JPH0812653B2 - トランザクション処理システム - Google Patents
トランザクション処理システムInfo
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- JPH0812653B2 JPH0812653B2 JP5177126A JP17712693A JPH0812653B2 JP H0812653 B2 JPH0812653 B2 JP H0812653B2 JP 5177126 A JP5177126 A JP 5177126A JP 17712693 A JP17712693 A JP 17712693A JP H0812653 B2 JPH0812653 B2 JP H0812653B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランザクション処理
システムに関する。
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシステムにおいては、端
末装置より入力されたメッセージをその投入順にアプリ
ケーションプログラムに渡さなければならない場合、同
一の端末装置から投入されたメッセージをすべて同一の
タスクもしくはメッセージキューを共有する同一のタス
ク群で実行していた。
末装置より入力されたメッセージをその投入順にアプリ
ケーションプログラムに渡さなければならない場合、同
一の端末装置から投入されたメッセージをすべて同一の
タスクもしくはメッセージキューを共有する同一のタス
ク群で実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したトランザクシ
ョン処理システムでは、端末装置より入力されたメッセ
ージをその投入順にアプリケーションプログラムに渡さ
なければならない場合、同一の端末装置から投入された
メッセージをすべて同一のタスクもしくはメッセージキ
ューを共有する同一のタスク群で実行していたため、特
定のタスクもしくはタスク群に負荷が集中することによ
りトランザクション処理システムの処理能力が低下する
という問題がある。
ョン処理システムでは、端末装置より入力されたメッセ
ージをその投入順にアプリケーションプログラムに渡さ
なければならない場合、同一の端末装置から投入された
メッセージをすべて同一のタスクもしくはメッセージキ
ューを共有する同一のタスク群で実行していたため、特
定のタスクもしくはタスク群に負荷が集中することによ
りトランザクション処理システムの処理能力が低下する
という問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムは、端
末装置からホストコンピュータにトランザクション処理
を要求するメッセージが入力されると、メッセージキュ
ーを生成し、該メッセージキューより順次にメッセージ
を取り出してアプリケーションプログラムにメッセージ
を渡すトランザクション処理システムにおいて、端末装
置から入力されたメッセージを格納するメッセージ格納
領域と、同一のタスクもしくはタスク群で実行可能なメ
ッセージの実行順を示すメッセージキュー内リンクと、
同一の端末装置から入力されたメッセージ群内でのメッ
セージ実行順を示すメッセージ群内リンクから成るメッ
セージ格納バッファと、同一のタスクもしくはタスク群
で実行可能なメッセージが格納された前記メッセージ格
納バッファの先頭を表示するメッセージキューと、端末
装置から入力されたメッセージを当該端末装置から入力
されたメッセージ群内のメッセージ投入順を示すリンク
を設定後前記メッセージキューに登録するメッセージ入
力手段と、前記メッセージキュー内のメッセージのうち
メッセージ群内リンクの先頭のメッセージのみを取り出
すメッセージ取り出し手段と、前記メッセージ取り出し
手段から渡されたメッセージをアプリケーションプログ
ラムに渡しアプリケーションプログラムの実行制御を行
うトランザクション実行制御手段と、前記トランザクシ
ョン実行制御手段よりメッセージに関するトランザクシ
ョン処理の終了を通知されると同一メッセージ群内のリ
ンクを更新後、前記メッセージ取り出し手段を呼び出す
トランザクション終了制御手段を有し、同一の端末から
投入されたメッセージを投入順に実行し、かつこれらを
異なるタスクもしくはタスク群で実行することを可能と
する。
末装置からホストコンピュータにトランザクション処理
を要求するメッセージが入力されると、メッセージキュ
ーを生成し、該メッセージキューより順次にメッセージ
を取り出してアプリケーションプログラムにメッセージ
を渡すトランザクション処理システムにおいて、端末装
置から入力されたメッセージを格納するメッセージ格納
領域と、同一のタスクもしくはタスク群で実行可能なメ
ッセージの実行順を示すメッセージキュー内リンクと、
同一の端末装置から入力されたメッセージ群内でのメッ
セージ実行順を示すメッセージ群内リンクから成るメッ
セージ格納バッファと、同一のタスクもしくはタスク群
で実行可能なメッセージが格納された前記メッセージ格
納バッファの先頭を表示するメッセージキューと、端末
装置から入力されたメッセージを当該端末装置から入力
されたメッセージ群内のメッセージ投入順を示すリンク
を設定後前記メッセージキューに登録するメッセージ入
力手段と、前記メッセージキュー内のメッセージのうち
メッセージ群内リンクの先頭のメッセージのみを取り出
すメッセージ取り出し手段と、前記メッセージ取り出し
手段から渡されたメッセージをアプリケーションプログ
ラムに渡しアプリケーションプログラムの実行制御を行
うトランザクション実行制御手段と、前記トランザクシ
ョン実行制御手段よりメッセージに関するトランザクシ
ョン処理の終了を通知されると同一メッセージ群内のリ
ンクを更新後、前記メッセージ取り出し手段を呼び出す
トランザクション終了制御手段を有し、同一の端末から
投入されたメッセージを投入順に実行し、かつこれらを
異なるタスクもしくはタスク群で実行することを可能と
する。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例の構成を表す図1を参照す
ると、本実施例は、端末装置1と、メッセージ入力手段
2と、メッセージ格納バッファ3と、メッセージキュー
4と、メッセージ取り出し手段5と、トランザクション
実行制御手段6と、トランザクション終了制御手段7と
から構成されている。
ると、本実施例は、端末装置1と、メッセージ入力手段
2と、メッセージ格納バッファ3と、メッセージキュー
4と、メッセージ取り出し手段5と、トランザクション
実行制御手段6と、トランザクション終了制御手段7と
から構成されている。
【0006】図面の繁雑化を回避するために図示を省略
しているが、それぞれが種々のトランザクション処理を
要求するメッセージを入力する端末装置1が複数個存在
し、またメッセージ格納バッファ3、メッセージキュー
4およびトランザクション実行制御手段6はトランザク
ションの種別ごとに存在する。
しているが、それぞれが種々のトランザクション処理を
要求するメッセージを入力する端末装置1が複数個存在
し、またメッセージ格納バッファ3、メッセージキュー
4およびトランザクション実行制御手段6はトランザク
ションの種別ごとに存在する。
【0007】図2はメッセージ格納バッファ3の構成図
であり、メッセージ格納バッファ3は、メッセージ格納
領域31と、メッセージキュー内リンク32と、メッセ
ージ群内リンク33からなる。メッセージキュー内リン
ク32は同一メッセージキュー4内にリンクされるメッ
セージ格納バッファ3の前後関係を表示し、メッセージ
群内リンク33は同一の端末装置1から入力されたメッ
セージに対するメッセージ格納バッファ3のリックの前
後関係を表示する。
であり、メッセージ格納バッファ3は、メッセージ格納
領域31と、メッセージキュー内リンク32と、メッセ
ージ群内リンク33からなる。メッセージキュー内リン
ク32は同一メッセージキュー4内にリンクされるメッ
セージ格納バッファ3の前後関係を表示し、メッセージ
群内リンク33は同一の端末装置1から入力されたメッ
セージに対するメッセージ格納バッファ3のリックの前
後関係を表示する。
【0008】端末装置1からトランザクション処理を要
求するメッセージが送信されると、メッセージ入力手段
2はメッセージを入力し、新たなメッセージ格納バッフ
ァ3を取得してメッセージ格納領域31にメッセージを
格納した後、メッセージに関するトランザクション処理
を行うトランザクション実行制御手段6を選択し、対応
するメッセージキュー4にメッセージ格納バッファ3を
登録する。
求するメッセージが送信されると、メッセージ入力手段
2はメッセージを入力し、新たなメッセージ格納バッフ
ァ3を取得してメッセージ格納領域31にメッセージを
格納した後、メッセージに関するトランザクション処理
を行うトランザクション実行制御手段6を選択し、対応
するメッセージキュー4にメッセージ格納バッファ3を
登録する。
【0009】メッセージキュー4へのメッセージ格納バ
ッファ3の登録は、メッセージキュー4とそこから示さ
れる登録済みのメッセージ格納バッファ3のメッセージ
キュー内リンク32を参照して、キューの末尾のメッセ
ージ格納バッファと新たに登録するメッセージ格納バッ
ファのメッセージキュー内リンク32をそれぞれ更新す
ることにより行う。
ッファ3の登録は、メッセージキュー4とそこから示さ
れる登録済みのメッセージ格納バッファ3のメッセージ
キュー内リンク32を参照して、キューの末尾のメッセ
ージ格納バッファと新たに登録するメッセージ格納バッ
ファのメッセージキュー内リンク32をそれぞれ更新す
ることにより行う。
【0010】このとき、メッセージ入力手段2は登録済
みのメッセージ格納バッファ3のメッセージ群内リンク
33を参照して、同一の端末装置から入力したキューの
末尾のメッセージ格納バッファと新たに登録するメッセ
ージ格納バッファのメッセージ群内リンク33をそれぞ
れ更新する。
みのメッセージ格納バッファ3のメッセージ群内リンク
33を参照して、同一の端末装置から入力したキューの
末尾のメッセージ格納バッファと新たに登録するメッセ
ージ格納バッファのメッセージ群内リンク33をそれぞ
れ更新する。
【0011】この後、メッセージ入力手段2はトランザ
クション実行制御手段6にメッセージ登録を行ったこと
を通知する。トランザクション実行制御手段6は、メッ
セージ入力手段2よりメッセージ登録を行ったことを通
知されると、アプリケーションプログラムを実行中でな
かったらメッセージ取り出し手段5を呼び出す。一方、
すでにアプリケーションプログラムの実行中であった場
合はアプリケーションプログラムの終了を待ち合わせ
る。
クション実行制御手段6にメッセージ登録を行ったこと
を通知する。トランザクション実行制御手段6は、メッ
セージ入力手段2よりメッセージ登録を行ったことを通
知されると、アプリケーションプログラムを実行中でな
かったらメッセージ取り出し手段5を呼び出す。一方、
すでにアプリケーションプログラムの実行中であった場
合はアプリケーションプログラムの終了を待ち合わせ
る。
【0012】メッセージ取り出し手段5は、メッセージ
キュー4を参照してキューの先頭のメッセージ格納バッ
ファ3を選択し、メッセージキュー4とキューから取り
出すメッセージのキューの前後のメッセージ格納バッフ
ァのメッセージキュー内リンク32を更新することによ
り選択したメッセージ格納バッファをキューから取り出
す。
キュー4を参照してキューの先頭のメッセージ格納バッ
ファ3を選択し、メッセージキュー4とキューから取り
出すメッセージのキューの前後のメッセージ格納バッフ
ァのメッセージキュー内リンク32を更新することによ
り選択したメッセージ格納バッファをキューから取り出
す。
【0013】ただし、この時選択しようとしたメッセー
ジ格納バッファのメッセージ群内リンク33を参照し
て、同一の端末装置から入力したメッセージのうち選択
しようとしたメッセージより前に入力したメッセージが
存在していた場合には、このメッセージ格納バッファは
選択せずにメッセージキュー内リンク32で示されるメ
ッセージキュー内の後続のメッセージ格納バッファを選
択する。
ジ格納バッファのメッセージ群内リンク33を参照し
て、同一の端末装置から入力したメッセージのうち選択
しようとしたメッセージより前に入力したメッセージが
存在していた場合には、このメッセージ格納バッファは
選択せずにメッセージキュー内リンク32で示されるメ
ッセージキュー内の後続のメッセージ格納バッファを選
択する。
【0014】トランザクション実行制御手段6は、メッ
セージ取り出し手段5により選択されメッセージキュー
4より取り出されたメッセージをアプリケーションプロ
グラムに渡しトランザクション処理を実行する。
セージ取り出し手段5により選択されメッセージキュー
4より取り出されたメッセージをアプリケーションプロ
グラムに渡しトランザクション処理を実行する。
【0015】アプリケーションプログラムのトランザク
ション処理が終了すると、トランザクション実行制御手
段7はトランザクション終了制御手段7を呼び出す。
ション処理が終了すると、トランザクション実行制御手
段7はトランザクション終了制御手段7を呼び出す。
【0016】トランザクション終了制御手段7は、トラ
ンザクション処理の終了したメッセージの格納されてい
るメッセージ格納バッファのメッセージ群内リンク33
を参照し、同一端末装置から入力した後続のメッセージ
が存在している場合には上記後続のメッセージの格納さ
れたメッセージ格納バッファのメッセージ群内リンク3
3を更新して、上記メッセージの格納されたメッセージ
格納バッファを上記端末装置から入力して先頭のメッセ
ージとする。
ンザクション処理の終了したメッセージの格納されてい
るメッセージ格納バッファのメッセージ群内リンク33
を参照し、同一端末装置から入力した後続のメッセージ
が存在している場合には上記後続のメッセージの格納さ
れたメッセージ格納バッファのメッセージ群内リンク3
3を更新して、上記メッセージの格納されたメッセージ
格納バッファを上記端末装置から入力して先頭のメッセ
ージとする。
【0017】この後、トランザクション終了制御手段7
は、メッセージ取り出し手段5を呼び出す。メッセージ
取り出し手段5は、上述した方法でメッセージキューか
らメッセージ格納バッファを取り出してトランザクショ
ン実行制御手段6に渡すことにより、次のトランザクシ
ョン処理が実行される。
は、メッセージ取り出し手段5を呼び出す。メッセージ
取り出し手段5は、上述した方法でメッセージキューか
らメッセージ格納バッファを取り出してトランザクショ
ン実行制御手段6に渡すことにより、次のトランザクシ
ョン処理が実行される。
【0018】図3は、本実施例におけるメッセージ格納
バッファ3とメッセージキュー4とトランザクション実
行制御手段6の関係をより具体的に表す。
バッファ3とメッセージキュー4とトランザクション実
行制御手段6の関係をより具体的に表す。
【0019】トランザクション実行制御手段6aは、メ
ッセージ格納バッファ3a−0に格納されたメッセージ
のトランザクション処理を実行中であり、そのメッセー
ジキュー4aには3つのメッセージ格納バッファ3a−
1,3a−2および3a−3がメッセージキュー内リン
ク32によりリンクされ登録されている。
ッセージ格納バッファ3a−0に格納されたメッセージ
のトランザクション処理を実行中であり、そのメッセー
ジキュー4aには3つのメッセージ格納バッファ3a−
1,3a−2および3a−3がメッセージキュー内リン
ク32によりリンクされ登録されている。
【0020】同様にトランザクション実行制御手段6b
は、メッセージ格納バッファ3b−0に格納されたメッ
セージのトランザクション処理を実行中であり、そのメ
ッセージキュー4bには2つのメッセージ格納バッファ
3b−1および3b−2がメッセージキュー内リンク3
2によりリンクされ登録されている。
は、メッセージ格納バッファ3b−0に格納されたメッ
セージのトランザクション処理を実行中であり、そのメ
ッセージキュー4bには2つのメッセージ格納バッファ
3b−1および3b−2がメッセージキュー内リンク3
2によりリンクされ登録されている。
【0021】メッセージ格納バッファ3a−0と3b−
1は、この順序で同一の端末装置から投入されたメッセ
ージであり、メッセージ群内リンク33によりリンクさ
れている。同様にメッセージ格納バッファ3b−0と3
a−2,および3a−1と3a−3が、それぞれこの順
序で投入され、メッセージ群内リンク33によりリンク
されている。
1は、この順序で同一の端末装置から投入されたメッセ
ージであり、メッセージ群内リンク33によりリンクさ
れている。同様にメッセージ格納バッファ3b−0と3
a−2,および3a−1と3a−3が、それぞれこの順
序で投入され、メッセージ群内リンク33によりリンク
されている。
【0022】このときにトランザクション実行制御手段
6aで実行中のトランザクション処理が終了した場合、
トランザクション終了制御手段7はメッセージ格納バッ
ファ3a−0のメッセージ群内リンク33で示されるメ
ッセージ格納バッファ3b−1のメッセージ群内リンク
を更新後、メッセージ取り出し手段5を呼び出す。
6aで実行中のトランザクション処理が終了した場合、
トランザクション終了制御手段7はメッセージ格納バッ
ファ3a−0のメッセージ群内リンク33で示されるメ
ッセージ格納バッファ3b−1のメッセージ群内リンク
を更新後、メッセージ取り出し手段5を呼び出す。
【0023】メッセージ取り出し手段5はメッセージキ
ュー4aの先頭のメッセージ格納バッファ3a−1を参
照し、同バッファのメッセージ群内リンク33は同一の
端末装置から入力した先頭のメッセージであることを示
しているため、メッセージ格納バッファ3a−1をメッ
セージキュー4aから取り出しトランザクション実行制
御手段6aに渡す。
ュー4aの先頭のメッセージ格納バッファ3a−1を参
照し、同バッファのメッセージ群内リンク33は同一の
端末装置から入力した先頭のメッセージであることを示
しているため、メッセージ格納バッファ3a−1をメッ
セージキュー4aから取り出しトランザクション実行制
御手段6aに渡す。
【0024】一方、図3に示される状態においてトラン
ザクション実行制御手段6bで実行中のトランザクショ
ン処理が終了した場合、トランザクション終了制御手段
7はメッセージ格納バッファ3b−0のメッセージ群内
リンク33で示されるメッジ格納バッファ3a−2のメ
ッセージ群内リンク33を更新後、メッセージ取り出し
手段5を呼び出す。
ザクション実行制御手段6bで実行中のトランザクショ
ン処理が終了した場合、トランザクション終了制御手段
7はメッセージ格納バッファ3b−0のメッセージ群内
リンク33で示されるメッジ格納バッファ3a−2のメ
ッセージ群内リンク33を更新後、メッセージ取り出し
手段5を呼び出す。
【0025】メッセージ取り出し手段5はメッセージキ
ュー4bの先頭のメッセージ格納バッファ3b−1を参
照するが、同バッファのメッセージ群内リンクに同一の
端末装置からこれ以前に入力したメッセージ3a−0が
存在することが示されるため、メッセージキュー4bか
ら取り出されるのはメッセージ格納バッファ3b−2と
なる。
ュー4bの先頭のメッセージ格納バッファ3b−1を参
照するが、同バッファのメッセージ群内リンクに同一の
端末装置からこれ以前に入力したメッセージ3a−0が
存在することが示されるため、メッセージキュー4bか
ら取り出されるのはメッセージ格納バッファ3b−2と
なる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、同一の
端末装置からメッセージを入力した際に、メッセージの
入力順にメッセージに関するトランザクション処理を実
行しなければならない場合にも、異なるトランザクショ
ン実行制御のメッセージキューにメッセージを登録する
ことが可能であり、メッセージに関するトランザクショ
ン処理を異なるタスクもしくはタスク群で実行すること
を可能とすることにより、トランザクション処理の並列
実行性を高めトランザクション処理システムの処理性能
を向上させることができるという効果がある。
端末装置からメッセージを入力した際に、メッセージの
入力順にメッセージに関するトランザクション処理を実
行しなければならない場合にも、異なるトランザクショ
ン実行制御のメッセージキューにメッセージを登録する
ことが可能であり、メッセージに関するトランザクショ
ン処理を異なるタスクもしくはタスク群で実行すること
を可能とすることにより、トランザクション処理の並列
実行性を高めトランザクション処理システムの処理性能
を向上させることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例におけるメッセージ格納バッファ
3の構成図である。
3の構成図である。
【図3】図1の実施例におけるメッセージ格納バッファ
3メッセージキュー4およびトランザクション実行制御
手段6の関連図である。
3メッセージキュー4およびトランザクション実行制御
手段6の関連図である。
1 端末装置 2 メッセージ入力手段 3 メッセージ格納バッファ 4 メッセージキュー 5 メッセージ取り出し手段 6 トランザクション実行制御手段 7 トランザクション終了制御手段 31 メッセージ格納領域 32 メッセージキュー内リンク 33 メッセージ群内リンク
Claims (2)
- 【請求項1】 端末装置からホストコンピュータにトラ
ンザクション処理を要求するメッセージが入力される
と、メッセージキューを生成し、該メッセージキューよ
り順次にメッセージを取り出してアプリケーションプロ
グラムにメッセージを渡すトランザクション処理システ
ムにおいて、 端末装置から入力されたメッセージを格納するメッセー
ジ格納領域と、同一のタスクもしくはタスク群で実行可
能なメッセージの実行順を示すメッセージキュー内リン
クと、同一の端末装置から入力されたメッセージ群内で
のメッセージ実行順を示すメッセージ群内リンクから成
るメッセージ格納バッファと、 同一のタスクもしくはタスク群で実行可能なメッセージ
が格納された前記メッセージ格納バッファの先頭を表示
するメッセージキューと、 端末装置から入力されたメッセージを当該端末装置から
入力されたメッセージ群内のメッセージ投入順を示すリ
ンクを設定後前記メッセージキューに登録するメッセー
ジ入力手段と、 前記メッセージキュー内のメッセージのうちメッセージ
群内リンクの先頭のメッセージのみを取り出すメッセー
ジ取り出し手段と、 前記メッセージ取り出し手段から渡されたメッセージを
アプリケーションプログラムに渡しアプリケーションプ
ログラムの実行制御を行うトランザクション実行制御手
段と、 前記トランザクション実行制御手段よりメッセージに関
するトランザクション処理の終了を通知されると同一メ
ッセージ群内のリンクを更新後、前記メッセージ取り出
し手段を呼び出すトランザクション終了制御手段を有
し、同一の端末から投入されたメッセージを投入順に実
行し、かつこれらを異なるタスクもしくはタスク群で実
行することを可能とするトランザクション処理システ
ム。 - 【請求項2】 前記メッセージ格納バッファ、メッセー
ジキューおよびトランザクション実行制御手段はトラン
ザクションの種別ごとに設けられることを特徴とする請
求項1記載のトランザクション処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5177126A JPH0812653B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | トランザクション処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5177126A JPH0812653B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | トランザクション処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736829A JPH0736829A (ja) | 1995-02-07 |
JPH0812653B2 true JPH0812653B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=16025629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5177126A Expired - Fee Related JPH0812653B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | トランザクション処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812653B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007219651A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Toshiba Corp | ジョブ処理順序コントロール方法、これを用いたネットワークコンピュータシステム、そのプログラム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100390853B1 (ko) * | 2000-06-07 | 2003-07-10 | 차상균 | 주 메모리 트랜잭션 처리 시스템에서 병렬적 회복 연산을 위한 디퍼런셜 로깅 방법 및 장치 |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP5177126A patent/JPH0812653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007219651A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Toshiba Corp | ジョブ処理順序コントロール方法、これを用いたネットワークコンピュータシステム、そのプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0736829A (ja) | 1995-02-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960716 |
|
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