JPH08126636A - X線管駆動方法及びx線断層撮影装置 - Google Patents

X線管駆動方法及びx線断層撮影装置

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JPH08126636A
JPH08126636A JP6268956A JP26895694A JPH08126636A JP H08126636 A JPH08126636 A JP H08126636A JP 6268956 A JP6268956 A JP 6268956A JP 26895694 A JP26895694 A JP 26895694A JP H08126636 A JPH08126636 A JP H08126636A
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ray
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治夫 黒地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転陽極X線管に異常が発生した場合であっ
ても、冷却用のオイルを流出させることのないX線管駆
動方法及びX線断層撮影装置を実現することである。 【構成】X線管をガントリ回転部上に配置し、ガントリ
回転部を回転させつつX線の照射を行うX線断層撮影装
置であって、X線管のX線照射に必要な高圧を発生し、
X線管に異常が発生した時にはエラー信号を発生するX
線管駆動部20と、回転制御信号に応じてガントリ回転
部の回転状態を制御し、停止制御信号に応じた位置でX
線管を停止するようにガントリ回転部の回転を制御する
ガントリコントローラ9と、ガントリ回転部の回転制御
のための回転制御信号,X線管を所定の停止位置で停止
させる停止制御信号及びX線管駆動部からのエラー信号
を受けてX線照射窓が上向きになる位置でX線管を停止
させる異常時停止制御信号を発生してガントリコントロ
ーラに供給するシステム制御器14と、を有するX線断
層撮影装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線管駆動方法及びX線
断層撮影装置に関し、特に、回転陽極X線管を用いたX
線管駆動方法及びX線断層撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人体の内部における病変等を知るため
に、X線を照射して、その透過X線を検出して透過率の
相違から人体内部の構造,病変等を検知する方法が用い
られており、特に、人体の断層像を得るための装置とし
てX線CT(Computer Tomography )が用いられてい
る。
【0003】X線CTの構成の一例を図3に示す。この
図3において、X線管1はX線を発生し、X線管1から
出射されるX線はコリメータ2を経て被検体3を透過
し、検出器4で検出される。検出器4で検出されたデー
タはデータ収集装置5で増幅,積分等の処理を受け、A
D変換された後、データ処理装置6で処理され画像再構
成される。ガントリ7はX線管1,コリメータ2,検出
器4を搭載し、中央の開口に被検体3を収容している。
そして、ガントリ7の回転部上に配置されたX線管1お
よび検出器4は一体となって被検体3の周囲を回転す
る。
【0004】表示装置8は画像再構成されたデータによ
る断層像等を画像表示するものである。ガントリコント
ローラ9はガントリ7の回転部の回転運動,停止動作の
制御を行う。X線制御器10は高圧発生器11を制御し
てX線管1に高圧を供給させると共に、回転陽極制御器
12を制御してX線管1の陽極の制御を行う。尚、X線
制御器10,高圧発生器11,回転陽極制御器12がX
線管駆動部を構成している。
【0005】システム制御器14は操作コンソール13
によりオペレータとのコミュニケーションを行い、デー
タ処理装置6の動作を制御し、ガントリコントローラ及
びX線制御器10の動作を制御する等、断層撮影に関す
る統一的な制御を行うものである。
【0006】図4はX線管1の一例の構造図であり、図
5はX線管1をハウジング1kに納めた状態を示す構造
図である。以下に主要部のみの説明を簡単に行う。これ
ら図4及び図5において、ガラス管1aは以下の各部を
収容して気密を保たせるためのガラス製の管である。ア
ノード(anode )1bには正の高電圧が印加されてお
り、カソード(cathode )1cに取り付けられているフ
ィラメントからの熱電子はアノード1bに吸引される。
そして、この電子の衝突によりアノード1bからX線が
放出される。また、電子の衝突によるアノード1bの過
熱を防止するために、カソード1bはターゲット面が回
転する回転陽極になっている。そして、アノード1aは
シャフト1dをベアリング1e,1fによって回転自在
に保持されている。また、シャフト1dの周囲にはロー
タースリーブ(rotor sleeve)1gが設けられておりモ
ータの回転子を構成しており、このロータースリーブ1
gの外側(ガラス管1aの外側)には固定子を構成する
ステーターコイル(stator coil )1hが配置され、ガ
ラス管1aを挟んだ状態でモーターを形成している。そ
して、X線管1はハウジング1k内の所定の位置に載置
され、ハウジング1kとガラス管1aとの間の空間には
オイル1jが充填されている。
【0007】このような回転陽極型の構成のX線管で
は、アノード1bはカソード1cからの熱電子の衝突を
受け、その電子の衝突エネルギーの一部をX線に変換し
てガラス管1a及び透明プラスチック製のX線照射窓1
iを経由して図の下方のX線管1の回転中心の方向に照
射する。
【0008】この時、電子の衝突エネルギーの大半は熱
となり、X線管1の温度を上昇させるが、X線管1には
使用可能な最高温度がある。このため、通常、X線管1
はオイル1j入りのハウジング1k内に設置され、X線
管1全体の冷却と放熱とをハウジング1k内のオイル1
jとハウジング1k外のラジエータ1mとにより適宜に
行うようになっている。尚、このオイル1jは放熱のた
め以外に、ハウジング1k内で耐電圧を一定に保つため
にも重要である。
【0009】また、ラジエータ1mで放熱を行う以外
に、オイル1jをハウジング1k外に循環させてから冷
却を行う装置も存在している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような回転陽極
X線管を用いたX線断層撮影装置において、休止時(ガ
ントリ回転部の停止時)には放熱効率を第一に考えて、
X線管1が時計の0時の位置(以下、0時の位置とい
う)に停止するように制御している。これにより、X線
照射窓1iは下向きになり、ラジエータ1mの放熱フィ
ンは上向きになる。従って、ラジエータ1mで温められ
た空気がX線断層撮影装置の天板の通気穴等から排出さ
れ易くなり、放熱効率が良くなる。
【0011】ところで、上述の回転陽極X線管ではアノ
ード1bが10000r.p.m.以上で回転しており、希に
このアノード1bが破損して飛散する故障が発生するこ
とがある。この場合、飛散物がガラス管1aを壊し、更
にハウジング1kのX線照射窓1iを壊す可能性もあ
る。
【0012】このような故障が発生した場合には、X線
制御器10が何等かのエラーを検出してエラー信号を発
生するので、システム制御器14はガントリコントロー
ラ9を介してガントリ回転部の回転を停止させる。
【0013】このガントリ回転部の停止により、既に説
明したようにX線管1は0時の位置で停止する。この場
合、X線照射窓1iは回転中心を向いているので、下向
きになっている。
【0014】従って、若しX線照射窓1iが破損した場
合にはオイル1jが流出することになる。このオイル1
jは他の部材(ガントリ回転部や検出器4等)に掛かる
ことになり、清掃作業が面倒である。また、ハウジング
1k内のオイル1jについても、純度を保ち、かつ気泡
を発生しない状態に戻すまでのオイル注入作業が非常に
面倒なものである。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、回転陽極X線管に異常が発生した場合
であっても、冷却用のオイルを流出させることのないX
線管駆動方法及びX線断層撮影装置を実現することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する第
1の手段は、回転陽極X線管をガントリ回転部上に配置
し、ガントリ回転部を回転させつつX線の照射を行うX
線管駆動方法であって、前記X線管に異常が検出された
時には前記X線管のX線照射窓が上向きになるようにガ
ントリ回転部を停止させることを特徴とするX線管駆動
方法である。
【0017】また、前記の課題を解決する第2の手段
は、X線管をガントリ回転部上に配置し、ガントリ回転
部を回転させつつX線の照射を行うX線断層撮影装置で
あって、回転制御信号と停止制御信号とに応じてガント
リ回転部の回転状態と停止位置とを制御するガントリコ
ントローラと、ガントリ回転部の回転制御のための回転
制御信号及びX線管の正常時には所定の停止位置で停止
させX線管の異常時にはX線照射窓が上向きになる位置
でX線管を停止させる停止制御信号を発生してガントリ
コントローラに供給するシステム制御器と、を有するこ
とを特徴とするX線断層撮影装置である。
【0018】また、前記の課題を解決する第3の手段
は、X線管をガントリ回転部上に配置し、ガントリ回転
部を回転させつつX線の照射を行うX線断層撮影装置で
あって、X線管のX線照射に必要な高圧を発生し、X線
管に異常が発生した時にはエラー信号を発生するX線管
駆動部と、回転制御信号と停止制御信号とに応じてガン
トリ回転部の回転状態と停止位置とを制御するガントリ
コントローラと、ガントリ回転部の回転制御のための回
転制御信号,X線管を所定の停止位置で停止させる停止
制御信号及びX線管駆動部からのエラー信号を受けてX
線照射窓が上向きになる位置でX線管を停止させる異常
時停止制御信号を発生してガントリコントローラに供給
するシステム制御器と、を有することを特徴とするX線
断層撮影装置である。
【0019】そして、前記の課題を解決する第4の手段
は、X線管をガントリ回転部上に配置し、ガントリ回転
部を回転させつつX線の照射を行うX線断層撮影装置で
あって、X線管のX線照射に必要な高圧を発生し、X線
管に異常が発生した時にはエラー信号を発生するX線管
駆動部と、回転制御信号に応じてガントリ回転部の回転
状態を制御し、X線管の停止位置を示す停止位置データ
を格納する停止位置記憶部を備え、停止制御信号及び外
部から与えられて停止位置記憶部に格納された停止位置
データに従ってX線管の停止位置を制御するガントリコ
ントローラと、ガントリ回転部の回転制御のための回転
制御信号,X線管を所定の停止位置で停止させる停止制
御信号及びX線管駆動部からのエラー信号を受けてX線
照射窓が停止位置データに示される所定の位置でX線管
を停止させる異常時停止制御信号を発生してガントリコ
ントローラに供給するシステム制御器と、を有すること
を特徴とするX線断層撮影装置である。
【0020】
【作用】課題を解決する第1の手段であるX線管駆動方
法において、システム制御器が回転制御信号と停止制御
信号とによりガントリ回転部の回転及び停止を制御し、
前記X線管に異常が検出された時には通常時の所定の停
止位置とは異なる停止位置(X線管のX線照射窓が上向
きとなる位置)でガントリ回転部を停止させる。これに
より、X線管のハウジングの照射窓が上向きになり、冷
却用のオイルの流出が防止される。
【0021】課題を解決する第2の手段であるX線断層
撮影装置において、回転制御信号に応じてガントリ回転
部の回転状態を制御し、停止制御信号に応じた位置でX
線管を停止するようにガントリ回転部の回転を制御して
おき、通常時にはX線管を所定の停止位置で停止させる
ような停止制御信号を発生し、X線管の異常時にはX線
照射窓が上向きになる位置でX線管を停止させるような
停止制御信号を発生してX線管の停止位置を制御する。
これにより、通常時には放熱を考慮した0時の位置にX
線管を停止させ、異常時にはオイル流出を防止するため
に6時の位置に停止させる。
【0022】課題を解決する第3の手段であるX線断層
撮影装置において、回転制御信号に応じてガントリ回転
部の回転状態を制御し、停止制御信号に従って所定位置
でX線管を停止するようにガントリ回転部の回転を制御
しておき、通常時にはX線管を所定の停止位置で停止さ
せるような停止制御信号を発生し、X線管の異常時には
X線照射窓が上向きになる位置でX線管を停止させるよ
うな異常時停止制御信号を発生してX線管の停止位置を
制御する。これにより、通常時には放熱を考慮した0時
の位置にX線管を停止させ、異常時にはオイル流出を防
止するために6時の位置に停止させる。この場合、通常
の停止制御信号とは別に異常時停止制御信号を設けるよ
うにしたことで、停止制御信号及び異常時停止制御信号
に停止角度データが不要になり、データ構成並びに信号
処理が簡略化できるようになる。
【0023】課題を解決する第4の手段であるX線断層
撮影装置において、回転制御信号に応じてガントリ回転
部の回転状態を制御し、停止制御信号に応じた所定位置
でX線管を停止するようにガントリ回転部の回転を制御
しておく。また、ガントリコントローラの停止位置記憶
部は異常時におけるX線管の停止位置を示す停止位置デ
ータを格納している。そして、X線管の異常時には、X
線管駆動部からのエラー信号と停止位置データとにより
X線照射窓が所定の向き(例えば、上向き)になる位置
でX線管を停止させる。この場合、通常の停止制御信号
とは別に異常時停止制御信号を設けるようにしたこと
で、停止制御信号及び異常時停止制御信号に停止角度デ
ータが不要になり、データ構成並びに信号処理が簡略化
できるようになる。また、停止位置記憶部を設けたこと
で、異常時の停止位置を任意の位置に変更することも可
能になる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例のX線断層撮影装
置の構成を示す構成図である。この図1において、回転
陽極X線管1はX線を発生し、この回転陽極X線管1か
ら出射されるX線はコリメータ2を経て被検体3を透過
し、検出器4で検出される。検出器4で検出されたデー
タはデータ収集装置5で増幅,積分等の処理を受け、A
D変換された後にデータ処理装置6で処理され画像再構
成される。ガントリ7は回転陽極X線管1,コリメータ
2,検出器4を搭載し、中央の開口に被検体3を収容し
ている。そして、ガントリ7の回転部上に配置されたX
線管1,検出器4等は一体となって被検体3の周囲を回
転するよう構成されている。表示装置8はデータ処理装
置6で画像再構成された断層像等を画像表示するもので
ある。
【0025】ガントリコントローラ9はシステム制御器
14の制御を受けてガントリ7の姿勢制御及び回転運動
の制御を行うものである。X線制御器10は高圧発生器
11を制御してX線管1に高圧を供給させると共に、回
転陽極制御器12を制御してX線管1の陽極の制御を行
う。
【0026】システム制御器14は操作コンソール13
によりオペレータとのコミュニケーションを行い、デー
タ処理装置6の動作を制御し、後述するX線制御及びガ
ントリ7の動作を制御する等、断層撮影に関する統一的
な制御を行うものである。尚、このシステム制御器14
は、プログラムが搭載されたコンピュータ装置若しくは
処理プロセッサ等のソフトウェア,ハードウェア,ファ
ームウェアにより構成されている。
【0027】このように構成したX線断層撮影装置の動
作について、図2のフローチャートを用いて説明を行
う。尚、図2はシステム制御器14からガントリコント
ローラ9に対する命令発生の様子を示すフローチャート
になっている。
【0028】システム制御器14は操作コンソール13
のスイッチの状態を定期的に監視しており、操作者によ
り操作コンソール13の撮影開始のボタン(スイッチ)
が押されるまで待機している(図2ステップ)。ここ
で、操作コンソール13の撮影開始ボタンが押下された
とすると、システム制御器14は回転制御信号をガント
リコントローラ9に対して出力する(図2ステップ
)。この要求を受けたガントリコントローラ9は回転
部を回転させてX線管1および検出器4を回転駆動す
る。そして、システム制御器14の指示より周知の方法
でX線の照射及びデータの収集並びにデータ処理が実行
される。
【0029】また、システム制御器14はエラー発生を
監視しており、特に高圧発生器11からのエラー信号を
監視している。エラーが発生していなければ、ガントリ
7の回転部は回転を続ける。このとき、ポジションセン
サ9bの検知結果をガントリコントローラ9を介して受
けたシステム制御器14はガントリ7の回転部の回転角
度を計算している。
【0030】そして、ポジションセンサ9bからの検知
結果を受けてガントリ7の回転部が所定の回転角度に達
したことをシステム制御器14が知った時点(図2ステ
ップ)でガントリコントローラ9に対して停止制御信
号を出力する(図2ステップ)。この停止制御信号を
受けたガントリコントローラ9はガントリ回転部を所定
の停止位置に停止させる。通常時においては、停止位置
は放熱の効率の良い0時の位置(X線管1がガントリ回
転部の最上位置になるような位置)である。これによ
り、停止状態においても、X線管1のラジエータ1mが
上向きになり、また、X線管1が装置の天板に近接す
る。従って、ラジエータ1mで温められた空気がX線断
層撮影装置の天板の通気穴等から排出され易くなり、放
熱効率が良くなる。
【0031】また、ガントリ7の回転部が回転中におい
てX線管1に何等かの異常が発生した場合、高圧発生器
11からエラー信号が出力される(図2ステップ)。
例えば、X線管1で過電流が流れた場合や、過小電圧が
検出された場合などが該当する。このエラー信号を受け
たシステム制御器14はガントリコントローラ9に対し
て異常時停止制御信号を出力する(図2ステップ)。
【0032】この停止制御信号を受けたガントリコント
ローラ9はガントリ回転部を通常の0時の位置とは異な
る停止位置に停止させる。異常時においては、停止位置
は放熱の効率の良い0時の位置ではなく、X線管1のX
線照射窓1iが上向きとなる6時の位置(X線管1がガ
ントリ回転部の最下位置になるような位置)である。こ
れにより、異常時停止状態においても、X線管1のX線
照射窓1iが上向きになり、このX線照射窓1iが破損
したとしてもオイルが流出する心配はなくなる。また、
この停止以後はX線管1は使用されない(すなわち、発
熱しない)ので、放熱の心配はない。
【0033】尚、この場合にシステム制御器14からガ
ントリコントローラ9に対して出力される異常時停止制
御信号は装置の構成によって各種の内容が考えられる。 :例えば、停止制御信号が停止命令データと停止角度
データ(例えば、通常は0時の位置を示す0°のデータ
等)とから構成されている場合には、停止命令データと
共に、停止角度として6時の位置を示す180°のデー
タで構成する。この場合は、見掛け上は通常の停止制御
信号と同じであり、停止角度データの内容のみが異なる
値になる。
【0034】:また、単に通常時には単に停止命令デ
ータだけでガントリコントローラ9がX線管1を0時の
位置に停止させているような場合には、通常の停止制御
信号以外に異常時停止制御信号として停止命令データと
共にエラー発生を示すフラグ若しくはデータを出力する
ようにする。このような異常時専用の信号により、ガン
トリコントローラ9がX線管1を6時の位置に停止させ
るようにすることも可能である。このような構成の場
合、上述の停止角度データが不要になり、データ構成並
びに処理が簡略化される利点を有する。
【0035】:また、この場合、高圧発生器11から
のエラー信号をガントリコントローラ9に直接通知する
ような構成にし、ガントリコントローラ9が停止位置を
決定することも可能である。このような構成の場合、エ
ラー信号がシステム制御器14を経由することなく直接
ガントリコントローラ9に伝達されるので、処理時間が
短縮される利点を有している。
【0036】−a:そして、以上の若しくはの変
形例として、ガントリコントローラ9内に停止位置デー
タを格納する停止位置記憶部(メモリ,レジスタまたは
バッファ等)を設けておいて、この停止位置データを書
換え可能に構成しておく。従って、異常時停止制御信号
を受けたガントリコントローラ9は、この停止位置デー
タに示される位置にX線管を停止させるようにする。従
って、この停止位置データを書き換えることで、異常時
の停止位置を任意の位置とすることができる。
【0037】−b:また、停止位置記憶部には異常時
の停止位置を複数格納しておいて、各停止位置データに
アドレスを付加しておくようにする。そして、異常時停
止制御信号が、停止位置データのアドレスを指定するこ
とで複数の予め定められた停止位置のいずれかを選択す
ることも可能である。この場合、異常の内容に応じてシ
ステム制御器14が判断するようにすることが可能であ
る。従って、異常の内容(X線照射窓1iが破損したか
否か等)に応じて停止位置を選択でき、放熱やオイル漏
れ防止等で優先すべき内容に応じた停止位置を選択出来
るようになる。
【0038】−c:また、上述の−bの変形例とし
て、停止位置記憶部には異常時の停止位置のみらなず、
正常時の停止位置をも記憶するようにしておいて、同様
に停止位置データのアドレスにより選択することも可能
である。この場合には、正常時にも異常時にも同様な停
止位置データのアドレスを含む停止制御信号になり、信
号構成が簡略化できる利点を有している。
【0039】−d:尚、以上の−b及び−cの変
形例として、停止位置記憶部に記憶される停止位置デー
タを単一のデータとしておくことも考えられる。この場
合、停止制御信号は正常時も異常時も同じ内容とする。
そして、例えば通常は正常時の停止位置データを格納し
ておいて、エラー時にはシステム制御器14が停止位置
データを異常時用の内容に書き換えるようにする。これ
により、ガントリコントローラ9は書き換えられた異常
時の停止位置データに従って、所定の停止位置(X線照
射窓1iが上向きになるような位置等)にX線管を停止
させるようにする。従って、この場合も、異常の内容
(X線照射窓1iが破損したか否か等)に応じて停止位
置を選択でき、放熱やオイル漏れ防止等で優先すべき内
容に応じた停止位置を選択出来るようになる。更に、停
止制御信号の信号構成や停止位置記憶部の構成が簡略化
できる利点を有している。
【0040】以上詳細に説明したように、回転陽極X線
管に異常が検出された時には前記X線管のX線照射窓が
上向きになるようにガントリ回転部を停止させるX線管
駆動方法及びX線断層撮影装置によれば、X線管1のX
線照射窓1iが上向き状態で停止しており、このX線照
射窓1iが破損したとしてもハウジング1k内のオイル
が流出する心配はなくなる。
【0041】また、回転陽極X線管をガントリ回転部上
に配置し、ガントリ回転部を回転させつつX線の照射を
行うX線断層撮影装置であって、回転制御信号と停止制
御信号とに応じてガントリ回転部の回転状態と停止位置
とを制御するガントリコントローラと、ガントリ回転部
の回転制御のための回転制御信号及びX線管の正常時に
は所定の停止位置で停止させX線管の異常時にはX線照
射窓が上向きになる位置でX線管を停止させる停止制御
信号を発生してガントリコントローラに供給するシステ
ム制御器とを有するX線断層撮影装置によれば、X線管
の異常時にはX線管1のX線照射窓1iが上向き状態で
停止しており、このX線照射窓1iが破損したとしても
ハウジング1k内のオイルが流出する心配はなくなる。
また、システム制御器14から異常時用の停止制御信号
をガントリコントローラ9に通知することにより異常時
の停止制御を行うので、従来の装置と比較して構造や制
御が複雑化することもない。
【0042】また、X線管をガントリ回転部上に配置
し、ガントリ回転部を回転させつつX線の照射を行うX
線断層撮影装置であって、X線管のX線照射に必要な高
圧を発生し、X線管に異常が発生した時にはエラー信号
を発生するX線管駆動部と、回転制御信号と停止制御信
号とに応じてガントリ回転部の回転状態と停止位置とを
制御するガントリコントローラと、ガントリ回転部の回
転制御のための回転制御信号,X線管を所定の停止位置
で停止させる停止制御信号及びX線管駆動部からのエラ
ー信号を受けてX線照射窓が上向きになる位置でX線管
を停止させる異常時停止制御信号を発生してガントリコ
ントローラに供給するシステム制御器とを有するX線断
層撮影装置によれば、X線管の異常時には異常時停止制
御信号によりガントリコントローラ9を介してX線管1
のX線照射窓1iが上向き状態でガントリ回転部を停止
させており、このX線照射窓1iが破損したとしてもハ
ウジング1k内のオイルが流出する心配はなくなる。ま
た、システム制御器14から異常時停止制御信号をガン
トリコントローラ9に通知することにより異常時の停止
制御を行うので、従来の装置と比較して構造や制御が複
雑化することもない。
【0043】また、X線管をガントリ回転部上に配置
し、ガントリ回転部を回転させつつX線の照射を行うX
線断層撮影装置であって、X線管のX線照射に必要な高
圧を発生し、X線管に異常が発生した時にはエラー信号
を発生するX線管駆動部と、ガントリ回転部の回転制御
のための回転制御信号とX線管を所定の停止位置で停止
させる停止制御信号とを発生するシステム制御器と、シ
ステム制御器からの回転制御信号と停止制御信号とに応
じてガントリ回転部の回転状態を制御し、X線管駆動部
からのエラー信号を受けたときにはX線照射窓が上向き
になる位置でX線管を停止させるガントリコントローラ
と、を有するX線断層撮影装置によれば、X線管1のX
線照射窓1iが上向きになるようにしてエラー信号を受
けたガントリコントローラ9がガントリ回転部を停止さ
せており、このX線照射窓1iが破損したとしてもハウ
ジング1k内のオイルが流出する心配はなくなる。ま
た、システム制御器14を介さずにエラー信号を直接ガ
ントリコントローラ9に通知することにより異常時の停
止制御を行うので、従来の装置と比較して制御を簡略化
でき、処理が速まる利点を有している。
【0044】そして、X線管をガントリ回転部上に配置
し、ガントリ回転部を回転させつつX線の照射を行うX
線断層撮影装置であって、X線管のX線照射に必要な高
圧を発生し、X線管に異常が発生した時にはエラー信号
を発生するX線管駆動部と、回転制御信号に応じてガン
トリ回転部の回転状態を制御し、X線管の停止位置を示
す停止位置データを格納する停止位置記憶部を備え、停
止制御信号及び外部から与えられて停止位置記憶部に格
納された停止位置データに従ってX線管の停止位置を制
御するガントリコントローラと、ガントリ回転部の回転
制御のための回転制御信号,X線管を所定の停止位置で
停止させる停止制御信号及びX線管駆動部からのエラー
信号を受けてX線照射窓が停止位置データに示される所
定の位置でX線管を停止させる異常時停止制御信号を発
生してガントリコントローラに供給するシステム制御器
と、を有することを特徴とするX線断層撮影装置によれ
ば、X線管の異常時には異常時停止制御信号を受けたガ
ントリコントローラ9がX線管1のX線照射窓1iが停
止位置記憶部に記憶された停止位置データに示される所
定の位置(例えば、X線管1のX線照射窓1iが上向き
状態)でガントリ回転部を停止させており、このX線照
射窓1iが破損したとしてもハウジング1k内のオイル
が流出する心配はなくなる。また、システム制御器14
から異常時停止制御信号をガントリコントローラ9に通
知することにより異常時の停止制御を行うので、従来の
装置と比較して構造や制御が複雑化することもない。更
に、停止位置記憶部の記憶内容(停止位置データ)を書
き換えることで停止位置を変更することも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、回転陽極X
線管に異常が検出された時には前記X線管のX線照射窓
が上向きになるようにガントリ回転部を停止させるX線
管駆動方法に関する本発明によれば、X線管を覆うハウ
ジングのガラス窓が上向き状態で停止しており、回転陽
極X線管に異常が発生した場合であっても、冷却用のオ
イルを流出させることのないX線管駆動方法を実現する
ことができる。
【0046】また、ガントリ回転部の回転制御のための
回転制御信号及びX線管の正常時には所定の停止位置で
停止させX線管の異常時にはX線照射窓が上向きになる
位置でX線管を停止させる停止制御信号を発生してガン
トリコントローラに供給するシステム制御器とを有する
X線断層撮影装置によれば、X線管の異常時にはX線管
のX線照射窓が上向き状態で停止しており、回転陽極X
線管に異常が発生した場合であっても、冷却用のオイル
を流出させることのないX線断層撮影装置を実現するこ
とができる。
【0047】また、ガントリコントローラに対してエラ
ー時専用の停止制御信号やエラー信号を供給すること
で、X線管の異常時に迅速にX線管1のX線照射窓が上
向き状態で停止するようになる。
【0048】そして、X線管の停止位置を示す停止位置
データを書き換え可能に保持する停止位置記憶部を設け
ておいて、この停止位置データに従ってX線管の停止位
置を制御することで停止位置を任意の位置に制御するこ
とも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のX線断層撮影装置の構成を
示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例のX線撮影方法を示すフロー
チャートである。
【図3】従来のX線断層撮影装置の構成を示す構成図で
ある。
【図4】回転陽極X線管の概略構成を示す構成図であ
る。
【図5】回転陽極X線管をハウジングに収容した構成を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 回転陽極X線管 2 コリメータ 3 被検体 4 検出器 5 データ収集装置 6 データ処理装置 7 ガントリ 8 表示装置 9 ガントリコントローラ 13 操作コンソール 14 システム制御器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転陽極X線管をガントリ回転部上に配
    置し、ガントリ回転部を回転させつつX線の照射を行う
    X線管駆動方法であって、 前記X線管に異常が検出された時には前記X線管のX線
    照射窓が上向きになるようにガントリ回転部を停止させ
    ることを特徴とするX線管駆動方法。
  2. 【請求項2】 X線管をガントリ回転部上に配置し、ガ
    ントリ回転部を回転させつつX線の照射を行うX線断層
    撮影装置であって、 回転制御信号と停止制御信号とに応じてガントリ回転部
    の回転状態と停止位置とを制御するガントリコントロー
    ラと、 ガントリ回転部の回転制御のための回転制御信号及びX
    線管の正常時には所定の停止位置で停止させX線管の異
    常時にはX線照射窓が上向きになる位置でX線管を停止
    させる停止制御信号を発生してガントリコントローラに
    供給するシステム制御器と、を有することを特徴とする
    X線断層撮影装置。
  3. 【請求項3】 X線管をガントリ回転部上に配置し、ガ
    ントリ回転部を回転させつつX線の照射を行うX線断層
    撮影装置であって、 X線管のX線照射に必要な高圧を発生し、X線管に異常
    が発生した時にはエラー信号を発生するX線管駆動部
    と、 回転制御信号と停止制御信号とに応じてガントリ回転部
    の回転状態と停止位置とを制御するガントリコントロー
    ラと、 ガントリ回転部の回転制御のための回転制御信号,X線
    管を所定の停止位置で停止させる停止制御信号及びX線
    管駆動部からのエラー信号を受けてX線照射窓が上向き
    になる位置でX線管を停止させる異常時停止制御信号を
    発生してガントリコントローラに供給するシステム制御
    器と、を有することを特徴とするX線断層撮影装置。
  4. 【請求項4】 X線管をガントリ回転部上に配置し、ガ
    ントリ回転部を回転させつつX線の照射を行うX線断層
    撮影装置であって、 X線管のX線照射に必要な高圧を発生し、X線管に異常
    が発生した時にはエラー信号を発生するX線管駆動部
    と、 回転制御信号に応じてガントリ回転部の回転状態を制御
    し、X線管の停止位置を示す停止位置データを格納する
    停止位置記憶部を備え、停止制御信号及び外部から与え
    られて停止位置記憶部に格納された停止位置データに従
    ってX線管の停止位置を制御するガントリコントローラ
    と、 ガントリ回転部の回転制御のための回転制御信号,X線
    管を所定の停止位置で停止させる停止制御信号及びX線
    管駆動部からのエラー信号を受けてX線照射窓が停止位
    置データに示される所定の位置でX線管を停止させる異
    常時停止制御信号を発生してガントリコントローラに供
    給するシステム制御器と、を有することを特徴とするX
    線断層撮影装置。
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