JPH08125024A - オンチップram試験システム - Google Patents
オンチップram試験システムInfo
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- JPH08125024A JPH08125024A JP25370894A JP25370894A JPH08125024A JP H08125024 A JPH08125024 A JP H08125024A JP 25370894 A JP25370894 A JP 25370894A JP 25370894 A JP25370894 A JP 25370894A JP H08125024 A JPH08125024 A JP H08125024A
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- chip
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はASICに搭載するオンチップRA
M試験システムに関し、システム開発時間を短縮するこ
とができるオンチップRAM試験システムを提供するこ
とを目的としている。 【構成】 各種回路とオンチップRAMを含むASIC
内に、外部RAMと接続するための端子を設けて構成す
る。
M試験システムに関し、システム開発時間を短縮するこ
とができるオンチップRAM試験システムを提供するこ
とを目的としている。 【構成】 各種回路とオンチップRAMを含むASIC
内に、外部RAMと接続するための端子を設けて構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はASICに搭載するオン
チップRAM試験システムに関する。
チップRAM試験システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ASIC(Applicatio
n Specific Integrated Cir
cuit;特定用途向け半導体集積回路)が各種機器に
多用されるようになってきている。この種のASICで
は、RAMのオンチップ化(RAMをASIC内に搭載
すること)が可能であり、盛んに用いられている。しか
しながら、新しいプロセス等では、ASIC内のRAM
(以下、オンチップRAMと言う)を設計する必要があ
るが、オンチップRAMの設計に起因した不具合により
ASIC自体の動作が不良になる場合がある。このよう
な場合、オンチップRAMの設計改良を行ない、再度プ
ロセス工程をやり直すため、システムの工程に大幅な影
響が出る。
n Specific Integrated Cir
cuit;特定用途向け半導体集積回路)が各種機器に
多用されるようになってきている。この種のASICで
は、RAMのオンチップ化(RAMをASIC内に搭載
すること)が可能であり、盛んに用いられている。しか
しながら、新しいプロセス等では、ASIC内のRAM
(以下、オンチップRAMと言う)を設計する必要があ
るが、オンチップRAMの設計に起因した不具合により
ASIC自体の動作が不良になる場合がある。このよう
な場合、オンチップRAMの設計改良を行ない、再度プ
ロセス工程をやり直すため、システムの工程に大幅な影
響が出る。
【0003】図6は従来のオンチップRAMの開発工程
例を示すフローチャートである。先ずASICサンプル
を入手すると(S1)、入手したサンプルを評価する
(S2)。サンプル評価の内容としては、例えば、AS
ICサンプルを一定のシーケンスで動作させ、サンプル
の内容をチェックする方法が用いられる。サンプル評価
の結果、オンチップRAMの不具合が発覚すると(S
3)、製造/設計側の双方で不具合RAMの不具合原因
の調査を行なう(S4)。
例を示すフローチャートである。先ずASICサンプル
を入手すると(S1)、入手したサンプルを評価する
(S2)。サンプル評価の内容としては、例えば、AS
ICサンプルを一定のシーケンスで動作させ、サンプル
の内容をチェックする方法が用いられる。サンプル評価
の結果、オンチップRAMの不具合が発覚すると(S
3)、製造/設計側の双方で不具合RAMの不具合原因
の調査を行なう(S4)。
【0004】不具合原因の調査結果に基づき、RAMの
再設計を行なう(S5)。RAMの再設計が終了する
と、ASICチップを製造する再プロセスに入る(S
6)。ASICチップが出来上がると、この改版サンプ
ルを入手し(S7)、サンプル評価を行なう(S8)。
再設計を行なう(S5)。RAMの再設計が終了する
と、ASICチップを製造する再プロセスに入る(S
6)。ASICチップが出来上がると、この改版サンプ
ルを入手し(S7)、サンプル評価を行なう(S8)。
【0005】サンプル評価の結果、再び不具合が発生し
たら、ステップS4に戻り、同様のプロセスを繰り返
す。サンプル評価の結果、問題がなかった場合、ASI
Cサンプルを装置内に組み込んで装置試験を行なう(S
9)。装置試験の結果、動作OKであった場合には、装
置の出荷を行なう(S10)。
たら、ステップS4に戻り、同様のプロセスを繰り返
す。サンプル評価の結果、問題がなかった場合、ASI
Cサンプルを装置内に組み込んで装置試験を行なう(S
9)。装置試験の結果、動作OKであった場合には、装
置の出荷を行なう(S10)。
【0006】ここで、ASICサンプル入手(S1)か
らRAM不具合発覚(S3)までの期間が約1カ月、製
造/設計側調査(S4)から改版サンプル入手(S7)
までの期間が約2〜3カ月、サンプル評価(S8)から
装置出荷(S10)までの期間が約1〜2カ月である。
らRAM不具合発覚(S3)までの期間が約1カ月、製
造/設計側調査(S4)から改版サンプル入手(S7)
までの期間が約2〜3カ月、サンプル評価(S8)から
装置出荷(S10)までの期間が約1〜2カ月である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のオンチ
ップRAM開発工程では、オンチップRAMが動作不具
合であった場合、再度設計しなおす必要がある。従っ
て、その間装置試験はできないことになり、システム開
発に多大の時間がかかってしまうという問題があった。
ップRAM開発工程では、オンチップRAMが動作不具
合であった場合、再度設計しなおす必要がある。従っ
て、その間装置試験はできないことになり、システム開
発に多大の時間がかかってしまうという問題があった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、システム開発時間を短縮することができ
るオンチップRAM試験システムを提供することを目的
としている。
ものであって、システム開発時間を短縮することができ
るオンチップRAM試験システムを提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図において、10はASICである。該
ASIC10において、1はASICとして動作する各
種回路、2はASIC10内に搭載されるオンチップR
AMである。各種回路1はオンチップRAM2と接続さ
れ、各種回路1はオンチップRAMを例えばデータ一時
保存用或いはワークRAMとして用いて、ASICとし
て動作する。
ック図である。図において、10はASICである。該
ASIC10において、1はASICとして動作する各
種回路、2はASIC10内に搭載されるオンチップR
AMである。各種回路1はオンチップRAM2と接続さ
れ、各種回路1はオンチップRAMを例えばデータ一時
保存用或いはワークRAMとして用いて、ASICとし
て動作する。
【0010】3は外部RAM4と接続するためにASI
C10内に設けられた端子である。この端子は、オンチ
ップRAM2の端子と1対1に対応している。つまり、
オンチップRAM2の端子をそのまま引っ張り出してき
たものが、端子3である。
C10内に設けられた端子である。この端子は、オンチ
ップRAM2の端子と1対1に対応している。つまり、
オンチップRAM2の端子をそのまま引っ張り出してき
たものが、端子3である。
【0011】この場合において、前記オンチップRAM
2に不具合が見つかった時には、ASICチップをオン
チップRAM2を含まないASICチップに取り替え、
前記端子3を介してASIC内の各種回路1と外部RA
M4とを接続し、装置試験を行なうことがシステム開発
工程を短縮する上で好ましい。
2に不具合が見つかった時には、ASICチップをオン
チップRAM2を含まないASICチップに取り替え、
前記端子3を介してASIC内の各種回路1と外部RA
M4とを接続し、装置試験を行なうことがシステム開発
工程を短縮する上で好ましい。
【0012】更に、前記装置試験と並行してオンチップ
RAM2の再設計をやり直すことにより、システム開発
時間を短縮することが好ましい。
RAM2の再設計をやり直すことにより、システム開発
時間を短縮することが好ましい。
【0013】
【作用】ASIC10に外部RAM4と接続するための
端子3を設けておけば、オンチップRAM2に不具合が
発生した場合でも、端子3と外部RAM4と接続するこ
とで、装置としての試験は続行することができる。従っ
て、システム開発時間を短縮することができる。
端子3を設けておけば、オンチップRAM2に不具合が
発生した場合でも、端子3と外部RAM4と接続するこ
とで、装置としての試験は続行することができる。従っ
て、システム開発時間を短縮することができる。
【0014】この場合において、前記オンチップRAM
2に不具合が見つかった時には、ASICチップをオン
チップRAM2を含まないASICチップに取り替え、
前記端子3を介してASIC内の各種回路1と外部RA
M4とを接続すれば、装置試験を行なうことができるの
で、システム開発時間を短縮することができる。
2に不具合が見つかった時には、ASICチップをオン
チップRAM2を含まないASICチップに取り替え、
前記端子3を介してASIC内の各種回路1と外部RA
M4とを接続すれば、装置試験を行なうことができるの
で、システム開発時間を短縮することができる。
【0015】更に、前記装置試験と並行してオンチップ
RAM2の再設計をやり直すことにより、システム開発
時間を短縮することができる。
RAM2の再設計をやり直すことにより、システム開発
時間を短縮することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。ASIC10において、1aはデータを受けてデ
ータ処理を行なうデータ処理回路、1bはオンチップR
AM2のアドレス端子ADにアドレスを与えるアドレス
発生回路、1cは各種データを発生するデータ発生回
路、1dはオンチップRAM2の読み出し制御を行なう
読出制御回路で、オンチップRAM2のリードイネーブ
ル端子REに接続されている。1eはオンチップRAM
2の書き込み制御を行なう書込制御回路で、オンチップ
RAM2のライトイネーブル端子WEに接続されてい
る。これら、データ処理回路1a,アドレス発生回路1
b,データ発生回路1c,読出制御回路1d及び書込制
御回路1eは図1の各種回路1を構成している。
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。ASIC10において、1aはデータを受けてデ
ータ処理を行なうデータ処理回路、1bはオンチップR
AM2のアドレス端子ADにアドレスを与えるアドレス
発生回路、1cは各種データを発生するデータ発生回
路、1dはオンチップRAM2の読み出し制御を行なう
読出制御回路で、オンチップRAM2のリードイネーブ
ル端子REに接続されている。1eはオンチップRAM
2の書き込み制御を行なう書込制御回路で、オンチップ
RAM2のライトイネーブル端子WEに接続されてい
る。これら、データ処理回路1a,アドレス発生回路1
b,データ発生回路1c,読出制御回路1d及び書込制
御回路1eは図1の各種回路1を構成している。
【0017】A〜Fは図1の端子3を構成しており、外
部RAM4と接続する端子である。端子Aには選択信号
が入力され、端子Bには外部RAM4からの出力データ
が入力され、端子Cは外部RAM4にアドレスを与え、
端子Dは外部RAM4に入力データを与え、端子Eは外
部RAM4に書き込み信号を与え、端子Fは外部RAM
4に読み出し信号を与える。即ち、端子C〜Fには、オ
ンチップRAM2に与えるものと同じ信号がアドレス発
生回路1a,データ発生回路1c読出制御回路1d及び
書込制御回路1eからそれぞれ与えられている。
部RAM4と接続する端子である。端子Aには選択信号
が入力され、端子Bには外部RAM4からの出力データ
が入力され、端子Cは外部RAM4にアドレスを与え、
端子Dは外部RAM4に入力データを与え、端子Eは外
部RAM4に書き込み信号を与え、端子Fは外部RAM
4に読み出し信号を与える。即ち、端子C〜Fには、オ
ンチップRAM2に与えるものと同じ信号がアドレス発
生回路1a,データ発生回路1c読出制御回路1d及び
書込制御回路1eからそれぞれ与えられている。
【0018】5はオンチップRAM2の出力データ及び
外部RAM4の出力データを受けて、いずれか一方を選
択する選択回路である。この選択回路5は、端子Aから
の選択信号により切替え制御される。端子Aにはプルア
ップ抵抗6が接続されている。そして、端子Aに入る信
号が“1”レベルの時には、オンチップRAM2の出力
データが選択されてデータ処理回路1aに入り、端子A
に入る信号が“0”レベルの時には外部RAM4の出力
データが選択されてデータ処理回路1aに入るようにな
っている。このように構成されたシステムの動作を説明
すれば、以下のとおりである。
外部RAM4の出力データを受けて、いずれか一方を選
択する選択回路である。この選択回路5は、端子Aから
の選択信号により切替え制御される。端子Aにはプルア
ップ抵抗6が接続されている。そして、端子Aに入る信
号が“1”レベルの時には、オンチップRAM2の出力
データが選択されてデータ処理回路1aに入り、端子A
に入る信号が“0”レベルの時には外部RAM4の出力
データが選択されてデータ処理回路1aに入るようにな
っている。このように構成されたシステムの動作を説明
すれば、以下のとおりである。
【0019】(オンチップRAMを使用する場合)選択
信号Aに“1”レベルを入力すると、選択回路5はオン
チップRAM2の出力データを選択するようになる。こ
の時、端子A〜Fは外部RAM4と接続されていない。
オンチップRAM2にデータを書き込む時には、書込制
御回路1eからオンチップRAM2のWE端子に制御信
号を入力し、オンチップRAM2を書き込みモードに設
定する。この時、データ発生回路1cから発生されるデ
ータは、オンチップRAM2のデータ入力端子DIに入
り、アドレス発生回路1bから出力されるアドレスで指
定される番地に書き込まれる。
信号Aに“1”レベルを入力すると、選択回路5はオン
チップRAM2の出力データを選択するようになる。こ
の時、端子A〜Fは外部RAM4と接続されていない。
オンチップRAM2にデータを書き込む時には、書込制
御回路1eからオンチップRAM2のWE端子に制御信
号を入力し、オンチップRAM2を書き込みモードに設
定する。この時、データ発生回路1cから発生されるデ
ータは、オンチップRAM2のデータ入力端子DIに入
り、アドレス発生回路1bから出力されるアドレスで指
定される番地に書き込まれる。
【0020】オンチップRAM2からデータを読み出す
時には、読出制御回路1dからオンチップRAM2のR
E端子に制御信号を入力し、オンチップRAM2を読み
出しモードに設定する。この時、オンチップRAM2に
記憶されているデータは、アドレス発生回路1bの出力
で指定される番地に記憶されているデータが、オンチッ
プRAM2のデータ出力端子DOから出力され、選択回
路5に入る。選択回路5から出力されたデータは、デー
タ処理回路1aに入り、所定のデータ処理が行われる。
時には、読出制御回路1dからオンチップRAM2のR
E端子に制御信号を入力し、オンチップRAM2を読み
出しモードに設定する。この時、オンチップRAM2に
記憶されているデータは、アドレス発生回路1bの出力
で指定される番地に記憶されているデータが、オンチッ
プRAM2のデータ出力端子DOから出力され、選択回
路5に入る。選択回路5から出力されたデータは、デー
タ処理回路1aに入り、所定のデータ処理が行われる。
【0021】(外部RAMを使用する場合)選択信号A
に“0”レベルを入力すると、選択回路5は外部RAM
4の出力データを選択するようになる。この時、端子A
〜Fは外部RAM4と接続されている。また、オンチッ
プRAM2はASIC10に搭載されていても、搭載さ
れていなくてもよい。外部RAM4にデータを書き込む
時には、書込制御回路1eから外部RAM4に制御信号
を入力し、外部RAM4を書き込みモードに設定する。
この時、データ発生回路1cから発生されるデータは、
外部RAM4のデータ入力端子に入り、アドレス発生回
路1bから出力されるアドレスで指定される番地に書き
込まれる。
に“0”レベルを入力すると、選択回路5は外部RAM
4の出力データを選択するようになる。この時、端子A
〜Fは外部RAM4と接続されている。また、オンチッ
プRAM2はASIC10に搭載されていても、搭載さ
れていなくてもよい。外部RAM4にデータを書き込む
時には、書込制御回路1eから外部RAM4に制御信号
を入力し、外部RAM4を書き込みモードに設定する。
この時、データ発生回路1cから発生されるデータは、
外部RAM4のデータ入力端子に入り、アドレス発生回
路1bから出力されるアドレスで指定される番地に書き
込まれる。
【0022】外部RAM4からデータを読み出す時に
は、読出制御回路1dから外部RAM4に制御信号を入
力し、外部RAM4を読み出しモードに設定する。この
時、外部RAM4に記憶されているデータは、アドレス
発生回路1bの出力で指定される番地に記憶されている
データが、外部RAM4のデータ出力端子から出力さ
れ、選択回路5に入る。選択回路5から出力されたデー
タは、データ処理回路1aに入り、所定のデータ処理が
行われる。
は、読出制御回路1dから外部RAM4に制御信号を入
力し、外部RAM4を読み出しモードに設定する。この
時、外部RAM4に記憶されているデータは、アドレス
発生回路1bの出力で指定される番地に記憶されている
データが、外部RAM4のデータ出力端子から出力さ
れ、選択回路5に入る。選択回路5から出力されたデー
タは、データ処理回路1aに入り、所定のデータ処理が
行われる。
【0023】図3は通常時と試験時のパッケージ例を示
す図である。(a)が通常時、(b)が試験時をそれぞ
れ示す。(a)に示す通常時には、ASICチップ10
a内にはオンチップRAMが搭載されており、各種回路
はオンチップRAMで動作している。端子A〜Fはボン
ディングパッドでできている。外部RAMと接続するた
めのワイヤボンディングはなされておらず、オープン
(解放)である。
す図である。(a)が通常時、(b)が試験時をそれぞ
れ示す。(a)に示す通常時には、ASICチップ10
a内にはオンチップRAMが搭載されており、各種回路
はオンチップRAMで動作している。端子A〜Fはボン
ディングパッドでできている。外部RAMと接続するた
めのワイヤボンディングはなされておらず、オープン
(解放)である。
【0024】(b)に示す試験時には、ASICチップ
10a内にはオンチップRAMは搭載されておらず、例
え搭載されていてもその動作は正常ではない。従って、
この場合にはボンディングパッドからワイヤボンディン
グにより、外部RAMと接続するための信号線を接続す
る。
10a内にはオンチップRAMは搭載されておらず、例
え搭載されていてもその動作は正常ではない。従って、
この場合にはボンディングパッドからワイヤボンディン
グにより、外部RAMと接続するための信号線を接続す
る。
【0025】図4は本発明の実施例の接続例を示すブロ
ック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図では、ASIC10内の回路のうち、各種回
路1と選択回路5は図示されていないが、図2に示す回
路と同じである。オンチップRAM2と外部RAM4は
同一の機能を持っている。従って、アドレス端子AD,
データ入力端子DI,データ出力端子DO,ライトイネ
ーブル端子WE及びリードイネーブル端子REは共通で
ある。これら端子の内、AD,DI,WE及びREは共
通接続されている。しかしながら、出力データ端子DO
は共通接続すると双方の出力データがバス上で衝突して
しまうので、選択回路5(図2参照)を介していずれか
一方の出力データをデータ処理回路1a(図2参照)に
与えるようになっている。
ック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図では、ASIC10内の回路のうち、各種回
路1と選択回路5は図示されていないが、図2に示す回
路と同じである。オンチップRAM2と外部RAM4は
同一の機能を持っている。従って、アドレス端子AD,
データ入力端子DI,データ出力端子DO,ライトイネ
ーブル端子WE及びリードイネーブル端子REは共通で
ある。これら端子の内、AD,DI,WE及びREは共
通接続されている。しかしながら、出力データ端子DO
は共通接続すると双方の出力データがバス上で衝突して
しまうので、選択回路5(図2参照)を介していずれか
一方の出力データをデータ処理回路1a(図2参照)に
与えるようになっている。
【0026】外部RAM4のAD端子には、外部RAM
アドレスが与えられ、データ入力端子DIには外部RA
M入力データが与えられ、ライトイネーブル端子WEに
は外部RAM書込信号が与えられ、リードイネーブル端
子REには外部RAM読出信号が与えられている。一
方、データ出力端子DOからは、外部RAM出力データ
が出力され、ASIC10内に取り込まれ、選択回路5
(図2参照)に入力されている。
アドレスが与えられ、データ入力端子DIには外部RA
M入力データが与えられ、ライトイネーブル端子WEに
は外部RAM書込信号が与えられ、リードイネーブル端
子REには外部RAM読出信号が与えられている。一
方、データ出力端子DOからは、外部RAM出力データ
が出力され、ASIC10内に取り込まれ、選択回路5
(図2参照)に入力されている。
【0027】選択信号はグラウンド(GND)に接地さ
れており、選択信号は“0”レベルである。選択信号が
“0”レベルの場合は、前述したように、外部RAM4
の出力データが選択回路5で選択され、データ処理回路
1a(図2参照)に与えられるようになっている。外部
RAM4が選択されている状態では、オンチップRAM
2が搭載されていても、搭載されていなくてもかまわな
い。搭載されている場合、前述したように、出力データ
が衝突するので、選択回路5でオンチップRAM2及び
外部RAM4のいずれか一方を選択するようになってい
る。
れており、選択信号は“0”レベルである。選択信号が
“0”レベルの場合は、前述したように、外部RAM4
の出力データが選択回路5で選択され、データ処理回路
1a(図2参照)に与えられるようになっている。外部
RAM4が選択されている状態では、オンチップRAM
2が搭載されていても、搭載されていなくてもかまわな
い。搭載されている場合、前述したように、出力データ
が衝突するので、選択回路5でオンチップRAM2及び
外部RAM4のいずれか一方を選択するようになってい
る。
【0028】なお、この場合において、オンチップRA
M2及び/又は外部RAM4はICソケットを介して装
着できるようにしておけば、取り外しが自由であり、好
ましい。
M2及び/又は外部RAM4はICソケットを介して装
着できるようにしておけば、取り外しが自由であり、好
ましい。
【0029】図5は本発明のオンチップRAM開発工程
例を示すフローチャートである。先ずASICサンプル
を入手すると(S1)、入手したサンプルを評価する
(S2)。サンプル評価の結果、オンチップRAMの不
具合が発覚すると(S3)、工程は2つに分かれる。つ
まり、オンチップRAMの再設計を行なう工程(工程
1)と、オンチップRAMを外部RAMで置換して装置
としての試験を行なう工程(工程2)である。
例を示すフローチャートである。先ずASICサンプル
を入手すると(S1)、入手したサンプルを評価する
(S2)。サンプル評価の結果、オンチップRAMの不
具合が発覚すると(S3)、工程は2つに分かれる。つ
まり、オンチップRAMの再設計を行なう工程(工程
1)と、オンチップRAMを外部RAMで置換して装置
としての試験を行なう工程(工程2)である。
【0030】 工程1 オンチップRAMに不具合があったので、該オンチップ
RAMを設計しなおす必要がある。先ず、製造/設計側
の双方で不具合RAMの不具合原因の調査を行なう(S
4)。不具合原因の調査結果に基づき、RAMの再設計
を行なう(S5)。RAMの再設計が終了すると、AS
ICチップを製造する再プロセスに入る(S6)。AS
ICチップが出来上がると、この改版サンプルを入手し
(S7)、サンプル評価を行なう。サンプル評価の結
果、不具合が見つかった場合はステップS4に戻り、プ
ロセス設計をやり直す必要がある。
RAMを設計しなおす必要がある。先ず、製造/設計側
の双方で不具合RAMの不具合原因の調査を行なう(S
4)。不具合原因の調査結果に基づき、RAMの再設計
を行なう(S5)。RAMの再設計が終了すると、AS
ICチップを製造する再プロセスに入る(S6)。AS
ICチップが出来上がると、この改版サンプルを入手し
(S7)、サンプル評価を行なう。サンプル評価の結
果、不具合が見つかった場合はステップS4に戻り、プ
ロセス設計をやり直す必要がある。
【0031】 工程2 ここでは、オンチップRAMの代わりに外部RAMを用
いて装置としての試験を行なう。先ず、外部RAMに切
替え(S8)、切替サンプル(オンチップRAMを除い
たASIC)を入手する(S9)。そして、当該サンプ
ルを評価する(S10)。サンプル評価試験の回路は、
図4に示す通りである。サンプル評価の結果、問題がな
かった時には、当該ASICサンプルを装置に組み込
み、装置試験を行なう(S11)。
いて装置としての試験を行なう。先ず、外部RAMに切
替え(S8)、切替サンプル(オンチップRAMを除い
たASIC)を入手する(S9)。そして、当該サンプ
ルを評価する(S10)。サンプル評価試験の回路は、
図4に示す通りである。サンプル評価の結果、問題がな
かった時には、当該ASICサンプルを装置に組み込
み、装置試験を行なう(S11)。
【0032】ステップS7で入手した改版オンチップR
AMが動作正常となり、一方、ステップS11での装置
試験が動作正常であったら、オンチップRAMを搭載す
るASICを装置に組み込んで装置を出荷する(S1
2)。
AMが動作正常となり、一方、ステップS11での装置
試験が動作正常であったら、オンチップRAMを搭載す
るASICを装置に組み込んで装置を出荷する(S1
2)。
【0033】前述した工程1と工程2は、図に示すよう
に並行して実行される。ここで、ASICサンプル入手
(S1)からRAM不具合発覚(S3)までの期間が約
1カ月、製造/設計側調査(S4)から改版サンプル入
手(S7)までの期間が約2カ月〜3カ月、外部RAM
切替(S8)から装置試験(S11)までの期間が約2
カ月である。工程1と工程2が並行して実行される結
果、図6に示す従来工程に比較してASIC開発工程が
約2カ月短縮されることになる。
に並行して実行される。ここで、ASICサンプル入手
(S1)からRAM不具合発覚(S3)までの期間が約
1カ月、製造/設計側調査(S4)から改版サンプル入
手(S7)までの期間が約2カ月〜3カ月、外部RAM
切替(S8)から装置試験(S11)までの期間が約2
カ月である。工程1と工程2が並行して実行される結
果、図6に示す従来工程に比較してASIC開発工程が
約2カ月短縮されることになる。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、各種回路とオンチップRAMを含むASIC内
に、外部RAMと接続するための端子を設けることによ
り、オンチップRAMのプロセス再設計工程とは別に外
部RAMを用いてASICサンプルを評価試験できるの
で、システム開発時間を短縮することができる。
よれば、各種回路とオンチップRAMを含むASIC内
に、外部RAMと接続するための端子を設けることによ
り、オンチップRAMのプロセス再設計工程とは別に外
部RAMを用いてASICサンプルを評価試験できるの
で、システム開発時間を短縮することができる。
【0035】この場合において、前記オンチップRAM
に不具合が見つかった時には、ASICチップをオンチ
ップRAMを含まないASICチップに取り替え、前記
端子を介してASIC内の各種回路と外部RAMとを接
続し、装置試験を行なうことにより、オンチップRAM
を含まないASICチップの評価試験を行なうことがで
きる。
に不具合が見つかった時には、ASICチップをオンチ
ップRAMを含まないASICチップに取り替え、前記
端子を介してASIC内の各種回路と外部RAMとを接
続し、装置試験を行なうことにより、オンチップRAM
を含まないASICチップの評価試験を行なうことがで
きる。
【0036】更に、前記装置試験と並行してオンチップ
RAMの再設計をやり直すことにより、装置試験が終了
した装置に、再設計されたオンチップRAM搭載のAS
ICを組み込むことにより、システム開発工程を短縮す
ることができる。
RAMの再設計をやり直すことにより、装置試験が終了
した装置に、再設計されたオンチップRAM搭載のAS
ICを組み込むことにより、システム開発工程を短縮す
ることができる。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図3】通常時と試験時のパッケージ例を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例の接続例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明のオンチップRAM開発工程例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】従来のオンチップRAM開発工程例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 各種回路 2 オンチップRAM 3 端子 4 外部RAM 10 ASIC
Claims (3)
- 【請求項1】 各種回路とオンチップRAMを含むAS
IC内に、外部RAMと接続するための端子を設けたこ
とを特徴とするオンチップRAM試験システム。 - 【請求項2】 前記オンチップRAMに不具合が見つか
った時には、ASICチップをオンチップRAMを含ま
ないASICチップに取り替え、前記端子を介してAS
IC内の各種回路と外部RAMとを接続し、装置試験を
行なうことを特徴とする請求項1記載のオンチップRA
M試験システム。 - 【請求項3】 前記装置試験と並行してオンチップRA
Mの再設計をやり直すことにより、システム開発工程を
短縮することを特徴とする請求項2記載のオンチップR
AM試験システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25370894A JPH08125024A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | オンチップram試験システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25370894A JPH08125024A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | オンチップram試験システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08125024A true JPH08125024A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17255050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25370894A Withdrawn JPH08125024A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | オンチップram試験システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08125024A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000008479A1 (de) * | 1998-08-03 | 2000-02-17 | Siemens Aktiengesellschaft | Integrierte schaltung mit eingebautem baugruppentest |
US7197731B2 (en) | 2001-03-26 | 2007-03-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Virtual component having a detachable verification-supporting circuit, a method of verifying the same, and a method of manufacturing an integrated circuit |
JPWO2021255930A1 (ja) * | 2020-06-19 | 2021-12-23 |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP25370894A patent/JPH08125024A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000008479A1 (de) * | 1998-08-03 | 2000-02-17 | Siemens Aktiengesellschaft | Integrierte schaltung mit eingebautem baugruppentest |
US7197731B2 (en) | 2001-03-26 | 2007-03-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Virtual component having a detachable verification-supporting circuit, a method of verifying the same, and a method of manufacturing an integrated circuit |
JPWO2021255930A1 (ja) * | 2020-06-19 | 2021-12-23 | ||
WO2021255930A1 (ja) * | 2020-06-19 | 2021-12-23 | 日立Astemo阪神株式会社 | 内燃機関用点火装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |