JP4789772B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

本発明はキャビネットに関する。
特許文献1の図4に従来のキャビネットが開示されている。このキャビネットは、下方に収納空間をもつカウンターと、カウンターの横方向に延びるようにカウンターの前部下面に設けられたレールと、レールに上端を連結された上部前面扉と、上部前面扉の下端にヒンジ体で連結された下部前面扉とを備えている。上部前面扉の上端はレールにスライド自在かつ前後に回動自在に連結され、下部前面扉の上端は上部前面扉の下端に回動自在に連結されている。
このような構成である従来のキャビネットでは、使用者が椅子等に座ってキャビネットを使用するにとき、膝で下部前面扉を前に押すと、上部前面扉が回動し、下部前面扉が収納空間の奥側へ移動する。このため、キャビネットの使用者は、膝を収納空間内に入り込ませ、カウンターに近づいて作業をすることができる。
実開平6−55441号公報
しかし、上記従来のキャビネットでは、椅子等に座って使用する者が常に膝で下部前面扉を押していなければならず、キャビネットを長時間使用すると膝が下部前面扉に圧迫され続けて不快であった。また、使用者が膝を前後させるとそれにつれて下部前面扉も前後に移動し、膝が下部前面扉にすれたりしていた。このため、このキャビネットは使用しづらいものであった。
また、上記従来のキャビネットは、そのカウンターの上面に洗面器等の水槽を備えた場合、収納空間内に物を収納しようとする等の際に、上部前面扉及び下部前面扉をスライドさせることにより、水槽の下面が前方から丸見えとなり、見栄えがよくなかった。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、椅子等に座って使用し易く、かつ見栄えの良いキャビネットを提供することを解決すべき課題としている。
本発明のキャビネットは、キャビネット本体と、該キャビネット本体の上面に設けられた洗面器、手洗器及びシンクの少なくとも1種からなる水槽とを備えているキャビネットにおいて、
前記キャビネット本体の前面上部に幕板が設けられ、該幕板は、上端を中心に垂直状態から奥側に回動可能にされ、かつ一定の回動角で保持可能であり、
前記キャビネット本体に対し、前記幕板の下方で水平に引出し可能であり、上方が開口した収納部と、
該収納部が最も前方に引き出される引き出し位置と、該収納部の前端が該キャビネット本体の前端よりも後方に位置し、該キャビネット本体の内部で該収納部の前方に空間が形成されるように、該収納部が最も後方に押し込まれる押し込み位置と、該引き出し位置と該押し込み位置との間の任意の中間位置とに、該収納部を該キャビネット本体に対して案内しつつ、該キャビネット本体に対する該収納部の位置を規制する規制手段とを備えていることを特徴とする。
このような構成である本発明のキャビネットは、幕板を奥側に一定の回動角まで回動させて保持すれば、キャビネット本体の前方に大きな開口が形成される。このため、椅子等に座ってキャビネットを使用する者は、キャビネット本体内に足をスムーズに出し入れすることができる。また、常態時には、幕板が垂直状態に垂下されているので、水槽の下面がキャビネット本体の前方から見えづらくなっている。
したがって、本発明のキャビネットは、椅子等に座って使用し易く、かつ見栄えの良いものである。
本発明のキャビネットにおいて、キャビネット本体は幕板の上方に固定幕板を有し、幕板は固定幕板に対して回動可能に取り付けられていることが好ましい。
この場合、幕板を奥側に一定の回動角まで回動させて保持した状態でも、キャビネット本体の前面上部には固定幕板が垂直状態に固定されているので、キャビネット本体の前方から水槽の下面が見えづらくなる。このため、キャビネットの見栄えを良いものにすることができる。
本発明のキャビネット、キャビネット本体に対し、幕板の下方で水平に引出し可能であり、上方が開口した収納部と、
収納部が最も前方に引き出される引き出し位置と、収納部の前端がキャビネット本体の前端よりも後方に位置し、キャビネット本体の内部で収納部の前方に空間が形成されるように、収納部が最も後方に押し込まれる押し込み位置と、引き出し位置と押し込み位置との間の任意の中間位置とに、収納部をキャビネット本体に対して案内しつつ、キャビネット本体に対する収納部の位置を規制する規制手段とを備えている。
この場合、椅子等に座ってキャビネットを使用する際、収納部を「押し込み位置」まで押し込むことができ、この状態で幕板を一定の回動角まで回動させて保持する。このようにすれば、キャビネット本体の内部に足を入れる空間(ニースペース)を形成することができ、形成されたニースペースへの足の出し入れをスムーズに行うことができる。また、椅子等に座らずにキャビネットを使用する場合には、収納部を「中間位置」と「引き出し位置」との間のみで往復移動させて使用することができる。
本発明のキャビネットにおいて、中間位置より後方に収納部を押し込むことができないようにするロック機構を備えていることが好ましい。
この場合、使用者が椅子等に座らずに使用するとき、収納部を「中間位置」と「引き出し位置」との間のみで往復移動させて使用するため、ロック機構により、収納部を「中間位置」より後方に押し込むことができないようにロックすることができる。この状態では、使用者の意志に反して収納部が「中間位置」より後方に押し込まれてしまうことを防止することができる。また、ロック機構を解除すれば、収納部を「押し込み位置」まで押し込むことができ、椅子等に座ってキャビネットを使用する人の膝が十分に入る程度のニースペースを容易に形成することができる。
ロック機構は、前記収納部が前記中間位置より前方に引き出された状態で切換操作可能であることができる。
この場合、使用者は、切換操作をした後、収納部を後方に押し込めば、収納部が「中間位置」より後方に移動可能か否かを実際に確認することができ、確実にロック機構の切換を行なえるとともに、無駄な操作をしないですむ。
本発明のキャビネットにおいて、中間位置は収納部の前端が幕板の前面と面一となる位置であることが好ましい。
この場合、「中間位置」において、収納部とキャビネット本体との一体感が得られ、外観がすっきりする。幕板の表面材と収納部の表面材とを同じ素材のものにすれば、収納部とキャビネットとの一体感がさらに増して、外観がよりすっきりとしたものとなる。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例のキャビネットは、キャビネット本体10の上方に収納付鏡20及び照明21を備えた洗面化粧台に適用されるものである。キャビネット本体10の上面には、水栓装置30が取り付けられたカウンター一体型の洗面器40が設けられている。
図2〜図7に示すように、実施例のキャビネットは、キャビネット本体10と、キャビネット本体10に対して水平に引き出し可能であり、上方が開口した収納部100とを備えている。
キャビネット本体10は、前面上部に固定される固定幕板50、収納部100の引き出し方向の左右両面に固定されるキャビネット側板11及び後面に固定される背板12を有している。
固定幕板50の下方には、幕板用ヒンジ52を介して、垂直状態と水平状態との間で回動可能な回動幕板51が設けられている。幕板用ヒンジ52は、90度の角度を保持する機能を有している。このため、図5、図6に示すように、回動幕板51は、垂直状態から奥側に回動させて水平状態に保持可能である。固定幕板50及び回動幕板51の表面は、同じ素材の表面材で形成されている。
左右のキャビネット側板11の奥側内面には、収納部100の引き出し方向に延びる第1レール110が2本、上下に間隔を空けて取り付けられている。各第1レール110は、図6に示すように、収納部100が「押し込み位置」に位置した際に、前面板101の前面位置を越えない長さである。各第1レール110には、第2レール120がスライド自在に取り付けられている。第2レール120は第1レール110と略同じ長さである。上下2本の第2レール120に跨って、平板状の中間部材140がスライド自在に取り付けられている。中間部材140の外側面には、第2レールに係合して中間部材140をスライド自在に案内する第1案内部材141が設けられている。中間部材140のスライド方向の長さは、第1レール110及び第2レール120よりも若干長い。中間部材140の内面には、第3レール130が取り付けられている。第3レールは中間部材140のスライド方向の長さよりも短い長さである。左右で対をなす第3レール130には、収納部100がスライド自在に取り付けられている。収納部の左右外側面には、第3レールに係合して収納部100をスライド自在に案内する第2案内部材102が設けられている。収納部100のスライド方向の長さは、中間部材140と略同じ長さである。このように、キャビネット本体10と収納部100との間には、第1レール110、第2レール120、中間部材140及び第3レール130からなり、収納部110をキャビネット本体10に対して案内可能な規制手段が設けられている。
収納部100は、底部の手前側に固定される前部板103と、前部板103の後方に位置する後部板104とを有している。後部板104は、前部板103との接続部分に底板用ヒンジ105を介して水平状態と垂直状態との間を回動可能である。後部板104は、前部板103の反対側の端部に仕切り板106を有している。後部板104の左右両側内面の2箇所には、鉄片109が取り付けられている。
また、収納部100は、前面に固定される前面板101と左右側面に固定される収納側板107とを有している。前面板101の表面は、固定幕板50及び回動幕板51の表面と同じ素材の表面材で形成されている。左右の収納側板107の奥行きは、前部板103の後方に、後部板104を水平状態に位置させたときの前面板101の後面から仕切り板106の後面までの長さよりも長い。左右の収納側板107の内面には、磁石内蔵ストッパー108が取り付けられている。磁石内蔵ストッパー108は、後部板104が回動され、垂直状態に位置したときに、後部板104に取り付けられた鉄片109を磁着する位置に取り付けられている。
左右の中間部材140は、下方で両中間部材140に渡し掛けられた渡し板142を有する。渡し板142は、上面の左右2箇所に当り止め部143が設けられている。当り止め部143は、後部板104が水平状態に位置したときに、当り止め部143の前面と仕切り板106の後面とが当接する位置に取り付けられている。
水栓装置30は、床から立ち上がり、止水栓31sを有する給水管31及び止水栓32sを有する給湯管32に接続されている。洗面器40の排水口41は、床から立ち上がり排水トラップ42を有する排水管43に接続されている。給水管31、給湯管32及び排水管43は、キャビネット本体10の後方内部で上下方向に挿通されている。
実施例のキャビネットは、図2に示すように、第2レール120は第1レール110に案内されて前方にスライドし、中間部材140は第2レール120に案内されて前方にスライドし、収納部100は第3レールに案内されて前方にスライドする。この状態で収納部100が最も前方に引き出される「引き出し位置」となる。
収納部100を「引き出し位置」にして、後部板104を水平状態にすると、仕切り板106の後面が当り止め部143の前面に当接する。これにより、収納部100は中間部材140に対してそれ以上の後方への移動は不能となる。この状態で、収納部100を後方へ押し込むと、収納部100と中間部材140とが一体になって後方に移動する。図3に示すように、中間部材140の後端が背板12の前面に当接すると、中間部材140及び収納部100はそれ以上後方へ移動不能な「中間位置」となる。「中間位置」より後方に収納部100を押し込むことができないようにするロック機構は、仕切り板106を有する後部板104及び当り止め部143である。収納部の「中間位置」では、前面板101、固定幕板50及び回動幕板51の前面が面一である。
後部板104が水平状態に位置しているときは、後部板104上にも収納物を載置できる。後部板104上に載置された収納物が後方に転落するのを防止するため、仕切り板106が後部板104の後方で上方に延びている。
図5に示すように、収納部100を「引き出し位置」にして、後部板104を垂直状態にすると、鉄片109が磁石内蔵ストッパー108に磁着されて、後部板104は垂直状態で保持される。このため、仕切り板106の後面が当り止め部143に当接しなくなるので、収納部100は中間部材140に対して後方への移動が可能となる。この状態で、収納部100を後方へ押し込むと、図6に示すように中間部材140は後端が背板12の前面に当接するまで後方にスライドし、収納部100は収納側板107の後端が背板12の前面に当接するまで後方にスライドする。この状態で収納部100が最も後方に押し込まれる「押し込み位置」となる。
図6及び図7に示すように、後部板104が垂直状態に保持されると、収納部100の後方に、後部板104の後面及び左右の収納側板107の後部内面に囲まれた退避空間が形成される。この退避空間は、収納部100が「押し込み位置」に位置する際に、給水管31、給湯管32及び排水管43を挿通する。
回動幕板51は、キャビネットの使用者が、収納部100を「中間位置」と「引き出し位置」との間のみで往復移動させてキャビネットを使用する際には、垂直状態に位置させる。また、キャビネットの使用者が、ニースペースを形成するために収納部100を「押し込み位置」に位置させてキャビネットを使用する際には、回動幕板51は後方に回動して水平状態に保持させる。
このような構成である実施例のキャビネットにおいて、回動幕板51を奥側に水平状態まで回動させて保持すれば、キャビネット本体10の前方に大きな開口が形成される。このため、椅子等に座ってキャビネットを使用する者は、キャビネット本体10内に足をスムーズに出し入れすることができる。また、常態時には、回動幕板51が垂直状態に垂下されている。このため、洗面器40の下面がキャビネット本体10の前方から見えづらくなっている。
したがって、実施例のキャビネットは、椅子等に座って使用し易く、かつ見栄えの良いものである。
また、固定幕板50がキャビネット本体10の前面上部に固定されているので、回動幕板51を水平状態に保持した場合でも、キャビネット本体10の前方からは洗面器40の下面が見えづらくなっている。
また、キャビネット本体10に対し、可動幕板51の下方で「引き出し位置」と「押し込み位置」と「中間位置」とに、第1レール110等の規制手段により案内される収納部を備えている。収納部100を「押し込み位置」に押し込み、回動幕板51を水平状態に回動させて保持すれば、足の出し入れがスムーズに行えるニースペースを形成することができる。また、椅子等に座らずにキャビネットを使用する場合には、収納部100を「中間位置」と「引き出し位置」との間のみで往復移動させて使用することができる。
また、使用者が椅子等に座らずに使用するとき、収納部100を「中間位置」と「引き出し位置」との間のみで往復移動させて使用するため、ロック機構により、収納部100を「中間位置」より後方に押し込むことができないようにすることができる。この状態では、使用者の意志に反して収納部100が「中間位置」より後方に押し込まれてしまうことを防止することができる。また、ロック機構を解除すれば、収納部100を「押し込み位置」まで押し込むことができ、椅子等に座ってキャビネットを使用する人の膝が十分に入る程度のニースペースを容易に形成することができる。
また、収納部10を「引き出し位置」にして、後部板104を回動させてロック機構の切替え操作が行なえるので、使用者は、切換操作をした後、収納部100を後方に押し込めば、収納部100が「中間位置」より後方に移動可能か否かを実際に確認することができ、確実にロック機構の切換を行なえるとともに、無駄な操作をしないで済む。
また、収納部100の「中間位置」は、前面板101、固定幕板50及び回動幕板51の前面と面一になる位置とされ、それらの表面材は同じ素材で形成されている。このため、収納部100とキャビネット本体10との一体感が得られて外観がすっきりとしたものになっている。
また、収納部100を押し込み位置に位置させてニースペースを形成する際、第1レール等の規制手段が収納部100より後方に位置するため、外部に露出せず、キャビネット側板11の内面に凹凸が生じない。このため、使用者の足が引っかかることがなく、足の出し入れがスムーズに行うことができる。また、第1レール等の規制手段が露出していないので、すっきりとした外観となっている。
また、収納部100は、「引き出し位置」において、収納部100の上方開口をキャビネット本体10の前方に露出するように引き出すことができ、収納部100への物の出し入れを容易に行うことができる。
また、収納部100を「押し込み位置」に位置させてニースペースを形成する際、第1レール110等の規制手段が収納部100の前面板101より後方に位置するため、第1レール110等の規制手段が露出せず、ニースペースの内面に凹凸が生じない。このため、使用者の足が引っかかることがなく、足の出し入れがスムーズに行うことができる。また、この際、第1レール等の規制手段が露出していないので、すっきりとした外観となっている。
また、収納部100は第1レール110等の規制手段を介して案内されているため、収納部100がしっかりと取り付けられ、収納部100を引き出したり、押し込んだりする操作をスムーズに行うことができる。
また、後部板104を水平状態及び垂直状態に回動操作するのみで容易にロック機構を切り替えることができる。さらに、後部板104を水平状態に位置させると、前部板103及び後部板104に物を載置することができるので、多くの物を収納することが可能となる。
また、後部板104を垂直状態にして、収納部100を「押し込み位置」まで押し込むと、収納部100の後方に形成される退避空間に湯水供給管31、32及び排水管43が挿通され、収納部100の前面板101をキャビネット本体10の奥側に位置させることができ、広いニースペースを確保することができる。
また、後部板104は、磁石内蔵ストッパー108によって、容易に垂直状態に保持される。特に、収納部100を引き出したり、押し込んだりしても、後部板104の垂直状態を維持することができる。
本発明は洗面、手洗又はキッチン用のキャビネットに利用可能である。
実施例の洗面化粧台の一部切欠き正面図である。 実施例の収納部がロック状態で引き出し位置に位置する側面断面図である。 実施例の収納部がロック状態で中間位置に位置する側面断面図である。 実施例の収納部がロック状態で中間位置に位置する平面断面図である。 実施例の収納部がロック解除状態で引き出し位置に位置する側面断面図である。 実施例の収納部がロック解除状態で押し込み位置に位置する側面断面図である。 実施例の洗面化粧台の側面断面図である。
符号の説明
10…キャビネット本体
20…収納付鏡
30…水栓装置
40…(カウンター一体型の)洗面器
50…固定幕板
51…回動幕板
100…収納部
101…前面板
103…前部板
104…後部板
107…収納側板
108…磁石内蔵ストッパー
110…第1レール
120…第2レール
130…第3レール
140…中間部材
142…渡し板
143…当り止め部

Claims (4)

  1. キャビネット本体と、該キャビネット本体の上面に設けられた洗面器、手洗器及びシンクの少なくとも1種からなる水槽とを備えているキャビネットにおいて、
    前記キャビネット本体の前面上部に幕板が設けられ、該幕板は、上端を中心に垂直状態から奥側に回動可能にされ、かつ一定の回動角で保持可能であり、
    前記キャビネット本体に対し、前記幕板の下方で水平に引出し可能であり、上方が開口した収納部と、
    該収納部が最も前方に引き出される引き出し位置と、該収納部の前端が該キャビネット本体の前端よりも後方に位置し、該キャビネット本体の内部で該収納部の前方に空間が形成されるように、該収納部が最も後方に押し込まれる押し込み位置と、該引き出し位置と該押し込み位置との間の任意の中間位置とに、該収納部を該キャビネット本体に対して案内しつつ、該キャビネット本体に対する該収納部の位置を規制する規制手段とを備えていることを特徴とするキャビネット。
  2. 前記キャビネット本体は前記幕板の上方に固定幕板を有し、該幕板は該固定幕板に対して回動可能に取り付けられている請求項1記載のキャビネット。
  3. 前記中間位置より後方に前記収納部を押し込むことができないようにするロック機構を備えている請求項1又は2記載のキャビネット。
  4. 前記中間位置は前記収納部の前端が前記幕板の前面と面一となる位置である請求項1乃至3のいずれか1項記載のキャビネット。
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