JPH11271A - 車椅子対応洗面化粧台 - Google Patents

車椅子対応洗面化粧台

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Publication number
JPH11271A
JPH11271A JP17106597A JP17106597A JPH11271A JP H11271 A JPH11271 A JP H11271A JP 17106597 A JP17106597 A JP 17106597A JP 17106597 A JP17106597 A JP 17106597A JP H11271 A JPH11271 A JP H11271A
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JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
wheelchair
bottom plate
vanity
doors
Prior art date
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Pending
Application number
JP17106597A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukuo Itou
福生 伊藤
Koji Ishida
康二 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11271A publication Critical patent/JPH11271A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車椅子に乗ったままで良好に使用が可能とな
る車椅子対応洗面化粧台の提供を目的とする。 【構成】 洗面化粧台のキャビネット2の前面に開閉可
能に設けられた扉15a,15bを、キャビネット2の
内部へ収納可能に構成し、扉15a,15bの収納状態
において、キャビネット2の前面側より車椅子が進入可
能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車椅子の使用者が良
好に使用できる洗面化粧台に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】家庭内に車椅子を使用する
者がいる場合、洗面化粧台で洗面等を行おうとする際
に、車椅子の前部が洗面化粧台のキャビネットの扉等に
当接して使用不可能となり、一般的な洗面化粧台では車
椅子の人が良好に使用することが困難であるという問題
点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、家庭内に車椅子を使用
する人がいる場合とか、車椅子の使用の予定がある場合
とか、後に高齢化した場合等に、車椅子に乗った状態で
良好に使用できる洗面化粧台を提供せんことを目的と
し、その第1の要旨は、洗面化粧台のキャビネットの前
面に開閉可能に設けられた扉を、前記キャビネットの内
部へ収納可能に構成し、該扉の収納状態において前記キ
ャビネットの前面側より車椅子が進入可能に構成したこ
とである。また、第2の要旨は、洗面化粧台のキャビネ
ットの底板の前部部位を取り外し可能に構成し、取り外
した状態においてキャビネットの底の前部部位に車椅子
が進入可能な室内床面が現れるように構成したことであ
る。また、第3の要旨は、洗面化粧台のキャビネットの
扉を該キャビネット内部へ収納可能に構成するととも
に、前記キャビネットの底板を取り外し可能に構成した
ことである。また、第4の要旨は、前記取り外し可能な
底板を、ワンタッチ連結部材で着脱可能に固定できるよ
うに構成したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、洗面化粧台の正面構成図であり、洗面化
粧台1は、キャビネット2の上面側に洗面器3が設けら
れ、この洗面器3の底側にはキャビネット2内に立設さ
れた排水管4が接続されている。また、洗面器3の上部
には、洗面器3に給水するための水栓5が立設されてい
る。また、キャビネット2の上方には主鏡6とサイド鏡
7が設置されて構成されている。
【0005】この洗面化粧台1を構成する前記キャビネ
ット2は図2の斜視図で示すように構成されており、キ
ャビネット2は、側板9a,9bの後部に背板8が組付
けられ、側板9aの内側には平行状に仕切板10が設け
られ、この仕切板10と側板9a間に、三段の引出し1
1が設けられたものとなっている。また、仕切板10の
内側には平行状に中仕切板12aが配設され、この内仕
切板12aと対向状に前記側板9bの内側にも平行状に
中仕切板12bが配設されたものとなっている。この各
中仕切板12a,12bにはレール13,13が予め固
設されたものとなっており、このレール13,13に沿
って扉15a,15bがキャビネット2内に収納可能に
構成されている。即ち、一対の扉15a,15bは、通
常の状態ではレール13,13の前端側にヒンジを介し
開閉可能に配設されて、扉15a,15bを閉ざすこと
によりキャビネット2の前面側を閉ざすことができ、一
対の扉15a,15bを観音開き状に開いた状態で後方
側へ押圧することにより、扉15aはレール13に沿っ
て仕切板10と中仕切板12a間の隙間内にスライドさ
せて収納することができ、また、扉15bは中仕切板1
2bと側板9b間の隙間内にスライドさせて収納できる
ものとなっている。その作用を示す平面図を図3に示
す。
【0006】このように扉15a,15bをそれぞれス
ライドさせてキャビネット2内に収納させた状態では、
キャビネット2の前面は開放された状態となるため、こ
のような開放状態において、キャビネット2の前面側か
らキャビネット2内に車椅子の前端側を進入させること
ができ、従って車椅子に乗ったままの状態で洗面器3に
顔とか手等を近づけて、洗面器3を車椅子に乗ったまま
良好に使用することができるものとなる。しかも、この
状態では扉15a,15bはコンパクトにキャビネット
2内に収納されているため、別途、扉を他の場所に移動
させておく等の手間がかからず、ワンタッチで扉15
a,15bを収納させて車椅子に乗ったまま洗面化粧台
1の使用が可能となる。
【0007】次に、図4は前記キャビネット2の底板1
4を、後部底板14aと前部底板14bに分割し、後部
底板14aはキャビネット2の底部に固定状に設置させ
て、キャビネット2の強度を良好に確保することがで
き、この後部底板14aの前面にはワンタッチ連結部材
16a、例えばローラーキャッチャー等を設けておき、
また、前記前部底板14bの裏側面にも図5に反対側か
らの斜視図で示すように、ワンタッチ連結部材16bを
設けておき、後部底板14aのワンタッチ部材16aに
対し前部底板14bのワンタッチ連結部材16bをワン
タッチで連結させて、後部底板14aに対し前部底板1
4bをワンタッチで着脱できるように構成しておくこと
ができ、さらに前部底板14bの底側にはボールキャス
ター18等を設けておけば、容易に前部底板14bを前
方側へ引き出すことが可能となる。後部底板14aに対
し前部底板14bを連結させた状態では、前部底板14
bの前端のけこみ部17aがキャビネット2のけこみ部
を形成することとなり、通常のキャビネットと同様な外
観形状を呈することができるものである。なお、前部底
板14bは枠台17により枠状に形成して強度を確保さ
せておくことができる。
【0008】このように前部底板14bを着脱できるよ
うに構成しておけば、車椅子に乗ったまま洗面化粧台1
を使用したい時には、前部底板14bを予め前方側へ引
き出して取り外しておくことにより、車椅子の前端部分
が良好にキャビネット2の内部まで進入することがで
き、洗面器3に顔とか手を近づけて良好に使用すること
ができるものとなる。即ち、前部底板14bを取り外し
た状態では、キャビネット2の底側の前部部位に室内床
面Fが露出するため、この室内床面F内に車椅子を良好
に進入させることができるものとなる。なお、前記ワン
タッチ連結部材16aと連結部材16bの連結部分の拡
大図を図6に示す。
【0009】なお、図7に示すように、前記後部底板1
4aに対し前部底板14bをヒンジ等で跳ね上げ可能に
連結しておけば、図7に示すように前部底板14bを起
立状に跳ね上げてキャビネット2の底側の前部部位に室
内床面Fを露出させることができ、このような跳ね上げ
式としても良好に車椅子に乗ったまま洗面化粧台の使用
が可能となる。
【0010】なお、前部底板14bを跳ね上げた状態の
側面断面図を図8に示すが、このような前部底板14b
の起立状態では、良好に排水管4及びトラップ部Tを前
方側から隠すことができ、スッキリとした外観を確保す
ることができるものとなる。なお、後部底板14aは固
定されているためキャビネット2の強度が良好に確保さ
れるとともに、この後部底板14aにより配管等を良好
に隠蔽させることができる。
【0011】なお、さらに図9に示すものは、前記後部
底板14aも取り外すことができるように構成したもの
であり、後部底板14aの後面にワンタッチ連結部材1
6bを形成させておき、また、キャビネット2の背板8
の底側にもワンタッチ連結部材16aを形成させてお
き、このワンタッチ連結部材16aに対しワンタッチ連
結部材16bを連結させてワンタッチで後部底板14a
をキャビネット2の底側に着脱することができ、さら
に、この後部底板14aに対し前部底板14bをワンタ
ッチで連結できるように構成しておけば、必要に応じ前
部底板14bのみを取り外すか、またさらに後部底板1
4aも取り外して、キャビネット2の底側を開放させ、
良好に足を伸ばしたままの状態等で車椅子をキャビネッ
ト2内に深く進入させることができ、より容易に洗面器
3の使用等が可能となる。
【0012】なお、図10に示すものは、扉の形態を変
更させたキャビネット2の斜視図であり、また図11
は、扉の開閉状態を示す平面構成図である。図10及び
図11では、左右方向にそれぞれ開閉できるアコーディ
オン式の扉19a,19bが設けられており、各アコー
ディオン扉19a及び19bをガイドするために、キャ
ビネット2の側板9aから背板8に亘り上部部位の内側
にスライドレール20aが配設されており、また同様
に、側板9bの内側から背板8に回り込んでスライドレ
ール20bが配設されており、この各スライドレール2
0a,20bを介しスライドさせて前記アコーディオン
扉19a,19bを容易に開閉できるように構成したも
のであり、このようなアコーディオン扉19a,19b
を開けた状態で良好にキャビネット2内に前方側から車
椅子を進入させることができ、車椅子に乗ったまま良好
に洗面化粧台1の使用が可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明の車椅子対応洗面化粧台は、洗面
化粧台のキャビネットの前面に開閉可能に設けられた扉
を、前記キャビネットの内部へ収納可能に構成し、該扉
の収納状態において前記キャビネットの前面側より車椅
子が進入可能に構成したことにより、扉をキャビネット
内にコンパクトに収納させて、前方側より車椅子に乗っ
たままキャビネット内に車椅子の前部部位を入れて、車
椅子に乗ったまま良好に洗面化粧台の使用が可能とな
る。
【0014】また、洗面化粧台のキャビネットの底板の
前部部位を取り外し可能に構成し、取り外した状態にお
いてキャビネットの底の前部部位に車椅子が進入可能な
室内床面が現れるように構成したことにより、キャビネ
ットの底板の前部部位を取り外すことにより、車椅子を
容易にキャビネット内に進入させることが可能となり、
車椅子に乗ったまま洗面化粧台に良好に近づいて洗面化
粧台の使用が可能となる効果を有する。
【0015】また、洗面化粧台のキャビネットの扉を該
キャビネット内部へ収納可能に構成するとともに、前記
キャビネットの底板を取り外し可能に構成したことによ
り、扉を内部に収納させ、かつ底板を取り外すことによ
り、キャビネット内に車椅子ごと進入させて、極めて容
易に車椅子に乗ったまま洗面化粧台を使用できるものと
なる。
【0016】また、前記取り外し可能な底板を、ワンタ
ッチ連結部材で着脱可能に固定できるように構成したこ
とにより、底板をワンタッチ連結部材を介し容易に着脱
できるため、車椅子の使用者が洗面化粧台を使用する際
に容易に底板を取り外して車椅子の進入を可能とするこ
とができ、車椅子の必要な人が家庭に生じた時等に、容
易に車椅子対応の洗面化粧台に変更することができる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗面化粧台の全体正面構成図である。
【図2】洗面化粧台を構成するキャビネットの斜視構成
図である。
【図3】キャビネットの扉を収納する状態の平面構成図
である。
【図4】キャビネットの底板を取り外し可能に構成した
斜視図である。
【図5】取り外された前部底板の裏側からの斜視図であ
る。
【図6】前部底板と後部底板をワンタッチ連結部材で連
結する拡大構成図である。
【図7】前部底板を跳ね上げ式としたキャビネットの斜
視構成図である。
【図8】図7の側面断面構成図である。
【図9】前部底板と後部底板を共に取り外しできるキャ
ビネットの斜視構成図である。
【図10】アコーディオン扉を設けたキャビネットの斜
視構成図である。
【図11】図10における扉の開閉状態の平面構成図で
ある。
【符号の説明】
1 洗面化粧台 2 キャビネット 3 洗面器 4 排水管 8 背板 9a,9b 側板 10 仕切板 11 引出し 12a,12b 中仕切板 13 レール 14 底板 14a 後部底板 14b 前部底板 15a,15b 扉 16a,16b ワンタッチ連結部材 18 ボールキャスター 19a,19b アコーディオン扉 20a,20b スライドレール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面化粧台のキャビネットの前面に開閉
    可能に設けられた扉を、前記キャビネットの内部へ収納
    可能に構成し、該扉の収納状態において前記キャビネッ
    トの前面側より車椅子が進入可能に構成したことを特徴
    とする車椅子対応洗面化粧台。
  2. 【請求項2】 洗面化粧台のキャビネットの底板の前部
    部位を取り外し可能に構成し、取り外した状態において
    キャビネットの底の前部部位に車椅子が進入可能な室内
    床面が現れるように構成したことを特徴とする車椅子対
    応洗面化粧台。
  3. 【請求項3】 洗面化粧台のキャビネットの扉を該キャ
    ビネット内部へ収納可能に構成するとともに、前記キャ
    ビネットの底板を取り外し可能に構成したことを特徴と
    する車椅子対応洗面化粧台。
  4. 【請求項4】 前記取り外し可能な底板を、ワンタッチ
    連結部材で着脱可能に固定できるように構成した請求項
    2または請求項3に記載の車椅子対応洗面化粧台。
JP17106597A 1997-06-11 1997-06-11 車椅子対応洗面化粧台 Pending JPH11271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17106597A JPH11271A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 車椅子対応洗面化粧台

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JP17106597A JPH11271A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 車椅子対応洗面化粧台

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JPH11271A true JPH11271A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15916407

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JP17106597A Pending JPH11271A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 車椅子対応洗面化粧台

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JP (1) JPH11271A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021078650A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 株式会社Lixil 洗面台及び洗面台の施工方法
US20210307507A1 (en) * 2019-09-04 2021-10-07 Prime Tech Cabinets, Inc. System and method for retrofitting cabinets with a retractable shelf to accommodate wheelchair accessibility

Cited By (3)

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US11930921B2 (en) * 2019-09-04 2024-03-19 Prime Tech Cabinets, Inc. System and method for retrofitting cabinets with a retractable shelf to accommodate wheelchair accessibility
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