JP2007219651A - ジョブ処理順序コントロール方法、これを用いたネットワークコンピュータシステム、そのプログラム - Google Patents

ジョブ処理順序コントロール方法、これを用いたネットワークコンピュータシステム、そのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】センター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、処理時間の短縮を図るジョブ処理順序コントロール方法を提供する。
【解決手段】本最適化するジョブ処理順序コントロール方法は、ネットワークを介して接続された複数の処理要求元ローカル計算機システム群20からの処理要求を受け付けて、センター計算システム30の業務処理サーバ30Aの業務処理キュー32に格納し、CPUからなる処理要求処理手段33が処理要求を順番に取り出して、対応する業務アプリケーション34により業務処理を実行するセンター計算機システム30の業務処理サーバ30Aからなるネットワークコンピュータを用い、処理要求元の性質、処理要求の性質、業務処理の性質などから、複数処理要求元からの処理要求との関係などを考慮した処理要求のグループ属性を設け、処理要求をグルーピングしてセンター計算機システム30でその処理を最適化する。
【選択図】 図1

Description

本発明はジョブ処理順序コントロール方法、これを用いたシステム、そのプログラムに係り、特に複数処理要求元からの処理要求をグルーピングし、その処理を最適化するジョブ処理順序コントロール方法、これを用いたネットワークコンピュータシステム、そのプログラムに関する。
一般のローカル連係・センター計算機システム1は、図4に示すように、ネットワーク10と複数の処理要求元ローカル計算機システム群20とセンター計算機システム30とから構成されている。このセンター計算機システム30は、複数の処理要求元ローカル計算機システム群20(20a、20b、…20n)の処理要求(信号)a1、a2…anを受け付ける処理要求受付部31と、その処理要求を格納する業務処理キュー32と処理要求処理部(CPU)33と業務アプリケーション34と、OSの標準機能として実装するCPU負荷測定部35とから構成されている。
通常のローカル連係・センター計算機システム1は、ローカル計算機システム20a、20b、…20nからの処理要求a1、a2…anを受付順に業務処理キュー32に格納し処理要求に応じて処理を順番に実行する。その処理実行はローカル計算機システム20a、20b、…20nからの処理要求a1、a2…anを処理要求受付部31で受け付けると、受付順に業務処理キュー32に格納し、基本的にはその受付順に処理を実行すなわち単純な固定的な優先度による業務処理である。センター計算機システム30の高負荷の解消を速やかに図ることは不可能であり、業務処理時間の短縮を図ることができない。
また、従来のローカル連係・センター計算機システム1では、センター計算機システム30の業務処理サーバの実行待ち行列中の順番を変える方法が提案されている。
特許文献1に記載のジョブ実行制御方法は、処理要求元がWebクライアント、センター計算機システムがWebサーバと業務処理サーバにあたるが、Webクライアントから業務処理条件を付加した業務処理要求を受け取ると、業務処理サーバがその処理条件に対する設定情報の検索結果を返し、所定の業務処理基本情報を作成し、業務処理サーバの実行待ち行列中の順番を、実行待ち行列の状態に応じて変えることが可能である。
しかし、この特許文献1の実行制御方法では、処理要求元のWebクライアントからの業務処理条件を付加した要求を受け取ると業務処理サーバの実行待ち行列中での順番を実行待ち行列の状態に応じて変えるものであるが、業務処理サーバのCPU負荷などの状態は見ていない。また、業務処理要求に付加した条件は業務面から見た固定的な条件であり、複数のWebクライアントの処理要求元からの処理要求との関係などを考慮したものではなく、実行待ち行列中での順番の変更も固定的な条件により行うものである。
また、特許文献2に記載の負荷分散方法は、複数のトランザクション処理メッセージをそのメッセージの識別子をキーにして、そのトランザクション毎平均CPU使用時間管理表を検索し、複数のトランザクション処理メッセージのそれぞれの実行に要する平均CPU使用時間を算出して、複数のトランザクション処理メッセージの実行に要するCPU使用時間の予測値を算出し、メッセージの複数サーバへの振り分け配分を決定することができる。
しかし、この特許文献2の負荷分散方法では、その処理要求に要する平均CPU使用時間を時間管理表により検索し、実行に要するCPU使用時間の予測値を算出して複数の実行サーバに要求を振り分けるが、あくまで、複数の実行サーバの現在CPU負荷状態とこれから処理する処理要求のCPU使用時間の予測値とから、実行サーバの割振りをするものである。
従来のローカル連係・センター計算機システムは、複数の処理要求元と、その処理要求に基づく業務処理を実行するようになっており、センター計算機システムにおいて、センター計算機システムの高負荷(例えば処理待ちの処理要求が一定数以上存在する状態)が継続しているような状況下では、単純かつ固定的な優先度条件による実行待ち行列の生成では、処理要求元のニーズや業務ニーズからみて、最適な処理順序とは言えず、処理順序を工夫することでセンター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、業務処理時間を短縮ができる可能性がある。
特開2003−316748号公報 特開2003−296289号公報
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、処理要求元の性質、処理要求の性質、業務処理の性質などから、複数処理要求元からの処理要求との関係などを考慮した処理要求のグループ属性を設け、処理要求をグルーピングしてセンター計算機システムでその処理を最適化し、センター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、業務処理時間の短縮を図るジョブ処理順序コントロール方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、処理要求元の性質、処理要求の性質、業務処理の性質などから、複数処理要求元からの処理要求との関係などを考慮した処理要求のグループ属性を設け、処理要求をグルーピングしてセンター計算機システムでその処理を最適化し、センター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、処理時間の短縮を図るネットワークコンピュータシステムを提供することである。
また、本発明の他の目的は、処理要求元の性質、処理要求の性質、業務処理の性質などから、複数処理要求元からの処理要求との関係などを考慮した処理要求のグループ属性を設け、処理要求をグルーピングしてセンター計算機システムでその処理を最適化し、センター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、処理時間の短縮を図るジョブ処理順序コントロール用プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するため、本発明に係るジョブ処理順序コントロール方法は、ネットワークを介して接続された複数の処理要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を受付けて、業務処理サーバの業務処理キューに格納し、CPUからなる処理要求処理手段が処理要求を順番に取り出して、対応する業務アプリケーションにより業務処理を実行するセンター計算機システムの業務処理サーバからなるネットワークコンピュータを用いたジョブ処理順序コントロール方法において、前記処理要求に処理属性を持たせるとともに、前記センター計算機システムの業務処理サーバの前段で前記処理要求を受けて、処理要求キューに格納し、前記業務処理サーバのCPU負荷測定手段からCPUの負荷情報を取得し、各処理要求の優先度あるいは前記負荷情報で得た各業務の平均CPU率、CPU占有時間、処理要求元からの処理属性、処理要求のグループ属性などを管理情報としてジョブコントロール管理情報テーブルに記憶し、前記業務処理サーバが高負荷状態を継続している場合にこの業務処理サーバの業務処理キューから実施予定が先の未実施の処理要求を取り出し、前記管理情報をもとに前記業務処理サーバの最適な業務実行スケジュールを業務処理計画表として作成し、この業務処理計画表を前記業務処理サーバの処理要求として送信し、前記ローカル計算機システム群からの処理要求を前記センター計算機システムで最適化することを特徴とする。
また、本発明に係るネットワークコンピュータシステムは、ネットワークを介して接続された複数の処理要求元ローカル計算機システム群と、その処理要求を処理要求受付部で受付け、業務処理サーバの業務処理キューに格納し、処理要求処理部が前記業務処理キューに格納された処理要求を順番に取り出して、対応する業務アプリケーションにより業務処理を実行するセンター計算機システムの業務処理サーバからなるネットワークコンピュータシステムにおいて、前記処理要求元ローカル計算機の処理要求に処理属性を持たせるとともに、前記センター計算機システムの業務処理サーバの前段で前記処理要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を一旦受け、前記処理要求キューに格納する処理要求受付部と、前記業務処理サーバのCPU負荷測定手段からCPU情報を取得するCPU負荷情報手段と、各処理要求の優先度あるいは前記CPU負荷情報手段からの情報で得た各業務の平均CPU使用率あるいはCPU占有時間、処理要求元からの処理属性、処理要求のグループ属性などを管理情報として記憶するジョブコントロール管理情報テーブルと、前記業務処理サーバが高負荷状態を継続している場合に前記業務処理キューから未実施の処理要求を取り出す業務処理キュー情報取得部と、前記各部からの情報をもとに前記業務処理サーバの最適な業務実行スケジュールを業務処理計画表として作成する業務処理計画表作成部と、前記業務処理計画表を前記業務処理サーバの処理要求として送信する業務処理計画表送信部とからなり、ローカル計算機システム群からの処理要求をセンター計算機システムで最適化することを特徴とする。
また、本発明に係るジョブ処理順序コントロール用プログラムは、ネットワークを介して接続された複数の処理要求元ローカル計算機システム群と、その処理要求を処理要求受付部で受付け、業務処理サーバの業務処理キューに格納し、CPUからなる処理要求処理部が前記業務処理キューに格納された処理要求を順番に取り出して、対応する業務アプリケーションにより業務処理を実行するセンター計算機システムの業務処理サーバからなるネットワークコンピュータシステムに用いられるプログラムにおいて、前記処理要求元ローカル計算機の処理要求に処理属性を持たせるとともに、前記センター計算機システムの業務処理サーバの前段で前記処理要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を一旦受け、前記処理要求キューに格納する処理要求受付機能と、前記業務処理サーバのCPU負荷測定機能からCPUの情報を取得するCPU負荷情報機能と、各処理要求の優先度あるいはCPU負荷情報機能からの情報で得た各業務の平均CPU使用率、CPU占有時間、処理要求元からの処理属性、処理要求のグループ属性などを管理情報として記憶するジョブコントロール管理情報テーブルと、前記業務処理サーバが高負荷状態を継続している場合に前記業務処理キューから未実施の処理要求を取り出す業務処理キュー情報取得機能と、前記各機能からの情報をもとに前記業務処理サーバの最適な業務実行スケジュールを業務処理計画表として作成する業務処理計画表作成機能と、前記業務処理計画表を前記業務処理サーバの処理要求として送信する業務処理計画表送信機能とからなり、前記ローカル計算機システム群からの処理要求を前記センター計算機システムで最適化することを特徴とする。
本発明に係るジョブ処理順序コントロール方法によれば、処理要求をグルーピングしてセンター計算機システムでその処理を最適化し、センター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、処理時間の短縮を図るジョブ処理順序コントロール方法を提供することができる。
また、本発明に係るネットワークコンピュータシステムによれば、センター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、処理時間の短縮を図るネットワークコンピュータシステムを提供することができる。
また、本発明に係るジョブ処理順序コントロール用プログラムによれば、センター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、処理時間の短縮を図るジョブ処理順序コントロール用プログラムを提供することができる。
本発明に係るジョブ処理順序コントロール方法、これを用いたネットワークコンピュータシステム、そのプログラムの実施の形態について添付図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態を示すジョブ処理順序コントロール方法、これを用いたネットワークコンピュータシステム、そのプログラムを構成する計算機内のブロック図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態のジョブ処理順序コントロール方法は、ネットワーク10と、処理要求元ローカル計算機システム群20と、センター計算機システム30から構成されるネットワークコンピュータシステム1を使用し、プログラムに基づき実行される。
センター計算機システム30は、業務用処理サーバー30Aと、ジョブコントロール機能を具備した連係部(以下、連係部という)40を備え、複数の処理要求元ローカル計算機システム群20のローカル計算機システム20a、20b、…20nの処理要求a1、a2…anを受け付ける処理要求受付部31と、その処理要求a1、a2…anを格納する業務処理キュー32と、処理要求処理部(CPU)33と、業務アプリケーション34と、OSの標準機能として実装するCPU負荷測定部35とから構成される。
連係部40は、センター計算機システム30の業務処理サーバ30Aの前段の位置にあって、処理要求受付部41と処理要求キュー42と業務処理計画表作成部43とジョブコントロール管理情報テーブル44とCPU負荷情報部45と、業務処理キュー情報取得部46と、業務処理計画表47と、業務処理計画表送信部48から構成される。
第1の実施形態に示されたネットワークコンピュータシステムでは、(1)センター計算機システム30は複数の処理要求元ローカル計算機システム群20が別にあり、その処理要求a1、a2…anに基づく業務処理を中央の位置づけで実行する計算機システム、(2)ローカル計算機システム20a、20b、…20nはセンター計算機システム30に対し処理要求a1、a2…anを出したり、センター計算機システム30がその処理要求a1、a2…anに対し処理した結果を返す計算機システム、(3)処理要求(業務処理)キュー42、32はセンター計算機システム30の中にあって、ローカル計算機システム20a、20b、…20nからの処理要求a1、a2…anを実行待行列の形で蓄えている部分、(4)処理属性はここではローカル計算機システム20a、20b、…20nからの処理要求a1、a2…anに対し、センター計算機システム30で処理をする上で、その処理のローカル計算機システム20a、20b、…20nの性質に応じた固有の識別子を持たせるが、その識別子を処理属性と定義し、(5)グルーピングはここではローカル計算機システム20a、20b、…20nからの処理要求a1、a2…anに対し、センター計算機システム30で処理をする上で、上記処理属性を見ていくつかの処理要求a1、a2…anをくくる(ひとまとめにする)ことをグルーピングと定義し、(6)ジョブコントロールはセンター計算機システム30で処理をするジョブをさまざまな状況に応じて順番を入れ替えるなど制御することを意味する。
次に第1の実施形態のジョブ処理順序コントロール方法の動作を図2のフローチャートに沿って説明する。
図1乃至図3に示すように、連係部40の処理要求受付部41でローカル計算機システム群20からの処理要求a1、a2…anを受付け、処理要求キュー42に格納するが、ここで業務処理計画表作成部43はCPU負荷情報部45からの情報を見て(S301)、業務処理サーバ30AのCPU負荷が高い状態が継続していない場合は処理要求キュー42内の処理要求をそのまま業務処理計画表47として(S302)、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30Aに送信する(S305)。
逆に業務処理サーバのCPU負荷が高い状態が継続している場合は、業務処理サーバ30Aの業務処理キュー32から実施予定が先の未処理の処理要求を業務処理キュー情報取得部46経由で取り出し、新たな処理要求として蓄積している業務処理サーバ30Aの処理要求キュー42内の処理要求とから業務処理計画表(仮)47kを一旦作成する。
この後、業務処理計画表作成部43はジョブコントロール管理情報テーブル44の情報をもとに新たな業務処理計画表47を作成し、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30Aに送信する。
この新たな業務処理計画表47を作成するにあたっては、まずは業務処理サーバ30Aの業務処理キュー32から取り出した実施予定が先の未処理の処理要求の後に新たな処理要求として蓄積された処理要求キュー42内の処理要求を後ろに加え業務処理計画表(仮)47kを作成する(S303)。
次に業務処理計画表(仮)47kの中のあとで実行してもかまわない優先順位の低いもの、各処理要求のグループ属性(図1及び図3中Gr属性と記す)を見て、処理要求をグルーピングして処理をした方が良いものは、処理要求をくくり(グルーピングし)、優先順位を考慮した上で業務処理計画表47を作成し(S304)、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30Aに送信する(S305)。業務処理サーバ30Aは、受信した業務処理計画表47に従い、業務の処理を実行する。
第1の実施形態によれば、従来のような単純な固定的な優先度や、処理要求に付加した条件による業務処理キュー32の実行待ち行列の生成とは異なり、処理要求元ローカル計算機システム群20のニーズや業務ニーズからみて、業務処理キュー32の実行待ち行列を最適な処理順序に再生成するため、センター計算機システムの高負荷を解消できる。特に処理要求元の性質、処理要求の性質、業務処理の性質などから、ローカル計算機システム群20の複数処理要求元からの処理要求との関係などを考慮し処理要求をグルーピングするため、通常の要求順の処理では業務処理サーバ30Aで処理しても結果的に条件が揃わず待つような処理をまとめて実行することができるようになるため、無駄な動作を省くことができる。
すなわち、処理要求のグループ属性を設け、処理要求をグルーピングしてセンター計算機システム30でその処理を最適化し、センター計算機システムの高負荷の速やかな解消を図り、処理時間の短縮を図ることができる。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2実施形態のジョブ処理順序コントロール方法に付いて説明する。
本第2実施形態は、第1の実施形態における連係部40のジョブコントロール管理情報テーブル44の処理要求のグループ属性において、業務処理サーバ30AのCPU負荷状況によっては、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求a1、a2…anを要求受付順でなく、いくつかまとめて業務処理サーバ30Aへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを水平グループ属性として定義する。
例えば、図3に示すように、業務処理計画表作成部43がジョブコントロール管理情報テーブル44の情報をもとに業務処理計画表47を作成する際、グループ属性として各ローカル計算機システムからの回答などが揃わないと完了しないような処理要求を水平グループ属性としてまとめ、業務処理計画表47を作成する。なお、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
この新たな業務処理計画表47を作成するにあたっては、まずは業務処理サーバ30Aの業務処理キュー32から取り出した実施予定が先の未処理の処理要求の後に新たな処理要求として蓄積された連係部40の処理要求キュー42内の処理要求を加え業務処理計画表(仮)47kを作成する(S303)。
次に業務処理計画表(仮)47kの中の後で実行してもかまわない優先順位の低いもの、各処理要求のグループ属性を見て、水平グループ属性が一致するものは、処理要求をくくり(グルーピングし)、優先順位を考慮した上で業務処理計画表47を作成し(S304)、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30Aに送信する(S305)。
第2の実施形態によれば、水平グループ属性が一致する処理要求をくくって業務処理サーバ30Aで処理することになるため、通常の受付順に処理をしても、結果的に各ローカル計算機システム20a、20b、…20nからの条件が揃わないと最終的な処理ができないような処理をまとめて実行することができるようになるため、無駄な動作を省くことができる。この水平グループ属性を使う例としては、センター計算機システム30からローカル計算機システム群20に対して回答を求め、その各所からの回答が出揃ってはじめて処理が可能な業務がある。
例えば、北海道から九州へ行く道の経路選定をセンター計算機システム30で行うシステムがあったとする。センター計算機システム30は、北海道、東北、関東、北陸、中部、関西、中国、四国、九州の各エリアのローカル計算機システム20a、20b、…20nから現在の交通情報を得て、各エリア内での経路選定をまず行い、全エリアの情報、全エリアの個別経路選定結果が出揃ってから最終的なトータルな経路選定結果を出すとする。
この場合、通常は少しでも処理時間を短縮することを目的に各エリア毎の経路選定を前処理として行って、最後に全エリアの情報、全エリアの個別経路選定結果を見て最終的な経路選定結果を出す。
ここで、全エリアの情報が出揃わないと最終的な結果を出せないことに着目し、センター計算機システム30の業務処理サーバ30AのCPU負荷が高い状態が継続している場合は、全エリアの情報が出揃ってから各エリア内での経路選定、全エリアの情報からトータルな経路選定結果を一気に行うことでも結果は変わらない。全エリアの情報が出揃うまでは他の優先度の高い処理を先に実施する方が得策である。このような場合、各エリアのローカル計算機システム20a、20b、…20nから現在の交通情報に水平グループ属性を付すことで、業務ニーズからみた業務処理キュー32の実行待ち行列を最適な処理順序に再生成することができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態のジョブ処理順序コントロール方法に付いて説明する。
第3の実施形態は、第1の実施形態における連係部40のジョブコントロール管理情報テーブル44の処理要求のグループ属性において、業務処理サーバ30AのCPU負荷状況によっては、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を要求受付順でなく、1ヶ所の要求元の処理要求の中からいくつかまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを垂直グループ属性として定義する。
例えば、構成は図3において「水平Gr属性」を「垂直Gr属性」に置き換えたものと同じであり、グループ属性として1つのローカル計算機システム20iの条件をその箇所毎にまとめて処理可能な業務などを垂直グループ属性としてまとめ、業務処理計画表47を作成する。
この新たな業務処理計画表47を作成するにあたっては、垂直グループ属性が一致するものは処理要求をくくり、優先順位を考慮した上で業務処理計画表47を作成し(S304)、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30Aに送信する(S305)。
第3の実施形態によれば、垂直グループ属性が一致する処理要求をくくって業務処理サーバ30Aで処理することになる。垂直グループ属性は、1つのローカル計算機システム20iからの条件や処理要求をその箇所毎にまとめて処理可能な業務、あるいは時間的に縦方向にまとめて処理可能な業務に有効となる。
垂直グループ属性を使う例としては、ローカル計算機システム20iから毎時送ってくる記録データをセンター計算機システム30で定時処理するような業務がある。この場合、通常はローカル計算機システムから毎時送ってくる記録データをもとに毎時処理する。ここで、最終的に各時間帯の毎時データおよび合計をその日の日報として作成することに着目し、センター計算機システムの業務処理サーバのCPU負荷が高い状態が継続している場合は、他の優先度の高い処理を先に実施し、CPU負荷が落ち着いた後にその時間帯までのローカル計算機システム20iから毎時送ってくる記録データをもとにした記録処理をまとめて実施することが考えられる。
このような場合、各エリアのローカル計算機システム20iから毎時送ってくる記録データに垂直グループ属性を付すことで、業務ニーズからみた業務処理キューの実行待ち行列を最適な処理順序に再生成することができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態のジョブ処理順序コントロール方法に付いて説明する。
第4の実施形態は、連係部40のジョブコントロール管理情報テーブル44の処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所全合意(一致)がないと業務処理サーバ30Aで処理できないものをまとめて業務処理サーバ30Aへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを一致グループ属性として定義する。
例えば、構成は図3において「水平Gr属性」を「一致Gr属性」に置き換えたものと同じであり、グループ属性として複数のローカル計算機システム群20からの条件が全て一致することが必要な処理を一致グループ属性としてまとめ、業務処理計画表47を作成する。
この新たな業務処理計画表47を作成するにあたっては、一致グループ属性が同じものは処理要求をくくり、優先順位を考慮した上で業務処理計画表47を作成し(S305)、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30Aに送信する(S305)。
第4の実施形態によれば、一致グループ属性を使う例としては、ローカル計算機システム群20からのデータが複数箇所全合意(一致)してはじめてセンター計算機システム30で所定の処理を行うような業務において、ローカル計算機システム20a、20b、…20nの処理要求がくくられた状態で受け取れるため有効となる。
[第5の実施形態]
また、第5の実施形態のジョブ処理順序コントロール方法に付いて説明する。
第5の実施形態は、連係部40のジョブコントロール管理情報テーブル44の処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群20からの処理要求a1、a2…anのうち、複数箇所の多数決をとって処理するような業務をまとめて業務処理サーバ30Aへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを多数決グループ属性として定義する。
例えば、構成は図3において「水平Gr属性」を「多数決Gr属性」に置き換えたものと同じであり、グループ属性として複数のローカル計算機システム群20からのデータの多数決をとって所定の処理を行うような業務を多数決グループ属性としてまとめ、業務処理計画表47を作成するものである。
この新たな業務処理計画表47を作成するにあたっては、多数決グループ属性が一致するものは処理要求をくくり、優先順位を考慮した上で業務処理計画表47を作成し(S304)、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30Aに送信する(S305)。
第5の実施形態は、多数決グループ属性としては、ローカル計算機システム20a、20b、…20nからのデータの多数決をとってはじめてセンター計算機システム30で所定の処理を行うような業務において、ローカル計算機システム20a、20b、…20nの処理要求a1、a2…anがくくられた状態で受け取れるため有効となる。
[第6の実施形態]
また、第6の実施形態のジョブ処理順序コントロール方法に付いて説明する。
第6の実施形態は、連係部40のジョブコントロール管理情報テーブル44の処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群20からの処理要求a1、a2…anのうち、複数箇所からの条件一致をみてはじめて処理するような業務をまとめて業務処理サーバ30Aへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを条件一致グループ属性として定義する。
例えば、構成は図3において「水平Gr属性」を「条件一致Gr属性」に置き換えたものと同じであり、グループ属性として複数のローカル計算機システム群20からの条件の一致が必要な処理を条件一致グループ属性としてまとめ、業務処理計画表47を作成する。
この新たな業務処理計画表47を作成するにあたっては、条件一致グループ属性が同じものは処理要求をくくり、優先順位を考慮した上で業務処理計画表47を作成し(S304)、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30に送信する(S305)。
第6の実施形態によれば、条件一致グループ属性としては、ローカル計算機システム20a、20b、…20nからの処理要求a1、a2…anのうち、複数箇所からの条件一致をとってはじめてセンター計算機システム30で所定の処理を行うような業務において、ローカル計算機システム20a、20b、…20nの処理要求a1、a2…anがくくられた状態で受け取れるため有効となる。
[第7の実施形態]
また、第7の実施形態のジョブ処理順序コントロール方法に付いて説明する。
第7の実施形態は、連係部40のジョブコントロール管理情報テーブル44の処理要求a1、a2…anのグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群20からの処理要求のうち、複数箇所からの最大/最小を見てはじめて処理するような業務をまとめて業務処理サーバ30Aへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを最大/最小グループ属性として定義する。
例えば、構成は図3において「水平Gr属性」を「最大/最小Gr属性」に置き換えたものと同じであり、グループ属性として複数のローカル計算機システム20a、20b、…20nの条件の最大または最小をとって処理する業務を最大/最小グループ属性としてまとめ、業務処理計画表47を作成する。
この新たな業務処理計画表47を作成するにあたっては、最大/最小グループ属性が同じものは処理要求をくくり、優先順位を考慮した上で業務処理計画表47を作成し(S304)、業務処理計画表送信部48を介して業務処理サーバ30Aに送信する(S305)。
第7の実施形態によれば、最大/最小グループ属性を使う例としては、ローカル計算機システム20a、20b、…20nからの処理要求a1、a2…anのうち、複数箇所からの最大/最小をとってはじめてセンター計算機システムで所定の処理を行うような業務において、ローカル計算機システムの処理要求がくくられた状態で受け取れるため有効となる。
本発明の第1実施形態に係るジョブ処理順序コントロール方法を実行する計算機内のブロック図。 本発明のジョブ処理順序コントロール方法に用いる新たな業務処理計画を作成するフローチャート図。 本発明のジョブ処理順序コントロール方法に用いる水平グループ属性を使い業務処理計画表を作成するブロック図。 従来の複数のローカル計算機システムと連係するセンター計算機システムの計算機内のブロック図。
符号の説明
10 ネットワーク
20 処理要求元ローカル計算機システム群
a1、a2、a3 処理要求
30 センター計算システム
30A 業務処理サーバ
31 処理要求受付部
32 業務処理キュー
33 処理要求処理部(CPU)
34 業務アプリケーション
35 CPU負荷測定部
40 ジョブコントロール機能を具備した連係部
41 処理要求受付部
42 処理要求キュー
43 業務処理計画表作成部
44 ジョブコントロール管理情報テーブル
45 CPU負荷情報部
46 業務処理キュ−情報取得部
47 業務処理計画表
47k 業務処理計画表(仮)
48 業務処理計画表送信部

Claims (15)

  1. ネットワークを介して接続された複数の処理要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を受け付けて、業務処理サーバの業務処理キューに格納し、CPUからなる処理要求処理手段が処理要求を順番に取り出して、対応する業務アプリケーションにより業務処理を実行するセンター計算機システムの業務処理サーバからなるネットワークコンピュータを用いたジョブ処理順序コントロール方法において、
    前記処理要求に処理属性を持たせるとともに、前記センター計算機システムの業務処理サーバの前段で前記処理要求を受けて、処理要求キューに格納し、
    前記業務処理サーバのCPU負荷測定手段からCPUの負荷情報を取得し、
    各処理要求の優先度あるいは前記負荷情報で得た各業務の平均CPU率、CPU占有時間、処理要求元からの処理属性、処理要求のグループ属性などを管理情報としてジョブコントロール管理情報テーブルに記憶し、
    前記業務処理サーバが高負荷状態を継続している場合にこの業務処理サーバの業務処理キューから実施予定が先の未実施の処理要求を取り出し、
    前記管理情報をもとに前記業務処理サーバの最適な業務実行スケジュールを業務処理計画表として作成し、
    この業務処理計画表を前記業務処理サーバの処理要求として送信し、
    前記ローカル計算機システム群からの処理要求を前記センター計算機システムで最適化することを特徴とするジョブ処理順序コントロール方法。
  2. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、業務処理サーバのCPU負荷状況によっては、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を要求受付順でなく、いくつかまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを水平グループ属性として定義することを特徴とする請求項1記載のジョブ処理順序コントロール方法。
  3. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、業務処理サーバのCPU負荷状況によっては、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を要求受付順でなく、1ヶ所の要求元の処理要求の中からいくつかまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを垂直グループ属性として定義することを特徴とする請求項1記載のジョブ処理順序コントロール方法。
  4. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所全合意がないと業務処理サーバで処理できないものをまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを一致グループ属性として定義することを特徴とする請求項1記載のジョブ処理順序コントロール方法。
  5. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所の多数決をとって処理するような業務をまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを多数決グループ属性として定義することを特徴とする請求項1記載のジョブ処理順序コントロール方法。
  6. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所からの条件一致を見てはじめて処理するような業務をまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを条件一致グループ属性として定義することを特徴とする請求項1記載のジョブ処理順序コントロール方法。
  7. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所からの最大または最小を見てはじめて処理するような業務をまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを最大または最小グループ属性として定義することを特徴とする請求項1記載のジョブ処理順序コントロール方法。
  8. ネットワークを介して接続された複数の処理要求元ローカル計算機システム群と、その処理要求を処理要求受付部で受付け、業務処理サーバの業務処理キューに格納し、処理要求処理部が前記業務処理キューに格納された処理要求を順番に取り出して、対応する業務アプリケーションにより業務処理を実行するセンター計算機システムの業務処理サーバからなるネットワークコンピュータシステムにおいて、
    前記処理要求元ローカル計算機の処理要求に処理属性を持たせるとともに、前記センター計算機システムの業務処理サーバの前段で前記処理要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を一旦受け、前記処理要求キューに格納する処理要求受付部と、
    前記業務処理サーバのCPU負荷測定手段からCPU情報を取得するCPU負荷情報手段と、
    各処理要求の優先度あるいは前記CPU負荷情報手段からの情報で得た各業務の平均CPU使用率あるいはCPU占有時間、処理要求元からの処理属性、処理要求のグループ属性などを管理情報として記憶するジョブコントロール管理情報テーブルと、
    前記業務処理サーバが高負荷状態を継続している場合に前記業務処理キューから未実施の処理要求を取り出す業務処理キュー情報取得部と、
    前記各部からの情報をもとに前記業務処理サーバの最適な業務実行スケジュールを業務処理計画表として作成する業務処理計画表作成部と、
    前記業務処理計画表を前記業務処理サーバの処理要求として送信する業務処理計画表送信部とからなり、
    ローカル計算機システム群からの処理要求をセンター計算機システムで最適化することを特徴とするネットワークコンピュータシステム。
  9. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、業務処理サーバのCPU負荷状況によっては、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を要求受付順でなく、いくつかまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを水平グループ属性として定義するジョブ処理順序コントロール方法を用いることを特徴とする請求項8記載のネットワークコンピュータシステム。
  10. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、業務処理サーバのCPU負荷状況によっては、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を要求受付順でなく、1ヶ所の要求元の処理要求の中からいくつかまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを垂直グループ属性として定義するジョブ処理順序コントロール方法を用いることを特徴とする請求項8記載のネットワークコンピュータシステム。
  11. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所全合意がないと業務処理サーバで処理できないものをまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを一致グループ属性として定義するジョブ処理順序コントロール方法を用いることを特徴とする請求項8記載のネットワークコンピュータシステム。
  12. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所の多数決をとって処理するような業務をまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを多数決グループ属性として定義するジョブ処理順序コントロール方法を用いることを特徴とする請求項8記載のネットワークコンピュータシステム。
  13. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所からの条件一致を見てはじめて処理するような業務をまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを条件一致グループ属性として定義するジョブ処理順序コントロール方法を用いることを特徴とする請求項8記載のネットワークコンピュータシステム。
  14. 前記ジョブコントロール管理情報テーブルの処理要求のグループ属性において、要求元ローカル計算機システム群からの処理要求のうち、複数箇所からの最大または最小を見てはじめて処理するような業務をまとめて業務処理サーバへの処理要求として渡すことが効率的に良いものを最大または最小グループ属性として定義するジョブ処理順序コントロール方法を用いることを特徴とする請求項8記載のネットワークコンピュータシステム。
  15. ネットワークを介して接続された複数の処理要求元ローカル計算機システム群と、その処理要求を処理要求受付部で受付け、業務処理サーバの業務処理キューに格納し、CPUからなる処理要求処理部が前記業務処理キューに格納された処理要求を順番に取り出して、対応する業務アプリケーションにより業務処理を実行するセンター計算機システムの業務処理サーバからなるネットワークコンピュータシステムに用いられるプログラムにおいて、
    前記処理要求元ローカル計算機の処理要求に処理属性を持たせるとともに、前記センター計算機システムの業務処理サーバの前段で前記処理要求元ローカル計算機システム群からの処理要求を一旦受け、前記処理要求キューに格納する処理要求受付機能と、
    前記業務処理サーバのCPU負荷測定機能からCPUの情報を取得するCPU負荷情報機能と、
    各処理要求の優先度あるいはCPU負荷情報機能からの情報で得た各業務の平均CPU使用率、CPU占有時間、処理要求元からの処理属性、処理要求のグループ属性などを管理情報として記憶するジョブコントロール管理情報テーブルと、
    前記業務処理サーバが高負荷状態を継続している場合に前記業務処理キューから未実施の処理要求を取り出す業務処理キュー情報取得機能と、
    前記各機能からの情報をもとに前記業務処理サーバの最適な業務実行スケジュールを業務処理計画表として作成する業務処理計画表作成機能と、
    前記業務処理計画表を前記業務処理サーバの処理要求として送信する業務処理計画表送信機能とからなり、
    前記ローカル計算機システム群からの処理要求を前記センター計算機システムで最適化することを特徴とするジョブ処理順序コントロール用プログラム。
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