JPH08124742A - ソレノイドコイルのターミナル - Google Patents

ソレノイドコイルのターミナル

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JPH08124742A
JPH08124742A JP6264278A JP26427894A JPH08124742A JP H08124742 A JPH08124742 A JP H08124742A JP 6264278 A JP6264278 A JP 6264278A JP 26427894 A JP26427894 A JP 26427894A JP H08124742 A JPH08124742 A JP H08124742A
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JP
Japan
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terminal
line
coil
solenoid coil
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP6264278A
Other languages
English (en)
Inventor
Yojiro Koga
賀 陽二郎 古
Yasushi Miura
浦 康 三
Kenji Hashimoto
本 憲 治 橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Priority to US08/546,218 priority patent/US5903206A/en
Publication of JPH08124742A publication Critical patent/JPH08124742A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/04Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆部材で覆われたソレノイドコイルのター
ミナル溶接部に、引っ張り荷重が影響しないようにする
ことを目的とする。 【構成】 被覆部材により覆われたソレノイドコイルの
引出線がターミナルに溶接される位置よりも内側で、別
途、引出線をかしめ固定するかしめ部をターミナルに形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソレノイドコイルのタ
ーミナルに関するものであり、例えばソレノイド弁やソ
レノイドコイルを用いたセンサなどに適用される。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開平5−40382号公報に
は図3に示すソレノイド弁200が開示されている。こ
こで、ソレノイドコイル101は樹脂モールド部201
によって覆われている。ソレノイドコイル101に電力
を供給するために、ソレノイド弁200にはコネクタ部
202が形成され、ソレノイドコイル101の引出線が
コネクタピンに接合されている。
【0003】この接合構造を図4に基づいて説明する
と、コイル101は樹脂製のボビン102に巻回されて
おり、両端が引出線103、104となる。引出線10
3,104はコネクタピン105,106の基部である
ターミナルの溶接部107,108に溶接(ヒュージン
グ)にて接合される。
【0004】ところで、引出線103,104が溶接部
107,108に溶接されるとき、溶接部付近の引出線
の結晶が粗大化する。この結晶粗大化は引出線の機械強
度に影響を及ぼす。
【0005】ソレノイド弁200は例えば自動車エンジ
ンの制御機構として用いられるが、その場合にはエンジ
ンの停止・運転による冷熱サイクルが弁200の樹脂モ
ールド部201に伸縮作用を与え、ソレノイドコイル1
01がそれにあわせて移動する。この結果、コイル10
1の引出線103,104の固定点である溶接部10
7,108付近には繰り返し引っ張り荷重が加わる。前
記のとおり、引出線103,104の溶接部107,1
08付近はその結晶が粗大化しているため、機械的強度
に影響を受けているが、通常の使用範囲では問題が発生
しないように設計されている。
【0006】近年、自動車やその他製品でも各種部品の
長寿命化が要求されており、ここであげたソレノイド弁
や、同じくソレノイドコイルを用いる各種センサ類でも
同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明ではソ
レノイドコイルのターミナル溶接部に引っ張り荷重が影
響しないようにすることをその技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために、本発明が講じた技術的手段は、被覆部材に
より覆われたソレノイドコイルの引出線が溶接される溶
接部を備えたターミナルにおいて、引出線の溶接部位よ
りも内側で引出線をかしめ固定するかしめ部を形成した
ことである。
【0009】
【作用】ソレノイドコイルの引出線は溶接部にて溶接さ
れると共に、その内側でかしめ部でかしめられ、ターミ
ナルに固設される。
【0010】
【実施例】添付図面に基づいて、本発明実施例を説明す
る。
【0011】図1に示すソレノイド弁10において、ハ
ウジング11にはポート12,13が形成され、両ポー
ト12,13間の連通をハウジング11に形成されたシ
ート14と離着するバルブ部材15が制御する。バルブ
部材15は可動コア16およびシール部材17からな
り、ダイアフラム18を介してハウジング11に軸方向
に往復動可能に支承されている。ダイアフラム18の内
周部はシール部材17に、外周部はシール部材19を介
してハウジング11とボビン20とに固設されている。
【0012】可動コア16と対向して固定コア21がボ
ビン20内部に配設され、両コア16,21間にはスプ
リング22が張設されて、バルブ部材15がシート14
と着座する方向に付勢している。ボビン20にはソレノ
イドコイル(以下コイル)23が巻回されており、コイ
ル23の外部は樹脂モールド成形部(被覆部材)24に
より覆われている。尚、25,26はそれぞれヨーク,
サイドヨークであり、バルブ部材15および固定コア2
1と共に磁気回路を形成する。 コイル23は電力の供
給を受けるために、コネクタ部30のコネクタピン3
1,32に電気的に接続されている。この接続構造につ
いて、図2を参照して詳しく説明する。ターミナル31
a,32aはそれぞれコネクタピン31,32と電気的
に接続されている。コイル23には2本の引出線33,
34がある。引出線33(34)は、その端部がターミ
ナル31a(32a)とその一部を折り返して挟み込ま
れた後、例えば抵抗溶接などの方法によってターミナル
31a(32a)と接合され、ターミナル31a(32
a)の溶接部35(36)が形成される。ここで、引出
線33(34)の接合部35(36)付近は溶接によ
り、引出線33,34自体の結晶が粗大化する。更に、
引出線33(34)の溶接部位よりも内側の部分、言い
換えれば結晶粗大化部よりも内側の部分は、ターミナル
31a(32a)とその一部を折り返して挟み込まれた
後かしめられ、ターミナル31a(32a)のかしめ部
37(38)が形成される。
【0013】ソレノイド弁が受ける冷熱サイクルが樹脂
モールド部24に影響し、樹脂モールド部24は伸び縮
みする。樹脂モールド部の伸び縮みはコイルを動かし、
引出線33,34が引っ張られたりするが、その引っ張
り荷重は引出線33,34のコイル23に対する固定点
となる折り返し部37,38のかしめ部付近に影響し、
引出線の結晶が粗大化した溶接部付近には影響しない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、被覆部材に冷熱サイク
ルが加わった場合には、被覆部材に伸縮運動が加わって
ソレノイドコイルを移動させる。この結果、ソレノイド
コイルの引出線に引っ張り荷重が生じるが、その荷重は
引出線の溶接部よりも内側のかしめ部に影響する。即
ち、引出線の結晶が粗大化した部分には引っ張り荷重が
影響せず、機械的強度に何ら問題ないかしめ部付近の引
出線で引っ張り荷重を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のソレノイド弁の断面図を示す。
【図2】図1における要部拡大正面図を示す。
【図3】従来技術のソレノイド弁の断面図を示す。
【図4】図3における要部拡大正面図を示す。
【符号の説明】
23・・・ソレノイドコイル 24・・・樹脂モールド成形部(被覆部材) 31a,32a・・・ターミナル 33,34・・・引出線 35,36・・・溶接部 37,38・・・かしめ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆部材により覆われたソレノイドコイ
    ルの引出線が溶接される溶接部を備えたターミナルにお
    いて、 前記引出線の溶接部位よりも内側で前記引出線をかしめ
    固定するかしめ部を形成したことを特徴とするソレノイ
    ドコイルのターミナル。
JP6264278A 1994-10-27 1994-10-27 ソレノイドコイルのターミナル Pending JPH08124742A (ja)

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JP6264278A JPH08124742A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 ソレノイドコイルのターミナル
US08/546,218 US5903206A (en) 1994-10-27 1995-10-20 Terminal for solenoid

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