JPH08127398A - 作業床装置 - Google Patents

作業床装置

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Publication number
JPH08127398A
JPH08127398A JP6267102A JP26710294A JPH08127398A JP H08127398 A JPH08127398 A JP H08127398A JP 6267102 A JP6267102 A JP 6267102A JP 26710294 A JP26710294 A JP 26710294A JP H08127398 A JPH08127398 A JP H08127398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work floor
floor
swing arm
work
aircraft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6267102A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Hashiguchi
重歳 橋口
Takayuki Sasaki
孝行 佐々木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6267102A priority Critical patent/JPH08127398A/ja
Publication of JPH08127398A publication Critical patent/JPH08127398A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業床を小型化することができ、また作業床
装置の保守点検、修理などが容易に行えることなどを目
的とする。 【構成】 一端を揺動可能に枢着され起伏して作業床を
昇降させるスイングアームを横方向からシリンダが支え
伸縮してスイングアームを起伏させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機における主翼の
保守点検、修理などに適用される作業床装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は航空機における主翼の保守点検、
修理などに使用されている従来の作業床(足場)の説明
図である。図において、本作業床は格納庫内に設置され
ており、架台13を格納庫のフロア1に位置を固定して
設け、この架台13上に支点軸14を介してX字状に連
結された2組のリンク15a,15bを油圧シリンダ7
により揺動させるようになっている。リンク15bの上
端は作業床16の下面に固着されたブラケット17aで
ピン支持され、リンク15aの下端は架台13の上面に
固着されたブラケット17bでピン支持されている。互
いに係合したリンク15aの上端およびリンク15bの
下端にはそれぞれローラ18が軸支されている。油圧シ
リンダ7の前後端はそれぞれリンク15aと架台13上
面のブラケット19とに揺動自在に掛け渡されている。
【0003】このような油圧シザーズ方式による2組の
昇降装置が作業床16の両幅端に向き合って設置され、
互いに同期で連動して作動するようになっており、油圧
シリンダ7を伸長させるとリンク15aはピン20bを
中心にして実線で示すように立上がり、リンク15aお
よびリンク15b上下端のローラ18が作業床16の下
面および架台13の上面をそれぞれ中央方向へ移動す
る。また、油圧シリンダ7を収縮させるとリンク15
a,15bが上記とは逆に作動し、支持した作業床16
を図に一点鎖線で示すように下降させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
作業床(足場)においては作業床16の昇降手段として
略垂直に昇降するシザーズ式を採用しており、格納庫内
で主翼の点検、修理などを行う際は航空機の駐機する位
置が決められているため、主翼の高さや前後の位置など
が異なる2機種以上の航空機に兼用して機体Aまたは機
体Bを点検、修理する場合には、両機体A,Bの主翼の
高さおよび前後の位置に対応する長さLおよび横幅を持
つ作業床16が必要になる。従って、作業床16を前側
或いは後側に不要なスペースを持つ大型なものにしなけ
ればならず、油圧シリンダ7をはじめリンク15その他
の設備や駆動装置などが大きくなってしまう。また、昇
降装置が油圧によるシザーズ式であるため、リンク部な
どの構造が複雑になっており、設備の建設費が大幅に高
騰するとともに、作業床の保守点検、修理が煩雑で、維
持費(ランニングコスト)も高くなるなどの不具合があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る作業床装置
は上記課題の解決を目的にしており、一端を揺動可能に
枢着され起伏して作業床を昇降させるスイングアーム
と、該スイングアームを横方向から支え伸縮して上記ス
イングアームを起伏させるシリンダとを備えた構成を特
徴とする。
【0006】また、本発明に係る作業床装置は、一端を
揺動可能に枢着され起伏して作業床を昇降させるスイン
グアームと、該スイングアームを横方向から支え伸縮し
て上記スイングアームを起伏させるシリンダとを備え、
上記スイングアームおよび上記シリンダを台車を介して
走行可能に設けた構成を特徴とする。
【0007】
【作用】即ち、本発明に係る作業床装置においては、一
端を揺動可能に枢着され起伏して作業床を昇降させるス
イングアームを横方向からシリンダが支え伸縮してスイ
ングアームを起伏させるようになっており、油圧などに
よりシリンダを伸縮させることによって作業床が昇降し
高さ、前後の位置が異なる2機種以上の例えば航空機に
おける主翼などの保守点検、修理などを行うことが可能
で、作業床の面積は主翼など面積が大きい大型の機種に
対応して設定しておけばよく、作業床を大幅に小型化す
ることができる。また、作業床の昇降手段としてスイン
グアームによる平行リンクを採用したことにより機構が
簡単で故障も少なく、作業床装置の保守点検、修理など
が容易に行える。
【0008】また、本発明に係る作業床装置において
は、一端を揺動可能に枢着され起伏して作業床を昇降さ
せるスイングアームを横方向からシリンダが支え、伸縮
してスイングアームを起伏させるとともに、スイングア
ームおよびシリンダが台車を介して走行可能に設けられ
ており、油圧などによりシリンダを伸縮させることによ
って作業床が昇降し高さ、前後の位置が異なる2機種以
上の例えば航空機における主翼などの保守点検、修理な
どを行うことが可能で、作業床の面積は主翼など面積の
大きい大型の機種に対応して設定しておけばよく、作業
床を大幅に小型化することができる。また、作業床の昇
降手段としてスイングアームによる平行リンクを採用し
たことにより機構が簡単で故障も少なく、作業床装置の
保守点検、修理などが容易に行える。また、スイングア
ームおよびシリンダを台車を介して走行可能に設けたこ
とにより作業床の設置位置がずれた場合でも作業床の位
置を容易に修正することができて作業能率や汎用性など
が大幅に向上する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る作業床(足
場)の説明図、図2は本発明の他の実施例に係る作業床
(足場)の説明図である。図1において、本実施例に係
る作業床は航空機の主翼の保守点検、修理などに使用さ
れるもので、格納庫内に設置されており、主翼の点検、
修理などに使用する作業床5の足場面積を大型機種の主
翼に対応した長さおよび幅で製作するとともに、昇降手
段として作業床5の前後を一対の平行リンクで支承し、
油圧シリンダ7を伸縮させてこの平行リンクを揺動させ
昇降させることにより、高さや前後の位置などが異なる
複数機種の主翼を点検、修理することができるようにな
っている。即ち、本作業床は同図(a)に示すように格
納庫のフロア1上に取付けたブラケット2a,2bのピ
ン3を介して揺動可能に1対のスイングアーム4a,4
bを具え、このスイングアーム4a,4bの上端部で作
業床5を支承させている。スイングアーム4bにはフロ
ア1に取付けたブラケット6でピン支持された油圧シリ
ンダ7のヘッド部が係合している。図における符号8は
作業床5の最下降位置を規制する台座フレーム、9は作
業者の安全を確保する手摺である。スイングアーム4
a,4bは油圧シリンダ7を伸長させることにより同図
(b)に実線で示すように揺動して上昇し、上死点位置
を僅かに通過した位置でスイングアーム4a,4bの上
端面Pによりパッド10を介して作業床5の下面を支承
するように設定されている。また、油圧シリンダ7を収
縮させることにより一点鎖線で示すように揺動して下降
し、作業床5はパッド10を介して台座フレーム8によ
り支持されるようになっている。
【0010】本作業床を使用して主翼の点検、修理を行
う場合は、平行リンクによる油圧式のスイングアーム4
a,4bにより支承された作業床5を上昇させるととも
に、機体の後方(図における右側)へ移動させる。これ
により、同図(a)に示すようにスイングアーム4a,
4bにより上限の位置で機体Aの主翼に、また下限の位
置で他の機体Bの主翼にそれぞれ対応させることがで
き、主翼の高さ、前後方向の位置が異なる2機種の航空
機A,Bに対しても長さLO の短い作業床5により両機
種の点検、修理を行うことが可能である。
【0011】なお、図2に示すように作業床5を台座フ
レーム8、ブラケット2a,2b、ブラケット6などを
介し、格納庫のフロア1上を走行輪11により走行して
移動可能に構成された台車12上に設置してもよく、搬
入した航空機の停機位置がずれるなどの場合でも作業床
5の位置を容易に補正することができ、また航空機によ
っては2機種以上の複数種の機体に対して点検、修理が
可能で、作業能率、汎用性などを大幅に向上させること
ができる。なお、台車12の走行輪11は前後乃至左右
へ方向転換して走行することができるようになってい
る。
【0012】従来の作業床(足場)においては作業床の
昇降手段として略垂直に昇降するシザーズ式を採用して
おり、格納庫内で主翼の点検、修理などを行う際は航空
機の駐機する位置が決められているため、主翼の高さや
前後の位置などが異なる2機種以上の航空機に兼用して
機体Aまたは機体Bを点検、修理する場合には、両機体
A,Bの主翼の高さおよび前後の位置に対応する長さお
よび横幅を持つ作業床が必要になる。従って、作業床を
前側或いは後側に不要なスペースを持つ大型なものにし
なければならず、油圧シリンダをはじめリンクその他の
設備や駆動装置などが大きくなってしまう。また、昇降
装置が油圧によるシザーズ式であるため、リンク部など
の構造が複雑になっており、設備の建設費が大幅に高騰
するとともに、作業床の保守点検、修理が煩雑で、維持
費(ランニングコスト)も高くなるなどの不具合がある
が、上述の各作業床においてはこれらの課題に対処する
ために作業床5の足場面積を大型機種の主翼に対応した
長さLO および幅で製作するとともに、昇降手段として
作業床5の前後を一対の平行リンクで支承し、油圧シリ
ンダ7を伸縮させてこの平行リンクを揺動させ昇降させ
ることにより、高さや前後の位置などが異なる複数機種
の主翼を点検、修理することができるようになってい
る。また、このような作業床5をフロア1上を移動可能
にした台車12上に設置することによって作業性、汎用
性を向上することができるようになっており、油圧シリ
ンダ7を伸縮させることによって主翼の高さや前後の位
置が異なる2機種以上の主翼の点検、修理が可能であ
る。また、作業床5は面積を主翼の面積が大きい大型の
航空機に対応して設定しておけばよく、作業床5を大幅
に小型化することができる。また、昇降手段を油圧によ
るスイングアーム方式として平行リンクを採用したこと
により、機構が簡単で故障も少なく保守のための点検、
修理が容易に行える特徴があり、小型化と合わせて建設
費、維持費(ランニングコスト)を大幅に低減させるこ
とが可能である。即ち、作業床5を主翼が広いために広
い点検、修理用の足場(作業床5)を必要とする機種に
合わせた面積にしておくことにより主翼が広い他機種へ
も対応することができ、作業床5の面積を従来の作業床
に比べてはるかに小さくすることができる。また、従来
の作業床におけるシザーズ方式による昇降手段と比較し
てリンク部の構造が簡単になり、作業床における保守、
点検、修理などの維持管理が容易になる。
【0013】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に於
いて種々変更を加え得るもので、例えば航空機以外にも
適用することができ、また屋外にも設置することなども
可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る作業床装置は前記のように
構成されており、作業床を小型化することができ、また
作業床装置の保守点検、修理などが容易に行えるので、
作業床装置における建設費が低減するとともにランニン
グコストも軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係る作業床の
正面図、同図(b)はその作用説明図である。
【図2】図2は本発明の他の実施例に係る作業床の正面
図である。
【図3】図3は従来の作業床の正面図である。
【符号の説明】
1 フロア 2a ブラケット 2b ブラケット 3 ピン 4a スイングアーム 4b スイングアーム 5 作業床 6 ブラケット 7 油圧シリンダ 8 台座フレーム 9 手摺 10 パッド 11 走行輪 12 台車 LO 作業床の長さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を揺動可能に枢着され起伏して作業
    床を昇降させるスイングアームと、該スイングアームを
    横方向から支え伸縮して上記スイングアームを起伏させ
    るシリンダとを備えたことを特徴とする作業床装置。
  2. 【請求項2】 上記スイングアームおよび上記シリンダ
    を台車を介して走行可能に設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の作業床装置。
JP6267102A 1994-10-31 1994-10-31 作業床装置 Withdrawn JPH08127398A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6267102A JPH08127398A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 作業床装置

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JP6267102A JPH08127398A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 作業床装置

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JPH08127398A true JPH08127398A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17440092

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6267102A Withdrawn JPH08127398A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 作業床装置

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JP (1) JPH08127398A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100481051B1 (ko) * 2005-01-13 2005-04-07 주식회사 탑건축사사무소 건축물 벽체 시공을 위한 유압 작동식 안전 발판 가대높낮이 조정 구조
US8733738B2 (en) 2009-04-30 2014-05-27 Korea Aerospace Industries, Ltd. Universal platform and aircraft assembly method using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100481051B1 (ko) * 2005-01-13 2005-04-07 주식회사 탑건축사사무소 건축물 벽체 시공을 위한 유압 작동식 안전 발판 가대높낮이 조정 구조
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115