JPH0922363A - タスク構成方式 - Google Patents
タスク構成方式Info
- Publication number
- JPH0922363A JPH0922363A JP16941895A JP16941895A JPH0922363A JP H0922363 A JPH0922363 A JP H0922363A JP 16941895 A JP16941895 A JP 16941895A JP 16941895 A JP16941895 A JP 16941895A JP H0922363 A JPH0922363 A JP H0922363A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- task
- processing
- event
- monitor
- tasks
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 イベントが追加された場合でも新たにタスク
を作成する必要をなくす。 【構成】 イベント発生によりタスク起動要求するモニ
タ10と、処理管理部21、タスク・処理対応テーブル
22、処理1〜mを行う処理部231〜23mと各処理部
に付属するデータ部241〜24m,作業バッファ251
〜25mを有する仮想タスク20からなる。タスクA,
B,C…nとしての各機能は複数の処理部231〜23m
の処理1,2,3…mの組合せで実現できるようにして
あり、テーブル22はタスクと処理の組合せが記述され
ている。イベント発生によりモニタ10からタスク起動
要求があると、処理管理部21はテーブル22を検索
し、タスク対応の処理1〜mの組合せを読み出し、処理
1〜mを行う処理部231〜23mの組合せで要求された
タスクの処理を実行する。
を作成する必要をなくす。 【構成】 イベント発生によりタスク起動要求するモニ
タ10と、処理管理部21、タスク・処理対応テーブル
22、処理1〜mを行う処理部231〜23mと各処理部
に付属するデータ部241〜24m,作業バッファ251
〜25mを有する仮想タスク20からなる。タスクA,
B,C…nとしての各機能は複数の処理部231〜23m
の処理1,2,3…mの組合せで実現できるようにして
あり、テーブル22はタスクと処理の組合せが記述され
ている。イベント発生によりモニタ10からタスク起動
要求があると、処理管理部21はテーブル22を検索
し、タスク対応の処理1〜mの組合せを読み出し、処理
1〜mを行う処理部231〜23mの組合せで要求された
タスクの処理を実行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
において特定の機能を実現するための専用のソフトウェ
アにおけるタスク構成方式に関するものである。
において特定の機能を実現するための専用のソフトウェ
アにおけるタスク構成方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタスク構成方式は図3に示すよう
に、特定の機能を実現するための複数のタスクA,B〜
nとそれらを管理するモニタ10よりなる。モニタ10
及びタスクA,B〜nはそれぞれプログラミング言語に
て記述されたコード部11及び31A,31B〜31
nと、数値にて記述されたデータ部12及び32A,32
B〜32nと、作業用のバッファ13及び33A,33B〜
33nよりなる。
に、特定の機能を実現するための複数のタスクA,B〜
nとそれらを管理するモニタ10よりなる。モニタ10
及びタスクA,B〜nはそれぞれプログラミング言語に
て記述されたコード部11及び31A,31B〜31
nと、数値にて記述されたデータ部12及び32A,32
B〜32nと、作業用のバッファ13及び33A,33B〜
33nよりなる。
【0003】モニタ10のデータ部12には、イベント
・起動タスク対応テーブル121が格納されている。表
1にイベント、起動・タスク対応テーブルを示す。この
テーブルには発生するイベントa,b,c…nと、その
とき起動すべきタスクA,B,C…nが1対1に対応し
て記述されている。
・起動タスク対応テーブル121が格納されている。表
1にイベント、起動・タスク対応テーブルを示す。この
テーブルには発生するイベントa,b,c…nと、その
とき起動すべきタスクA,B,C…nが1対1に対応し
て記述されている。
【0004】
【表1】
【0005】モニタ10は常に図4に示すフローに従っ
て、データの入力やタイマのタイムアップ等のイベント
を監視している。今、aというイベントが発生したとす
ると、モニタ10はイベント・起動タスク対応テーブル
121を検索し、起動すべきタスクがAであることを知
る。次に、当該のタスクAを起動する。起動されたタス
クAはイベントaに応じた処理を行う。モニタ10は再
びイベントの監視に移る。
て、データの入力やタイマのタイムアップ等のイベント
を監視している。今、aというイベントが発生したとす
ると、モニタ10はイベント・起動タスク対応テーブル
121を検索し、起動すべきタスクがAであることを知
る。次に、当該のタスクAを起動する。起動されたタス
クAはイベントaに応じた処理を行う。モニタ10は再
びイベントの監視に移る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式では、
(1)イベントと起動タスクが1対1に対応しているた
め、イベントが追加された場合は、それに対応するタス
クを新たに作製しなければならない。
(1)イベントと起動タスクが1対1に対応しているた
め、イベントが追加された場合は、それに対応するタス
クを新たに作製しなければならない。
【0007】(2)互に類似した機能のタスクであって
も、イベントが異なれば別タスクとして扱われるので、
メモリ資源などの限られた資源を有効に使えない。
も、イベントが異なれば別タスクとして扱われるので、
メモリ資源などの限られた資源を有効に使えない。
【0008】(3)特定の処理はタスクに内存している
ので、それのみを追加,削除するにはタスク自身の改造
が必要となる。
ので、それのみを追加,削除するにはタスク自身の改造
が必要となる。
【0009】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、イベ
ントが追加された場合でも新たにタスクを作製する必要
がなく、資源を有効に使用できるタスク構成方式を提供
することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、イベ
ントが追加された場合でも新たにタスクを作製する必要
がなく、資源を有効に使用できるタスク構成方式を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるタスク構成方式は、イベント発生に
よりタスク起動要求するモニタと複数のタスクを模擬し
た仮想タスクを有し、仮想タスクはタスク起動要求され
る処理管理部と複数の処理部及びタスク・処理対応テー
ブルを有し、各処理部は各々固有のデータ部及び作業バ
ッファを有し、タスク・処理対応テーブルはタスクとそ
れに該当する複数の処理が登録されてなるものである。
に、本発明におけるタスク構成方式は、イベント発生に
よりタスク起動要求するモニタと複数のタスクを模擬し
た仮想タスクを有し、仮想タスクはタスク起動要求され
る処理管理部と複数の処理部及びタスク・処理対応テー
ブルを有し、各処理部は各々固有のデータ部及び作業バ
ッファを有し、タスク・処理対応テーブルはタスクとそ
れに該当する複数の処理が登録されてなるものである。
【0011】
【作用】処理管理部はイベントの発生によりモニタから
タスク起動要求されると、タスク・処理対応テーブルを
検索する。このテーブルにはタスクとそれに該当する複
数の処理が登録されているので、その複数の処理をそれ
ぞれ実行する複数の処理部で実行することにより起動要
求タスクの処理を行うことができる。タスクは処理の組
合せで構成されているので、イベントが追加された場
合、タスク処理対応テーブルに必要な処理を記述するこ
とで対応できる。
タスク起動要求されると、タスク・処理対応テーブルを
検索する。このテーブルにはタスクとそれに該当する複
数の処理が登録されているので、その複数の処理をそれ
ぞれ実行する複数の処理部で実行することにより起動要
求タスクの処理を行うことができる。タスクは処理の組
合せで構成されているので、イベントが追加された場
合、タスク処理対応テーブルに必要な処理を記述するこ
とで対応できる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1について、このタスク構成方式はモニタ10
と仮想タスク20からなる。モニタ10は従来モニタ
(図3)同様、コード部11,データ部12,作業バッ
ファ13からなり、データ部12にイベント・起動対応
テーブル(表1)が格納されている。
する。図1について、このタスク構成方式はモニタ10
と仮想タスク20からなる。モニタ10は従来モニタ
(図3)同様、コード部11,データ部12,作業バッ
ファ13からなり、データ部12にイベント・起動対応
テーブル(表1)が格納されている。
【0013】仮想タスク20はモニタ10からタスク起
動要求される処理管理部21と、タスク・処理対応テー
ブル22及び複数の処理部231〜23mからなる。各処
理部231〜23mはプログラミング言語で記述され、そ
れぞれ固有のデータ部241〜24m及び作業用バッファ
251〜25mを有している。
動要求される処理管理部21と、タスク・処理対応テー
ブル22及び複数の処理部231〜23mからなる。各処
理部231〜23mはプログラミング言語で記述され、そ
れぞれ固有のデータ部241〜24m及び作業用バッファ
251〜25mを有している。
【0014】処理管理部21はモニタ10よりタスク起
動の要求があると、タスク・処理対応テーブル22を参
照してそのタスクとして必要な処理を順次行っていく。
動の要求があると、タスク・処理対応テーブル22を参
照してそのタスクとして必要な処理を順次行っていく。
【0015】
【表2】
【0016】表2にタスク・処理対応テーブルを示す。
このテーブル22はタスクA,B,C…nとしての各機
能は複数の処理1,2,3…mの組合せで実現できるよ
うに、処理部231〜23m,データ部241〜24m,作
業バッファ251〜25mに記述してある。そしてタスク
・処理対応テーブル22には起動すべきタスクA,B,
C…nとそのタスク機能として必要な複数の処理1,
2,3…mの組合せが記述してある。
このテーブル22はタスクA,B,C…nとしての各機
能は複数の処理1,2,3…mの組合せで実現できるよ
うに、処理部231〜23m,データ部241〜24m,作
業バッファ251〜25mに記述してある。そしてタスク
・処理対応テーブル22には起動すべきタスクA,B,
C…nとそのタスク機能として必要な複数の処理1,
2,3…mの組合せが記述してある。
【0017】実施例の動作について、図2のフローを用
いて説明する。イベントが発生すると、モニタ10はイ
ベント・起動タスク対応テーブル121(表1)からイ
ベント対応の起動タスクを読み出し、そのタスク起動を
仮想タスク20の処理管理部21に要求する(S1〜S
3)。
いて説明する。イベントが発生すると、モニタ10はイ
ベント・起動タスク対応テーブル121(表1)からイ
ベント対応の起動タスクを読み出し、そのタスク起動を
仮想タスク20の処理管理部21に要求する(S1〜S
3)。
【0018】処理管理部21はこのタスク起動の要求に
応じタスク・処理対応テーブル22(表2)を検索する
(S4)。起動タスクがあれば、そのタスクに対応する
処理(1〜mの組合せ)を読み出し、その処理を行う処
理部(231〜23mの組合せ)で起動要求のタスク機能
の処理を実行する(S5,S6)。これを登録されて処
理がなくなるまで繰返す(S5〜S7)。
応じタスク・処理対応テーブル22(表2)を検索する
(S4)。起動タスクがあれば、そのタスクに対応する
処理(1〜mの組合せ)を読み出し、その処理を行う処
理部(231〜23mの組合せ)で起動要求のタスク機能
の処理を実行する(S5,S6)。これを登録されて処
理がなくなるまで繰返す(S5〜S7)。
【0019】以上のように、タスクA,B,C…nが処
理1,2,3…mの組合せで構成されているので、イベ
ントが追加された場合、タスク・処理対応テーブル22
に必要な処理を記述するだけですむことになる。また、
類似するタスクの機能は処理部231〜23mを共用する
ことで実現可能となる。また、処理部231〜23mはそ
れぞれ固有のデータ部241〜24m及び作業バッファ2
51〜25mを有し、他の処理部と独立しているので、デ
ータの追加,削除が容易にできる。
理1,2,3…mの組合せで構成されているので、イベ
ントが追加された場合、タスク・処理対応テーブル22
に必要な処理を記述するだけですむことになる。また、
類似するタスクの機能は処理部231〜23mを共用する
ことで実現可能となる。また、処理部231〜23mはそ
れぞれ固有のデータ部241〜24m及び作業バッファ2
51〜25mを有し、他の処理部と独立しているので、デ
ータの追加,削除が容易にできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0021】(1)イベントが追加された場合でも、タ
スク処理対応テーブルに必要な処理を記述すればよいの
で、新たにタスクを作成する必要がない。
スク処理対応テーブルに必要な処理を記述すればよいの
で、新たにタスクを作成する必要がない。
【0022】(2)類似するタスクの機能は処理部を共
用することで実現できるので、資源を有効に使用でき
る。
用することで実現できるので、資源を有効に使用でき
る。
【0023】(3)処理部は固有のデータ,作業バッフ
ァを有し、他の処理部と独立しているので、データの追
加,削除が容易である。
ァを有し、他の処理部と独立しているので、データの追
加,削除が容易である。
【図1】実施例の構成説明図。
【図2】実施例の動作フロー図。
【図3】従来例の構成説明図。
【図4】従来例の動作フロー図。
1,2,3〜m…処理 10…モニタ 11…コード部 12…データ部 121…イベント・起動タスク対応テーブル 13…作業バッファ 20…仮想タスク 21…処理管理部 22…タスク・処理対応テーブル 231〜23m…処理部 241〜24m…データ部 251〜25m…作業バッファ 31A〜31n…コード部 32A〜32n…データ部 33A〜33n…作業バッファ A,B,C〜n…タスク a,b,c〜n…イベント
Claims (1)
- 【請求項1】 イベント発生によりタスク起動要求する
モニタと複数のタスクを模擬した仮想タスクを有し、 仮想タスクはタスク起動要求される処理管理部と複数の
処理部及びタスク・処理対応テーブルを有し、 各処理部は各々固有のデータ部及び作業バッファを有
し、 タスク・処理対応テーブルはタスクとそれに該当する複
数の処理が登録されてなり、 仮想タスクはモニタからのタスク起動の要求があるとタ
スク・処理対応テーブルを検索し、テーブルに登録され
た複数の処理にて起動要求タスクの処理を実行すること
を特徴としたタスク構成方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16941895A JPH0922363A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | タスク構成方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16941895A JPH0922363A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | タスク構成方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922363A true JPH0922363A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15886233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16941895A Pending JPH0922363A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | タスク構成方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0922363A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343802A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Rohm Co Ltd | 割込処理方法、システムおよび装置、並びに割込ハンドラ記憶装置 |
JP2007115172A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-10 | Mitsubishi Electric Corp | 二重化システム |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP16941895A patent/JPH0922363A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343802A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Rohm Co Ltd | 割込処理方法、システムおよび装置、並びに割込ハンドラ記憶装置 |
JP2007115172A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-10 | Mitsubishi Electric Corp | 二重化システム |
JP4738132B2 (ja) * | 2005-10-24 | 2011-08-03 | 三菱電機株式会社 | 二重化システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |