JPH08126585A - 洗面化粧台 - Google Patents
洗面化粧台Info
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- JPH08126585A JPH08126585A JP26643094A JP26643094A JPH08126585A JP H08126585 A JPH08126585 A JP H08126585A JP 26643094 A JP26643094 A JP 26643094A JP 26643094 A JP26643094 A JP 26643094A JP H08126585 A JPH08126585 A JP H08126585A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車椅子に座った状態でも洗面ボールや水栓カ
ランが設けられたカウンターに十分に近づいた状態で使
用することができる洗面化粧台を提供する。 【構成】 前面が開口した箱体1の上面に洗面ボール2
及び水栓カラン3を有するカウンター4が設置され、洗
面ボール2からの排水管5及び水栓カラン3への給水管
6が同箱体1内に収容配管され、同箱体1の前面開口部
7の下縁部分に蹴込み板8が後方へ引退されて配設固定
され、この蹴込み板8と同前面開口部7の上縁部分との
間に前方へ傾倒した一対の扉パネル9が配設され、この
両扉パネル9が両開き式に前方へ開閉自在となるように
箱体1に枢着されている。
ランが設けられたカウンターに十分に近づいた状態で使
用することができる洗面化粧台を提供する。 【構成】 前面が開口した箱体1の上面に洗面ボール2
及び水栓カラン3を有するカウンター4が設置され、洗
面ボール2からの排水管5及び水栓カラン3への給水管
6が同箱体1内に収容配管され、同箱体1の前面開口部
7の下縁部分に蹴込み板8が後方へ引退されて配設固定
され、この蹴込み板8と同前面開口部7の上縁部分との
間に前方へ傾倒した一対の扉パネル9が配設され、この
両扉パネル9が両開き式に前方へ開閉自在となるように
箱体1に枢着されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品収納部となる箱体
の上面に、洗面ボール及び水栓カランを有するカウンタ
ーが設置された洗面化粧台に関するものである。
の上面に、洗面ボール及び水栓カランを有するカウンタ
ーが設置された洗面化粧台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に、図7に示す如く、前面
が開口した箱体(イ)の上面に洗面ボール(ロ)及び水
栓カラン(ハ)を有するカウンター(ニ)が設置され、
洗面ボール(ロ)からの排水管(ホ)及び水栓カラン
(ハ)への給水管(ヘ)が同箱体(イ)内に収容配管さ
れた洗面化粧台は知られている。
が開口した箱体(イ)の上面に洗面ボール(ロ)及び水
栓カラン(ハ)を有するカウンター(ニ)が設置され、
洗面ボール(ロ)からの排水管(ホ)及び水栓カラン
(ハ)への給水管(ヘ)が同箱体(イ)内に収容配管さ
れた洗面化粧台は知られている。
【0003】該洗面化粧台においては、箱体(イ)の前
面開口部を開閉する扉パネル(ト)が付設されており、
該箱体(イ)内の洗面ボール(ロ)の下部や排水管
(ホ)、給水管(ヘ)等の配管が体裁良く隠されると共
に、同箱体(イ)内の残存スペースが物品収納部として
活用される。
面開口部を開閉する扉パネル(ト)が付設されており、
該箱体(イ)内の洗面ボール(ロ)の下部や排水管
(ホ)、給水管(ヘ)等の配管が体裁良く隠されると共
に、同箱体(イ)内の残存スペースが物品収納部として
活用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、車椅子(チ)に座った状態で洗面
化粧台を使用しようとすると、該車椅子(チ)の前端下
部(リ)が箱体(イ)の前面開口部の下縁部分に在る蹴
込み板(ヌ)に当止したり、人の膝部(ル)が扉パネル
(ト)に当接したりして、洗面ボール(ロ)や水栓カラ
ン(ハ)が設けられたカウンター(ニ)に十分に近づい
た状態では使用することができず、使い勝手が良くない
ものとなってい。
来の技術においては、車椅子(チ)に座った状態で洗面
化粧台を使用しようとすると、該車椅子(チ)の前端下
部(リ)が箱体(イ)の前面開口部の下縁部分に在る蹴
込み板(ヌ)に当止したり、人の膝部(ル)が扉パネル
(ト)に当接したりして、洗面ボール(ロ)や水栓カラ
ン(ハ)が設けられたカウンター(ニ)に十分に近づい
た状態では使用することができず、使い勝手が良くない
ものとなってい。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、車椅子に座った状態でも洗面ボールや水栓カランが
設けられたカウンターに十分に近づいた状態で使用する
ことができ、使い勝手の良好な洗面化粧台を提供するこ
とである。
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、車椅子に座った状態でも洗面ボールや水栓カランが
設けられたカウンターに十分に近づいた状態で使用する
ことができ、使い勝手の良好な洗面化粧台を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1)記載
の洗面化粧台は、前面が開口した箱体の上面に洗面ボー
ル及び水栓カランを有するカウンターを設置し、洗面ボ
ールからの排水管及び水栓カランへの給水管を同箱体内
に収容配管し、同箱体の前面開口部の下縁部分に蹴込み
板を後方へ引退させて配設固定し、該蹴込み板と同前面
開口部の上縁部分との間に前方へ傾倒した一対の扉パネ
ルを配設し、該両扉パネルを両開き式に前方へ開閉自在
となるように箱体に枢着してなり、この構成によって上
記課題が解決された。
の洗面化粧台は、前面が開口した箱体の上面に洗面ボー
ル及び水栓カランを有するカウンターを設置し、洗面ボ
ールからの排水管及び水栓カランへの給水管を同箱体内
に収容配管し、同箱体の前面開口部の下縁部分に蹴込み
板を後方へ引退させて配設固定し、該蹴込み板と同前面
開口部の上縁部分との間に前方へ傾倒した一対の扉パネ
ルを配設し、該両扉パネルを両開き式に前方へ開閉自在
となるように箱体に枢着してなり、この構成によって上
記課題が解決された。
【0007】本発明の請求項2)記載の洗面化粧台は、
上記請求項1)記載の洗面化粧台において、扉パネルの
閉塞状態を保持するラッチ手段を該扉パネルと箱体との
間に設けたことを特徴とする。
上記請求項1)記載の洗面化粧台において、扉パネルの
閉塞状態を保持するラッチ手段を該扉パネルと箱体との
間に設けたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3)記載の洗面化粧台は、
上記請求項1)又は2)記載の洗面化粧台において、箱
体の両側板の前端縁を各々鉛直状に形成し、該両側板の
内面に蹴込み板の両端部を各々取り付け取り外し自在に
固定すると共に、同両側板の内面に両扉パネルを各々取
り付け取り外し自在に枢着したことを特徴とする。
上記請求項1)又は2)記載の洗面化粧台において、箱
体の両側板の前端縁を各々鉛直状に形成し、該両側板の
内面に蹴込み板の両端部を各々取り付け取り外し自在に
固定すると共に、同両側板の内面に両扉パネルを各々取
り付け取り外し自在に枢着したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1)記載の洗面化粧台において
は、箱体の前面開口部の下縁部分に蹴込み板が後方へ引
退されて配設固定され、該蹴込み板と同前面開口部の上
縁部分との間に前方へ傾倒した一対の扉パネルが配設さ
れており、同蹴込み板や両扉パネルの手前側に下方が拡
大した引退スペースが形成されるため、車椅子に座った
状態で使用された場合でも、該車椅子の前端下部や人の
膝部等が同引退スペース内に収容されて、洗面ボールや
水栓カランが設けられたカウンターに十分に近づいた状
態で使用することができ、使い勝手が良好である。しか
も、洗面ボールからの排水管や水栓カランへの給水管等
の箱体内に収容された配管が、同箱体の前面開口部の上
縁部分と前記蹴込み板との間に開閉自在に配設された両
扉パネルにて体裁良く隠されると共に、同箱体内の残存
スペースが物品収納部として支障なく活用される。又、
前記前方へ傾倒した一対の扉パネルが両開き式に前方へ
開閉自在となるように箱体に枢着されているため、該両
扉パネルはその自重によって容易に前方へ開けられるも
のとなっている。
は、箱体の前面開口部の下縁部分に蹴込み板が後方へ引
退されて配設固定され、該蹴込み板と同前面開口部の上
縁部分との間に前方へ傾倒した一対の扉パネルが配設さ
れており、同蹴込み板や両扉パネルの手前側に下方が拡
大した引退スペースが形成されるため、車椅子に座った
状態で使用された場合でも、該車椅子の前端下部や人の
膝部等が同引退スペース内に収容されて、洗面ボールや
水栓カランが設けられたカウンターに十分に近づいた状
態で使用することができ、使い勝手が良好である。しか
も、洗面ボールからの排水管や水栓カランへの給水管等
の箱体内に収容された配管が、同箱体の前面開口部の上
縁部分と前記蹴込み板との間に開閉自在に配設された両
扉パネルにて体裁良く隠されると共に、同箱体内の残存
スペースが物品収納部として支障なく活用される。又、
前記前方へ傾倒した一対の扉パネルが両開き式に前方へ
開閉自在となるように箱体に枢着されているため、該両
扉パネルはその自重によって容易に前方へ開けられるも
のとなっている。
【0010】本発明の請求項2)記載の洗面化粧台にお
いては、特に、扉パネルの閉塞状態を保持するラッチ手
段が該扉パネルと箱体との間に設けられているため、同
扉パネルはその自重によって容易に前方へ開けられるも
のでありながら、その閉塞状態がラッチ手段にて確実に
保持されて扉としての機能を支障なく発揮する。
いては、特に、扉パネルの閉塞状態を保持するラッチ手
段が該扉パネルと箱体との間に設けられているため、同
扉パネルはその自重によって容易に前方へ開けられるも
のでありながら、その閉塞状態がラッチ手段にて確実に
保持されて扉としての機能を支障なく発揮する。
【0011】本発明の請求項3)記載の洗面化粧台にお
いては、特に、箱体の両側板の前端縁が各々鉛直状に形
成され、該両側板の内面に蹴込み板の両端部が各々取り
付け取り外し自在に固定されると共に、同両側板の内面
に両扉パネルが各々取り付け取り外し自在に枢着されて
いるため、車椅子に座った状態で使用されることがな
く、箱体内に物品収納部としての大きな残存スペースを
確保したい場合に、蹴込み板の両端部を両側板の前端縁
付近の内面に付け替えると共に、両扉パネルを両側板の
前端縁付近の内面に枢着付け替えることによって、蹴込
み板及び両扉パネルが箱体の前面開口部に略沿った垂直
状態に配設された従来一般の使用形態として施工するこ
とができる。
いては、特に、箱体の両側板の前端縁が各々鉛直状に形
成され、該両側板の内面に蹴込み板の両端部が各々取り
付け取り外し自在に固定されると共に、同両側板の内面
に両扉パネルが各々取り付け取り外し自在に枢着されて
いるため、車椅子に座った状態で使用されることがな
く、箱体内に物品収納部としての大きな残存スペースを
確保したい場合に、蹴込み板の両端部を両側板の前端縁
付近の内面に付け替えると共に、両扉パネルを両側板の
前端縁付近の内面に枢着付け替えることによって、蹴込
み板及び両扉パネルが箱体の前面開口部に略沿った垂直
状態に配設された従来一般の使用形態として施工するこ
とができる。
【0012】
【実施例】図1、図2、図3に示す洗面化粧台は、本発
明の一実施例で、前面が開口した箱体1の上面に洗面ボ
ール2及び水栓カラン3を有するカウンター4を設置
し、洗面ボール2からの排水管5及び水栓カラン3への
給水管6を同箱体1内に収容配管し、同箱体1の前面開
口部7の下縁部分に蹴込み板8を後方へ引退させて配設
固定し、該蹴込み板8と同前面開口部7の上縁部分との
間に前方へ傾倒した一対の扉パネル9を配設し、該両扉
パネル9を両開き式に前方へ開閉自在となるように箱体
1に枢着してなるものである。
明の一実施例で、前面が開口した箱体1の上面に洗面ボ
ール2及び水栓カラン3を有するカウンター4を設置
し、洗面ボール2からの排水管5及び水栓カラン3への
給水管6を同箱体1内に収容配管し、同箱体1の前面開
口部7の下縁部分に蹴込み板8を後方へ引退させて配設
固定し、該蹴込み板8と同前面開口部7の上縁部分との
間に前方へ傾倒した一対の扉パネル9を配設し、該両扉
パネル9を両開き式に前方へ開閉自在となるように箱体
1に枢着してなるものである。
【0013】該実施例の洗面化粧台においては、扉パネ
ル9の閉塞状態を保持するラッチ手段10が該扉パネル9
と箱体1との間に設けられている。又、箱体1の両側板
11の前端縁12が各々鉛直状に形成され、該両側板11の内
面に蹴込み板8の両端部が各々取り付け取り外し自在に
固定されると共に、同両側板11の内面に両扉パネル9が
各々取り付け取り外し自在に枢着されている。
ル9の閉塞状態を保持するラッチ手段10が該扉パネル9
と箱体1との間に設けられている。又、箱体1の両側板
11の前端縁12が各々鉛直状に形成され、該両側板11の内
面に蹴込み板8の両端部が各々取り付け取り外し自在に
固定されると共に、同両側板11の内面に両扉パネル9が
各々取り付け取り外し自在に枢着されている。
【0014】箱体1は木製で、両側板11と背板13とその
上に設置されるカウンター4とで前方に開口した箱型に
形成され、床面上に設置されている。同カウンター4は
人工大理石にて形成され、その後端縁にはガード壁部14
が一体に立設され、又、その中程には洗面ボール2が設
けられ、該洗面ボール2の後側には水栓カラン3が取着
固定されている。同箱体1の両側板11の下部内面間には
その前後方向中程位置で、木製の蹴込み板8が架設固定
されており、この場合、同蹴込み板8の両端部は両側板
11の内面にL型金具15によって各々取り付け取り外し自
在に固定されている。又、同箱体1の両側板11の上部内
面間にはその前端付近位置で、木製の幕板16が下側斜め
後方に傾斜した状態で架設固定されており、この場合
も、同幕板16の両端部は両側板11の内面にL型金具15に
よって各々取り付け取り外し自在に固定されている。
上に設置されるカウンター4とで前方に開口した箱型に
形成され、床面上に設置されている。同カウンター4は
人工大理石にて形成され、その後端縁にはガード壁部14
が一体に立設され、又、その中程には洗面ボール2が設
けられ、該洗面ボール2の後側には水栓カラン3が取着
固定されている。同箱体1の両側板11の下部内面間には
その前後方向中程位置で、木製の蹴込み板8が架設固定
されており、この場合、同蹴込み板8の両端部は両側板
11の内面にL型金具15によって各々取り付け取り外し自
在に固定されている。又、同箱体1の両側板11の上部内
面間にはその前端付近位置で、木製の幕板16が下側斜め
後方に傾斜した状態で架設固定されており、この場合
も、同幕板16の両端部は両側板11の内面にL型金具15に
よって各々取り付け取り外し自在に固定されている。
【0015】両扉パネル9は木製で矩形状に形成され、
各々その外側端縁付近において上下一対の蝶番17によっ
て側板11の内面に各々取り付け取り外し自在に枢着され
ている。該両扉パネル9の内側端縁付近の表面上端付近
には把手18が突設され、該把手18を持って同両扉パネル
9は各々前方へ両開き式に開閉される。又、両扉パネル
9はその裏面上端縁部分が上記幕板16の前面に当接して
閉塞されるが、この場合、同扉パネル9と箱体1の同幕
板16との間に設けられるラッチ手段10によって同閉塞状
態が保持される。該ラッチ手段10は、扉パネル9の裏面
に取着される係止凸部19と幕板16の下縁部分に取着突設
される係止凹部20とで構成される。又、箱体1の両側板
11の内面にはチェーン21が取着垂設されており、該チェ
ーン21の先端部が両扉パネル9の裏面に付設されるチェ
ーン受具22に各々着脱自在に係止さた状態で、同チェー
ン21が側板11と扉パネル9との間に張設されて、両扉パ
ネル9の開き過ぎが防止される。
各々その外側端縁付近において上下一対の蝶番17によっ
て側板11の内面に各々取り付け取り外し自在に枢着され
ている。該両扉パネル9の内側端縁付近の表面上端付近
には把手18が突設され、該把手18を持って同両扉パネル
9は各々前方へ両開き式に開閉される。又、両扉パネル
9はその裏面上端縁部分が上記幕板16の前面に当接して
閉塞されるが、この場合、同扉パネル9と箱体1の同幕
板16との間に設けられるラッチ手段10によって同閉塞状
態が保持される。該ラッチ手段10は、扉パネル9の裏面
に取着される係止凸部19と幕板16の下縁部分に取着突設
される係止凹部20とで構成される。又、箱体1の両側板
11の内面にはチェーン21が取着垂設されており、該チェ
ーン21の先端部が両扉パネル9の裏面に付設されるチェ
ーン受具22に各々着脱自在に係止さた状態で、同チェー
ン21が側板11と扉パネル9との間に張設されて、両扉パ
ネル9の開き過ぎが防止される。
【0016】又、箱体1の背板13の内面にはその下端縁
に沿って支え板23が付設され、該支え板23はその両端部
がL型金具15にて両側板11の内面に取着固定されること
によって同両側板11間に架設固定されている。又、同箱
体1の背板13の内面にはその上端縁に沿って桟材24が付
設固定されている。該桟材24と前記支え板23との間に
は、下記別の使用施工形態において使用される木製の底
板25が収容保持されており、この場合、桟材24の前面に
釘27にて着脱自在に取着固定される係止片材26によって
同底板25の上端縁部分が係止されて保持されている。
に沿って支え板23が付設され、該支え板23はその両端部
がL型金具15にて両側板11の内面に取着固定されること
によって同両側板11間に架設固定されている。又、同箱
体1の背板13の内面にはその上端縁に沿って桟材24が付
設固定されている。該桟材24と前記支え板23との間に
は、下記別の使用施工形態において使用される木製の底
板25が収容保持されており、この場合、桟材24の前面に
釘27にて着脱自在に取着固定される係止片材26によって
同底板25の上端縁部分が係止されて保持されている。
【0017】したがって、該実施例の洗面化粧台におい
ては、蹴込み板8や両扉パネル9の手前側に下方が拡大
した引退スペースが形成されるため、図3に示す如く、
車椅子28に座った状態で使用された場合でも、該車椅子
28の前端下部29や人の膝部30等が同引退スペース内に収
容されて、洗面ボール2や水栓カラン3が設けられたカ
ウンター4に十分に近づいた状態で使用することがで
き、使い勝手が良好である。しかも、洗面ボール2から
の排水管5や水栓カラン3への給水管6等の箱体1内に
収容された配管が、同箱体1の前面開口部7の上縁部分
と前記蹴込み板8との間に開閉自在に配設された両扉パ
ネル9にて体裁良く隠されると共に、同箱体1内の残存
スペースが物品収納部として支障なく活用される。又、
前方へ傾倒した一対の扉パネル9が両開き式に前方へ開
閉自在となるように箱体1に枢着されているため、該両
扉パネル9はその自重によって容易に前方へ開けられる
ものとなっている。
ては、蹴込み板8や両扉パネル9の手前側に下方が拡大
した引退スペースが形成されるため、図3に示す如く、
車椅子28に座った状態で使用された場合でも、該車椅子
28の前端下部29や人の膝部30等が同引退スペース内に収
容されて、洗面ボール2や水栓カラン3が設けられたカ
ウンター4に十分に近づいた状態で使用することがで
き、使い勝手が良好である。しかも、洗面ボール2から
の排水管5や水栓カラン3への給水管6等の箱体1内に
収容された配管が、同箱体1の前面開口部7の上縁部分
と前記蹴込み板8との間に開閉自在に配設された両扉パ
ネル9にて体裁良く隠されると共に、同箱体1内の残存
スペースが物品収納部として支障なく活用される。又、
前方へ傾倒した一対の扉パネル9が両開き式に前方へ開
閉自在となるように箱体1に枢着されているため、該両
扉パネル9はその自重によって容易に前方へ開けられる
ものとなっている。
【0018】又、該実施例の洗面化粧台においては、特
に、扉パネル9の閉塞状態を保持するラッチ手段10が該
扉パネル9と箱体1との間に設けられているため、同扉
パネル9はその自重によって容易に前方へ開けられるも
のでありながら、その閉塞状態がラッチ手段10にて確実
に保持されて扉としての機能を支障なく発揮する。
に、扉パネル9の閉塞状態を保持するラッチ手段10が該
扉パネル9と箱体1との間に設けられているため、同扉
パネル9はその自重によって容易に前方へ開けられるも
のでありながら、その閉塞状態がラッチ手段10にて確実
に保持されて扉としての機能を支障なく発揮する。
【0019】又、箱体1の両側板11の前端縁12が各々鉛
直状に形成され、該両側板11の内面に蹴込み板8の両端
部が各々取り付け取り外し自在に固定されると共に、同
両側板11の内面に両扉パネル9が各々取り付け取り外し
自在に枢着されているため、車椅子28に座った状態で使
用されることがなく、箱体1内に物品収納部としての大
きな残存スペースを確保したい場合に、図4、図5に示
す如く、蹴込み板8の両端部を両側板11の前端縁12付近
の内面に付け替えると共に、両扉パネル9を両側板11の
前端縁12付近の内面に枢着付け替えることによって、蹴
込み板8及び両扉パネル9が箱体1の前面開口部7に略
沿った垂直状態に配設された従来一般の使用形態として
施工することができる。
直状に形成され、該両側板11の内面に蹴込み板8の両端
部が各々取り付け取り外し自在に固定されると共に、同
両側板11の内面に両扉パネル9が各々取り付け取り外し
自在に枢着されているため、車椅子28に座った状態で使
用されることがなく、箱体1内に物品収納部としての大
きな残存スペースを確保したい場合に、図4、図5に示
す如く、蹴込み板8の両端部を両側板11の前端縁12付近
の内面に付け替えると共に、両扉パネル9を両側板11の
前端縁12付近の内面に枢着付け替えることによって、蹴
込み板8及び両扉パネル9が箱体1の前面開口部7に略
沿った垂直状態に配設された従来一般の使用形態として
施工することができる。
【0020】この場合、上記箱体1の背板13の内面に沿
って保持されていた底板25が、蹴込み板8と支え板23と
の上端間に架設支持されて使用される。該底板25は中央
部で両側に二分割して形成されており、同底板25の中央
部の後端縁部分には排水管5や給水管6等の配管が貫通
収容される切欠部31が設けられている。又、幕板16は垂
直状態に付け替えられ、チェーン21の先端は受具22より
取り外されている。
って保持されていた底板25が、蹴込み板8と支え板23と
の上端間に架設支持されて使用される。該底板25は中央
部で両側に二分割して形成されており、同底板25の中央
部の後端縁部分には排水管5や給水管6等の配管が貫通
収容される切欠部31が設けられている。又、幕板16は垂
直状態に付け替えられ、チェーン21の先端は受具22より
取り外されている。
【0021】なお、本発明の洗面化粧台においては、図
6に示す如く構成されても良い。すなわち、該実施例の
洗面化粧台においては、箱体1内に前後方向に巾狭な底
板25が設けられており、該底板25には排水管5や給水管
6等の配管が貫通収容される貫通孔32が穿設されてい
る。
6に示す如く構成されても良い。すなわち、該実施例の
洗面化粧台においては、箱体1内に前後方向に巾狭な底
板25が設けられており、該底板25には排水管5や給水管
6等の配管が貫通収容される貫通孔32が穿設されてい
る。
【0022】又、水を供給する管と湯を供給する管の二
本の管が給水管6として配管されており、該二本の管が
箱体1内の上部に設けられる混合栓33にて結合され、該
混合栓33において湯水の量を調整する一対の操作握り部
34がカウンター4の洗面ボール2の後側の上面に突設さ
れている。該両操作握り部34に隣接して水栓カラン3が
設けられているが、該水栓カラン3はシャワー具35と該
シャワー具35に接続される折曲自在なホース36と同シャ
ワー具35がその上に着脱自在に載置固定される台座37と
でなり、該台座37をスライド自在に貫通して同ホース36
はカウンター4下の箱体1内に出し入れ自在に収納さ
れ、該ホース36の箱体1内の端部は前記混合詮33に接続
されている。
本の管が給水管6として配管されており、該二本の管が
箱体1内の上部に設けられる混合栓33にて結合され、該
混合栓33において湯水の量を調整する一対の操作握り部
34がカウンター4の洗面ボール2の後側の上面に突設さ
れている。該両操作握り部34に隣接して水栓カラン3が
設けられているが、該水栓カラン3はシャワー具35と該
シャワー具35に接続される折曲自在なホース36と同シャ
ワー具35がその上に着脱自在に載置固定される台座37と
でなり、該台座37をスライド自在に貫通して同ホース36
はカウンター4下の箱体1内に出し入れ自在に収納さ
れ、該ホース36の箱体1内の端部は前記混合詮33に接続
されている。
【0023】この場合、両操作握り部34を回動操作して
適温とした湯水をシャワー具35から噴出させ、該シャワ
ー具35を台座37上に載置固定して手を洗ったり洗顔した
り、或いは、ホース36を引き出して同シャワー具35を手
で持って洗髪したりすることができる。
適温とした湯水をシャワー具35から噴出させ、該シャワ
ー具35を台座37上に載置固定して手を洗ったり洗顔した
り、或いは、ホース36を引き出して同シャワー具35を手
で持って洗髪したりすることができる。
【0024】又、両扉パネル9の外側端縁には上下両端
に突出した枢支軸38が設けられており、該上下の枢支軸
38がカウンター4及び底板25に各々回動自在に枢支固定
されることによって、同両扉パネル9は両開き式に前方
へ開閉自在となるように枢着されている。又、扉パネル
9と箱体1との間に設けられるラッチ手段10は、扉パネ
ル9の裏面に取着される磁石体39と箱体1の前面開口部
7の上縁部分に垂下突設される磁石受体40とで構成され
ている。
に突出した枢支軸38が設けられており、該上下の枢支軸
38がカウンター4及び底板25に各々回動自在に枢支固定
されることによって、同両扉パネル9は両開き式に前方
へ開閉自在となるように枢着されている。又、扉パネル
9と箱体1との間に設けられるラッチ手段10は、扉パネ
ル9の裏面に取着される磁石体39と箱体1の前面開口部
7の上縁部分に垂下突設される磁石受体40とで構成され
ている。
【0025】したがって、該実施例の洗面化粧台におい
ては、上記実施例における蹴込み板8や両扉パネル9を
付け替えて従来一般の使用形態とすることに関する以外
の作用効果が、上記実施例と同様に奏される。
ては、上記実施例における蹴込み板8や両扉パネル9を
付け替えて従来一般の使用形態とすることに関する以外
の作用効果が、上記実施例と同様に奏される。
【0026】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1)記載の
洗面化粧台においては、蹴込み板や両扉パネルの手前側
に下方が拡大した引退スペースが形成されるため、車椅
子に座った状態で使用された場合でも、該車椅子の前端
下部や人の膝部等が同引退スペース内に収容されて、洗
面ボールや水栓カランが設けられたカウンターに十分に
近づいた状態で使用することができ、使い勝手が良好
で、しかも、排水管や給水管等の箱体内に収容された配
管が両扉パネルにて体裁良く隠されると共に、同箱体内
の残存スペースが物品収納部として支障なく活用され、
又、前方へ傾倒した一対の扉パネルが両開き式に前方へ
開閉自在となっているため、該両扉パネルはその自重に
よって容易に前方へ開けられるものとなっている。
洗面化粧台においては、蹴込み板や両扉パネルの手前側
に下方が拡大した引退スペースが形成されるため、車椅
子に座った状態で使用された場合でも、該車椅子の前端
下部や人の膝部等が同引退スペース内に収容されて、洗
面ボールや水栓カランが設けられたカウンターに十分に
近づいた状態で使用することができ、使い勝手が良好
で、しかも、排水管や給水管等の箱体内に収容された配
管が両扉パネルにて体裁良く隠されると共に、同箱体内
の残存スペースが物品収納部として支障なく活用され、
又、前方へ傾倒した一対の扉パネルが両開き式に前方へ
開閉自在となっているため、該両扉パネルはその自重に
よって容易に前方へ開けられるものとなっている。
【0027】又、本発明の請求項2)記載の洗面化粧台
においては、特に、扉パネルの閉塞状態を保持するラッ
チ手段が該扉パネルと箱体との間に設けられており、同
扉パネルはその自重によって容易に前方へ開けられるも
のでありながら、その閉塞状態がラッチ手段にて確実に
保持されて扉としての機能を支障なく発揮する。
においては、特に、扉パネルの閉塞状態を保持するラッ
チ手段が該扉パネルと箱体との間に設けられており、同
扉パネルはその自重によって容易に前方へ開けられるも
のでありながら、その閉塞状態がラッチ手段にて確実に
保持されて扉としての機能を支障なく発揮する。
【0028】又、本発明の請求項3)記載の洗面化粧台
においては、特に、車椅子に座った状態で使用されるこ
とがなく、箱体内に物品収納部としての大きな残存スペ
ースを確保したい場合に、蹴込み板の両端部を両側板の
前端縁付近の内面に付け替えると共に、両扉パネルを両
側板の前端縁付近の内面に枢着付け替えることによっ
て、蹴込み板及び両扉パネルが箱体の前面開口部に略沿
った垂直状態に配設された従来一般の使用形態として施
工することができる。
においては、特に、車椅子に座った状態で使用されるこ
とがなく、箱体内に物品収納部としての大きな残存スペ
ースを確保したい場合に、蹴込み板の両端部を両側板の
前端縁付近の内面に付け替えると共に、両扉パネルを両
側板の前端縁付近の内面に枢着付け替えることによっ
て、蹴込み板及び両扉パネルが箱体の前面開口部に略沿
った垂直状態に配設された従来一般の使用形態として施
工することができる。
【図1】本発明の一実施例である洗面化粧台を示す断面
図である。
図である。
【図2】同実施例である洗面化粧台を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】同実施例である洗面化粧台の使用状態を示す概
略側面図である。
略側面図である。
【図4】同実施例である洗面化粧台の別の使用施工形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】同使用施工形態における同実施例である洗面化
粧台を示す斜視図である。
粧台を示す斜視図である。
【図6】別の実施例である洗面化粧台を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明の従来例である洗面化粧台の使用状態を
示す概略側面図である。
示す概略側面図である。
1 箱体 2 洗面ボール 3 水栓カラン 4 カウンター 5 排水管 6 給水管 7 前面開口部 8 蹴込み板 9 扉パネル 10 ラッチ手段 11 側板 12 前端縁
Claims (3)
- 【請求項1】 前面が開口した箱体の上面に洗面ボール
及び水栓カランを有するカウンターを設置し、洗面ボー
ルからの排水管及び水栓カランへの給水管を同箱体内に
収容配管し、同箱体の前面開口部の下縁部分に蹴込み板
を後方へ引退させて配設固定し、該蹴込み板と同前面開
口部の上縁部分との間に前方へ傾倒した一対の扉パネル
を配設し、該両扉パネルを両開き式に前方へ開閉自在と
なるように箱体に枢着してなる洗面化粧台。 - 【請求項2】 扉パネルの閉塞状態を保持するラッチ手
段を該扉パネルと箱体との間に設けたことを特徴とする
請求項1)記載の洗面化粧台。 - 【請求項3】 箱体の両側板の前端縁を各々鉛直状に形
成し、該両側板の内面に蹴込み板の両端部を各々取り付
け取り外し自在に固定すると共に、同両側板の内面に両
扉パネルを各々取り付け取り外し自在に枢着したことを
特徴とする請求項1)又は2)記載の洗面化粧台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26643094A JPH08126585A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 洗面化粧台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26643094A JPH08126585A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 洗面化粧台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126585A true JPH08126585A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17430831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26643094A Pending JPH08126585A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 洗面化粧台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08126585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013022030A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-04 | Lixil Corp | 洗面ボウル付きカウンター |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26643094A patent/JPH08126585A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013022030A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-04 | Lixil Corp | 洗面ボウル付きカウンター |
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