHgで
当量比(実際の燃空費/理論燃空比)が0.68におけ
る未燃炭化水素排出濃度(ppm)を求めた。その結果
を表5に示した。
て、希薄燃焼機関(リーンバーンエンジン)を駆動さ
せ、回転数1200rpm、吸気圧力660mmHgで
当量比(実際の燃空費/理論燃空比)が0.68におけ
る未燃炭化水素排出濃度(ppm)を求めた。その結果
を表5に示した。
【0035】
【表5】
【0036】
【発明の効果】本発明の無鉛ガソリンは、特に希薄燃焼
機関において燃焼安定性向上及び未燃の炭化水素排出量
の低減化を図ることができる。従って、本発明の無鉛ガ
ソリンは、実用上極めて有用である。
機関において燃焼安定性向上及び未燃の炭化水素排出量
の低減化を図ることができる。従って、本発明の無鉛ガ
ソリンは、実用上極めて有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 リサーチ法オクタン価が85以上であ
り、リード蒸気圧(RVP)が0.45〜0.95kg
f/cm2であり、15℃における密度が0.65〜
0.8g/cm3であり、50%留出温度が90℃以下
であり、70℃留出割合が25容量%以上であり、炭素
数7以上の芳香族分及び炭素数7以上のオレフィン分の
合計量が5容量%以下であり、炭素数6以下の側鎖を含
まないパラフィン分、ベンゼン、炭素数6以下のオレフ
ィン分及び炭素数6以下のナフテン分の合計量が20容
量%以上であるガソリン組成物に、必要に応じて酸素/
炭素数比(O/C数比)が0.5以上の含酸素化合物が
5〜50容量%配合されていることを特徴とする無鉛ガ
ソリン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29036394A JPH08127783A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 無鉛ガソリン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29036394A JPH08127783A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 無鉛ガソリン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08127783A true JPH08127783A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17755068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29036394A Pending JPH08127783A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 無鉛ガソリン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08127783A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999038822A1 (fr) * | 1998-01-30 | 1999-08-05 | Kabushiki Kaisha Sangi | Synthese de matiere premiere de l'industrie chimique et de carburant a indice d'octane eleve, et composition pour carburant a indice d'octane eleve |
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JP2004507576A (ja) * | 2000-08-24 | 2004-03-11 | シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ | ガソリン組成物 |
JP2006063262A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Japan Energy Corp | ガソリン組成物 |
JP2007524729A (ja) * | 2003-07-03 | 2007-08-30 | エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー | 向上された層流燃焼速度を有する炭化水素燃料およびその製造方法 |
JP2007284646A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Japan Energy Corp | ガソリン組成物 |
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JP2021024875A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | Eneos株式会社 | リーンバーンエンジン用燃料組成物 |
-
1994
- 1994-11-01 JP JP29036394A patent/JPH08127783A/ja active Pending
Cited By (13)
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