JPH08124802A - 有極性チップ部品 - Google Patents
有極性チップ部品Info
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- JPH08124802A JPH08124802A JP26556094A JP26556094A JPH08124802A JP H08124802 A JPH08124802 A JP H08124802A JP 26556094 A JP26556094 A JP 26556094A JP 26556094 A JP26556094 A JP 26556094A JP H08124802 A JPH08124802 A JP H08124802A
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- polar
- electrodes
- chip component
- electrode
- chip
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3431—Leadless components
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】有極性チップ部品において、逆極性となる誤実
装を防止する。 【構成】裏面の中心位置39から近くに一対の第2の電
極4,5を形成し、より遠い距離に一対の第1の電極
6,7を形成する。
装を防止する。 【構成】裏面の中心位置39から近くに一対の第2の電
極4,5を形成し、より遠い距離に一対の第1の電極
6,7を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有極性チップ部品に係
り、特にプリント配線基板上に実装されるチップ電解コ
ンデンサに関する。
り、特にプリント配線基板上に実装されるチップ電解コ
ンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の有極性チップ部品を記載した実開
昭62−101226号公報を参照すると、従来例とし
て図9に示すように、有極性チップ部品40の一側面か
ら底面に続く陽電極41が設けられ、これとは線対称の
位置に陰電極42が設けられている。このような形状の
チップ部品40をプリント配線基板に実装する場合に、
特に自動実装機が使用されると、陰電極42と陽電極4
1とを入れ違えて接続することがあり、これを防止する
構造として図10に示すように、位置決め変形部45を
有する被挿着部46を設け、この被挿着部46の側面
に、陽電極44と陰電極47とを設けたチップ部品43
が示されている。
昭62−101226号公報を参照すると、従来例とし
て図9に示すように、有極性チップ部品40の一側面か
ら底面に続く陽電極41が設けられ、これとは線対称の
位置に陰電極42が設けられている。このような形状の
チップ部品40をプリント配線基板に実装する場合に、
特に自動実装機が使用されると、陰電極42と陽電極4
1とを入れ違えて接続することがあり、これを防止する
構造として図10に示すように、位置決め変形部45を
有する被挿着部46を設け、この被挿着部46の側面
に、陽電極44と陰電極47とを設けたチップ部品43
が示されている。
【0003】このチップ部品43をプリント配線基板上
に実装する場合には、被装着部46の底面のいわゆる穴
形状面より若干大き目の開口部をあらかじめ形成してお
き、この開口部内に被挿着部46を挿入し、その後この
陽電極44,陰電極47とプリント配線基板の裏面側の
配線とをそれぞれ半田で接続していた。このような位置
決め変形部45を設けることにより、チップ部品43の
回転を防止して、陽,陰電極44,47の逆接続のない
ように配慮されている。
に実装する場合には、被装着部46の底面のいわゆる穴
形状面より若干大き目の開口部をあらかじめ形成してお
き、この開口部内に被挿着部46を挿入し、その後この
陽電極44,陰電極47とプリント配線基板の裏面側の
配線とをそれぞれ半田で接続していた。このような位置
決め変形部45を設けることにより、チップ部品43の
回転を防止して、陽,陰電極44,47の逆接続のない
ように配慮されている。
【0004】仮に逆接続された状態で、プリント配線基
板に電源電圧が印加されると、このチップ部品は直ちに
非可逆的な反応を呈し、破壊されてしまう。
板に電源電圧が印加されると、このチップ部品は直ちに
非可逆的な反応を呈し、破壊されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなチップ部品43は、陽電極44,陰電極47が曲面
に形成されるため、信頼性の高い電極の形成が難しく、
またプリント配線基板には被挿着部46に適合した開口
部を形成するための金型を用意しなければならず、この
金型を用いてプリント配線基板を打ち抜く際に、基板に
ひびが入ることがあった。
うなチップ部品43は、陽電極44,陰電極47が曲面
に形成されるため、信頼性の高い電極の形成が難しく、
またプリント配線基板には被挿着部46に適合した開口
部を形成するための金型を用意しなければならず、この
金型を用いてプリント配線基板を打ち抜く際に、基板に
ひびが入ることがあった。
【0006】さらに、チップ部品を挿入する時の擦過傷
によって電極44,47の金属屑が発生し、これが配線
基板上の金属配線上に付着して短絡事故を生じる原因と
なっている。
によって電極44,47の金属屑が発生し、これが配線
基板上の金属配線上に付着して短絡事故を生じる原因と
なっている。
【0007】以上のような問題点に鑑み、本発明は、次
の課題を掲げる。
の課題を掲げる。
【0008】(1)電極が逆接続されないように、実装
されること。
されること。
【0009】(2)陽,陰電極の主表面が、平面になる
ようにすること。
ようにすること。
【0010】(3)実装時に、金属屑が発生しないよう
にすること。
にすること。
【0011】(4)チップ部品を破壊しなようにするこ
と。
と。
【0012】(5)実装基板の製作において、チップ部
品専用の金型を準備しないで済むようにすること。
品専用の金型を準備しないで済むようにすること。
【0013】(6)実装基板の製作時に、基板の破損が
生じないようにすること。
生じないようにすること。
【0014】(7)自動実装機が、使用できるようにす
ること。
ること。
【0015】(8)表面実装作業が容易に行えるように
すること。
すること。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の有極性チップ部
品の構成は、実装面の平面上の中心部位から等距離に位
置する電極が同極性となるように、それぞれ第1,第2
の有極性電極を形成したことを特徴とする。
品の構成は、実装面の平面上の中心部位から等距離に位
置する電極が同極性となるように、それぞれ第1,第2
の有極性電極を形成したことを特徴とする。
【0017】特に、前記実装面が略長方形の平面をな
し、この略長方形の両短辺部分に前記第1の有極性電極
を、両長辺部分に前記第2の有極性電極をそれぞれ形成
し、前記第2の有極性電極が、前記長辺部分にアーチ上
又は半球状に形成した凹部に沿って形成されていること
を特徴とする。
し、この略長方形の両短辺部分に前記第1の有極性電極
を、両長辺部分に前記第2の有極性電極をそれぞれ形成
し、前記第2の有極性電極が、前記長辺部分にアーチ上
又は半球状に形成した凹部に沿って形成されていること
を特徴とする。
【0018】あるいは、特に前記実装面の平面上の略中
心位置に前記第1の有極性電極が形成され、この第1の
有極性電極に離間してリング上の前記第2の有極性電極
が形成されていることを特徴とする。
心位置に前記第1の有極性電極が形成され、この第1の
有極性電極に離間してリング上の前記第2の有極性電極
が形成されていることを特徴とする。
【0019】
【実施例】本発明の第1の実施例の有極性チップ部品の
斜視図を示す図1,及びその裏面を示す図2を参照する
と、この有極性チップ部品1は、第1,第2の有極性電
極6,7;4,5を有するチップ電解コンデンサであ
る。
斜視図を示す図1,及びその裏面を示す図2を参照する
と、この有極性チップ部品1は、第1,第2の有極性電
極6,7;4,5を有するチップ電解コンデンサであ
る。
【0020】このチップ部品1の裏面は、実装面即ちプ
リント配線基板の主表面と対向した面となる平面であ
り、この平面の中心位置から等距離に位置する二つの第
2の有極性電極4,5は、共に陽極性であり、さらに離
間したところの等距離にある二つの第1の有極性電極
6,7は、共に陰極性である。陰,陽極の関係はこの逆
であってもよい。ここで、両短辺部分には、アーチ状又
は半球状の凹部2,3の切り欠きが形成されており、こ
の凹部2,3に沿って、馬蹄形又は半リング状に第2の
有極性電極4,5が形成される。さらに、これら第1,
第2の有極性電極6,7;4,5は、所定厚の金属材か
らなり、防錆メッキが施され、この金属材の厚みの部分
は、チップ部品1の四側面から露出しており、半田固定
のために必要な露出面である。
リント配線基板の主表面と対向した面となる平面であ
り、この平面の中心位置から等距離に位置する二つの第
2の有極性電極4,5は、共に陽極性であり、さらに離
間したところの等距離にある二つの第1の有極性電極
6,7は、共に陰極性である。陰,陽極の関係はこの逆
であってもよい。ここで、両短辺部分には、アーチ状又
は半球状の凹部2,3の切り欠きが形成されており、こ
の凹部2,3に沿って、馬蹄形又は半リング状に第2の
有極性電極4,5が形成される。さらに、これら第1,
第2の有極性電極6,7;4,5は、所定厚の金属材か
らなり、防錆メッキが施され、この金属材の厚みの部分
は、チップ部品1の四側面から露出しており、半田固定
のために必要な露出面である。
【0021】これら一対の第1の有極性電極6,7と、
一対の第2の有極性電極4,5とは、それぞれ中心位置
39から同極性同士は等距離にあるが、異極性間の距離
が相違している。このため、このチップ部品1が図2の
裏面がどのような方向になって実装されたとしても、逆
極性となる可能性は絶無である。
一対の第2の有極性電極4,5とは、それぞれ中心位置
39から同極性同士は等距離にあるが、異極性間の距離
が相違している。このため、このチップ部品1が図2の
裏面がどのような方向になって実装されたとしても、逆
極性となる可能性は絶無である。
【0022】第1の電極6,7間及び第2の電極4,5
間は、それぞれチップ部品1の内部で電気的に接続され
ているが、接続されていない場合は、後述するようにプ
リント配線基板上の配線により電気的に接続される。
間は、それぞれチップ部品1の内部で電気的に接続され
ているが、接続されていない場合は、後述するようにプ
リント配線基板上の配線により電気的に接続される。
【0023】一対の凹部2,3の形成された方が裏面と
なっているため、上下方向を間違えることはなく、目視
によっても上下の区別は直ちに認められる。
なっているため、上下方向を間違えることはなく、目視
によっても上下の区別は直ちに認められる。
【0024】尚、このチップ部品1の全表面のうち、第
1の電極6,7、第2の電極4,5以外の表面は、電気
的に絶縁性のある樹脂が形成されている。
1の電極6,7、第2の電極4,5以外の表面は、電気
的に絶縁性のある樹脂が形成されている。
【0025】一方、このチップ部品1が実装されるプリ
ント配線基板の平面を示す図3を参照すると、この基板
14の主表面に、第1の電極6,7に対向した第1のパ
ッド11,第2のパッド13の金属層が形成され、第2
の電極4,5に対向した第3のパッド12、第4のパッ
ド15の金属層が形成されている。これら各パッド1
1,12,13,15は、対向したチップ部品1の裏面
の電極よりも広い面積となるように形成される。第1の
パッド11と第2のパッド13とを電気的に接続する必
要があれば、第1の配線16が形成される。また第3の
パッド12と第4のパッド15とを電気的に接続する必
要があれば、第2の配線17が形成される。
ント配線基板の平面を示す図3を参照すると、この基板
14の主表面に、第1の電極6,7に対向した第1のパ
ッド11,第2のパッド13の金属層が形成され、第2
の電極4,5に対向した第3のパッド12、第4のパッ
ド15の金属層が形成されている。これら各パッド1
1,12,13,15は、対向したチップ部品1の裏面
の電極よりも広い面積となるように形成される。第1の
パッド11と第2のパッド13とを電気的に接続する必
要があれば、第1の配線16が形成される。また第3の
パッド12と第4のパッド15とを電気的に接続する必
要があれば、第2の配線17が形成される。
【0026】チップ部品1をプリント配線基板14の所
定位置に実装した場合を示す図4の断面図を参照する
と、各パッドの表面にはあらかじめ所定厚の余備半田が
形成され、チップ部品1の電極にも、上記半田になじみ
易くするため余備半田が形成されていることが好まし
い。
定位置に実装した場合を示す図4の断面図を参照する
と、各パッドの表面にはあらかじめ所定厚の余備半田が
形成され、チップ部品1の電極にも、上記半田になじみ
易くするため余備半田が形成されていることが好まし
い。
【0027】チップ部品1は、ピンセット等を使用する
か、または自動実装機のハンドリング手段によって、基
板14上の所定位置に固定される。この次に、熱風の吹
き付け等により、余備半田を溶融させる。半田が硬化す
るまで、上記固定状態を維持する。溶融した半田は、半
田8,9,10に示すように、主としてチップ部品1の
側面部分の電極4,5,6,7とパッド12,15,1
1,13の主表面とをそれぞれ連結する形で固化する。
電極4,5,6,7の裏面にも一部の半田が侵じゅんし
て、パッドとを電気的に接続する。
か、または自動実装機のハンドリング手段によって、基
板14上の所定位置に固定される。この次に、熱風の吹
き付け等により、余備半田を溶融させる。半田が硬化す
るまで、上記固定状態を維持する。溶融した半田は、半
田8,9,10に示すように、主としてチップ部品1の
側面部分の電極4,5,6,7とパッド12,15,1
1,13の主表面とをそれぞれ連結する形で固化する。
電極4,5,6,7の裏面にも一部の半田が侵じゅんし
て、パッドとを電気的に接続する。
【0028】ここで、一対の凹部2,3は、半田付け面
積を拡大すると共に、表面張力のある流動した半田を強
力に接着させるために、必要な形状である。このよう
に、チップ部品1はプリント配線基板の一方の主表面に
表面実装される。
積を拡大すると共に、表面張力のある流動した半田を強
力に接着させるために、必要な形状である。このよう
に、チップ部品1はプリント配線基板の一方の主表面に
表面実装される。
【0029】プリント配線基板15に、実装用の開口部
を形成する必要がなりため、この部分の金型が不要で、
金型加工時の破損が生じることがなく、嵌合する部分も
ないため、金属屑が実装時に生じる心配もない。尚、チ
ップ部品1を基板15上に固定しておくための接着剤
が、半田接続の前に裏面又は基板15上の主表面に局所
的に設けられていてもよい。
を形成する必要がなりため、この部分の金型が不要で、
金型加工時の破損が生じることがなく、嵌合する部分も
ないため、金属屑が実装時に生じる心配もない。尚、チ
ップ部品1を基板15上に固定しておくための接着剤
が、半田接続の前に裏面又は基板15上の主表面に局所
的に設けられていてもよい。
【0030】本発明の第2の実施例の斜視図を示す図5
を参照すると、この有極性チップ部品20は、チップ電
解コンデンサであり、その外形形状及び第1,第2の有
極性電極21,22以外上記第1の実施例と共通するた
め、共通する部分の説明を省略する。
を参照すると、この有極性チップ部品20は、チップ電
解コンデンサであり、その外形形状及び第1,第2の有
極性電極21,22以外上記第1の実施例と共通するた
め、共通する部分の説明を省略する。
【0031】この実施例の裏面の形状は、正方形である
がこの他に円形や楕円形,5角形,六角形であってもよ
い。この裏面の中心位置には第1の有極性電極21が形
成され、その周囲に離間してリング状の第2の有極性電
極22が形成される。これら電極配置は裏面上では方向
性がないため、どのような方向に実装しても差しつかえ
ない。
がこの他に円形や楕円形,5角形,六角形であってもよ
い。この裏面の中心位置には第1の有極性電極21が形
成され、その周囲に離間してリング状の第2の有極性電
極22が形成される。これら電極配置は裏面上では方向
性がないため、どのような方向に実装しても差しつかえ
ない。
【0032】このチップ部品20の実装されるプリント
配線基板の主表面を示す図6を参照すると、この基板3
5は、第1,第2の電極21,22と対向した位置に第
1のパッド31,第2のパッド32の各金属層が形成さ
れるが、第2のパッド32の一部はカットされ、第1の
パッド31を導出する第1の配線33とこの配線33上
を覆う電気的絶縁性のレジスト38とが形成される。第
2のパッド32を導出する第2の配線34も形成され
る。このチップ部品20を基板35の所定位置に固定を
する半田付け方法は、上記第1の実施例と共通する。こ
の場合、第1のパッド31からあふれ出た半田が第2の
パッド32と短絡するのを防止するため、図7のチップ
部品30の裏面に示すように、第1の有極性電極21の
周囲にリング状の凹部をあらかじめ形成しておき、溶融
半田を収容するスペースをここに形成しておくことがよ
り好ましい。
配線基板の主表面を示す図6を参照すると、この基板3
5は、第1,第2の電極21,22と対向した位置に第
1のパッド31,第2のパッド32の各金属層が形成さ
れるが、第2のパッド32の一部はカットされ、第1の
パッド31を導出する第1の配線33とこの配線33上
を覆う電気的絶縁性のレジスト38とが形成される。第
2のパッド32を導出する第2の配線34も形成され
る。このチップ部品20を基板35の所定位置に固定を
する半田付け方法は、上記第1の実施例と共通する。こ
の場合、第1のパッド31からあふれ出た半田が第2の
パッド32と短絡するのを防止するため、図7のチップ
部品30の裏面に示すように、第1の有極性電極21の
周囲にリング状の凹部をあらかじめ形成しておき、溶融
半田を収容するスペースをここに形成しておくことがよ
り好ましい。
【0033】また、第1の電極21と第1のパッド31
との半田付をより確実に行うため、図8の基板36に示
す第1のパッド37の中心にスルーホール23を開口
し、このスルーホール23内の側面にも金属層を形成し
ておき、基板36の下部(反対側)からも熱風の吹き付
けを行うか、基板36の下部主面を半田槽に侵す等の方
法による半田工程を採用することが好ましい。
との半田付をより確実に行うため、図8の基板36に示
す第1のパッド37の中心にスルーホール23を開口
し、このスルーホール23内の側面にも金属層を形成し
ておき、基板36の下部(反対側)からも熱風の吹き付
けを行うか、基板36の下部主面を半田槽に侵す等の方
法による半田工程を採用することが好ましい。
【0034】ここで、図7の凹部24と図8のスルーホ
ール23の形成を同時に行うことは、さらに好ましい。
ール23の形成を同時に行うことは、さらに好ましい。
【0035】尚、第2の実施例において、上記第1の実
施例と共通する作用・効果については説明を省略してい
る。
施例と共通する作用・効果については説明を省略してい
る。
【0036】上記第1,第2の実施例のチップ部品を使
用すれば、人手で実装する場合でも、逆極性となる可能
性は絶無となった。チップ部品の外形を基準として実装
する自動実装機を使用した場合においても、逆極性とな
っているか否かの心配が全くなくなり、このような確認
作業が不要となった。
用すれば、人手で実装する場合でも、逆極性となる可能
性は絶無となった。チップ部品の外形を基準として実装
する自動実装機を使用した場合においても、逆極性とな
っているか否かの心配が全くなくなり、このような確認
作業が不要となった。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、上
記各課題が達成され、信頼性の高い実装作業が迅速に行
えるという効果がある。
記各課題が達成され、信頼性の高い実装作業が迅速に行
えるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例の実装面を示す平面図である。
【図3】第1の実施例のチップ部品をプリント配線基板
の主表面の所定位置に設定した状態を示す平面図であ
る。
の主表面の所定位置に設定した状態を示す平面図であ
る。
【図4】第1の実施例のチップ部品を基板に半田付けし
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す斜視図である。
【図6】第2の実施例を実装するプリント配線基板の主
表面の一例を示す平面図である。
表面の一例を示す平面図である。
【図7】第2の実施例の変形列の裏面を示す平面図であ
る。
る。
【図8】第2の実施例を実装するプリント配線基板の主
表面の他例を示す平面図である。
表面の他例を示す平面図である。
【図9】従来のチップ部品の一例を示す斜視図である。
【図10】従来のチップ部品の他例を示す斜視図であ
る。
る。
1,20,30,40,43 有極性チップ部品 2,3,24 凹部 4,5,22 第2の有極性電極 6,7,21 第1の有極性電極 8,9,10 半田 11,12,13,15,31,32 パッド 14,35,36 プリント配線基板 16,17,33,34 配線 23 スルーホール 39 中心位置 41,44 陽電極 42,47 陰電極 45 位置決め変形部 46 非挿着部
Claims (3)
- 【請求項1】 実装面の平面上の中心部位から等距離に
位置する電極が同極性となるように、それぞれ第1,第
2の有極性電極を形成したことを特徴とする有極性チッ
プ部品。 - 【請求項2】 前記実装面が略長方形の平面をなし、こ
の略長方形の両短辺部分に前記第1の有極性電極を、両
長辺部分に前記第2の有極性電極をそれぞれ形成し、前
記第2の有極性電極が、前記長辺部分にアーチ上又は半
球状に形成した凹部に沿って形成されている請求項1記
載の有極性チップ部品。 - 【請求項3】 前記実装面の平面上の略中心位置に前記
第1の有極性電極が形成され、この第1の有極性電極に
離間してリング上の前記第2の有極性電極が形成されて
いる請求項1記載の有極性チップ部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26556094A JPH08124802A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 有極性チップ部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26556094A JPH08124802A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 有極性チップ部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08124802A true JPH08124802A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17418813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26556094A Pending JPH08124802A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 有極性チップ部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08124802A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6657377B2 (en) * | 1999-12-15 | 2003-12-02 | Nec Corporation | Cylindrical electrical component having two electrodes on bottom face |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5737233B2 (ja) * | 1978-06-22 | 1982-08-09 | ||
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1994
- 1994-10-28 JP JP26556094A patent/JPH08124802A/ja active Pending
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