JPH08124758A - 汎用型ｅｉコア - Google Patents
汎用型ｅｉコアInfo
- Publication number
- JPH08124758A JPH08124758A JP6281333A JP28133394A JPH08124758A JP H08124758 A JPH08124758 A JP H08124758A JP 6281333 A JP6281333 A JP 6281333A JP 28133394 A JP28133394 A JP 28133394A JP H08124758 A JPH08124758 A JP H08124758A
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- JP
- Japan
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- core
- gap
- shaped
- combined
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- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】ギャップを有するＥＩコアの組立時の煩雑さを
解消すると共に汎用性の高いＥＩコアを提供する。 【構成】Ｉ型コアとして任意の一面の中央部を削って凹
部を設けた形状のものを使用し、該ＩＥコアをギャップ
有りで用いる場合はＩ型コアのギャップがＥ型コアの中
心突端部と接するように組み合わせ、またＩＥコアをギ
ャップ無しで用いる場合はＩ型コアのギャップがＥ型コ
アの中心突端部と離面するように組み合わせて構成する
ので、ギャップ付きＥＩコアとギャップ無しＥＩコアと
を必要に応じて容易に構成できる。
解消すると共に汎用性の高いＥＩコアを提供する。 【構成】Ｉ型コアとして任意の一面の中央部を削って凹
部を設けた形状のものを使用し、該ＩＥコアをギャップ
有りで用いる場合はＩ型コアのギャップがＥ型コアの中
心突端部と接するように組み合わせ、またＩＥコアをギ
ャップ無しで用いる場合はＩ型コアのギャップがＥ型コ
アの中心突端部と離面するように組み合わせて構成する
ので、ギャップ付きＥＩコアとギャップ無しＥＩコアと
を必要に応じて容易に構成できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トランス等にもちいら
れるＥＩ型コアの構造に関し、特にギャップ付きＥＩコ
アとギャップ無しＥＩコアとを必要に応じて容易に構成
可能な構造に関する。
れるＥＩ型コアの構造に関し、特にギャップ付きＥＩコ
アとギャップ無しＥＩコアとを必要に応じて容易に構成
可能な構造に関する。
【０００２】
【従来技術】ＤＤコンバータやスイッチング電源には、
図３に示すようなＥ型、Ｉ型の形状のフェライトコアを
組み合わせたＥＩコアが多く使用されている。これを例
えば、フォワードコンバータ等に使用する場合には、図
２のようにＥ型とＩ型とをそのまま組み合わせたギャッ
プ無しとするが、フライバックコンバータやチョークコ
イルに使用する場合には、飽和磁束密度とインダクタン
スとが共に最適な値をとるように図３、図４に示すよう
な方法でギャップを設けて各値を調整する必要がある。
図３はＩ型コア１とＥ型コアとの間に任意の厚さのギャ
ップテープ４を挿入してギャップを設定するスペーサギ
ャップであり、また図４は予めＥ型コアの中央突端部５
を任意の厚さだけ削ってギャップを設けたセンターポー
ルギャップである。
図３に示すようなＥ型、Ｉ型の形状のフェライトコアを
組み合わせたＥＩコアが多く使用されている。これを例
えば、フォワードコンバータ等に使用する場合には、図
２のようにＥ型とＩ型とをそのまま組み合わせたギャッ
プ無しとするが、フライバックコンバータやチョークコ
イルに使用する場合には、飽和磁束密度とインダクタン
スとが共に最適な値をとるように図３、図４に示すよう
な方法でギャップを設けて各値を調整する必要がある。
図３はＩ型コア１とＥ型コアとの間に任意の厚さのギャ
ップテープ４を挿入してギャップを設定するスペーサギ
ャップであり、また図４は予めＥ型コアの中央突端部５
を任意の厚さだけ削ってギャップを設けたセンターポー
ルギャップである。
【０００３】しかしながら、上述したようなスペーサギ
ャップを設けたＥＩコアにおいてはコア組立時にギャッ
プテープを挿入する手間が生じるといった問題を有し、
またセンターポールギャップを設けたＥＩコアにおいて
はぎゃっプ値が固定であるために汎用性が低いといった
問題を有していた。
ャップを設けたＥＩコアにおいてはコア組立時にギャッ
プテープを挿入する手間が生じるといった問題を有し、
またセンターポールギャップを設けたＥＩコアにおいて
はぎゃっプ値が固定であるために汎用性が低いといった
問題を有していた。
【０００４】
【発明の目的】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
であって、ギャップを有するＥＩコアの組立時の煩雑さ
を解消すると共に汎用性の高いＥＩコアを提供すること
を目的とする。
であって、ギャップを有するＥＩコアの組立時の煩雑さ
を解消すると共に汎用性の高いＥＩコアを提供すること
を目的とする。
【０００５】
【発明の概要】この目的を達成するために本発明に係る
ＥＩコアは、Ｉ型コアとして任意の一面の中央部を削っ
て凹部を設けた形状のものを使用し、該ＩＥコアをギャ
ップ有りで用いる場合はＩ型コアのギャップがＥ型コア
の中心突端部と接するように組み合わせ、またＩＥコア
をギャップ無しで用いる場合はＩ型コアのギャップがＥ
型コアの中心突端部と離面するように組み合わせて構成
するので、煩雑な手間が生じることなくギャップ有りと
ギャップ無しの２種類のＥＩコアを構成でき、汎用性の
高いＩＥコアを提供できるものである。
ＥＩコアは、Ｉ型コアとして任意の一面の中央部を削っ
て凹部を設けた形状のものを使用し、該ＩＥコアをギャ
ップ有りで用いる場合はＩ型コアのギャップがＥ型コア
の中心突端部と接するように組み合わせ、またＩＥコア
をギャップ無しで用いる場合はＩ型コアのギャップがＥ
型コアの中心突端部と離面するように組み合わせて構成
するので、煩雑な手間が生じることなくギャップ有りと
ギャップ無しの２種類のＥＩコアを構成でき、汎用性の
高いＩＥコアを提供できるものである。
【０００６】
【実施例】以下本発明を図面に示した実施例に基づいて
詳細に説明する。図１は本発明に係る汎用型ＥＩコアの
構成を示す図である。同図に於いて、１はＩ型コアであ
って、任意の一面の中央に凹部３を有している。凹部３
の大きさは所要のギャップ値を達成する大きさとする。
２はＥ型コアである。前記Ｅ型コアとＩ型コアとを組み
合わせてＥＩコアを構成する際に、ギャップを設ける場
合には、（ａ）のようにＩ型コアの凹部３がＥ型コアと
向き合うように組み合わせる。このように両コアを組み
合わせるとギャップ有りのＥＩコアとして使用できる。
またギャップを設けない場合には、（ｂ）のように前記
凹部３がＥ型コアと向き合わないように組み合わせる。
このように両コアを組み合わせることによって凹部の影
響がないギャップ無しのＥＩコアとして使用することが
できる。
詳細に説明する。図１は本発明に係る汎用型ＥＩコアの
構成を示す図である。同図に於いて、１はＩ型コアであ
って、任意の一面の中央に凹部３を有している。凹部３
の大きさは所要のギャップ値を達成する大きさとする。
２はＥ型コアである。前記Ｅ型コアとＩ型コアとを組み
合わせてＥＩコアを構成する際に、ギャップを設ける場
合には、（ａ）のようにＩ型コアの凹部３がＥ型コアと
向き合うように組み合わせる。このように両コアを組み
合わせるとギャップ有りのＥＩコアとして使用できる。
またギャップを設けない場合には、（ｂ）のように前記
凹部３がＥ型コアと向き合わないように組み合わせる。
このように両コアを組み合わせることによって凹部の影
響がないギャップ無しのＥＩコアとして使用することが
できる。
【０００７】尚、前記ギャップ有りのＥＩコアはそのギ
ャップ値が一定であるので、更にギャップ値を変更した
い場合には、従来のギャップテープを用いた方法やギャ
ップ付きＥ型コアの使用等で対応可能である。
ャップ値が一定であるので、更にギャップ値を変更した
い場合には、従来のギャップテープを用いた方法やギャ
ップ付きＥ型コアの使用等で対応可能である。
【０００８】
【発明の効果】本発明は上述の如くＩ型コアに凹部を設
け、Ｉ型コアの組み合わせ時の向きによって、ギャップ
有りとギャップ無しの２種類のＥＩコアを構成すること
ができるので、従来のようにギャップテープを用いた場
合に比べて組み立て時の煩雑さを解消し、ギャップテー
プも不要となるのでコストダウンにも寄与する。またＥ
型コアにセンターポールギャップを設けた場合にはギャ
ップ有りのＥＩコアにしか使用できなかったのに比べ
て、本発明はギャップ有り、ギャップ無しの２種類に使
用可能であり汎用性が高い。
け、Ｉ型コアの組み合わせ時の向きによって、ギャップ
有りとギャップ無しの２種類のＥＩコアを構成すること
ができるので、従来のようにギャップテープを用いた場
合に比べて組み立て時の煩雑さを解消し、ギャップテー
プも不要となるのでコストダウンにも寄与する。またＥ
型コアにセンターポールギャップを設けた場合にはギャ
ップ有りのＥＩコアにしか使用できなかったのに比べ
て、本発明はギャップ有り、ギャップ無しの２種類に使
用可能であり汎用性が高い。
【０００９】
【図１】（ａ）、（ｂ）は本発明に係る汎用型ＥＩコア
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図２】従来のＥＩコアの構成を示す図である。
【図３】従来のＥＩコアにスペーサーギャップを設けた
図である。
図である。
【図４】従来のＥＩコアにセンターポールギャップを設
けた図である。
けた図である。
１・・・Ｉ型コア ２・・・Ｅ型コア ３・・・凹部 ４・・・ギャップテープ ５・・・中心突端部
Claims (1)
- 【請求項１】Ｉ型コアとＥ型コアとを組み合わせたＥＩ
コアにおいて、中央及び両側突起の端面が同一面である
Ｅ型コアと、コアの一面に凹部を設けたＩ型コアとから
なり、ギャップ付きＥＩコアとして用いる場合は翌h型
コアの凹部がＥ型コアと向き合うように組み合わせ、ま
たギャップなしのＥＩコアとして用いる場合はＩ型コア
の凹部がＥ型コアと向き合わないように組み合わせた汎
用型ＥＩコア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6281333A JPH08124758A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 汎用型ｅｉコア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6281333A JPH08124758A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 汎用型ｅｉコア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08124758A true JPH08124758A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17637650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6281333A Pending JPH08124758A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 汎用型ｅｉコア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08124758A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100594714B1 (ko) * | 2004-08-24 | 2006-06-30 | 하건환 | 자동차 오디오용 리액터 |
| JP2012146786A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Tabuchi Electric Co Ltd | 電磁誘導器およびその製造方法 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6281333A patent/JPH08124758A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100594714B1 (ko) * | 2004-08-24 | 2006-06-30 | 하건환 | 자동차 오디오용 리액터 |
| JP2012146786A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Tabuchi Electric Co Ltd | 電磁誘導器およびその製造方法 |
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