JPH1187198A - 製造情報を記憶する記憶部を有する半導体集積回路、半導体集積回路に製造状態を記録する方法、および、製造情報を記録した半導体集積回路を管理する方法 - Google Patents

製造情報を記憶する記憶部を有する半導体集積回路、半導体集積回路に製造状態を記録する方法、および、製造情報を記録した半導体集積回路を管理する方法

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JPH1187198A
JPH1187198A JP23596397A JP23596397A JPH1187198A JP H1187198 A JPH1187198 A JP H1187198A JP 23596397 A JP23596397 A JP 23596397A JP 23596397 A JP23596397 A JP 23596397A JP H1187198 A JPH1187198 A JP H1187198A
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semiconductor integrated
wafer
semiconductor
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Teruaki Oyoshi
輝明 大吉
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハから切り離されてもロット、ウェー
ハ、その他の製造状態が識別できる半導体集積回路を提
供する。 【解決手段】 ミラーウェーハを加工してウェーハを製
造したとき、ウェーハ内の各々の半導体チップ21に、
半導体チップ本来の回路部分22の他、半導体製造情報
記憶部23を形成し、半導体製造情報記憶部23に、半
導体タイプ、ロット番号、ウェーハ番号、チップ位置、
必要に応じて、特性検査結果を記憶する。半導体チップ
21を半導体集積回路(IC)にパッケージしたとき、
半導体製造情報記憶部23は、たとえば、テスト時にピ
ン端子から読み出し可能にしておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製造情報を記憶する
記憶部を有する半導体集積回路(IC)、半導体集積回
路に製造情報を記録する方法、および、製造情報を記録
した半導体集積回路を管理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は一般的な半導体集積回路(IC)
の製造方法を示す概略図である。図2は図1に図解した
ICを製造する方法を示すフローチャートである。通
常、ICの製造は、ウェーハ工程と組み立て工程に大別
される。
【0003】ステップ1(S1):ミラーウェーハ11
の準備 ウェーハ工程において、ロット単位で何も加工されてい
ないミラーウェーハ11を準備する。すなわち、ウェー
ハ工程において、通常、ICのもとになるシリコン、化
合物半導体などのミラーウェーハ11を25枚程度まと
めたもの1ロットの製造単位として、準備する。ロット
内のウェーハの処理順序、および、1ウェーハ12内の
複数の半導体集積回路(IC)の処理順序は維持されて
いくものとする。
【0004】ステップ2:ミラーウェーハ11への加工 ミラーウェーハ11について、複数の半導体集積回路
(ICまたはチップ)が本来の回路となるように、種々
の加工を施して、複数の半導体集積回路が形成されたウ
ェーハ12を製造する。 上記加工としては、たとえ
ば、トランジスタ用膜の形成、不純物の注入、エッチン
グ、パターンニング、配線などの種々の形成工程があ
る。このとき、通常、ウェーハ12の空き部分にテスト
用回路が複数の半導体集積回路と同じ条件で形成され
る。
【0005】ステップ3:ウェーハ12の検査 ウェーハ12に形成されたテスト用回路について種々の
検査を行う。テスト用回路は複数の半導体集積回路と同
じ条件で形成されているから、テスト用回路を代表して
ウェーハの検査を行えば、複数の半導体集積回路の検査
を行うことに相当する。
【0006】ステップ4:チップの切り離し ウェーハ12から個々の半導体集積回路用のチップ(I
C基本回路13)を切り離す。
【0007】ステップ5:パーケージ化、組み立て IC基本回路13のパッケージ処理を行う。これによ
り、半導体集積回路(IC)パッケージ14が完成す
る。パッケージ処理としては、ボンディング、ケースへ
のパッケージングなどある。
【0008】ステップ7:半導体集積回路(IC)パッ
ケージ14の最終検査 個々の半導体集積回路(IC)パッケージ14について
出荷前の最終検査を行う。すなわち、個々のIC基本回
路13について、その後、パッケージ処理によって装着
されたピン端子を介して、半導体集積回路(IC)パッ
ケージ14について、各種の検査が行われる。この最終
段階の検査が終了すると出荷される。
【0009】IC製造過程において、ロットおよびその
ロットを構成するウェーハの加工処理順番は変わること
がない。したがって、ウェーハ工程においては、ロット
単位でウェーハを加工し、各種の処理を行っていく際に
得られた製品加工情報、および、パターンの線幅、膜
厚、電気的な特性などの測定情報、さらに、不良情報な
どは一貫してデバイスタイプのあるロットのあるウェー
ハのあるチップとして、半導体集積回路の管理が可能で
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】組み立て工程において
は、ウェーハ12から個々の半導体集積回路(IC)が
IC基本回路13として切り離されるから、バラバラに
されたら、IC基本回路13がどのウェーハに属したか
否かが判らなくなる。ウェーハ工程と同様、組み立て工
程においても、ロット単位でIC基本回路13を加工・
処理していけば、ロット単位での各種データの測定、加
工情報、不良情報を知ることができるが、切り離されて
バラバラになったIC基本回路13個々の製品加工情
報、各種測定情報および不良情報は、組み立て工程にお
いては、特定できない。
【0011】半導体集積回路(IC)パッケージ14と
して最終検査が行われた後、たとえば、出荷後に、ある
装置に組み込まれたとき、その半導体集積回路(IC)
パッケージ14に不良が発生したとしても、その半導体
集積回路(IC)パッケージ14がどのウェーハ12
(さらには、ミラーウェーハ11)に属したICである
か、ウェーハ工程および組み立て工程における加工情
報、特性データがどうあったか判らない。
【0012】あるロットのミラーウェーハ11から製造
したウェーハ12のある半導体集積回路(IC)につい
て不良、故障が発生した場合、同じロットのウェーハか
ら製造した他のICについても同じ不良、故障が発生す
る可能性があるが、現在、どのウェーハから製造したI
Cがあるのは不明なため、同じロットのウェーハから製
造したICについて、交換するとか、電気特性を測定し
なおすなどの必要性が起こったとしても、そのICの出
身元ウェーハを特定することができない。
【0013】〔本発明の目的〕本発明は個々の半導体集
積回路(IC)に出身元のウェーハのコード、製造段階
(検査工程も含む)の情報を記憶させて、そのICの製
造情報(またはチップ情報)を記憶させた製造情報を記
憶する部分を有し、製造後に特定可能な半導体集積回路
を提供することにある。
【0014】また本発明は、ウェーハの個々の製造情報
記憶部を有する半導体集積回路を製造し、製造情報を上
記記憶部に記憶させる、半導体集積回路の製造方法を提
供することにある。
【0015】本発明はさらに、製造情報記憶部を有する
半導体集積回路を用いて半導体集積回路を管理する方法
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、基本回路と製造情報を記憶している記憶部とを有
する半導体集積回路が提供される。上記記憶部は不揮発
性である。好適には、前記記憶部に記憶されている製造
情報はウェーハから分離されたとき、当該半導体集積回
路の製造段階で記憶される。また好適には、前記記憶部
に記憶されている製造情報は当該半導体集積回路のテス
ト動作のとき読みだし可能である。さらに好適には、前
記記憶部に記憶されている製造情報は、半導体デバイス
の型式(タイプ)、ロット番号、ウェーハ番号、チップ
番号を含む。また、前記記憶部に記憶されている製造情
報はさらに、ウェーハ検査段階における特性検査結果を
含み得る。前記記憶部に記憶されている製造情報はさら
に、半導体集積回路の個別特性検査結果を含み得る。
【0017】本発明の第2の観点によれば、(1)ミラ
ーウェーハに、本来の集積回路と該本来の集積回路に対
応した製造情報を記憶する製造情報記憶部を有する集積
回路部分を複数個、および、少なくとも1つのテスト用
回路を形成して、ウェーハを形成する段階と、(2)前
記ウェーハに形成されたテスト用回路を用いて前記ウェ
ーハの検査を行う段階と、(3)前記ウェーハの個々の
集積回路部分の製造情報記憶部に製造情報を記憶する段
階と、(4)前記ウェーハから個々の集積回路部分を切
り離して複数の半導体チップを形成し、(5)前記半導
体チップの個々について、前記製造情報記憶部に記憶さ
せた製造情報を少なくともテスト動作時に読みだし可能
に半導体集積回路(IC)パッケージを形成する段階と
を有する半導体集積回路の製造方法が提供される。
【0018】本発明の第3の観点によれば、(1) 基
本回路と製造情報を記憶している記憶部とを有する半導
体集積回路から、前記製造情報を読みだす段階と、
(2)事前に登録しておいて、前記製造情報とを対比さ
せて前記半導体集積回路の管理を行う段階を有する製造
情報を記録した半導体集積回路を管理する方法が提供さ
れる。
【0019】
【作用】半導体集積回路(ICパッケージ)には、基本
回路の他に、製造情報を記憶している記憶部とを有し、
ウェーハの段階で記憶部に製造情報が記憶されているか
ら、記憶部からのその製造情報を読みだせば、ウェーハ
からICに切り離された後でも、そのICがどのロット
のミラーウェーハの何番目か、ウェーハ番号、チップ番
号、特性検査結果などの製造情報が判る。特に、出荷後
の製造情報の読み出しは、テスト時などに行うことが可
能にすることにより、通常動作時はICの動作に関係な
いし、パッケージ化したときも特別のピン端子が増加し
ない。
【0020】
【発明の実施の形態】第1実施の形態 本発明の第1の実施の形態を図3〜図5を参照して述べ
る。図3は本発明の実施の形態としての製造情報記憶部
を有する半導体集積回路(IC)の製造方法と記憶部に
製造情報を記憶する方法を示す概略図である。図4は図
3に図解したICを製造し、製造情報を記憶部に記憶す
る方法を示すフローチャートである。図5は、本発明の
実施の形態としての製造情報記憶部を有する半導体集積
回路(IC)の平面構成を示す図である。
【0021】ステップ1(S1):ミラーウェーハ11
の準備 図1および図2に図解したと同様に、ウェーハ工程にお
いて、ロット単位でミラーウェーハ11を準備する。本
実施の形態においても、1ロット単位として、たとえ
ば、ウェーハ25枚ごとに、以下に述べる処理を行う場
合を述べる。この場合、ロット内のウェーハの処理順
序、および、1ウェーハ内の複数の半導体集積回路(I
C)の処理順序は維持されていくものとする。
【0022】ステップ2A(S2A):ミラーウェーハ
11への加工 ミラーウェーハ11について、複数のICが本来の回路
となるように、種々の加工を施して、複数の半導体集積
回路が形成されたウェーハ12を製造する。このとき、
図5に図解したように、管理の対象となるチップが存在
するウェーハ33(図1のウェーハ12に対応するウェ
ーハ)の個々のIC部分(図1のIC基本回路13に対
応するが、本実施の形態においては、半導体チップ21
と言う)に、半導体チップ本来の回路部分22の他に、
半導体製造情報記憶部23を形成する。半導体製造情報
記憶部23は後に述べる種々の製造条件を記憶する部分
であり、書き込み・読み出し可能な記憶部である。ただ
し、書き込みは一度だけ製造段階で行われるのみである
から、常時、書き込み可能である必要はない。半導体製
造情報記憶部23は、電源が投入されていないときでも
製造情報が保持しておく必要があるから、不揮発性の記
憶部である。不揮発性の記憶部としては、種々のRO
M、通常の不揮発性メモリなどの任意のものを適用する
ことができる。なお、上記ステップ2と同様、通常、ウ
ェーハ33の空き部分にテスト用回路が複数の半導体集
積回路(半導体チップ21)と同じ条件で形成される。
【0023】ステップ3:ウェーハ33の検査 ウェーハ33の検査として、図2を参照して述べたよう
に、代表的なテスト用回路について、種々の検査を行
う。たとえば、図3に図解したように、電気テスタ31
とプローバ32とを用いてウェーハ33内のテスト用回
路について、図1に図解したと同様の種々の特性測定お
よび検査を行う。電気テスタ31で特定した結果は、デ
ータ管理装置34に送出されてデータ管理装置34に記
憶される。
【0024】ステップ3A:半導体製造情報記憶部23
への製造情報の書き込み データ管理装置34は、電気テスタ31およびプローバ
32を用いた検査の終了後、ウェーハ33の個々の半導
体チップ21の半導体製造情報記憶部23に、製造情報
を書き込む。製造情報の例を下記に示す。
【0025】表1:製造情報の例 (1)半導体デバイスの型式(タイプ) (2)ロット番号 (3)ウェーハ番号 (4)チップ番号 (5)特性検査データ
【0026】特性検査データはIC基本回路によって異
なる。たとえば、IC基本回路がメモリである場合に
は、電気テスタ31はメモリについての特性試験を行う
から、そこで得られたデータが半導体製造情報記憶部2
3に記憶される。また、IC基本回路が、マイクロコン
ピュータ(マイクロプロセッサ)である場合は、演算処
理速度などが特性検査データが半導体製造情報記憶部2
3に記憶できる。本発明においては、基本的に、半導体
チップ21がどのような半導体デバイスの型式か、ミラ
ーウェーハ11のロット番号はいくつか、ウェーハ33
の番号はいくつか、ウェーハ33内のチップ番号はいく
つかが判れば、後の管理に使用できるから、特性検査デ
ータを半導体製造情報記憶部23に記憶することは必須
ではない。しかしながら、ウェーハ33の製造段階で特
性検査結果を半導体製造情報記憶部23に記憶すること
は、後の特性劣化の評価などに使用することができるの
で、特性検査結果を半導体製造情報記憶部23に記憶す
ることが望ましい。
【0027】ステップ4:チップの切り離し 図1に図解したように、ウェーハ12(33)から個々
の半導体チップ21(IC基本回路13A)を切り離
す。なお、個々の半導体チップ21(IC基本回路)に
は上述した製造情報が半導体製造情報記憶部23に記憶
されているから、このように切り離されても、半導体製
造情報記憶部23に記憶された情報を読みだせば、その
半導体チップ21(IC基本回路)の認識および特定が
可能である。
【0028】ステップ5:半導体集積回路(IC)パッ
ケージ14Aの組み立て 図1に図解したと同様に、IC基本回路のパッケージ処
理を行う。これにより、半導体集積回路(IC)パッケ
ージ14Aが完成する。なお、半導体集積回路(IC)
パッケージ14Aは、図1に図解した半導体集積回路
(IC)パッケージ14とは異なり、半導体集積回路
(IC)パッケージ14Aのピン端子から、半導体製造
情報記憶部23から製造情報を読み出し可能なように、
構成される。なお、半導体製造情報記憶部23からの製
造情報の読み出しは通常動作状態では行わないから、半
導体集積回路(IC)パッケージ14Aのテスト用ピン
端子から読みだすように構成することが望ましい。
【0029】ステップ6:半導体集積回路(IC)パッ
ケージ14Aの最終検査 半導体集積回路(IC)パッケージ14Aについて、図
1を参照して述べたと同様に、電気テスタ31およびプ
ローバ32を用いて、出荷前の最終検査を行う。電気テ
スタ31を用いて得られた最終検査結果は、データ管理
装置34に記憶される。半導体集積回路(IC)パッケ
ージ14Aには、半導体製造情報記憶部23に製造情報
が記憶されているから、単体の半導体集積回路(IC)
パッケージ14Aでも、表1に例示した製造情報が記憶
されていて、IC基本回路が識別可能である。
【0030】第1の実施の形態の変形例 上述したステップ6の後、従来と同様に出荷する場合を
上述したが、ステップ6に加えて、ステップ7として、
ステップ6において電気テスタ31を用いて得られ、デ
ータ管理装置34に記憶されている最終検査結果を、デ
ータ管理装置34からさらに半導体チップ認識情報記憶
部23に記憶することもできる。表1に例示した製造情
報に加えて、最終検査結果を半導体製造情報記憶部23
に記憶させると、出荷後の特性劣化などが評価できる。
【0031】以上によれば、半導体集積回路(IC)パ
ッケージ14Aには、その内部のIC基本回路(半導体
チップ21)の半導体製造情報記憶部23に製造情報が
記憶されているから、任意の段階で、その半導体集積回
路(IC)パッケージ14Aの製造情報が、識別可能で
ある。特に、半導体製造情報記憶部23からの製造情報
の読み出しを、テスト時に可能とすることにより、半導
体集積回路(IC)パッケージ14Aのピン端子を増加
させず、半導体集積回路(IC)パッケージ14Aの通
常動作を妨げない。
【0032】第2実施の形態 図6および図7を参照して本発明の第2の実施の形態を
述べる。図6は本発明の実施の形態としての半導体集積
回路(IC)の製造情報記憶部から製造情報を読みだし
て管理する方法を示す図である。図7は図6に図解した
ICの管理をする方法を示すフローチャートである。
【0033】ステップ11(S11):半導体集積回路
(IC)パッケージ43から製造情報の読み出し 図5に図解したように、半導体チップ本来の回路部分2
2の他に半導体製造情報記憶部23を有する半導体チッ
プ21がパッケージ化されて半導体集積回路(IC)パ
ッケージ43(半導体集積回路(IC)パッケージ14
Aに該当)は、たとえば、テスト動作時に、ハンドラ4
2および電気テスタ41を用いて、半導体製造情報記憶
部23に記憶された製造情報が読みだされて、その読み
出し結果がデータ管理装置44(データ管理装置34に
相当)に転送される。データ管理装置44には、図3を
参照して述べたデータ管理装置34からの製造情報が転
送されている。なお、データ管理装置34とデータ管理
装置44とを同じ装置で実現することもでき、その時
は、データ管理装置34からデータ管理装置44への転
送は必要ない。
【0034】ステップ12:半導体集積回路(IC)パ
ッケージ43の製造情報の出力 データ管理装置44は、半導体集積回路(IC)パッケ
ージ43から読みだした製造情報を、たとえば、表示装
置に表示する。その表示内容は、表1に例示したような
ものとなる。すなわち、(1)半導体デバイスの型式
(タイプ)、(2)ロット番号、(3)ウェーハ番号、
(4)チップ番号、好ましくは、(5)特性検査デー
タ。
【0035】ステップ13:関連情報の出力 好ましくは、データ管理装置44は半導体集積回路(I
C)パッケージ43と同じウェーハ、同じロットのミラ
ーウェーハなどをメモリから探索して、出力する。これ
により、たとえば、ある半導体集積回路(IC)パッケ
ージ43が不良になったあるいは故障した場合など、そ
の半導体集積回路(IC)パッケージ43と同じウェー
ハ、または、同じロットで製造した他の半導体集積回路
(IC)パッケージが識別できる。ただし、この処理は
必須ではない。
【0036】以上のように、半導体集積回路(IC)パ
ッケージ14A(半導体集積回路(IC)パッケージ4
3)の内部の半導体チップ21に半導体チップ本来の回
路部分22の他に、半導体製造情報記憶部23を形成し
て、製造情報を記憶しておくことにより、製造段階から
出荷後まで、そのICが(1)半導体デバイスの型式
(タイプ)、(2)ロット番号、(3)ウェーハ番号、
(4)チップ番号、好ましくは、(5)特性検査データ
などが識別できる。また、ある半導体集積回路(IC)
パッケージとそれと同じロット、同じウェーハなどから
製造した他の半導体集積回路(IC)パッケージなどが
特定できる。
【0037】本発明の実施に際しては上述した実施の形
態には限定されず、種々の変形態様をとることができ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明の製造情報を記憶する記憶部を有
する半導体集積回路は、半導体集積回路(ICパッケー
ジ)には、基本回路の他に、製造情報を記憶している記
憶部とを有し、ウェーハの段階で記憶部に製造情報が記
憶されているから、ウェーハからICに切り離された後
でも、記憶部からのその製造情報を読みだせば、そのI
Cがどのロットのミラーウェーハの何番目か、ウェーハ
番号、チップ番号、特性検査結果などの製造情報が判
る。
【0039】本発明の半導体集積回路に製造方法によれ
ば、ウェーハの段階で半導体チップの半導体製造情報記
憶部に製造情報を記憶するから、ウェーハからICに切
り離された後でも、記憶部からのその製造情報を読みだ
せば、そのICがどのロットのミラーウェーハの何番目
か、ウェーハ番号、チップ番号、特性検査結果などの製
造情報が判る。
【0040】本発明の製造情報を記録した半導体集積回
路を管理する方法によれば、製造情報を記憶する記憶部
を有する半導体集積回路の記憶部からのその製造情報を
読みだして、そのICがどのロットのミラーウェーハの
何番目か、ウェーハ番号、チップ番号、特性検査結果な
どの製造情報が判る。また、本発明の製造情報を記録し
た半導体集積回路を管理する方法によれば、あるICと
関連する他のICが識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は一般的な半導体集積回路(IC)の製造
方法を示す概略図である。
【図2】図2は図1に図解したICを製造する方法を示
すフローチャートである。
【図3】図3は本発明の実施の形態としての製造情報記
憶部を有する半導体集積回路(IC)の製造方法と記憶
部に製造情報を記憶する方法を示す概略図である。
【図4】図4は図3に図解したICを製造し、製造情報
を記憶部に記憶する方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態としての製造情報記憶部を
有する半導体集積回路(IC)の平面構成を示す図であ
る。
【図6】図6は本発明の実施の形態としての半導体集積
回路(IC)の製造情報記憶部から製造情報を読みだし
て管理する方法を示す図である。
【図7】図7は図6に図解したICの管理をする方法を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
11・・ミラーウェーハ 12・・ウェーハ 13・・IC基本回路 14,14A・・半導体集積回路(IC)パッケージ 21・・半導体チップ 22・・半導体チップ本来の回路部分 23・・半導体製造情報記憶部 31・・電気テスタ 32・・プローバ 33・・管理の対象となるチップが存在するウェーハ 34・・データ管理装置 41・・電気テスタ 42・・ハンドラ 43・・半導体集積回路(IC)パッケージ 44・・データ管理装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本回路と、製造情報を記憶している記憶
    部とを有する半導体集積回路。
  2. 【請求項2】前記記憶部は不揮発性である、請求項1記
    載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】前記記憶部に記憶されている製造情報はウ
    ェーハから分離されたとき、当該半導体集積回路の製造
    段階で記憶される請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】前記記憶部に記憶されている製造情報は当
    該半導体集積回路のテスト動作のとき読みだし可能であ
    る請求項2記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】前記記憶部に記憶されている製造情報は、 半導体デバイスの型式(タイプ)、ロット番号、ウェー
    ハ番号、チップ番号を含む請求項1記載の半導体集積回
    路。
  6. 【請求項6】前記記憶部に記憶されている製造情報はさ
    らにウェーハ検査段階における特性検査結果を含む請求
    項5記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】前記記憶部に記憶されている製造情報はさ
    らに半導体集積回路の個別特性検査結果を含む請求項5
    または6記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】ミラーウェーハに、本来の集積回路と該本
    来の集積回路に対応した製造情報を記憶する製造情報記
    憶部を有する集積回路部分を複数個、および、少なくと
    も1のテスト用回路を形成して、ウェーハを形成する段
    階と、 前記ウェーハに形成されたテスト用回路を用いて前記ウ
    ェーハの検査を行う段階と、 前記ウェーハの個々の集積回路部分の製造情報記憶部に
    製造情報を記憶する段階と、 前記ウェーハから個々の集積回路部分を切り離して複数
    の半導体チップを形成し、 前記半導体チップの個々について、前記製造情報記憶部
    に記憶させた製造情報を少なくともテスト動作時に読み
    だし可能に半導体集積回路(IC)パッケージを形成す
    る段階とを有する半導体集積回路の製造方法。
  9. 【請求項9】前記製造情報記憶部に記憶される製造情報
    は、 半導体デバイスの型式(タイプ)、ロット番号、ウェー
    ハ番号、チップ番号を含む請求項8記載の半導体集積回
    路の製造方法。
  10. 【請求項10】前記半導体集積回路(IC)パッケージ
    を形成する段階の後、ICごとに特性検査を行う段階
    と、 前記特性検査結果を前記半導体集積回路(IC)パッケ
    ージの前記製造情報記憶部に記憶する段階をさらに有す
    る請求項7記載の半導体集積回路の製造方法。
  11. 【請求項11】基本回路と製造情報を記憶している記憶
    部とを有する半導体集積回路から、前記製造情報を読み
    だす段階と、 事前に登録しておいて、前記製造情報とを対比させて前
    記半導体集積回路の管理を行う段階を有する製造情報を
    記録した半導体集積回路を管理する方法。
JP23596397A 1997-09-01 1997-09-01 製造情報を記憶する記憶部を有する半導体集積回路、半導体集積回路に製造状態を記録する方法、および、製造情報を記録した半導体集積回路を管理する方法 Pending JPH1187198A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007271276A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Fujitsu Ltd 半導体試験装置及び半導体試験システム
CN104403593A (zh) * 2014-12-16 2015-03-11 马鞍山太时芯光科技有限公司 一种耐高温mylar片及其制备方法和晶圆减薄工艺中保护晶圆的方法

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CN104403593A (zh) * 2014-12-16 2015-03-11 马鞍山太时芯光科技有限公司 一种耐高温mylar片及其制备方法和晶圆减薄工艺中保护晶圆的方法

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