JPH08127297A - ブレーキランプ付バンパー - Google Patents
ブレーキランプ付バンパーInfo
- Publication number
- JPH08127297A JPH08127297A JP26675494A JP26675494A JPH08127297A JP H08127297 A JPH08127297 A JP H08127297A JP 26675494 A JP26675494 A JP 26675494A JP 26675494 A JP26675494 A JP 26675494A JP H08127297 A JPH08127297 A JP H08127297A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- brake
- led lamps
- synthetic resin
- lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ブレーキランプとして視認性の高い、しかも構
造が簡単なブレーキランプ付バンパーを提供する。 【構成】自動車の後部に装着され、複数の透明なビーズ
が混入された半透明もしくは透明な合成樹脂からなるバ
ンパー本体と、そのバンパー本体内に埋め込まれた複数
のＬＥＤランプと、その自動車のブレーキの作動に連動
してそのＬＥＤランプを発光させるための駆動回路とか
らなる。
造が簡単なブレーキランプ付バンパーを提供する。 【構成】自動車の後部に装着され、複数の透明なビーズ
が混入された半透明もしくは透明な合成樹脂からなるバ
ンパー本体と、そのバンパー本体内に埋め込まれた複数
のＬＥＤランプと、その自動車のブレーキの作動に連動
してそのＬＥＤランプを発光させるための駆動回路とか
らなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の後部に装着さ
れるバンパーおよびブレーキランプに関する。
れるバンパーおよびブレーキランプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車の後部に設けられているバ
ンパーおよびブレーキランプは、それぞれ独立した構造
となっており、その取付位置も異なっている。
ンパーおよびブレーキランプは、それぞれ独立した構造
となっており、その取付位置も異なっている。
【０００３】このブレーキランプは、トンネルの中や夜
間に点灯する後尾灯と兼用して用いられている。この兼
用の構造のものでは、後尾灯の点灯とブレーキランプの
点灯とを区別するために、ブレーキを踏んだ場合、ブレ
ーキランプの光度が後尾灯の光度の５倍以上の光度増が
あるように構成されている。しかし、これらのランプの
取付位置が同じであるため、完全な視認性を得ることは
難しく、ドライバーの注意を促すことができない場合も
あり、危険が生じる恐れがある。この点を補うために、
従来ではブレーキを踏むと光るライトや人形等を後部座
席に後付けで設置する等の工夫がなされていた。
間に点灯する後尾灯と兼用して用いられている。この兼
用の構造のものでは、後尾灯の点灯とブレーキランプの
点灯とを区別するために、ブレーキを踏んだ場合、ブレ
ーキランプの光度が後尾灯の光度の５倍以上の光度増が
あるように構成されている。しかし、これらのランプの
取付位置が同じであるため、完全な視認性を得ることは
難しく、ドライバーの注意を促すことができない場合も
あり、危険が生じる恐れがある。この点を補うために、
従来ではブレーキを踏むと光るライトや人形等を後部座
席に後付けで設置する等の工夫がなされていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来技術では、ライトや人形等を後付けで設置することに
より、ドライバーの注意を促すようにしているものの、
これらの部品をブレーキランプと別途に取り付けること
は、手間であった。また、こうした手段を用いてもブレ
ーキを踏んでいることを周囲に知らせる手段として、全
ての角度からは視認できないなどの問題もあり、ブレー
キランプとしてさらに機能性の向上が望まれている。
来技術では、ライトや人形等を後付けで設置することに
より、ドライバーの注意を促すようにしているものの、
これらの部品をブレーキランプと別途に取り付けること
は、手間であった。また、こうした手段を用いてもブレ
ーキを踏んでいることを周囲に知らせる手段として、全
ての角度からは視認できないなどの問題もあり、ブレー
キランプとしてさらに機能性の向上が望まれている。
【０００５】本発明はこれらの問題点を解決するために
なされたもので、ブレーキランプとして視認性の高い、
しかも構造が簡単なブレーキランプ付バンパーを提供す
ることを目的とする。
なされたもので、ブレーキランプとして視認性の高い、
しかも構造が簡単なブレーキランプ付バンパーを提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のブレーキランプ付バンパーは、自動車の後
部に装着されるバンパーであって、半透明もしくは透明
の合成樹脂からなるバンパー本体と、そのバンパー本体
内に埋め込まれた複数のＬＥＤランプと、当該自動車の
ブレーキの作動に連動してそのＬＥＤランプを発光させ
るための駆動回路とからなるとともに、上記合成樹脂に
は、複数の透明なビーズが混入されていることによって
特徴づけられている。
め、本発明のブレーキランプ付バンパーは、自動車の後
部に装着されるバンパーであって、半透明もしくは透明
の合成樹脂からなるバンパー本体と、そのバンパー本体
内に埋め込まれた複数のＬＥＤランプと、当該自動車の
ブレーキの作動に連動してそのＬＥＤランプを発光させ
るための駆動回路とからなるとともに、上記合成樹脂に
は、複数の透明なビーズが混入されていることによって
特徴づけられている。
【０００７】
【作用】本発明のブレーキランプ付バンパーは、ブレー
キランプとバンパーの機能を兼ね備えたものになる。
キランプとバンパーの機能を兼ね備えたものになる。
【０００８】まず、ブレーキが踏まれると、駆動回路は
各ＬＥＤランプに電圧を供給して、各ＬＥＤランプを発
光させる。そして、この各ＬＥＤから放射される光は、
バンパー本体を構成する合成樹脂内に混入されている複
数の透明なビーズにより散乱され、この散乱効果により
バンパーの表面全体は均一に面発光した状態となり、あ
らゆる角度からの視認が可能となる。また、これらのＬ
ＥＤが合成樹脂内に封止されていることにより、各ＬＥ
Ｄは外界から保護されるとともに、耐候性および防水性
を確保することができる。
各ＬＥＤランプに電圧を供給して、各ＬＥＤランプを発
光させる。そして、この各ＬＥＤから放射される光は、
バンパー本体を構成する合成樹脂内に混入されている複
数の透明なビーズにより散乱され、この散乱効果により
バンパーの表面全体は均一に面発光した状態となり、あ
らゆる角度からの視認が可能となる。また、これらのＬ
ＥＤが合成樹脂内に封止されていることにより、各ＬＥ
Ｄは外界から保護されるとともに、耐候性および防水性
を確保することができる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明実施例の構成を示す説明図であ
り、図２はそのバンパーの断面図で、図３はその回路図
である。これらの図面を参照しながら、本発明実施例を
以下に説明する。
り、図２はそのバンパーの断面図で、図３はその回路図
である。これらの図面を参照しながら、本発明実施例を
以下に説明する。
【００１０】本発明のブレーキランプ付バンパーは、図
４に示すように、自動車の後部に装着されている。この
構成は、半透明もしくは透明の合成樹脂３からなるバン
パー本体１と、そのバンパー本体１内に埋め込まれた複
数のＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ 2 ・・Ｌn ）と、そのＬＥＤ
ランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）をこの自動車のブレーキ８
の作動に連動して発光させるための駆動回路２からな
る。このバンパー本体１を構成する合成樹脂３内には、
複数の透明なビーズ４が混入されている。このバンパー
本体１は一般的に使われているウレタン系の樹脂が成型
されたもので、内部には、図２に示すように、ＬＥＤ５
が収納できる大きさの穴１ａが形成されている。この穴
１ａ内にＬＥＤ５が収納された状態で、封止用樹脂部材
３ａによってその穴１ａの開口部部が封止されている。
４に示すように、自動車の後部に装着されている。この
構成は、半透明もしくは透明の合成樹脂３からなるバン
パー本体１と、そのバンパー本体１内に埋め込まれた複
数のＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ 2 ・・Ｌn ）と、そのＬＥＤ
ランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）をこの自動車のブレーキ８
の作動に連動して発光させるための駆動回路２からな
る。このバンパー本体１を構成する合成樹脂３内には、
複数の透明なビーズ４が混入されている。このバンパー
本体１は一般的に使われているウレタン系の樹脂が成型
されたもので、内部には、図２に示すように、ＬＥＤ５
が収納できる大きさの穴１ａが形成されている。この穴
１ａ内にＬＥＤ５が収納された状態で、封止用樹脂部材
３ａによってその穴１ａの開口部部が封止されている。
【００１１】このブレーキランプ装置の駆動回路は図３
に示すように、バンパー本体１内に埋め込まれた複数の
ＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）を駆動するための駆
動電源として、自動車用バッテリー６が用いられてい
る。この自動車用バッテリー６から供給された電圧は、
ＤＣ／ＤＣ変換器７によってＬＥＤ駆動用の電圧に変換
されるようになっている。また、このＤＣ／ＤＣ変換器
７とブレーキ８との間に接続されたフォトトランジスタ
９を介して各ＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）に電圧
が供給される構成となっている。
に示すように、バンパー本体１内に埋め込まれた複数の
ＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）を駆動するための駆
動電源として、自動車用バッテリー６が用いられてい
る。この自動車用バッテリー６から供給された電圧は、
ＤＣ／ＤＣ変換器７によってＬＥＤ駆動用の電圧に変換
されるようになっている。また、このＤＣ／ＤＣ変換器
７とブレーキ８との間に接続されたフォトトランジスタ
９を介して各ＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）に電圧
が供給される構成となっている。
【００１２】以上の構成の本発明実施例のブレーキラン
プ付バンパーの作用を、次に説明する。本実施例のブレ
ーキランプ付バンパーは、ブレーキランプとバンパーの
機能を兼ね備えたものになっている。
プ付バンパーの作用を、次に説明する。本実施例のブレ
ーキランプ付バンパーは、ブレーキランプとバンパーの
機能を兼ね備えたものになっている。
【００１３】まず、ブレーキ８が踏まれると、フォトト
ランジスタ９は‘ＯＮ’となり、各ＬＥＤランプ
（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）に、駆動電源である自動車用バッ
テリー６からの電圧が、ＤＣ／ＤＣ変換器７によってＬ
ＥＤ駆動用の電圧に変換された状態で供給され、各ＬＥ
Ｄランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）は点灯する。
ランジスタ９は‘ＯＮ’となり、各ＬＥＤランプ
（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）に、駆動電源である自動車用バッ
テリー６からの電圧が、ＤＣ／ＤＣ変換器７によってＬ
ＥＤ駆動用の電圧に変換された状態で供給され、各ＬＥ
Ｄランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）は点灯する。
【００１４】そして、この各ＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ2
・・Ｌn ）から放射される光は、バンパー本体１を構成す
る合成樹脂３内に混入されている複数の透明なビーズ４
により散乱され、この散乱効果によりバンパー１の表面
全体は均一に面発光した状態となり、あらゆる角度から
の視認が可能となる。また、これらのＬＥＤランプ（Ｌ
1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）が合成樹脂３内に封止されていること
により、各ＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）は外界か
ら保護されるとともに、耐候性および防水性を確保する
ことができる。この構成により、ブレーキが踏まれる
と、フォトトランジスタ９は‘ＯＮ’となり、各ＬＥＤ
ランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）に電流が流れ、点灯する。
・・Ｌn ）から放射される光は、バンパー本体１を構成す
る合成樹脂３内に混入されている複数の透明なビーズ４
により散乱され、この散乱効果によりバンパー１の表面
全体は均一に面発光した状態となり、あらゆる角度から
の視認が可能となる。また、これらのＬＥＤランプ（Ｌ
1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）が合成樹脂３内に封止されていること
により、各ＬＥＤランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）は外界か
ら保護されるとともに、耐候性および防水性を確保する
ことができる。この構成により、ブレーキが踏まれる
と、フォトトランジスタ９は‘ＯＮ’となり、各ＬＥＤ
ランプ（Ｌ1 ，Ｌ2 ・・Ｌn ）に電流が流れ、点灯する。
【００１５】本実施例では、合成樹脂の混入されるビー
ズは中空ビーズを用いたが、このように中空部があるビ
ーズに限ることなく、中空が形成されていない中実ビー
ズを用いてもよい。
ズは中空ビーズを用いたが、このように中空部があるビ
ーズに限ることなく、中空が形成されていない中実ビー
ズを用いてもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のブレーキラ
ンプ付バンパーによれば、自動車の後部に装着され、複
数の透明なビーズが混入された半透明もしくは透明な合
成樹脂からなるバンパー本体と、そのバンパー本体内に
埋め込まれた複数のＬＥＤランプと、その自動車のブレ
ーキの作動に連動してそのＬＥＤランプを発光させるた
めの駆動回路とからなる構成としたので、バンパーは均
一に面発光した状態となり、あらゆる角度からの視認が
可能となる。その結果、ブレーキランプとして視認性の
高いものとなり、しかも構造が簡単なため、製造も容易
である。さらにまた、ＬＥＤが合成樹脂内に封止されて
いることにより、各ＬＥＤは外界から保護されるととも
に、耐候性および防水性を確保することができる。
ンプ付バンパーによれば、自動車の後部に装着され、複
数の透明なビーズが混入された半透明もしくは透明な合
成樹脂からなるバンパー本体と、そのバンパー本体内に
埋め込まれた複数のＬＥＤランプと、その自動車のブレ
ーキの作動に連動してそのＬＥＤランプを発光させるた
めの駆動回路とからなる構成としたので、バンパーは均
一に面発光した状態となり、あらゆる角度からの視認が
可能となる。その結果、ブレーキランプとして視認性の
高いものとなり、しかも構造が簡単なため、製造も容易
である。さらにまた、ＬＥＤが合成樹脂内に封止されて
いることにより、各ＬＥＤは外界から保護されるととも
に、耐候性および防水性を確保することができる。
【図１】本発明実施例の構成を示す説明図
【図２】本発明実施例の要部断面図
【図３】本発明実施例の回路図
【図４】本発明実施例の外観斜視図
１・・・・バンパー ２・・・・駆動回路 ３・・・・合成樹脂 ４・・・・ビーズ ５・・・・ＬＥＤ ８・・・・ブレーキ
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車の後部に装着されるバンパーであ
って、半透明もしくは透明の合成樹脂からなるバンパー
本体と、そのバンパー本体内に埋め込まれた複数のＬＥ
Ｄランプと、当該自動車のブレーキの作動に連動してそ
のＬＥＤランプを発光させるための駆動回路とからなる
とともに、上記合成樹脂には、複数の透明なビーズが混
入されていることを特徴とするブレーキランプ付バンパ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26675494A JPH08127297A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | ブレーキランプ付バンパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26675494A JPH08127297A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | ブレーキランプ付バンパー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08127297A true JPH08127297A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17435249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26675494A Pending JPH08127297A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | ブレーキランプ付バンパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08127297A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2366610A (en) * | 2000-09-06 | 2002-03-13 | Mark Shaffer | Electroluminscent lamp |
| GB2392488A (en) * | 2002-08-29 | 2004-03-03 | Telectra Ltd | Illumination device |
| JPWO2003000524A1 (ja) * | 2001-06-21 | 2004-10-07 | 株式会社ワイ・コーポレーション | 発光装置付きワイパー |
| EP1286567A3 (de) * | 2001-07-31 | 2005-05-25 | Hella KGaA Hueck & Co. | Beleuchtungseinrichtung |
| US7019631B2 (en) | 2003-01-07 | 2006-03-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Indicator |
| PL423435A1 (pl) * | 2017-11-13 | 2019-05-20 | Chuptys Janusz Contissi | Zderzak do pojazdów |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26675494A patent/JPH08127297A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2366610A (en) * | 2000-09-06 | 2002-03-13 | Mark Shaffer | Electroluminscent lamp |
| JPWO2003000524A1 (ja) * | 2001-06-21 | 2004-10-07 | 株式会社ワイ・コーポレーション | 発光装置付きワイパー |
| JP4570869B2 (ja) * | 2001-06-21 | 2010-10-27 | 株式会社ワイ・コーポレーション | 発光装置付きワイパー |
| EP1286567A3 (de) * | 2001-07-31 | 2005-05-25 | Hella KGaA Hueck & Co. | Beleuchtungseinrichtung |
| GB2392488A (en) * | 2002-08-29 | 2004-03-03 | Telectra Ltd | Illumination device |
| GB2392488B (en) * | 2002-08-29 | 2006-09-20 | Telectra Ltd | Illumination device |
| US7220025B2 (en) | 2002-08-29 | 2007-05-22 | Beadlight Limited | Illumination device having optical particles for diffusing light |
| US7019631B2 (en) | 2003-01-07 | 2006-03-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Indicator |
| PL423435A1 (pl) * | 2017-11-13 | 2019-05-20 | Chuptys Janusz Contissi | Zderzak do pojazdów |
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